JP7135033B2 - 鞍乗型車両のカバー構造 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗型車両のカバー構造に関する。
従来、鞍乗型車両のカバー構造において、シートの下方に物品収納部を備える構造が知られている。例えば、特許文献1には、シートを開閉するためのシートヒンジを備える構造が開示されている。特許文献1では、シートをシートヒンジの軸回りに所定角度回転させることにより物品収納部の上方開口を開口することが可能とされている。
特許第5988623号公報
しかし、ヒンジを備えるため部品点数を削減する上で改善の余地があった。
そこで本発明は、部品点数を削減することを目的とする。
上記課題の解決手段として、本発明の態様は以下の構成を有する。
(1)本発明の態様に係る鞍乗型車両のカバー構造は、物品を収納可能に開口する収納部(50)の収納口(49)を覆うカバー(60)を備え、前記カバー(60)は、一方向への移動により前記収納口(49)を開閉可能に前記収納部(50)に対して着脱可能とされ、前記カバー(60)は、前記収納口(49)を覆っている状態において前記収納部(50)を左右側方から覆う側方覆い部(64)を備え、前記側方覆い部(64)は、前記収納口(49)にアクセス可能に上方に凹む上方凹部(70)を有し、前記収納部(50)は、前記カバー(60)が前記収納口(49)を覆っている状態において前記側方覆い部(64)に対向する側壁(54)を備え、前記側壁(54)は、前記カバー(60)が前記収納口(49)を覆っている状態から前記カバー(60)を上方へ移動したときに前記上方凹部(70)に繋がるように下方に凹む下方凹部(55)を有する
(2)本発明の態様に係る鞍乗型車両のカバー構造は、物品を収納可能に開口する収納部(50)の収納口(49)を覆うカバー(60)を備え、前記カバー(60)は、一方向への移動により前記収納口(49)を開閉可能に前記収納部(50)に対して着脱可能とされ、前記カバー(60)は、前記収納口(49)を覆っている状態において前記収納部(50)を左右側方から覆う側方覆い部(64)を備え、前記側方覆い部(64)は、前記カバー(60)が前記収納口(49)を覆っている状態から前記カバー(60)を上方へ移動したときに前記収納口(49)にアクセス可能に上方に凹む上方凹部(70)を有し、前記収納部(50)は、前記カバー(60)が前記収納口(49)を覆っている状態において前記側方覆い部(64)に対向する側壁(54)を備え、前記側壁(54)は、前記カバー(60)が前記収納口(49)を覆っている状態から前記カバー(60)を上方へ移動したときに前記上方凹部(70)に繋がるように下方に凹む下方凹部(55)を有する。
)上記(1)または(2)に記載の鞍乗型車両のカバー構造では、前記カバー(60)は、前記収納口(49)を覆っている状態から上方への移動により前記収納口(49)を開口することが可能とされていてもよい。
)上記(1)から(3)のいずれか一項に記載の鞍乗型車両のカバー構造では、前記収納部(50)は、乗員が着座可能なシート(2)の下方に配置され、前記カバー(60)は、前記収納口(49)を覆っている状態において前記シート(2)と前記収納部(50)との間に配置されていてもよい。
)上記(1)、(3)または(4)のいずれか一項に記載の鞍乗型車両のカバー構造では、前記側方覆い部(64)は、前記カバー(60)が前記収納口(49)を覆っている状態から前記カバー(60)を上方へ移動したときに前記収納口(49)にアクセス可能に上方に凹む前記上方凹部(70)を有してもよい。
)上記(2)または(5)に記載の鞍乗型車両のカバー構造では、前記カバー(60)が前記収納口(49)を覆っている状態では前記上方凹部(70)を通じて前記収納口(49)にアクセス不能とされていてもよい。
(7)上記(1)から(6)のいずれか一項に記載の鞍乗型車両のカバー構造では、前記カバー(60)は、前記収納口(49)を覆っている状態では、前記カバー(60)の前部(71)を支持する前支持部(28a)と、前記前支持部(28a)よりも後方かつ上方の位置で前記カバー(60)の後部(72)を支持する後支持部(28b)と、を有するフレーム(25)により支持され、前記カバー(60)の後部(72)の上下方向の長さ(L2)は、前記カバー(60)の前部(71)の上下方向の長さ(L1)よりも小さくてもよい。
(8)上記(1)から(7)のいずれか一項に記載の鞍乗型車両のカバー構造では、前記カバー(60)は、前記収納口(49)を覆っている状態において前記収納部(50)の外面(51a,54a)に沿って前記一方向へ延び前記収納部(50)を外方から覆う覆い部(61,64)を備えてもよい。
(9)上記(1)から(8)のいずれか一項に記載の鞍乗型車両のカバー構造では、前記カバー(60)は、前記収納口(49)を覆っている状態において、前記収納部(50)を前方から覆う前覆い部(61)と、前記収納部(50)を後方から覆う後覆い部(62)と、前記収納部(50)を上方から覆う上覆い部(63)と、を備え、前記前覆い部(61)は、前記上覆い部(63)の前端から下方に延び、前記後覆い部(62)は、前記上覆い部(63)の後端から前記前覆い部(61)よりも緩やかに傾斜して後下方に延びていてもよい。
(10)上記(1)から(9)のいずれか一項に記載の鞍乗型車両のカバー構造では、前記カバー(60)には、乗員が着座可能なシート(2)が取り付けられていてもよい。
(11)上記(10)に記載の鞍乗型車両のカバー構造では、前記シート(2)は、前記カバー(60)の上面(63a)に対して着脱可能とされ、前記カバー(60)は、前記カバー(60)の上面(63a)から下方に凹む収納凹部(67A,67B)を有してもよい。
(12)上記(11)に記載の鞍乗型車両のカバー構造では、前記収納凹部(67A,67B)は、工具を収納可能に前記カバー(60)の上面(63a)に複数設けられ、前記複数の収納凹部(67A,67B)は、収納される前記工具のサイズに合わせて互いに異なる大きさを有してもよい。
(13)上記(1)から(12)のいずれか一項に記載の鞍乗型車両のカバー構造では、前記カバー(60)を前記一方向へ所定距離だけ移動した状態で前記カバー(60)を保持可能な移動状態保持構造(280)を更に備えてもよい。
本発明の上記(1)に記載の鞍乗型車両のカバー構造によれば、物品を収納可能に開口する収納部の収納口を覆うカバーを備え、カバーは、一方向への移動により収納口を開閉可能に収納部に対して着脱可能とされていることで、以下の効果を奏する。
カバーの一方向への移動により収納口を開閉可能に収納部に対して着脱可能とされていることで、カバーを開閉するためのヒンジを設ける必要がない。したがって、部品点数を削減することができる。
本発明の上記(2)に記載の鞍乗型車両のカバー構造によれば、カバーは、収納口を覆っている状態から上方への移動により収納口を開口することが可能とされていることで、以下の効果を奏する。
