JP2019161893A - 電源装置、画像形成装置及び電源制御方法 - Google Patents

電源装置、画像形成装置及び電源制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】出力電力値とスイッチング駆動周波数との相関を示す関数の傾きが一定ではない場合であっても、次出力の目標電力値への変更に対し、誤差を生じることなく迅速に対応することができる電源装置を提供する。【解決手段】制御部4と、出力電力値を検出する電力検知部3と、共振コンバータ2とを備え、共振現象を利用してソフトスイッチングを行う電源装置において、出力電力値とスイッチング駆動周波数との間の関数の傾きを、スイッチング駆動周波数毎に示したテーブルを有し、制御部4は、負荷5へ供給する次出力の目標電力値の変更において、スイッチング信号の駆動周期を変更する際に、前記テーブルの値を用いて演算を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、電源装置、画像形成装置及び電源制御方法に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、一様に帯電された像担持体上に静電潜像を形成し、形成した静電潜像をトナーで現像してトナー像を形成し、形成したトナー像を記録媒体に転写して定着することにより、記録媒体に画像を形成する。
高圧電源装置(HVP)を備えた上述のような画像形成装置において、トナー像を記録媒体に定着させるための熱を与える方式としては、誘導加熱のような電流を制御する方式、ヒータへの供給電圧をコンバータで制御する方式、トライアックでヒータをON/OFFする方式などが知られている。
また、電流や電圧を制御するIHインバータやコンバータでは、PFM信号の周波数やPWM信号のON/OFF Duty比を変更し、出力電力を変更するという方式も知られている。
HVPにおいて、高圧出力の精度の高い出力を得るためには、高圧側負荷変動によりPWM出力値を変更、更新する必要がある。また、装置内での低圧側変動も高圧出力に影響を与える。
これに対し、低圧側の変動による出力ばらつき、異常検出回路の誤動作を低減し、高圧出力値に影響を与えないで良好な作像条件を得る目的で、高圧発生部からの帰還電圧値と予め定められた基準値との差分によりPWM信号のデューティを更新し、所定の高圧出力を発生する高圧発生回路を備えた画像形成装置において、帰還電圧検出部の電源電圧、高圧発生部への供給電源電圧の変動を検出し、その出力の組み合わせにより帰還電圧値を補正するための検出回路を備えた画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、出力電力値とスイッチング駆動周波数との関係において、その関数の傾きが一定ではない場合、目標電力値に対する誤差が生じてしまうという問題がある。
このため、設定された目標電力値の出力を得るために何回もDuty比更新を行うこととなり、目標電力値への変更に迅速に対応することが困難となるおそれがある。
そこで本発明は、出力電力値とスイッチング駆動周波数との相関を示す関数の傾きが一定ではない場合であっても、次出力の目標電力値への変更に対し、誤差を生じることなく迅速に対応することができる電源装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の電源装置は、制御部と、出力電力値を検出する電力検知部と、共振コンバータとを備え、共振現象を利用してソフトスイッチングを行う電源装置において、出力電力値とスイッチング駆動周波数との間の関数の傾きを、前記スイッチング駆動周波数毎に示したテーブルを有し、前記制御部は、負荷へ供給する次出力の目標電力値の変更において、スイッチング信号の駆動周期を変更する際に、前記テーブルの値を用いて演算を行うことを特徴とする。
本発明によれば、出力電力値とスイッチング駆動周波数との相関を示す関数の傾きが一定ではない場合であっても、次出力の目標電力値への変更に対し、誤差を生じることなく迅速に対応することができる電源装置を提供することができる。
本発明に係る電源装置の構成の一例を示すブロック図である。 図1に示す共振コンバータの一例を示す回路図である。 出力電力値と駆動周波数との間の相関(関数の傾き)を示すグラフである。 出力電力値と駆動周波数との間の相関(関数の傾き)を示すグラフである。 出力電力値と駆動周波数との間の相関(関数の傾き)を示すグラフである。 部品定数が変化した場合の出力電力値と駆動周波数との間の相関(関数の傾き)を示すグラフである。 本実施形態に係る電源制御方法の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る電源制御方法の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明に係る画像形成装置の一例を示す構成及び使用環境を示す説明図である。 図9の画像形成装置の構成の一例を示す説明図である。
