JP2017050110A - 半導体光源駆動装置、制御装置及び半導体光源駆動装置の駆動方法 - Google Patents

半導体光源駆動装置、制御装置及び半導体光源駆動装置の駆動方法 Download PDF

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幹夫 元森
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努 榊原
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Abstract

【課題】小型及び低コストで、立ち上がり及び立下り速度の速い点灯パルス電流を半導体光源に供給できる半導体光源駆動装置を提供する。【解決手段】半導体光源駆動装置3は、スイッチングレギュレータ4に供給されるスイッチング信号S11を制御する制御回路部5を備え、制御回路部5は、スイッチング信号S11のデューティ比を出力制御信号S30に応じて調整する駆動信号生成部8と、点灯パルスS0が点灯を示すとき、半導体光源1に流れる電流が所定の電流値となるデューティ比を示す出力制御信号S30を出力するアップダウンカウンタ10と、レジスタ11と、点灯パルスS0のデューティ比が所定の閾値以上の場合に点灯中の出力制御信号S30をレジスタ11に保存させ、上記デューティ比が所定の閾値以下の場合に点灯パルスS0がオフとなる期間中にレジスタ11のレジスタ値をアップダウンカウンタ10に読み出す保持レジスタ制御部13とを有する。【選択図】図1

Description

本開示は、半導体光源を調光する機能を有する半導体光源駆動装置、制御装置及び半導体光源駆動装置の駆動方法に関する。
近年、DRL(Daytime Running Light)付ヘッドランプ及びブレーキランプ付テールランプ等に半導体光源を利用したものが用いられるようになっており、半導体光源を安定的に駆動する装置が求められている。
また一般に、半導体光源は、電流値によって色度が変化(色ずれ)する特性を有している。したがって、減光点灯させるために、半導体光源へ供給する直流の電流値を単純に低下させると、色ずれが発生する。よって、このような色ずれを抑制するために、電流を一定としてパルス幅変調(PWM)で輝度を調整する点灯パルス制御が行われることが望ましい。
更に、近年では、半導体光源を自然に消す事が求められており、点灯から消灯に至るまで、言い換えると点灯パルスのデューティ比が0%に至るまで安定に駆動できる半導体光源装置が求められている。
このような背景のなか、特許文献1では、点灯時の平衡状態を、消灯時にデジタル的に保持する技術が提案されている。
特開2012−238499号公報
しかしながら、特許文献1に開示された従来技術では、断続的な点灯及び消灯によって半導体光源を調光する点灯パルスのデューティ比が小さくなったときに、点灯パルス電流のピーク値が安定せずに、光源にちらつきが発生する場合があるという課題を有している。
上記課題に鑑み、本発明は、小型及び低コストで、立ち上がり及び立下り速度の速い点灯パルス電流を半導体光源に供給することが可能な半導体光源駆動装置、制御装置及び半導体光源駆動装置の駆動方法を提供する。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る半導体光源駆動装置は、断続的な点灯及び消灯により半導体光源を調光する半導体光源駆動装置であって、スイッチング素子を有し、当該スイッチング素子が所定の周波数の駆動信号を受けることで、当該駆動信号のデューティ比に応じた電流を前記半導体光源に供給するスイッチングレギュレータと、前記駆動信号のデューティ比と前記半導体光源の断続的な点灯及び消灯とを制御する制御回路部とを備え、前記制御回路部は、前記駆動信号を生成し、かつ、出力制御信号を受けて、前記駆動信号のデューティ比を前記出力制御信号が示すデューティ比に調整する駆動信号生成部と、点灯時に前記半導体光源に流れる電流を検出する電流検出部と、前記半導体光源に流れる電流が所定の電流値を超えているか否かを検出する電流比較部と、点灯及び消灯を示す点灯パルス信号及び前記電流比較部の検出結果を受け、前記点灯パルス信号が点灯を示すとき、前記半導体光源に流れる電流が前記所定の電流値となるデューティ比を示す前記出力制御信号を出力するアップダウンカウンタと、前記アップダウンカウンタの出力信号を保存するレジスタと、前記点灯パルス信号のデューティ比が所定の閾値以上であるか否かを検出する調光信号検出部と、前記点灯パルス信号のデューティ比が所定の閾値以上の場合に、点灯中の前記出力制御信号を前記レジスタに保存させ、前記点灯パルス信号のデューティ比が所定の閾値以下の場合に、前記点灯パルス信号がオフとなる期間中に前記レジスタのレジスタ値を前記アップダウンカウンタに読み出す保持レジスタ制御部とを有することを特徴とする。
本発明に係る半導体光源駆動装置によれば、点灯パルスが高いデューティ比から低いディーティ比まで点灯時の光源電流を安定に供給できるので、半導体光源を色ずれの発生やちらつきなく消灯させることが可能となる。
実施の形態1に係る半導体光源駆源装置の構成を示す回路図である。 実施の形態1に係るアップダウンカウンタの構成を示す回路図である。 実施の形態1に係る半導体光源駆源装置の動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態2に係る半導体光源駆源装置の構成を示す回路図である。 実施の形態2に係る半導体光源駆源装置の動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態3に係る半導体光源駆源装置の構成を示す回路図である。 実施の形態3に係る半導体光源駆源装置の動作を示すタイミングチャートである。
以下、本開示の実施の形態に係る半導体光源駆源装置、制御装置及び半導体光源駆動装置の駆動方法について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものであり、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定するものではない。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る半導体光源駆動装置3の構成を示す回路図である。図1に示すように、半導体光源駆動装置3は、半導体光源1に電流を供給するスイッチングレギュレータ4と、半導体光源1に流れる電流を監視し、スイッチングレギュレータ4にスイッチング信号S11を与える制御回路部(制御装置)5とを備えている。
半導体光源1は、2つの発光ダイオードが直列に接続されている。具体的には、半導体光源1のカソード側は接地され、アノード側は制御回路部5に接続されている。なお、本態様では、説明の簡素化のために図1に示すような構成としているが、発光ダイオード(LED)の接続方法及び個数は特に限定されるものではない。例えば、発光ダイオードは1つでもよく、導通極性を同一方向にして直列または並列に接続されてもよい。なお、半導体光源1は、発光ダイオード以外にもレーザダイオードなどのその他の発光素子を用いることが出来る。
スイッチングレギュレータ4は、スイッチング素子SW1と、ダイオードD1と、コンデンサC1と、チョークコイルL1とを備えている。
