JP7140639B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置において、動作の異常が発生したときに異常の原因となった故障箇所を特定する技術に関する。
画像形成装置は、複数の構成部品が協働して動作することでシートへの画像形成を行う。各構成部品の動作は、個々に制御される。動作制御が正常に終了しない場合、画像形成装置は、エラーコードの表示や、ネットワークを介してコールセンタへのエラーコードの送信により、異常の発生を報知する。画像形成装置のサービスマンは、エラーコードに基づいて故障箇所の構成部品の交換等の画像形成装置の修理を行う。このように、画像形成装置の動作を正常状態に復帰させるサービスサポートが運用されている。特許文献1は、エラーコードに対応するサービスマニュアルを印刷することで、発生した異常への対処方法を明確に且つ確実にサービスマンに提供する画像形成装置を提供する。
特開2008-145948号公報
サービスマニュアルには、異常に関連する構成部品(ユニット)の情報や、それらのユニットを交換する手順等が明示される。サービスマンは、例えばサービスマニュアルに従って関連するユニットを一つずつ交換し、その都度エラーの発生を確認しながら修復作業を進めることになる。そのために、故障したユニットが、サービスマニュアルが示す手順上最後の交換部品であった場合や、交換対象のユニットが多数ある場合に、作業時間が長くなる。そのために、エラーが発生した際にエラーの原因となった故障ユニットを迅速に特定することができる画像形成装置が望まれている。
本発明の画像形成装置は、電源電圧を生成する電源基板と、前記電源基板から供給される前記電源電圧が印加される保護素子を有し、前記保護素子から出力される電圧により、画像を形成するための負荷を駆動するドライバ基板と、前記ドライバ基板の動作を制御するエンジン制御基板と、前記負荷の動作に異常が生じると、前記保護素子から出力される前記電圧の電圧値と、前記電源電圧の電圧値とに応じて、前記異常の原因となった基板を特定する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記保護素子から出力される前記電圧の電圧値が第1閾値未満で且つ前記電源電圧の電圧値が第2閾値以上であれば前記ドライバ基板が異常であると判定し、前記保護素子から出力される前記電圧の電圧値が前記第1閾値未満で且つ前記電源電圧の電圧値が前記第2閾値未満であれば前記電源基板が異常であると判定することを特徴とする。
本発明によれば、異常が発生している基板を特定することで、サービスマンによる修復作業時間を低減することができる。
画像形成装置の構成図。 制御系統の説明図。 画像形成時の処理を表すフローチャート。 故障箇所の特定処理を表すフローチャート。 操作部に表示される故障箇所の例示図。 制御系統の説明図。 (a)、(b)は、故障箇所の特定処理を表すフローチャート。 制御系統の説明図。 (a)、(b)は、故障箇所の特定処理を表すフローチャート。 故障箇所の特定処理を表すフローチャート。
本発明の画像形成装置について、図面を参照しながら説明する。
(画像形成装置)
図1は、本実施形態の画像形成装置の構成図である。画像形成装置1は、画像読取部2、画像形成部3、及び操作部1000を備えている。画像読取部2は、原稿Dから原稿画像を読み取る。画像形成部3は、シートSに画像を形成する。操作部1000は、キーボタンやタッチパネル等の入力装置と、ディスプレイ等の出力装置とを備えるユーザインタフェースである。画像形成装置1は、画像読取部2で読み取った原稿画像を画像形成部3によりシートSに形成する複写機能を備える。
画像読取部2は、上部に透明ガラス板からなる原稿台4、及び原稿圧着板5が設けられる。原稿台4は、原稿Dが、画像面を下向きにして所定の位置に載置される。原稿圧着板5は、原稿台4に載置された原稿Dを押圧固定する。原稿台4の下側には、原稿Dを照明するランプ6と、画像処理ユニット7と、照明した原稿Dの光像を画像処理ユニット7に導くための反射ミラー8、9、10からなる光学系と、が設けられている。ランプ6及び反射ミラー8、9、10は所定の速度で移動して原稿Dを走査する。画像処理ユニット7は、受光する原稿Dの光像に基づいて原稿画像を表す画像データを生成する。
画像形成部3は、画像形成を行うために、感光ドラム11、一次帯電ローラ12、ロータリ現像ユニット13、中間転写ベルト14、転写ローラ15、クリーナ16、レーザユニット17、及び定着器19等の構成部品を備えている。感光ドラム11は、ドラム形状の感光体であり、一次帯電ローラ12により表面が一様に帯電される。レーザユニット17は、画像読取部2から画像データを取得し、この画像データに応じて発光制御されたレーザ光を表面が帯電された感光ドラム11に照射する。これにより感光ドラムの表面に画像データに応じた静電潜像が形成される。
ロータリ現像ユニット13は、感光ドラム11の表面に形成された静電潜像にマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色のトナーを付着させて、感光ドラム11の表面にトナー像を形成する。ロータリ現像ユニット13は、回転現像方式の現像器である。ロータリ現像ユニット13は、現像器13K、現像器13Y、現像器13M、及び現像器13Cを有し、モータ(ロータリモータ)により回転される。現像器13Kは、ブラックのトナーによる現像を行う。現像器13Yは、イエローのトナーによる現像を行う。現像器13Mは、マゼンタのトナーによる現像を行う。現像器13Cは、シアンのトナーによる現像を行う。
感光ドラム11上にモノクロのトナー像を形成する場合、ロータリ現像ユニット13は、感光ドラム11と近接する現像位置に現像器13Kを回転移動させて現像を行う。フルカラーのトナー像を形成する場合、ロータリ現像ユニット13は、回転して、現像位置に各現像器13Y、13M、13C、13Kを順に配置させ、順次各色のトナーによる現像を行う。
ロータリ現像ユニット13によって感光ドラム11に形成されたトナー像は、転写体である中間転写ベルト14に転写される。転写後に感光ドラム11に残留するトナーは、クリーナ16により除去される。フルカラーのトナー像を形成する場合、トナー像は、一色ずつに感光ドラム11から中間転写ベルト14に転写される。つまりイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順に、一色ずつ中間転写ベルト14にトナー像が転写される。クリーナ16は、転写の度に感光ドラム11に残留するトナーを除去する。このように、一色ずつ順にトナー像が転写されることで、中間転写ベルト14にフルカラーのトナー像が形成される。