以下、本発明に係る電源装置、画像形成装置及び電源制御方法について図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、修正、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
本発明に係る電源装置の構成の一例を図1に示す。図1はAC制御板を搭載したシステムのブロック図である。
本実施形態の電源装置は、制御部4と、出力電力値(負荷5へ供給する電力値)を検出する電力検知部3と、共振コンバータ2とを備え、共振現象を利用してソフトスイッチングを行う電源装置である。
図1に示す例では、AC制御板6は共振コンバータ2及び電力検知部3からなるが、電力検知部3を負荷5側に搭載する構成であってもよい。
負荷5としては、例えば、ヒータが挙げられる。
制御部4は、出力電力値帰還信号12を受信し、受信した情報に基づき演算を行い、PFM信号10の駆動周期を変更して出力する。
これにより、共振コンバータ2のスイッチング周期が変更され、負荷5への電力供給量が変化する。
また、図1に示すように、負荷の温度変化を検知する温度検知部13を備え、制御部4は負荷温度帰還信号11を受信する構成とすることができる。
図2に、図1の共振コンバータ2の回路図の一例を示す。
制御部4からのPFM信号10によってQ1をON/OFFすることより、C1とL1の共振が生じる。この共振を用いてソフトスイッチングを行い、Rで示す負荷5へ電力を供給する。
PFM信号10の周期を、ソフトスイッチングが維持できる範囲内で変更することにより、R(負荷5)への電力供給量を変更することができる。
本実施形態の電源装置は、上述の構成を備え、出力電力値とスイッチング駆動周波数との間の関数の傾きを、前記スイッチング駆動周波数毎に示したテーブルを有し、制御部4は、負荷5へ供給する次出力の目標電力値の変更において、スイッチング信号の駆動周期を変更する際に、前記テーブルの値を用いて演算を行う。
また、本実施形態の電源制御方法は、上述の構成の電源装置によって、共振現象を利用してソフトスイッチングを行う電源制御方法であって、出力電力値とスイッチング駆動周波数との間の関数の傾きを、前記スイッチング駆動周波数毎に示したテーブルを有し、制御部4が、負荷5へ供給する次出力の目標電力値の変更において、スイッチング信号の駆動周期を変更する際に、前記テーブルの値を用いて演算を行う。
以下、出力電力値とスイッチング駆動周波数との相関を示す関数の傾きと、目標電力値への変更に対応する方法について説明する。
図3は、入力電力が100Vにおける出力電力値とスイッチング駆動周波数(以下、単に「駆動周波数」ともいう)との相関Sを示すグラフである。Y軸は負荷への出力電力、X軸はPFM信号の駆動周波数を示している。
以下に示すグラフにおいて、分解能はLCのばらつきの影響を受けず、また分解能は駆動周波数によって変動する。
図3中、出力電力を400Wから500Wに変更するときの駆動周波数の変更量をA、出力電力を300Wから400Wに変更するときの駆動周波数の変更量をBで示している。
グラフに示すように、出力電力値とスイッチング駆動周波数との間の相関を示すSの傾きは一定ではないため、負荷への電力量を目標電力値へ変更する場合、同じ100Wの増加量であっても、駆動周波数の変更量AとBは異なっている。
このため、目標電力値への変更において、単純にその地点の傾きに基づいて変更するだけでは、駆動周波数の変更量を正しく算出することができず、誤差を生じてしまう。
図4は、現時点での出力250W(周期T)から、次出力の目標電力値として400W(周期T)を設定し、従来の方法により変更を行った場合に生じる誤差を示したグラフである。図3と同様、入力電力が100Vにおけるグラフであって、Y軸は負荷への出力電力、X軸はPFM信号の駆動周波数を示している。
現時点での出力250Wにおける傾きa(破線)に基づき算出される周期Tは以下のようになる。
T=T+a×(400−250)
算出されたTでは、要求された目標電力値(実線Sで示される値)のTに対して図中に示す誤差を有することとなる。