カバーを持ち上げることにより収納口を開口することができる。
本発明の上記(3)に記載の鞍乗型車両のカバー構造によれば、収納部は、乗員が着座可能なシートの下方に配置され、カバーは、収納口を覆っている状態においてシートと収納部との間に配置されていることで、以下の効果を奏する。
シート下方の空間を収納部及びカバーの配置スペースとして有効に活用することができる。
本発明の上記(4)に記載の鞍乗型車両のカバー構造によれば、カバーは、収納口を覆っている状態において収納部を左右側方から覆う側方覆い部を備え、側方覆い部は、カバーが収納口を覆っている状態からカバーを上方へ移動したときに収納口にアクセス可能に上方に凹む上方凹部を有することで、以下の効果を奏する。
側方覆い部が上方凹部を有しない場合と比較して短い距離だけカバーを上方へ移動することにより収納口にアクセスすることができるため、収納口にアクセスしやすい。
本発明の上記(5)に記載の鞍乗型車両のカバー構造によれば、カバーが収納口を覆っている状態では上方凹部を通じて収納口にアクセス不能とされていることで、以下の効果を奏する。
カバーが収納口を覆っている状態では収納口内への水の浸入を抑制することができる。
本発明の上記(6)に記載の鞍乗型車両のカバー構造によれば、収納部は、カバーが収納口を覆っている状態において側方覆い部に対向する側壁を備え、側壁は、カバーが収納口を覆っている状態からカバーを上方へ移動したときに上方凹部に繋がるように下方に凹む下方凹部を有することで、以下の効果を奏する。
側壁が下方凹部を有しない場合と比較して短い距離だけカバーを上方へ移動することにより収納口にアクセスすることができるため、より効果的に収納口にアクセスしやすい。
本発明の上記(7)に記載の鞍乗型車両のカバー構造によれば、カバーは、収納口を覆っている状態では、カバーの前部を支持する前支持部と、前支持部よりも後方かつ上方の位置でカバーの後部を支持する後支持部と、を有するフレームにより支持され、カバーの後部の上下方向の長さは、カバーの前部の上下方向の長さよりも小さいことで、以下の効果を奏する。
カバーをフレームに沿った形状にできるため、カバーの大きさを可及的に小さくすることができる。したがって、カバーの形成材料を削減することができ、低コストに寄与する。
本発明の上記(8)に記載の鞍乗型車両のカバー構造によれば、カバーは、収納口を覆っている状態において収納部の外面に沿って一方向へ延び収納部を外方から覆う覆い部を備えることで、以下の効果を奏する。
カバーを一方向へ移動するときに覆い部を収納部の外面に沿わせることができるため、収納部に対してスムーズな着脱が可能となる。
本発明の上記(9)に記載の鞍乗型車両のカバー構造によれば、カバーは、収納口を覆っている状態において、収納部を前方から覆う前覆い部と、収納部を後方から覆う後覆い部と、収納部を上方から覆う上覆い部と、を備え、前覆い部は、上覆い部の前端から下方に延び、後覆い部は、上覆い部の後端から前覆い部よりも緩やかに傾斜して後下方に延びていることで、以下の効果を奏する。
後覆い部が上覆い部の後端から前覆い部と平行に下方に延びている場合と比較して、後覆い部が上覆い部の後端からの下方に向けて延びる長さを可及的に小さくすることができる。したがって、上覆い部の後端下方の車両部品と後覆い部との干渉を回避することができる。
本発明の上記(10)に記載の鞍乗型車両のカバー構造によれば、カバーには、乗員が着座可能なシートが取り付けられていることで、以下の効果を奏する。
収納部に対してカバーを着脱するときにシートをカバーと一緒に着脱することができる。
本発明の上記(11)に記載の鞍乗型車両のカバー構造によれば、シートは、カバーの上面に対して着脱可能とされ、カバーは、カバーの上面から下方に凹む収納凹部を有することで、以下の効果を奏する。
シートがカバーの上面に取り付けられている状態では収納凹部内への水の浸入を抑制することができる。
本発明の上記(12)に記載の鞍乗型車両のカバー構造によれば、収納凹部は、工具を収納可能にカバーの上面に複数設けられ、複数の収納凹部は、収納される工具のサイズに合わせて互いに異なる大きさを有することで、以下の効果を奏する。
複数の収納凹部に互いに異なるサイズの工具を収納することができる。加えて、車両走行時に工具が収納凹部内で揺れることを抑制することができる。
本発明の上記(13)に記載の鞍乗型車両のカバー構造によれば、カバーを一方向へ所定距離だけ移動した状態でカバーを保持可能な移動状態保持構造を更に備えることで、以下の効果を奏する。
カバーを一方向へ移動する際に乗員等がカバーを抑えておく必要がないため、カバーを着脱しやすくなるとともに、収納口へのアクセスが容易となる。
第一実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 第一実施形態に係るカバー構造の左側面図である。 第一実施形態に係るカバーを収納部から取り外した状態の斜視図である。 第一実施形態に係るカバーからシートを取り外した状態の斜視図である。 第一実施形態に係るカバーを移動したときの凹部の作用説明図である。 第二実施形態に係るカバーを収納部から取り外した状態の斜視図である。 第二実施形態に係るカバーの支持状態における移動状態保持構造の作用説明図である。 第二実施形態に係るカバーのアクセス可能状態における移動状態保持構造の作用説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下の説明では、鞍乗型車両の一例である自動二輪車を挙げて説明する。以下の説明に用いる図中適所には、本実施形態の自動二輪車の車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UPが示されている。
<第一実施形態>
<車両全体>
図1は、鞍乗型車両の一形態である電動式の自動二輪車1の左側面図である。本実施形態の自動二輪車1は、シート2に着座した運転者が足を載せることが可能なステップフロア3を有するスクータ型の車両である。
図1に示すように、自動二輪車1は、前輪4(操向輪)と、後輪5(駆動輪)と、後輪5を駆動する駆動ユニット10と、前輪4を支持する車体フレーム20と、車体フレーム20に対して揺動可能なスイングアーム7と、スイングアーム7と車体フレーム20とを接続するリアクッション8と、を備える。以下、自動二輪車を単に「車両」ということがある。
車体フレーム20は、前輪4を回転可能に支持する左右一対のフロントフォーク21と、バーハンドル22が結合されたステアリングステム(不図示)と、ステアリングステムを介して左右フロントフォーク21に接続されたヘッドパイプ23と、ヘッドパイプ23の後部から下方に延びるメインパイプ24と、メインパイプ24の下部から車両後部上方へ向かって延びる左右一対のシートフレーム25と、を備える。