中間転写ベルト14に転写されたトナー像は、転写ローラ15によりシートSに転写される。シートSは、用紙カセット18又は手差しトレイ50から転写ローラ15へ給送される。画像形成装置1は、シートSを搬送経路に給送するためのローラ等の給送機構を備える。
定着器19は、シートSの搬送方向で転写ローラ15の下流側に設けられる。定着器19は、シートSに、転写されたトナー像を定着させる。トナー像が定着されたシートSは、定着器19から排出ローラ対21を介して画像形成装置1の機外に排出される。
画像形成装置1は、内部の感光ドラム11やロータリ現像ユニット13等の構成部品にアクセスするために、開閉可能な前ドア22を備える。画像形成装置1内の上記の各構成部品の修理や点検、消耗品の交換の際には、前ドア22が開放される。画像形成装置1は、前ドア22の開閉を検知するための前ドア開閉センサ801を備える。
画像形成装置1は、各用紙カセット18の開閉を検知するための用紙カセット開閉センサ205及び用紙カセット18内のシートSのサイズを検知する不図示の用紙サイズ検知センサを備える。用紙カセット18が閉じられると、用紙カセット開閉センサ205がこれを検知する。用紙サイズ検知センサは、用紙カセット18が閉じられたことを用紙カセット開閉センサ205が検知すると、この検知結果に基づいて自動的にシートSのサイズを検知する。
画像形成装置1は、手差しトレイ50上のシートSの有無を検知する手差し用紙センサ201を備える。手差し用紙センサ201が手差しトレイ50にシートSが載置されたことを検知すると、画像形成装置1は、載置されたシートSのサイズ設定をユーザに促す画面を操作部1000に表示する。ユーザが画面の指示に従ってシートサイズを設定することで、画像形成装置1は、手差しトレイ50上のシートSのサイズを認識することができる。
なお、画像形成装置1の構成は、上述した構成に限らず、例えば、複数の色成分に対応して、複数の感光ドラムが転写ベルトの移動方向に沿って設けられる周知の構成の画像形成装置であってもよい。
(第1実施形態)
図2は、第1実施形態の画像形成装置1の制御系統の説明図である。制御系統は、電源基板200、コントローラ基板210、エンジン制御基板220、及び第1ドライバ基板230の4種類の基板を備える。
電源基板200は、2種類の電源電圧(本実施形態では+12[V]、+24[V])を生成して出力する。+12[V]の電源電圧(+12V電源電圧)は、コントローラ基板210及びエンジン制御基板220へ供給される。+24[V]の電源電圧(+24V電源電圧)は、第1ドライバ基板230へ供給される。
コントローラ基板210は、DCDCコンバータ211、CPU(Central Processing Unit)212、及びNW通信部213を備える。DCDCコンバータ211は、電源基板200から供給される+12V電源電圧を+3.3[V]の電圧に変圧する。DCDCコンバータ211で生成された+3.3[V]の電圧は、CPU212及び外部の構成部品の動作に用いられる。CPU212は、エンジン制御基板220の動作を制御する。NW通信部213は、LAN(Local Area Network)等の通信回線を介したコールセンタ等の外部装置との通信を制御する通信インタフェースである。CPU212は、NW通信部213を介して外部装置との間で通信を行う。CPU212は、操作部1000に接続され、操作部1000にメッセージ等を表示させる。また、CPU212は、操作部1000から指示等の入力を受け付ける。
エンジン制御基板220は、DCDCコンバータ221、CPU222、及びROM(Read Only Memory)223、及びRAM(Random Access Memory)224を備える。DCDCコンバータ221は、電源基板200から供給される+12V電源電圧を+3.3[V]の電圧に変圧する。DCDCコンバータ221で生成された+3.3[V]の電圧は、CPU222及び第1ドライバ基板230の動作に用いられる。CPU222は、ROM223に格納されたコンピュータプログラムを実行することで、各構成部品の動作を制御して、画像形成に関する様々な制御シーケンスを行う。その際、RAM224は、ワークメモリとして用いられ、一時的又は恒久的に保存することが必要な書き換え可能なデータを格納する。第1ドライバ基板230の動作を制御する。RAM224は、異常の発生時にその異常に関する情報を記憶する。
第1ドライバ基板230は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)231、検知部232、モータ駆動部233、及びヒューズFUSE1を備える。ヒューズFUSE1は、保護素子であり、電源基板200から供給される+24V電源電圧を受け付ける。なお、保護素子としてヒューズFUSE1に代えてFET(Field effect transistor)や過電流保護IC(Integrated Circuit)を用いることができる。ヒューズFUSE1を通過した+24V電源電圧は、+24V_FU1電圧としてモータ駆動部233等の他の構成要素に供給される。
+24V電源電圧は、電源基板200から正常に供給されているか否かを判定できるように、ASIC231の定格範囲に収まるように分圧され、+24V電源検知信号としてASIC231のアナログポートに入力される。+24V_FU1電圧も同様に、ヒューズFUSE1の後段に正常に供給されているか否かを判定できるように、ASIC231の定格範囲に収まるように分圧され、+24V_FU1電源検知信号としてASIC231のアナログポートに入力される。なお、+24V電源電圧が正常に供給されているか否かを判定するための構成は、これに限らない。例えば、+24V電源電圧をトランジスタ等の検知回路によりデジタル値に変換して、ASIC231のデジタルポートに入力するようにしてもよい。
第1ドライバ基板230には、図1に示すロータリ現像ユニット13の回転や、シート搬送に用いられるモータ等の負荷を駆動するための所定数のモータ駆動部が実装される。+24V_FU1電圧は、これらの負荷の動作に用いられる。負荷に対してヒューズFUSE1を介して+24V_FU1電圧を供給するのは、第1ドライバ基板230に接続される負荷が原因で+24V電源電圧の電源系統に異常が発生した場合に、上流の電源基板200まで故障を拡大させないように保護するためである。