スイッチング素子SW1の一端は、電源2の正極端子であるVIN端子に接続され、スイッチング素子SW1の他端は、ダイオードD1のカソード及びチョークコイルL1の一端に接続される。チョークコイルL1の他端はコンデンサC1の一端に接続され、コンデンサC1の他端およびダイオードD1のアノードは接地される。
なお、スイッチングレギュレータ4の構成は、入力電圧VINよりも低い出力電圧に変換する一般に「降圧コンバータ」と呼ばれる構成であり、スイッチング信号S11のオン/オフのデューティ比に応じて所定の電流が半導体光源1に流れる順方向電圧を出力電圧として生成するが、このスイッチングレギュレータ4は本構成に限定されるものではない。例えば、発光ダイオードが複数個接続され、入力電圧より高い出力電圧を要する場合などには、昇圧コンバータ、昇降圧コンバータ、またはフライバックコンバータとしても適用が可能である。
また、制御回路部(制御装置)5は、半導体光源1に所定の電流が流れるようにスイッチング信号S11のオン/オフのデューティ比を制御する。制御回路部(制御装置)5は、半導体光源1とスイッチングレギュレータ4の間に接続され、電流検出部6と電流比較部7とを備える。電流検出部6は、断続的な点灯及び消灯を繰り返す点灯パルス信号S0に基づいた、半導体光源1に流れる電流を検出する。電流比較部7は、電流検出部6の検出信号S21を受け、点灯オン時に半導体光源1に流れる電流が所定の電流値を超えるか否かを判定している。
また、電流検出部6は、2つの端子間に接続された低抵抗(図示せず)とその半導体光源1の電流が流れる低抵抗の両端電圧を増幅するアンプ(図示せず)とを備えている。低抵抗が接続された一方の端子は、半導体光源1のアノード側に接続され、低抵抗が接続された他方の端子は、スイッチングレギュレータ4のインダクタL1の他端およびコンデンサC1の他端に接続される。更に、電流検出部6のアンプで増幅された信号は、検出信号S21として出力される。電流比較部7は、電流検出部6から受けた検出信号S21と、電流量基準値S22とを比較し、比較結果を基準値比較信号S23としてアップダウンカウンタ10に向けて出力する。
また、制御回路部5は、駆動信号生成部8と、AND回路15、16、17及び18と、アップダウンカウンタ10と、レジスタ11と、セレクタ12と、保持レジスタ制御部13と、調光信号検出部14とを備えている。
AND回路15は、点灯パルス信号S0とクロック信号S37とを受け、論理演算結果をカウンタ動作信号S33としてアップダウンカウンタ10に出力する。また、AND回路16は、電流比較部7から出力された基準値比較信号S23とクロック信号S37とを受け、論理演算結果を増カウント信号S34としてアップダウンカウンタ10に出力する。また、AND回路17は、クロック信号S37と基準値比較信号S23が論理反転された信号とを受け、論理演算結果を減カウント信号S35としてアップダウンカウンタ10に出力する。
つまり、点灯パルス信号S0及びクロック信号S37がハイレベルの時に、基準値比較信号S23がハイレベルなら増カウント信号S34を、基準値比較信号S23がローレベルなら減カウント信号S35を、それぞれハイレベルとして出力する。
また、調光信号検出部14は、点灯パルス信号S0とデューティ基準値S40とを比較し、点灯パルスがある所定のデューティ比以上の時はデューティ比較信号S41をハイレベルとして出力する。
また、保持レジスタ制御部13は、立下りエッジパルス生成部31と、AND回路34及び35とを備える。AND回路34は、点灯パルス信号S0の立下りエッジでハイパルスを出力するカウンタ動作信号S33と、デューティ比較信号S41とを受け、レジスタ保存信号S36を出力する。AND回路35は、カウンタ動作信号S33と、デューティ比較信号S41の反転信号とを受け、レジスタ読出信号S32を出力する。
また、セレクタ12は、アップダウンカウンタ10の出力制御信号S30とレジスタ出力信号S31とを受け、レジスタ保存信号S36に基づいて、いずれか一方の入力信号を選択して、レジスタ読出信号S32として出力する。
また、レジスタ11は、レジスタ読出信号S32を受けてレジスタ出力信号(レジスタ値)S31をアップダウンカウンタ10へ出力する。
また、駆動信号生成部8は、出力制御信号S30を受け、所定の周波数のPWM信号S12を出力する。
また、AND回路18は、駆動信号生成部8のPWM信号S12と点灯パルス信号S0とを受けて、スイッチング信号S11を出力する。
点灯パルス信号S0は、ハイレベルの時に点灯、ローレベルの時に消灯を周期的に繰り返すための信号であり、点灯パルス信号S0のデューティ比を変える事により、点灯から減光、さらには消灯に至るまで遷移させることが出来る。なお、ここでは、点灯パルス信号S0は、外部からの入力信号としているが、特に限定されるものではない。
このとき、駆動信号生成部8は、出力制御信号S30が示すカウンタ値に応じて、PWM信号S12のデューティ比を調整する。具体的には、駆動信号生成部8は、出力制御信号S30が示すカウンタ値が増加すれば、PWM信号S12のデューティ比を増加させる一方、出力制御信号S30が示すカウンタ値が減少すれば、PWM信号S12を減少させる。
これにより、半導体光源駆動装置3では、アップダウンカウンタ10のカウンタ値が増加するほど、出力電圧(半導体光源1に供給される電圧)VOUTの電位が高くなり、アップダウンカウンタ10のカウンタ値が減少するほど、出力電圧VOUTの電位が低くなる。
さらに、駆動信号生成部8が出力するPWM信号S12の信号波形は、例えばカウンタ値をDA(Digital−to−Analog)変換した電圧を出力する。具体的には、例えば、所定の周波数の三角波を比較器によってスライスした信号を利用する(図示せず)。なお、スイッチング信号S11の信号波形は、上記の三角波に限定されず、所定の周波数であってデューティ比の調整が可能な信号であれば、波形形状は限定されるものではない。
スイッチングレギュレータ4のスイッチング素子SW1は、スイッチング信号S11がハイレベルのとき通電状態となる一方、ローレベルのとき非通電状態となる。
図2は、アップダウンカウンタ10の構成を示す回路図である。図2より、アップダウンカウンタ10は、レジスタ301と、セレクタ302、303、304a及び305aと、増カウント部304bと、減カウント部305bとを備える。この構成により、アップダウンカウンタ10は、増カウント信号S34がハイレベルの間は、アップカウント(カウンタ値が増加)を行う一方、減カウント信号S35がハイレベルの間はダウンカウント(カウンタ値が減少)を行う。
そして、カウンタ動作信号S33がローレベルになると、アップダウンカウンタ10はカウント動作を停止する。また、レジスタ読出信号S32がハイレベルになると、セレクタ302が保持レジスタ値S31を選択し、出力信号S310をレジスタ301にロードする。
次に、半導体光源駆動装置3の動作を説明する。
図3は、実施の形態1に係る半導体光源駆動装置3の動作を示すタイミングチャートである。なお、時刻T1は、スイッチングレギュレータ4の起動開始ポイントであるものとする。
始めに、時刻T1では、点灯パルス信号S0がハイレベルとなり、AND回路15、16及び17を介して、アップダウンカウンタ10にクロック信号S37が供給され、カウンタ動作信号S33はハイレベルとなり、カウント動作が開始される。
