JP2015032620A - Led駆動装置、及びテレビジョン受像機 - Google Patents

Led駆動装置、及びテレビジョン受像機 Download PDF

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Abstract

【課題】オン期間が短くてもLEDを点灯可能とする。
【解決手段】LED駆動装置(1)は、オン期間にLED電圧信号と昇圧電圧信号とに基づく信号を昇圧回路(2)にフィードバックする増幅器(8B)と、オン期間にLED電圧信号に基づく電圧を記憶する記憶回路(4)とを備え、増幅器(8B)は、オフ期間に記憶回路(4)に記憶された電圧に基づく信号と昇圧電圧信号とに基づく信号を昇圧回路(2)にフィードバックする。
【選択図】図1

Description

本発明は、昇圧回路を備え、スイッチング素子のオンオフを指定するオンオフ信号に基づいて、スイッチング方式にて発光ダイオード(以下「LED」という)を駆動するLED駆動装置、及びテレビジョン受像機に関する。
液晶TV等のバックライトにLEDを使用する場合、昇圧回路によりLED点灯用の電圧源を供給し、LEDに流れる電流を所望の発光輝度が得られるように、オン/オフするパルス幅変調のデューティ比(PWM−Duty)を調整する構成が知られている(特許文献1)。
図4は、従来のLED駆動装置1000の構成を示す回路図である。LED駆動装置1000は、LED300R〜300Bと、LED300R〜300Bを駆動するための電源装置100とを含む。LED駆動装置1000は、電池200により駆動され、電源装置100は、電池200から出力される電池電圧を昇圧してLED300R〜300Bを駆動するための駆動電圧Voutを生成する。以下、各色に対応づけて各構成要素に付された添え字R、G、Bは、特に各色を区別する必要のないときは省略する。
電源装置100は、電池電圧が入力される入力端子102と、LED300のアノード端子に接続され、電池電圧を昇圧して得られる出力電圧Voutを出力する出力端子104と、LED300のカソード端子に接続されるLED端子106とを含む。
電源装置100は、昇圧回路60と駆動制御部70とを含む。昇圧回路60は、入力端子102から入力された電池電圧を昇圧し、出力端子104から出力電圧Voutを出力する。
昇圧回路60は、スイッチングレギュレータ、チャージポンプ回路等のスイッチング素子を含むスイッチング電源として構成されている。昇圧回路60は、イネーブル端子ENを備えており、イネーブル端子ENに入力されるイネーブル信号SIG12がハイレベルのとき、スイッチング動作を行って電池電圧を昇圧し、ローレベルのときスイッチング動作を停止する。
駆動制御部70は、LED300R〜300Bそれぞれの駆動状態を制御する。駆動制御部70は、定電流回路22R〜22Bと、スイッチ24R〜24Bと、ANDゲート26R〜26Bと、輝度調整用PWM発振器30と、発光パターン発生器82と、ORゲート34とを含む。
発光パターン発生器82は、メモリに記憶されたデータまたは外部から入力されたデータに基づいて、各LED300R〜300Bの発光及び停止を制御する。発光パターン発生器82は、各色に対応した発光制御信号SIG10R〜SIG10Bを生成する。各発光制御信号SIG10がハイレベルのとき、対応するLED300は発光し、ローレベルのときLED300は発光を停止する。
定電流回路22は、LED端子106を介してLED300のカソードと接続され、各LED300R〜300Bの電流経路上に設けられている。スイッチ24は、各定電流回路22による電流生成をオン、オフする。
輝度調整用PWM発振器30は、スイッチ24をオンオフさせるためのPWM信号SIG14を生成する。輝度調整用PWM発振器30は、電圧比較器40と、発振器42と、基準電圧源44とを含む。基準電圧源44は、RGB各色に対応した基準電圧Vrefを生成する。発振器42は、三角波またはノコギリ波状の周期電圧Voscを発生する。
