JP2007327989A - 電源装置および画像形成装置。 - Google Patents

電源装置および画像形成装置。 Download PDF

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Abstract


【課題】 負荷電流検出の故障等を含む異常を検出する。該異常による商用電源の電圧低下等の2次被害を防止するとともに動作継続を図りユーザーの操作性を向上。
【解決手段】 外部電力27を入力源に用いる定電圧出力の第1電源30,蓄電装置37及びその電力を入力源に用いる定電流出力の第2電源26,第1,第2電源の出力を並列に接続し、両方を負荷35に同時供給する回路手段,負荷電流検出手段33、および、第1電源の出力電流を上限指示値MCD以下に制御し、手段33が検出する負荷電流より指示値MCDを差し引いた値に第2電源の出力電流を制御する手段64,46、を備える電源装置において、電源装置の動作状態に対応付けている電流参照値Usr,Uspと、手段33の検出電流値(I)に基づいて同時供給の異常を検出する手段20、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図7

Description

本発明は、定常時に外部から供給される電力を用いる電源に加えて、蓄電装置およびその電力を入力源に用いる電源回路を含む補助電源、を備える電源装置に関し、特に、これに限定する意図ではないが、機器全体で動作に大きな電力が必要な時に、蓄電装置に貯めた電力をDC負荷に供給し、機器のAC電力が、電源の供給可能な電力を越えないようにする商用AC電力消費の平準化が可能な電源装置に関する。本発明は例えば、外部から給電の途絶時のバックアップ給電、外部電力容量以上の高負荷給電又は外部電力消費の平準化を行う電源装置ならびにプリンタ,複写機およびファクシミリ装置に適用できる。
特開2004−236492号公報 特開2005−221674号公報。
近年電子写真プロセスを利用した複写機,プリンタ,ファクシミリ及びこれらを組み合わせた複合機は多機能化しており、これに伴って構造も複雑化して最大消費電力が増大する傾向となっている。
また、定着装置の立ち上がりまでの待ち時間およびプリントやコピー動作中における定着温度低下による動作の一時中断など、画像形成装置自体の要因や操作者の待ち時間を少なくするため、定着ヒータへの供給電力を増大する傾向となっている。これに対して通常の電源ラインから供給可能な電力には制限が有るので、これが機器を設計する上での大きな制約となっている。電源ラインの最大供給可能電力を越えないようにするため、特許文献1では、使用消費電力を予測し、予測した消費電力が主電源の供給可能電力を越える場合に、一部の負荷に対し、主電源と補助電源の電力を、切換回路で切換え供給する電源装置、及び画像形成装置が記載されている。
また、特許文献2では、補助電源に定電圧電源回路を用いてその出力電圧を主電源の出力電圧より高く設定し、主電源からの負荷への給電ラインには主電源への逆流を阻止するダイオードを介し、該ダイオードと負荷との間の給電ラインにスイッチを介して、又はもう1つのダイオードを介して補助電源の出力電圧を印加して、補助電源の出力電圧が主電源の出力電圧より高い間に、補助電源のみから負荷に給電する画像形成装置が記載されている。
しかしながら従来技術では、蓄電装置の電力出力回路すなわち負荷への給電回路を定電圧電源で構成しているので、切換回路で、定電圧電源であるAC/DC電源(主電源)の出力と、同じく定電圧電源である補助電源の出力とを、負荷に切換給電する場合には、2つの定電圧電源の出力電圧差により切換時に電圧変動が発生してしまう。電圧変動が発生すると電力を供給しているモータの動作が不安定になり、モータが停止したり、回転むらが発生する問題がある。モータの回転むらは、画像形成装置の画像異常を生じさせてしまう。例としてカラー画像形成装置の場合、色ズレが生じてしまう。
−先願の情報−
本願発明者他は、外部から供給される電力を入力源に用いる定電圧出力の第1電源,蓄電装置及び該蓄電装置の電力を入力源に用いる定電流出力の第2電源,第1電源の出力と第2電源の出力とを並列に接続し、第1電源からの電力と第2電源からの電力の両方を負荷に同時供給する回路手段,前記負荷に供給する電流値を検出する電流検出手段、および、第1電源の出力電流を上限指示値以下に制御し、前記電流検出手段が検出する負荷電流より前記上限指示値を差し引いた値に第2電源の出力電流を制御する手段、を備える電源装置を提示した(特願2006−49221号,出願日:2006年 2月24日)。これは、第1電源と第2電源から同時に負荷に供給し、一方から他方への給電切換わりをなくし、切換わりによる電圧変動を抑える。
ところで、負荷電流検出や第2電源への電流指示をアナログ回路で構成しており、これら回路に異常が発生して場合は、電源装置の消費電力が増加し製品定格を超えてしまい、該電源装置に給電する商用電源の電圧低下等が発生する可能性が考えられる。
本発明は、負荷電流検出部の故障等を含む、前記同時供給の異常を検出することを第1の目的とし、該電源装置を用いる画像形成装置の該異常による商用電源の電圧低下等の2次被害を防止しかつするとともに装置の動作継続を図りユーザーの操作性を向上することを第2の目的とする。
(1)外部から供給される電力(27)を入力源に用いる定電圧出力の第1電源(30),蓄電装置(37)及び該蓄電装置の電力を入力源に用いる定電流出力の第2電源(26),第1電源の出力と第2電源の出力とを並列に接続し、第1電源からの電力と第2電源からの電力の両方を負荷(35)に同時供給する回路手段,前記負荷に供給する電流値を検出する電流検出手段(33)、および、第1電源(30)の出力電流を上限指示値(MCD)以下に制御し、前記電流検出手段が検出する負荷電流より前記上限指示値を差し引いた値に第2電源(26)の出力電流を制御する手段(64,46)、を備える電源装置(図5)において、
該電源装置の動作状態に対応付けている電流参照値(Usr,Usp)と、前記電流検出手段(33)が検出した電流値(I)に基づいて前記同時供給の異常を検出する手段(20:図7)、を備えることを特徴とする電源装置。