このとき、半導体光源1にはまだ電流が流れていないため、電流比較部7は検知信号S21が電流量基準値S22よりも小さいことを示すハイレベル信号を基準値比較信号S23として出力する。したがって、増カウント信号S34はハイレベルとなり、減カウント信号S35はローレベルとなり、アップダウンカウンタ10は、アップカウントを開始する。アップダウンカウンタ10のカウンタ値は、時刻T1(起動時)のタイミングでは、ゼロから開始されるものとする。なお、起動時のカウンタ値はゼロに限定されず、異なる値から開始してもかまわない。
次に、時刻T1から時刻Tsの期間では、駆動信号生成部8は、所定の周波数のPWM信号S12をスイッチング素子SW1に出力する。スイッチング素子SW1がオンすると、チョークコイルL1を介してコンデンサC1が充電され、出力電圧が上昇する。一方で、スイッチング素子SW1がオフすると、ダイオードD1を介した経路からチョークコイルL1に電流が供給され、チョークコイルL1の電流が消失するまでコンデンサC1の一端の電位は上昇する。
このように、スイッチング素子SW1のオンオフを繰り返しながら、半導体光源駆動装置3の出力電圧VOUTは上昇する。起動開始時は半導体光源1および電流検出部6の低抵抗には電流が流れない。したがって、電流比較部7から出力される基準値比較信号S23がハイレベルのため、アップダウンカウンタ10はアップカウントを継続する。そして、アップダウンカウンタ10の出力制御信号S30が増加することにより、PWM信号S12のデューティ比が徐々に大きくなる。これにより、チョークコイルL1に蓄えるエネルギーが増えていき、半導体光源駆動装置3の出力電圧VOUTも出力制御信号S30に比例して徐々に上昇していくという、いわゆるソフトスタート動作が行われる。
次に、時刻Tsでは、出力電圧VOUTは、半導体光源1の順方向電圧であるV1に達すると半導体光源1に負荷電流ILEDが流れ始める。
ここで、時刻Tsから時刻T2の期間では、半導体光源1に負荷電流が供給されるにしたがって、半導体光源1の発光ダイオード両端の電圧(出力電圧VOUT)は、順方向電圧V1に加えてさらに増加する。この発光ダイオード両端の電圧増加は、負荷電流ILEDの電流値が微小な場合は、電圧増加に対して電流が指数関数的に増加する。一方で、高い輝度を必要とする車載用途のヘッドライト用の半導体光源においては、数アンペアオーダーの電流が必要となるため、ダイオード両端の増加電圧は抵抗特性を示し、電圧の増加に対して比例して電流が増加することとなる。
そこで、時刻Tsから時刻T2の期間では、まず、電流検出部6の検出信号S21が電流量基準値S22に達するまでの間は、半導体光源駆動装置3の出力電圧VOUTを上昇させるように、アップダウンカウンタ10のカウンタ値が増加する。すなわち、出力制御信号S30が示すカウンタ値が増加する。これにより、駆動信号生成部8の出力であるPWM信号S12のデューティ比は増加し、結果として、半導体光源1の負荷電流ILEDが増加する。
更に、電流検出部6の検出信号S21が電流量基準値S22を超えると、電流比較部7は基準値比較信号S23として、ローレベルの信号を出力し、増カウント信号S34はローレベルとなり、減カウント信号S35はハイレベルとなり、その結果、アップダウンカウンタ10はアップカウントからダウンカウントに切り替わる。
これにより、アップダウンカウンタ10の出力制御信号S30が示すカウンタ値が減少するため、PWM信号S12のデューティ比は減少し、結果として半導体光源1の負荷電流ILEDが減少する。
この際、アップダウンカウンタ10がアップカウントからダウンカウントに切り替わる場合には、クロック信号S37の周期分の応答遅れが発生する。この期間、出力電圧VOUTを上昇させ、半導体光源1の負荷電流ILEDにオーバーシュートが発生する。
次に、時刻T3では、検出信号S21が電流量基準値S22以下になると、電流比較部7は基準値比較信号S23として、ハイレベルの信号を出力し、再びアップダウンカウンタ10はダウンカウントからアップカウントに切り替わる。
このように、半導体光源1の負荷電流ILEDが基準値に達したとき、電流比較部7は、基準値比較信号S23としてハイレベルとローレベルとを交互に出力する。このように、半導体光源1の負荷電流ILEDの状態をフィードバック制御することにより、半導体光源駆動装置3の負荷電流ILEDを安定化させる。このとき、PWM信号S12はデューティ比が安定した状態で出力されている。
次に、時刻T4では、点灯パルス信号S0がハイレベルからローレベルに切り替わると、AND回路18が点灯パルス信号S0を受けてPWM信号S12を遮断し、スイッチング信号S11としてローレベルを出力し、スイッチングレギュレータ4はオフされる。
また、AND回路15は、点灯パルス信号S0を受けてカウンタ動作信号S33をローレベルに固定して、アップダウンカウンタ10は消灯する直前の状態をホールドする。
また、この際、点灯パルスS0がデューティ基準値より大きいので、デューティ比較信号S41としてハイレベルを出力する。そして保持レジスタ制御部13はデューティ比較信号S41を受け、点灯パルスS0の立下りエッジパルスを、AND回路34を介してレジスタ保存信号S36として出力する。
セレクタ12は、レジスタ保存信号S36を受けてアップダウンカウンタ10の出力信号S30のレジスタ値d1を保持用のレジスタ11に保存する。つまり、消灯する直前の状態がレジスタ11に保存される。
次に、時刻T4から時刻T5の期間では、出力電圧VOUTが順方向電圧V1まで自然放電された後、負荷電流ILEDとしてリーク電流相当の微小電流(負荷電流IL)がコンデンサC1から半導体光源1に供給される。なお、上記の微小電流は、点灯時の負荷電流ILの数百〜数千分の一程度であるため、本発明の理解を容易とするため、図示を省略する(他の図においても同様とする)。
次に、時刻T5では、点灯パルス信号S0が再びローレベルからハイレベルに切り替わると、先の時刻TSと同様な動作を行うが、アップダウンカウンタ10の出力値は、時刻TSにおける半導体光源1に負荷電流ILEDが流れ始める時のd0ではなく、T4における消灯する直前の状態のd1である為、PWM信号S12のデューティ比が大きくなり、半導体光源駆動装置3の出力電圧VOUTは急速に立ち上がる。
次に、時刻T6から時刻T7までの期間では、時刻T2から時刻T3までの期間と同様に動作するが、出力電圧VOUTの立ち上がりが急速となり、負荷電流ILEDのオーバーシュートI1が大きくなる。
次に、時刻T8では、点灯パルス信号S0がハイレベルからローレベルに切り替わると、時刻T4と同様に、スイッチングレギュレータ4はオフされると共に、消灯する直前の状態d2がレジスタ11に保存される。
次に、時刻T9から時刻T10までの期間は、それぞれ、時刻T5から時刻T8までの期間と同様な動作により、消灯する直前の状態d3がレジスタ11に保存される。
次に、時刻T11では、点灯パルス信号S0のデューティ比が低下し、デューティ基準値S40より小さくなると、デューティ比較信号S41がハイレベルからローレベルに切り替る。点灯パルスS0がハイレベルに切り替ると、アップダウンカウンタ10は、消灯する直前の状態のd3でカウンタ動作を開始し、半導体光源駆動装置3の出力電圧VOUTは急速に立ち上がり、その後オーバーシュート及びアンダーシュートを繰り返して平衡状態に戻る。