側面視で、シートフレーム25は、メインパイプ24の下部から車両後方に向かって延びる第一延在部25aと、第一延在部25aの後端部において後下方に凸をなすように曲がる湾曲部25bと、湾曲部25bから車両後方に向かうに従って上方に位置するように傾斜して延びる第二延在部25cと、を一体に備える。左右シートフレーム25の湾曲部25bには、ピボットプレート26が取り付けられている。左右ピボットプレート26には、車幅方向に延びるピボット軸27が支持されている。
図1中において、符号40はメインパイプ24を車両前方から覆うフロントカウル、符号41はメインパイプ24を車両後方から覆うレッグシールド、符号42はシートフレーム25を車幅方向外側から覆うシートカウル、符号43は前輪4を上方から覆うフロントフェンダ、符号44は後輪5を後上方から覆うリアフェンダをそれぞれ示す。
スイングアーム7は、車体フレーム20のピボットプレート26に対してピボット軸27を支点に回動可能とされている。
側面視で、リアクッション8は、車両後方に向かうに従って下方に位置するように上下方向に対して傾斜して延びている。リアクッション8の上端部は、シートフレーム25の第二延在部25cの後部に連結されている。リアクッション8の下端部は、スイングアーム7の後部に連結されている。
駆動ユニット10は、駆動輪である後輪5と、駆動電源であるバッテリ11と、後輪5を駆動するモータ12(駆動源)と、を備える。
バッテリ11は、収納部50内に配置されている。例えば、バッテリ11は、充放電可能なエネルギーストレージとして、リチウムイオンバッテリで構成されている。バッテリ11は、不図示のコンタクタを介してインバータ(制御装置)の入力側に電気的に接続されている。インバータの出力側は、三相の電線(三相交流ライン)によってモータ12(三相の各コイル)に接続されている。
モータ12は、後輪5のホイール6の内側に設けられた、いわゆるインホイールモータである。例えば、モータ12は、アウターロータ型のモータである。モータ12は、出力軸13と、アウターロータ14と、ステータ15と、を備える。
出力軸13は、車幅方向に延びている。出力軸13の車幅方向一端部は、スイングアーム7の後端部(車幅方向一側部)に回転自在に支持されている。出力軸13は、後輪車軸(ホイール6の回転軸)と同軸に設けられている。
アウターロータ14は、出力軸13に固定されている。アウターロータ14は、ステータ15の外周を覆う円筒状を有する。アウターロータ14は、後輪5のホイール6と一体に結合されている。例えば、アウターロータ14は、ロータコアに挿入孔を形成し、挿入孔に永久磁石を挿入してロータに永久磁石を埋め込むIPM(Interior Permanent Magnet)構造を採用している。アウターロータ14には、不図示の被検知体が取り付けられている。
ステータ15は、スイングアーム7の後端部(車幅方向他側部)に固定されている、例えば、ステータ15は、出力軸13に対して放射状に設けられた複数のティースと、ティースに導線を巻きかけたコイルと、を備える。ステータ15には、被検知体の通過を検知することでアウターロータ14の回転位置を検出するロータセンサ(不図示)が取り付けられている。
モータ12は、不図示の制御装置からの駆動信号を受信して作動する。モータ12は、制御装置に入力された駆動信号(不図示のアクセルグリップセンサから入力された検知信号)に基づいて後輪5に駆動力を付与する。
<カバー構造>
自動二輪車1は、車両後部にカバー構造48を備える。カバー構造48は、物品を収納可能な収納部50を覆うカバー60を備える。収納部50は、カバー60が外された状態で上方に開口する収納口49(図3参照)を有する。なお、カバー構造48は、収納部50とカバー60との間にヒンジ等の開閉機構を有しない。すなわち、カバー60は、ヒンジ軸回りの回転により収納部50の収納口49を開閉する構成となっていない。
収納部50は、乗員が着座可能なシート2の下方に配置されている。収納部50は、左右一対のシートフレーム25の間に配置されている。収納部50は、不図示の締結部材を介して左右一対のシートフレーム25に固定されている。収納部50は、前後方向に長手を有する箱状をなしている。図2に示すように、収納部50は、前壁51、後壁52、底壁53及び左右一対の側壁54を備える。
前壁51は、ステップフロア3の上方空間に面する前面51aを有する。前壁51は、上下方向に長手を有し且つ車幅方向に短手を有する矩形板状をなしている(図3参照)。前壁51は、ステップフロア3の後端近傍から上方に立ち上がっている。収納部50の前面51aは、凹凸を有しない平面とされている。
後壁52は、後輪5の上部に面する後面52aを有する。側面視で、後壁52は、前壁51と同じ高さ位置から下方に延びている。側面視で、後壁52は、シートフレーム25の後部下方から後部上方へわたるように傾斜して延びている。
底壁53は、前壁51の下端と後壁52の下端とをわたすように前後方向にクランク状に延びている。
側壁54は、前壁51の車幅方向外端と後壁52の車幅方向外端とをわたすように前後方向に延びている。側壁54は、シートフレーム25よりも車幅方向内側に配置されている。
カバー60は、収納口49を上方から覆っている。カバー60は、上下方向(一方向)への移動により収納口49を開閉可能に収納部50に対して着脱可能とされている。すなわち、カバー60は、収納部50に対して着脱可能に収納部50を上方から覆っている。
具体的に、カバー60は、収納口49を覆っている状態(図2の状態)から上方への移動により収納部50から外すことが可能とされている。言い換えると、カバー60は、収納口49を覆っている状態から上方への移動により収納口49を開口することが可能とされている。
カバー60は、収納部50から外れている状態(図3参照)において収納部50の上方から下方への移動により収納部50を覆うことが可能とされている。言い換えると、カバー60は、収納口49が上方に開いている状態において収納部50の上方から下方への移動により収納口49を閉じることが可能とされている。
図2に示すように、カバー60は、収納口49を覆っている状態においてシート2と収納部50との間に配置されている。カバー60は、収納口49を覆っている状態においてステップフロア3の近傍に配置されている。カバー60は、下方に開放する箱状をなしている。カバー60は、前覆い部61(覆い部)、後覆い部62、上覆い部63及び左右一対の側方覆い部64を備える。
前覆い部61は、カバー60が収納口49を覆っている状態において収納部50を前方(外方)から覆う部分である。
後覆い部62は、カバー60が収納口49を覆っている状態において収納部50を後方から覆う部分である。
上覆い部63は、カバー60が収納口49を覆っている状態において収納部50を上方から覆う部分である。
側方覆い部64は、カバー60が収納口49を覆っている状態において収納部50を左右側方から覆う部分である。
具体的に、前覆い部61は、カバー60が収納口49を覆っている状態(図2参照)において収納部50の前面51a(外面)に沿って上下方向に延びている。前覆い部61は、カバー60が収納口49を覆っている状態においてステップフロア3の上方空間に面する。前覆い部61の下端は、カバー60が収納口49を覆っている状態においてステップフロア3の後部近傍に配置される。前覆い部61は、上覆い部63の前端から下方に延びている。