ANDゲート26には、発光パターン発生器82から出力される発光制御信号SIG10と、輝度調整用PWM発振器30から出力されるPWM信号SIG14とが入力される。ANDゲート26は、2つの入力信号の論理積を出力信号SIG16として出力する。ANDゲート26の出力信号SIG16は、発光制御信号SIG10及びPWM信号SIG14の両方がハイレベルのときハイレベルとなる。
ORゲート34には、発光パターン発生器82から出力される3つの発光制御信号SIG10R〜SIG10Bが入力されている。ORゲート34は、3つの入力信号の論理和を昇圧回路60のイネーブル端子ENに出力する。
以上のように構成されたLED駆動装置1000においては、電源装置100において、昇圧回路60は、複数のLED300R〜300Bに駆動電圧Voutを供給する。駆動制御部70は、LED300R〜300Bそれぞれの駆動状態、すなわち発光輝度を制御する。駆動制御部70は、複数の負荷回路を時分割的に駆動するとともに、昇圧回路60は、イネーブル端子ENを備えており、駆動制御部70によっていずれのLED300R〜300Bも駆動されない非発光期間にスイッチング動作を停止する。
発光パターン発生器82は、各LED300の発光を指示する発光制御信号SIG10R〜SIG10Bを生成する。昇圧回路60は、発光制御信号SIG10R〜SIG10Bを論理演算することにより、いずれのLED300も発光しない非発光期間においてスイッチング動作を停止する。
このように、LED駆動装置1000は、スイッチ24R〜24Bのオン、オフによってLED300R〜300Bの点灯/消灯を実施し、LED300R〜300Bの消灯時は昇圧回路60の発振を停止することにより消費電力を抑えることができる。
図5は、従来の他のLED駆動装置の構成を示す回路図である。LED駆動装置は、直流電源201と電圧検知装置202と制御回路203と入力スイッチ回路204と出力スイッチ回路205と信号成形回路206と昇圧回路207と電流検出回路208とを備えている。
直流電源201は、ほぼ一定な直流電圧を出力電圧として発生し、直流電源201に接続された負荷に応じた電流を出力する。電圧検知装置202は、直流電源201の出力電圧Vinが所定の閾値よりも低くなった場合に、直流電源201から昇圧回路207への電力供給を遮断するための制御信号を出力する。制御回路203は、入力スイッチ回路204及び出力スイッチ回路205を制御する制御信号を出力する。信号成形回路206は、端子11に印加された点灯制御信号のレベルをハイからローへ、または、ローからハイへ反転させる。
昇圧回路207は、電源電圧Vinを昇圧して出力電圧とし、点灯制御信号に応じた出力電流IoをLED群211に導通させる。電流検出回路208は、例えば、LED群211に直列に接続された抵抗の両端電圧を検出し、その電圧を昇圧回路207の制御回路271に入力し、制御回路271は、LED群211に流れる電流の平均値が一定になるように定電流制御を行う。
出力スイッチ回路205は、LED群211に対して並列に接続され、点灯制御信号に同期してLED群211の消灯期間における昇圧回路207からの出力電流を強制減衰させる。
特開2006-210435号公報(2006年8月10日公開) 特開2010-15883号公報(2010年1月21日公開)
図4及び図5にそれぞれ示した特許文献1及び2の構成では、昇圧回路の出力電圧は、オフ期間において、低下・減衰し、そして、オフ期間からオン期間に移ると、オフ期間において低下・減衰していた昇圧回路の出力電圧は上昇を開始し、LED点灯電圧閾値を超えてLEDが点灯する。
しかしながら、LEDの発光輝度を極度に暗くしたい場合には、オン期間が極度に短くなり、その結果、オン期間になって上昇を開始した昇圧回路の出力電圧が、LED点灯電圧の閾値を超える前に、オン期間が終了してしまい、LEDを点灯させることができないという問題が生じる。
