JP2016178803A - 配線モジュール - Google Patents

配線モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP2016178803A
JP2016178803A JP2015057410A JP2015057410A JP2016178803A JP 2016178803 A JP2016178803 A JP 2016178803A JP 2015057410 A JP2015057410 A JP 2015057410A JP 2015057410 A JP2015057410 A JP 2015057410A JP 2016178803 A JP2016178803 A JP 2016178803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
tube
corrugated tube
shrinkable
wiring module
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015057410A
Other languages
English (en)
Inventor
正晴 末谷
Masaharu Suetani
正晴 末谷
裕一 木本
Yuichi Kimoto
裕一 木本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2015057410A priority Critical patent/JP2016178803A/ja
Publication of JP2016178803A publication Critical patent/JP2016178803A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/14Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)
  • Insulating Bodies (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

【課題】熱収縮コルゲートチューブが線状導電線を覆った状態で熱収縮したコルゲートチューブと、筒部材との接続強度の向上を図ることを目的とする。
【解決手段】配線モジュール20は、線状導電線(例えば、被覆電線22)と、筒形状に形成され、加熱によりコルゲートチューブ形状を呈するように熱収縮可能な熱収縮コルゲートチューブが熱収縮することにより構成されたコルゲートチューブ10と、線状導電線のうちコルゲートチューブ10の隣の部分を覆う筒状に形成された筒状部材40と、コルゲートチューブ10を形成する樹脂と同系統樹脂により形成され、コルゲートチューブ10と繋がった状態で筒状部材の外周囲を覆う筒被覆部48とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、電線等を保護する技術に関する。
特許文献1は、電線束の屈曲部に、ホットメルト層及び切り欠き部を形成した熱収縮チューブを外装し、この熱収縮チューブを熱収縮させる技術を開示している。
特許文献2は、熱収縮チューブの周壁の一部に、所定の屈曲断面形状を維持可能な折りたたみ部を設ける構成を開示している。
特許文献3は、切れ目を有するコルゲートチューブを開示している。特許文献3のコルゲートチューブには、これを筒状に維持する留め機構が設けられている。
特開平11−154421号公報 特開平11−234846号公報 特開2014−107997号公報
しかしながら、特許文献1及び2に開示の熱収縮チューブは、収縮した状態で自由に曲り難いという問題がある。
これに対して、コルゲートチューブは容易に曲ることができる。しかしながら、特許文献3に開示のように、その延在方向に沿って切れ目を有するコルゲートチューブでは、コルゲートチューブを電線に装着した状態で、切れ目から水又は埃等が侵入してしまう恐れがある。
なお、上記のような切れ目の無いコルゲートチューブを用いる場合には、電線をコルゲートチューブに通した後、電線の端部にコネクタ等の電線端末部品を取付ける必要がある。このため、コルゲートチューブの装着作業が困難となる。
また、切れ目の無いコルゲートチューブを用いたとしても、電線の端部にコネクタ部品が取付られる場合において、コネクタと電線との間を止水したい場合には、この部分にゴムブーツ等の別部品を装着する必要が生じる。
そこで、熱収縮コルゲートチューブ内に電線を挿通した後、熱収縮コルゲートチューブを熱収縮させる技術が検討されている。
ここで、電線に別途筒部材が外嵌めされている場合、熱収縮コルゲートチューブの端部内に筒部材を挿入した状態で、熱収縮コルゲートチューブを熱収縮させれば、熱収縮コルゲートチューブと筒部材とを接続することができる。
しかしながら、熱収縮コルゲートチューブの収縮力だけによっては、コルゲートチューブと筒部材との接続強度が弱い。
そこで、本発明は、熱収縮コルゲートチューブが線状導電線を覆った状態で熱収縮したコルゲートチューブと、筒部材との接続強度の向上を図ることを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の態様に係る配線モジュールは、線状導電線と、筒形状に形成され、加熱によりコルゲートチューブ形状を呈するように熱収縮可能な熱収縮コルゲートチューブが熱収縮することにより構成されたコルゲートチューブと、前記線状導電線のうち前記コルゲートチューブの隣の部分を覆う筒状に形成された筒状部材と、前記コルゲートチューブを形成する樹脂と同系統樹脂により形成され、前記コルゲートチューブと繋がった状態で前記筒状部材の外周囲を覆う筒被覆部とを備える。
第2の態様は、第1の態様に係る配線モジュールであって、前記筒被覆部は、熱収縮チューブが前記筒状部材を覆った状態で熱収縮することにより形成されているものである。
第3の態様は、第2の態様に係る配線モジュールであって、前記コルゲートチューブを形成するための前記熱収縮コルゲートチューブと、前記筒被覆部を形成するための前記熱収縮チューブとは、一体形成された複合熱収縮部材として形成されており、前記熱収縮コルゲートチューブ内に前記線状導電線を配設すると共に、前記熱収縮チューブ内に前記筒状部材を配設した状態で、前記複合熱収縮部材が熱収縮することによって、前記コルゲートチューブ及び前記筒被覆部が形成されているものである。
第4の態様は、第1の態様に係る配線モジュールであって、前記コルゲートチューブを形成するための熱収縮コルゲートチューブと、前記筒被覆部とは、別々に形成された部材であり、前記筒状部材の一端部の外周部で、前記熱収縮コルゲートチューブの一端部が前記筒被覆部の一端部被さった状態で熱収縮することにより、前記コルゲートチューブが形成されているものである。
第5の態様は、第2の態様に係る配線モジュールであって、前記コルゲートチューブを形成するための前記熱収縮コルゲートチューブと、前記筒被覆部を形成するための前記熱収縮チューブとは、別々に形成された部材であり、前記筒状部材の一端部の外周部で、前記熱収縮コルゲートチューブの一端部が前記筒状部材の一端部に被さった状態で熱収縮して前記コルゲートチューブが形成されと共に、前記熱収縮チューブが前記熱収縮チューブの一端部に被さった状態で熱収縮することにより、前記筒被覆部が形成されているものである。