次に、時刻T12では、点灯パルスS0がローレベルに切り替ると、スイッチングレギュレータ4はオフされると共に、保持レジスタ制御部13はデューティ比較信号S41を受け、レジスタ保存信号S36をローレベルにする。これと共に、保持レジスタ制御部13は、AND回路35を介して、レジスタ読出信号S32として出力する。つまり、アップダウンカウンタ10は、点灯パルスS0の立下りエッジパルスであるレジスタ読出信号S32を受けてレジスタ11に保存されたデータd3を読み出す。
最後に、時刻T13以降では、アップダウンカウンタ10は、点灯パルスS0のデューティ比が大きいときのカウンタ値d3でカウンタ動作を開始するため、時刻T11以降と同一の動作によって出力電圧VOUTが半導体光源1に供給される。
点灯パルスS0がローレベルに切り替ると、再びアップダウンカウンタ10は、レジスタ11に保存されたカウンタ値d3を読み出して、同様な立ち上がり動作を繰り返す。
以上のように、本実施の形態では、点灯パルスS0のデューティ比を下げて減光または消灯に至る動作において、そのデューティ比が所定のデューティ基準値以上のときに、点灯パルスの立下りエッジで平衡状態のカウンタ値d3をレジスタ11に保存する。一方、デューティ比が所定のデューティ基準値以下のときに、デューティ比が所定のデューティ基準値以上であった最新のカウンタ値d3を点灯パルスの立下りエッジで毎周期ロードすることにより、常に同様な起動波形を得ることができる。
ここで、アップダウンカウンタ10の出力制御信号S30、出力電圧VOUT及び負過電流ILEDにおいて、レジスタ読出信号S32でカウンタ値d3をロードしなかった場合(図3内の時刻T12から時刻T14における点線部)、点灯パルス信号S0がハイレベルからローレベルに切り替わる際に、アップダウンカウンタ10の出力制御信号S30が一定でない為に出力電圧VOUT及び負過電流ILEDのピーク値が安定せずに半導体光源1のちらつきが発生する。
しかし、本実施の形態に係る半導体光源駆動装置3では、半導体光源1の負荷電流ILEDに発生するピーク電流が安定し、ちらつきのない半導体光源1を提供する事ができる。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2に係る半導体光源駆動装置について、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図4は、実施の形態2に係る半導体光源駆動装置3Aの構成を示す回路図である。図4に示すように、本実施の形態に係る半導体光源駆動装置3Aは、図1の構成に加えて、制御回路部5Aの中にカウンタ動作停止部20を備えている。
カウンタ動作停止部20は、AND回路151および153と、OR回路152とを備えている。AND回路151は、デューティ比較信号S41とカウンタ停止設定信号S51とを受け、カウンタ停止信号S52を出力する。OR回路152は、カウンタ停止設定信号S51の反転信号とカウンタ停止信号S52とを受け、カウンタ停止信号S53を出力する。AND回路153は、点灯パルス信号S0とカウンタ停止信号S53とを受け、カウンタ停止信号S54を出力する。AND回路15は、図1における点灯パルス信号S0の代わりにカウンタ停止信号S54を受け、カウンタ停止信号S54とクロック信号S37との論理演算結果を、カウンタ動作信号S33としてアップダウンカウンタ10に出力する。
このような構成とする事で、デューティ比較信号S41がローレベルのとき、すなわち点灯パルスのデューティ比が低い場合にカウンタ動作を停止するか否かを、カウンタ停止設定信号S51で設定することができる。
言い換えると、カウンタ停止設定信号S51がローレベルの場合には、図1と同じ動作であり、カウンタ停止設定信号S51がハイレベルの場合には、デューティ比較信号S41がローレベルに切り替るとアップダウンカウンタ10が動作を停止する。
図5は、実施の形態2に係る半導体光源駆動装置3Aの動作を示すタイミングチャートである。なお、カウンタ停止設定信号S51はハイレベル固定であるものとする。
まず、時刻T1から時刻T11に至る動作は、デューティ比較信号S41がハイレベルであるため、動作は図3(実施の形態1)と同じである。
次に、時刻T11では、点灯パルス信号S0のデューティ比が低下し、デューティ基準値S40より小さくなると、デューティ比較信号S41がハイレベルからローレベルに切り替る。このとき、カウンタ動作停止部20が、デューティ比較信号S41のローレベルを受けて、カウンタ停止信号S54としてローレベルを出力し、AND回路15によりカウンタ動作信号S33はローレベルとなる。
同時に、点灯パルスS0がハイレベルに切り替ると、アップダウンカウンタ10は消灯する直前の状態のd3でカウンタ値を保持したまスイッチングレギュレータ4を駆動開始し、半導体光源駆動装置3Aの出力電圧VOUTは急速に立ち上がる。
つまり点灯期間中は、電流比較部7の基準値比較信号S23に寄らず一定であり、制御装置5Aはフィードバック動作からフィードフォワード動作に切り替わる事になる。したがって、スイッチングレギュレータ4は出力制御信号S30が示すスイッチング信号S11のデューティ比で決まる出力電圧VOUT及び負過電流ILEDの一定値を出力し、オーバーシュートもアンダーシュートも発生しない。
次に、時刻T12では、点灯パルスS0がローレベルに切り替ると、スイッチングレギュレータ4はオフされると共に、保持レジスタ制御部13はデューティ比較信号S41を受け、レジスタ保存信号S36をローレベルにする。これと共に、保持レジスタ制御部13は、AND回路35を介して、レジスタ読出信号S32として出力する。つまり、アップダウンカウンタ10は、点灯パルスS0の立下りエッジパルスであるレジスタ読出信号S32を受けてレジスタ11に保存されたカウンタ値d3を読み出す。
最後に、時刻T13以降では、アップダウンカウンタ10は、点灯パルスS0のデューティ比が大きいときのカウンタ値d3でカウンタ動作を開始するため、時刻T11以降と同一の動作によって出力電圧VOUTが半導体光源1に供給される。
点灯パルスS0がローレベルに切り替ると、アップダウンカウンタ10は、再びレジスタ11に保存されたカウンタ値d3を読み出して、同様な立ち上がり動作を繰り返す。
以上のように、本実施の形態の点灯パルスS0のデューティ比を下げて減光または消灯に至る動作において、そのデューティ比が所定のデューティ基準値以上のときに、点灯パルスの立下りエッジで平衡状態のカウンタ値d3をレジスタ11に保存する、一方、デューティ比が所定のデューティ基準値以下のときには、アップダウンカウンタ10の動作を停止し、デューティ比が所定のデューティ基準値以上であった最新のカウンタ値d3を点灯パルスの立下りエッジで毎周期ロードし、フィードバック動作からフィードフォワード制御に切り替える。これにより、オーバーシュートもアンダーシュートも無い、安定な電流波形を得る事ができる。よって、半導体光源1をちらつきなく時間を掛けて自然に消灯することができる。
(実施の形態3)
以下、実施の形態3に係る半導体光源駆動装置3Bについて、実施の形態1または2との相違点を中心に説明する。
