JP7142327B2 - 半導体発光素子駆動装置 - Google Patents

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Description

本開示は、半導体発光素子の出力光をPWM変調信号に従って制御する、半導体発光素子駆動装置に関する。
特許文献1は、素子の温度や電源電圧の変動、素子特性のばらつき等の影響を抑えて一定レベルのパルス電流を出力する、発光素子駆動装置を開示する。発光素子駆動装置は、電源と、半導体発光素子と、FETと、検出抵抗とを直列に接続して備える。FETを外部からのスイッチング信号に従ってオンオフ制御することで、半導体発光素子に流れる電流をPWM変調して輝度の調整を行う。同時に、スイッチング信号がオンの時の検出抵抗の電圧と、基準電圧との差分をコンデンサに充電する。さらにこのコンデンサの出力電圧に従って電源電圧を制御することで、流れる電流のピーク値を一定に保つ。これにより、素子の温度や電源電圧の変動、素子特性のばらつき等の影響を抑えて一定レベルのパルス電流を出力する。
ここで、この半導体発光素子駆動装置は、半導体発光素子に流れる電流値を時間平均し、その値を目標電流値と比較することで電源を駆動制御してフィードバックを行う。しかしながら、PWM変調のデューティサイクルが例えば5%未満のように小さい場合、PWM変調の周期のうちの大部分において半導体発光素子を流れる電流値は0であり、平均電流値も非常に小さい値となる。従って、半導体発光素子の温度や素子特性のばらつき等の影響を大きく受けて正確なフィードバックを行えず、供給する駆動電流が不安定になるという問題点がある。
特開2004-147435号公報
本開示は、PWM変調のデューティサイクルが例えば5%未満のように小さい場合であっても、安定した駆動電流を供給可能な半導体発光素子駆動装置を提供する。
本開示によると、半導体発光素子と、外部から入力されたPWM設定値に基づいて半導体発光素子に流れる電流をオンオフ制御するためのPWM変調信号を発生するPWM変調器と、半導体発光素子を駆動するための駆動電流を発生するスイッチング電源とを備えて、半導体発光素子に流れる電流の平均値が目標電流値と等しくなるようフィードバックを行う半導体発光素子駆動装置において、半導体発光素子に電流が流れている期間の電流のみをフィードバックに用いる。
本開示に係る半導体発光素子駆動装置によると、PWM変調のデューティサイクルが例えば5%未満のように小さい場合であっても、半導体発光素子に安定した駆動電流を供給することができる。
実施の形態1における半導体発光素子駆動装置1の構成例を示すブロック図 図1の半導体発光素子駆動装置1における信号等の変化例を示すタイミングチャート 実施の形態2における半導体発光素子駆動装置2の構成例を示すブロック図 図3の半導体発光素子駆動装置2における信号等の変化例を示すタイミングチャート 図3の可変増幅器200におけるPWM設定値と増幅率の関係例を示グラフ 実施の形態3における半導体発光素子駆動装置3の構成例を示すブロック図 図6の半導体発光素子駆動装置3における信号等の変化例を示すタイミングチャート 実施の形態4における半導体発光素子駆動装置4の構成例を示すブロック図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面及び以下の説明を提供するのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
以下、図1及び図2を用いて、実施の形態1を説明する。
[1-1.構成]
図1は、実施の形態1における半導体発光素子駆動装置1の構成例を示すブロック図である。図1において、半導体発光素子駆動装置1は、スイッチング電源100と、半導体発光素子110と、フィードバック回路10と、FET150と、PWM変調器170とを備える。フィードバック回路10は、比較器120と、コンデンサ130と、サンプリングスイッチ140と、検出抵抗160と、サンプリング信号発生回路180とを含む。スイッチング電源100、半導体発光素子110、FET150及び検出抵抗160はこの順で直列に接続される。