第6の態様は、第4又は第5の態様に係る配線モジュールであって、前記コルゲートチューブの一端部と前記筒被覆部の一端部との間に接着剤が介在しているものである。
第7の態様は、第4〜第6のいずれか1つの態様に係る配線モジュールであって、前記コルゲートチューブの一端部と前記筒被覆部とが熱溶着されているものである。
第1の態様によると、コルゲートチューブと同系統樹脂により形成された筒被覆部が前記筒状部材の外周囲を覆っているため、熱収縮コルゲートチューブが線状導電線を覆った状態で熱収縮したコルゲートチューブと、このコルゲートチューブと繋がる筒被覆部とが分離し難くなる。そして、この筒被覆部が外周囲を覆う筒状部材とコルゲートチューブとの接続強度をも向上させることができる。
第2の態様によると、筒被覆部は、熱収縮チューブが前記筒状部材を覆った状態で熱収縮することにより形成されているため、その収縮力により筒状部材によく密着している。このため、筒状部材と筒被覆部とが分離し難くなり、筒状部材とコルゲートチューブとの接続強度を向上させることができる。
第3の態様によると、コルゲートチューブと筒被覆部とは、連続的に繋がっているため、それらが分離し難い。このため、筒状部材とコルゲートチューブとの接続強度を向上させることができる。
第4の態様によると、筒状部材の一端部の外周部で、熱収縮コルゲートチューブの一端部が筒被覆部の一端部被さった状態で熱収縮することにより、コルゲートチューブが形成されている。ここで、コルゲートチューブと筒被覆部とは同系統樹脂により形成されている。このため、コルゲートチューブと筒被覆部との接続強度を向上させることができ、筒状部材とコルゲートチューブとの接続強度を向上させることができる。
第5の態様によると、前記筒状部材の一端部の外周部で、前記熱収縮コルゲートチューブの一端部が前記筒状部材の一端部に被さった状態で熱収縮して前記コルゲートチューブが形成されと共に、前記熱収縮チューブが前記熱収縮チューブの一端部に被さった状態で熱収縮することにより、前記筒被覆部が形成されている。ここで、コルゲートチューブと筒被覆部とは同系統樹脂により形成されている。このため、コルゲートチューブと筒被覆部との接続強度を向上させることができ、筒状部材とコルゲートチューブとの接続強度を向上させることができる。
第6の態様によると、コルゲートチューブと筒被覆部とは同系統樹脂により形成されているため、接着剤によって、コルゲートチューブと筒被覆部とを比較的強固に接着することができ、筒状部材とコルゲートチューブとの接続強度を向上させることができる。
第7の態様によると、コルゲートチューブと筒被覆部とは同系統樹脂により形成されているため、それらを熱溶着すると、同様な態様で溶けて溶着し合う。このため、コルゲートチューブと筒被覆部とを比較的強固に接着することができ、筒状部材とコルゲートチューブとの接続強度を向上させることができる。
第1実施形態に係る配線モジュールを示す概略側面図である。 同上の配線モジュールの内部構造を示す概略図である。 熱収縮する前の複合熱収縮部材を示す概略斜視図である。 複合熱収縮部材を熱収縮させた状態を示す図である。 チューブ状部材を金型成形する工程の一例を示す説明図である。 架橋処理工程を示す説明図である。 引き伸し工程を示す説明図である。 コルゲートチューブの重合体の状態を概念的に示す説明図である。 コルゲートチューブの重合体の状態を概念的に示す説明図である。 コルゲートチューブの重合体の状態を概念的に示す説明図である。 配線モジュールの製造工程を示す説明図である。 配線モジュールの製造工程を示す説明図である。 第2実施形態に係る配線モジュールを示す概略側面図である。 同上の配線モジュールの内部構造を示す概略図である。 コルゲートチューブの端部と筒被覆部の端部との間に接着剤を介在させた状態を示す説明図である。 コルゲートチューブの端部と筒被覆部の端部とを熱溶着した状態を示す説明図である。 配線モジュールの製造工程を示す説明図である。 配線モジュールの製造工程を示す説明図である。 配線モジュールの製造工程を示す説明図である。 配線モジュールの製造工程を示す説明図である。 変形例に係る配線モジュールを示す概略側面図である。 同上の配線モジュールの内部構造を示す概略図である。
{第1実施形態}
<配線モジュールについて>
以下、第1実施形態に係る配線モジュールについて説明する。図1は配線モジュール20を示す概略側面図であり、図2は同配線モジュール20の内部構造を示す概略図である。
この配線モジュール20は、線状導電線として被覆電線22を複数備えると共に、コルゲートチューブ10と、筒状部材40と、筒被覆部48とを備える。また、ここでは、配線モジュール20は、コネクタ30と、導電性被覆部材26とを備えている。もっとも、配線モジュールとして、コネクタ30及び導電性被覆部材26を備えていることは必須ではない。
複数の被覆電線22は、ここでは、1本に束ねられている。被覆電線22は、芯線と、芯線の周囲を覆う被覆とを備える。芯線は、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等の金属製の線状部材である。芯線は、複数の素線が撚り合わされた構成であってもよいし、単線により構成されていてもよい。被覆は、樹脂等によって形成された絶縁部材であり、押出被覆等によって芯線を覆うように形成されている。
複数の被覆電線22の先端部にはコネクタ30が取付けられている。なお、被覆電線22は、1本のみであってもよい。また、線状導電線が1本である場合等には、線状導電線として被覆電線22が用いられることは必須ではなく、周囲に被覆が施されていない裸導体が用いられてもよい。この場合、裸導体の周囲をコルゲートチューブ10によって絶縁するとよい。あるいは、裸導体の周囲を、樹脂によって形成された筒状部材又は当該筒状部材内に形成された絶縁層等によって絶縁するとよい。
コネクタ30は、ハウジング部32と、導電性シェル34とを備える。
ハウジング部32は、樹脂等の絶縁性材料によって形成された部材である。このハウジング部32は、外周面が直方体の外周面形状を呈するハウジング本体部32aと、ハウジング本体部32aの一端部(被覆電線22が接続される側の端部)に連設された連結部32bとを備える。連結部32bは、ハウジング本体部32aよりも細い形状(ここでは直方体状)に形成されている。
このハウジング部32には、各被覆電線22に対応する端子部が組込まれている。各端子部は、被覆電線22の芯線に接続されている。各端子部と芯線との接続は、超音波溶接、抵抗溶接、はんだ付、圧着等によってなされている。また、この端子部は、導体との接続部をハウジング部32内に埋設すると共に、その反対側の接続部を突出させた状態で、ハウジング部32にインサート成形等によって組込まれている。端子部の接続部は、ハウジング本体部32aのうち上記連結部32bとは反対側に露出している。この接続部は、外部の電気部品側との接続に供される部分であり、ネジ止用の孔が形成された丸形端子形状、筒状のメス端子形状、若しくは、ピン状又はタブ状のオス端子形状等に形成されている。端子部と接続された芯線を含む被覆電線22は、ハウジング部32の連結部32b側から外方に延出している。
導電性シェル34は、ステンレス、アルミニウム、鉄等の金属板をプレス成形等することによって形成された部材であり、上記ハウジング部32のハウジング本体部32a及び連結部32bの周囲4方を覆う箱形状に形成されている。導電性シェル34は、連結部32bの外向き側及びその反対側で開口している。