第1ドライバ基板230は、その他にも、図1で述べたシートサイズを検知するためのセンサや、シートの有無を検知するためのセンサの検知結果を取得するための所定数の検知部が実装される。
本実施形態では、第1ドライバ基板230は、画像形成時に感光ドラム11の回転制御を行うドラムモータ2331と、感光ドラム11の回転を検知するドラム回転検知センサ2321と、が接続される。そのために第1ドライバ基板230は、ドラムモータ2331を駆動するためのモータ駆動部233と、ドラム回転検知センサ2321の検知結果を取得する検知部232と、を備える。モータ駆動部233は、ASIC231により動作が制御される。検知部232は、ドラム回転検知センサ2321の検知結果をASIC231へ送信する。
ASIC231は、エンジン制御基板220のCPU222により、負荷(ドラムモータ2331)を駆動するタイミングを制御される。エンジン制御基板220のCPU222は、ASIC231が取得する信号の状態を監視する。エンジン制御基板220のCPU222は、コントローラ基板210のCPU212と通信して、CPU212と協働で制御系統の動作を制御する。
コントローラ基板210のCPU212は、操作部1000や通信回線を介して、ユーザによる画像形成の開始指示を取得すると、エンジン制御基板220のCPU222に画像形成の開始指示があったことを通知する。
エンジン制御基板220のCPU222は、第1ドライバ基板230で検知された異常に関する情報をRAM224に保存する。また、CPU222は、コントローラ基板210のCPU212に異常の発生を通知する。コントローラ基板210のCPU212は、異常の発生が通知されると、操作部1000等によりユーザやサービスマンに異常の発生を報知する。また、CPU212は、NW通信部213により通信回線を介してコールセンタへ異常の発生を報知する。このように、画像形成装置1の設置場所にいるユーザやサービスマンの他に、コールセンタにいるサービスマンに対して、異常の発生が報知される。
(画像形成処理)
図3は、画像形成装置1による画像形成時の処理を表すフローチャートである。コントローラ基板210のCPU212は、操作部1000や通信回線を介して画像形成の開始指示を取得するまで待機状態にある(S900:N)。画像形成開始の指示を受け付けると(S900:Y)、CPU212は、エンジン制御基板220のCPU222に画像形成の指示を送信する。エンジン制御基板220のCPU222は、この指示に応じて画像形成処理を開始する。第1ドライバ基板230のASIC231は、画像形成処理が終了するまでの間、各構成部品の異常によるエラーの発生を監視する(S901:N、904:N)。ここでは、ASIC231は、画像形成装置1内に設けられる各種センサの検知結果により負荷のエラーの発生を監視する。画像形成が終了すると(S904:Y)、CPU212は画像形成処理を終了する。
画像形成処理中に負荷の動作のエラーが発生した場合(S901:Y)、ASIC231は、エンジン制御基板220のCPU222に異常の発生を通知する。本実施形態では、ドラムモータ2331を回転させる制御を開始した後に、所定時間経過してもドラム回転検知センサ2321が感光ドラム11の回転を検知しない場合に、異常(エラー)の発生が検知される。エンジン制御基板220のCPU222は、異常の発生の通知を取得すると画像形成処理を中止する(S902)。エンジン制御基板220のCPU222は、故障箇所の特定処理を行う(S903)。故障箇所の特定処理が終了すると、CPU212は画像形成処理を終了する。その他にも、画像形成装置1の起動時の前多回転動作(準備動作)時等により異常が発生して故障箇所の特定処理が行われる場合もあるが、ここではその説明は省略する。
(故障箇所特定処理)
図4は、図3のS903の故障箇所の特定処理を表すフローチャートである。この処理は、+24V_FU1電圧が供給される負荷の動作に異常が発生した場合の故障箇所の特定処理を表す。この処理は、負荷の動作の異常が検知され際に、+24V電源電圧の電源系統の状態を診断する電源診断処理である。負荷であるドラムモータ2331の動作の異常(エラー)に応じて、この処理が実行される。
エンジン制御基板220のCPU222は、第1ドライバ基板230のASIC231を用いて+24V_FU1電圧の電圧値と所定の第1閾値th1とを比較する(S300)。ここでは、第1閾値th1を18[V]とする。+24V_FU1電圧の電圧値が第1閾値th1以上である場合(S300:Y)、CPU222は、+24V電源電圧の電源系統が正常であると判定する(S304)。この場合、CPU222は、該電源系統が接続されて動作する負荷に異常の原因があると判定し、故障した負荷を特定する負荷故障特定処理を実行する(S305)。負荷故障特定処理の詳細な説明は省略する。
+24V_FU1電圧の電圧値が第1閾値th1未満である場合(S300:N)、CPU222は、+24V電源電圧の電源系統に異常の原因があると判定する。CPU222は、ASIC231を用いて+24V電源電圧の電圧値と所定の第2閾値th2とを比較する(S301)。ここでは、第2閾値th2を第1閾値th1と同じ18[V]とする。
+24V電源電圧の電圧値が第2閾値th2以上である場合(S301:Y)、CPU222は、電源基板200から+24V電源電圧が正常に供給されていると判定する。これによりCPU222は、+24V電源電圧の電源系統において異常の原因が第1ドライバ基板230に実装されるヒューズFUSE1から出力される電圧であると判定する。そのためにCPU222は、第1ドライバ基板230が異常の原因となった故障箇所であると判定する(S303)。
+24V電源電圧の電圧値が第2閾値th2未満である場合(S301:N)、CPU222は、電源基板200から+24V電源電圧が正常に供給されていないと判定する。これによりCPU222は、+24V電源電圧の電源系統において異常の原因が電源基板200から出力される電圧であると判定する。そのためにCPU222は、電源基板200が異常の原因となった故障箇所であると判定する(S302)。
