JP5930769B2 - 負荷駆動回路 - Google Patents

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Description

本発明は、昇圧部分とLED調光部分を備えた負荷駆動回路に関する。
負荷駆動回路として、特許文献1に記載のように、入力電圧と出力電圧とを取り込み、出力電圧が所望の電圧になるように、負帰還制御を行うものがある。ここでは、入力した出力電圧をデジタル信号に変換し、デジタル処理で出力トランジスタをPWM制御している。この動作は、出力電圧をΔΣコンバータでデジタル化する第1の行程、第1の行程でデジタル化した信号で所望の信号が得られているかを確認し目的の出力電圧が得られるための適切な値を求める第2の行程、および第2の行程で求めた値をPWM変換して出力電圧を得る第3の行程を、順次繰り返すものである。
この方法のメリットは、第2の行程で行う「所望の電圧が得られているかを確認」するプログラムを載せ替えることによって、動作を変更させることが容易な点である。すべてをアナログ処理で行う場合に比べ、回路設計のやり直しやプリント基板の作り直しが必要なくなる。これは、デジタル電源回路における出力に過大な電流が流れる際にエラー訂正したPWM信号を生成することに向いている。さらに、アナログ処理では難しい負帰還のドミナントポール(周波数特性の低周波側の極点)を適宜変更することで、スルーレートを早めることができる利点もある。
また、特許文献2にも、特許文献1と同様に、ΔΣコンバータを利用した負荷駆動回路が記載されている。これは、負荷に流れる電流を一定にする制御であり、負荷に流れる電流を比較測定するための基準電圧をDAコンバータの出力から得て、デジタル制御を行う構成となっている。このDAコンバータはΔΣ方式を使用している。
米国特許第7,719,246号明細書 米国特許第7,804,256号明細書
ところが、上記のような負荷駆動回路では、ADコンバータとDAコンバータの2つの複雑な回路を必要とする。また、群遅延の大きい回路であるため回路を高速化することが困難である。このため、負荷駆動回路を高速化させる場合には、消費電流の増大を招き、高ビット化が難しく量子化誤差が目立つ。また、電源電圧の変動が大きいときには、負荷に対して定電流を供給することができない。
本発明の目的は、ADコンバータやDAコンバータを不要にして量子化誤差を皆無にし、また、電源電圧の変動が大きい場合であっても、容量の小さな出力コンデンサを使用して負荷に対して安定した電流を供給できるようにした負荷駆動回路を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、LED負荷回路に並列接続された出力コンデンサに対して、商用周波電源の全波整流電圧をそのまま又は昇圧パルス幅変調信号により昇圧して充電し、前記LED負荷回路に流れる負荷電流のLEDの目標輝度に相当する平均値からのずれに応じて、第1の調光パルス幅変調信号を生成し、該第1の調光パルス変調信号より前記負荷電流をスイッチング制御する負荷駆動回路であって、前記第1の調光パルス幅変調信号のデューティが最大値を示すとき、前記全波整流電圧の波形の次回の半波波形の下降領域で前記昇圧パルス幅変調信号により昇圧を行う動作を、前記昇圧パルス幅変調信号のデューティを順次大きくしながら繰り返し、前記第1の調光パルス幅変調信号のデューティが前記最大値よりも低下すると、前記昇圧パルス幅変調信号のそのときのデューティを固定して昇圧を行う動作を繰り返すことを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の負荷駆動回路において、前記第1の調光パルス幅変調信号のデューティの最大値は、前記LEDが前記目標輝度で発光する前記負荷電流の平均値に相当するデューティであることを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