そして、配線モジュール20が車両に組込まれた状態で、本コネクタ30が車両に搭載された各種電気部品に接続され、被覆電線22が電気部品に電気的に接続される。この際、導電性シェル34は、電気部品の金属ケース等、車両の接地部位に電気的に接続される。
コルゲートチューブ10は、被覆電線22の延在方向の一部を覆っており、筒状部材40は被覆電線22のうちコルゲートチューブ10の隣の部分を覆っている。ここでは、コルゲートチューブ10は被覆電線22のうちコネクタ30の隣の部分を覆っており、筒状部材40はコネクタ30から所定距離離れた位置で被覆電線22の延在方向の一部を覆っている。つまり、コルゲートチューブ10は、被覆電線22のうちコネクタ30と筒状部材40との間の部分を覆っている。
筒状部材40は、内部に被覆電線22を配設可能な筒状に形成された部材である。筒状部材40は、ここでは、アルミニウム、ステンレス又は鉄等の金属によって形成された導電性筒部材である。この筒状部材40は、被覆電線22のうちコネクタ30から離れた部分を覆って保護する役割及び電磁的なシールドを行う役割を有する。もっとも、筒状部材40が、導電性であることは必須ではなく、樹脂等によって形成されていてもよい。
筒状部材40を、コネクタ30に対して間隔をあけた位置に設けているのは、筒状部材40とコネクタ30との間で、被覆電線22を曲げ可能にするためである。つまり、筒状部材40は比較的硬い部材であるため、被覆電線22を所定経路形状に維持する役割をも果す。しかしながら、被覆電線22の全体が曲げられない形態であると配線モジュール20を車両に組付けることが困難となる。そこで、筒状部材40を車両に固定すると共に、コネクタ30を車両の電気部品に接続した状態で、それらの間を曲げ容易にすることで、それらの組込作業性を良好にすることができる。このため、筒状部材40とコネクタ30との間には、それらの間で被覆電線22を曲げ容易にする程度の間隔が設けられている。この間隔は、例えば、5cm〜30cm程度である。
導電性被覆部材26は、筒状部材40とコネクタ30との間で被覆電線22を覆う筒状の部材であって、柔軟かつ導電性を有する部材である。かかる導電性被覆部材26は、例えば、金属線等の導線が筒状に編み込まれた編組、金属線等の導線が縦横に交差するように織られた網目構造を有する金属布又は金属網が筒形状をなすように丸められた構成のもの、等が用いられる。かかる導電性被覆部材26は、被覆電線22を覆いつつ、柔軟に曲ることができる。
導電性被覆部材26の一端部は、上記導電性シェル34に電気的及び機械的に接続されている。ここで、ある2つの部材が機械的に接続されるとは、それらが互いに離れることなく接した状態に維持されることをいう。ここでは、導電性被覆部材26の一端部を、コネクタ30の連結部32bの外周で導電性シェル34の外周に被せ、そのさらに外周囲に金属筒形状のかしめ部材27を配設してかしめ部材27をかしめることによって、導電性被覆部材26の一端部が、上記導電性シェル34に電気的及び機械的に接続されている。
また、導電性被覆部材26の他端部は、筒状部材40に電気的及び機械的に接続されている。ここでも、ある2つの部材が機械的に接続されるとは、それらが互いに離れることなく接した状態に維持されることをいう。ここでは、導電性被覆部材26の他端部を、筒状部材40のうちコネクタ30側の端部の内周部に配設し、そのさらに内周に金属筒形状のかしめ部材28を配設してかしめ部材28を拡径するように塑性変形させることによって、導電性被覆部材26の他端部が、上記筒状部材40に電気的及び機械的に接続されている。なお、導電性被覆部材26の端部が筒状部材40の外周部に被せられ、その外周側にかしめ部材がかしめられていてもよい。
これにより、被覆電線22が、筒状部材40及び導電性被覆部材26によって囲まれると共に、筒状部材40及び導電性被覆部材26が、導電性シェル34に電気的に接続され、当該導電性シェル34を通じて接地可能となる。これにより、被覆電線22を電磁的に遮蔽することができる。
筒被覆部48は筒状部材40の外周囲を覆っており、コルゲートチューブ10は筒状部材40とコネクタ30との間で被覆電線22及び導電性被覆部材26の外周囲を覆っている。被覆電線22が高電圧用の配線材として用いられる場合、筒被覆部48を形成する樹脂としてオレンジ色等を示す樹脂を用いることで、本配線モジュール20が高電圧用のものであることを示すことができる。同様の理由から、コルゲートチューブ10を形成する樹脂としてオレンジ色等を示す樹脂を用いるとよい。
これらの筒被覆部48とコルゲートチューブ10とは繋がっている。筒被覆部48とコルゲートチューブ10とは繋がっている構成例としては、それらが当初から一体形成されている場合と、それらが別々に形成されており、一方が他方に被さることで、繋がる場合とが考えられる。本第1実施形態では、前者の場合を説明し、後者の例を後の第2実施形態で説明する。
筒被覆部48は、コルゲートチューブ10を形成する樹脂と同系統樹脂によって形成されている。
ここで、同系統樹脂とは、同類の単量体の重合により構成され、或は、同じ化学結合を有していることを意味する。例えば、ある2つの樹脂が、ポリオレフィン樹脂として分類される関係である場合、或は、フッ素樹脂として分類される関係である場合、両者は同系統の樹脂に属するといえる。また、ある2つの樹脂が、ポリエチレン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂等である場合も、両者は同系統の樹脂に属する。勿論、筒被覆部48は、コルゲートチューブ10を形成する樹脂と同じ統樹脂によって形成されていてもよく、この場合も、両者が同系統樹脂によって形成されている場合の一態様である。
同系統樹脂の一例として、例えば、ポリアミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、シリコン系樹脂、フッ素系樹脂が挙げられる。
ここでは、筒被覆部48は、熱収縮チューブ部分18B(後述する)が筒状部材40を覆った状態で熱収縮することにより形成されている。筒被覆部48は、少なくとも筒状部材40の延在方向中間部からその一端部までを覆っており、好ましくは、筒状部材40の延在方向全体を覆っている。
熱収縮チューブ部分18Bが記憶していた元の円筒形状部分48C(後述する)の内径寸法は、筒状部材40の外径寸法よりも十分に小さく設定されている。このため、熱収縮チューブ部分18Bに熱を加えると、熱収縮チューブ部分18Bは、その内径寸法が筒状部材40の外形寸法よりも小さくなるまで熱収縮しようとする。これにより、筒被覆部48が筒状部材40の外周面に密着すると共に、筒状部材40を締付けるようになる。これにより、筒被覆部48は、筒被覆部48から分離困難な状態で、当該筒状部材40を覆う。
好ましくは、熱収縮チューブ部分18Bと筒状部材40との間にはホットメルト接着剤等の接着剤が介在しており、この接着剤が、熱収縮チューブ部分18Bが熱収縮した筒被覆部48の内周面と筒状部材40の外周面とを接着する。
コルゲートチューブ10は、筒形状に形成され、加熱によりコルゲートチューブ形状を呈するように熱収縮可能な熱収縮コルゲートチューブ部分18Aが熱収縮することにより構成されている。上記したように、コルゲートチューブ10と筒被覆部48とは同系統樹脂によって形成されている。
本実施形態では、コルゲートチューブ10と筒被覆部48とが、当初から一体形成されている。