CPU222は、S302、S303、S305のいずれかの処理により判定した故障箇所をコントローラ基板210のCPU212に通知する。CPU212は、該通知に応じて、故障箇所を報知する(S306)。CPU212は、故障箇所を操作部1000に表示することで報知する。図5は、操作部1000に表示される故障箇所の例示図である。図5は、電源基板200が故障した場合の表示を例示し、電源基板200の交換を促すメッセージが表示される。また、CPU212は、NW通信部213により通信回線を介してサポートセンサへ故障箇所を報知する。故障箇所の報知により、故障箇所の特定処理が終了する。
以上の処理において、第1閾値th1と第2閾値th2との関係は、以下のようになる。「th1< th2」の場合、例えば、電源基板200から供給される電源電圧(+24V電源電圧)の範囲が第1閾値th1~第2閾値th2内であれば、S301の処理で+24V電源電圧が第2閾値th2未満になる。そのために、電源基板200の電源供給が異常の原因であると判定されなければならない。しかし、それ以前に行われるS300の処理で+24V_FU電圧が第1閾値th1以上であると判定され、電源系統が正常であると誤診断される可能性がある。そのために第1閾値th1と第2閾値th2との関係は、第1閾値th1が第2閾値th2以上(th2≦th1)であることが好ましい。また、図2の構成において、電源の状態をトランジスタ等の検知回路で検知する場合も、第1閾値th1及び第2閾値th2の関係は上記の関係となるように設計することが好ましい。
以上のように、画像形成装置1内で異常が発生した場合、画像形成装置1は、その異常の原因が電源系統であるか否かを判定する。電源系統に異常の原因がある場合、画像形成装置1は、該異常の原因となる故障している電源系統の構成部品を特定する。そのためにサービスマンによる部品交換の作業時間が低減される。
(第2実施形態)
図6は、第2実施形態の画像形成装置1の制御系統の説明図である。制御系統は、電源基板200、コントローラ基板210、エンジン制御基板220、第1ドライバ基板230、及び第2ドライバ基板400の5種類の基板を備える。この制御系統は、図2の制御系統に第2ドライバ基板400が追加された構成である。図2の制御系統との相違点について説明する。
エンジン制御基板220で生成される+3.3[V]の電圧は、第1ドライバ基板230とともに第2ドライバ基板400にも供給される。エンジン制御基板220のCPU222は、第2ドライバ基板400の動作を制御する。電源基板200から供給される+24V電源電圧は、第2ドライバ基板400にも供給される。
第2ドライバ基板400は、ASIC401、検知部402、モータ駆動部403、及びヒューズFUSE2を備える。ヒューズFUSE2は、保護素子であり、電源基板200から供給される+24V電源電圧が、第1ドライバ基板230を介して印加される。なお、保護素子としてヒューズFUSE2に代えてFETや過電流保護ICを用いることもできる。ヒューズFUSE2を通過した+24V電源電圧は、+24V_FU2電圧としてモータ駆動部403等の他の構成要素に供給される。
+24V電源電圧は、電源基板200から正常に供給されているか否かを判定できるように、ASIC401の定格範囲に収まるように分圧され、+24V電源検知信号としてASIC231のアナログポートに入力される。+24V_FU2電圧も同様に、ヒューズFUSE2の後段に正常に供給されているか否かを判定できるように、ASIC401の定格範囲に収まるように分圧され、+24_FU2V電源検知信号としてASIC401のアナログポートに入力される。なお、第2ドライバ基板400には、+24V電源電圧の電源検知手段は存在しない。第2ドライバ基板400が駆動する負荷の動作に異常が発生する場合、第1ドライバ基板230の電源検知信号が用いられて判定される。これにより電源検知に使用する信号線を削減することができる。
第2ドライバ基板400には、第1ドライバ基板230と同様に、負荷を駆動するためのモータ駆動部が実装される。+24V_FU2電圧は、負荷の動作に用いられる。負荷に対してヒューズFUSE2を介して+24V_FU2電圧を供給するのは、第2ドライバ基板400に接続される負荷が原因で+24V電源電圧の電源系統が故障した場合に、上流の電源基板200まで故障を拡大させないように保護するためである。
第2ドライバ基板400は、その他にも、第1ドライバ基板230と同様に、センサの検知結果を通知するための所定数の検知部が実装される。
本実施形態では、第2ドライバ基板400は、画像形成時に中間転写ベルト14の回転制御を行う中間転写モータ4031と、中間転写ベルト14の回転を検知する中間転写ベルト回転検知センサ4021と、が接続される。そのために第2ドライバ基板400は、中間転写モータ4031を駆動するためのモータ駆動部403と、中間転写ベルト回転検知センサ4021の検知結果を取得する検知部402と、を備える。モータ駆動部403は、ASIC401により動作が制御される。検知部402は、中間転写ベルト回転検知センサ4021の検知結果をASIC401へ送信する。
ASIC401は、エンジン制御基板220のCPU222により、負荷(中間転写モータ4031)を駆動するタイミングを制御される。エンジン制御基板220のCPU222は、ASIC401が取得する信号の状態を監視する。エンジン制御基板220のCPU222は、コントローラ基板210のCPU212と通信して、CPU212と協働で制御系統の動作を制御する。エンジン制御基板220のCPU222は、第2ドライバ基板400で検知した異常を表す情報をRAM224に保存し、且つコントローラ基板210のCPU212に通知する。
(故障箇所特定処理)
図7は、第2実施形態の故障箇所の特定処理を表すフローチャートである。なお、画像形成処理は、第1実施形態と同様の処理である。図6の構成では、エンジン制御基板220は、画像形成装置1で異常が発生した際に、図7(a)の処理と図7(b)の処理とを組み合わせて故障箇所を特定することになる。
図7(a)は、第1ドライバ基板230に接続される負荷(+24V_FU1電圧で駆動される負荷)の動作に異常が検知された場合に実行される処理であり、図4の処理と同じである。図4と同様に、エンジン制御基板220のCPU222は、+24V電源電圧の電源系統の状態を診断し、その電源系統に異常の原因があると判定される場合に、その故障箇所を特定する。この処理は、図3の処理においてドラムモータ2331を回転させる制御を開始した後に、所定時間経過してもドラム回転検知センサ2321が感光ドラム11の回転を検知しないために、異常(エラー)が発生したと判定されて行われる。図7(a)の処理の詳細な説明は、図4と同様であるために省略する。