本発明の目的は、LEDをオンオフさせるオンオフ信号のオン期間が短くてもLEDを点灯させることができるLED駆動装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るLED駆動装置は、昇圧回路を備え、スイッチング方式にてLEDを駆動するLED駆動装置であって、スイッチング素子のオンオフを指定するオンオフ信号がオンを指定するオン期間に、上記LEDに流れる電流に基づくLED電圧信号と前記昇圧回路の出力電圧を分圧して得られる昇圧電圧信号とに基づく信号を前記昇圧回路にフィードバックする増幅器と、前記オン期間に、前記LED電圧信号に基づく電圧を記憶する記憶回路とを備え、前記増幅器は、前記オンオフ信号がオフを指定するオフ期間に、前記記憶回路に記憶された前記電圧に基づく信号と前記昇圧電圧信号とに基づく信号を前記昇圧回路にフィードバックすることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、スイッチング素子のオンオフを指定するオンオフ信号がオンを指定するオン期間に、上記LEDに流れる電流に基づくLED電圧信号と前記昇圧回路の出力電圧を分圧して得られる昇圧電圧信号とに基づく信号が前記昇圧回路にフィードバックされる。そして、前記オンオフ信号がオフを指定するオフ期間には、前記オン期間に記憶回路に記憶された電圧に基づく信号と前記昇圧電圧信号とに基づく信号が前記昇圧回路にフィードバックされる。このため、LED点灯時間が短い場合のオフ期間において、昇圧回路の出力電圧の低下が防止される。従って、LED点灯時間が短くても昇圧回路出力電圧の低下を防止することができる。その結果、LEDをオンオフさせるオンオフ信号のオン期間であるLED点灯時間が短くてもLEDを点灯させることができるLED駆動回路を提供することができるという効果を奏する。
実施の形態1に係るLED駆動装置の構成を示す回路図である。 図2の(a)、(b)は比較例に係るLED駆動装置の動作を示す波形図である。 図3の(a)、(b)は実施の形態1に係るLED駆動装置の動作を示す波形図である。 従来のLED駆動装置の構成を示す回路図である。 従来の他のLED駆動装置の構成を示す回路図である。
〔実施形態1〕
実施の形態1に係るLED駆動装置1では、LED点灯時は、昇圧回路の出力電圧の基準値をLED電流値に基づいて上下させることにより、LED電流が一定になるように昇圧回路の出力電圧を調整する。そして、LED消灯時は、LED電流のフィードバックを切り離し、昇圧回路の出力電圧の基準値を一定にすることにより、LED点灯時の昇圧回路の出力電圧を、LED消灯時においても維持する。これにより、LEDの点灯時間が短くても、昇圧回路の出力電圧が低下することが防止されるため、LEDを点灯することが可能となる。
(LED駆動装置1の構成)
図1は、実施の形態1に係るLED駆動装置1の構成を示す回路図である。LED駆動装置1は、昇圧回路2を備えている。昇圧回路2の入力側は電源11の一端に接続されている。昇圧回路2の出力側は、直列に接続された3個のLED7のうちの一端のLED7に結合されている。なお、LED7が3個の例を示しているが、本発明はこれに限定されない。LED7は、1個であってもよく、3個以外の複数個であってもよい。
1個または複数個のLED7のうちの他端のLED7は、スイッチ6(スイッチング素子)の一端に結合されている。スイッチ6の他端は、抵抗R4を介して電源11の他端に接続されている。スイッチ6は、例えばトランジスタにより構成する。LED駆動装置1は、スイッチ6によるスイッチング方式によりLED7を駆動する。
LED駆動装置1には、発光パターン発生器5が設けられている。発光パターン発生器5は、LED7の発光パターンを表す信号を生成し、スイッチ6に供給する。
LED駆動装置1は、増幅器8Aを有している。増幅器8Aの反転入力端子は、スイッチ6と抵抗R4との間に結合されている。増幅器8Aの非反転入力端子は、可変電源E2に接続されている。増幅器8Aの出力は、記憶回路4に設けられたスイッチSWの一端に接続されている。スイッチSWは、発光パターン発生器5により生成された発光パターンを表す信号に基づいてオンオフする。スイッチSWの他端は増幅器8Bの非反転入力端子に結合されている。記憶回路4には、一端が増幅器8Bの非反転入力端子に接続され、他端が電源11の他端に接続された静電容量C1が設けられている。
増幅器8Bの反転入力端子は、直列に接続された抵抗R1・R2を介して昇圧回路2の出力に結合されている。増幅器8Bの出力は、昇圧回路2のフィードバック端子FBに接続されている。抵抗R3の一端は、抵抗R2の抵抗R1と反対側の一端と接続され、抵抗R3の他端は、抵抗R4と電源11との間に接続されている。従って、増幅器8Bの反転入力端子には、昇圧回路2の出力電圧を分圧して得られる昇圧電圧信号が入力される。
