JP7148111B2 - 土手の形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、オフセット作業機を用いた土手の形成方法に関する。
水をせき止める構造体として、土を用いた「土手」がある。土手は、圃場、用水地、または造成地の区割りにも用いられ、圃場においては「畦」の名称で用いられている。畦の形成方法の一つとして、円錐台形状の法面整形部と、その回転軸方向に連結される円筒形状の上面整形部とを含む整形体を有する畦塗り機によって、畦の上面及び法面を形成する方法がある。
また、圃場が矩形の場合、圃場隅部の畦を形成する方法として、特許文献1には畦の連結部分を曲線(円弧)状に形成することが開示されている。
特開2010-172341号公報
特許文献1に記載の畦の形成方法の場合、圃場の隅部に小さな円弧状の畦を作ることは可能だが、隣接する2つの直線の畦の端部同士が大きく離れた隅部に円弧状の畦(具体的には直線部分と同程度の長さを有する大きな円弧状の畦)を形成することは、畦塗り機の構成上難しい。例えば、畦塗り機の形状(アームの長さや整畦体の形状など)を変えたとしても、円弧状の土手や形状に制限が生じてしまう。そのため、矩形の畦のうち対向する直線が円弧形状に置き換わった直線および整畦体の動作では形成できない円弧を含む土手を形成しようとした場合、直線部のみ畦塗り機を用いて土手を形成し、円弧部は手作業で土手を形成しなければならない。そのため、土手を形成するために時間がかかってしまい、かつ重労働となっていた。
また、円弧部を手作業で行う場合、直線部に比べて形成した土手の押し固めが弱く、崩れやすかった。
そこで、本発明の一実施形態は、離れた土手をつなぐ円弧の土手を簡単に形成することを目的とする。
本発明の一実施形態によれば、走行機体に装着され、走行機体の側方位置に土手を形成する作業部と、作業部の作業位置を調整する第1回動軸、および作業部の回転軸が延びる方向を調整する第2回動軸を有するオフセット部と、を有するオフセット作業機を用い、第1地点において第1回動軸を中心にオフセット部を回動させ、第2回動軸を中心に作業部を回動させて、第1地点と離れて設けられた第2地点とをつなぐように走行機体の旋回に合わせて円弧の土手を形成する、土手の形成方法を提供することができる。
上記土手の形成方法において、第1地点において走行機体の走行方向に対して作業部の回転軸が延びる方向とのなす角が鈍角となるように、第1回動軸を中心にオフセット部を回動させ、第2回動軸を中心に作業部を回動させてもよい。
上記土手の形成方法において、第1回動軸から第2回動軸に向かうオフセット部の延長方向が走行機体の走行方向の反対方向に対して第1角度をなすように第1回動軸を中心にオフセット部を回動させ、作業部の回転軸が延びる方向がオフセット部の延長方向の直交する土手側の方向に対して第2角度をなすように第2回動軸を中心に作業部を回動させ、走行機体の直進走行に合わせて、第1地点を端部に有する第1直線土手形成部分に直線の土手を形成し、作業部が第1直線土手形成部分の端部に到達したときに、オフセット部の延長方向が走行機体の走行方向の反対方向に対して第1角度より小さい第3角度となるように第1回動軸を中心にオフセット部を回動させ、作業部の回転軸が延びる方向がオフセット部の延長方向の直交する土手側の方向に対して第2角度より大きい第4角度となるように第2回動軸を中心に作業部を回動させ、円弧土手形成部分に円弧の土手を形成してもよい。
上記土手の形成方法において、走行機体が第1直線土手形成部分の端部に到達した後に、走行機体の旋回を開始するとともに、第1回動軸および第2回動軸を連続的に回動させながら第1直線土手形成部分に直線の土手を形成し、作業部が第1直線土手形成部分の端部に到達したときに、オフセット部は、走行方向の反対方向に対して第1回動軸を中心に第3角度に回動し、作業部は、オフセット部の延長方向の直交する土手側の方向に対して第2回動軸を中心に第4角度に回動してもよい。
上記土手の形成方法において、円弧の土手を形成した後、作業部が第1直線土手形成部分から離れて配置された第2地点を端部に有する第2直線土手形成部分に到達したときに、走行方向の反対方向に対して第1角度となるように第1回動軸を中心にオフセット部を回動させ、オフセット部の延長方向の直交する土手側の方向に対して第2角度となるように第2回動軸を中心に作業部を回動させてもよい。
上記土手の形成方法において、第2直線土手形成部分は、第1直線土手形成部分に対向してもよい。
上記土手の形成方法において、円弧の土手の形成時の走行機体の走行速度は、直線の土手形成時の走行機体の走行速度よりも遅くてもよい。
上記土手の形成方法において、第4角度は、第3角度よりも大きくてもよい。
上記土手の形成方法において、走行機体の一方の前輪は、円弧土手形成部分に沿って移動してもよい。
上記土手の形成方法において、オフセット作業機は、操作装置からの指示に基づき第1土手形成部分および円弧土手形成部分に土手を形成してもよい。
上記土手の形成方法において、操作装置は表示部を有し、走行機体は検出部を有し、第1直線土手形成部分の端部を検出部により検出し、走行機体が第1直線土手形成部分の端部に到達したことを表示部により作業者に案内表示してもよい。
上記土手の形成方法において、操作装置は、第1直線土手形成部分の端部に走行機体が到達したことを音声またはブザー音により作業者に案内してもよい。
本発明によれば、離れた土手をつなぐ円弧状の土手を簡単に形成することができる。
本発明の一実施形態における走行機体およびオフセット作業機の上面図である。 本発明の一実施形態におけるオフセット作業機の構成を示す上面図である。 本発明の一実施形態におけるオフセット作業機の構成を示す側面図である。 本発明の一実施形態における土手の形成方法を示す上面図である。 本発明の一実施形態における土手の形成方法を示す上面図である。 本発明の一実施形態における土手の形成方法を示す上面図である。 本発明の一実施形態における土手の形成方法を示す上面図である。 本発明の一実施形態における土手の形成方法を示す上面図である。 本発明の一実施形態における土手の形成方法を示す上面図である。 本発明の一実施形態におけるオフセット作業機の構成を示す上面図である。 本発明の一実施形態におけるオフセット作業機の機能ブロックを示す図である。 本発明の一実施形態における土手の形成方法を示すフロー図である。 本発明の一実施形態における土手の形成方法を示す上面図である。 本発明の一実施形態における土手の形成方法を示すフロー図である。 本発明の一実施形態における土手の形成方法を示す上面図である。 本発明の一実施形態における走行機体の一部を示す上面図および操作装置を示す模式図である。 本発明の一実施形態における走行機体およびオフセット作業機の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態における操作装置に表示されたユーザインターフェースである。 