スイッチング電源100は、半導体発光素子110に流す駆動電流を発生する。半導体発光素子110は、スイッチング電源100からの駆動電流により駆動されて発光する。PWM変調器170は、外部回路から入力されたPWM設定値(デューティサイクルの指示値)に従ってPWM変調信号を生成し、FET150及びサンプリング信号発生回路180に出力する。FET150は例えばNチャネルMOSFETで構成されたスイッチング素子であって、PWM変調信号に従ってオンオフを切り替え、半導体発光素子110に流れる駆動電流をオンオフ制御する。
サンプリング信号発生回路180は、入力されたPWM変調信号に基づいてサンプリング信号を生成し、サンプリングスイッチ140に出力する。サンプリング信号は、実際に駆動電流が流れている期間にのみオンになるように、PWM変調信号を所定の時間だけ遅延させて生成される。サンプリングスイッチ140はサンプリング信号に従ってオンオフを切り替える。
検出抵抗160は、駆動電流により検出電圧を発生する。コンデンサ130は、サンプリングスイッチ140がオンである期間のみ検出電圧を平均して出力電圧Vcとし、比較器120に出力する。比較器120は、外部から入力された目標電流値を示す基準電圧と、コンデンサ130の出力電圧Vcとを比較し、その差分を示す比較結果信号を生成して、スイッチング電源100を駆動制御する。
[1-2.動作]
以上のように構成された半導体発光素子駆動装置1について、その動作を以下で詳細に説明する。
図1において、PWM変調器170は、外部回路から入力されるPWM設定値に従って、PWM変調信号のデューティサイクルの値がPWM設定値と一致するようにPWM変調信号を生成し、FET150及びサンプリング信号発生回路180に出力する。
FET150は、PWM変調器170からのPWM変調信号に従って導通のオンオフを切り替え、駆動電流をオンオフ制御する。ここで、実際に半導体発光素子110に流れる駆動電流は、PWM変調信号と比較すると、オンオフのタイミングに遅延が生じる。これは、FET150のオンオフ切替えにおける遅延及び、配線のインダクタンス等に起因する。以下、遅延対策の構成及び動作について説明する。
図2は、図1の半導体発光素子駆動装置1における信号等の変化例を示すタイミングチャートである。図2において、TはPWM変調信号の周期を示す。Td1はサンプリング信号発生回路における遅延時間を示す。Wp1はサンプリング信号のパルス幅を示す。
図2において、駆動電流にはPWM変調信号に対して時間Td1の遅延が発生している。サンプリング信号発生回路180は、PWM変調器170から入力されたPWM変調信号を、時間Td1だけ遅らせてサンプリング信号とし、サンプリングスイッチ140に出力する。これによりサンプリング信号は、半導体発光素子110に実際に電流が流れている期間にのみオンになる。
サンプリングスイッチ140はサンプリング信号によりオンオフ制御される。検出抵抗160で発生した検出電圧は、サンプリング信号がオンである期間のみコンデンサ130を充電する。サンプリング信号がオフの間、コンデンサ130の電荷は保存される。従って、コンデンサ130の出力電圧Vcは、実際に駆動電流が流れている間、駆動電流により検出抵抗160で発生した検出電圧を時間平均した電圧値となる。
なお、本実施の形態においてサンプリング信号発生回路における遅延Td1は、半導体発光素子駆動装置1を構成する素子等の特性にあわせて事前に設定されている。しかしながら、半導体発光素子駆動装置1がさらに遅延計測部を有し、各瞬間にサンプリング信号発生回路における遅延時間Td1の値を変化させるようにしてもよい。
比較器120は、外部から入力された目標電流値を示す基準電圧と、コンデンサ130の出力電圧Vcとを比較し、その差分を示す比較結果信号を生成してスイッチング電源100に出力することで、スイッチング電源100を駆動制御する。これによりスイッチング電源100は、実際に駆動電流が流れている期間における駆動電流の平均値が、目標電流値に等しくなるように駆動制御される。
本実施の形態において、コンデンサ130の出力電圧Vcは、PWM設定値によらずに決定され、その値は目標電流値を示す基準電圧と等しくなるよう制御される。従って、PWM設定値が例えば5%未満のように小さい値であっても、コンデンサ130の出力電圧Vcは高いレベルに保たれる。これにより、半導体発光素子駆動装置1を構成する素子の特性のばらつき等の影響を抑えて正確なフィードバックを行い、半導体発光素子110に安定した駆動電流を供給することができる。
[1-3.効果等]