すなわち、コルゲートチューブ10を形成するための熱収縮コルゲートチューブ部分18Aと、筒被覆部48を形成するための熱収縮チューブ部分18Bとは、一体形成された複合熱収縮部材18として形成されている。従って、コルゲートチューブ10と筒被覆部48とは接合部分を介することなく、連続して繋がっている。
図3は熱収縮する前の複合熱収縮部材18を示している。同図に示すように、複合熱収縮部材18は、同径部分が続く円筒形状に形成されており、その内径寸法は比較的大きい。このため、複合熱収縮部材18内に被覆電線22、コネクタ30、筒状部材40等を容易に通したり、配設したりすることができる。
また、図4は上記複合熱収縮部材18を熱収縮させた状態を示している。同図に示すように、複合熱収縮部材18を熱収縮させると、その延在方向一端側にコルゲートチューブ10が形成され、その延在方向他端側に同径部分が続く円筒形状部分48Cが形成される。
コルゲートチューブ10は、その延在方向に沿って太環状部12と細環状部14とが交互に連続して設けられた筒状をなすコルゲートチューブ形状をなす。このコルゲートチューブ10は、比較的容易に曲ることができる。
また、円筒形状部分48Cは、同径部分が続く円筒形状が連続する形状に形成される。上記したように円筒形状部分48Cの内径寸法は、筒状部材40の外形寸法よりも小さい。なお、複合熱収縮部材の延在方向他端側もコルゲートチューブ形状に熱収縮してもよい。この場合、当該コルゲートチューブ形状の細環状部の内径寸法が筒状部材40の外径寸法よりも小さく設定されていれば、複合熱収縮部材の延在方向の他端側が筒状部材40の外周面を締付けるように当該筒状部材40の外周を覆うことができる。また、当該コルゲートチューブ形状の太環状部の内径寸法が筒状部材40の外径寸法よりも小さく設定されていれば、複合熱収縮部材の延在方向の他端側がなるべく筒状部材40の外周面全体を締付けるように当該筒状部材40の外周を覆うことができる。
上記複合熱収縮部材18のうち、熱収縮によってコルゲートチューブ10となる部分が熱収縮によって熱収縮コルゲートチューブ部分18Aであり、熱収縮によって円筒形状部分48Cとなる部分が熱収縮チューブ部分18Bである。
かかる複合熱収縮部材18の製造方法例については後で説明する。
図1及び図2に示すように、複合熱収縮部材18が本配線モジュール20に装着された状態では、複合熱収縮部材18は、被覆電線22のうちの少なくとも一部(ここでは、被覆電線22のうち筒状部材40とコネクタ30との間の部分)を覆った状態で熱収縮したコルゲートチューブ10と、筒状部材40を覆った状態で熱収縮した筒被覆部48とを形成する。
すなわち、複合熱収縮部材18が熱収縮することにより形成された1つの部材が、コネクタ30のうち被覆電線22側の部分から、被覆電線22のうちのコネクタ30側の部分及び筒状部材40に亘って全体を覆っている。
そして、複合熱収縮部材18が熱収縮することにより形成された1つの部材のうち、コネクタ30と筒状部材40との間で被覆電線22を覆う部分がコルゲートチューブ10となり、筒状部材40を覆う部分が筒被覆部48となる。従って、導電性被覆部材26及びその内部の被覆電線22は、コルゲートチューブ10によって保護されると共に止水状態に保たれる。
また、コルゲートチューブ10は、その延在方向に沿って太環状部12と細環状部14とが交互に連続して設けられた筒状をなすコルゲートチューブ形状に形成されている。従って、配線モジュール20のうち筒状部材40とコネクタ30との間の部分は、比較的容易に曲ることができる。
さらに、コルゲートチューブ10は、複数の被覆電線22を一括して覆っているため、個々の被覆電線22を別々に覆う場合と比べて、比較的簡易に当該複数の被覆電線22を覆って保護することができる。
しかも、コルゲートチューブ10の一方の端部は筒被覆部48に繋がり、コルゲートチューブ10の他方の端部はコネクタ30の端部に被さっている。このため、被覆電線22全体を十分に保護し、かつ、止水することができる。
<複合熱収縮部材の製造方法例について>
上記複合熱収縮部材の製造方法例について説明する。
複合熱収縮部材18の製造方法は、初期形状のチューブ状部材18Xを金型成形する工程と、この工程によって金型成形されたチューブ状部材18Xを、架橋処理する工程と、この工程によって架橋処理されたチューブ状部材18Yを、その内部空間が大きくなるように引き伸す工程とを備える。
図5はチューブ状部材18Xを金型成形する工程の一例を示す説明図である。この工程では、次に説明するコルゲートチューブ金型成形装置50を用いてチューブ状部材18Xが製造される。
すなわち、コルゲートチューブ金型成形装置50は、押出機52と、複数対の金型60と、金型移動機構部68とを備える。
押出機52は、溶融した樹脂材料51を、先端に設けられたダイス53とその内側に配設されたポイントとの隙間を通じて押し出し、筒状(ここでは略円筒状)に連続供給するように構成されている。押出機52は、閉状態の一対の金型60内に筒状の樹脂材料51を押し出すため、ダイス53の先端部が、成形路R中の上流位置で閉状態の一対の金型60間に位置するように配設されている。
なお、後述するように、架橋可能でかつ形状記憶可能な重合体としては、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリオレフィン、フッ素樹脂等を用いることができる。
一対の金型60は、突き合せて配置された閉状態で、チューブ状部材18Xの外形状に対応した形状の金型面62、63をそれぞれ有している。金型面62は、チューブ状部材18Xのコルゲートチューブ10の形状部分の外表面形状を、その軸方向に沿った面で2分割した形状に形成されている。金型面63は、チューブ状部材18Xの円筒形状部分48Cの外表面形状を、その軸方向に沿った面で2分割した形状に形成されている。これらの一対の金型60は複数対用意されている。各対において、環状に配設された複数の金型60の一部に金型面62が形成され、他の一部に金型面63が形成されている。
金型移動機構部68は、複数対の金型60を、それぞれ、一対の無端環状の移動路に沿って移動させるように構成されている。そして、金型移動機構部68は、移動路のうち一対の移動路が隣合う成形路Rで、各移動路に沿って移動される一対の金型60を突き合わせた閉状態にしたまま、成形路Rの上流側から下流側に向けて移動させる。また、金型移動機構部68は、移動路中の成形路R以外の位置では、一対の金型60を離れさせた開状態で各移動路を移動させる。
例えば、金型移動機構部68としては、複数の金型60を無端環状のチェーンにそれぞれ連結し、モータにより歯車を回転させて当該チェーンを送ることにより、複数対の金型60を移動させる構成を採用することができる。
なお、上記金型60には、押出機52から供給される樹脂材料51を一対の金型60の金型面62に密着させる構成を有している。例えば、金型60に樹脂材料51を吸引する吸引孔が形成され、当該吸引孔から空気を吸引することによって、樹脂材料51を金型面に吸着する構成(バキューム成形法)、或は、筒状に押出された樹脂材料51内に空気を送込むことによって、当該樹脂材料51を金型面62に密着させる構成(ブロー成形法)、又はその両方を用いた構成が採用される。