1又は2に記載の負荷駆動回路において、前記昇圧パルス幅変調信号によって前記半波波形の前記下降領域で昇圧を行うときの昇圧期間は、前記半波波形の前記下降領域の下降開始時刻から、前記LEDが前記目標輝度で発光する平均負荷電流を流す電圧に下降する時刻までの範囲内であることを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項1、2又は3に記載の負荷駆動回路において、前記昇圧パルス幅変調信号によって前記半波波形の前記下降領域で昇圧を行うときの昇圧開始時刻は、前記昇圧パルス幅変調信号のデューティが大きくなるほど、前記下降領域の下降開始時刻に近づくことを特徴とする。
請求項5にかかる発明は、請求項1、2、3、又は4に記載の負荷駆動回路において、電源投入時は、デューティが順次増大する第2の調光パルス幅変調信号により前記負荷電流をスイッチングし、該第2の調光パルス幅変調信号のデューティが前記第1の調光パルス幅変調信号のデューティを超えた後は、前記第1の調光パルス幅変調信号により前記負荷電流をスイッチングすることを特徴とする。
請求項6にかかる発明は、請求項1、2、3、4又は5に記載の負荷駆動回路において、前記出力コンデンサの電圧が所定値を超えたとき、前記昇圧パルス幅変調信号による昇圧動作および前記第1又は第2の調光パルス幅変調信号による前記負荷電流のスイッチング制御を停止することを特徴とする。
本発明によれば、ADコンバータやDAコンバータが不要になるので量子化誤差が皆無となる。また、商用周波電源の全波整流電圧を電源電圧とする場合であっても、負荷電流に応じた第1の調光パルス幅変調信号のデューティに対応して全波整流電圧の下降領域で昇圧を行うので、必要最小限の昇圧動作となり、出力コンデンサを小さな容量にすることができ、その出力コンデンサを小型化、低コスト化することができる。しかも、LEDに対して安定した電圧を供給することができる。
本発明の第1の実施例の負荷駆動回路の回路図である。 図1の負荷駆動回路の昇圧動作の波形図である。 図1の負荷駆動回路のLED負荷回路の変形例を示す回路図である。 本発明の第2の実施例の負荷駆動回路の回路図である。 本発明の第3の実施例の負荷駆動回路の回路図である。 本発明の第4の実施例の負荷駆動回路の回路図である。 本発明の第5の実施例の負荷駆動回路の回路図である。
<第1の実施例>
図1に本発明の第1の実施例の負荷駆動回路を示す。10は制御に使用する各種信号を生成する信号生成回路であり、クロック信号CLKを発生する発振回路11と、そのクロック信号CLKをカウントして所定数(フレーム周期分)のカウントで自動リセットされるカウンタ12と、クロック信号CLKとカウンタ12の出力と第1の第1の調光パルス幅変調信号PWM1を入力してその第1の調光パルス幅変調信号PWM1のデューティ信号WIDTHを出力するラッチ回路13と、クロック信号CLKとカウンタ12の出力値とからフレーム信号FLAMEを生成する分周回路14と、そのフレーム信号FLAMEを入力してフレーム信号FLAMEと同じ周期の鋸波を生成する鋸波生成回路15とを備える。
20は昇圧パルス幅変調信号PWM4と第3の調光パルス幅変調信号PWM3を生成するデジタル処理回路であり、制御回路21、シフトレジスタ22,23、およびセレクタ24を備える。制御回路21は、過電圧検出信号OVPとデューティ信号WIDTHとクロック信号CLKとフレーム信号FLAMEを入力して、昇圧データD1と調光データD2とリセット信号RSTとセレクタ信号S1を出力する。シフトレジスタ22は、制御回路21の昇圧データD1とリセット信号RSTとクロック信号CLKとフレーム信号FLAMEを入力して、昇圧パルス幅変調信号PWM4を生成する。シフトレジスタ23は、制御回路21の調光データD2とリセット信号RSTとクロック信号CLKとフレーム信号FLAMEを入力して、第2の調光パルス幅変調信号PWM2を生成する。セレクタ24は、第1の調光パルス幅変調信号PWM1と第2の調光パルス幅変調信号PWM2を入力して、制御回路21のセレクタ信号S1に応じて、その一方を第3の調光パルス幅変調信号PWM3として出力する。