図7(b)は、第2ドライバ基板230に接続される負荷(+24V_FU2電圧で駆動される負荷)の動作に異常が検知された場合に実行される処理である。エンジン制御基板220のCPU222は、+24V電源電圧の電源系統の状態を診断し、その電源系統に異常の原因があると判定される場合に、その故障箇所を特定する。この処理は、中間転写ベルト14を回転させる制御を開始した後に、所定時間経過しても中間転写ベルト回転検知センサ4021が中間転写ベルト14の回転を検知しないために、異常(エラー)が発生したと判定されて行われる。
エンジン制御基板220のCPU222は、第2ドライバ基板400のASIC401を用いて+24V_FU2電圧の電圧値と所定の第1閾値th1とを比較する(S510)。ここでは、第1閾値th1を18[V]とする。+24V_FU2電圧の電圧値が第1閾値th1以上である場合(S510:Y)、CPU222は、+24V電源電圧の電源系統が正常であると判定する(S514)。この場合、CPU222は、該電源系統が接続されて動作する負荷に異常の原因があると判定し、故障した負荷を特定する負荷故障特定処理を実行する(S515)。負荷故障特定処理の詳細な説明は省略する。
+24V_FU2電圧の電圧値が第1閾値th1未満である場合(S510:N)、CPU222は、+24V電源電圧の電源系統に異常の原因があると判定する。CPU222は、第1ドライバ基板230のASIC231を用いて+24V電源電圧の電圧値と所定の第2閾値th2とを比較する(S511)。ここでは、第2閾値th2を第1閾値th1と同じ18[V]とする。
+24V電源電圧の電圧値が第2閾値th2以上である場合(S511:Y)、CPU222は、電源基板200から+24V電源電圧が正常に供給されていると判定する。これによりCPU222は、+24V電源電圧の電源系統において異常の原因が第2ドライバ基板400に実装されるヒューズFUSE2から出力される電圧であると判定する。そのためにCPU222は、第2ドライバ基板400が異常の原因となった故障箇所であると判定する(S513)。
+24V電源電圧の電圧値が第2閾値th2未満である場合(S511:N)、CPU222は、電源基板200から+24V電源電圧が正常に供給されていないと判定する。これによりCPU222は、+24V電源電圧の電源系統において異常の原因が電源基板200から出力される電圧であると判定する。そのためにCPU222は、電源基板200が異常の原因となった故障箇所であると判定する(S512)。
CPU222は、S512、S513、S515のいずれかの処理により判定した故障箇所をコントローラ基板210のCPU212に通知する。CPU212は、該通知に応じて、故障箇所を報知する(S516)。報知方法は、図4で説明した方法と同様である。故障箇所の報知により、故障箇所の特定処理が終了する。なお、第1閾値th1及び第2閾値th2については、第1実施形態に説明したとおりである。
以上のように、画像形成装置1内で異常が発生した場合、画像形成装置1は、その異常の原因が電源系統であるか否かを判定する。電源系統の異常である場合、画像形成装置1は、該異常が発生している構成部品を特定する。そのためにサービスマンによる部品交換の作業時間が低減される。さらに、第2ドライバ基板400が駆動する負荷の動作に発生した異常であっても、第1ドライバ基板230の電源検知信号を使用することで、必要最小限の構成で故障箇所の判定が可能となる。
(第3実施形態)
図8は、第3実施形態の画像形成装置1の制御系統の説明図である。制御系統は、電源基板200、コントローラ基板210、エンジン制御基板220、第1ドライバ基板2301、第2ドライバ基板400、及びリレー基板600の6種類の基板を備える。この制御系統は、図6の制御系統にリレー基板600が追加された構成である。また、第1ドライバ基板2301の構成が第1実施形態、第2実施形態の第1ドライバ基板230とは異なる。図6の制御系統との相違点について説明する。
電源基板200は、+12V電源電圧及び+24V電源電圧を分岐せずに出力する。リレー基板600には、電源基板200から+12V電源電圧及び+24V電源電圧が供給される。リレー基板600は、ヒューズ601~605を備える。+12V電源電圧は、ヒューズ601、602により分岐されて、コントローラ基板210及びエンジン制御基板220に供給される。+24V電源電圧は、ヒューズ603~605により3つに分岐される。3つに分岐された+24V電源電圧は、第1ドライバ基板2301に供給される。本実施形態ではヒューズ603を介して第1ドライバ基板2301に供給される電源電圧を+24V_A電源電圧とする。ヒューズ604を介して第1ドライバ基板2301に供給される電源電圧を+24V_B電源電圧とする。ヒューズ605を介して第1ドライバ基板2301に供給される電源電圧を+24V_C電源電圧とする。+24V_A電源電圧は、第1ドライバ基板2301を介して第2ドライバ基板400にも供給される。
第1ドライバ基板2301は、ASIC231、複数の検知部232、234、246、複数のモータ駆動部233、235、237、及び複数のヒューズFUSE1、FUSE3、FUSE4を備える。複数のヒューズFUSE1、FUSE3、FUSE4は、保護素子である。ヒューズFUSE1は、リレー基板600から供給される24V_A電源電圧が印加される。ヒューズFUSE3は、リレー基板600から供給される24V_B電源電圧が印加される。ヒューズFUSE4は、リレー基板600から供給される24V_C電源電圧が印加される。なお、保護素子としてヒューズFUSE1、FUSE3、FUSE4に代えてFETや過電流保護ICを用いることができる。
+24V_A電源電圧は、ヒューズFUSE1を介して+24V_A_FU1電圧となる。+24V_B電源電圧は、ヒューズFUSE3を介して+24V_B_FU3電圧となる。+24V_C電源電圧は、ヒューズFUSE4を介して+24V_C_FU4電圧となる。+24V_A_FU1電圧は、モータ駆動部233等の他の構成要素に供給される。+24V_B_FU3電圧は、モータ駆動部235等の他の構成要素に供給される。+24V_C_FU4電圧は、モータ駆動部237等の他の構成要素に供給される。このように複数の保護素子から出力される複数の電圧が、複数の負荷の対応する負荷の駆動に用いられる。