図6は、実施の形態3に係る半導体光源駆動装置3Bの構成を示す概念図である。図6に示すように、本実施の形態に係る半導体光源駆動装置3Bは、図1の構成に加えて、制御装置5Bの中にスロープ制御部19、OR回路160、セレクタ161及び162を備えている。
スロープ制御部19は、点灯パルス信号S0を受けて、停止時スロープ制御信号S61と動作時スロープ制御信号S62を出力し、OR回路160は、カウンタ動作停止部20の出力信号であるカウンタ停止信号S54と停止時スロープ制御信号S61と動作時スロープ制御信号S62とを受けて、カウンタ動作選択信号S63を出力する。
AND回路15は、図4におけるカウンタ停止信号S54の代わりにカウンタ動作選択信号S63を受け、カウンタ動作選択信号S63とクロック信号S37との論理演算結果を、カウンタ動作信号S33としてアップダウンカウンタ10に出力する。
セレクタ161は、ハイレベル信号S1’b1と基準値比較信号S23とを受け、動作時スロープ制御信号S62に基づいて、いずれか一方の入力信号を選択して、アップカウント比較信号S64として出力する。
セレクタ162は、ローレベル信号S1’b0とアップカウント比較信号S64とを受け、停止時スロープ制御信号S61に基づいて、いずれか一方の入力信号を選択して、カウント方向比較信号S65として出力する。
また、AND回路16及び17は、図1及び図3における基準値比較信号S23の代わりに、カウント方向比較信号S65を受け、カウント方向比較信号S65とクロック信号S37との論理演算結果を、それぞれ、増カウント信号S34及び減カウント信号S35として出力する。
このような構成とすることにより、点灯パルス信号S0がローレベルからハイレベルに切り替わる点灯時に、スイッチング信号S11を生成する駆動信号生成部8のPWM信号S12のパルス幅を徐々に拡げるソフトスタート機能が付加される。これにより、半導体光源1に発生するオーバーシュートを抑制する事ができる。
図7は、実施の形態3に係る半導体光源駆動装置3Bの動作を示すタイミングチャートである。なお、カウンタ停止設定信号S51はハイレベル固定であるものとする。
ます、時刻T1からT4の期間では、点灯パルス信号S0のデューティ比が高い場合、カウンタ動作停止部20のカウンタ停止信号S54により点灯期間中はハイレベルであり、カウンタ動作信号S33がハイレベルとなるため、動作は図3と同じである。
時刻T4では、点灯パルス信号S0がハイレベルからローレベルに切り替わり、AND回路18が点灯パルス信号S0を受けてPWM信号S12を遮断し、スイッチング信号S11としてローレベルを出力し、スイッチングレギュレータ4はオフされ、時刻T6までの期間は消灯期間となる。
この際、点灯パルスS0がデューティ基準値より大きいので、デューティ比較信号S41としてハイレベルを出力する。そして、保持レジスタ制御部13は、デューティ比較信号S41を受け、点灯パルスS0の立下りエッジパルスを、AND回路34を介して、レジスタ保持信号S36として出力する。
セレクタ12は、レジスタ保存信号S36を受けてアップダウンカウンタ10の出力信号S30のカウンタ値d1を保持用のレジスタ11に保存する。即ち、消灯する直前の状態がレジスタ11に保存される動作は図3と同様である。
ここで、スロープ制御部19は、点灯パルス信号S0のローレベルを受け、時刻T4から時刻T5までの期間、停止時スロープ選択信号S61としてハイレベルの信号を出力する。
セレクタ162は、停止時スロープ選択信号S61を受けてS1’b0を選択し、出力されるカウント方向比較信号S65はローレベルに固定される。
その結果、AND回路17は、減カウント信号S35をハイレベルで出力し、アップダウンカウンタ10はダウンカウントを始める。
次に、時刻T5では、スロープ制御部19は、停止時スロープ選択信号S61をローレベルに切り替え、OR回路160及びAND回路15は、それぞれ、カウンタ動作選択信号S63及びカウンタ動作信号S33をローレベルに切り替える。
アップダウンカウンタ10は、カウンタ動作信号S33を受け、出力制御信号S30のダウンカウントを停止し、点灯パルス信号S0がローレベルの期間中では、出力制御信号S30はそのカウンタ値でホールドされる。
点灯パルス信号S0がローレベルである消灯期間は、出力電圧VOUTが順方向電圧V1まで自然放電される。
なお、時刻T4から時刻T5までの期間は、任意に定めることが可能な期間であるが、時刻T5におけるアップダウンカウンタ10の出力制御信号S30は、時刻TSにおけるカウンタ値にダウンカウントされるのが望ましい。
次に、時刻T6では、点灯パルス信号S0がローレベルからハイレベルに切り替わり、AND回路18が点灯パルス信号S0を受けてPWM信号S12をスイッチング信号S11として出力し、スイッチングレギュレータ4はオンされる。
スロープ制御部19は、動作時スロープ選択信号S62をハイレベルに切り替えて、カウンタ動作信号S33をハイレベルに切り替える。セレクタ161は、動作時スロープ選択信号S62を受けてS1’b1を選択し、出力されるカウント方向比較信号S64はハイレベルに固定される。セレクタ162は、停止時スロープ選択信号S61を受けてカウント方向比較信号S64を選択し、出力されるカウント方向比較信号S65はハイレベルに固定される。
その結果、AND回路16は増カウント信号S34をハイレベルで出力し、アップダウンカウンタ10はアップカウントを始める。
次に、時刻T7では、アップダウンカウンタ10はアップカウントし、カウンタ値は時刻T4における消灯する直前のカウンタ値d1へと戻る。
スロープ制御部19は、動作時スロープ選択信号S62をローレベルに切り替える。セレクタ161は、動作時スロープ選択信号S62を受け、カウント方向比較信号S64として電流比較部7の基準値比較信号S23を選択する。セレクタ162は、停止時スロープ選択信号S61を受け、カウント方向比較信号S64を選択し、出力されるカウント方向比較信号S65は基準値比較信号S23に固定され、制御装置5Bはフィードバック動作に切り替わる。
この際、アップダウンカウンタ10の出力制御信号S30に比例して、駆動信号生成部8のPWM信号S12のパルス幅を徐々に拡げるソフトスタート機能により、負荷電流ILEDを目標値まで増加させている。これにより、出力電圧VOUTの電位状態と、スイッチングレギュレータ4が出力する電圧とが乖離することなく、アップダウンカウンタ10の出力制御信号S30の変化に半導体光源1の負過電流ILEDも追従する。
次に、時刻T8から時刻T9の期間では、電流検出部6の検出信号S21が電流量基準値S22を超えると、アップダウンカウンタ10はアップカウントからダウンカウントに切り替わる。これにより、アップダウンカウンタ10の出力制御信号S30が示すカウンタ値が減少するため、PWM信号S12のデューティ比は減少し、結果として半導体光源1の負荷電流ILEDが減少する。
このように、半導体光源1の負荷電流ILEDが基準値に達したとき、電流比較部7は基準値比較信号S23として、ハイレベルとローレベルとを交互に出力し、負荷電流ILEDはフィードバック動作を行う。
次に、時刻T9から時刻T14の期間では、点灯パルス信号S0のデューティ比が小さいものの、動作は時刻T4から時刻T9の期間における動作と同様である。保持用のレジスタ11には、消灯する直前の状態d2がアップダウンカウンタ10の出力制御信号S30として保存される。