(2)外部から供給される電力(27)を入力源に用いる定電圧出力の第1電源(30),蓄電装置(37)及び該蓄電装置の電力を入力源に用いる定電流出力の第2電源(26),第1電源の出力と第2電源の出力とを並列に接続し、第1電源からの電力と第2電源からの電力の両方を負荷(35)に同時供給する回路手段,前記負荷に供給する電流値を検出する電流検出手段(33)、および、第1電源(30)の出力電流を上限指示値(MCD)以下に制御し、前記電流検出手段が検出する負荷電流より前記上限指示値を差し引いた値に第2電源(26)の出力電流を制御する手段(64,46)、を備える電源装置(図5)において、
前記蓄電装置(37)の残電気量を検出する手段(39);および、該電源装置の動作状態に対応して前記蓄電装置(37)の残電気量を推定演算し、前記検出した残電気量と推定演算した残電気量に基づいて前記同時供給の異常を検出する手段(20:図8)、を備えることを特徴とする電源装置。
(3)外部から供給される電力(27)を入力源に用いる定電圧出力の第1電源(30),蓄電装置(37)及び該蓄電装置の電力を入力源に用いる定電流出力の第2電源(26),第1電源の出力と第2電源の出力とを並列に接続し、第1電源からの電力と第2電源からの電力の両方を負荷(35)に同時供給する回路手段,前記負荷に供給する電流値を検出する第1電流検出手段(33)、および、第1電源(30)の出力電流を上限指示値(MCD)以下に制御し、前記電流検出手段が検出する負荷電流より前記上限指示値を差し引いた値に第2電源(26)の出力電流を制御する手段(64,46)、を備える電源装置(図9)において、
前記第2電源(26)の出力電流を検出する第2電流検出手段(46)、および、
第2電流検出手段(46)が検出した電流値(Sb),前記上限指示値(MCD:Sc)および第1電流検出手段(33)が検出した電流値(I:Sa)に基づいて、前記同時供給の異常を検出する手段(67,20:図10)、を備えることを特徴とする電源装置。
電流検出手段(33)の故障を含む前記同時供給の異常が検出されるので、異常時には、商用電源の電圧低下等の2次被害を防止することができる。
(4)転写紙上に画像を印刷する作像手段(201〜210);
前記画像を形成した転写紙を加熱する定着装置(214);
該定着装置の加熱用のヒータ(36)に給電する定着用給電手段(31);
前記作像手段の電気的負荷に給電する、上記(1)乃至(3)のいずれか1つに記載の電源装置;および、
該電源装置が前記異常を検出すると、前記定着用給電手段が前記定着装置に給電する電力を低減し印刷処理は継続する作像制御手段(20);
を備える画像形成装置。これよれば、電流検出手段(33)の故障を含む前記同時供給の異常時には、商用電源の電圧低下等の2次被害を防止しかつ画像形成装置の動作継続を図りユーザーの操作性を向上することができる。
(5)転写紙上に画像を印刷する作像手段(201〜210);
前記画像を形成した転写紙を加熱する定着装置(214);
該定着装置の加熱用のヒータ(36)に給電する定着用給電手段(31);
前記作像手段の電気的負荷に給電する、上記(1)乃至(3)のいずれか1つに記載の電源装置;および、
該電源装置が前記異常を検出すると、前記定着用給電手段が前記定着装置に給電する電力を低減し印刷処理中の転写紙の後の印刷開始は止める作像制御手段(20);
を備える画像形成装置。これよれば、電流検出手段(33)の故障を含む前記同時供給の異常時には、商用電源の電圧低下等の2次被害を防止することができる。
(6)転写紙上に画像を印刷する作像手段(201〜210);
前記画像を形成した転写紙を加熱する定着装置(214);
該定着装置の加熱温度を検出する温度検出手段(70);
該定着装置の加熱用のヒータ(36)に給電する定着用給電手段(31);
前記作像手段の電気的負荷に給電する、上記(1)乃至(3)のいずれか1つに記載の電源装置;および、
該電源装置が前記異常を検出すると、前記定着用給電手段が前記定着装置に給電する電力を低減し、前記温度検出手段の検出温度が規定値以下になったら印刷処理中の転写紙の後の印刷開始は止める作像制御手段(20);
を備える画像形成装置。これによれば、電流検出手段(33)の故障を含む前記同時供給の異常時には、商用電源の電圧低下等の2次被害を防止しかつ画像形成装置の動作継続を図りユーザーの操作性を向上することができる。
(7)前記作像制御手段は、前記電源装置が前記異常を検出すると、異常を報知する、上記(4)乃至(6)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(8)前記作像制御手段は、前記電源装置が前記異常を検出すると、ネットワークに異常情報を発信する、上記(4)乃至(7)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
−第1実施例−
図1に、本発明の第1実施例のフルカラーデジタル複合機能複写機MF1の外観を示す。このフルカラー複写機MF1は、大略で、自動原稿送り装置(ADF)120と、操作ボード10と、カラースキャナ100と、カラープリンタ200の各ユニットで構成されている。なお、操作ボード10と、ADF120付きのカラースキャナ100は、プリンタ200から分離可能なユニットであり、カラースキャナ100は、動力機器ドライバやセンサ入力およびコントローラを有する制御ボードを有して、エンジンコントローラと直接または間接に通信を行いタイミング制御されて原稿画像の読取りを行う。
図2に、複合機能複写機MF1のカラープリンタ200の機構を示す。この実施例のカラープリンタ200は、レーザプリンタである。このレーザプリンタ200は、マゼンダ(M),シアン(C),イエロー(Y)および黒(ブラック:K)の各色の画像を形成するための4組のトナー像形成ユニットa〜dが、第1転写ベルト208の移動方向(図中の左から右方向y)に沿ってこの順に配置されている。即ち、4連ドラム方式(タンデム方式)のフルカラー画像形成装置である。回転可能に支持され矢印方向に回転する感光体201の外周部には、除電装置,クリーニング装置,帯電装置202および現像装置204が配備されている。帯電装置202と現像装置204の間には、露光装置203から発せられる光情報の入るスペースが確保されている。感光体201は4個(a,b,c,d)あるが、それぞれ周囲に設けられる画像形成用の部品構成は同じである。現像装置204が扱う色材(トナー)の色が異なる。各感光体201(4個)の一部が、第1転写ベルト208に接している。ベルト状の感光体も採用可能である。
