JP2524369Y2 - ピラーズキャッチ - Google Patents

ピラーズキャッチ

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JP2524369Y2
JP2524369Y2 JP4350193U JP4350193U JP2524369Y2 JP 2524369 Y2 JP2524369 Y2 JP 2524369Y2 JP 4350193 U JP4350193 U JP 4350193U JP 4350193 U JP4350193 U JP 4350193U JP 2524369 Y2 JP2524369 Y2 JP 2524369Y2
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JP
Japan
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handle
catch
pillars
pin needle
mounting cylinder
Prior art date
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JP4350193U
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English (en)
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JPH0714393U (ja
Inventor
盛雄 信保
Original Assignee
新潟精機株式会社
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Publication date
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、壁の表具などに押し付
けて、ピン針の刺さり具合により表具の下の下地材の位
置などを検知するピラーズキャッチに係るものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】従来、
握柄体の先端に壁の表具に付き刺すピン針を突設し、こ
のピン針に被嵌したプッシュガイドを握柄体内に圧入自
在に付設し、握柄体を握持してその先端のプッシュガイ
ドを壁の表具などに押し付けて握柄体内に圧入せしめた
とき、ピン針がプッシュガイドの先端より突出して壁の
表具に差し込まれ、このピン針の刺さり具合により間柱
などの下地材の位置を検知するピラーズキャッチがあ
る。本考案は、このような方式のピラーズキャッチの握
柄体の基端部に被吸磁物を探知する探知機構を設けるこ
とによって、従来同様にピラーズキャッチとして使用で
きるだけでなく例えば壁などの表具の下の間柱などの下
地材に打ち込まれた釘の位置を探知したり鉄骨の位置を
探知したりできるピラーズキャッチを提案するものであ
る。
【0003】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本考
案の要旨を説明する。
【0004】握柄体1の先端にピン針2を突設し、この
ピン針2に被嵌したプッシュガイド3を握柄体1内に圧
入自在に付設し、プッシュガイド3を押圧して握柄体1
内に圧入せしめたときピン針2がプッシュガイド3の先
端より突出するピラーズキャッチにおいて、握柄体1の
基端部に取付筒体18を握柄体1に延長状態に嵌着し、こ
の取付筒体18内に磁石体17を揺動自在に設けてこの磁石
体17の動作により被吸磁物19を探知する探知機構cを設
けたことを特徴とするピラーズキャッチに係るものであ
る。
【0005】
【作用】握柄体1を握持し、プッシュガイド3の先端を
例えば壁などの表具に押し付けてピン針2の刺さり具合
により表具の下の下地材の位置を検知する。握柄体1を
持ち替えてこの握柄体1基端部の取付筒体18の先端を下
地材の上の表具に押し付けて探知機構cにより表具の下
の下地材に打ち込んである釘や或いは鉄骨などの被吸磁
物19の位置を探知する。
【0006】このように、握柄体1の先端部と基端部と
を持ち替えて一連の動作で併用使用できる。
【0007】また、従来同様のピラーズキャッチとして
使用することもできるし、単なる被吸磁物19の探知具と
して使用することもできる。
【0008】
【実施例】添付図面を参照して本実施例を説明する。
【0009】本実施例では、キャップ5の開放開口部4
よりプッシュガイド3を突出せしめたこの使用状態をロ
ックするロック機構a及びプッシュガイド3をキャップ
5内に没入させたこの使用しない状態をロックするロッ
ク機構bを設けている。
【0010】このロック機構a並びにロック機構bにつ
いて詳述すると、握柄体1のキャップ5が被嵌する位置
の表面に図3に示すようなL字ガイド溝6を形成し、こ
のL字ガイド溝6の両端部に乗り越え突条7a,7bを
形成し、一方、筒体5'の基端に取付リング5"を付設し
たキャップ5のこの取付リング5"の内周面にL字ガイ
ド溝6に嵌合する突部8を設ける。
【0011】キャップ5をこのL字ガイド溝6に沿って
スライドさせ、キャップ5の取付リング5"内周面の突
部8がL字ガイド溝6の乗り越え突条7a,7bを乗り
越えることによりロックするロック機構a,bを採用し
た場合を図示する。
【0012】即ち、図2はキャップ5の開放開口部4よ
りプッシュガイド3を突出せしめたこの使用状態をロッ
クした状態を示すもので、この状態からキャップ5を前
方に押してキャップ5の取付リング5"内周面の突部8
を乗り越え突条7aを乗り越えさせるとこのロック状態
は解除され、キャップ5はスムーズに前方へのスライド
が可能となる。
【0013】キャップ5をL字ガイド溝6に沿って前方
へ、キャップ5の取付リング5"内周面の突部8が丁度
取付リング5"が握柄体1の先端部に設けた抜け止め段
部9とぶつかるL字ガイド溝6の角部6'までスライド
させてキャップ5内にプッシュガイド3を没入させ、そ
して、キャップ5をL字ガイド溝6に沿って廻動し、突
部8をL字ガイド溝6の端部の乗り越え突条7bより乗
り越えさせるとプッシュガイド3がキャップ5内に没入
したこの使用しない状態がロックされる。
【0014】再び、図2に示す使用状態にするには、逆
の動作を行えば良い。
【0015】従って、図1に示すように使用状態を「O
PEN」、使用しない状態を「LOCK」としてキャッ