次に、時刻T14から時刻T16の期間では、時刻T4から時刻T6の期間における動作を繰り返す。また、保持用のレジスタ11には、消灯する直前の状態d3が保存される。
次に、時刻T16では、点灯パルス信号S0のデューティ比が低下し、デューティ基準値S40より小さくなると、デューティ比較信号S41がハイレベルからローレベルに切り替る。
カウンタ動作停止部20は、デューティ比較信号S41のローレベルを受けて、カウンタ停止信号S54としてローレベルを出力する。一方、スロープ制御部19は、動作時スロープ選択信号S62をハイレベルに切り替える。これにより、カウンタ動作信号S33はハイレベルに切り替わる。点灯パルス信号S0がローレベルからハイレベルに切り替わり、PWM信号S12はスイッチング信号S11として出力され、スイッチングレギュレータ4はオンされる。
アップダウンカウンタ10の出力制御信号S30は、時刻T14における出力制御信号S30のカウンタ値d3から一定期間ダウンカウントされたカウンタ値でスイッチングレギュレータ4を駆動開始する。そして、動作時スロープ制御信号S62がハイレベルの間、アップダウンカウンタ10は、出力制御信号のS30のカウンタ値d3までアップカウントする。
次に、時刻T17では、カウンタ停止信号S54及び停止時スロープ選択信号S61はローレベルであり、動作時スロープ選択信号S62がハイレベルからローレベルに切り替わり、OR回路160及びAND回路15によりカウンタ動作信号S33はローレベルを出力する。
これにより、アップダウンカウンタ10の出力制御信号S30は、固定のカウンタ値d3を保持したまスイッチングレギュレータ4を駆動開始し、半導体光源駆動装置3Bの出力電圧VOUTを半導体光源1に供給する。
つまり、点灯期間中は、カウンタ動作信号S33は、電流比較部7の基準値比較信号S23に寄らず一定であり、制御装置5Bはフィードバック動作からフィードフォワード動作に切り替わる。
したがって、スイッチングレギュレータ4は、出力制御信号S30が示すスイッチング信号S11のデューティ比で決まる出力電圧VOUTと負過電流ILEDの一定値を出力し、オーバーシュートもアンダーシュートも発生しない。
次に、時刻T18から時刻T19の期間では、点灯パルス信号S0がローレベルに切り替ると、スイッチングレギュレータ4はオフされると共に、保持レジスタ制御部13はレジスタ読出信号S32をハイレベルとする。つまり、アップダウンカウンタ10は、点灯パルス信号S0の立下りエッジパルスであるレジスタ読出信号S32を受けてレジスタ11に保存されたカウンタ値d3を読み出す。
また、カウンタ停止信号S54及び動作時スロープ選択信号S62はローレベルである一方、停止時スロープ選択信号S61はローレベルからハイレベルに切り替わり、カウンタ動作信号S33はハイレベルを出力する。これと共に、セレクタ162により減カウント信号S35がハイレベルに切り替わり、アップダウンカウンタ10はダウンカウントされる。
次に、時刻T19から時刻T20の期間では、点灯パルス信号S0はローレベルなので、スイッチングレギュレータ4はオフを継続するが、停止時スロープ信号S62がハイレベルからローレベルに切り替わり、カウンタ動作信号S33はローレベルを出力し、アップダウンカウンタ10は動作を停止する。
次に、時刻T20以降では、点灯パルス信号S0のデューティ比をさらに下げていく動作となる。時刻T20から時刻T24の期間では、時刻T21において点灯パルス信号S0の立下りエッジと動作時スロープ信号S62の立ち下がりエッジとが重なったときの動作波形が示されている。点灯パルス信号S0がハイレベルの間は、動作時スロープ信号S62及び停止時スロープ信号S61のいずれかがハイレベルなので、カウンタ動作信号S33はずっとハイレベルとなるので、時刻T16から時刻T20において時刻T17から時刻T18を除いた波形と同一である。
次に、時刻T24から時刻T27の期間では、さらに、時刻T25において点灯パルス信号S0のパルス幅が動作時スロープ信号S62のパルス幅より小さいときの動作波形が示されている。時刻T25において、動作時スロープ信号S62がハイレベルでアップダウンカウンタ10がアップカウントしている最中に、点灯パルス信号S0はローレベルに切り替わる。これにより、スイッチングレギュレータ4はオフされると共に、アップダウンカウンタ10は、点灯パルス信号S0の立下りエッジパルスであるレジスタ読出信号S32を受けてレジスタ11に保存されたカウンタ値d3を読み出す。
従って、点灯パルス信号S0がハイレベルの期間中に、アップダウンカウンタ10は読み出したデータd3に到達しないため、出力電圧VOUT及び負過電流ILEDはピーク値が徐々に低下する。
以上のように、本実施の形態に係る半導体光源駆動装置3Bは、点灯パルス信号S0のデューティ比が大きいときに、アップダウンカウンタ10の出力制御信号S30をレジスタ11に保存する。一方、点灯パルス信号S0のデューティ比が小さいときに、レジスタ11から読み出すタイミングを点灯パルス信号S0がオンからオフに切り替わる時に行う。これにより、時刻T4における点灯から消灯に移る際のダウンカウントによりスイッチング信号S11のデューティ比を減少させる。そして、時刻T6において、消灯から点灯に移る際、アップカウントによりスイッチング信号S11のデューティ比を徐々に増加させて、負荷電流ILEDを目標値まで増加させている。これによれば、出力電圧VOUTの電位状態と、スイッチングレギュレータ4が出力する電圧との乖離を減少させることが可能となるため、半導体光源1のちらつきを抑えるだけではなく、オーバーシュート電流Iovを減少させることができる。
このため、オーバーシュート電流Iovが半導体光源1の負荷電流ILを超えなくなり、半導体光源1の特性劣化などを解消できる。
(まとめ)
本開示の半導体光源駆動装置3は、断続的な点灯及び消灯により半導体光源1を調光する半導体光源駆動装置であって、スイッチング素子SW1が所定の周波数のスイッチング信号S11を受けることで、スイッチング信号S11のデューティ比に応じた電流を半導体光源1に供給するスイッチングレギュレータ4と、スイッチング信号S11のデューティ比と半導体光源1の断続的な点灯及び消灯を制御する制御回路部5とを備える。制御回路部5は、PWM信号S12を生成し、かつ、出力制御信号S30を受けて、スイッチング信号S11のデューティ比を出力制御信号S30が示すデューティ比に調整する駆動信号生成部8と、点灯時に半導体光源1に流れる電流を検出する電流検出部6と、半導体光源1に流れる電流が所定の電流値を超えているか否かを検出する電流比較部7と、点灯及び消灯を示す点灯パルス信号S0及び電流比較部7の検出結果を受け、点灯パルス信号S0が点灯を示すとき、半導体光源1に流れる電流が所定の電流値となるデューティ比を示す出力制御信号S30を出力するアップダウンカウンタ10と、アップダウンカウンタ10の出力信号を保存するレジスタ11と、点灯パルス信号S0のデューティ比が所定の閾値以上であるか否かを検出する調光信号検出部14と、点灯パルス信号S0のデューティ比が所定の閾値以上の場合に点灯中の出力制御信号S30をレジスタ11に保存させ、点灯パルス信号S0のデューティ比が所定の閾値以下の場合に点灯パルス信号S0がオフとなる期間中にレジスタ11のレジスタ値をアップダウンカウンタ10に読み出す保持レジスタ制御部13とを有する。