本発明の一実施形態における操作装置に表示されたユーザインターフェースである。 本発明の一実施形態における操作装置に表示されたユーザインターフェースである。 本発明の一実施形態における操作装置に表示されたユーザインターフェースである。 本発明の一実施形態における操作装置に表示されたユーザインターフェースである。 本発明の一実施形態における土手の形状を示す上面模式図である。 本発明の一実施形態における土手の形成方法を示す上面図である。 本発明の一実施形態における土手の形成方法を示す上面図である。 本発明の一実施形態における土手の形成方法を示す上面図である。 本発明の一実施形態における土手の形成方法を示す上面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態における土手の形成方法について説明する。但し、本発明の土手の形成方法は多くの異なる態様で実施することが可能であり、以下に示す例の記載内容に限定して解釈されるものではない。なお、本実施の形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
また、説明の便宜上、上方(上部)又は下方(下部)という語句を用いて説明するが、上方(上部)は圃場から垂直に遠ざかる方向を示し、下方(下部)は圃場に向かって垂直に近づく方向を示す。同様に、前方(前側)又は後方(後側)という語句を用いて説明するが、前方(前側)は作業機を基準として走行機体が位置する方向を示し、後方(後側)は前方とは180°反対の方向を示す。
<第1実施形態>
(1-1.オフセット作業機100の構成)
以下、本実施形態において土手を形成するために用いるオフセット作業機100の構成について、図1乃至図3を用いて説明する。図1は、走行機体およびオフセット作業機を示す上面図である。図2は、オフセット作業機100の構成を示す上面図である。図3は、オフセット作業機100の構成を示す側面図である。なお、図3に記載されたオフセット作業機の構成はあくまで一例であり、適宜必要な部材を設けてもよい。
オフセット作業機100は、図1乃至図3に示すように、大別して、トラクタ等の走行機体50のリンク機構(例えば3点リンク機構)に装着される装着部110、走行機体50の側方位置に土手を形成する整形体120、整形体120に供給する土を盛る作業を行う土盛り部140a、装着部110と整形体120とを連結する連結部150を基本構成として備えている。なお、本実施形態において、整形体120を作業部と呼ぶ場合がある。
装着部110は、ロアリンク連結部111a、111bとトップリンク連結部112を備えると共に、連結部150が連結されるヒッチフレーム113を備えている。また、装着部110は、走行機体50のPTO軸に、ユニバーサルジョイント等の伝動継手を介して接続される入力軸114を備えており、この入力軸114に伝達された動力を連結部150の伝動機構に伝達する機構もヒッチフレーム113内に備えている。
連結部150は、その一端が装着部110のヒッチフレーム113に支持され、他端が整形体120および土盛り部140aに取り付けられており、リンク部材131、オフセットフレーム132、オフセット制御用シリンダ133および作業方向制御用シリンダ134を具備している。リンク部材131は、一端が装着部110に対して回動可能に支持され、その他端がリヤフレーム170に対して回動可能に支持された部材であり、整形体120の作業位置を制御するものである。オフセットフレーム132は、整形体120に動力を伝達する伝動手段を備えるとともに、一端はヒッチフレーム113に取り付けられ、他端は整形体120と接続されている。なお、本実施形態において、オフセットフレーム132は、オフセット部という場合がある。
オフセット制御用シリンダ133は、一端がヒッチフレーム113と接続され、他端がオフセットフレーム132と接続される。上記において、オフセット制御用シリンダ133の伸縮動作とともにオフセットフレーム132を、走行機体50のヒッチフレーム113に対して第1回動軸R1を中心に回動させることができる。このとき、オフセットフレーム132に支持された整形体120の作業位置が調整される。
作業方向制御用シリンダ134は、一端がリヤフレーム170と接続され、他端がサポートフレーム138と接続されている。これにより、作業方向制御用シリンダ134の伸縮動作とともに整形体120をオフセットフレーム132に対して第2回動軸R2を中心に回動させることができる。このとき、オフセットフレーム132に支持された整形体120の作業方向(具体的には整形体120の回転軸R120が延びる方向D4(図4参照))が調整される。上記において、オフセットフレーム132は、一端に第1回動軸R1および他端に第2回動軸R2を有するという場合がある。
オフセットフレーム132とリンク部材131とは平行に配置され、これらとヒッチフレーム113およびリヤフレーム170とで平行リンク機構を形成している。そのため、連結部150の揺動に対して整形体120の回転軸R120が延びる方向D4は変化しない。
また、本実施形態においては、オフセット制御用シリンダ133及び作業方向制御用シリンダ134の制御を容易化するために平行リンク機構を採用しているが、本発明の実施態様としては、オフセット制御用シリンダ133と作業方向制御用シリンダ134を独立して制御するように構成することも可能である。このような平行リンク機構を構成しない実施態様の場合でも以下の説明と同様の制御が可能である。
整形体120は、回転軸R120を中心として回転自在に支持された略円錐台形状の法面整形部121と、法面整形部121の頂部に取付基部(図示なし)を介して取り付けられた上面整形部122とを含む。整形体120は、オフセットフレーム132の下側に配置された伝動支持ケース(図示なし)内の動力伝達機構を介して回転動力が伝達されるように構成されている。なお、図示されていないが、法面整形部121に対向して配置された、外側の土手法面を形成するための部材を有してもよい。上記部材は、法面整形部121と同様の形状を有してもよいし、異なる形状を有してもよい。上記部材を有することにより、土手を新たに形成する場合に土に対して力を効果的に与えることができる。したがって、強固な土手を形成することができる。
土盛り部140aは、地面の土を掘り起こし、又は、地面の土を削り、掘り起こした土や削った土、及び、巻き上げられた土を砕土し、整形体120の前方に掘り起こした土や削った土を供給する。例えば、土盛り部140aとしては、複数の耕耘爪を駆動軸に装着したロータリ耕耘型の処理機構を採用することができる。