そして、樹脂材料51が、金型面62を有する金型60によってコルゲートチューブ10の形状に金型成形され、金型面63を有する金型60によって円筒形状部分48Cに形成される。これらが交互に連続的に送出される。このチューブ状部材18Xは、空気又は液体等を用いた冷却部66を経て冷却された後、リール67に巻取って収容される。
図6は、架橋処理工程を示す説明図である。
この工程では、上記工程によって金型成形されたチューブ状部材18Xを、架橋処理する。この工程では、次の架橋処理装置70によって架橋処理を施す。
すなわち、架橋処理装置70は、金型成形されたチューブ状部材18Xを巻取収容したリール72と、その下流側のリール78と、リール72、78間に設けられた電子線照射装置74とを備える。電子線照射装置74は、その照射窓から照射される電子線を、リール72からリール78に向けて送られるチューブ状部材18Xに照射可能な位置及び姿勢で配設される。
そして、金型成形されたチューブ状部材18Xがリール72から引出されリール78に向う途中で、電子線に曝される。これにより、チューブ状部材18Xの重合体が架橋し、当該架橋構造がチューブ状部材18Xの形状を記憶する。このように、金型成形された初期形状を記憶したチューブ状部材18Yは、下流側のリール78によって巻取られる。
なお、ここでは、電子線によって架橋処理がなされるが、架橋処理は、その他の放射線架橋、又は、化学架橋等によってなされてもよい。
図7は引き伸し工程を示す説明図である。この工程では、上記工程によって架橋処理されたチューブ状部材18Yを、その内部空間が大きくなるように引き伸す。この工程は、次の拡大装置80によって引き伸し処理を行う。
拡大装置80は、架橋処理されたチューブ状部材18Yを巻取収容したリール82と、その下流側のリール88と、リール82、88の間に設けられた加熱装置84と、リール82、88の間であって加熱装置84の下流側に設けられたダイ86とを備える。
チューブ状部材18Yのリール82側の端部等には、気体を供給するための気体供給装置が連結されており、チューブ状部材18Y内には当該チューブ状部材18Yを拡大させるための空気が供給されている。加熱装置84は、ヒーター等を有しており、リール82から引出されたチューブ状部材18Yを加熱可能に構成されている。ダイ86は、チューブ状部材18Yの外径寸法よりも大きな内径寸法の挿通孔86hが形成された部材であり、チューブ状部材18Yが拡大された状態で本挿通孔86h内を通ることで、その外径寸法が当該挿通孔86hの内径寸法に応じた大きさとなるように仕上げられる。
そして、リール82から引出されたチューブ状部材18Yは、加熱装置84にて加熱されて軟化された後、その内部に供給された気体によってその径方向外側に拡大されつつ、ダイ86の挿通孔86h内に送込まれる。これにより、挿通孔86hの内径寸法と同じ外形寸法の筒形状となるように仕上げられた複合熱収縮部材18が得られる。この複合熱収縮部材18は、冷却後、リール88によって巻取って収容される。
チューブ状部材18Yを拡大させる構成は、上記例に限られない。例えば、チューブ状部材18Yの外周部をバキュームして拡大させる構成、チューブ状部材18Y内に円錐状の拡大治具を挿入して、チューブ状部材18Yを拡大させる構成等を採用することができる。
図8〜図10は、上記各工程におけるチューブ状部材18X、18Y、複合熱収縮部材18等の重合体の状態を概念的に示す説明図である。
まず、チューブ状部材18Xが金型成形された直後の状態では、図8に示すように、複数の重合体は、ばらばらな状態で存在している。
この状態で、架橋処理を施すと、図9に示すように、複数の重合体が、その時の形状、即ち、所定径のコルゲートチューブ形状又は所定径の筒形状を記憶した状態で架橋し、もって、所定形状を記憶した架橋構造を得ることができる。
この後、チューブ状部材18Yを加熱する。加熱温度は、チューブ状部材18Yを引き伸すことができるが、溶融点未満の温度である。すると、図10に示すように、前記架橋構造が所定形状を記憶した状態のまま引き伸されることになる。この後、チューブ状部材18Yを引き伸したものが冷却されると、その引き伸された物体が、コルゲートチューブ形状又は円筒形状を記憶した架橋構造を含んだままより大きい筒形状に引き伸された状態で固化し、熱収縮前の複合熱収縮部材18が製造される。
これにより、上記複合熱収縮部材18を容易に製造することができる。この複合熱収縮部材18を加熱すると、記憶したコルゲートチューブ10及び円筒形状部分48Cの形状に戻る。
<配線モジュールの製造方法について>
上記配線モジュール20の製造方法について説明する。
まず、複数の被覆電線22の一端部にコネクタ30が取付けられ、被覆電線22に対してコネクタ30から離れた位置に筒状部材40が被せられ、さらに、導電性被覆部材26がコネクタ30の導電性シェル34及び筒状部材40に接続された状態で被覆電線22を覆ったもの、を準備する。そして、これを、図11に示すように、複合熱収縮部材18に通す。なお、ここでは、被覆電線22等を、コネクタ30側から複合熱収縮部材18内に通しているが、その反対側から複合熱収縮部材18内に通してもよい。
そして、複合熱収縮部材18のうち熱収縮コルゲートチューブ部分18A内に、コネクタ30と筒状部材40との間の複数の被覆電線22を配設すると共に、熱収縮チューブ部分18B内に筒状部材40を配設する。また、熱収縮コルゲートチューブ部分18Aの一端部がコネクタ30のうち連結部32bを覆うようにする。
そして、図12に示すように、複合熱収縮部材18をヒーター等の加熱装置99によって加熱して収縮させて、図1及び図2に示すように、被覆電線22にコルゲートチューブ10を装着すると共に、筒被覆部48を筒状部材40に装着する。ここでは、複合熱収縮部材18を、熱収縮可能な温度であって溶融する温度よりも低い温度で加熱することによって熱収縮させる。これにより、複合熱収縮部材18のうち、コネクタ30と筒状部材40との間で被覆電線22を覆う熱収縮コルゲートチューブ部分18Aを、コルゲートチューブ形状を呈するように熱収縮させて、コルゲートチューブ10を形成する。また、熱収縮コルゲートチューブ部分18Aのうちコネクタ30の連結部32bを覆う部分を、当該連結部32bの外周を覆うように熱収縮させる。さらに、複合熱収縮部材18のうち筒状部材40の端部を覆う部分を、当該筒状部材40の外周を覆うように熱収縮させて筒被覆部48を形成する。
なお、複合熱収縮部材18の各部分の熱収縮は、別々或は同じタイミングで行われてもよい。これにより、上記配線モジュール20が製造される。
<効果等>
以上のように構成された配線モジュール20によると、コルゲートチューブ10と同系統樹脂によって形成された筒被覆部48が、筒状部材40の外周囲を覆っているため、熱収縮コルゲートチューブ部分18Aが被覆電線22を覆った状態で熱収縮したコルゲートチューブ10と、このコルゲートチューブ10と繋がる筒被覆部48とが分離し難くなる。そして、この筒被覆部48が外周囲を覆う筒状部材40とコルゲートチューブ10との接続強度をも向上させることができる。また、コルゲートチューブ10が筒状部材に被さる部分でバンド等を締付けることも不要となり、低コスト化にも貢献する。
具体的には、コルゲートチューブ10を形成するための熱収縮コルゲートチューブ部分18Aと、筒被覆部48を形成するための熱収縮チューブ部分18Bとは、一体形成された複合熱収縮部材18として形成されている。そして、熱収縮コルゲートチューブ部分18A内に被覆電線22を配設すると共に、熱収縮チューブ部分18B内に筒状部材40を配設した状態で、複合熱収縮部材18が熱収縮することによって、コルゲートチューブ10及び筒被覆部48が形成されている。このため、コルゲートチューブ10と筒被覆部48とは連続的に繋がって形成され、それらが分離し難い。このため、筒状部材40とコルゲートチューブ10との接続強度を向上させることができる。