第1転写ベルト208は矢印方向に移動可能に、回転する支持ローラおよび駆動ローラ間に支持、張架されていて、裏側(ループの内側)には、第1転写ローラが感光体201の近傍に配備されている。ベルトループの外側に、第1転写ベルト用のクリーニング装置が配備されている。第1転写ベルト208より転写紙(用紙)又は第2転写ベルトにトナー像を転写した後にその表面に残留する不要のトナーを拭い去る。露光装置203は公知のレーザ方式で、フルカラー画像形成に対応した光情報を、一様に帯電された感光体表面に潜像として照射する。LEDアレイと結像手段から成る露光装置も採用できる。
図2上で、第1転写ベルト208の右方には、第2転写ベルト215が配備されている。第1転写ベルト208と第2転写ベルト215は接触し、あらかじめ定められた転写ニップを形成する。第2転写ベルト215は矢印方向に移動可能に、支持ローラおよび駆動ローラ間に支持、張架されていて、裏側(ループの内側)には、第2転写手段が配備されている。ベルトループの外側に、第2転写ベルト用のクリーニング装置,チャージャ等が配備されている。該クリーニング装置は、用紙にトナーを転写した後、残留する不要のトナーを拭い去る。転写紙(用紙)は、図の下方の給紙カセット209,210に収納されており、最上の用紙が給紙ローラで1枚づつ、複数の用紙ガイドを経てレジストローラ233に搬送される。第2転写ベルト215の上方に、定着器214、排紙ガイド224、排紙ローラ225、排紙スタック226が配備されている。第1転写ベルト208の上方で、排紙スタック226の下方には、補給用のトナーが収納できる収納部227が設けてある。トナーの色はマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの四色があり、カートリッジの形態にしてある。粉体ポンプ等により対応する色の現像装置204に適宜補給される。
ここで両面印刷のときの各部の動作を説明する。まず感光体201による、作像が行われる。すなわち、露光装置203の作動により、不図示のLD光源からの光は、不図示の光学部品を経て、帯電装置202で一様に帯電された感光体201のうち、作像ユニットaの感光体上に至り、書き込み情報(色に応じた情報)に対応した潜像を形成する。感光体201上の潜像は現像装置204で現像され、トナーによる顕像が感光体201の表面に形成され保持される。このトナー像は、第1転写手段により、感光体201と同期して移動する第1転写ベルト208の表面に転写される。感光体201の表面は、残存するトナーがクリーニング装置でクリーニングされ、除電装置で除電され次の作像サイクルに備える。第1転写ベルト208は、表面に転写されたトナー像を坦持し、矢印の方向に移動する。作像ユニットbの感光体201に、別の色に対応する潜像が書き込まれ、対応する色のトナーで現像され顕像となる。この像は、すでに第1転写ベルト208に乗っている前の色の顕像に重ねられ、最終的に4色重ねられる。なお、単色黒のみを形成する場合もある。このとき同期して第2転写ベルト215は矢印方向に移動していて、第2転写手段117の作用で、第2転写ベルト215の表面に第1転写ベルト208表面に作られた画像が転写される。いわゆるタンデム形式である4個の作像ユニットa〜dの各感光体201上で画像が形成されながら、第1,第2転写ベルト208,215が移動し、作像が進められるので、その時間が短縮できる。第1転写ベルト208が、所定のところまで移動すると、用紙の別の面に作成されるべきトナー画像が、前述したような工程で再度感光体201により作像され、給紙が開始される。給紙カセット121又は122内の最上部にある用紙が引き出され、レジストローラ233に搬送される。レジストローラ233を経て、第1転写ベルト208と第2転写ベルト215の間に送られる用紙の片側の面に、第1転写ベルト208表面のトナー像が、第2転写手段117により転写される。更に記録媒体は上方に搬送され、第2転写ベルト215表面のトナー像が、チャージャにより用紙のもう一方の面に転写される。転写に際して、用紙は画像の位置が正規のものとなるよう、タイミングがとられて搬送される。
上記のステップで両面にトナー像が転写された用紙は、定着器214に送られ、用紙上のトナー像(両面)が一度に溶融、定着され、ガイド224を経て排紙ローラ225により本体フレーム上部の排紙スタック226に排出される。図2のように、排紙部224〜226を構成した場合、両面画像のうち後から用紙に転写される面(頁)、すなわち第1転写ベルト208から用紙に直接転写される面が下面となって、排紙スタック226に載置されるから、頁揃えをしておくには2頁目の画像を先に作成し、第2転写ベルト215にそのトナー像を保持し、1頁目の画像を第1転写ベルト208から用紙に直接転写する。第1転写ベルト208から直接に用紙に転写される画像は、感光体表面で正像にし、第2転写ベルト215から用紙に転写されるトナー像は、感光体表面で逆像(鏡像)になるよう露光される。このような頁揃えのための作像順、ならびに、正、逆像(鏡像)に切り換える画像処理も、コントローラ上でのメモリに対する画像データの読書き制御によって行っている。第2転写ベルト215から用紙に転写した後、ブラシローラ,回収ローラ,ブレード等を備えたクリーニング装置が、第2転写ベルト215に残留する不要のトナーや紙粉を除去する。
図2では第2転写ベルト215のクリーニング装置のブラシローラが第2転写ベルト215の表面から離れた状態にある。支点を中心として揺動可能で、第2転写ベルト215の表面に接離可能な構造になっている。用紙に転写する以前で、第2転写ベルト215がトナー像を担持しているとき離し、クリーニングが必要のとき、図で反時計方向に揺動し接触させる。除去された不要トナーはトナー収納部に集められる。以上が、「両面転写モード」を設定した両面印刷モードの作像プロセスである。両面印刷の場合には、常にこの作像プロセスで印刷が行われる。