また、整形体120の近傍には、整形体120の作業位置を検出する作業位置検出手段としての位置センサ160が装備されてもよい。この位置センサ160は、支持ケース(図示せず)から取り付けアーム161を介して整形体120の後方に配置されている。位置センサ160は、回転軸の回転変位を検出するポテンショメータを内蔵し、この回転軸にセンサロッド162の一端が固定されている。このセンサロッド162の位置によって法面整形部121と土手の法面との距離を検出することができる。また、位置センサ160は、画像認識用の撮像素子であってもよい。この場合、位置センサ160には、例えばイメージセンサが用いられる。
また、整形体120の回転軸R120が延びる方向D4を検出する作業方向検出手段として角度センサ165が配置されてもよい。この場合、角度センサ165は、連結部150に対する整形体120の相対的な方向変化を検出するものではなく、整形体120の回転軸R120単独の変化を検出するものとすることが好ましい。例えば、角度センサ165として、オフセットフレーム132内の伝動軸の周囲にジャイロセンサを配置してもよい。
(1-2.土手の形成方法)
次に、直線の土手の形成および円弧の土手の形成方法について図3乃至図9を用いて説明する。本実施形態では、直線および円弧を有する形の土手の形成方法について説明する。具体的には、直線土手形成部分20(第1直線土手形成部分ともいう)、円弧土手形成部分30、直線土手形成部分22(第2直線土手形成部分ともいう)に土手を形成する例を説明する。直線土手形成部分22は、直線土手形成部分20と対向して、離れて設けられている。なお、本実施形態において整形体120を中心に説明をする関係上、土盛り部140aについての説明は省略する。
(1-2-1.直線の土手の形成)
まず、直線の土手形成処理を行う。図4(A)は、直線の土手形成時の上面図である。図4(B)は、その拡大図である。図4(A)および図4(B)に示すように、直線の土手を形成するために、まず整形体120を所定の方向に配置する。
具体的には、直線土手形成部分20に整形体120が配置されるように、オフセットフレーム132および整形体120を回動させる。第1回動軸R1を中心としたオフセットフレーム132の回動角θR1-1は、走行方向D1の反対方向D5に対するオフセットフレーム132の延長方向(または第1回動軸R1から第2回動軸R2に向かった直線の延長方向)D2の傾きにより決められる。また、第2回動軸R2を中心とした整形体120の回動角θR2-1は、オフセットフレーム132の延長方向D2に対して直交する土手側の方向D3に対する整形体120の回転軸R120が延びる方向D4の傾きにより決められる。例えば、直線の土手を形成する場合の第1回動軸R1の回動角θR1-1は、25°とし、第2回動軸R2の回動角θR2-1は25°としてもよい。なお、直線土手形成部分20において、走行方向D1と整形体120の回転軸R120が延びる方向D4とがなす角(θRS)は、略直角である。
このとき、走行機体50の前方への走行に合わせて、オフセット作業機100の整形体120が同時に動作することにより、直線土手形成部分20に直線の土手が形成される。
なお、走行機体50の前輪のうち右側の前輪50Aは、直線土手形成部分20に沿って移動する。例えば、直線土手形成部分20に白線などがあらかじめ引かれている場合には、白線に沿って右側の前輪50Aが移動してもよい。これにより、直線の土手が直線土手形成部分20からずれずに安定して形成される。
(1-2-2.円弧の土手の形成)
次に、図5に示すように、整形体120が直線土手形成部分20の端部20E(第1地点ともいう)に到達する。整形体120が端部20Eに到達したことは、GPS(Global Positioning System)を用いて検出されてもよいし、人が目視により端部20Eに設けられたマーカーなどの対象物を見て確認してもよい。
整形体120が端部20Eに到達した後、図6(A)に示すように整形体120の回転軸R120が延びる方向の変更を行う。例えば、端部20Eから離れたところで整形体120の回転軸R120が延びる方向の変更を行う場合、一旦走行機体50およびオフセット作業機100を円弧土手形成部分30の外側まで直進移動させる。次に、オフセットフレーム132および整形体120をそれぞれ回動させることにより整形体120の回転軸R120が延びる方向を変更させる。次に、走行機体50を旋回および後進させて円弧土手形成部分30の内側に走行機体50およびオフセット作業機100を移動させた後、再度直線土手形成部分20の端部20Eに整形体120を到達させる(上記方法を走行機体50およびオフセット作業機100の着け直しと呼ぶ)。
このとき、オフセットフレーム132の回動について、具体的には、図6(B)に示すようにオフセットフレーム132の延長方向D2が走行方向D1の反対方向D5に対して回動角θR1-2となるように第1回動軸R1を中心に反時計回りにオフセットフレーム132を回動させる。また、整形体120の回動については、整形体120の回転軸R120が向く方向D4がオフセットフレーム132の延長方向D2に対して直交する土手側の方向D3に対して回動角θR2-2となるように第2回動軸R2を中心に時計回りに整形体120を回動させる。
このとき、回動角θR1-2は、回動角θR1-1よりも小さくなる。また、回動角θR2-2は、回動角θR2-1よりも大きくなる。上記角度とすることにより、図7に示すように走行機体50の旋回走行に合わせて、整形体120の回転軸R120が向く方向D4が円弧土手形成部分30に対して直交する状態を維持しながら、オフセット作業機100を旋回させることができる。したがって、円弧土手形成部分30に円弧の土手が形成される。なお、回動角θR1-2は、0°より大きくすることが好ましい。同様に、回動角θR2-2は、回動角θR1-2よりも大きいことが好ましい。これにより、円弧の土手の形状を滑らかにすることができる。例えば、半径5mの円弧の土手を形成する場合の回動角θR1-2を5°とし、回動角θR2-2を34°としてもよい。このとき、円弧土手形成部分30において、走行機体50走行方向D1と整形体120の回転軸R120が向く方向D4とがなす角θRC)は、鈍角となる。
なお、オフセットフレーム132の第1回動軸R1を中心とした回動および整形体120の第2回動軸R2を中心とした回動は、上述した走行機体50およびオフセット作業機100の着け直しに限らず、直線土手形成部分20の端部20Eにおいて整形体120を持ち上げて行ってもよい。
走行機体50を左向きに旋回させる場合は、走行機体50の前輪のうち右側の前輪50Aは、図7に示すように、直線土手形成部分20と同様に円弧土手形成部分30に沿って移動する。例えば、円弧土手形成部分30にあらかじめ白線などが引かれている場合には、白線に沿って右側の前輪50Aが移動することとなる。これにより、円弧状の土手が円弧土手形成部分30からずれずに安定して形成される。
また、円弧の土手を形成するとき、直線の土手を形成する場合に比べて走行機体50の走行速度が遅いことが望ましい。これにより、円弧の土手をより強固に形成することができる。なお、走行機体50の右側の前輪50Aが直線土手形成部分22の端部22Eに到達した後も円弧の土手を安定して形成するため、白線で引いた円弧30Aを設けてもよい。