しかも、筒被覆部48は、熱収縮チューブ部分18Bが筒状部材40を覆った状態で熱収縮することによって形成されているため、その収縮力により筒状部材40によく密着する。このため、筒状部材40と筒被覆部48とが分離し難くなり、この点からも筒状部材40とコルゲートチューブ10との接続強度を向上させることができる。
{第2実施形態}
<配線モジュールについて>
第2実施形態に係る配線モジュール120について説明する。図13は配線モジュール120を示す概略側面図であり、図14は同配線モジュール120の内部構造を示す概略図である。なお、本実施の形態の説明において、第1実施形態で説明したものと同様構成要素については同一符号を付してその説明を省略する。
この配線モジュール120は、線状導電線として被覆電線22を複数備えると共に、コルゲートチューブ110と、筒状部材40と、筒被覆部148とを備える。また、ここでは、上記第1実施形態と同様に、配線モジュール120は、コネクタ30と、導電性被覆部材26とを備えている。
本第2実施形態に係る配線モジュール120が、第1実施形態に係る配線モジュール20と異なるのは、コルゲートチューブ110と筒被覆部148とが別々に形成された部材とされている点である。
すなわち、筒被覆部148は、上記筒被覆部48と同様に、筒状部材40の外周囲を覆っており、コルゲートチューブ110は、上記コルゲートチューブ10と同様に、筒状部材40とコネクタ30との間で被覆電線22及び導電性被覆部材26の外周囲を覆っている。
筒被覆部148は、上記筒被覆部48と同様に、熱収縮チューブ118B(後述する)が筒状部材40を覆った状態で熱収縮することにより形成されている。熱収縮チューブ118Bは、上記複合熱収縮部材18における熱収縮チューブ部分18Bと同様構成とされている。
コルゲートチューブ110は、上記コルゲートチューブ10と同様に、熱収縮コルゲートチューブ118A(後述する)が被覆電線22の延在方向の一部を覆った状態で熱収縮することにより形成されている。熱収縮コルゲートチューブ118A自体は、上記複合熱収縮部材18における熱収縮コルゲートチューブ部分18Aと同様構成とされている。
ここでは、熱収縮コルゲートチューブ118Aと、熱収縮チューブ118Bとは別部材として形成されている。熱収縮コルゲートチューブ118Aと熱収縮チューブ118Bとは、上記第1実施形態で説明した複合熱収縮部材18の製造工程と同様工程によって、別々に製造することができる。なお、熱収縮コルゲートチューブ118Aを製造する場合には、連続する金型面62を用いて金型成形し、熱収縮チューブ118Bを製造する場合には、連続する金型面63を用いて金型成形するとよい。
また、コルゲートチューブ110と筒被覆部148とは、同系統樹脂によって形成されている。ここでの同系統樹脂の意義は、上記第1実施形態で説明した通りである。
本実施形態においては、熱収縮コルゲートチューブ118Aと、熱収縮チューブ118Bとが別部材として形成されているため、これらの熱収縮後のコルゲートチューブ110と筒被覆部148とを繋げるため、次の構成が採用されている。
すなわち、筒状部材40の一端部(コルゲートチューブ110側の端部)の外周部で、熱収縮コルゲートチューブ118Aの一端部と熱収縮チューブ118Bの一端部との一方が他方に被さった状態で熱収縮することにより、コルゲートチューブ110及び筒被覆部148が形成されている。
ここでは、まず、熱収縮コルゲートチューブ118Aの一端部が熱収縮チューブ118Bの一端部に被さった状態で熱収縮し、もって、コルゲートチューブ110の一端部が筒被覆部148の一端部を覆う状態でそれらが繋がっている例を説明する。
すなわち、筒状部材40の外周面に接触する状態で、筒被覆部148が筒状部材40の外周囲を覆うように形成されている。
なお、コルゲートチューブ110の一端部が筒被覆部148の一端部を覆う例である場合、筒被覆部148は、熱収縮コルゲートチューブ118Aが熱収縮することにより形成された部材である必要は無い。筒状部材40の外周囲に塗布等によって樹脂がコーティングされること等によって、筒被覆部が形成されていてもよい。
また、コルゲートチューブ110は、熱収縮コルゲートチューブ118Aが被覆電線22を覆うように形成されている。コルゲートチューブ110の一端部は、筒被覆部148の一端部に外周側から被さっている。コルゲートチューブ110は、熱収縮コルゲートチューブ118Aが熱収縮することにより形成された部材である。
ここで、熱収縮コルゲートチューブ118Aが記憶しているコルゲートチューブ形状における最小内径寸法(細環状部の内径寸法)は、筒状部材40を覆う筒被覆部148の外径寸法よりも小さい。より好ましくは、熱収縮コルゲートチューブ118Aが記憶しているコルゲートチューブ形状における最大内径寸法(太環状部の内径寸法)も、筒状部材40を覆う筒被覆部148の外径寸法よりも小さい。
このため、熱収縮コルゲートチューブ118Aが熱収縮することにより形成されるコルゲートチューブ110のうち筒被覆部148の端部に被さった端部は、筒被覆部148の端部に締付けられるようになる。この際、コルゲートチューブ110と筒被覆部148とは、同系統樹脂によって形成されているため、筒被覆部148の端部とコルゲートチューブ110の端部とはより確実に繋がった状態に保持される。
好ましくは、図15に示すように、コルゲートチューブ110の端部と筒被覆部148の端部との間には、接着剤190が設けられる。接着剤190は、筒被覆部148の端部の外周部及びコルゲートチューブ110の端部の内周部に接着する。接着剤190としては、ホットメルト接着剤が用いられてもよいし、その他の接着剤が用いられてもよい。ここで、コルゲートチューブ110と筒被覆部148とは、同系統樹脂によって形成されているため、接着剤190としては、コルゲートチューブ110と筒被覆部148とを形成する樹脂に対して接着性良好なものを選定することができる。例えば、コルゲートチューブ110と筒被覆部148とがポリオレフィン系樹脂やポリエステル系樹脂によって形成されている場合、同じポリオレフィン系の接着剤やポリエステル系の接着剤を用いることが好ましい。
あるいは、図16に示すように、コルゲートチューブ110の端部と筒被覆部148の端部とが熱溶着される。熱溶着は、例えば、コルゲートチューブ110と筒被覆部148とを形成する樹脂の融点以上に加熱可能な加熱装置をコルゲートチューブ110の端部の外周部に押付けることによって行うことができる。加熱により、コルゲートチューブ110の端部と筒被覆部148の端部とが軟化又は溶融して互いに混じり合い、その後、冷却して固化する。この際、コルゲートチューブ110と筒被覆部148とは、同系統樹脂によって形成されているため、同様な程度に軟化或は溶融する。このため、コルゲートチューブ110の端部と筒被覆部148の端部とをより確実に熱溶着することができる。この観点からすると、一方の融点が他方の軟化温度を超えているものであれば良い。
<配線モジュールの製造方法について>
上記配線モジュール120の製造方法例について説明する。
