JP7144350B2 - 探知具 - Google Patents
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Description
本発明の目的は、マーキング部を露出させたときに被覆部材が紛失することを抑制できる探知具を提供することにある。
また、探知具について、前記筐体は、前記被覆部材がスライド移動するスライド方向に長手が延びるスライド溝と、前記被覆部材の前記第2位置において、前記摺接面よりも凹み前記被覆部材を収納する収容凹部と、を備え、前記スライド溝は、前記スライド方向の前記第1位置側に位置する溝部と、当該溝部よりも前記スライド方向の前記第2位置側において前記溝部に連続し、かつ前記摺接面と反対側に向けて広がり、前記溝部より幅広な拡張溝部とから構成され、前記被覆部材は、前記スライド溝に挿入される掛止突部を備え、前記被覆部材が前記第2位置に位置するとき、前記拡張溝部に前記掛止突部が入り込むことで、前記被覆部材は前記収容凹部に収納される位置に移動可能であってもよい。
図1に示すように、合成樹脂製の配線用ボックス11は、矩形板状の底壁13と、底壁13の四側周縁から立設された周壁12とを有し、前面に開口する有底四角箱状である。配線用ボックス11は、上壁に、図示しないケーブルを配線貫通可能な配線貫通部12aを備える。配線用ボックス11は、底壁13から開口側へ突出する円筒状の支持部14を備える。配線用ボックス11は、支持部14に支持された永久磁石15を備える。永久磁石15は、配線用ボックス11の開口に向けて露出している。
図1又は図2に示すように、磁石探知機20は、外郭を構成する筐体21と、筐体21に組付けられる被覆部材22と、図3に示すように、筐体21の内部に設けられた探知部60とを備える。図1又は図2に示すように、筐体21は、合成樹脂材料により矩形箱状に形成されるとともに、永久磁石15の探知の際に壁材18の表面に沿わす摺接面34を後面に備える。被覆部材22は、摺接面34の面方向に沿う長手方向にスライド移動可能に筐体21に組付けられている。以下の説明において、被覆部材22がスライド移動する方向をスライド方向Sとする。スライド方向Sは、筐体21の長手方向と一致する。なお、摺接面34に沿い、かつスライド方向Sに直交する方向を、筐体21の幅方向Wとする。幅方向Wは、筐体21の短手方向と一致する。また、摺接面34に直交する方向を、筐体21の厚さ方向Dとする。
図1又は図3に示すように、カバー本体50は、矩形板状のカバー板51と、カバー板51の一対の長縁部から立設されたカバー長側壁52と、カバー板51の一対の短縁部から立設されたカバー短側壁53とを備える。カバー板51は、スライド方向Sのほぼ中央から一端までの部分に複数の透孔51aを備える。複数の透孔51aは7行×7列のマトリックス状に配列されている。また、スライド方向Sに隣り合う透孔51a間の間隔及び、幅方向Wに隣り合う透孔51a間の間隔は等しい。カバー板51は、スライド方向Sの他端側に、スイッチ用貫通孔51bを備える。
図3又は図4に示すように、被覆部材22は、平板状の被覆本体23と、被覆本体23の長手方向の両端縁から延設された一対の取付片24と、各取付片24から互いの取付片24に向けて突出する掛止突部25とを有する。
(1)磁石探知機20は、筐体21に組付けられた被覆部材22を備える。被覆部材22は、マーキング部65を被覆する第1位置P1と、マーキング部65を露出させる第2位置P2との間で移動可能である。このため、磁石探知機20の使用時、被覆部材22を第2位置P2に位置させることで、筐体21に被覆部材22を組付けたままマーキング部65を摺接面34から露出させることができ、被覆部材22が紛失することを抑制できる。
○ 被覆部材22の操作突片23dは無くてもよく、この場合、基部30の傾動用凹部36も無くてもよい。
○ 被覆本体23の内面23bに位置決め凹部を設け、摺接面34に位置決め突起を設けてもよい。