+24V_A電源電圧、+24V_B電源電圧、+24V_C電源電圧は、電源基板200からリレー基板600を介して正常に供給されているか否かを判定できるように、ASIC231の定格範囲に収まるように分圧される。+24V_A電源電圧、+24V_B電源電圧、+24V_C電源電圧は、分圧されることで、+24V_A電源検知信号、+24V_B電源検知信号、+24V_C電源検知信号としてASIC231のアナログポートに入力される。
+24V_A_FU1電圧、+24V_B_FU3電圧、+24V_C_FU4電圧も同様に、ヒューズFUSE1、FUSE3、FUSE4の後段に正常に供給されているか否かを判定できるように、ASIC231の定格範囲に収まるように分圧される。+24V_A_FU1電圧、+24V_B_FU3電圧、+24V_C_FU4電圧は、分圧されることで、+24V_A_FU1電源検知信号、+24V_B_FU3電源検知信号、+24V_C_FU4電源検知信号となる。+24V_A_FU1電源検知信号、+24V_B_FU3電源検知信号、+24V_C_FU4電源検知信号は、ASIC231のアナログポートに入力される。
第1実施形態、第2実施形態と同様に、第1ドライバ基板2301は、負荷を駆動するための所定数のモータ駆動部が実装される。本実施形態では、第1ドライバ基板230は、画像形成時に感光ドラム11の回転制御を行うドラムモータ2331と、定着器19内の定着ローラの回転制御を行う定着モータ2351と、ロータリ現像ユニット13を回転させる現像モータ2371とが接続される。
モータ駆動部233は、ASIC231により動作が制御されて、ドラムモータ2331を回転駆動する。モータ駆動部233は、負荷を動作させるための電源電圧として+24V_A_FU1電圧が供給される。モータ駆動部235は、ASIC231により動作が制御されて、定着モータ2351を回転駆動する。モータ駆動部235は、負荷を動作させるための電源電圧として+24V_B_FU3電圧が供給される。モータ駆動部237は、ASIC231により動作が制御されて、現像モータ2371を回転駆動する。モータ駆動部237は、負荷を動作させるための電源電圧として+24V_C_FU4電圧が供給される。
第1ドライバ基板2301は、モータ駆動部により駆動される負荷の回転を検知するセンサの検知結果を取得する所定数の検知部が実装される。本実施形態では、第1ドライバ基板2301は、ドラム回転検知センサ2321と、定着ローラ回転検知センサ2341と、現像ユニット回転検知センサ2361とが接続される。ドラム回転検知センサ2321は、感光ドラム11の回転を検知する。定着ローラ回転検知センサ2341は、定着ローラの回転を検知する。現像ユニット回転検知センサ2361は、ロータリ現像ユニット13の回転を検知する。検知部232は、ドラム回転検知センサ2321の検知結果をASIC231へ送信する。検知部234は、定着ローラ回転検知センサ2341の検知結果をASIC231へ送信する。検知部236は、現像ユニット回転検知センサ2361の検知結果をASIC231へ送信する。
ASIC231は、エンジン制御基板220のCPU222により、負荷を駆動するタイミングを制御される。エンジン制御基板220のCPU222は、ASIC231が取得する信号の状態を監視する。エンジン制御基板220のCPU222は、コントローラ基板210のCPU212と通信して、CPU212と協働で制御系統の動作を制御する。エンジン制御基板220のCPU222は、第1ドライバ基板2301で検知した異常をRAM224に保存し、且つコントローラ基板210のCPU212に通知する。
(故障箇所特定処理)
図9は、第3実施形態の故障箇所の特定処理を表すフローチャートである。なお、画像形成処理は、第1実施形態と同様の処理である。
図9(a)は、第1ドライバ基板2301に接続される負荷(+24V_A_FU1電圧で駆動される負荷)で異常が検知された場合に実行される処理である。エンジン制御基板220のCPU222は、+24V電源電圧の電源系統の状態を診断し、その電源系統に異常の原因があると判定される場合に、その故障箇所を特定する。この処理は、ドラムモータ2331を回転させる制御を開始した後に、所定時間経過してもドラム回転検知センサ2321が感光ドラム11の回転を検知しないために、異常(エラー)が発生したと判定されて行われる。
エンジン制御基板220のCPU222は、第1ドライバ基板2301のASIC231を用いて+24V_A_FU1電圧の電圧値と所定の第1閾値th1とを比較する(S700)。ここでは、第1閾値th1を18[V]とする。+24V_A_FU1電圧の電圧値が第1閾値th1以上である場合(S700:Y)、CPU222は、+24V電源電圧の電源系統が正常であると判定する(S706)。この場合、CPU222は、該電源系統が接続されて動作する負荷に異常の原因があると判定し、故障が発生した負荷を特定する負荷故障特定処理を実行する(S707)。負荷故障特定処理の詳細な説明は省略する。
+24V_A_FU1電圧の電圧値が第1閾値th1未満である場合(S700:N)、CPU222は、+24V電源電圧の電源系統に異常の原因があると判定する。CPU222は、ASIC231を用いて+24V_A電源電圧の電圧値と所定の第2閾値th2とを比較する(S701)。ここでは、第2閾値th2を第1閾値th1と同じ18[V]とする。
+24V_A電源電圧の電圧値が第2閾値th2以上である場合(S701:Y)、CPU222は、電源基板200及びリレー基板600から+24V電源電圧が正常に供給されていると判定する。これによりCPU222は、+24V電源電圧の電源系統において異常の原因が第1ドライバ基板230に実装されるヒューズFUSE1から出力される電圧であると判定する。そのためにCPU222は、第1ドライバ基板230が異常の原因となった故障箇所であると判定する(S705)。
+24V_A電源電圧の電圧値が第2閾値th2未満である場合(S701:N)、CPU222は、ASIC231を用いて、+24V_A電源電圧とは異なる+24V_B電源電圧の電圧値と第2閾値th2とを比較する(S702)。なお、この処理では、+24V_A電源電圧とは異なる電源電圧として+24V_C電源電圧が用いられてもよい。