30は調光PWM変調回路であり、オペアンプ31,32と抵抗R5〜R7とコンデンサC2を備え、調光帰還信号FBと基準電圧VREF2の差分の低域成分(平均値)をオペアンプ31で取り出し、オペアンプ32で鋸波信号WAVEと比較することで、調光帰還信号FBと基準電圧VREF2の差分の低域成分に応じた第1の調光パルス幅変調信号PWM1を生成する。オペアンプ31と抵抗R5〜R7とコンデンサC2とは、位相補償をかねたローパスフィルタを構成している。
40Aは昇圧用プリバッファ回路、40Bは調光用プリバッファ回路であり、いずれもCMOSインバータを3段縦続接続した構成である。50Aは昇圧出力回路、50Bは調光出力回路である。前記した調光帰還信号FBは、調光出力回路50Bを流れる負荷電流が抵抗R3で電圧変換された信号である。
60は比較器であり、検出電圧VAが基準電圧VREF3を超えたとき、前記した過電圧検出信号OVPを出力する。検出電圧VAは、出力コンデンサC1の電圧VOUTを抵抗R1,R2で分割することで得られる。
70は複数のLEDを直列接続した例えば蛍光灯の代用として使用されるLED負荷回路であり、出力コンデンサC1に並列接続されている。80は電圧レギュレータであり、商用周波電源の全波整流電圧ACを保護抵抗R4を介して入力し、DCの電源電圧(VDD,VSS)を生成する。また、90は基準電圧生成回路であり、電源電圧(VDD,VSS)を入力して、基準電圧VREF1,VREF2,VREF3を生成する。
L1はインダクタ、D1は整流ダイオードであり、これらと昇圧出力回路50Aとで昇圧チョッパ電源回路を構成しており、この昇圧チョッパ電源回路は入力する全波整流電圧ACを所定タイミングでスイッチングして昇圧、整流動作を行い、得られた電圧VOUTが出力コンデンサC1に充電される。
さて、図2の時刻t0で電源を投入すると、昇圧部分においては、昇圧チョッパ動作はまだ開始しておらず、出力コンデンサC1の電圧VOUTはほぼ全波整流波形に近似の波形となる。
一方、調光部分においては、セレクタ24は、電源投入時にセレクタ信号S1によって、シフトレジスタ23から出力する第2の調光パルス幅変調信号PWM2を選択するよう切り替えられる。この第2の調光パルス幅変調信号PWM2は、電源投入の時刻t0からクロック信号CLKの進行により徐々にデューティが大きくなっていく信号である。この第2の調光パルス幅変調信号PWM2がセレクタ24を経由して第3の調光パルス幅変調信号PWM3となって、調光プリバッファ回路40Bを介して調光出力回路50Bを駆動する。これにより、LED負荷回路70に流れる平均電流が徐々に増大してゆき、LEDの輝度が徐々に高くなる。
この間、調光帰還信号FBが発生しており、その調光帰還信号FBと基準電圧VREF2との差分に応じて、調光PWM変調回路30から出力する第1の調光パルス幅変調信号PWM1のデューティが制御される。そして、第2の調光パルス幅変調信号PWM2のデューティが第1の調光パルス幅変調信号PWM1のデューティを超えたことが制御回路21で確認される時刻t1になると、セレクタ信号S1によって、セレクタ24が第2の調光パルス幅変調信号PWM2の選択状態から、第1の調光パルス幅変調信号PWM1の選択状態に切り替わる。よって、この後は第1の調光パルス幅変調信号PWM1が第3の調光パルス幅変調信号PWM3として調光用プリバッファ回路40Bを介して調光出力回路50Bを駆動する。