(1-2-3.直線の土手の形成)
次に、図8(A)に示すように、円弧土手形成部分30に円弧の土手を形成した後、整形体120が直線土手形成部分22の端部22E(第2地点ともいう)に到達する。この例では、端部22Eに到達したときの整形体120の回転軸R120が向く方向D4は、直線土手形成部分20の端部20Eにおける整形体120の回転軸R120が向く方向D4とは反対の方向になる(180°反転しているということができる)。なお、このとき、直線土手形成部分20の端部20Eと、直線土手形成部分22の端部22Eとが円弧の土手によりつながれる。言い換えれば、第1地点と第2地点とをつなぐように走行機体の旋回に合わせて円弧の土手が形成される。
このとき、走行機体50の前輪50Aは、直線土手形成部分22から離れたところにあるため、図9(A)に示すように、走行機体50の前輪50Aを直線土手形成部分22に戻す作業および整形体120の回転軸R120が延びる方向の変更を行う。まず、図8(B)に示すように、走行機体50およびオフセット作業機100が直線土手形成部分22に沿うように走行機体50を前進させる。次に、オフセットフレーム132および整形体120をそれぞれ回動させることにより整形体120の回転軸R120が延びる方向を変更させる。次に、走行機体50を後進させて、再度直線土手形成部分22の端部22Eに整形体120を到達させる。
このとき、オフセット作業機100において、図9(B)に示すようにオフセットフレーム132の延長方向D2が走行方向D1の反対方向D5に対して回動角θR1-3となるように第1回動軸R1を中心としてオフセットフレーム132を回動させ、整形体120の回転軸R120が向く方向D4がオフセットフレーム132の延長方向D2に対して直交する土手側の方向D3に対して回動角θR2-3となるように第2回動軸R2を中心として整形体120を回動させる。回動角θR1-3は、回動角θR1-1と実質的に等しく、回動角θR2-3は回動角θR2-1と実質的に等しい。直線土手形成部分22の端部22Eに整形体120を到達させた後、直線土手形成部分22に直線の土手を形成する。
直線土手形成部分22に直線の土手を形成した後、円弧土手形成部分30に対向する部分に、円弧土手形成部分30と同様方法により、円弧の土手を形成する。以上により、直線部分および円弧部分を有する土手が形成される。
上記方法により、土手のうち特に内側部分を強固に形成することができるが、さらに外側からも土手を形成してもよい。これにより、土手をより強固に形成することができる。
従来の場合、直線部分および円弧部分を有する土手を形成するとき、直線部のみオフセット作業機を用いて土手を形成し、円弧部は手作業で土手を形成しなければならず、時間がかかり、かつ重労働となっていた。しかしながら、本実施形態を用いることにより、オフセット作業機を用いて直線形状及び円弧形状を含む土手を簡単に形成することができる。
また、従来の場合、円弧部を手作業で土手の形成を行うため、直線部に比べて形成した土手の押し固めが弱く、崩れやすかったが、本実施形態を用いることにより、円弧の土手をオフセット作業機により形成することができ、円弧の土手を強固にすることができる。
<第2実施形態>
本実施形態では、第1実施形態と異なる直線の土手の形成および円弧の土手の形成方法について説明する。なお、第1実施形態と相違する部分について着目して詳細な説明を行い、第1実施形態と同じ部分については同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態において、オフセット作業機100-1は、図10に示すように制御装置200を有する。以下に制御装置200の構成について説明する。
(2-1.制御装置の構成)
図11に制御装置200を含むオフセット作業機100-1の機能ブロック図を示す。図11において、制御装置200は、記憶部210、信号出力部220、および比較演算部230を有する。
記憶部210は、作業位置基準値X0と作業方向基準値A0を記憶する機能を有する。比較演算部230は、比較手段230Aおよび比較手段230Bを有する。比較演算部230は、基準値から変動量を比較演算する機能を有する。信号出力部220は、作業位置調整出力部221および作業方向調整出力部223を有する。信号出力部220は、オフセット制御用シリンダ133および作業方向制御用シリンダ134に制御信号を出力する機能を有する。
上述において、作業位置基準値X0および作業方向基準値A0は、制御装置200が自動直進制御を実行するのに先立って予め設定されて記憶部210に記憶される。そして、角度センサ165の検出信号と作業方向基準値A0とが比較手段230Aで比較され、その差を無くすように作業方向調整出力部223から作業方向制御用シリンダ134を駆動制御する制御信号が出力される。また、位置センサ160の検出信号と作業位置基準値X0とが比較手段230Bで比較され、その差を無くすように作業位置調整出力部221からオフセット制御用シリンダ133を駆動制御する制御信号が出力される。
このとき、上記作業位置調整出力部221からの信号によりオフセット制御用シリンダ133が伸縮動作するとともに第1回動軸R1を中心にオフセットフレーム132が回動し、オフセットフレーム132に支持された整形体120-1の作業位置が調整される。同様に、上記作業方向調整出力部223からの信号により作業方向制御用シリンダ134が伸縮動作するとともに第2回動軸R2を中心に整形体120-1が回動し、オフセットフレーム132に支持された整形体120-1の回転軸R120が延びる方向が調整される。
このような制御装置200では、オフセット作業機100-1の自動直進作業制御モードの設定がなされると、図10における作業方向基準値A0と直線土手形成位置と整形体120-1との作業位置基準値X0を維持するように、オフセット制御用シリンダ133と作業方向制御用シリンダ134の調整駆動がなされることになる。
この際に、作業方向制御用シリンダ134の制御は、設定された作業方向基準値A0からのずれを角度センサ165が検出し、そのずれを無くすように作業方向調整出力部223から制御信号が出力される。また、オフセット制御用シリンダ133の制御は、作業位置基準値X0から整形体120-1の位置のずれを位置センサ160で検出して、このずれを無くして作業位置を一定に保つための制御信号を作業位置調整出力部221から出力させる。
(2-2.土手の形成方法)
以下に、本実施形態を用いた土手の形成方法に図12乃至図15を用いて説明する。