以上のように、本実施の形態に係る半導体発光素子駆動装置1は、スイッチング電源100と、半導体発光素子110と、フィードバック回路10と、FET150と、PWM変調器170とを備えて構成される。フィードバック回路10は、比較器120と、コンデンサ130と、スイッチ140と、検出抵抗160と、サンプリング信号発生回路180とを含む。
FET150をPWM変調信号で制御し、検出抵抗160による検出電圧を、実際に半導体発光素子110に駆動電流が流れている間のみ平均化する。その後、平均化した検出電圧を比較器120で基準電圧と比較して、スイッチング電源100を駆動制御する。これにより、PWM変調のデューティサイクルが例えば5%未満のように小さい値であっても、半導体発光素子駆動装置1を構成する素子特性のばらつき等の影響を抑えて正確なフィードバックを行い、半導体発光素子110に安定した駆動電流を供給することができる。
(実施の形態2)
以下、図3~図5を用いて、実施の形態2を説明する。
図3は、実施の形態2に係る半導体発光素子駆動装置2の構成例を示すブロック図である。半導体発光素子駆動装置2は、図1の半導体発光素子駆動装置1のフィードバック回路10を、フィードバック回路10Aで置き換えたものである。フィードバック回路10Aは、フィードバック回路10と比較して、さらに可変増幅器200を備える。外部入力のPWM設定値は、PWM変調器170に加えて可変増幅器200にも入力される。可変増幅器200は、入力されたPWM設定値に基づいて、コンデンサ130の出力電圧Vcを増幅して比較器120に出力する。
図3の半導体発光素子駆動装置2において、半導体発光素子110に駆動電流が流れ始めた瞬間の駆動電流の立ち上がりの速さは、半導体発光素子駆動装置2を構成する素子の特性又は温度等により変化し得る。駆動電流の立ち上がりが充分に速いか、又はデューティサイクルが充分に大きい値の場合、駆動電流はPWM変調信号がオンの間に飽和し、その波形は矩形に近くなる。しかしながら、駆動電流の立ち上がりが遅く、かつPWM変調信号のデューティサイクルがきわめて小さい値の場合、駆動電流が飽和するよりも先にPWM変調信号がオフになり得る。この場合、駆動電流の波形は鋸歯状波に近くなる。
駆動電流が鋸歯状波に近い波形を持つ場合、その平均値は矩形に近い波形を持つ場合に比較して小さくなる。従って、コンデンサ130の出力電圧Vcは低下し、比較器120はスイッチング電源100を、出力電圧を増加させるように駆動する。その結果、駆動電流の最大値が増加する。
図4は、図3に示す半導体発光素子駆動装置2における信号等の変化例を示すタイミングチャートである。Td1はサンプリング信号発生回路における信号の遅延時間を示す。Ip1は、半導体発光素子110に流れる駆動電流が矩形波に近い波形を持つ時の電流の最大値を示す。Ip2は、鋸歯状波に近い波形を持つことにより先述のように増加した駆動電流の最大値を示す。
図4の例において、PWM設定値を低下させると駆動電流の最大値がIp2まで増加する。この最大値Ip2が半導体発光素子110の最大定格電流よりも大きい場合、半導体発光素子110が破損するおそれがある。そこで実施の形態2における半導体発光素子駆動装置2において、PWM設定値が所定の値よりも小さい場合に、コンデンサ130の出力電圧Vcを増幅する可変増幅器200を用いる。
比較器120は、PWM設定値が後述の所定の値よりも小さい場合に、可変増幅器200により増幅された電圧を、外部入力の基準電圧と比較する。従って、スイッチング電源100の出力電圧は、可変増幅器200を備えない場合と比較して小さくなる。よって、可変増幅器200の増幅率を調整すれば、駆動電流の最大値を、PWM設定値によらず一定にすることができる。これによりPWM設定値が例えば5%未満といった小さい値の場合に、半導体発光素子110に流れる駆動電流が半導体発光素子110の最大定格電流を超える問題が解消される。
図5は、PWM設定値と可変増幅器200の増幅率との関係の例を示すグラフである。半導体光素子110に流れる駆動電流は、PWM設定値が小さくなるにつれてより鋸歯状波に近い波形となり、平均値が低下する。従って、発光素子110に流れる電流の最大値を、PWM設定値によらず一定にするために、可変増幅器200の増幅率は、入力されたPWM設定値が小さくなるに従って大きくなるように設定される。