上記構成により、半導体光源1に流れる電流にオーバーシュート、アンダーシュートが発生するようなデューティ比が小さい場合には、フィードバックの応答特性の変動によって半導体光源1に流れる電流も変動する。その結果、点灯から消灯に遷移する際のアップダウンカウンタ10のカウンタ値が毎周期安定しなくなる。これに対して、調光信号検出部14により、半導体光源1に流れる電流が安定している点灯パルス信号S0のデューティ比が高い時のアップダウンカウンタ10の出力制御信号S30をレジスタ11に保存し、点灯パルス信号S0のデューティ比が小さい時に消灯期間中にレジスタ値をアップダウンカウンタ10に読み出す。これにより、消灯から再点灯する際に出力制御信号S30が常に同じ状態から動作開始する為、点灯期間中に安定した光源電流を供給でき、色ずれの発生やちらつきの発生を抑制することができる。
また、本開示の半導体光源駆動装置3Aは、さらに、調光信号検出部14の検出結果を受けてアップダウンカウンタ10のカウント動作を停止させるカウンタ動作停止部20を有し、制御回路部5Aは、点灯パルス信号S0のデューティ比が所定の閾値以下となった場合に、カウンタ動作停止部20によりアップダウンカウンタ10のカウント動作を停止させ、点灯パルス信号S0の点灯時における駆動信号のデューティ比を、フィードバック動作からフィードフォワード動作に切り替えてもよい。
スイッチングレギュレータ4のスイッチング素子SW1を制御して半導体光源1に通電と非通電を繰り返す場合、スイッチングレギュレータ4を遮断すると、出力電圧は半導体光源1の負荷により急速放電される。再度スイッチング素子SW1を目標の電流値を供給できるデューティ比でオン動作を再開させると、半導体光源1の両端電圧と駆動装置出力電圧とが乖離しており、半導体光源1に流れる電流のオーバーシュート、アンダーシュートを繰り返して平衡状態に到達してしまう。駆動パルス幅を徐々に増やすソフトスタートによってオーバーシュート量を抑える場合も同様であり、平衡状態に至る前のオーバーシュートやアンダーシュートが発生している期間に点灯から消灯に遷移すると点灯パルス電流が安定せずに光源にちらつきが発生する。
これに対して、上述した半導体光源駆動装置3Aによれば、点灯パルス信号S0のデューティ比を下げて減光または消灯に至る動作において、そのデューティ比が所定のデューティ基準値以上のときに、点灯パルス信号S0の立下りエッジで平衡状態のカウンタ値d3をレジスタ11に保存する、一方、デューティ比が所定のデューティ基準値以下のときには、アップダウンカウンタ10の動作を停止し、デューティ比が所定のデューティ基準値以上であった最新のカウンタ値d3を点灯パルス信号S0の立下りエッジで毎周期ロードし、フィードバック動作からフィードフォワード制御に切り替える。これにより、オーバーシュートもアンダーシュートも無い、安定な電流波形を得る事ができる。よって、半導体光源1をちらつきなく時間を掛けて自然に消灯することができる。
また、本発明は、半導体光源駆動装置3、3A及び3Bとして実現することができるだけでなく、当該半導体光源駆動装置に用いられる制御回路部(制御装置)5、5A及び5Bとして実現することができる。
つまり、本開示の制御装置は、PWM信号S12を生成し、かつ、出力制御信号S30を受けて、スイッチング信号S11のデューティ比を出力制御信号S30が示すデューティ比に調整する駆動信号生成部8と、点灯時に半導体光源1に流れる電流を検出する電流検出部6と、半導体光源1に流れる電流が所定の電流値を超えているか否かを検出する電流比較部7と、点灯及び消灯を示す点灯パルス信号S0及び電流比較部7の検出結果を受け、点灯パルス信号S0が点灯を示すとき、半導体光源1に流れる電流が所定の電流値となるデューティ比を示す出力制御信号S30を出力するアップダウンカウンタ10と、アップダウンカウンタ10の出力信号を保存するレジスタ11と、点灯パルス信号S0のデューティ比が所定の閾値以上であるか否かを検出する調光信号検出部14と、点灯パルス信号S0のデューティ比が所定の閾値以上の場合に点灯中の出力制御信号S30をレジスタ11に保存させ、点灯パルス信号S0のデューティ比が所定の閾値以下の場合に点灯パルス信号S0がオフとなる期間中にレジスタ11のレジスタ値をアップダウンカウンタ10に読み出す保持レジスタ制御部とを有する。
このような制御装置が半導体光源駆動装置に用いられることにより、点灯パルス信号S0が高いデューティ比から低いディーティ比まで、点灯時の光源電流を安定に供給でき、半導体光源1を色ずれの発生やちらつきなく消灯させることができる。
また、本発明は、上述した特徴的な構成を備える半導体光源駆動装置3、3A及び3Bとして実現することができるだけでなく、当該半導体光源駆動装置または制御装置の駆動方法として実現されてもよい。
すなわち、本開示の半導体光源駆動装置の駆動方法は、断続的な点灯及び消灯により半導体光源1を調光する半導体光源駆動装置の駆動方法であって、半導体光源駆動装置は、スイッチング素子SW1が所定の周波数の駆動信号を受けることで、当該駆動信号のデューティ比に応じた電流を半導体光源1に供給するスイッチングレギュレータ4と、駆動信号を生成し、かつ、出力制御信号S30を受けて、駆動信号のデューティ比を出力制御信号S30が示すデューティ比に調整する駆動信号生成部8と、半導体光源1に流れる電流が所定の電流値を超えているか否かを検出する電流比較部7と、点灯及び消灯を示す点灯パルス信号S0及び電流比較部7の検出結果を受け、点灯パルス信号S0が点灯を示すとき、半導体光源1に流れる電流が所定の電流値となるデューティ比を示す出力制御信号S30を出力するアップダウンカウンタ10と、アップダウンカウンタ10の出力信号を保存するレジスタ11とを備え、半導体光源駆動装置の駆動方法は、点灯パルス信号S0のデューティ比が所定の閾値以上の場合に、点灯中の出力制御信号S30をレジスタ11に保存させ、点灯パルス信号S0のデューティ比が所定の閾値以下の場合に、点灯パルス信号S0がオフとなる期間中にレジスタ11のレジスタ値をアップダウンカウンタ10に読み出すことを特徴とする。
これにより、消灯から再点灯する際に出力制御信号S30が常に同じ状態から動作開始する為、点灯期間中に安定した光源電流を供給でき、色ずれの発生やちらつきの発生を抑制することができる。
(その他の実施の形態)
以上、本開示の実施の形態に係る半導体光源駆動装置、制御装置及び半導体光源駆動装置の駆動方法について説明したが、本開示は、上記実施の形態1〜3に限定されるものではない。
また、上記実施の形態に係る制御回路部(制御装置)は典型的には集積回路であるLSIとして実現されてもよい。制御回路部の各処理部は個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。
また、集積回路化はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後にプログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、又はLSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