後覆い部62は、カバー60が収納口49を覆っている状態(図2参照)において上覆い部63の後端から前覆い部61よりも緩やかに傾斜して後下方に延びている。側面視で、後覆い部62は、リアクッション8に沿うように傾斜して延びている。側面視で、後覆い部62は、シート2の後面に沿うように傾斜して湾曲状に延びている。
上覆い部63は、カバー60が収納口49を覆っている状態(図2参照)において上覆い部63の上端と後覆い部62の上端とをわたすように前後方向に延びている、上覆い部63の上面63a(カバー60の上面63a)には、シート2が着脱可能に取り付けられている。
図4に示すように、上覆い部63は、ベルト65を挿通可能に開口する左右一対の挿通孔66を有する。例えば、左右の挿通孔66に挿通したベルト65によりシート2を縛ることで、カバー60にシート2を取り付けることができる。
上覆い部63は、上覆い部63の上面63aから下方に凹む収納凹部67A,67Bを有する。収納凹部67A,67Bは、工具を収納可能に上覆い部63の上面63aに複数(例えば、本実施形態では2つ)設けられている。2つの収納凹部67A,67Bは、収納される工具のサイズに合わせて互いに異なる大きさを有する。2つの収納凹部67A,67Bは、前後方向に間隔をあけて配置されている。
2つの収納凹部67A,67Bのうち前方の収納凹部67Aを「前側凹部67A」、後方の収納凹部67Bを「後側凹部67B」とする。前側凹部67Aは、後側凹部67Bよりも大きい。すなわち、前側凹部67Aは、後側凹部67Bに収納される工具のサイズよりも大きい工具を収納可能である。前側凹部67A及び後側凹部67Bは、それぞれ収納される工具のサイズに適合した形状を有する。
上覆い部63は、前側凹部67Aと後側凹部67Bとを区画する仕切り部68を備える。仕切り部68は、左右の側方覆い部64の上端同士をわたすように車幅方向に延びている。仕切り部68は、左右の挿通孔66に連通しベルト65を挿通可能な内部空間69を有する。これにより、仕切り部68の内部空間69(前側凹部67Aと後側凹部67Bとの間の空間)をベルト65の配置スペースとして有効に活用することができる。
図2に示すように、側方覆い部64は、カバー60が収納口49を覆っている状態において収納部50の側面54a(外面)に沿って上下方向へ延びている。側方覆い部64は、カバー60が収納口49を覆っている状態からカバー60を上方へ移動したときに収納口49にアクセス可能に上方に凹む上方凹部70を有する。上方凹部70は、左右の側方覆い部64のそれぞれに設けられている。上方凹部70は、カバー60が収納口49を覆っている状態においてシートフレーム25の一部を露出させる。側面視で、上方凹部70は、前覆い部61の前面に略平行な前辺と、後覆い部62の後面に略平行な後辺と、上覆い部63の上面63aに略平行な上辺と、によって区画されている。
収納部50の側壁54は、カバー60が収納口49を覆っている状態において側方覆い部64に対向する。側壁54は、カバー60が収納口49を覆っている状態からカバー60を上方へ移動したときに上方凹部70に繋がるように凹む下方凹部55を有する。下方凹部55は、左右の側壁54のそれぞれに設けられている。側面視で、下方凹部55は、前壁51に近づくに従って上方に位置するように上下方向に対して傾斜して延びる前傾斜辺と、後壁52に近づくに従って上方に位置するように上下方向に対して傾斜して延びる後傾斜辺と、側壁54の上端に略平行な下辺と、によって区画されている。すなわち、下方凹部55は、側壁54の上端から下方に窪む台形状をなしている。
カバー60は、収納口49を覆っている状態では、シートフレーム25により支持されている。シートフレーム25は、カバー60の前部71を支持する前支持部28aと、前支持部28aよりも後方かつ上方の位置でカバー60の後部72を支持する後支持部28bと、を備える。カバー60の前部71は、側方覆い部64において上方凹部70よりも前側の部分に相当する。カバー60の後部72は、側方覆い部64において上方凹部70よりも後側の部分に相当する。カバー60の後部72の上下方向の長さL2は、カバー60の前部71の上下方向の長さL1よりも小さい(L2<L1)。ここで、上下方向の長さは、カバー60が収納口49を覆っている状態における上下方向の最長距離を意味する。
側方覆い部64は、前支持部28aに沿って車幅方向外方に膨出する前膨出部64aと、後支持部28bに沿って車幅方向外方に膨出する後膨出部64bと、を備える。
前膨出部64aは、カバー60の前部71の下端部に設けられている。側面視で、前膨出部64aは、前支持部28aに沿って上下方向に対して傾斜して延びている。具体的に、前膨出部64aは、側面視でステップフロア3の後端近傍から車両後方に向かうに従って上方に位置するように傾斜して延びている。
後膨出部64bは、カバー60の後部72の下端部に設けられている。側面視で、後膨出部64bは、前膨出部64aの延長線上に配置されている。
<凹部の作用>
第一実施形態に係るカバー60を移動したときの上方凹部70及び下方凹部55の作用について説明する。
上述の通り、上方凹部70は、カバー60の側方覆い部64に設けられている。一方、下方凹部55は、収納部50の側壁54に設けられている。
図2に示すように、上方凹部70は、カバー60がシートフレーム25により支持されている状態(以下単に「支持状態」という。)においてシートフレーム25の一部を露出させる。ここで、支持状態は、カバー60の側方覆い部64がシートフレーム25の前支持部28a及び後支持部28bのそれぞれによって支持されている状態を意味する。支持状態は、カバー60が収納口49を覆っている状態である。
支持状態では、上方凹部70は、下方凹部55よりも下方に配置される。言い換えると、支持状態では、上方凹部70は、側面視で側壁54における下方凹部55の下方領域と重なる。これにより、支持状態では、上方凹部70を通じて収納口49にアクセス不能とされている。すなわち、支持状態では、収納部50の収納口49はカバー60によって隙間なく覆われている。そのため、支持状態では、乗員等が収納口49内に手を入れることはできない。
カバー60を支持状態から上方へ移動していくと、上方凹部70及び下方凹部55を通じて収納口49にアクセス可能な状態(以下単に「アクセス可能状態」という。)となる(図5参照)。例えば、図5に示すように、アクセス可能状態では、側面視で上方凹部70及び下方凹部55によって区画される領域(車幅方向側方に開放する隙間)は、乗員等が手を入れることが可能な大きさを有する。
カバー60をアクセス可能状態から更に上方へ移動していくと、カバー60を収納部50から外すことができる(図3参照)。図3に示すように、カバー60が収納部50から外れた状態では、収納部50の収納口49は上方に開放する。これにより、収納部50の収納口49に自由にアクセス可能となる。
