JPH0528662U - 開閉式の蓋付印鑑 - Google Patents

開閉式の蓋付印鑑

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JPH0528662U
JPH0528662U JP8537791U JP8537791U JPH0528662U JP H0528662 U JPH0528662 U JP H0528662U JP 8537791 U JP8537791 U JP 8537791U JP 8537791 U JP8537791 U JP 8537791U JP H0528662 U JPH0528662 U JP H0528662U
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Japan
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seal
cap
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movable shaft
rear end
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JP8537791U
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小林  清一
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Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 朱肉を必要としないスポンジゴム等の無数の
連続通気孔を有した印鑑であって、従来の着脱式のキャ
ップを備えた印鑑でキャップを紛失したり、着脱の際に
手や服を汚す欠点を解決可能とする。 【構成】 可動軸1の先方に印鑑31を取付けて、開口
部24を常時遮蔽する蓋部25を、キャップ11前端の
側面にばね性を付与して開閉自在に取付けると共に、キ
ャップ11の内孔部で印鑑31を止着した可動軸1をキ
ャップ11との間でリターンスプリング30を附勢して
軸推移可能に設け、キャップ11の後端から突出した天
冠部7の後端をノックして印鑑31が前進した時にその
角部38が蓋部25の内側面に接触しながら蓋部25を
拡開して印字面が露出した状態に係止され、係止状態を
解除した時に蓋部25が閉じた状態で印鑑31の収納を
可能とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、無数の連続気孔を有した多孔性印材よりなる印字体を使用した印鑑 の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インクを吸蔵できるようにスポンジゴム等の無数の連続気孔を有した多 孔性印材より形成された印字体を使用して、使用のたびに朱肉等に付着させる必 要のない印鑑が知られている。しかしながら、この種の印鑑は印字面が露出して いると、印字面にキズをつけたり、ゴミが付着したり、インクが乾いてしまう等 の問題が発生する為に、キャップで印字面を被覆するようになっており、その為 にキャップを着脱するのが面倒なだけでなく、キャップをなくしてしまう等の問 題や着脱に際して誤って手を汚すなどの問題がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記のような問題を解決した便利な開閉式の蓋付印鑑を提供せんとす るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために案出された本考案の開閉式の蓋付印鑑は、開口部を 常時遮蔽する蓋部をキャップ前端部の側面にばね性を付与して開閉自在に取付け てキャップの内孔部で先端に印鑑を取付けた可動軸をキャップとの間にリターン スプリングを附勢させて軸推移自在に設け、キャップの後端から突出した可動軸 の後端をノックして印鑑が前進した時に、印鑑の角部が蓋部の内側面に接触しな がら蓋部を拡開して印鑑が開口部より露出して捺印状態に係止され、係止を解除 することで印鑑が後退して蓋部が閉じるように構成したことである。
【0005】
【実施例】 図1乃至図3は本考案の実施例を示している。先ず、図1及び図3に示す様に 印鑑31はインクを吸蔵できる様にスポンジゴム等の無数の連続通気孔を有した 多孔性印材より形成された印字体32とインクを貯蔵して印字体32にインクを 供給するインク吸蔵体(図示せず)を脚部33の軸部34の内面に配設して軸部 34にカバー36を固着し、カバー36の孔37から印字体32の印字面を露出 して構成されている。
【0006】 キャップ11は開口部24を有した筒体の前端の側面にコの字上の切り窓17 を備えた基部15が膨出して形成され、切り窓17に位置した基部15の側面に は軸心と略直角方向で小孔18が穿設されて更に小孔18の後方近傍には溝16 が形成されている。又、キャップ11の内孔部には円周状で段部12が形成され ている。又、キャップ11の後方側面には長手方向のスリット13が穿設されて いる。
【0007】 又、蓋部25は一端に軸支部26が形成されてその側面には小孔27が穿設さ れ、更に軸支部26には断面形状でコの字状の凹部が設けられている。(図示せ ず)又、凹部には中心に小孔22を有し、一端に棒軸部20が他端に棒軸部21 が形成されたばね19が挿入された状態で上記基部15の切り窓17に軸支部2 6が嵌装され、ばね19の小孔22、軸支部26の側面に穿設された小孔27、 基部15の小孔18を連通してピン23が止着される。又、ばね19の棒軸部2 0は蓋部25に設けられた溝(図示せず)に止着され、棒軸部21は基部15の 溝16に止着されて、蓋部25はキャップ11の開口部24でばね性を付与され た状態で開閉自在に回動するよう設けられると共に、蓋部25は常時開口部24 を遮蔽する様に構成されている。