片面印刷の場合には、「第2転写ベルト215による片面転写モード」と「第1転写ベルト208による片面転写モード」の2つがあり、前者の第2転写ベルト215を用いる片面転写モードを設定した場合には、第1転写ベルト208に3色又は4色重ねもしくは単色黒で形成された顕像が第2転写ベルト215に転写され、そして用紙の片面に転写される。用紙の他面には画像転写はない。この場合、排紙スタック226に排出された印刷済用紙の上面に印刷画面がある。後者の第1転写ベルト208を用いる片面転写モードを設定した場合には、第1転写ベルト208に3色又は4色重ねもしくは単色黒で形成された顕像が、第2転写ベルト215には転写されずに、用紙の片面に転写される。用紙の他面には画像転写はない。この場合は、排紙スタック226に排出された印刷済用紙の下面に印刷画面がある。
図3に、図1に示す複写機に備えられ複写機各部に給電する電源装置の構成を示す。主電源SW28のオンにより、商用AC電源が主電源29及び補助電源32に供給される。その商用AC電源から、主電源29の、AC制御回路である定着電源31および定電圧電源30、ならびに補助電源32のキャパシタ充電器38に、商用AC電圧が印加される。定着電源31は、システム制御部20から与えられる電力指示信号で指定される電力範囲内で、温度検出70から与えられる定着温度信号を使用して定着器温度をフィードバック制御する。
主電源29の、第1電源である定電圧電源30は、ブリッジ整流器80,絶縁型スイッチング回路81および整流平滑回路82により、商用ACをDCに変換し、絶縁型誤差増幅器83を介してPWMコントローラ84に与えられる電圧検出信号を使用した定電圧フィードバック制御で、5Vと24Vの2系統のDC定電圧を発生して、5V系負荷34と24V系負荷35に出力する。24V系の電圧検出信号(フィードバック信号)は、負荷電流検出器33の後部(負荷側)の電圧を表す。負荷電流検出器33は、電源ラインに数mΩの抵抗60(図5)をシリアル接続しているため、電圧検出信号(フィードバック信号)取り込み部の後部に負荷電流検出器33を設けた場合には、システムに供給する電源電圧が変動してしまう。例えば負荷電流検出器33の電流検出抵抗に10mΩの抵抗を接続し、負荷が5Aから15Aに変化した場合には、0.1V(10mΩ×(15A−5A))の変動が発生することとなる。さらに主電源29の外部に負荷電流検出器33の電流検出抵抗を付加した場合には、配線抵抗の影響により、これ以上の変動が発生することとなる。以上の電流検出抵抗付加によるDC負荷供給電源電圧の変動を防止するため、本実施例では、電流検出用の抵抗60(図5)を介した後の電圧(負荷35の電圧)をフィードバックし、これを目標電圧(定値)に制御する構成としている。
補助電源32は、本実施例では、キャパシタ充電器38,それによって充電されるキャパシタ37、及び、キャパシタ電力を24V系負荷35への給電ラインに定電流出力する第2電源である定電流電源26で構成される。補助電源32から24V系負荷35に給電しているのは、定着加熱装置36への供給電力量の増大分を補助電源が負担する必要があり、この負担させようとしている電力量以上の消費がある電源ラインに補助電源32を供給する必要があるためである。そのため本実施例では、定着器214の定着加熱装置36への供給電力量の増大分(例えば300W)を考慮し、5V系負荷34(例えば100W)より消費電力量が大きい24V系負荷35(例えば500W)に補助電源32を給電する構成としている。定着加熱装置36への供給電力量の増大分が小さい場合や、5V系負荷34の消費電力量が大きい場合には、5V系負荷34に補助電源32を給電させる構成とすることも可能である。
負荷電流検出器33は、定電圧電源30(第1電源)および定電流電源26(第2電源)が同時に供給する電流値の和である24V系負荷電流値を検出して電流検出信号を、電流指示器64に与える。また、電流指示器64には、システム制御部20が、定電圧電源30の出力電流上限値を指定する上限指示データMCDを与える。電流指示器64は24V系負荷電流値より上限指示値を減算した値(=定電流電源26の出力電流指示値)を示す電流指示信号を定電流電源26に与える。定電流電源26は、該電流指示信号が指示する電流値を目標値とする定電流制御によって、キャパシタ37の電力を24V系負荷ラインに定電流給電する。
補助電源32のキャパシタ37は電気二重層コンデンサ等の大容量キャパシタで構成した。電気二重層コンデンサ以外にもいろいろと選択可能だが、本実施例では、短時間での充放電が可能で、長寿命である電気二重層コンデンサを用いた。電気二重層コンデンサの特徴として放電するに従い端子電圧(キャパシタ電圧)が低くなってしまうため、定電流電源26をキャパシタ37の後に配置することにより、キャパシタ電圧の変動にもかかわらず所用電流値を出力するようにしている。
図4に、図3に示すシステム制御部20の構成を示す。システム制御部20は、図示を省略したエンジン制御からの制御命令ならびに、ROM22に格納されたプログラムや不揮発性RAM24に格納されたプログラムやデータに従って、キャパシタ蓄電量や負荷電流の検出処理やセンサおよび負荷に対する入出力制御および電源装置の制御を行うCPU21と、CPU21を動作させるためのプログラムを格納するROM22と、CPU21のワークメモリとして使用されるRAM23と、各負荷の動作状態や各動作モードにおける消費電力データを格納した消費電力テーブルや各動作モードにおける印刷処理に要する時間データを格納した印刷処理時間テーブルなどを記憶する不揮発性RAM24とフルカラーデジタル複合機能複写機MF1の各センサ26の入力読み込みおよび負荷35の個々の駆動を制御するI/O制御部25を備えている。本システム制御部20ではキャパシタの蓄電量や負荷電流検出信号をI/O制御部25を介してCPU21で処理しているが制御部構成によっては、CPU21で直接処理することもある。