図12は、通常制御モードにおける制御装置200による制御フローを示した説明図である。まず、直線土手形成部分20において直線状土手の形成作業を開始する(S10)。このとき、制御装置200の電源がONになると(S11)、角度センサ165及び位置センサ160が作動して検出が開始される(S12A,S12B)。ここでは、オフセット制御用シリンダ133と作業方向制御用シリンダ134は所定状態に維持されており(第1実施形態図4と同様の状態)、走行機体50-1を直進走行させながら、整形体120-1によって直線土手形成部分20の土手の形成作業が進められる。
この通常作業モードでは、角度センサ165及び位置センサ160の検出値が随時制御装置200の記憶部210に送られ、作業位置基準値X0及び作業方向基準値A0の設定がなされる(S13)。この作業位置基準値X0及び作業方向基準値A0の設定は、随時送られてくる検出値から平均値を求めて基準値を算出するようにしてもよいし、送られてくる検出値と記憶されている基準値とを置き換えて随時更新するようにしてもよい。この基準値設定(S13)は、通常作業モードの作業終了(S14)まで続けられる。
続いて、図13に示すように走行機体50-1の右側の前輪50-1Aが直線土手形成部分20の端部20Eに到達する。このとき、端部20Eは、センサによって検出されてもよいし、作業者の目視により検出されてもよい。例えば、センサによって端部20Eを検出する場合、全地球測位システム(GPS;Global Positioning System)を用いて事前に圃場をマッピングし、端部20Eをマーキングしてもよいし、イメージセンサなどにより事前に設置したマーカー(例えばポールなど)を画像認識してもよい。なお、端部20Eに到達したと判断することは、前輪50-1Aに限定されるものではなく、走行機体50-1の先端部で判断してもよいし、オフセット作業機100-1の先端部で判断してもよい。
ここで、作業者が、通常作業モードの終了を選択すると(S14;OK)、通常作業が終了となる(S15)。
次に、自動直進制御を実行するための自動直進制御スイッチをONさせる(S16)と、図14に示した自動直進作業モードへ移行し、自動直進作業が開始する(S21)。なお、通常作業モード終了前に自動直進制御スイッチが入るようにすることも可能である。また、自動直進制御スイッチは、手動のスイッチによることもできるし、走行機体のステアリング動作等と連動させた自動スイッチや角度センサ165の検出値が許容値以上となった場合に作動する自動スイッチ等によることもできる。
自動直進作業が開始した後(S21)、設定されている作業位置基準値X0及び作業方向基準値A0を自動直進作業制御モードの基準値に設定する(S22)。
自動直進作業制御モードに移行して、端部20Eを起点として走行機体50-1の旋回操作がなされると(S23)、角度センサ165による方向検出と位置センサ160による位置検出がなされる(S24A,S24B)。そして、前述したように制御装置200で、角度センサ165の検出値Atと設定された作業方向基準値A0との比較がなされ、比較手段230Aにおいて、制御偏差|At-A0|が求められ(S25A)、それがゼロになるまで作業方向制御用シリンダ134に作業方向調整出力部223から制御信号が送られる。このとき、上記作業方向調整出力部223からの信号により作業方向制御用シリンダ134が伸縮動作するとともに第2回動軸R2を中心に整形体120-1を連続的に回動させて、整形体120-1の方向制御がなされる(S26A)。また、位置センサ160の検出値Xtと設定された作業位置基準値X0との比較がなされ、比較手段230Bにおいて、制御偏差|Xt-X0|が求められ(S25B)、それがゼロになるまでオフセット制御用シリンダ133に作業位置調整出力部221から制御信号が送られる。このとき、作業位置調整出力部221からの信号によりオフセット制御用シリンダ133が伸縮動作するとともに第1回動軸R1を中心にオフセットフレーム132を連続的に回動させて、整形体120-1の作業位置制御がなされる(S26B)。自動直進制御スイッチをONしていると(S27;Yes)、自動直進作業制御は続けられる。自動直進制御スイッチがOFFされると(S27;No)、自動直進作業制御は終了する(S28)。上記回動動作により、走行機体50-1が旋回しているときにも、整形体120-1は直線土手形成部分20に直線の土手を形成することができる。なお、上記オフセットフレーム132および整形体120-1の回動動作は、自動制御ではなく、手動により行ってもよい。
図15に示すように、整形体120-1が直線土手形成部分20の端部20Eに到達したときには、本発明の第1実施形態と同様に、オフセットフレーム132を走行方向D1の反対方向D5に対して回動角θR1-2まで回動させ、整形体120-1をオフセットフレーム132の延長方向D2に対して直交する土手側の方向D3に対して回動角θR2-2まで回動させた状態となる。そのため、直線状の土手および円弧状の土手を連続的に形成することができる。
なお、円弧土手形成部分30に円弧の土手を形成した後、直線土手形成部分22に直線の土手を連続的に形成してもよい。この場合、上記と同様に第1回動軸R1を中心にオフセットフレーム132および第2回動軸R2を中心に整形体120-1を連続的に回動させてもよい。これにより、走行機体50-1の先端が直線土手形成部分22から離れることがなくなる。したがって、走行機体50-1およびオフセット作業機100-1の着け直し作業を行う必要がなくなるので好ましい。
以上より、本実施形態を用いることにより、直線状の土手および円弧状の土手を含む土手を簡単にかつ強固に形成することができる。さらに、本実施形態を用いることにより、直線状の土手と円弧状の土手が連続的に形成されることにより、つなぎ目の無いきれいな土手を形成することができる。
<第3実施形態>
本実施形態では、作業ガイダンス機構を用いて直線部分及び円弧部分を有する土手を形成する場合について説明する。なお、第1実施形態および第2実施形態において説明した部分については、適宜省略して説明する。
図16(A)は、走行機体50-2の一部を示す上面図であり、図16(B)は、操作装置500の模式図である。走行機体50-2は、運転席の前方に操作装置500を備える。なお、操作装置500は、走行機体50-2に必ずしも設置されなくてもよい。例えば、操作装置500は、携帯電話、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型通信端末であってもよい。操作装置500は、電源スイッチ502、スピーカ504、筐体506、操作ボタン508および表示部530を含む。
図17は、走行機体50-2およびオフセット作業機100-2の機能ブロック図である。操作装置500は、記憶部510、制御部520、表示部530、操作部540、通信部550、位置検出部560、および計測部570を有する。
記憶部510は、作業者が入力した情報を記憶する機能および土手形成用のプログラムを記憶する機能を有する。記憶部510には、ハードディスクまたはソリッドステートドライブ(SSD)メモリなどの記憶媒体が用いられる。