+24V_B電源電圧の電圧値が第2閾値th2以上である場合(S702:Y)、CPU222は、電源基板200から+24V電源電圧が正常に供給されていると判定する。これによりCPU222は、+24V電源電圧の電源系統において異常の原因がリレー基板600に実装されるヒューズ603から出力される電圧であると判定する。そのためにCPU222は、リレー基板600が異常の原因となった故障箇所であると判定する(S704)。
+24V_B電源電圧の電圧値が第2閾値th2未満である場合(S702:N)、CPU222は、+24V_A電源電圧及び+24V_B電源電圧がともに正常に供給されていないと判定する。これによりCPU222は、+24V電源電圧の電源系統において異常の原因が電源基板200から出力される電圧であると判定する。そのためにCPU222は、電源基板200が異常の原因となった故障箇所であると判定する(S703)。
CPU222は、S703、S704、S705、S707のいずれかの処理により判定した故障箇所をコントローラ基板210のCPU212に通知する。CPU212は、該通知に応じて、故障箇所を報知する(S708)。報知方法は、図4で説明した方法と同様である。故障箇所の報知により、故障箇所の特定処理が終了する。なお、第1閾値th1及び第2閾値th2については、第1実施形態に説明したとおりである。
図9(b)は、第1ドライバ基板2301に接続される負荷(+24V_B_FU3電圧で駆動される負荷)の動作に異常が検知された場合に実行される処理である。エンジン制御基板220のCPU222は、+24V電源電圧の電源系統の状態を診断し、その電源系統に異常の原因があると判定された場合に、その故障箇所を特定する。この処理は、定着モータ2351を回転させる制御を開始した後に、所定時間経過しても定着ローラ回転検知センサ2341が定着ローラの回転を検知しないために、異常(エラー)が発生したと判定されて行われる。
エンジン制御基板220のCPU222は、第1ドライバ基板2301のASIC231を用いて+24V_B_FU3電圧の電圧値と所定の第1閾値th1とを比較する(S710)。ここでは、第1閾値th1を18[V]とする。+24V_B_FU3電圧の電圧値が第1閾値th1以上である場合(S710:Y)、CPU222は、+24V電源電圧の電源系統が正常であると判定する(S716)。この場合、CPU222は、該電源系統が接続されて動作する負荷に異常の原因があると判定し、故障が発生した負荷を特定する負荷故障特定処理を実行する(S717)。負荷故障特定処理の詳細な説明は省略する。
+24V_B_FU3電圧の電圧値が第1閾値th1未満である場合(S710:N)、CPU222は、+24V電源電圧の電源系統に異常の原因が生じていると判定する。CPU222は、ASIC231を用いて+24V_B電源電圧の電圧値と所定の第2閾値th2とを比較する(S711)。ここでは、第2閾値th2を第1閾値th1と同じ18[V]とする。
+24V_B電源電圧の電圧値が第2閾値th2以上である場合(S711:Y)、CPU222は、電源基板200及びリレー基板600から+24V電源電圧が正常に供給されていると判定する。これによりCPU222は、+24V電源電圧の電源系統において異常の原因が第1ドライバ基板230に実装されるヒューズFUSE3から出力される電圧であると判定する。そのためにCPU222は、第1ドライバ基板230が異常の原因となった故障箇所であると判定する(S715)。
+24V_B電源電圧の電圧値が第2閾値th2未満である場合(S711:N)、CPU222は、ASIC231を用いて、+24V_B電源電圧とは異なる+24V_C電源電圧の電圧値と第2閾値th2とを比較する(S712)。なお、この処理では、+24V_B電源電圧とは異なる電源電圧として+24V_A電源電圧が用いられてもよい。
+24V_C電源電圧の電圧値が第2閾値th2以上である場合(S712:Y)、CPU222は、電源基板200から+24V電源電圧が正常に供給されていると判定する。これによりCPU222は、+24V電源電圧の電源系統において異常の原因がリレー基板600に実装されるヒューズ604から出力される電圧であると判定する。そのためにCPU222は、リレー基板600が異常の原因となった故障箇所であると判定する(S714)。
+24V_C電源電圧の電圧値が第2閾値th2未満である場合(S712:N)、CPU222は、+24V_B電源電圧及び+24V_C電源電圧がともに正常に供給されていないと判定する。これによりCPU222は、+24V電源電圧の電源系統において異常の原因が電源基板200から出力される電圧であると判定する。そのためにCPU222は、電源基板200が異常の原因となった故障箇所であると判定する(S713)。
CPU222は、S713、S714、S715、S717のいずれかの処理により判定した故障箇所をコントローラ基板210のCPU212に通知する。CPU212は、該通知に応じて、故障箇所を報知する(S718)。報知方法は、図4で説明した方法と同様である。故障箇所の報知により、故障箇所の特定処理が終了する。なお、第1閾値th1及び第2閾値th2については、第1実施形態に説明したとおりである。
以上のように、画像形成装置1内で異常が発生した場合、画像形成装置1は、その異常の原因が電源系統であるか否かを判定する。電源系統に異常の原因がある場合、画像形成装置1は、該異常の原因となる故障した構成部品を特定する。そのためにサービスマンによる部品交換の作業時間が低減される。さらに、リレー基板600で発生した異常であっても、第1ドライバ基板2301の電源検知信号を使用することで、必要最小限の構成で故障箇所の判定が可能となる。
(第4実施形態)
図10は、第4実施形態の故障箇所の特定処理を表すフローチャートである。この処理は、負荷の動作の異常検知によらず、図2の24V_FU1電圧に異常が発生した場合の故障箇所の特定処理である。この処理は、図2の制御系統の構成により実行される。この処理は、制御系統の各基板への電源電圧(+12V電源電圧、+24V電源電圧)の供給が完了し、エンジン制御基板220のCPU222及び第1ドライバ基板230のASIC231内部の初期設定が完了すると開始される。