システム制御部20は、エンジン制御の画像読み込み、印刷,複写等のプロセス制御,異常処理およびシーケンス制御に伴う指示に従って、センサおよび負荷への入出力制御および電源制御を行っており、各動作モードに応じてシーケンシャルに各負荷を動作させる。またシステム制御部20は、キャパシタ37の充放電の制御も行っており、装置の立ち上げ時、及び立ち上げ後所定の時間までの期間は、キャパシタ37に蓄積された電力から、24V系負荷35に給電する。このときACライン27からの供給電力に対して生じる余裕分によって、定着加熱装置36への供給電力量を大きくする。
図5に、図3に示す定電圧電源30,定電流電源26,負荷電流検出器33および電流指示器64の詳細構成を示す。定電圧電源30は、負荷電流検出器33に含まれる負荷電流検出抵抗60の後段(DC負荷35側)の電圧を、分圧抵抗85,86により分圧した電圧検出信号を、シャントレギュレータ87により、該基準電圧と比較/増幅し、フォトカプラ88により絶縁してPWMコントローラ83に電圧フィードバック信号として与える構成とし、24V系負荷に供給する直前の電源電圧を定電圧フィードバック制御する。
キャパシタ37は、本実施例では、電気二重層キャパシタである。電気二重層キャパシタは耐圧が低く、使用上の充電上限電圧は2.5Vである。そのため高い電圧を得るためには、何個も直列に接続する必要がある。しかし、小容量のキャパシタを沢山直列にするよりも大容量のキャパシタを少なく使った方が、同じ容量を低コストで得ることができる。24V負荷に給電するためには、電気二重層キャパシタを直列数9個以下で用いる場合は、充電上限電圧22.5V以下になるので、昇圧レギュレータを用いて定電流電源26を構成する必要がある。そこで本実施例では、昇圧レギュレータ40でキャパシタ37の電力を昇圧して定電流出力する。
昇圧レギュレータ40の半導体スイッチ41は、PWMコントローラ42の出力PWMパルスのH期間に導通(オン)し、L期間は非導通(オフ)となる。スイッチ41が導通するとキャパシタ37からリアクトル43およびスイッチ41に電流が流れ、リアクトル43が蓄電し、スイッチ41が非導通に転換したときにリアクトル43の蓄電電力が高圧となってダイオード44を通してキャパシタ45を高圧充電する。スイッチ41のPWMパルス周期のON/OFFの繰り返しにより、キャパシタ45の電圧が上昇し、電流検出抵抗47を通して、また負荷電流検出器33の電流検出抵抗60を通して、24V系負荷35に給電する。
負荷電流検出器33は、電流検出抵抗60の両端電位差を差動増幅器61で増幅して、負荷電流値に比例する負荷電流信号を発生し、電流指示器64に出力(印加)する。
電流指示器64は、システム制御部20が与える電流上限値指示データMCDをD/Aコンバータ65で上限指示信号(電圧)にアナログ変換し、差動増幅器66で、負荷電流検出値−上限指示値を演算し、演算結果を表す差分電圧を、定電流電源26に、電流指示信号として出力する。すなわち、電流指示器64は、24V系負荷電流検出器から、システム制御部20が指示する定電圧電源30の出力電流上限値を差し引いた差分値を、定電流電源26が負担すべき目標値として、その分の電流出力を定電流電源26に指示する。
定電流電源26は、電流検出抵抗47の両端の電位差を差動増幅器48で増幅して、出力電流値に比例する出力電流信号を発生し、差動増幅器50に与える。そして差動増幅器50は、出力電流信号から、電流指示器64が与える目標電流値の差分を増幅し、さらに、バイアス回路が与える電圧分を加算して、PWMコントローラ42に、PWMパルスのデューティ指示信号として与える。
PWMコントローラ42は、デューティ指示信号として指定されるデューティに、半導体スイッチ41をオン/オフ駆動するPWMパルスのデューティを定める。すなわち、電流指示器64の出力信号が高くなって差動増幅器50の出力電圧が上昇すると、PWMパルスのデューティを高くする。これにより昇圧レギュレータ40の出力電流値が増大する。これにより電流検出抵抗47の電圧降下が増大し出力電流検出信号のレベルが上昇して差動増幅器50の出力電圧が低下すると、PWMパルスのデューティが低くなる。これにより昇圧レギュレータ40の出力電流値が低下する。このようなフィードバックPWM制御により、昇圧レギュレータ40の出力電流値が、電流指示器64が与える、24V系負荷電流検出値から、システム制御部20が指示する定電圧電源30の出力電流上限値MCDを減算した差分値、に相当する値となる。
負荷電流検出器33の負荷電流検出抵抗60は、定電圧電源30(主電源29)の一部として同一基板上に搭載し、負荷電流検出抵抗60の両端電圧を基板間のインターフェイス信号として、定電圧電源(主電源)とは別の基板に設けた負荷電流検出器33の差動増幅器61およびそれに付随する抵抗等と、コネクタ及びハーネスで接続する。前記構成とすることで、定電圧電源30の定電圧フィードバックループの延長(引き延ばし)による該電源の出力精度の劣化を最小限にすることができる。すなわち、定電圧電源30のリモートセンシング対応による定電圧電源30のコストの増大を抑えることが可能となる。
また、補助電源システムのオプション化を考えた場合に、補助電源システムの有無により本体システム(主電源29)を変更しなくても、補助電源32、電流指示器64、負荷電流検出器33の差動増幅器61およびそれに付随する抵抗は、容易に本体システムから取り外すことができるので、本体システム(主電源29)のコストは、負荷電流検出抵抗60分増加するだけとなり、補助電源システム接続対応可否によるコスト差を殆ど発生させない。
前記のように補助電源システムの有無によらず主電源装置を同一とした場合には、補助電源システムの接続されていない装置においても電流検出抵抗による電力消費が発生する。例えば、10mΩの抵抗を接続し、動作時の負荷が15Aのシステムの場合には、2.25Wとなる。待機時等の軽負荷時には、さらに小さな値となるが、これに対応する場合は、負荷電流検出抵抗60は非実装として変わりにジャンパー線を接続する構成とすると、軽度の変更でよく、本体システム(主電源29)構成の複雑化を防止できる。また、補助電源システム非搭載時の本体システム(主電源29)のコストを更に低減することができる。