制御部520は、記憶部510に記憶された土手形成用のプログラムをCPU(Central Processing Unit)を用いて実行することによって、適宜必要な土手形成作業をオフセット作業機100-2において実現させる。具体的には、制御部520に、(1)走行機体50-2が略直線状に前進して直線の土手を形成する場合(第1作業形態)、(2)走行機体50-2が旋回しながら直線の土手を形成する場合(第2作業形態)、(3)走行機体50-2が旋回しながら円弧の土手を形成する場合(第3作業形態)、および(4)走行機体が旋回状態から直進状態に移りながら円弧の土手を形成する場合(第4作業形態)のそれぞれに対応したプログラムが予め組み込まれる。なお、上記プログラムは、オフセット作業機100-2の制御装置の記憶部210に組み込まれ、制御部520からの指示に基づいて処理を行ってもよい。
制御部520における土手形成用のプログラムからの命令によって、処理を実現するためのユーザインターフェースが表示部530に提供される。表示部530は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの表示デバイスであって、制御部520から入力される信号により表示内容が制御される。なお、表示部530は、タッチセンサを有する表示装置(タッチパネル)であってもよい。このとき、表示部530において操作部540の機能を発揮させることができる。例えば、表示部530として静電容量方式のタッチパネルが用いられる。なお、操作部540としてタッチパネルと合わせて操作ボタン508を用いて操作してもよい。
通信部550は、オフセット作業機100-2の制御装置200と各種情報を送受信する機能を有する。情報の通信方法は、有線であってもよく、無線であってもよい。また、通信方法として、例えばCAN(Controller Area Network)、Wi-Fi(登録商標)、又はBluetooth(登録商標)を用いることができる。なお、操作装置500を作業者が保有する携帯型通信端末に置き換える場合、少なくとも制御部520及び表示部530は携帯型通信端末の中央演算処理装置(CPU)によって実現される。もちろん、位置検出部560が通信端末に設けられていてもよい。
計測部570は、土手形成を行う上での走行機体50-2の走行距離を計測する機能を有する。計測部570として、オドメーターやトリップメーターが用いられる。
位置検出部560は走行機体50-2の現在位置を検出する機能を有する。位置検出部560によって検出された位置情報は制御部520に送信される。位置検出部560として、例えばGPSを用いることができる。なお、GPSのほかに、GLONASS、Galileo等の衛星測位システムを用いてもよい。
また、走行機体50-2は、検出部55を有してもよい。検出部55は、圃場における画像認識を行うまたは対象物との距離を測定する機能を有する。検出部55として、イメージセンサや距離計が用いられてもよい。
図18乃至図21は、直線部分及び円弧部分を有する土手を形成する際の操作装置500に表示されるユーザインターフェースの例である。
(作業ガイダンスを用いた土手の形成方法)
まず、直線部分及び円弧部分を有する土手を形成するために、作業者は、操作装置500に所定の情報を入力欄530Aのそれぞれに入力する(図18(A))。例えば、入力する情報として、走行機体50の全長L1、走行速度、直線部分の土手の長さL2、円弧角θ、円弧土手の半径Rなどがあげられる。上記情報を入力するときは、テンキー530Bを押下し、テンキーを表示して所定の数値を入力することができる(図18(B))。上記入力された所定の情報は、表示部530に表示されるとともに(図19(A))、制御装置200に送信される。これにより、制御装置200は、円弧の土手を形成するときのオフセットフレーム132の回動軸R1を中心とする回動角、および整形体120の回動軸R2を中心とする回動角が演算部235で演算され、決定される。
次に、表示部530に「走行機体の走行を開始してください」と表示され、走行機体50-2の走行を開始することが案内される(図19(B))。なお、このときの作業形態(作業ステップと表示)は、第1作業形態(ステップ1と表示)から始まるようにプログラムを自動で組み込んでもよいし、作業者が入力してもよい。また、案内表示とともにスピーカ504から音声出力がなされてもよいし、ブザー音が出力されてもよい。また、表示部530に表示される土手形成部分は拡大ボタン530Cを押下することにより適宜拡大表示することができる。
次に、第1作業形態の土手形成作業を行う(走行機体50-2が略直線状に前進して直線の土手を形成する)。このとき、作業者は走行機体50-2の操作をするだけでよい。なお、第1作業形態は、第1実施形態および第2実施形態において説明したものと同様であるので、説明を省略する。
走行機体50-2の検出部55が直線土手形成部分20の端部20Eに近づいたことを端部20Eに設けられた目印との距離などから判断すると、その情報が制御部520に送信され、表示部530に「端部に近づきました。走行機体の走行速度を下げてください」と案内表示がなされてもよい(図20(A))。この案内表示に伴い、円弧土手形成部分30に円弧の土手を形成するときの走行機体50の走行速度が遅い場合には事前に作業者は走行機体50-2の走行速度を下げる準備をすることができる。なお、端部20Eに目印がない場合、操作装置の位置検出部560を用いて走行距離を測定してもよいし、位置を検出してもよい。
次に、走行機体50-2が端部20Eに到達したことを検出部55(または位置検出部560)が検出すると、制御部520に検出信号が送信され、表示部530に「走行機体が端部に到達しました。左向きに旋回してください。作業ステップを設定して下さい。」という案内表示がなされる(図20(B))。このとき、同時に作業形態を変更するための案内表示(ステップ1~ステップ4)がなされる。作業者は、現在選択されている第1作業形態(ステップ1)から第2作業形態(ステップ2)を選択することにより、土手形成プログラムの切り替えを行うことができる。なお、第2作業形態の詳細は、第2実施形態で説明したものと同様であるため、その説明は省略する。また、上記作業形態の切り替えにおいて、所望の作業形態を選ぶことができなかったときは、適宜変更することができる。また、走行機体の旋回動作が問題なく行われるように走行機体50-2のハンドルの回し方も適宜案内表示されてもよい。上記プログラムの切り替えにより、走行機体50-2を左向きに旋回させながら、直線土手形成部分20に直線の土手を形成することができる。