(比較例に係るLED駆動装置の動作)
図2(a)、(b)は比較例に係るLED駆動装置の動作を示す波形図である。比較例に係るLED駆動装置では、昇圧回路の出力電圧S2は、LEDの消灯期間(オフ期間)において、低下・減衰する。そして、LEDの消灯期間から点灯期間に移ると、消灯期間において低下・減衰していた昇圧回路の出力電圧S2は上昇を開始し、LED点灯電圧閾値を超えてLEDが点灯する。
しかしながら、LEDの発光輝度を極度に暗くしたい場合に、LEDの点灯時間(オン期間、例えば、図2(b)の時刻T1〜時刻T10)が極度に短くなり、その結果、図2(b)に示すように、LEDの点灯時間(例えば、図2(b)の時刻T1〜時刻T10)になって上昇を開始した昇圧回路の出力電圧S5が、LED点灯電圧の閾値Th1を超える前にLEDの点灯時間が終了してしまい、LEDを点灯させることができないという問題が生じる。
まず、図2(a)を参照してLED点灯時間が長い場合の動作を説明する。時刻T1において、LED点灯/消灯信号S1は、消灯を示すローレベルから点灯を示すハイレベルに立ち上がり、昇圧回路出力電圧S2は上昇を開始する。そして、時刻T2において、昇圧回路出力電圧S2が、LEDが点灯する電圧閾値Th1に到達すると、LED電流S3がローレベルからハイレベルに立ち上がり、LED7が点灯する。
次に、時刻T3において、LED点灯/消灯信号S1がハイレベルからローレベルに立ち下がると、昇圧回路出力電圧S2は電圧閾値Th1から減少を開始し、LED電流S3はハイレベルからローレベルに立ち下がり、LED7が消灯する。
その後、時刻T4において、LED点灯/消灯信号S1がローレベルからハイレベルに立ち上がると、減少を続けていた昇圧回路出力電圧S2は、反転して上昇を開始する。次に、時刻T5において、昇圧回路出力電圧S2が電圧閾値Th1に到達すると、LED電流S3がローレベルからハイレベルに立ち上がり、LED7が点灯する。
次に、時刻T6において、LED点灯/消灯信号S1がハイレベルからローレベルに立ち下がると、昇圧回路出力電圧S2は電圧閾値Th1から減少を開始し、LED電流S3はハイレベルからローレベルに立ち下がり、LED7が消灯する。
その後、時刻T7において、LED点灯/消灯信号S1がローレベルからハイレベルに立ち上がると、減少を続けていた昇圧回路出力電圧S2は、反転して上昇を開始する。次に、時刻T8において、昇圧回路出力電圧S2が電圧閾値Th1に到達すると、LED電流S3がローレベルからハイレベルに立ち上がり、LED7が点灯する。
次に、時刻T9において、LED点灯/消灯信号S1がハイレベルからローレベルに立ち下がると、昇圧回路出力電圧S2は電圧閾値Th1から減少を開始し、LED電流S3はハイレベルからローレベルに立ち下がり、LED7が消灯する。
次に、図2(b)を参照してLED点灯時間が短い場合の動作を説明する。時刻T1において、LED点灯/消灯信号S4は、消灯を示すローレベルから点灯を示すハイレベルに立ち上がり、昇圧回路出力電圧S5は上昇を開始する。そして、時刻T10において、LED点灯/消灯信号S4が、ハイレベルからローレベルに立ち下がると、昇圧回路出力電圧S5は、電圧閾値Th1に到達する前に上昇動作を終了し、下降動作を開始する。LED電流はローレベルを維持し、LED7は消灯状態を続ける。
次に、時刻T4において、LED点灯/消灯信号S4がローレベルからハイレベルに立ち上がると、下降を続けていた昇圧回路出力電圧S5は再び上昇を開始する。LED電流はローレベルを維持し、LED7は消灯状態を続ける。
そして、時刻T11において、LED点灯/消灯信号S4が、ハイレベルからローレベルに立ち下がると、昇圧回路出力電圧S5は、電圧閾値Th1に到達する前に上昇動作を終了し、下降動作を開始する。LED電流はローレベルを維持し、LED7は消灯状態を続ける。以降、時刻T7、時刻T12において、同様の動作を繰り返す。
(実施の形態1に係るLED駆動装置の動作)