エンジン制御基板220のCPU222は、第1ドライバ基板230のASIC231を用いて+24V_FU1電圧の電圧値と所定の第1閾値th1とを比較する(S800)。ここでは、第1閾値th1を18[V]とする。CPU222は、+24V_FU1電圧の電圧値が第1閾値th1未満となるか否かを一定周期で監視する(S800)。+24V_FU1電圧の電圧値が第1閾値th1未満になった場合(S800:N)、CPU222は、+24V電源電圧の電源系統に異常の原因があると判定する。CPU222は、ASIC231を用いて+24V電源電圧の電圧値と所定の第2閾値th2とを比較する(S801)。ここでは、第2閾値th2を第1閾値th1と同じ18[V]とする。
+24V電源電圧の電圧値が第2閾値th2以上である場合(S801:Y)、CPU222は、電源基板200から+24V電源電圧が正常に供給されていると判定する。これによりCPU222は、+24V電源電圧の電源系統において異常の原因が第1ドライバ基板230に実装されるヒューズFUSE1から出力される電圧であると判定する。そのためにCPU222は、第1ドライバ基板230が異常の原因となった故障箇所であると判定する(S803)。
+24V電源電圧の電圧値が第2閾値th2未満である場合(S801:N)、CPU222は、電源基板200から+24V電源電圧が正常に供給されていないと判定する。これによりCPU222は、+24V電源電圧の電源系統において異常の原因が電源基板200から出力される電圧であると判定する。そのためにCPU222は、電源基板200が異常の原因となった故障箇所であると判定する(S802)。
CPU222は、S803、S805のいずれかの処理により判定した故障箇所をコントローラ基板210のCPU212に通知する。CPU212は、該通知に応じて、故障箇所を報知する(S806)。報知方法は、図4で説明した方法と同様である。故障箇所の報知により、故障箇所の特定処理が終了する。なお、第1閾値th1及び第2閾値th2については、第1実施形態に説明したとおりである。
以上のように、画像形成装置1内で電源系統が原因となる異常が発生した場合、画像形成装置1は、その異常の原因となる構成部品を特定する。そのためにサービスマンによる部品交換の作業時間が低減される。

Claims (11)

  1. 電源電圧を生成する電源基板と、
    前記電源基板から供給される前記電源電圧が印加される保護素子を有し、前記保護素子から出力される電圧により、画像を形成するための負荷を駆動するドライバ基板と、
    前記ドライバ基板の動作を制御するエンジン制御基板と
    記負荷の動作に異常が生じると、前記保護素子から出力される前記電圧の電圧値と、前記電源電圧の電圧値とに応じて、前記異常の原因となった基板を特定する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記保護素子から出力される前記電圧の電圧値が第1閾値未満で且つ前記電源電圧の電圧値が第2閾値以上であれば前記ドライバ基板が異常であると判定し、前記保護素子から出力される前記電圧の電圧値が前記第1閾値未満で且つ前記電源電圧の電圧値が前記第2閾値未満であれば前記電源基板が異常であると判定することを特徴とする、
    画像形成装置。
  2. 前記第1閾値は前記第2閾値以上であることを特徴とする、
    請求項記載の画像形成装置。
  3. 前記電源基板から供給される前記電源電圧を受ける第2保護素子を有し、前記エンジン制御基板により動作が制御され、前記保護素子から出力される電圧により前記負荷とは異なる第2負荷を駆動する第2ドライバ基板をさらに備え、
    前記制御手段は、前記第2負荷の動作に異常が生じると、前記第2保護素子から出力される前記電圧の電圧値と、前記電源電圧の電圧値とに応じて、異常の原因となった基板を特定することを特徴とする、
    請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記電源電圧を複数に分岐するリレー基板をさらに備え、
    前記ドライバ基板は、複数の前記保護素子を有して、複数の前記保護素子に分岐した前記電源電圧が供給されて、複数の前記保護素子のそれぞれから出力される複数の電圧により複数の負荷を駆動し、
    前記制御手段は、前記複数の負荷のいずれかの動作に異常が生じると、該異常が生じた負荷に供給される電圧の電圧値と、該負荷に供給される電圧を出力する保護素子に供給される電源電圧と、前記異常が生じた負荷とは異なる他の負荷に供給される電圧を出力する保護素子に供給される電源電圧とに応じて、前記異常の原因となった基板を特定することを特徴とする、
    請求項1~のいずれか1項記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記保護素子から出力される前記電圧の電圧値を監視し、前記保護素子から出力される前記電圧の電圧値に応じて、前記異常の発生を検知することを特徴とする、
    請求項1~のいずれか1項記載の画像形成装置。
  6. 前記電源基板は、前記電源電圧とは異なる第2電源電圧を生成し、
    前記制御手段は、前記第2電源電圧により動作することを特徴とする、
    請求項1~5のいずれか1項記載の画像形成装置。
  7. 前記負荷の動作を検知する検知手段をさらに備えており、
    前記制御手段は、前記検知手段の検知結果に応じて、前記異常の発生を検知することを特徴とする、
    請求項1~のいずれか1項記載の画像形成装置。
  8. 前記ドライバ基板は、前記負荷を駆動する駆動手段と、前記検知手段の検知結果を取得する取得手段と、を備え、前記取得手段で取得した前記検知手段の検知結果を前記制御手段へ通知することを特徴とする、
    請求項記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段により特定された、前記異常の原因となった前記基板を報知する報知手段をさらに備えることを特徴とする、
    請求項1~のいずれか1項記載の画像形成装置。
  10. 前記報知手段は、所定のディスプレイにより前記異常の原因となった前記基板を報知することを特徴とする、
    請求項記載の画像形成装置。
  11. 前記報知手段は、通信回線を介して外部装置へ前記異常の原因となった前記基板を報知することを特徴とする、
    請求項記載の画像形成装置。
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