図5において、駆動電流の最大値Ip2がちょうど半導体発光素子110の最大定格電流と同じ値となるPWM設定値が、PSthで示される。PWM設定値がPSth以上の場合、半導体発光素子110を流れる電流は、可変増幅器200を用いずとも最大定格電流を超えない。従って、PWM設定値がPSth以上の区間における可変増幅器200の増幅率は100%(増幅しない)と設定される。
(実施の形態3)
以下、図6及び図7を用いて、実施の形態3を説明する。
図6は、実施の形態3における半導体発光素子駆動装置3の構成例を示すブロック図である。図6の半導体発光素子駆動装置3は、図1の半導体発光素子駆動装置1と比較して、フィードバック回路10がフィードバック回路10Bで置き換えられている。フィードバック回路10Bは、フィードバック回路10のサンプリング信号発生回路180をサンプリング信号発生回路180Aで置き換えたものである。
実施の形態1では、サンプリング信号発生回路180が発生するサンプリング信号のパルス幅Wp1は、PWM変調信号のパルス幅と同じ値である。しかしながら、半導体発光素子駆動装置1を構成する素子の特性等が変化することで半導体発光素子110に流れる電流のタイミング又は幅が変化した場合、駆動電流が流れていない期間の検出電圧をサンプリングしてしまい、フィードバックの正確さを欠く。そこでサンプリング信号発生回路180Aでは、発生するサンプリング信号のパルス幅も調整する。
図7は、図6の半導体発光素子駆動装置3における信号等の変化例を示すタイミングチャートである。図7のように、サンプリング信号発生回路180Aにおける遅延Td2を、サンプリング信号発生回路180における遅延Td1よりも大きく設定する。さらにサンプリング信号のパルス幅Wp2を実施の形態1におけるサンプリング信号のパルス幅Wp1よりも狭く調整する。これにより、実際に半導体発光素子110に電流が流れている期間の一部分のみがサンプリングされる。
遅延Td2及びパルス幅Wp2は、サンプリング期間が、半導体発光素子110に電流が流れ始めた直後の立ち上がりの期間及び、当該電流がオフになる直前の期間を含まないように調整する。これにより、半導体発光素子110に流れる電流のPWM変調信号に対する遅延時間が微小に変化した場合であっても、半導体発光素子110に電流が流れていない期間の検出電圧をサンプリングすることはなくなる。また、半導体発光素子110に流れる電流の立ち上がりの速さが多少増減しても、それが大きな影響を与えない期間のみ検出電圧がサンプリングされる。従って半導体発光素子110の温度又は素子特性のばらつき等の影響をさらに抑え、より安定した駆動電流を供給することが可能となる。
(実施の形態4)
図8は、実施の形態4に係る半導体発光素子駆動装置4の構成例を示すブロック図である。半導体発光素子駆動装置4は、図1の半導体発光素子駆動装置1と比較して、フィードバック回路10がフィードバック回路10Cで置き換えられている。フィードバック回路10Cはフィードバック回路10と比較して、さらに実施の形態2における可変増幅器200を備え、サンプリング信号発生回路180が実施の形態3におけるサンプリング信号発生回路180Aで置き換えられている。このように、本開示の実施の形態に示す特徴の一部又は全部は、互いに組み合わせられて複合した効果を奏することもできる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1~4を説明した。しかしながら、本開示における技術はこれらに限定されず、適宜変更、置換、付加、省略等を行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1~4で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。そこで、以下で他の実施の形態を例示する。
実施の形態1~4では、半導体発光素子110に流れる駆動電流をオンオフ制御する手段の一例として、NチャネルMOSFETを用いる場合を説明した。駆動電流をオンオフ制御する手段は、NチャネルMOSFETに限定されない。例えば駆動電流をオンオフ制御する手段として、PチャネルMOSFETを用いてもよい。ただし、駆動電流をオンオフ制御する手段としてのNチャネルMOSFETは高速かつ低抵抗であるため、これを用いることでエネルギー損失を抑えられる。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面及び詳細な説明を提供した。