また、差動増幅器61およびそれに付随する抵抗等を含む負荷電流検出器33全体を、定電圧電源30(主電源29)の一部として同一基板上に搭載し、差動増幅器61が出力する負荷電流信号を基板間のインターフェイス信号として、定電圧電源30(主電源29)とは別の基板に設けた電流指示器64と、コネクタ及びハーネス等で接続した場合には、先述の構成に比べ、差動増幅器61およびそれに付随する抵抗分、主電源のコストは増大するが、ほぼ同一の効果を得ることができ、また、増幅された信号の受け渡しによりノイズ耐量を増すことができる。すなわち、電流検出機能の安定性を向上させることができる。次に、定電流電源26の出力電流の推移の概要を説明する。
図6は、装置の立ち上げ時からの、定着電力指示値,24V系負荷電流,定電圧電源の供給電流,定電流電源の供給電流及び機器の入力電力、の遷移をグラフ化したものである。下記文中の括弧内アルファベットは、図と対応し、数値は設定電力の例である。
主電源スイッチ28オン直後の定着温度を目標温度に立ち上げる定着リロード期間(1)の始点に、システム制御20は、Th時限の計時を開始し、Thの間、補助電源32から負荷35への給電を行い、計時値がThに達すると、補助電源32から負荷35への給電を停止する。補助電源32から負荷35へ給電することにより、キャパシタ37の蓄積電力が低下するので、印刷動作(複写動作を含む)を終了し、つぎの印刷指示を待つ間の、消費電力が低い間に、キャパシタ37の充電を行う。
上述の定着リロード期間(1)では、装置に要求される立ち上げ時間を満足させるため、通常時より多大な電力を定着加熱装置36に供給し(A:1300W)、定着加熱装置36をプリントが可能な温度にできるだけ早く立ち上げる。定着温度をプリントが可能な温度に立ち上げることを定着リロードという。このとき、24V系負荷35へは定電圧電源30および定電流電源26の両者から同時に電力を供給して定電圧電源30のAC電力消費を低くし、定着電源31のAC電力割り当てを大きくして、定着加熱装置電力を大きくし、立ち上げ時間を短縮させる。また、このときの出力電流上限値MCDは、AC電源ライン27からの供給可能な電力から、定着電源31に割り当てた電力と、5V系負荷に供給する電力とを、差し引いた電力となるような電流指示値とする(a)。
また、定着加熱装置36は、プリントが可能な温度に一度達すれば、温度維持のためには、定着加熱装置供給電力が定着リロード時より小さくてよくても、定着リロード終了後のプリント開始時(2)は、通紙による定着温度の落ち込みが大きいため、温度が安定するまでの期間は通常プリント時より定着加熱装置への電力を増大する必要がある。また、プリント動作時は、モータ等の起動により負荷35の電力消費が増大し、定着加熱装置供給電力を含めた総電力がAC電源ライン27の供給可能な電力を越えてしまうことがある。そのため定着電源31の電力配分を、定着リロード時よりは小さく、通常プリント時(B′:900W)よりは大きい値とし(B:1200W)、定着リロード時からの差分を定電圧電源30に加算し、24V系負荷35への供給可能電力を上げる(b)。すなわちシステム制御部20が電流指示器64に与える電流上限値MCDを設定変更し(定着リロード時より大きな値にする)、AC電力消費を電源ライン27の供給電力を製品仕様電力以下に抑える。これにより、定電流電源26が負荷35に、AC電力消費を上限値近くで抑えるための定電圧電源30の出力電流値では足らない、不足分の負荷電流を給電する。
補助電源の蓄積電力には限度があり、連続供給は不可能となるため、定着温度が安定するまでの所定の時間が経過した際には、負荷35への給電は定電圧電源のみが行うように、上限電流設定を大きな値にし(b′)、定電流電源からの給電を停止する。このとき定着加熱装置への供給電力は、通常プリント時の供給電力に変更する(B′)。補助電源の電力供給停止タイミングである定着温度が安定するまでの期間は、時間やプリント実行枚数として規定し、その値は固定値としてもよいが、プリント用紙サイズ,室温等をパラメータとした可変値とすると、動作モードに応じて変化すると考えられる定着温度安定時間に対応して補助電源電力供給時間を設定することができ、補助電源電力の有効利用が可能となる。
ここで仮に、負荷電流検出器33や電流指示器64に故障が発生し定電流電源26からの出力が必要分だけ得られない場合は、定電圧電源30からの出力が想定値以上となり結果として機器入力AC電力が、図6の最下段に示すように製品定格電力をオーバーしてしまう。これを防止するため、第1実施例のシステム制御部20は、エラー制御を実行する。
図7に、第1実施例のシステム制御部20(のCPU21)が実行するエラー制御ERC1の概要を示す。なお、本エラー制御ERC1は、システムが動作中すなわち図6に示す定着リロードおよびプリント動作の期間に、一定間隔(定周期)で実行し、動作が終了した場合は本制御から抜ける。このエラー制御ERC1に進むとシステム制御部20は、「検出値は適正値?」の判定処理(1)を実行する。この判定処理(1)ではまず、負荷電流検出器33(図5)の電流信号をデジタル変換して読み込み(ステップ2)、読み込んだ検出電流値データを、定着リロード期間であると参照値Usrと、プリント動作期間であると参照値Uspと比較し(ステップ3,4)、検出電流値データが参照値以下であると正常と、参照値を超えていると負荷電流検出器33が異常と判定する。そして、異常と判定した場合には、そこでシステムの動作を停止して、操作ボード10に、電源装置故障を表示する。ネットワークを介するプリントコマンドに応答する印刷動作又はそのための立ち上がり時点であったときには、複写機の故障(ハードエラー)をネットワークを介して、ホスト(印刷コマンドを与えた機器、たとえばパソコンPC)に送信する(ステップ5)。
上記定着リロード期間に適用する参照値Usr、および、プリント動作期間に適用する参照値Uspは、図6上に示すように、定常動作時の負荷電流(24V系負荷電流)より高い、通常の定着電力消費では、交流電源ACに定格電力を超える電力負荷を与える過電流値であり、エラー制御ERC1のプログラム中に設定されている値である。
上述のように、エラー制御ERC1は、負荷電流検出を行い、装置の動作モードに対応付けられている参照値Usr,Uspと比較し、参照値Usr,Uspを超えると異常と判断し異常処理を実施する。なお、以下においては括弧内には、ステップという語を省略してステップ番号のみを記す。
−第2実施例−