<作用効果>
以上説明したように、上記実施形態の自動二輪車1のカバー構造48は、物品を収納可能に開口する収納部50の収納口49を覆うカバー60を備え、カバー60は、上下方向への移動により収納口49を開閉可能に収納部50に対して着脱可能とされている。
この構成によれば、カバー60の上下方向への移動により収納口49を開閉可能に収納部50に対して着脱可能とされていることで、カバー60を開閉するためのヒンジを設ける必要がない。したがって、部品点数を削減することができる。
上記実施形態では、カバー60は、収納口49を覆っている状態から上方への移動により収納口49を開口することが可能とされていることで、以下の効果を奏する。
カバー60を持ち上げることにより収納口49を開口することができる。
上記実施形態では、収納部50は、乗員が着座可能なシート2の下方に配置され、カバー60は、収納口49を覆っている状態においてシート2と収納部50との間に配置されていることで、以下の効果を奏する。
シート2下方の空間を収納部50及びカバー60の配置スペースとして有効に活用することができる。
上記実施形態では、カバー60は、収納口49を覆っている状態において収納部50を左右側方から覆う側方覆い部64を備え、側方覆い部64は、カバー60が収納口49を覆っている状態からカバー60を上方へ移動したときに収納口49にアクセス可能に上方に凹む上方凹部70を有することで、以下の効果を奏する。
側方覆い部64が上方凹部70を有しない場合と比較して短い距離だけカバー60を上方へ移動することにより収納口49にアクセスすることができるため、収納口49にアクセスしやすい。
上記実施形態では、カバー60が収納口49を覆っている状態では上方凹部70を通じて収納口49にアクセス不能とされていることで、以下の効果を奏する。
カバー60が収納口49を覆っている状態では収納口49内への水の浸入を抑制することができる。
上記実施形態では、収納部50は、カバー60が収納口49を覆っている状態において側方覆い部64に対向する側壁54を備え、側壁54は、カバー60が収納口49を覆っている状態からカバー60を上方へ移動したときに上方凹部70に繋がるように下方に凹む下方凹部55を有することで、以下の効果を奏する。
側壁54が下方凹部55を有しない場合と比較して短い距離だけカバー60を上方へ移動することにより収納口49にアクセスすることができるため、より効果的に収納口49にアクセスしやすい。
上記実施形態では、カバー60は、収納口49を覆っている状態では、カバー60の前部71を支持する前支持部28aと、前支持部28aよりも後方かつ上方の位置でカバー60の後部72を支持する後支持部28bと、を有するシートフレーム25により支持され、カバー60の後部72の上下方向L2の長さは、カバー60の前部71の上下方向の長さL1よりも小さいことで、以下の効果を奏する。
カバー60をシートフレーム25に沿った形状にできるため、カバー60の大きさを可及的に小さくすることができる。したがって、カバー60の形成材料を削減することができ、低コストに寄与する。
上記実施形態では、カバー60は、収納口49を覆っている状態において収納部50の前面51aに沿って上下方向へ延び収納部50を前方から覆う前覆い部61と、収納部50の側面54aに沿って上下方向へ延び収納部50を左右側方から覆う側方覆い部64と、を備えることで、以下の効果を奏する。
カバー60を上下方向へ移動するときに前覆い部61及び側方覆い部64をそれぞれ収納部50の前面51a及び側面54aに沿わせることができるため、収納部50に対してスムーズな着脱が可能となる。
上記実施形態では、カバー60は、収納口49を覆っている状態において、収納部50を前方から覆う前覆い部61と、収納部50を後方から覆う後覆い部62と、収納部50を上方から覆う上覆い部63と、を備え、前覆い部61は、上覆い部63の前端から下方に延び、後覆い部62は、上覆い部63の後端から前覆い部61よりも緩やかに傾斜して後下方に延びていることで、以下の効果を奏する。
後覆い部62が上覆い部63の後端から前覆い部61と平行に下方に延びている場合と比較して、後覆い部62が上覆い部63の後端からの下方に向けて延びる長さを可及的に小さくすることができる。したがって、上覆い部63の後端下方の車両部品(例えば、リアフェンダ44)と後覆い部62との干渉を回避することができる。
上記実施形態では、カバー60には、乗員が着座可能なシート2が取り付けられていることで、以下の効果を奏する。
収納部50に対してカバー60を着脱するときにシート2をカバー60と一緒に着脱することができる。
上記実施形態では、シート2は、カバー60の上面63aに対して着脱可能とされ、カバー60は、カバー60の上面63aから下方に凹む収納凹部67A,67Bを有することで、以下の効果を奏する。
シート2がカバー60の上面63aに取り付けられている状態では収納凹部67A,67B内への水の浸入を抑制することができる。
上記実施形態では、収納凹部67A,67Bは、工具を収納可能にカバー60の上面63aに複数設けられ、複数の収納凹部67A,67Bは、収納される工具のサイズに合わせて互いに異なる大きさを有することで、以下の効果を奏する。
複数の収納凹部67A,67Bに互いに異なるサイズの工具を収納することができる。加えて、車両走行時に工具が収納凹部67A,67B内で揺れることを抑制することができる。
上記実施形態では、カバー60は、収納口49を覆っている状態において、シート2に着座した乗員が足を載せることが可能なステップフロア3の近傍に配置されていることで、以下の効果を奏する。
カバー60の上下方向の高さを可及的に低くすることができるため、カバー60を着脱しやすい。
<第二実施形態>
第一実施形態では、収納部50の前面51aは、凹凸を有しない平面とされている例を挙げて説明したが、これに限らない。図6に示すように、第二実施形態は、収納部50の前面51aの態様が上述した第一実施形態と相違している。なお、以下の説明においては、上述した第一実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
第二実施形態では、カバー60を上下方向へ所定距離だけ移動した状態でカバー60を保持可能な移動状態保持構造280を更に備える。移動状態保持構造280は、収納部50とカバー60との間に設けられている。移動状態保持構造280は、収納部50の前面51aから前方に張り出す係合凸部281と、係合凸部281を前方へ付勢する付勢部材282と、前覆い部61の後面から前方に凹む係合凹部283(図7参照)と、を含む。収納部50の前壁51において係合凸部281に対応する部位には、前後方向に開口する貫通孔284が設けられている。
係合凸部281は、車幅方向に間隔をあけて複数(例えば、本実施形態では2つ)設けられている。係合凸部281は、前壁51の貫通孔284を通じて前後方向に移動可能とされている。