また、上記で用いた数字は、全て本開示を具体的に説明するために例示するものであり、本開示は例示された数字に制限されない。さらに、ハイレベル/ローレベルにより表される論理レベルまたはオン/オフにより表されるスイッチング状態は、本開示を具体的に説明するために例示するものであり、例示された論理レベルまたはスイッチング状態の異なる組み合わせにより、同等な結果を得ることも可能である。
更に、本開示の主旨を逸脱しない限り、本実施の形態に対して当業者が思いつく範囲内の変更を施した各種変形例も本開示に含まれる。
以上のように、本開示に係る半導体光源駆動装置、制御装置及び半導体光源駆動装置の駆動方法は、DRL付ヘッドランプ及びブレーキランプ付テールランプなどに好適である。
1 半導体光源
2 電源
3、3A、3B 半導体光源駆動装置
4 スイッチングレギュレータ
5、5A、5B 制御回路部(制御装置)
6 電流検出部
7 電流比較部
8 駆動信号生成部
10 アップダウンカウンタ
11、301 レジスタ
12、161、162、302、303、304a、305a セレクタ
13 保持レジスタ制御部
14 調光信号検出部
15、16、17、18、34、35、151、153 AND回路
19 スロープ制御部
20 カウンタ動作停止部
31 立下りエッジパルス生成部
152、160 OR回路
304b 増カウント部
305b 減カウント部
D1 ダイオード
S0 点灯パルス信号(点灯パルス)
S11 スイッチング信号
S30 出力制御信号
SW1 スイッチング素子

Claims (5)

  1. 断続的な点灯及び消灯により半導体光源を調光する半導体光源駆動装置であって、
    スイッチング素子を有し、当該スイッチング素子が所定の周波数の駆動信号を受けることで、当該駆動信号のデューティ比に応じた電流を前記半導体光源に供給するスイッチングレギュレータと、
    前記駆動信号のデューティ比と前記半導体光源の断続的な点灯及び消灯とを制御する制御回路部とを備え、
    前記制御回路部は、
    前記駆動信号を生成し、かつ、出力制御信号を受けて、前記駆動信号のデューティ比を前記出力制御信号が示すデューティ比に調整する駆動信号生成部と、
    点灯時に前記半導体光源に流れる電流を検出する電流検出部と、
    前記半導体光源に流れる電流が所定の電流値を超えているか否かを検出する電流比較部と、
    点灯及び消灯を示す点灯パルス信号及び前記電流比較部の検出結果を受け、前記点灯パルス信号が点灯を示すとき、前記半導体光源に流れる電流が前記所定の電流値となるデューティ比を示す前記出力制御信号を出力するアップダウンカウンタと、
    前記アップダウンカウンタの出力信号を保存するレジスタと、
    前記点灯パルス信号のデューティ比が所定の閾値以上であるか否かを検出する調光信号検出部と、
    前記点灯パルス信号のデューティ比が所定の閾値以上の場合に、点灯中の前記出力制御信号を前記レジスタに保存させ、前記点灯パルス信号のデューティ比が所定の閾値以下の場合に、前記点灯パルス信号がオフとなる期間中に前記レジスタのレジスタ値を前記アップダウンカウンタに読み出す保持レジスタ制御部とを有する
    ことを特徴とする半導体光源駆動装置。
  2. 前記制御回路部は、さらに、
    前記調光信号検出部の検出結果を受けて前記アップダウンカウンタのカウント動作を停止させるカウンタ動作停止部を有し、
    前記制御回路部は、前記点灯パルス信号のデューティ比が所定の閾値以下となった場合に、前記カウンタ動作停止部により前記アップダウンカウンタを停止させ、前記点灯パルス信号の点灯時における前記駆動信号のデューティ比を、フィードバック動作からフィードフォワード動作に切り替える
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体光源駆動装置。
  3. 前記保持レジスタ制御部は、前記点灯パルス信号がオンからオフに遷移する時に、前記アップダウンカウンタのカウンタ値を前記レジスタへ保存し、または、前記レジスタから読み出す
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体光源駆動装置。
  4. スイッチング素子を有し、当該スイッチング素子が所定の周波数の駆動信号を受けることで当該駆動信号のデューティ比に応じた電流を半導体光源に供給するスイッチングレギュレータを有し、前記半導体光源の断続的な点灯及び消灯により前記半導体光源を調光する半導体光源駆動装置に用いられる制御装置であって、
    前記制御装置は、
    前記駆動信号を生成し、かつ、出力制御信号を受けて、前記駆動信号のデューティ比を前記出力制御信号が示すデューティ比に調整する駆動信号生成部と、
    点灯時に前記半導体光源に流れる電流を検出する電流検出部と、
    前記半導体光源に流れる電流が所定の電流値を超えているか否かを検出する電流比較部と、
    点灯及び消灯を示す点灯パルス信号及び前記電流比較部の検出結果を受け、前記点灯パルス信号が点灯を示すとき、前記半導体光源に流れる電流が前記所定の電流値となるデューティ比を示す前記出力制御信号を出力するアップダウンカウンタと、
    前記アップダウンカウンタの出力信号を保存するレジスタと、
    前記点灯パルス信号のデューティ比が所定の閾値以上であるか否かを検出する調光信号検出部と、
    前記点灯パルス信号のデューティ比が所定の閾値以上の場合に、点灯中の前記出力制御信号を前記レジスタに保存させ、前記点灯パルス信号のデューティ比が所定の閾値以下の場合に、前記点灯パルス信号がオフとなる期間中に前記レジスタのレジスタ値を前記アップダウンカウンタに読み出す保持レジスタ制御部とを有し、
    前記制御装置は、前記駆動信号のデューティ比と前記半導体光源の断続的な点灯及び消灯とを制御する
    ことを特徴とする制御装置。
  5. 断続的な点灯及び消灯により半導体光源を調光する半導体光源駆動装置の駆動方法であって、
    前記半導体光源駆動装置は、
    スイッチング素子を有し、当該スイッチング素子が所定の周波数の駆動信号を受けることで、当該駆動信号のデューティ比に応じた電流を前記半導体光源に供給するスイッチングレギュレータと、
    前記駆動信号を生成し、かつ、出力制御信号を受けて、前記駆動信号のデューティ比を前記出力制御信号が示すデューティ比に調整する駆動信号生成部と、
    前記半導体光源に流れる電流が所定の電流値を超えているか否かを検出する電流比較部と、
    点灯及び消灯を示す点灯パルス信号及び前記電流比較部の検出結果を受け、前記点灯パルス信号が点灯を示すとき、前記半導体光源に流れる電流が前記所定の電流値となるデューティ比を示す前記出力制御信号を出力するアップダウンカウンタと、
    前記アップダウンカウンタの出力信号を保存するレジスタとを備え、
    前記半導体光源駆動装置の駆動方法は、
    前記点灯パルス信号のデューティ比が所定の閾値以上の場合に、点灯中の前記出力制御信号を前記レジスタに保存させ、
    前記点灯パルス信号のデューティ比が所定の閾値以下の場合に、前記点灯パルス信号がオフとなる期間中に前記レジスタのレジスタ値を前記アップダウンカウンタに読み出す
    ことを特徴とする半導体光源駆動装置の駆動方法。
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