図5は、本実施形態の電源装置による制御を示したグラフである。図3と同様、入力電力が100Vにおけるグラフであって、Y軸は負荷への出力電力、X軸はPFM信号の駆動周波数を示している。
本実施形態の電源装置は、出力電力値と駆動周波数との間の関数の傾きを、駆動周波数毎に示したテーブルを有し、制御部が負荷へ供給する次出力の目標電力値の変更において、スイッチング信号の駆動周期を変更する際に、テーブルの値を用いて演算を行う。
駆動周波数毎のテーブルは、例えば、図5で示す出力電力に応じた傾きのテーブルであり、図中に示す200〜300Wに応じた傾きa、300〜400Wに応じた傾きb、400〜500Wに応じた傾きc、500〜600Wに応じた傾きdを有している。
図5において、現時点での出力250W(周期T)から次出力の目標電力値として400W(周期T)を設定し、変更を行った場合、テーブルを用いて算出される周期Tは以下のようになる。
T=T+b×(400−300)+a×(300−250)
上記のように算出されたTは、要求された目標電力値(実線Sで示される値)のTに対して誤差を生じない。
このように、駆動周波数毎の傾きのテーブルに基づく演算により、現出力の値や要求される変更量に関わらず、誤差を生じることなく次出力の目標電力値への出力変更に対応することができる。
また、従来のように何回もDuty比の更新を行う必要がなく、次出力の目標電力値への出力変更に迅速に対応することができる。
出力電力値と駆動周波数との間の関数の傾きを駆動周波数毎に示したテーブルは、それぞれイニシャライズ動作を行い、プロファイルを生成する態様であってもよい。
例えば、負荷の温度変化を検知する温度検知部によって温度変化が検知された際に、プロファイルを再度取得し、テーブルの値を更新することによって、温度変化時の定数変動に対応することができる。
また、所定の時間が経過した際に、プロファイルを再度取得し、テーブルの値を更新することにより、部品の経時劣化にも対応することができる。
出力電力値と駆動周波数との間の関数の傾きを駆動周波数毎に示したテーブルは、スイッチングに使用するLC部品のTypical値に基づいて予め設定されたものであってもよい。
本実施形態の電源装置及び制御方法は、回路定数のばらつきの影響を受けることなく出力電力変更を行うことができる。
図6に、図2に示した回路におけるL1及びC1の定数が変化した場合の出力電力値と駆動周波数との間の関数の傾きのグラフを示す。図3と同様、入力電力が100Vにおけるグラフであって、Y軸は負荷への出力電力、X軸はPFM信号の駆動周波数を示している。
定数が最大または最小の場合のグラフをSmin/max、Typical値に基づくグラフをSTypで示している。
図6に示すように、部品定数が異なると、駆動周波数が同じ値であっても、出力電力の値が異なる。しかしながら、部品定数にばらつきが生じたとしても傾きe〜gで示す駆動周波数毎の傾きは、ほぼ同一と考えられる。
よって、LC部品のばらつきが生じた場合でも、本実施形態の方法により演算を行うことができる。
その他にも、プロファイルをとってオフセット量を把握する方法によっても、回路定数のばらつきに影響されることなく出力電力の演算することが可能である。
なお、状態確認、プロファイルの取得、テーブルの値の更新は、一回のみに限定するものではなく、都度更新する態様とすることができる。
次に、本実施形態の電源制御方法について、図7及び図8に基づき説明する。
図7は、制御部が、負荷への電力変更において、スイッチング信号の駆動周期を変更する際に、出力電力値とスイッチング駆動周波数との間の関数の傾きをスイッチング駆動周波数毎に示したテーブルを用いて演算を行う流れの一例を示すフローチャートである。
まず、出力電力値帰還信号を受信し、現時点における出力電力値(現出力電力値)を取得する(ステップS101)。次に、負荷への電力変更を行う必要の有無を判断する(ステップS102)。
負荷への電力変更を行う必要がある場合、次周期の出力電力値(目標電力値)を計算する(ステップS103)。目標電力値は、例えば、負荷がヒータの場合は受信した負荷温度帰還信号による温度情報等を元に計算される。
目標電力値が決定した後、スイッチング信号の駆動周波数の変更を行うための演算処理(次駆動周波数決定処理)を行う(ステップS103)。具体的には、現出力電力値、現駆動周波数、次出力電力値、駆動周波数毎に示したテーブルの値を利用して決定する。
決定した駆動周波数によりスイッチングを行い、次いで負荷(ヒータ)のON/OFFを判断する(ステップS105)。
負荷をOFFしない場合は、さらに次の周期の出力電力値の変更のフローへ戻り、負荷をOFFする場合は終了する。