例えば、付勢部材282は、板ばねである。図7に示すように、付勢部材282は、収納部50の前壁51の内面(後面)に取り付けられている。
係合凹部283は、車幅方向に間隔をあけて複数(例えば、本実施形態では2つ)設けられている。係合凹部283は、アクセス可能状態において、前覆い部61が係合凸部281と対向する位置に設けられている。
<移動状態保持構造の作用>
第二実施形態に係るカバー60を移動したときの移動状態保持構造280の作用について説明する。
図7に示すように、支持状態では、係合凹部283は、係合凸部281よりも下方に配置される。言い換えると、支持状態では、係合凸部281は、前面視で前覆い部61における係合凹部283の上方領域と重なる。支持状態では、係合凸部281は、前覆い部61の後面により付勢部材282の付勢力に抗して後方へ押される。これにより、支持状態では、係合凸部281の前端(先端)は、収納部50の前面51aよりも前方に突出しない。すなわち、支持状態では、係合凸部281は、係合凹部283に係合されない。
カバー60を支持状態から上方へ移動していくと、アクセス可能状態となる(図8参照)。図8に示すように、アクセス可能状態では、係合凹部283が係合凸部281と前後方向において対向する。言い換えると、アクセス可能状態では、係合凸部281は、前面視で係合凹部283と重なる。アクセス可能状態では、係合凸部281は、付勢部材282の付勢力によって係合凹部283に入り込む。これにより、アクセス可能状態では、係合凸部281は、係合凹部283に係合する。そのため、カバー60は、アクセス可能状態において移動状態保持構造280により保持される。
カバー60をアクセス可能状態から更に上方へ移動すると、係合凸部281は、前覆い部61の後面によって後方へ押され、係合凹部283との係合が解除される。そのため、カバー60を上方へ更に移動することができ、カバー60を収納部50から外すことができる。
<作用効果>
第二実施形態では、カバー60を上下方向へ所定距離だけ移動した状態でカバー60を保持可能な移動状態保持構造280を更に備えることで、以下の効果を奏する。
カバー60を上下方向へ移動する際に乗員等がカバー60を抑えておく必要がないため、カバー60を着脱しやすくなるとともに、収納口49へのアクセスが容易となる。
第二実施形態では、カバー60は、アクセス可能状態において移動状態保持構造280により保持されるため、乗員等はカバー60を抑えることなく上方凹部70及び下方凹部55を通じて収納口49に容易にアクセスすることができる。
<変形例>
なお、上記実施形態では、収納部50は、上方に開口する収納口49を有する例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、収納部50は、前方、左右側方等の上方以外の方向に開く収納口49を有していてもよい。例えば、収納部50の収納口49が開口する方向は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、カバー60は、上下方向への移動により収納口49を開閉可能に収納部50に対して着脱可能とされている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、カバー60は、前後方向または左右方向への移動により収納口49を開閉可能に収納部50に対して着脱可能とされていてもよい。例えば、カバー60の移動方向(一方向)は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、カバー60は、収納口49を覆っている状態から上方への移動により収納口49を開口することが可能とされている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、カバー60は、収納口49を覆っている状態から前方、左右側方等の上方以外への移動により収納口49を開口することが可能とされていてもよい。例えば、収納口49を開くためのカバー60の移動方向は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、収納部50は、シート2の下方に配置され、カバー60は、収納口49を覆っている状態においてシート2と収納部50との間に配置されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、収納部50及びカバー60は、シート2の下方以外の領域に配置されていてもよい。例えば、収納部50及びカバー60の配置位置は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、カバー60の側方覆い部64は、カバー60が収納口49を覆っている状態からカバー60を上方へ移動したときに収納口49にアクセス可能に上方に凹む上方凹部70を有する例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、側方覆い部64は、上方凹部70を有しなくてもよい。例えば、上方凹部70は、前覆い部61に設けられていてもよい。例えば、カバー60の態様及び上方凹部70の配置位置は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、収納部50の側壁54は、カバー60が収納口49を覆っている状態からカバー60を上方へ移動したときに上方凹部70に繋がるように凹む下方凹部55を有する例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、側壁54は、下方凹部55を有しなくてもよい。例えば、下方凹部55は、前壁51に設けられていてもよい。例えば、収納部50の態様及び下方凹部55の配置位置は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、カバー60は、収納口49を覆っている状態ではシートフレーム25により支持される例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、カバー60は、収納口49を覆っている状態では収納部50のみにより支持されてもよい。例えば、カバー60の支持態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、カバー60の後部72の上下方向の長さL2は、カバー60の前部71の上下方向の長さL1よりも小さい例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、カバー60の後部72の上下方向の長さL2は、カバー60の前部71の上下方向の長さL1以上に大きくてもよい。例えば、カバー60の各部の寸法は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、カバー60は、収納口49を覆っている状態において収納部50の前面51aに沿って上下方向へ延び収納部50を前方から覆う前覆い部61と、収納部50の側面54aに沿って上下方向へ延び収納部50を左右側方から覆う側方覆い部64と、を備える例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、後覆い部62は、カバー60が収納口49を覆っている状態において収納部50の後面52aに沿って上下方向へ延びていてもよい。