図3(a)、(b)は実施の形態1に係るLED駆動装置1の動作を示す波形図である。実施の形態1に係るLED駆動装置1では、LED点灯時は昇圧回路2の出力電圧の基準値をLED電流値に基づいて上下させることにより、LED電流が一定になるように昇圧回路2の出力電圧を調整する。そして、LED消灯時は、LED電流のフィードバックを切り離し、昇圧回路2の出力電圧の基準値を一定にすることにより、LED点灯時の昇圧回路2の出力電圧を、LED消灯時においても維持する。これにより、一般的なLEDドライバでは、図2(b)で前述したように、LED点灯時間が短い場合に、LEDを点灯できなかったが、本実施の形態により、LED点灯時間が短い場合でも点灯可能となる。
まず、図3(a)を参照してLED点灯時間が長い場合の動作を説明する。時刻T1において、発光パターン発生器5が、LED点灯/消灯信号S1を、消灯を示すローレベルから点灯を示すハイレベルに立ち上げると、スイッチ6・SWがオンされる。
昇圧回路出力電圧S2AはLED7が点灯する電圧閾値Th1以上の値を維持し、スイッチ6のオンに応じて、LED電流S3Aはローレベルからハイレベルに立ち上がり、LED7が点灯する。
このため、増幅器8Aは、反転入力端子に入力されたLED電流S3Aに基づく電圧信号と、可変電源E2からの電圧信号とに基づくLED電圧信号を、記憶回路4のスイッチSWを介して増幅器8Bの非反転入力端子及び記憶回路4の静電容量C1に供給する。記憶回路4の静電容量C1には、LED電圧信号に基づく電圧が記憶される。増幅器8Bは、非反転入力端子に入力されたLED電圧信号と、反転入力端子に入力された昇圧回路2の出力電圧を分圧して得られる昇圧電圧信号とに基づく信号を昇圧回路2にフィードバックする。このように、LED電流がスイッチSW、増幅器8Bを介して昇圧回路2にフィードバックされる。
次に、時刻T3において、発光パターン発生器5がLED点灯/消灯信号S1をハイレベルからローレベルに立ち下げると、スイッチ6・SWがオフされ、LED電流S3Aはハイレベルからローレベルに立ち下がり、LED7は消灯する。
このように、LED点灯/消灯信号S1の立下りに応じて、スイッチSWはオフとなる。このため、記憶回路4の静電容量C1に記憶されたLED電圧信号に対応する電圧が、増幅器8Bを介して昇圧回路2にフィードバックされる。この結果、昇圧回路出力電圧S2Aは、引き続き電圧閾値Th1以上の値を維持する。
その後、時刻T4において、発光パターン発生器5が、LED点灯/消灯信号S1を、ローレベルからハイレベルに立ち上げると、スイッチ6・SWが再びオンされる。このため、LED電圧信号に基づく電圧が記憶回路4の静電容量C1に再び記憶され、LED電流に基づくLED電圧信号が増幅器8Bを介して昇圧回路2にフィードバックされる。
昇圧回路出力電圧S2Aは電圧閾値Th1以上の値を維持し、スイッチ6のオンに応じて、LED電流S3Aはローレベルからハイレベルに立ち上がり、LED7が再び点灯する。
以降、時刻T6、時刻T7、時刻T9において同様の動作を繰り返す。
次に、図3(b)を参照してLED点灯時間が短い場合の動作を説明する。時刻T1において、発光パターン発生器5が、LED点灯/消灯信号S4を、消灯を示すローレベルから点灯を示すハイレベルに立ち上げると、スイッチ6・SWがオンされる。このため、LED電圧信号に基づく電圧が記憶回路4の静電容量C1に記憶される。
昇圧回路出力電圧S5AはLED7が点灯する電圧閾値Th1以上の値を維持し、スイッチ6のオンに応じて、LED電流S6Aはローレベルからハイレベルに立ち上がり、LED7が点灯する。そして、LED電流に基づくLED電圧信号が増幅器8Bを介して昇圧回路2の端子FBにフィードバックされる。
次に、時刻T10において、発光パターン発生器5がLED点灯/消灯信号S4をハイレベルからローレベルに立ち下げると、スイッチ6・SWがオフされ、LED電流S6Aはハイレベルからローレベルに立ち下がり、LED7は消灯する。
このLED点灯/消灯信号S4の立下りに応じて、スイッチ6・SWはオフになる。このため、記憶回路4の静電容量C1に記憶されたLED電圧信号に対応する電圧が、増幅器8Bを介して昇圧回路2の端子FBにフィードバックされる。この結果、昇圧回路出力電圧S5Aは、引き続き電圧閾値Th1以上の値を維持する。