まず、図17に示すように、複数の被覆電線22の一端部にコネクタ30が取付けられ、被覆電線22に対してコネクタ30から離れた位置に筒状部材40が被せられ、さらに、導電性被覆部材26がコネクタ30の導電性シェル34及び筒状部材40に接続された状態で被覆電線22を覆ったもの、を準備する。そして、これを、熱収縮チューブ118Bに通す。
そして、図18に示すように、熱収縮チューブ118Bを筒状部材40に被せた状態で、熱収縮チューブ118Bを、ヒーター等の加熱装置99によって加熱して収縮させる。すると、熱収縮チューブ118Bが熱収縮して、筒状部材40の外周を覆う筒被覆部148が形成される。
この後、図19に示すように、熱収縮コルゲートチューブ118A内に、被覆電線22及びこれを覆う導電性被覆部材26を通す。そして、熱収縮コルゲートチューブ118Aが被覆電線22及びこれを覆う導電性被覆部材26に被さると共に、熱収縮コルゲートチューブ118Aの一端部が筒被覆部148の一端部に被さり、さらに、熱収縮コルゲートチューブ118Aの他端部がコネクタ30の連結部32bに被さる状態とする。そして、図20に示すように、熱収縮コルゲートチューブ118Aを加熱装置99によって加熱して収縮させる。
すると、図13及び図14に示すように、熱収縮コルゲートチューブ118Aが、コルゲートチューブ形状を呈するように熱収縮して、コルゲートチューブ110を形成する。また、熱収縮コルゲートチューブ118Aのうちコネクタ30の連結部32bを覆う部分が、当該連結部32bの外周を覆うように熱収縮する。さらに、熱収縮コルゲートチューブ118Aのうち筒被覆部148の端部を覆う部分が、当該筒被覆部148の外周を覆うように熱収縮して筒被覆部148の端部の外周部を締付けるように覆う。なお、この際、熱収縮コルゲートチューブ118Aの端部と熱収縮コルゲートチューブ118Aとの間にホットメルト接着剤が介在する場合には、当該ホットメルト接着剤も溶融してそれらを接着する。
これにより、配線モジュール120が完成する。
<効果等>
以上のように構成された配線モジュール120によると、コルゲートチューブ110と同系統樹脂によって形成された筒被覆部148が、筒状部材40の外周囲を覆っているため、熱収縮コルゲートチューブ118Aが被覆電線22を覆った状態で熱収縮したコルゲートチューブ110と、このコルゲートチューブ110と繋がる筒被覆部148とが分離し難くなる。そして、この筒被覆部148が外周囲を覆う筒状部材40とコルゲートチューブ110との接続強度をも向上させることができる。また、コルゲートチューブ110が筒状部材に被さる部分でバンド等を締付けることも不要となり、低コスト化にも貢献する。
具体的には、コルゲートチューブ110を形成するための熱収縮コルゲートチューブ118Aと、筒被覆部148を形成するための熱収縮チューブ118Bとは、別々に形成された部材であり、筒状部材40の一端部の外周部で、熱収縮コルゲートチューブ118Aの一端部と熱収縮チューブ118Bの一端部との一方が他方に被さった状態で熱収縮することにより、コルゲートチューブ110及び筒被覆部148が形成されている。このため、熱収縮コルゲートチューブ118Aの一端部と熱収縮チューブ118Bの一端部との一方と、筒状部材40の一端部との間で、熱収縮コルゲートチューブ118Aの一端部と熱収縮チューブ118Bの一端部との他方が挟込まれる。その上で、熱収縮コルゲートチューブ118Aと熱収縮チューブ118Bとが同系統樹脂によって形成されているため、両者を分離し難くすることができる。
より具体的には、例えば、コルゲートチューブ110の一端部と筒被覆部148の一端部との間に接着剤190を介在させることで、両者を良好に接着することができる。あるいは、コルゲートチューブ110の一端部と筒被覆部148とを熱溶着することで、両者を良好に熱溶着することができる。
このため、筒状部材40とコルゲートチューブ110との接続強度を向上させることができる。
しかも、筒被覆部148は、熱収縮チューブ118Bが筒状部材40を覆った状態で熱収縮することによって形成されているため、その収縮力により筒状部材40によく密着する。このため、筒状部材40と筒被覆部148とが分離し難くなり、この点からも筒状部材40とコルゲートチューブ110との接続強度を向上させることができる。
<変形例>
上記第2実施形態を前提とする変形例について説明する。
上記第2実施形態では、筒状部材40の一端部の外周部で、熱収縮コルゲートチューブ118Aの一端部が熱収縮チューブ118Bの一端部に被さった状態で熱収縮した構成であったが、図21及び図22に示す変形例に係る配線モジュール220のように、熱収縮チューブ118Bの一端部が熱収縮コルゲートチューブ118Aの一端部に被った状態で熱収縮することによって、コルゲートチューブ110に対応するコルゲートチューブ210及び筒被覆部148に対応する筒被覆部248が形成されていてもよい。
この場合、熱収縮コルゲートチューブ118A内に被覆電線22等を通しておくと共に、熱収縮コルゲートチューブ118Aの一端部を筒状部材40の一端部に被せた状態で、熱収縮コルゲートチューブ118Aの熱収縮を行う。すると、熱収縮コルゲートチューブ118Aは、被覆電線22を覆う部分でコルゲートチューブ形状を呈すると共に、筒状部材40の一端部を締付けるように熱収縮して、コルゲートチューブ210を形成する。
この後、熱収縮チューブ118B内に筒状部材40を通す。そして、熱収縮チューブ118B内に筒状部材40を配設すると共に、熱収縮チューブ118Bの端部をコルゲートチューブ210の端部であって筒状部材40の端部を覆う部分に被せる。この状態で、熱収縮チューブ118Bを熱収縮させると、熱収縮チューブ118Bが筒状部材40の外周部を覆うと共に、熱収縮チューブ118Bの一端部が、コルゲートチューブ210の端部であって筒状部材40の端部を覆う部分を締付けて覆うように熱収縮し、筒被覆部248が形成される。このため、コルゲートチューブ210の一端部は、自らの締付け力によって筒状部材40の一端部から分離しないように保持される。また、筒被覆部248の一端部もコルゲートチューブ210の一端部を締付けるため、この締付け力によってもコルゲートチューブ210の一端部が筒状部材40から分岐しないように保持される。このため、コルゲートチューブ210の一端部は、筒状部材40の一端部と筒被覆部248の一端部の間から抜け難く、筒状部材40とコルゲートチューブ210との接続強度をより向上させることができる。
なお、この変形例においても、筒状部材40の一端部の外周部とコルゲートチューブ210の一端部の内周部との間、及び、コルゲートチューブ210の一端部の外周部と筒被覆部248の内周部との間、の少なくとも一方に接着剤が介在していることが好ましい。また、コルゲートチューブ210の一端部の外周部と筒被覆部248の内周部とが熱溶着されていることが好ましい。
{変形例}
なお、上記各実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組合わせることができる。例えば、コルゲートチューブと筒被覆部とが別体に形成されている場合において、それらが接着剤を介して接続されると共に、熱溶着されていてもよい。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
10、110、210 コルゲートチューブ
18 複合熱収縮部材
18A 熱収縮コルゲートチューブ部分
18B 熱収縮チューブ部分