図8は、図7のステップS103の後に、ソフトスタート駆動及びソフトストップ駆動のいずれかを行う場合を組み込んだフローを示している。
なお、本実施形態においては、スイッチング信号の駆動周期を変更する際に、ソフトスタート駆動及びソフトストップ駆動のいずれかを実行しない場合に、テーブルの値を用いて演算を行う。
まず、出力電力値帰還信号を受信し、現時点における出力電力値(現出力電力値)を取得する(ステップS201)。次に、負荷への電力変更を行う必要の有無を判断する(ステップS202)。
負荷への電力変更を行う必要がある場合、次周期の出力電力値(目標電力値)を計算する(ステップS203)。目標電力値は、例えば、負荷がヒータの場合は受信した負荷温度帰還信号による温度情報等を元に計算される。
目標電力値が決定した後、ソフトスタート駆動及びソフトストップ駆動の必要性を判断する。まず、現出力電力値が0Wであるかを判断し(ステップS204)、0Wである場合は、ソフトスタート駆動によりスイッチングを行う(ステップS205)。ソフトスタート駆動にてスイッチングを行った後、次の周期の出力電力値の変更のフローへ戻る。
ステップS204において、現出力電力値が0Wではない場合、次周期の出力電力値(目標電力値)が0Wであるかを判断する(ステップS206)。
目標電力値が0Wである場合、負荷(ヒータ)のON/OFFを判断する(ステップS207)。
負荷をOFFしない場合は、ソフトストップ駆動にてスイッチングを行う(ステップS208)。ソフトストップ駆動にてスイッチングを行った後、次の周期の出力電力値の変更のフローへ戻る。
負荷をOFFする場合は、処理を終了する。
ステップS206において、目標電力値が0Wではない場合は、スイッチング信号の駆動周波数の変更を行うための演算処理(次駆動周波数決定処理)を行う(ステップS209)。具体的には、現出力電力値、現駆動周波数、次出力電力値、駆動周波数毎に示したテーブルの値を利用して駆動周波数を決定する。
決定した駆動周波数によりスイッチングを行った後、次の周期の出力電力値の変更のフローへ戻る。
以上の方法により、出力電力値とスイッチング駆動周波数との相関を示す関数の傾きが一定ではない場合であっても、次出力の目標電力値への変更に対し、誤差を生じることなく迅速に対応することができる。
次に、上述の本発明の電源装置を備えた画像形成装置について説明する。
図9は、本実施形態の画像形成装置の一例として、フルカラーデジタル複合機能複写機MF1の外観を示した図である。
このフルカラー複写機MF1は、大略で、自動原稿送り装置(ADF)120と、操作ボード110と、カラースキャナ100と、カラープリンタ200の各ユニットで構成されている。
なお、操作ボード110と、ADF120付きのカラースキャナ100は、プリンタ200から分離可能なユニットであり、カラースキャナ100は、動力機器ドライバやセンサ入力およびコントローラを有する制御ボードを有して、エンジンコントローラと直接または間接に通信を行いタイミング制御されて原稿画像の読取りを行う。
図10は、図9の複合機能複写機MF1のカラープリンタ200の機構について説明する図である。
この実施例のカラープリンタ200は、レーザプリンタである。
このレーザプリンタ200は、マゼンダ(M),シアン(C),イエロー(Y)および黒(ブラック:K)の各色の画像を形成するための4組のトナー像形成ユニットa〜dが、第1転写ベルト208の移動方向(図中の左から右方向y)に沿ってこの順に配置されている。即ち、4連ドラム方式(タンデム方式)のフルカラー画像形成装置である。
回転可能に支持され矢印方向に回転する感光体201の外周部には、除電装置,クリーニング装置,帯電装置202および現像装置204が配備されている。
帯電装置202と現像装置204の間には、露光装置203から発せられる光情報の入るスペースが確保されている。
感光体201は4個(a,b,c,d)あるが、それぞれ周囲に設けられる画像形成用の部品構成は同じである。現像装置204が扱う色材(トナー)の色が異なる。
各感光体201(4個)の一部が、第1転写ベルト208に接している。なお、ベルト状の感光体も採用可能である。
第1転写ベルト208は矢印方向に移動可能に、回転する支持ローラおよび駆動ローラ間に支持、張架されていて、裏側(ループの内側)には、第1転写ローラが感光体201の近傍に配備されている。
ベルトループの外側に、第1転写ベルト用のクリーニング装置が配備されている。
第1転写ベルト208より転写紙(用紙)又は第2転写ベルトにトナー像を転写した後に、その表面に残留する不要のトナーを拭い去る。