その後、時刻T4において、発光パターン発生器5が、LED点灯/消灯信号S4を、ローレベルからハイレベルに立ち上げると、スイッチ6・SWが再びオンされる。このため、LED電圧信号に基づく電圧が記憶回路4の静電容量C1に再び記憶され、LED電流に基づく電圧が増幅器8Bを介して昇圧回路2の端子FBにフィードバックされる。
昇圧回路出力電圧S5Aは電圧閾値Th1以上の値を維持し、スイッチ6のオンに応じて、LED電流S6Aはローレベルからハイレベルに立ち上がり、LED7が再び点灯する。
以降、時刻T11、時刻T7、時刻T12において同様の動作を繰り返す。
なお、増幅器8A・8Bは、演算増幅器(オペアンプ)に限定されない。増幅器8Aは、可変電源E2からの電圧値からLED電流S3Aに基づく電圧値を差し引いた電圧値に基づくLED電圧信号を供給する増幅器であればよく、また、増幅器8Bは、前記LED電圧信号の電圧値から前記昇圧電圧信号の電圧値を差し引いた電圧値を昇圧回路2にフィードバックする増幅器であればよい。
(実施の形態1の効果)
このように、LED点灯時は、昇圧回路2の出力電圧の基準値をLED電流値に基づいて上下させることにより、LED電流が一定になるように昇圧回路2の出力電圧を調整する。そして、LED消灯時は、LED電流のフィードバックを切り離し、昇圧回路2の出力電圧の基準値を一定にすることにより、LED点灯時の昇圧回路2の出力電圧を、LED消灯時においても維持する。これにより、従来の構成では、LED点灯時間が短い場合に、LEDを点灯できなかったが、本実施の形態により、LED点灯時間が短い場合でも点灯可能となる。
図4で前述した特許文献1の構成では、LED点灯時にLED電流を昇圧回路にフィードバックし、LED消灯時は昇圧回路の発振を停止するが、本実施の形態では、LED点灯時はLED電流をフィードバックし、LED消灯時は、昇圧回路2の出力電圧をフィードバックし、LED点灯時の昇圧回路2の出力電圧を、LED消灯時においても維持する。
このため、図4の構成では、LED点灯時間が短くなると、LEDを点灯できなくなるが、本実施の形態は、LED点灯時間を短くしても、LEDを点灯できる。
図5で前述した特許文献2の構成では、LED点灯/消灯の切替えを、主に昇圧回路のオン、オフにより実施しているのに対し、本実施の形態は、FET等のトランジスタにより構成されるスイッチ6にてLED回路を導通/切断することによって、LED点灯/消灯の切替えを行なっている。
このため、図5の構成は、放電回路を追加して改善はしているが、昇圧回路のオン/オフでLED点灯/消灯を行っているため、本実施の形態に比べてLEDを点灯・消灯する切替えが遅い。本実施の形態のように、FET等のスイッチによって、直接、LED回路を導通/切断する方が高速にLEDを点灯・消灯する切替えが行なえる。
また、実施の形態1の構成によれば、スイッチは記憶回路4の中に1個設ければよいので、本発明者が先に提案した先願(特願2012-137224号)に開示したスイッチを2個設ける構成よりも、スイッチの数が少なくて済む。
なお、実施の形態1では、トランジスタ6のオンオフを指定するオンオフ信号を生成する発光パターン発生器5をLED駆動装置1が備えている例を示したが、本発明はこれに限定されない。トランジスタ6のオンオフを指定するオンオフ信号はLED駆動装置1の外部から受け取るように構成してもよい。
LED駆動装置1は、これによってバックライトを駆動するテレビジョン受像機に設けることができる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るLED駆動装置は、昇圧回路を備え、スイッチング方式にてLEDを駆動するLED駆動装置であって、スイッチング素子のオンオフを指定するオンオフ信号がオンを指定するオン期間に、上記LEDに流れる電流に基づくLED電圧信号と前記昇圧回路の出力電圧を分圧して得られる昇圧電圧信号とに基づく信号を前記昇圧回路にフィードバックする増幅器と、前記オン期間に、前記LED電圧信号に基づく電圧を記憶する記憶回路とを備え、前記増幅器は、前記オンオフ信号がオフを指定するオフ期間に、前記記憶回路に記憶された前記電圧に基づく信号と前記昇圧電圧信号とに基づく信号を前記昇圧回路にフィードバックする。