従って、添付図面及び詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることを根拠として、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲又はその均等の範囲において種々の変更、置換、付加、省略を行うことができる。
本開示に係る半導体発光素子駆動装置は、PWM変調により半導体発光素子の輝度を調整する半導体発光素子駆動装置を使用する、例えば照明装置や投写型映像表示装置等に利用可能である。
1 半導体発光素子駆動装置
10 フィードバック回路
100 スイッチング電源
110 半導体発光素子
120 比較器
130 コンデンサ
140 サンプリングスイッチ
150 FET
160 検出抵抗
170 PWM変調器
180 サンプリング信号発生回路

Claims (4)

  1. 半導体発光素子と、
    前記半導体発光素子を駆動させるための駆動電流を出力するスイッチング電源と、
    前記駆動電流をオンオフ制御するスイッチング素子と、
    外部から入力されたPWM設定値に基づいて前記スイッチング素子をオンオフ制御するためのPWM変調信号を発生するPWM変調器と、
    前記駆動電流及び外部入力の目標電流値に基づいて、前記スイッチング電源を駆動制御するフィードバック回路とを備え、
    前記フィードバック回路は、前記駆動電流が流れている期間における前記駆動電流の平均値が、前記目標電流値に等しくなるように、前記スイッチング電源を駆動制御し、
    前記フィードバック回路は、
    前記駆動電流により検出電圧を発生する検出抵抗と、
    前記検出電圧を時間平均化し、出力電圧を発生するコンデンサと、
    前記コンデンサの出力電圧と、前記目標電流値を示す基準電圧とを比較して生成した比較結果信号により、前記スイッチング電源を駆動制御する比較器と、
    前記検出抵抗と前記コンデンサとの接続をオンオフするサンプリングスイッチと、
    前記PWM変調信号に基づいてサンプリング信号を発生するサンプリング信号発生回路とを備え、
    前記サンプリング信号発生回路は、実際に前記駆動電流が流れている期間に前記サンプリング信号がオンになるように、前記PWM変調信号を所定の時間遅延させて前記サンプリング信号を発生する、
    半導体発光素子駆動装置。
  2. 前記サンプリング信号発生回路はさらに、発生する前記サンプリング信号のパルス幅を、入力された前記PWM変調信号のパルス幅よりも狭くする、
    請求項に記載の半導体発光素子駆動装置。
  3. 前記フィードバック回路はさらに、
    前記比較器に入力される前記コンデンサの出力電圧を増幅する可変増幅器を備え、
    前記可変増幅器は、前記PWM設定値が所定の値よりも小さい場合に前記コンデンサの出力電圧を増幅し、その増幅率は前記PWM設定値が小さいほど大きい、
    請求項1又は2に記載の半導体発光素子駆動装置。
  4. 半導体発光素子と、
    前記半導体発光素子を駆動させるための駆動電流を出力するスイッチング電源と、
    前記駆動電流をオンオフ制御するスイッチング素子と、
    外部から入力されたPWM設定値に基づいて前記スイッチング素子をオンオフ制御するためのPWM変調信号を発生するPWM変調器と、
    前記駆動電流及び外部入力の目標電流値に基づいて、前記スイッチング電源を駆動制御するフィードバック回路とを備え、
    前記フィードバック回路は、前記駆動電流が流れている期間における前記駆動電流の平均値が、前記目標電流値に等しくなるように、前記スイッチング電源を駆動制御し、
    前記フィードバック回路は、
    前記駆動電流により検出電圧を発生する検出抵抗と、
    前記検出電圧を時間平均化し、出力電圧を発生するコンデンサと、
    前記コンデンサの出力電圧と、前記目標電流値を示す基準電圧とを比較して生成した比較結果信号により、前記スイッチング電源を駆動制御する比較器と、
    前記比較器に入力される前記コンデンサの出力電圧を増幅する可変増幅器とを備え、
    前記可変増幅器は、前記PWM設定値が所定の値よりも小さい場合に前記コンデンサの出力電圧を増幅し、その増幅率は前記PWM設定値が小さいほど大きい、
    半導体発光素子駆動装置。
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