露光装置203は公知のレーザ方式で、フルカラー画像形成に対応した光情報を、一様に帯電された感光体表面に潜像として照射する。
LEDアレイと結像手段から成る露光装置も採用できる。
第1転写ベルト208の右方には、第2転写ベルト215が配備されている。
第1転写ベルト208と第2転写ベルト215は接触し、あらかじめ定められた転写ニップを形成する。
第2転写ベルト215は矢印方向に移動可能に、支持ローラおよび駆動ローラ間に支持,張架されていて、裏側(ループの内側)には、第2転写手段が配備されている。
ベルトループの外側に、第2転写ベルト用のクリーニング装置,チャージャ等が配備されている。
該クリーニング装置は、用紙にトナーを転写した後、残留する不要のトナーを拭い去る。
転写紙(用紙)は、図の下方の給紙カセット209,210に収納されており、最上の用紙が給紙ローラで1枚ずつ、複数の用紙ガイドを経てレジストローラ233に搬送される。
第2転写ベルト215の上方に、定着器214,排紙ガイド224,排紙ローラ225,排紙スタック226が配備されている。
第1転写ベルト208の上方で、排紙スタック226の下方には、補給用のトナーが収納できる収納部227が設けてある。
トナーの色はマゼンタ,シアン,イエロー,ブラックの四色があり、カートリッジの形態にしてある。粉体ポンプ等により対応する色の現像装置204に適宜補給される。
ここで両面印刷のときの各部の動作を説明する。
まず感光体201による、作像が行われる。
すなわち、露光装置203の作動により、不図示のLD光源からの光は、不図示の光学部品を経て、帯電装置202で一様に帯電された感光体201のうち、作像ユニットaの感光体上に至り、書き込み情報(色に応じた情報)に対応した潜像を形成する。
感光体201上の潜像は現像装置204で現像され、トナーによる顕像が感光体201の表面に形成され保持される。
このトナー像は、第1転写手段により、感光体201と同期して移動する第1転写ベルト208の表面に転写される。
感光体201の表面の、残存するトナーがクリーニング装置でクリーニングされ、除電装置で除電され感光体201の表面は、次の作像サイクルに備える。
第1転写ベルト208は、表面に転写されたトナー像を坦持し、矢印の方向に移動する。
作像ユニットbの感光体201に、別の色に対応する潜像が書き込まれ、対応する色のトナーで現像され顕像となる。
この像は、すでに第1転写ベルト208に乗っている前の色の顕像に重ねられ、最終的に4色重ねられる。なお、単色黒のみを形成する場合もある。
このとき同期して第2転写ベルト215は矢印方向に移動していて、第2転写手段117の作用で、第2転写ベルト215の表面に第1転写ベルト208表面に作られた画像が転写される。
いわゆるタンデム形式である4個の作像ユニットa〜dの各感光体201上で画像が形成されながら、第1,第2転写ベルト208,215が移動し、作像が進められるので、その時間が短縮できる。
第1転写ベルト208が、所定のところまで移動すると、用紙の別の面に作成されるべきトナー画像が、前述したような工程で再度感光体201により作像され、給紙が開始される。
給紙カセット121又は122内の最上部にある用紙が引き出され、レジストローラ233に搬送される。レジストローラ233を経て、第1転写ベルト208と第2転写ベルト215の間に送られる用紙の片側の面に、第1転写ベルト208表面のトナー像が、第2転写手段117により転写される。
更に用紙は上方に搬送され、第2転写ベルト215表面のトナー像が、チャージャにより用紙のもう一方の面に転写される。
転写に際して、用紙は画像の位置が正規のものとなるよう、タイミングがとられて搬送される。
上記のステップで両面にトナー像が転写された用紙は、定着器214に送られ、用紙上のトナー像(両面)が一度に溶融,定着され、ガイド224を経て排紙ローラ225により本体フレーム上部の排紙スタック226に排出される。
図10に示すように、排紙部224〜226を構成した場合、両面画像のうち後から用紙に転写される面(頁)、すなわち第1転写ベルト208から用紙に直接転写される面が下面となって、排紙スタック226に載置されるから、頁揃えをしておくには2頁目の画像を先に作成し、第2転写ベルト215にそのトナー像を保持し、1頁目の画像を第1転写ベルト208から用紙に直接転写する。
第1転写ベルト208から直接に用紙に転写される画像は、感光体表面で正像にし、第2転写ベルト215から用紙に転写されるトナー像は、感光体表面で逆像(鏡像)になるよう露光される。