上記実施形態では、カバー60は、収納口49を覆っている状態において、収納部50を前方から覆う前覆い部61と、収納部50を後方から覆う後覆い部62と、収納部50を上方から覆う上覆い部63と、を備える例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、カバー60は、前覆い部61及び側方覆い部64の少なくとも一方を備えていなくてもよい。
上記実施形態では、前覆い部61は、上覆い部63の前端から下方に延び、後覆い部62は、上覆い部63の後端から前覆い部61よりも緩やかに傾斜して後下方に延びている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、後覆い部62は、上覆い部63の後端から前覆い部61と平行に下方に延びていてもよい。
上記実施形態では、カバー60には、シート2が取り付けられている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、シート2は、収納部50等のカバー60以外の部材に取り付けられていてもよい。例えば、シート2の取り付け対象は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、シート2は、カバー60の上面63aに対して着脱可能とされている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、シート2は、カバー60の上面63aに対して着脱不能とされていてもよい。すなわち、シート2は、カバー60の上面63aに固定されていてもよい。例えば、シート2の取り付け態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、カバー60は、カバー60の上面63aから下方に凹む収納凹部67A,67Bを有する例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、カバー60は、収納凹部67A,67Bを有しなくてもよい。例えば、カバー60の上面63aは、凹凸等を有しない平面とされていてもよい。例えば、カバー60の上面63aの態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、収納凹部67A,67Bは、工具を収納可能にカバー60の上面63aに2つ設けられている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、収納凹部67A,67Bは、1つのみ設けられていてもよい。例えば、収納凹部67A,67Bは、3つ以上設けられていてもよい。例えば、収納凹部67A,67Bの設置数は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、複数の収納凹部67A,67Bは、収納される工具のサイズに合わせて互いに異なる大きさを有する例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、複数の収納凹部67A,67Bは、互いに同じ大きさを有していてもよい。例えば、収納凹部67A,67Bの大きさは、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、カバー60は、収納口49を覆っている状態においてステップフロア3の近傍に配置されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、カバー60は、収納口49を覆っている状態においてステップフロア3から遠く離れた位置に配置されていてもよい。例えば、カバー60の設置位置は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記第二実施形態では、移動状態保持構造280は、収納部50の前面51aから前方に張り出す係合凸部281と、係合凸部281を前方へ付勢する付勢部材282と、前覆い部61の後面52aから前方に凹む係合凹部283と、を含む例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、移動状態保持構造280は、前覆い部61の後面から後方に張り出す係合凸部と、係合凸部を後方へ付勢する付勢部材と、収納部50の前面51aから後方に凹む係合凹部と、を含んでいてもよい。例えば、係合凸部281及び係合凹部283は、収納部50の前面51a及び前覆い部61の後面以外の部分に設けられていてもよい。例えば、付勢部材282は、スプリング等の板ばね以外の部材であってもよい。例えば、移動状態保持構造280の態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記第二実施形態では、カバー60は、アクセス可能状態において移動状態保持構造280により保持される例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、カバー60は、支持状態とアクセス可能状態との間の中間位置状態において移動状態保持構造280により保持されてもよい。例えば、カバー60は、収納部50から外されるまでに移動状態保持構造280により段階的に保持されてもよい。
上記実施形態では、鞍乗型車両の一例としての電動式の自動二輪車1を例に挙げて説明したが、これに限らない。例えば、エンジン(内燃機関)を備えた自動二輪車であってもよい。
上記実施形態では、自動二輪車1がスクータ型の車両である例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、エンジンを車体側に備えたモーターサイクル型の自動二輪車であってもよい。
上記実施形態では、自動二輪車1がモータ12の駆動力を後輪4に伝達する構成を例に挙げて説明したが、これに限らない。例えば、自動二輪車1がモータ12の駆動力を前輪3に伝達する構成であってもよい。例えば、モータ12の駆動力を駆動輪に伝達する態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、前記鞍乗型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪且つ後二輪の他に、前二輪且つ後一輪の車両も含む)の車両も含まれる。また、本発明は、自動二輪車のみならず、自動車等の四輪の車両にも適用可能である。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(鞍乗型車両)