20、120、220 配線モジュール
22 被覆電線
40 筒状部材
48、148、248 筒被覆部
118A 熱収縮コルゲートチューブ
118B 熱収縮チューブ
190 接着剤

Claims (7)

  1. 線状導電線と、
    筒形状に形成され、加熱によりコルゲートチューブ形状を呈するように熱収縮可能な熱収縮コルゲートチューブが熱収縮することにより構成されたコルゲートチューブと、
    前記線状導電線のうち前記コルゲートチューブの隣の部分を覆う筒状に形成された筒状部材と、
    前記コルゲートチューブを形成する樹脂と同系統樹脂により形成され、前記コルゲートチューブと繋がった状態で前記筒状部材の外周囲を覆う筒被覆部と、
    を備える、配線モジュール。
  2. 請求項1に記載の配線モジュールであって、
    前記筒被覆部は、熱収縮チューブが前記筒状部材を覆った状態で熱収縮することにより形成されている、配線モジュール。
  3. 請求項2に記載の配線モジュールであって、
    前記コルゲートチューブを形成するための前記熱収縮コルゲートチューブと、前記筒被覆部を形成するための前記熱収縮チューブとは、一体形成された複合熱収縮部材として形成されており、
    前記熱収縮コルゲートチューブ内に前記線状導電線を配設すると共に、前記熱収縮チューブ内に前記筒状部材を配設した状態で、前記複合熱収縮部材が熱収縮することによって、前記コルゲートチューブ及び前記筒被覆部が形成されている、配線モジュール。
  4. 請求項1に記載の配線モジュールであって、
    前記コルゲートチューブを形成するための前記熱収縮コルゲートチューブと、前記筒被覆部とは、別々に形成された部材であり、
    前記筒状部材の一端部の外周部で、前記熱収縮コルゲートチューブの一端部が前記筒被覆部の一端部被さった状態で熱収縮することにより、前記コルゲートチューブが形成されている、配線モジュール。
  5. 請求項2に記載の配線モジュールであって、
    前記コルゲートチューブを形成するための前記熱収縮コルゲートチューブと、前記筒被覆部を形成するための前記熱収縮チューブとは、別々に形成された部材であり、
    前記筒状部材の一端部の外周部で、前記熱収縮コルゲートチューブの一端部が前記筒状部材の一端部に被さった状態で熱収縮して前記コルゲートチューブが形成されと共に、前記熱収縮チューブが前記熱収縮チューブの一端部に被さった状態で熱収縮することにより、前記筒被覆部が形成されている、配線モジュール。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の配線モジュールであって、
    前記コルゲートチューブの一端部と前記筒被覆部の一端部との間に接着剤が介在している、配線モジュール。
  7. 請求項4〜請求項6のいずれか1項に記載の配線モジュールであって、
    前記コルゲートチューブの一端部と前記筒被覆部とが熱溶着されている、配線モジュール。
JP2015057410A 2015-03-20 2015-03-20 配線モジュール Pending JP2016178803A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015057410A JP2016178803A (ja) 2015-03-20 2015-03-20 配線モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015057410A JP2016178803A (ja) 2015-03-20 2015-03-20 配線モジュール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016178803A true JP2016178803A (ja) 2016-10-06

Family

ID=57071495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015057410A Pending JP2016178803A (ja) 2015-03-20 2015-03-20 配線モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016178803A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018191480A (ja) * 2017-05-10 2018-11-29 日立金属株式会社 ケーブルの止水構造及びワイヤハーネス

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018191480A (ja) * 2017-05-10 2018-11-29 日立金属株式会社 ケーブルの止水構造及びワイヤハーネス

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6251767B2 (ja) 電磁干渉スプライスシールド
US20140110004A1 (en) Multiple-layer electrically heatable medium line
JP6673404B2 (ja) 導電部材
CN101685948B (zh) 用于保持电缆线束形状的方法和部件
US4206786A (en) Heat recoverable article with fusible member
WO2017010283A1 (ja) シールド構造及びシールド用編組部材
JP2014073637A (ja) 熱収縮チューブ
JP7088696B2 (ja) 電線接続構造及び電線接続構造の製造方法
WO2016111119A1 (ja) 配線モジュール及び配線モジュールの製造方法
JP2012200110A (ja) スプライス部の止水構造の製造方法、スプライス部の止水構造、および、ワイヤハーネス
JP2017139151A (ja) 熱収縮チューブ付電線
JP2016178803A (ja) 配線モジュール
JP6168014B2 (ja) 配線モジュール及び配線モジュールの製造方法
WO2016027690A1 (ja) 熱収縮コルゲートチューブ、熱収縮コルゲートチューブの製造方法及び保護部材付配線モジュールの製造方法
JP2015019527A (ja) ワイヤハーネス用の保護材およびワイヤハーネスの保護構造
JP2015073414A (ja) 接着剤付熱収縮チューブによる被覆方法
JP2022003644A (ja) 端子付電線及び端子付電線の製造方法
JP2017073312A (ja) 端子付電線及び熱収縮チューブ
JP2012069314A (ja) 電線端末用の絶縁キャップ
JP6614026B2 (ja) 電磁シールド部材、配線モジュール及び電磁シールド部材の製造方法
JP5640907B2 (ja) ワイヤハーネス及びワイヤハーネスの製造方法
JP2016063584A (ja) 熱収縮スパイラルチューブ、結束部材付配線モジュール、熱収縮スパイラルチューブの製造方法、および結束部材付配線モジュールの製造方法
JP2015186284A (ja) 固定具、ワイヤーハーネスユニット、およびワイヤーハーネスユニットの製造方法
JP6135569B2 (ja) ワイヤーハーネスの製造方法およびワイヤーハーネス。
JP2014216052A (ja) ケーブル