第2実施例のハードウエアは上述の第1実施例と同様であるが、第2実施例のシステム制御部20が実行するエラー制御の内容が、第1実施例のものと異なる。図8に、第2実施例のシステム制御部20が実行するエラー制御ERC2を示す。本エラー制御ERC2も、システムが動作中すなわち図6に示す定着リロードおよびプリント動作の期間に、一定間隔(定周期)で実行し、動作が終了した場合は本制御から抜ける。このエラー制御ERC2に進むとシステム制御部20は、「検出値は適正値?」の判定処理(1)を実行する。この判定処理(1)ではまず、Th計時中(補助電源32から負荷35へ給電中)かを参照して(12)、Th計時中であると、電圧検出39によってキャパシタ39の電圧を検出し、検出信号をキャパシタ電圧データVcpにデジタル変換して読み込む(13)。そして定着リロード中であるときには、エラー制御ERC2の実行周期の1周期間の正常時のキャパシタ電圧低下量dVc1を用いて、また、プリント動作中であるときには、該実行周期の1周期間の正常時のキャパシタ電圧低下量dVc2を用いて、現在のキャパシタ電圧を推定演算する(15,16)。なお、推定演算値Vcrの初期値は、Th計時をスタートしたときの、キャパシタ電圧読込値である。
次に、キャパシタ電圧推定演算値Vcrに対する今回のキャパシタ電圧検出値Vcpの偏差の絶対値が、許容範囲dVca以内か検索して(17)、dVca以内であると正常と、dVcaを超えていると負荷電流検出器33が異常と判定する。そして、異常と判定した場合には、そこでシステムの動作を停止して、操作ボード10に、電源装置故障を表示する。ネットワークを介するプリントコマンドに応答する印刷動作又はそのための立ち上がり時点であったときには、複写機の故障(ハードエラー)をネットワークを介して、ホスト(印刷コマンドを与えた機器、たとえばパソコンPC)に送信する(ステップ5)。
このように第2実施例のシステム制御部20は、キャパシタ37の蓄電量(ここではキャパシタの電圧39)を検出し、また、装置の動作モードより想定される蓄電量の減少量(ここではキャパシタの電圧39の低下速度)に基づいて残蓄電量を推定演算し、検出された蓄電量との比較を行い誤差が一定値以上の時は異常と判断し異常処理を実施する。
−第3実施例−
第3実施例のハードウエアは上述の第1実施例と大要では同様であるが、電源装置のハードウエアが少し異なる。図9に、第3実施例の電源装置の構成を示す。この電源装置には、過電流検出67が加わっている。過電流検出67内の加算器68には、定電流電源26の出力電流値を表わす電流検出信号Sbと、定電圧電源30に対する上限電流指示値MCDをあらわす上限電流指示信号Scが与えられ、それらの和信号が比較器69に与えられる。比較器69には更に、負荷電流検出器33が検出した負荷電流を表わす負荷電流検出信号Saが与えられる。電源装置の動作が正常な場合は、Sa−Sc=Sbであるので、Sa=Sb+Scである。したがってSa>Sb+Scは異常である。比較器69は、Saが、Sb+Scに許容代αを加えたレベル(Sb+Sc+α)以上であると、正常時には高レベル「H」である2値出力信号Ddを、異常を表わす低レベル「L」に切換える。
図10に、第3実施例のシステム制御部20が実行するエラー制御ERC3を示す。本エラー制御ERC3のステップ5は、比較器69の2値出力信号Ddの、HからLへの切換わりに応答して実行する割り込み処理である。すなわち、負荷電流検出器33,電流指示器64あるいは出力電流コントローラ46、もしくはその他の回路要素の異常によって比較器69の2値出力信号Ddが異常を表わす「L」に切り換わると、つまり過電流検出67が異常を検出すると、システム制御部20が、割り込み処理「異常処理:動作停止」(5)を実行して、そこでシステムの動作を停止して、操作ボード10に、電源装置故障を表示する。ネットワークを介するプリントコマンドに応答する印刷動作又はそのための立ち上がり時点であったときには、複写機の故障(ハードエラー)をネットワークを介して、ホスト(印刷コマンドを与えた機器、たとえばパソコンPC)に送信する。
−他の実施態様1−
上述の第1〜3実施例のいずれも、「検出値は適正値?」(1)が異常を判定すると、ただちに複写機を動作停止とするが(5)、本実施態様1のシステム制御部20は、図11に示すように、「検出値は適正値?」(1)が異常を判定すると、定着電源31に対する定着電力指示値を、図6に点線で示す(A)および(B)のレベルに低減し、給紙中の転写紙の処理終了後に給紙動作を停止する(21)。すなわち、新たな転写紙の繰出しはしない。そして、給紙済みの転写紙の作像・排紙動作終了後にシステムの動作を停止する(22,23)。異常により仮に定電圧電源30の出力電流値が増大しても、定着電力をAから(A)に、またBから(B)に下げるので、入力AC電源に対する過負荷を回避又は抑制できる。図11に示す「検出値は適正値?」(1)の内容は、図7,図8又は図10に示すものである。
−他の実施態様2−
本実施態様2のシステム制御部20は、図12に示すように、「検出値は適正値?」(1)が異常を判定すると、定着電力指示値を(A)および(B)に低減する(31)。低減後に定着温度が定着性が確保できる下限値近傍の温度Ta以下になったら給紙中の転写紙の処理終了後に給紙動作を停止し(32,33)、給紙済みの転写紙の作像・動作終了後に定着温度回復処理を実施し定着温度が規定値Tb以上になったら印刷処理を再開する(34〜36)。また、定着電力低減時もしくは印刷処理再開時に印刷速度を低減する(31,37)。印刷速度を低減することにより定着温度の低減をとおして機温度回復処理(34)への移行を遅らせることができる。スキャナ動作等の定着装置を使用しないモードでは定着電力を定着温度がTa以下にはならないので通常使用が可能である。
このように、本実施態様2によれば、定着電力指示値を低減し定着装置36の温度検出70の結果より画像定着可能な温度値に達することが予想される温度まで温度が低下したら印刷動作中の転写紙の作像処理し機外に排出後、装置を停止する。温度が低下しない場合は動作を継続する。通常、熱定着装置は熱容量があるため電力を停止/低減しても即温度低下しない。スキャナ動作等の定着装置を使用しないモードも動作可能状態を維持する。印刷動作についても定着電力指示値を低減し、印刷速度の低減や定着温度回復時間の設置で動作を維持する。これらにより、電力オーバーを回避できる。