この後、第1の調光パルス幅変調信号PWM1のデューティが調光帰還信号FBに応じて制御されるが、LED負荷回路70に要求される電流が所定値に達しない場合は、昇圧動作も並行して行われる。この昇圧動作では、制御回路21は、全波整流電圧ACの複数の半周期分の第1の調光パルス幅変調信号PWM1のデューティWIDTHと昇圧パルス幅変調信号PWM4のデューティを記憶し、それらの記憶した前半の半周期分のデューティ等に基づいて、直後の後半の半周期分について昇圧PWM制御のデューティ予測を行い、その予測したデューティの昇圧パルス幅変調信号PWM4を出力することによって、昇圧プリバッファ回路40Aと昇圧出力回路50Aにより、出力コンデンサC1に不足する電荷を充電する昇圧PWM制御を行う。
以下、図2を参照して詳しく説明する。まず、第3の調光パルス幅変調信号PWM3が第2の調光パルス幅変調信号PWM2から第1の調光パルス幅変調信号PWM1に切り替わった時刻t1の後の区間(1)では、出力電圧VOUTが最大値Vp故に第1の調光パルス幅変調信号PWM1のデューティが最低となる時刻t2と、次回に第1の調光パルス幅変調信号PWM1が最低デューティとなる時刻t5の間の時間τを測定する。そして、この時間τの期間中に第1の調光パルス幅変調信号PWM1に最大デューティMaxがあるか否かを確認する。区間(1)では、所定の輝度を得る電流を流す電圧Vaよりも出力電圧VOUTが低下する時刻t3〜t4で最大デューティMaxがあるので、その最大デューティMaxの最初の時刻t3を確認し、時刻t3とt2の間の時間差Ψ(=t3−t2)を計算する。
次の区間(2)では、第1の調光パルス幅変調信号PWM1の最低デューティ(出力電圧VOUTがVp)の時刻t5から0.5Ψだけ経過した時刻t6から昇圧を開始する。このときの昇圧パルス幅変調信号PWM4のデューティは1%とし、時刻t5から時間Ψだけ経過した時刻t7で昇圧を停止する。そして、この後、最大デューティがあるか否かを確認する。
次の区間(3)では、区間(2)で、区間(1)と同様に、所定の輝度を得る電流を流す電圧Vaよりも出力電圧VOUTが低下する時刻t8〜t9において第1の調光パルス幅変調信号PWM1に最大デューティMaxがあったので、第1の調光パルス幅変調信号PWM1の最低デューティ(出力電圧VOUTがVp)の時刻t10から0.5Ψだけ経過した時刻t11から0.5Ψの時間がすぎた時刻t12のまでの間だけ昇圧を行う。このときは、昇圧パルス幅変調信号PWM4のデューティを1%増して2%にする。以後、第1の調光パルス幅変調信号PWM1の最大デューティが確認されるたびに、全波整流電圧ACの半周期毎に同様な動作を繰り返して、昇圧パルス幅変調信号PWM4のデューティを1%ずつ増大させていく。
そして、以上のように昇圧パルス幅変調信号PWM4のデューティを1%ずつ増大させていって、区間(4)のように、昇圧パルス幅変調信号PWM4のデューティが90%となった場合には、次の区間(5)から、昇圧動作の開始タイミングを0.5Ψから0.4Ψに早くする。
この区間(5)では、出力電圧VOUTが、所定の輝度を得る電流を流す電圧Vaより高くなる安定状態に達していて、第1の調光パルス幅変調信号PWM1のデューティが最大値Maxに達することがないので、昇圧開始時点を0.4Ψ経過した時点から開始し、昇圧期間を0.6Ψとし、昇圧パルス幅変調信号PWM2のデューティ90%とし、これらを固定する。区間(6)以降も同様である。
このように、本発明では、全波整流電圧ACの波形の電圧が下降傾向を示す領域を昇圧タイミングとし、LED負荷回路70に流れる電流に応じて変化する第1の調光パルス幅変調信号PWM1のデューティを監視して、そのデューティが最大値Maxになる場合には、出力コンデンサC1の電圧が不足しているので、次回の昇圧タイミングで昇圧パルス幅変調信号PWM4のデューティを順次大きくして動作を繰り返して、出力コンデンサC1の電圧を増大させる制御を行い、第1の調光パルス幅変調信号PWM1のデューティが最大値Maxに達しないようになれば、そこで昇圧パルス幅変調信号PWM4のデューティを固定するものである。