次に、整形体120が端部20Eに到達したことを検出すると、制御部520に検出信号が送信され、表示部530に「整形体が端部に到達しました。作業ステップを設定して下さい。」という案内表示がなされる(図21(A))。このとき、同時に作業形態を変更するための実施形態(ステップ1~ステップ4)が再度表示される。作業者は、現在選択されている第2作業形態(ステップ2)から第3作業形態(ステップ3)を選択入力することにより、土手形成プログラムの切り替えを行うことができる。上記プログラムの切り替えにより、走行機体50-2を左向きに旋回させながら、円弧の土手を形成することができる。
次に、走行機体50-2が端部22Eに到達したことを検出すると、制御部520に検出信号が送信され、表示部530に「走行機体が端部に到達しました。作業ステップを設定して下さい。」という案内表示がなされる(図21(B))。このとき、同時に作業形態を変更するための実施形態(ステップ1~ステップ4)が再度表示される。作業者は、現在選択されている第3作業形態(ステップ3)から第4作業形態(ステップ4)を選択入力することにより、土手形成プログラムの切り替えを行うことができる。上記プログラムの切り替えにより、走行機体50-2を左向きに旋回した状態から直進状態に移りながら、円弧の土手を形成することができる。
以上に示した第1作業形態乃至第4作業形態を適宜選択することにより、直線部分および円弧部分を有する土手の形成作業を容易にかつスムーズに行うことができる。
なお、土手形成作業の作業情報(作業履歴)は、位置検出部560の情報と合わせて記憶部510に記憶され、表示部530に適宜表示されてもよい。
<第4実施形態>
本実施形態では、第3実施形態において作業者が選択入力していた部分を自動制御により直線部分及び円弧部分を有する土手を形成する例について説明する。なお、第3実施形態と同様の説明については、適宜省略する。
まず、作業者は、操作装置500に所定の情報を入力欄530Aのそれぞれに入力する(図18(A))。これにより、上記入力された所定の情報は、表示部530に表示されるとともに(図19(A))、制御装置200に送信される。これにより、制御装置200は、円弧の土手を形成するときのオフセットフレーム132の回動軸R1を中心とする回動角、および整形体120の回動軸R2を中心とする回動角が演算部235で演算され、決定される。
次に、表示部530に「走行機体の走行を開始してください。」の案内表示がなされる。これと同時に全自動制御による土手形成プログラムを開始するためのスタートボタンが表示される(図22)。このスタートボタンを押下することにより、作業者は走行機体の走行を行うだけで、自動的に(1)走行機体50-2が略直線状に前進して直線の土手を形成する(第1作業形態)、(2)走行機体50-2が旋回しながら直線の土手を形成する(第2作業形態)、(3)走行機体50-2が旋回しながら円弧の土手を形成する(第3作業形態)、および(4)走行機体が旋回状態から直進状態に移りながら円弧の土手を形成する(第4作業形態)の各作業形態の土手形成作業を行うことができる。
また、本実施形態の場合、走行機体50-2の走行も制御部520により、自動制御してもよい。作業者は必ずしも走行機体50-2に乗らなくてもよい。この場合、操作装置500として、作業者の通信端末が用いられる。また、走行機体50-2に新たな制御部を設けてもよい。
(変形例1)
本発明の第1実施形態乃至第4実施形態では、直線の土手および円弧の土手が対向する土手の形成方法について説明したが、これに限定されない。図23は、土手の形状の上面模式図である。本実施形態で示した図23(A)に示す形状の他に、図23(B)に示すおにぎりのような形状、図23(C)に示す矩形でありながら曲率半径の大きい円弧の隅部を有する形状の土手、図23(D)に示す円状の土手、図23(E)に示す楕円状の土手、図23(F)に示すひょうたん型の土手、さらに図23(G)に示すような形状でもよい。図23(F)に示すひょうたん型の土手の場合、土手の幅が変わることにより水の流れを変えることもできる。
(変形例2)
本発明の第1実施形態では、回動軸を2つ有する例を示したが、これに限定されない。図24は、走行機体50およびオフセット作業機100-3の直線の土手形成時の上面図およびオフセット作業機100-3を拡大した上面図である。図25は、走行機体50およびオフセット作業機100-3の円弧の土手形成時の上面図およびオフセット作業機100-3を拡大した上面図である。図24(B)および図25(B)に示すように、オフセット作業機100-3は、第1回動軸R1の代わりにスライド機構180を有してもよい。スライド機構180は、走行方向D1に対して直交する土手側の方向にオフセット伸縮アーム181を有する。オフセット伸縮アーム181の先端部に第2回動軸R2が設けられ、第2回動軸R2を中心にして整形体120を回動させることができる。
オフセット作業機100-3の場合、図24(A)および図24(B)に示すように、直線土手形成部分20ではオフセット伸縮アーム181を伸縮長L1まで伸縮させ、且つ第2回動軸R2を中心にして整形体120を回動させて直線土手の形成作業が行われる。このときの整形体120の回動角は、第1実施形態の直線土手形成部分20における整形体120の回動角と同様であってもよい。次に、走行機体50が直線土手形成部分20の端部20Eに来て旋回し、図25(A)および図25(B)に示すように、円弧土手形成部分30において、オフセット伸縮アーム181をオフセット長L2まで伸長させ、第2回動軸R2を中心にして整形体120を回動させて円弧状の土手形成作業が行われる。このときの整形体120の回動角は、第1実施形態の円弧土手形成部分30における角度と同様であってもよい。したがって、オフセット作業機100-3を用いた場合においても、直線部分及び円弧部分を有する土手を簡単に形成することができる。
(変形例3)
また、本発明の第1実施形態では、回動軸を2つ有する例を示したが、これに限定されない。図26は、走行機体50およびオフセット作業機100-4の直線の土手形成時の上面図およびオフセット作業機100-4を拡大した上面図である。図27は、走行機体50およびオフセット作業機100-4の円弧の土手形成時の上面図およびオフセット作業機100-4を拡大した上面図である。
図26(B)および図27(B)に示すように、オフセット作業機100-4は、第1回動軸R1および第2回動軸R2に加えて第3回動軸R3を有してもよい。例えば、第3回動軸R3は、第1回動軸R1と第2回動軸R2との間に配置される。このとき、オフセット作業機100-4は、オフセットフレーム132に代えて第1アーム135および第2アーム137を有してもよい。オフセット作業機100-4において、第1アーム135の回動動作とともに、第2アーム137および整形体120を回動させることができる。
オフセット作業機100-4において、第1アーム135と第2アーム137とは、直線土手形成部分20において、回動角θR3-1を有し(図26参照)、直線状の土手形成作業が行われる。また、円弧土手形成部分30において、第1アーム135と第2アーム137とは、回動角θR3-2を有する(図27参照)。オフセット作業機100-4は、第3回動軸R3を有することにより、整形体120の位置を高精度で制御することができるとともに、整形体120の回転軸R120が延びる方向を高精度で制御することができる。したがって、様々な形状を有する土手であっても安定して形成することができる。