このような頁揃えのための作像順、ならびに、正、逆像(鏡像)に切り換える画像処理も、コントローラ上でのメモリに対する画像データの読書き制御によって行っている。
第2転写ベルト215から用紙に転写した後、ブラシローラ,回収ローラ,ブレード等を備えたクリーニング装置が、第2転写ベルト215に残留する不要のトナーや紙粉を除去する。
図10に示す例では、第2転写ベルト215のクリーニング装置のブラシローラが、第2転写ベルト215の表面から離れた状態にある。
支点を中心として揺動可能で、第2転写ベルト215の表面に接離可能な構造になっている。
用紙に転写する以前で、第2転写ベルト215がトナー像を担持しているとき離し、クリーニングが必要のとき、図で反時計方向に揺動し接触させる。
除去された不要トナーはトナー収納部に集められる。
以上が、「両面転写モード」を設定した両面印刷モードの作像プロセスである。両面印刷の場合には、常にこの作像プロセスで印刷が行われる。
片面印刷の場合には、「第2転写ベルト215による片面転写モード」と「第1転写ベルト208による片面転写モード」の2つがあり、前者の第2転写ベルト215を用いる片面転写モードを設定した場合には、第1転写ベルト208に3色又は4色重ねもしくは単色黒で形成された顕像が、第2転写ベルト215に転写され、そして用紙の片面に転写される。用紙の他面には画像転写はない。
この場合、排紙スタック226に排出された印刷済用紙の上面に印刷画面がある。
後者の第1転写ベルト208を用いる片面転写モードを設定した場合には、第1転写ベルト208に3色又は4色重ねもしくは単色黒で形成された顕像が、第2転写ベルト215には転写されずに、用紙の片面に転写される。用紙の他面には画像転写はない。
この場合は、排紙スタック226に排出された印刷済用紙の下面に印刷画面がある。
1 AC電源
2 共振コンバータ
3 電力検知部
4 制御部
5 負荷
6 AC制御板
10 PFM信号
11 負荷温度帰還信号
12 出力電力値帰還信号
13 温度検知部
特許第3423152号公報

Claims (8)

  1. 制御部と、出力電力値を検出する電力検知部と、共振コンバータとを備え、共振現象を利用してソフトスイッチングを行う電源装置において、
    出力電力値とスイッチング駆動周波数との間の関数の傾きを、前記スイッチング駆動周波数毎に示したテーブルを有し、
    前記制御部は、負荷へ供給する次出力の目標電力値の変更において、スイッチング信号の駆動周期を変更する際に、前記テーブルの値を用いて演算を行うことを特徴とする電源装置。
  2. 前記負荷の温度変化を検知する温度検知部を備え、
    温度変化が検知された際に、前記テーブルの値を更新することを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 所定の時間が経過した際に、前記テーブルの値を更新することを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  4. 前記テーブルの値は、スイッチングに使用するLC部品のTypical値に基づいて設定されたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電源装置。
  5. 前記負荷がヒータであることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電源装置。
  6. スイッチング信号の駆動周期を変更する際に、ソフトスタート駆動及びソフトストップ駆動のいずれかを実行しない場合に、前記テーブルの値を用いて演算を行うことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の電源装置。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の電源装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
  8. 制御部と、出力電力値を検出する電力検知部と、共振コンバータとを備えた電源装置によって、共振現象を利用してソフトスイッチングを行う電源制御方法において、
    出力電力値とスイッチング駆動周波数との間の関数の傾きを、前記スイッチング駆動周波数毎に示したテーブルを有し、
    前記制御部は、負荷へ供給する次出力の目標電力値の変更において、スイッチング信号の駆動周期を変更する際に、前記テーブルの値を用いて演算を行うことを特徴とする電源制御方法。
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