このような制御を行うことによって、出力コンデンサC1には必要最小限の電荷が蓄積されることになり、昇圧チョッパ電源回路の効率を高めることができるとともに、その出力コンデンサC1の容量を小さくすることが可能となり、出力コンデンサC1の小型化、負荷駆動回路の低コスト化を実現できる。
なお、以上では、昇圧パルス幅変調信号PWM4により昇圧する昇圧期間を、0.5Ψ〜Ψの期間、又は0.6Ψ〜Ψの期間としたが、全波整流電圧ACの下降領域の下降開始時刻(出力電圧VOUTの最大値Vpの時刻)からΨが経過する時刻までの範囲内であればよく、また昇圧開始時刻は昇圧パルス幅変調信号PWM4のデューティが大きくなるほど下降開始時刻に近づければよい。
また、上記昇圧動作によって出力電圧VOUTの検出電圧VAが基準電圧VREF3を超えたときは、比較器60から過電圧検出信号OVPが出力して、デジタル処理回路20に入力し、昇圧パルス幅変調信号PWM4のデューティを所定時間0%にしてから、例えば1%に強制的に切り替える。これにより、図2の区間(2)からの動作が再開される。
<第2の実施例>
図3にLED負荷回路70の変形例を示す。(a)に示すLED負荷回路70Aは、LED直列回路にインダクタL2を直列接続したものであり、このようにインダクタL2を接続すると、そのインダクタンス成分によってPWM制御される電流をより一定化させることができる。(b)に示すLED負荷回路70Bは、(a)の回路にさらに並列にフライホイールダイオードD2を接続して、インダクタL2の逆起電力吸収を行わせ、LEDに流れる電流をより一定化させたものである。(c)に示すLED負荷回路70Cは、(b)の回路のLED直列回路にコンデンサC3を並列接続して、LED直列回路に印加する電圧の安定化を図ったものである。
<第3の実施例>
図4に第3の実施例の負荷駆動回路を示す。本実施例は、昇圧出力回路50Aの出力トランジスタ51に直列に電流検出抵抗R8を接続して、電源短絡等により大電流が流れて抵抗R8に発生する電圧が所定値を超えたときに、過電流検出回路100から過電流検出信号OCP1を出力して、デジタル処理回路20に入力させ、昇圧パルス幅変調信号PWM4、第2の調光パルス幅変調信号PWM2をハイレベルに固定するとともにセレクタ信号S1によりセレクタ24が第2の調光パルス幅変調信号PWM2を選択するようにして、昇圧出力回路50Aおよび調光回路50Bがオフするようにしたものである。
<第4の実施例>
図5に第4の実施例の負荷駆動回路を示す。本実施例は、調光出力回路50Bの出力トランジスタ52に直列に電流検出抵抗R9を接続して、電源短絡等により大電流が流れて抵抗R9に発生する電圧が所定値を超えたときに、過電流検出回路110から過電流検出信号OCP2を出力して、デジタル処理回路20に入力させ、昇圧パルス幅変調信号PWM4、第2の調光パルス幅変調信号PWM2をハイレベルに固定するとともにセレクタ信号S1によりセレクタ24が第2の調光パルス幅変調信号PWM2を選択するようにして、昇圧出力回路50Aおよび調光回路50Bがオフするようにしたものである。
<第5の実施例>
図6に第5の実施例の負荷駆動回路を示す。本実施例は、負荷駆動回路内の温度が所定値を超えた場合に、温度検出回路120から高温検出信号TPを出力させて、デジタル処理回路20に入力させ、昇圧パルス幅変調信号PWM4、第2の調光パルス幅変調信号PWM2をハイレベルに固定するとともにセレクタ信号S1によりセレクタ24が第2の調光パルス幅変調信号PWM2を選択するようにして、昇圧出力回路50Aおよび調光回路50Bがオフするようにしたものである。
<第6の実施例>
図7に第6の実施例の負荷駆動回路を示す。本実施例は、デジタル処理回路20に外部入出力用のインターフェース端子130を接続したものである。これにより、外部から、この負荷駆動回路の例えばオン/オフを制御したり、この負荷駆動回路の短絡検出、高温検出等の異常発生内容を外部に出力することが可能となっている。