【0008】 一方、可動軸1は前方に軸筒2aを有し、軸筒2aの先方側面に二箇所で前面 に斜面を有した突部8が形成され、突部8と略直角方向の側面には切欠28が形 成されて、突部8に内径側の押圧が懸かった時に適宜縮径側に弾性変位するよう に成されている。又、軸筒2aの後端には段部10を有して大径の軸筒2bが形 成され、軸筒2bの後端にはツバ状の天冠部7が形成されている。又、軸筒2b の側面には後端の係止部6を軸筒2bの側面から適宜浮上させた状態で弾性変位 可能な係止片4が一体に設けられ、係止片4の略中央には突起5が外方に突出し て形成されている。
【0009】 以上により、可動軸1は前記段部10の前面とキャップ11の内孔部に形成し た段部12との間にリターンスプリング30を附勢させた状態でキャップ11の 後端孔から挿入され、軸筒2bに形成した係止片4の突起5が弾性変形しながら キャップ11のスリット13に嵌入して、軸筒2aの突部8が段部12の内孔に 弾性的に縮径されながら嵌入して段部12の前面に係止される。この状態で可動 軸1はキャップ11に対して軸推移のみ可能に止着される。又、可動軸1の先端 には印鑑31が軸筒2a先端の孔部29に止着される。
【0010】
【作用】
本考案の開閉式の蓋付印鑑は以上のように構成されており、未使用時には図1 に示すように蓋部25が印字体32を被覆状態に成している。捺印時には、キャ ップ11を握り指で天冠部7の後端をノック(軸推移)すると可動軸1と連動し て印鑑31が前進し、印鑑31の角部38が蓋部25の内側面に接触しながら蓋 部25を拡開して、印鑑31がキャップ11の開口部24から露出し、同時に係 止片4後端の係止部6がキャップのスリット13後端の当接部14に係止して印 鑑31を露出状態に保持し、その状態で捺印する。(図2参照)再び印鑑31を 収納して蓋部25を閉じる為には係止片4の突起5を内径方向に押し込めばリタ ーンスプリング30の復帰力により印鑑31と共に可動軸1が後退して図1の状 態となる。
【0011】
【考案の効果】
本考案の開閉式の蓋付印鑑の構成及び作用は以上の如くであり、従来の着脱式 のキャップで印字面を被覆した物のように、捺印の度にキャップを着脱して紛失 してしまう心配もなく、又、キャップの着脱の際に誤って手を汚してしまう等の 問題もなく使用でき、且つ、非使用時には印字面が蓋部により被覆されているの で、キズをつけたり、ゴミが付着したりインクが乾いてしまう等の問題もなく、 且つ、後端のノック及び突起の押圧で印鑑の出没ができるので使い勝手の良い印 鑑が提供可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す要部透視の縦断面図で、
印鑑を収納した状態を示している。
【図2】印鑑を突出した状態に於ける要部透視の縦断面
図である。
【図3】本考案の実施例である開閉式の蓋付印鑑の部品
展開を示した斜視図で、要部を断面して示している。
【符号の説明】
1 可動軸 2a 軸筒 2b 軸筒 3 スリット 4 係止片 5 突起 6 係止部 7 天冠部 8 突部 9 尾栓 10 段部 11 キャップ 12 段部 13 スリット 14 当接部 15 基部 16 溝 17 切り窓 18 小孔 19 ばね 20 棒軸部 21 棒軸部 22 小孔 23 ピン 24 開口部 25 蓋部 26 軸支部 27 小孔 28 切欠 29 孔部 30 リターンスプリング 31 印鑑 32 印字体 33 脚部 34 軸部 35 ツバ部 36 カバー 37 孔 38 角部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部24を常時遮蔽する蓋部25をキ
    ャップ11前端部の側面にばね性を付与して開閉自在に
    取付けると共に、上記キャップ11の内孔部で、先端に
    印鑑31を取付けた可動軸1をキャップ11との間にリ
    ターンスプリング30を附勢させて軸推移自在に止着
    し、且つ可動軸1の後方で後端に係止部6を、略中間で
    突起5を備えた弾性変位可能な係止片4を設けて、突起
    5をキャップ11の側面に形成したスリット13に嵌装
    して、キャップ11の後端から突出した可動軸1の後端
    をノックして印鑑31を前進させた時に、可動軸1に形
    成した係止片4の係止部6が上記スリット13後端の当
    接部14に係止し、同時に印鑑31の角部38が蓋部2
    5の内側面に接触しながら蓋部25を拡開して印鑑31
    が開口部24より露出して捺印状態となり、突起5を押
    圧することで上記係止状態が解除されて印鑑31が後退
    して蓋部25が閉じるように構成したことを特徴とする
    開閉式の蓋付印鑑。
JP8537791U 1991-09-25 1991-09-25 開閉式の蓋付印鑑 Expired - Lifetime JP2570488Y2 (ja)

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JPH0528662U true JPH0528662U (ja) 1993-04-16
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011025659A (ja) * 2009-06-24 2011-02-10 Shachihata Inc 反転式印判

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JP2011025659A (ja) * 2009-06-24 2011-02-10 Shachihata Inc 反転式印判

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JP2570488Y2 (ja) 1998-05-06

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