本発明の第1実施例の複合機能複写機MF1の外観を示す正面図である。 図1に示すカラープリンタ200の拡大縦断面図である。 図1に示す複合機能複写機MF1の電源装置の構成を示すブロック図である。 図3に示す入出力制御20の構成の概要を示すブロック図である。 図3に示す定電流電源26,負荷電流検出器33および電流指示器64の構成を示す電気回路図である。 入出力制御20の給電制御によって操作される、定着電力指示値および定電圧電源30の24V電流出力上限値MCDと、負荷35の電流(負荷電流),定電圧電源30の24V出力電流,定電流電源26の出力電流および電源装置に対するAC入力電力との関係を示すタイムチャートである。 図4に示すシステム制御20(のCPU21)のエラー制御の概要を示すフローチャートである。 第2実施例のシステム制御20のエラー制御の概要を示すフローチャートである。 第3実施例の電源装置の構成を示すブロック図である。 第3実施例のシステム制御20のエラー制御の概要を示すフローチャートである。 他の実施態様1のシステム制御20のエラー制御の概要を示すフローチャートである。 他の実施態様2のシステム制御20のエラー制御の概要を示すフローチャートである。
符号の説明
201:感光体
202:帯電装置
203:露光装置
204,207:現像装置
208,215:転写ベルト
209〜211:給紙カセット
214:定着器
224:排紙ガイド
225:排紙ローラ
226:排紙スタック
227:補給トナー収納部
233:レジストローラ

Claims (8)

  1. 外部から供給される電力を入力源に用いる定電圧出力の第1電源,蓄電装置及び該蓄電装置の電力を入力源に用いる定電流出力の第2電源,第1電源の出力と第2電源の出力とを並列に接続し、第1電源からの電力と第2電源からの電力の両方を負荷に同時供給する回路手段,前記負荷に供給する電流値を検出する電流検出手段、および、第1電源の出力電流を上限指示値以下に制御し、前記電流検出手段が検出する負荷電流より前記上限指示値を差し引いた値に第2電源の出力電流を制御する手段、を備える電源装置において、
    該電源装置の動作状態に対応付けている電流参照値と、前記電流検出手段が検出した電流値に基づいて前記同時供給の異常を検出する手段、を備えることを特徴とする電源装置。
  2. 外部から供給される電力を入力源に用いる定電圧出力の第1電源,蓄電装置及び該蓄電装置の電力を入力源に用いる定電流出力の第2電源,第1電源の出力と第2電源の出力とを並列に接続し、第1電源からの電力と第2電源からの電力の両方を負荷に同時供給する回路手段,前記負荷に供給する電流値を検出する電流検出手段、および、第1電源の出力電流を上限指示値以下に制御し、前記電流検出手段が検出する負荷電流より前記上限指示値を差し引いた値に第2電源の出力電流を制御する手段、を備える電源装置において、
    前記蓄電装置の残電気量を検出する手段;および、該電源装置の動作状態に対応して前記蓄電装置の残電気量を推定演算し、前記検出した残電気量と推定演算した残電気量に基づいて前記同時供給の異常を検出する手段、を備えることを特徴とする電源装置。
  3. 外部から供給される電力を入力源に用いる定電圧出力の第1電源,蓄電装置及び該蓄電装置の電力を入力源に用いる定電流出力の第2電源,第1電源の出力と第2電源の出力とを並列に接続し、第1電源からの電力と第2電源からの電力の両方を負荷に同時供給する回路手段,前記負荷に供給する電流値を検出する第1電流検出手段、および、第1電源の出力電流を上限指示値以下に制御し、前記電流検出手段が検出する負荷電流より前記上限指示値を差し引いた値に第2電源の出力電流を制御する手段、を備える電源装置において、
    前記第2電源の出力電流を検出する第2電流検出手段、および、
    第2電流検出手段が検出した電流値,前記上限指示値および第1電流検出手段が検出した電流値に基づいて、前記同時供給の異常を検出する手段、を備えることを特徴とする電源装置。
  4. 転写紙上に画像を印刷する作像手段;
    前記画像を形成した転写紙を加熱する定着装置;
    該定着装置の加熱用のヒータに給電する定着用給電手段;
    前記作像手段の電気的負荷に給電する、請求項1又は2に記載の電源装置;および、
    該電源装置が前記異常を検出すると、前記定着用給電手段が前記定着装置に給電する電力を低減し印刷処理は継続する作像制御手段;
    を備える画像形成装置。
  5. 転写紙上に画像を印刷する作像手段;
    前記画像を形成した転写紙を加熱する定着装置;
    該定着装置の加熱用のヒータに給電する定着用給電手段;
    前記作像手段の電気的負荷に給電する、請求項1又は2に記載の電源装置;および、
    該電源装置が前記異常を検出すると、前記定着用給電手段が前記定着装置に給電する電力を低減し印刷処理中の転写紙の後の印刷開始は止める作像制御手段;
    を備える画像形成装置。
  6. 転写紙上に画像を印刷する作像手段;
    前記画像を形成した転写紙を加熱する定着装置;
    該定着装置の加熱温度を検出する温度検出手段;
    該定着装置の加熱用のヒータに給電する定着用給電手段;
    前記作像手段の電気的負荷に給電する、請求項1乃至3のいずれか1つに記載の電源装置;および、
    該電源装置が前記異常を検出すると、前記定着用給電手段が前記定着装置に給電する電力を低減し、前記温度検出手段の検出温度が規定値以下になったら印刷処理中の転写紙の後の印刷開始は止める作像制御手段;
    を備える画像形成装置。
  7. 前記作像制御手段は、前記電源装置が前記異常を検出すると、異常を報知する、請求項4乃至6のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  8. 前記作像制御手段は、前記電源装置が前記異常を検出すると、ネットワークに異常情報を発信する、請求項3乃至7のいずれか1つに記載の画像形成装置。
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