上記の構成によれば、スイッチング素子のオンオフを指定するオンオフ信号がオンを指定するオン期間に、上記LEDに流れる電流に基づくLED電圧信号と前記昇圧回路の出力電圧を分圧して得られる昇圧電圧信号とに基づく信号が前記昇圧回路にフィードバックされる。そして、前記オンオフ信号がオフを指定するオフ期間には、前記オン期間に記憶回路に記憶された電圧に基づく信号と前記昇圧電圧信号とに基づく信号が前記昇圧回路にフィードバックされる。このため、LED点灯時間が短い場合のオフ期間において、昇圧回路の出力電圧の低下が防止される。従って、LED点灯時間が短くても昇圧回路出力電圧の低下を防止することができる。その結果、LEDをオンオフさせるオンオフ信号のオン期間であるLED点灯時間が短くてもLEDを点灯させることができるLED駆動回路を提供することができる。
本発明の態様2に係るLED駆動装置は、上記態様1において、前記増幅器は、前記LED電圧信号の電圧値から前記昇圧電圧信号の電圧値を差し引いた電圧値を前記昇圧回路にフィードバックしてもよい。
上記の構成によれば、前記LED電圧信号を、前記昇圧電圧信号の閾値電圧として使用することができる。
本発明の態様3に係るLED駆動装置は、上記態様2において、前記増幅器は、前記記憶回路に記憶された電圧値から前記昇圧電圧信号の電圧値を差し引いた電圧値を前記昇圧回路にフィードバックしてもよい。
上記の構成によれば、オン期間におけるLED電圧信号の電圧を記憶して、オフ期間に、前記昇圧電圧信号の閾値電圧として使用することができる。
本発明の態様4に係るLED駆動装置は、上記態様1において、前記オンオフ信号を生成する発光パターン発生器をさらに備えてもよい。
上記の構成によれば、発光パターン発生器により生成されたオンオフ信号を使用することができるので、外部からオンオフ信号を入力する必要がなくなる。
本発明の態様5に係るテレビジョン受像機は、上記態様1から4の何れか1項に記載のLED駆動装置を備え、上記LED駆動装置によってバックライトを駆動する。
上記の構成によれば、LED点灯時間が短くてもLEDを点灯させることができるLED駆動回路によってバックライトを駆動することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、昇圧回路を備え、スイッチング素子のオンオフを指定するオンオフ信号に基づいて、スイッチング方式にて発光ダイオードを駆動するLED駆動装置、及びテレビジョン受像機に利用することができる。
1 LED駆動装置
2 昇圧回路
4 記憶回路
5 発光パターン発生器
6 スイッチ(スイッチング素子)
7 LED
8A 増幅器
8B 増幅器(増幅器)
11 電源
SW スイッチ

Claims (5)

  1. 昇圧回路を備え、スイッチング方式にてLEDを駆動するLED駆動装置であって、
    スイッチング素子のオンオフを指定するオンオフ信号がオンを指定するオン期間に、上記LEDに流れる電流に基づくLED電圧信号と前記昇圧回路の出力電圧を分圧して得られる昇圧電圧信号とに基づく信号を前記昇圧回路にフィードバックする増幅器と、
    前記オン期間に、前記LED電圧信号に基づく電圧を記憶する記憶回路とを備え、
    前記増幅器は、前記オンオフ信号がオフを指定するオフ期間に、前記記憶回路に記憶された前記電圧に基づく信号と前記昇圧電圧信号とに基づく信号を前記昇圧回路にフィードバックすることを特徴とするLED駆動装置。
  2. 前記増幅器は、前記LED電圧信号の電圧値から前記昇圧電圧信号の電圧値を差し引いた電圧値を前記昇圧回路にフィードバックする請求項1に記載のLED駆動装置。
  3. 前記増幅器は、前記記憶回路に記憶された電圧値から前記昇圧電圧信号の電圧値を差し引いた電圧値を前記昇圧回路にフィードバックする請求項1に記載のLED駆動装置。
  4. 前記オンオフ信号を生成する発光パターン発生器をさらに備える請求項1に記載のLED駆動装置。
  5. 請求項1から4の何れか1項に記載のLED駆動装置を備え、上記LED駆動装置によってバックライトを駆動することを特徴とするテレビジョン受像機。
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