2 シート
25 シートフレーム(フレーム)
28a 前支持部
28b 後支持部
48 カバー構造
49 収納口
50 収納部
51a 前面(外面)
54 側壁
54a 側面(外面)
55 下方凹部
60 カバー
61 前覆い部
62 後覆い部
63 上覆い部
63a 上面
64 側方覆い部
67A 前側凹部(収納凹部)
67B 後側凹部(収納凹部)
70 上方空間
71 カバーの前部
72 カバーの後部
280 移動状態保持構造
L1 カバーの前部の上下方向の長さ
L2 カバーの後部の上下方向の長さ

Claims (13)

  1. 物品を収納可能に開口する収納部(50)の収納口(49)を覆うカバー(60)を備え、
    前記カバー(60)は、一方向への移動により前記収納口(49)を開閉可能に前記収納部(50)に対して着脱可能とされ
    前記カバー(60)は、前記収納口(49)を覆っている状態において前記収納部(50)を左右側方から覆う側方覆い部(64)を備え、
    前記側方覆い部(64)は、前記収納口(49)にアクセス可能に上方に凹む上方凹部(70)を有し、
    前記収納部(50)は、前記カバー(60)が前記収納口(49)を覆っている状態において前記側方覆い部(64)に対向する側壁(54)を備え、
    前記側壁(54)は、前記カバー(60)が前記収納口(49)を覆っている状態から前記カバー(60)を上方へ移動したときに前記上方凹部(70)に繋がるように下方に凹む下方凹部(55)を有することを特徴とする鞍乗型車両のカバー構造。
  2. 物品を収納可能に開口する収納部(50)の収納口(49)を覆うカバー(60)を備え、
    前記カバー(60)は、一方向への移動により前記収納口(49)を開閉可能に前記収納部(50)に対して着脱可能とされ、
    前記カバー(60)は、前記収納口(49)を覆っている状態において前記収納部(50)を左右側方から覆う側方覆い部(64)を備え、
    前記側方覆い部(64)は、前記カバー(60)が前記収納口(49)を覆っている状態から前記カバー(60)を上方へ移動したときに前記収納口(49)にアクセス可能に上方に凹む上方凹部(70)を有し、
    前記収納部(50)は、前記カバー(60)が前記収納口(49)を覆っている状態において前記側方覆い部(64)に対向する側壁(54)を備え、
    前記側壁(54)は、前記カバー(60)が前記収納口(49)を覆っている状態から前記カバー(60)を上方へ移動したときに前記上方凹部(70)に繋がるように下方に凹む下方凹部(55)を有することを特徴とする鞍乗型車両のカバー構造。
  3. 前記カバー(60)は、前記収納口(49)を覆っている状態から上方への移動により前記収納口(49)を開口することが可能とされていることを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗型車両のカバー構造。
  4. 前記収納部(50)は、乗員が着座可能なシート(2)の下方に配置され、
    前記カバー(60)は、前記収納口(49)を覆っている状態において前記シート(2)と前記収納部(50)との間に配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の鞍乗型車両のカバー構造。
  5. 記側方覆い部(64)は、前記カバー(60)が前記収納口(49)を覆っている状態から前記カバー(60)を上方へ移動したときに前記収納口(49)にアクセス可能に上方に凹む前記上方凹部(70)を有することを特徴とする請求項1、3または4のいずれか一項に記載の鞍乗型車両のカバー構造。
  6. 前記カバー(60)が前記収納口(49)を覆っている状態では前記上方凹部(70)を通じて前記収納口(49)にアクセス不能とされていることを特徴とする請求項2または5に記載の鞍乗型車両のカバー構造。
  7. 前記カバー(60)は、前記収納口(49)を覆っている状態では、
    前記カバー(60)の前部(71)を支持する前支持部(28a)と、
    前記前支持部(28a)よりも後方かつ上方の位置で前記カバー(60)の後部(72)を支持する後支持部(28b)と、を有するフレーム(25)により支持され、
    前記カバー(60)の後部(72)の上下方向の長さ(L2)は、前記カバー(60)の前部(71)の上下方向の長さ(L1)よりも小さいことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の鞍乗型車両のカバー構造。
  8. 前記カバー(60)は、前記収納口(49)を覆っている状態において前記収納部(50)の外面(51a,54a)に沿って前記一方向へ延び前記収納部(50)を外方から覆う覆い部(61,64)を備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の鞍乗型車両のカバー構造。
  9. 前記カバー(60)は、前記収納口(49)を覆っている状態において、
    前記収納部(50)を前方から覆う前覆い部(61)と、
    前記収納部(50)を後方から覆う後覆い部(62)と、
    前記収納部(50)を上方から覆う上覆い部(63)と、を備え、
    前記前覆い部(61)は、前記上覆い部(63)の前端から下方に延び、
    前記後覆い部(62)は、前記上覆い部(63)の後端から前記前覆い部(61)よりも緩やかに傾斜して後下方に延びていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の鞍乗型車両のカバー構造。
  10. 前記カバー(60)には、乗員が着座可能なシート(2)が取り付けられていることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の鞍乗型車両のカバー構造。
  11. 前記シート(2)は、前記カバー(60)の上面(63a)に対して着脱可能とされ、
    前記カバー(60)は、前記カバー(60)の上面(63a)から下方に凹む収納凹部(67A,67B)を有することを特徴とする請求項10に記載の鞍乗型車両のカバー構造。
  12. 前記収納凹部(67A,67B)は、工具を収納可能に前記カバー(60)の上面(63a)に複数設けられ、
    前記複数の収納凹部(67A,67B)は、収納される前記工具のサイズに合わせて互いに異なる大きさを有することを特徴とする請求項11に記載の鞍乗型車両のカバー構造。
  13. 前記カバー(60)を前記一方向へ所定距離だけ移動した状態で前記カバー(60)を保持可能な移動状態保持構造(280)を更に備えることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の鞍乗型車両のカバー構造。
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