<その他の実施例>
なお、昇圧PWM変調回路30から出力する第1の調光パルス幅変調信号PWM1は、鋸波信号WAVEの周波数に比べてクロック信号CLKの周波数が高いほど、精度が高くなる。よって、高精度が要求される状況では、クロック信号CLKの周波数を高くし、デューティ信号WIDTHの分解能を高くすればよい。例えば、鋸波の周波数が250kHzであるとすると、クロック信号CLKの周波数をその2倍で16MHz、210倍では256MHzにすればよい。これは、PLLを使用してクロック信号CLKの周波数を可変させることで容易に実現できる。
10:信号生成回路、11:発振回路、12:カウンタ、13:ラッチ回、14:分周回路、15:鋸波生成回路
20:デジタル処理回路、21:制御回路、22,23:シフトレジスタ、24:セレクタ
30:調光PWM変調回路、31,32:オペアンプ
40A:昇圧プリバッファ回路、40B:調光プリバッファ回路
50A:昇圧出力回路、50B:調光出力回路
60:比較器
70:LED負荷回路
80:電圧レギュレータ
90:基準電圧生成回路
100,110:過電流検出回路
120:温度検出回路
130:インターフェース端子

Claims (6)

  1. LED負荷回路に並列接続された出力コンデンサに対して、商用周波電源の全波整流電圧をそのまま又は昇圧パルス幅変調信号により昇圧して充電し、前記LED負荷回路に流れる負荷電流のLEDの目標輝度に相当する平均値からのずれに応じて、第1の調光パルス幅変調信号を生成し、該第1の調光パルス変調信号より前記負荷電流をスイッチング制御する負荷駆動回路であって、
    前記第1の調光パルス幅変調信号のデューティが最大値を示すとき、前記全波整流電圧の波形の次回の半波波形の下降領域で前記昇圧パルス幅変調信号により昇圧を行う動作を、前記昇圧パルス幅変調信号のデューティを順次大きくしながら繰り返し、
    前記第1の調光パルス幅変調信号のデューティが前記最大値よりも低下すると、前記昇圧パルス幅変調信号のそのときのデューティを固定して昇圧を行う動作を繰り返す、
    ことを特徴とする負荷駆動回路。
  2. 請求項1に記載の負荷駆動回路において、
    前記第1の調光パルス幅変調信号のデューティの最大値は、前記LEDが前記目標輝度で発光する前記負荷電流の平均値に相当するデューティであることを特徴とする負荷駆動回路。
  3. 請求項1又は2に記載の負荷駆動回路において、
    前記昇圧パルス幅変調信号によって前記半波波形の前記下降領域で昇圧を行うときの昇圧期間は、前記半波波形の前記下降領域の下降開始時刻から、前記LEDが前記目標輝度で発光する平均負荷電流を流す電圧に下降する時刻までの範囲内であることを特徴とする負荷駆動回路。
  4. 請求項1、2又は3に記載の負荷駆動回路において、
    前記昇圧パルス幅変調信号によって前記半波波形の前記下降領域で昇圧を行うときの昇圧開始時刻は、前記昇圧パルス幅変調信号のデューティが大きくなるほど、前記下降領域の下降開始時刻に近づくことを特徴とする負荷駆動回路。
  5. 請求項1、2、3、又は4に記載の負荷駆動回路において、
    電源投入時は、デューティが順次増大する第2の調光パルス幅変調信号により前記負荷電流をスイッチングし、該第2の調光パルス幅変調信号のデューティが前記第1の調光パルス幅変調信号のデューティを超えた後は、前記第1の調光パルス幅変調信号により前記負荷電流をスイッチングすることを特徴とする負荷駆動回路。
  6. 請求項1、2、3、4又は5に記載の負荷駆動回路において、
    前記出力コンデンサの電圧が所定値を超えたとき、前記昇圧パルス幅変調信号による昇圧動作および前記第1又は第2の調光パルス幅変調信号による前記負荷電流のスイッチング制御を停止することを特徴とする負荷駆動回路。
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