(変形例4)
また、本発明の一実施形態において、直線の土手を形成してから、円弧の土手を形成する例を示したが、これに限定されない。例えば、円弧の土手を形成してから直線の土手を形成してもよい。
本発明の一実施形態を用いて形成された土手は、圃場の畦の他、溜め池、造成地、光合成微生物の培養槽(レースウェイと呼ばれる場合がある)に用いることができる。
以上、本発明について図面を参照しながら説明したが、本発明は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
20・・・直線土手形成部分、22・・・直線土手形成部分、30・・・円弧土手形成部分、50・・・走行機体、55・・・検出部、100・・・オフセット作業機、110・・・装着部、111a・・・ロアリンク連結部、111b・・・ロアリンク連結部、112・・・トップリンク連結部、113・・・ヒッチフレーム、114・・・入力軸、120・・・整形体、121・・・法面整形部、122・・・上面整形部、131・・・リンク部材、132・・・オフセットフレーム、133・・・オフセット制御用シリンダ、134・・・作業方向制御用シリンダ、135・・・第1アーム、137・・・第2アーム、138・・・サポートフレーム、140a・・・土盛り部、150・・・連結部、160・・・位置センサ、161・・・取り付けアーム、162・・・センサロッド、165・・・角度センサ、170・・・リヤフレーム、180・・・スライド機構、181・・・オフセット伸縮アーム、200・・・制御装置、210・・・記憶部、220・・・信号出力部 、221・・・作業位置調整出力部、223・・・作業方向調整出力部、230・・・比較演算部、230A・・・比較手段、230B・・・比較手段、500・・・操作装置、502・・・電源スイッチ、504・・・スピーカ、506・・・筐体、508・・・操作ボタン、510・・・記憶部、520・・・制御部、530・・・表示部、540・・・操作部、550・・・通信部、560・・・位置検出部、570・・・計測部

Claims (11)

  1. 走行機体に装着され、前記走行機体の側方位置に土手を形成する作業部と、前記作業部の作業位置を調整する第1回動軸、および前記作業部の回転軸が延びる方向を調整する第2回動軸を有するオフセット部と、を有するオフセット作業機を用い、
    前記第1回動軸を中心に前記オフセット部を回動させ、前記第2回動軸を中心に前記作業部を回動させて、対向する離れた2つの直線土手形成部分の一方における第1地点と、前記対向する離れた2つの直線土手形成部分の他方における第2地点とをつなぐように前記走行機体旋回させながら半円の円弧の土手を形成する、
    土手の形成方法。
  2. 前記第1地点において前記走行機体の走行方向に対して前記作業部の前記回転軸が延びる方向とのなす角が鈍角となるように、前記第1回動軸を中心に前記オフセット部を回動させ、前記第2回動軸を中心に前記作業部を回動させる、
    請求項1に記載の土手の形成方法。
  3. 前記第1回動軸から前記第2回動軸に向かう前記オフセット部の延長方向が前記走行機体の前記走行方向の反対方向に対して第1角度をなすように前記第1回動軸を中心に前記オフセット部を回動させ、前記作業部の前記回転軸が延びる方向が前記オフセット部の前記延長方向の直交する前記土手側の方向に対して第2角度をなすように前記第2回動軸を中心に前記作業部を回動させ、前記走行機体の直進走行に合わせて、前記第1地点を端部に有する第1直線土手形成部分に直線の土手を形成し、
    前記作業部が前記第1直線土手形成部分の端部に到達したときに、前記オフセット部の前記延長方向が前記走行機体の前記走行方向の反対方向に対して前記第1角度より小さい第3角度となるように前記第1回動軸を中心に前記オフセット部を回動させ、
    前記作業部の前記回転軸が延びる方向が前記オフセット部の前記延長方向の前記直交する前記土手側の方向に対して前記第2角度より大きい第4角度となるように前記第2回動軸を中心に前記作業部を回動させ、円弧土手形成部分に円弧の土手を形成する、
    請求項2に記載の土手の形成方法。
  4. 前記走行機体が前記第1直線土手形成部分の前記端部に到達した後に、前記走行機体の旋回を開始するとともに、前記第1回動軸および前記第2回動軸を連続的に回動させながら前記第1直線土手形成部分に前記直線の土手を形成し、前記作業部が前記第1直線土手形成部分の前記端部に到達したときに、
    前記オフセット部は、前記走行方向の反対方向に対して前記第1回動軸を中心に前記第3角度に回動し、
    前記作業部は、前記オフセット部の前記延長方向の前記直交する前記土手側の方向に対して前記第2回動軸を中心に前記第4角度に回動している、
    請求項3に記載の土手の形成方法。
  5. 前記円弧の土手を形成した後、前記作業部が前記第1直線土手形成部分から離れて配置された前記第2地点を端部に有する第2直線土手形成部分に到達したときに、前記走行方向の反対方向に対して前記第1角度となるように前記第1回動軸を中心に前記オフセット部を回動させ、前記オフセット部の前記延長方向の前記直交する前記土手側の方向に対して前記第2角度となるように前記第2回動軸を中心に前記作業部を回動させる、
    請求項4に記載の土手の形成方法。
  6. 前記円弧の土手の形成時の走行機体の走行速度は、前記直線の土手形成時の前記走行機体の走行速度よりも遅い、請求項3乃至のいずれか一に記載の土手の形成方法。
  7. 前記第4角度は、前記第3角度よりも大きい、
    請求項3乃至のいずれか一に記載の土手の形成方法。
  8. 前記走行機体の一方の前輪は、前記円弧土手形成部分に沿って移動する、
    請求項3乃至のいずれか一に記載の土手の形成方法。
  9. 前記オフセット作業機は、操作装置からの指示に基づき前記第1直線土手形成部分および前記円弧土手形成部分に前記土手を形成する、
    請求項3乃至のいずれか一に記載の土手の形成方法。
  10. 前記操作装置は表示部を有し、前記走行機体は検出部を有し、前記第1直線土手形成部分の端部を前記検出部により検出し、前記走行機体が前記第1直線土手形成部分の端部に到達したことを前記表示部により作業者に案内表示する、
    請求項に記載の土手の形成方法。
  11. 前記操作装置は、前記第1直線土手形成部分の端部に前記走行機体が到達したことを音声またはブザー音により作業者に案内する、
    請求項または10に記載の土手の形成方法。
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