プ5に表示した矢印に示すような動作を適宜行うことと
なる。尚、図面は対称な位置に2箇所L字ガイド溝6及
び突部8を夫々形成した場合を図示している。
【0016】また、図中符号10はピン針ストッパー、11
はスペアのピン針などを収納できる内室、12はピン針ガ
イド、13はバネである。
【0017】探知機構cについて説明する。
【0018】握柄体1の基端部を握柄体1の外周より一
回り小さい段差形状に成形し、この基端部の外周に凸条
20を設ける。一方、この握柄体1の段差状の基端部に取
り付ける取付筒体18の嵌合部の内周に前記凸条20に係脱
自在に係合係止する係合凹部21を設けて握柄体1に対し
て取付筒体18が嵌脱自在となるように構成すると共に、
握柄体1に取付筒体18を延長状態に被嵌係止した際、こ
の握柄体1の外周と取付筒体18の外周とが略面一状態と
なるように取付筒体18を構成する。
【0019】被嵌材14に棒状のマグネット15を嵌挿し、
この被嵌材14の左右の周壁より支持杆16を突設して十文
字状の磁石体17を構成し、この磁石体17を取付筒体18内
に図5に示すように左右の支持杆16を架け渡してこの左
右の支持杆16を支軸として磁石体17が揺動自在となるよ
うに設け、この取付筒体18を透明材で構成して磁石体17
の動作を外部から視認可能に構成する。
【0020】この磁石体17の左右の支持杆16の突設位置
をこの磁石体17の中間部よりややずらして設けることで
この磁石体17を取付筒体18内に係止した状態で常に傾斜
状態となるように構成し、例えば壁などの表具に取付筒
体18の先端を押し付けながら移動させ、この取付筒体18
の先端が表具の下の下地材に打ち込んである釘や鉄骨な
どの被吸磁物19の上部に位置した時だけ磁石体17が反応
して表具に対して立設状態となり、表具の上から被吸磁
物19の位置を探知できる探知機構cを採用した場合を図
示する。
【0021】本実施例では、上記の如く構成したから、
従来と同様に表具の下の下地材の位置を検知するピラー
ズキャッチとしても使用できるし、下地材に打ち込まれ
た釘や鉄骨などの被吸磁物19の位置を探知する探知具と
しても使用できることとなる。
【0022】また、本実施例の先端部と基端部とを併用
すれば、例えば壁などの表具に何かを掛けるために釘を
打つ場合、先ず先端部のプッシュガイド3を表具に押し
付けてピン針2の刺さり具合により表具の下の間柱など
の下地材の位置を検知し、続いて握柄体1を持ち替えて
基端部の取付筒体18の先端を下地材の上の表具に押し付
けて探知機構cにより表具の下の間柱などの下地材に打
ち込んである釘や鉄骨などの被吸磁物19の位置を事前に
探知しておくことができ、この釘や鉄骨などの被吸磁物
19の上に釘を打ったりすることなく確実に一回で打ち込
めることとなる。
【0023】また、本実施例では図面に示すように握柄
体1を柄曲がり状に形成すると共に握柄体1の基端部に
握柄体1と略面一状態に構成した取付筒体18を延長状態
に被嵌係止したためピラーズキャッチとして使用する場
合に、この握柄体1の基端部が非常に持ち易く便利であ
る。
【0024】
【考案の効果】本考案は上述のように構成したから、握
柄体を握持してプッシュガイドの先端を例えば壁などの
表具に押し付けてピン針の刺さり具合により表具の下の
下地材の位置を検知し、握柄体を持ち替えてこの握柄体
基端部の取付筒体の先端を下地材の上の表具に押し付け
て探知機構により表具の下の下地材に打ち込んである釘
や或いは鉄骨などの被吸磁物の位置を探知することがで
きるなど握柄体の先端部と基端部とを持ち替えて一連の
動作で併用使用できる極めて実用的で商品価値の高いピ
ラーズキャッチとなる。
【0025】また、従来同様のピラーズキャッチとして
使用することもできるし、単なる被吸磁物の探知具とし
て使用することもできる。
【0026】また、握柄体の基端部に取付筒体を握柄体
に延長状態に嵌着し、この取付筒体内に磁石体を設けて
探知機構を構成したから、ピラーズキャッチとして使用
する場合にこの探知機構が握柄体の基端部の握持に何ら
支障とならず、しかも、この延長状態に嵌着する取付筒
体もつかんで持てるため非常に握持し易いなど秀れた実
用上の効果を発揮するピラーズキャッチとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の正面図である。
【図2】本実施例の先端部の正断面図である。
【図3】本実施例のキャップを取り外した状態での先端
部の斜視図である。
【図4】本実施例の先端部の側断面図である。
【図5】本実施例の基端部の使用状態の説明断面図であ
る。
【符号の説明】
1 握柄体 2 ピン針 3 プッシュガイド 17 磁石体 18 取付筒体 19 被吸磁物 c 探知機構

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 握柄体の先端にピン針を突設し、このピ
    ン針に被嵌したプッシュガイドを握柄体内に圧入自在に
    付設し、プッシュガイドを押圧して握柄体内に圧入せし
    めたときピン針がプッシュガイドの先端より突出するピ
    ラーズキャッチにおいて、握柄体の基端部に取付筒体を
    握柄体に延長状態に嵌着し、この取付筒体内に磁石体を
    揺動自在に設けてこの磁石体の動作により被吸磁物を探
    知する探知機構を設けたことを特徴とするピラーズキャ
    ッチ。
JP4350193U 1993-08-09 1993-08-09 ピラーズキャッチ Expired - Lifetime JP2524369Y2 (ja)

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JP4350193U JP2524369Y2 (ja) 1993-08-09 1993-08-09 ピラーズキャッチ

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JP4350193U JP2524369Y2 (ja) 1993-08-09 1993-08-09 ピラーズキャッチ

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JPH0714393U JPH0714393U (ja) 1995-03-10
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