○ 被覆部材22の指掛け部26は無くてもよい。
○ スライド溝38は、拡張溝部39と溝部40で溝幅が異なるように形成せず、スライド溝38全体に亘って拡張溝部39と同じ幅広な溝幅であってもよい。実施形態では、溝部40を第1端縁38aと、基部30の当接用端縁56aで区画していたが、スライド溝38全体を拡張溝部39と同じ溝幅にする場合は、当接用端縁56aは無くてもよい。
○ 筐体21の軸支部59は無くし、基部30とカバー本体50とを全体的に厚さ方向Dへ相対的に移動可能としてもよい。
○ 筐体21は、相対的に移動可能な2部材(基部30とカバー本体50)から構成されていなくてもよく、ボックス状の筐体の1部材で構成されていてもよい。
Claims (6)
- 建築物の隠蔽材の裏側に配設された被探知体を前記隠蔽材の表側から探知する探知具であって、
前記被探知体の探知の際に前記隠蔽材の表面に沿わす摺接面を有する筐体と、
前記筐体の内部に設けられ、前記隠蔽材の裏側に配設された前記被探知体を探知する探知部と、
前記探知部によって探知された前記被探知体の位置を前記隠蔽材の表面に表記するためのマーキング部と、
前記筐体に組付けられて前記マーキング部を覆う被覆部材と、を備え、
前記被覆部材は、前記マーキング部を覆う第1位置と、前記第1位置と異なる位置であって前記マーキング部を露出させる第2位置との間を、前記筐体に組付けられた状態で移動可能であり、
前記第2位置では、前記被覆部材は、前記摺接面と同一面上に位置する、又は前記摺接面よりも前記隠蔽材の表面から離れていることを特徴とする探知具。 - 前記被覆部材は、前記第1位置と前記第2位置との間を、前記摺接面の面方向に沿ってスライド移動可能に前記筐体に組付けられている請求項1に記載の探知具。
- 前記筐体は、前記被覆部材がスライド移動するスライド方向に長手が延びるスライド溝と、前記被覆部材の前記第2位置において、前記摺接面よりも凹み前記被覆部材を収納する収容凹部と、を備え、前記スライド溝は、前記スライド方向の前記第1位置側に位置する溝部と、当該溝部よりも前記スライド方向の前記第2位置側において前記溝部に連続し、かつ前記摺接面と反対側に向けて広がり、前記溝部より幅広な拡張溝部とから構成され、
前記被覆部材は、前記スライド溝に挿入される掛止突部を備え、
前記被覆部材が前記第2位置に位置するとき、前記拡張溝部に前記掛止突部が入り込むことで、前記被覆部材は前記収容凹部に収納される位置に移動可能である請求項2に記載の探知具。 - 前記筐体は、前記摺接面及び前記収容凹部を有する基部と、当該基部とともに前記探知部を収納するカバー本体と、を有するとともに、前記基部と前記カバー本体との間に前記スライド溝が位置し、前記基部と前記カバー本体は、前記スライド溝の短手方向に沿って溝幅を狭めるように相対的に移動可能であり、前記被覆部材が前記第1位置に位置するとき、前記マーキング部と前記摺接面との相対的な移動を規制する規制構造を有する請求項3に記載の探知具。
- 前記基部と前記カバー本体の相対的な移動がない状態では、前記マーキング部は、前記摺接面よりも前記筐体の内側へ控えた位置にあり、前記基部と前記カバー本体の相対的な移動により、前記マーキング部と前記摺接面は、前記摺接面に交差する方向へ相対的に移動し、当該相対的な移動により前記マーキング部は前記摺接面よりも飛び出し可能であり、前記被覆部材が前記第1位置に位置するとき、前記溝部に前記掛止突部が入り込むことで前記規制構造を構成する請求項4に記載の探知具。
- 前記筐体は、前記基部と前記カバー本体とを相対的に移動させるために軸支する軸支部を備え、前記カバー本体を前記隠蔽材の表面に向かって押し付けることで、前記軸支部を傾動中心として前記基部に対し前記カバー本体が相対的に傾動し、前記摺接面よりも前記筐体の内側へ控えた位置に設けられた前記マーキング部を前記摺接面よりも飛び出させる請求項5に記載の探知具。
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