JP7130916B2 - 電子装置 - Google Patents
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図1に示すように、複合機1は、概ね薄型の直方体に形成されており、その上面に表示部及び操作ボタンなどを有する。プリンタ部10は、複合機1の下部に設けられている。複合機1は、スキャナ機能及びプリント機能などの各種の機能を有している。
次に、プリンタ部10の内部構造について説明する。図2及び図3に示すように、プリンタ部10は、給送部20と、搬送ローラ対35と、記録部40と、ホルダ17と、排紙ローラ対36と、ASF(Auto Sheet Feed)モータ20M(図5参照)と、LF(Line Feed)モータ35M(図5参照)と、メンテナンス部60と、制御部5(図5参照)を構成する電子装置70とを含む。給送部20は、給紙トレイ15に載置される用紙Pを搬送路25へ給送する。搬送ローラ対35は、給送部20によって給紙された用紙Pを記録部40に搬送する。記録部40は、例えば、インクジェット記録方式の構成を有し、搬送ローラ対35によって搬送された用紙Pに画像を記録する。排紙ローラ対36は、記録部40によって記録された用紙Pを排紙トレイ16に排紙する。これら給送部20、搬送ローラ対35及び排紙ローラ対36によって、用紙Pを搬送する搬送機構が構成されている。
図2に示すように、給送部20が給紙トレイ15の上側に設けられている。給送部20は、給紙ローラ21とアーム22を有する。給紙ローラ21は、アーム22の先端に軸支されている。アーム22は、支軸22aに回動自在に支持され、バネなどにより付勢されて給紙ローラ21が給紙トレイ15に接触するように下側へ回動されている。また、アーム22は、給紙トレイ15の挿抜の際に上方へ退避可能に構成されている。給紙ローラ21は、伝達機構(不図示)を介してASFモータ20Mの動力が伝達されて回転し、給紙トレイ15内に積載された用紙Pが、搬送路25へ給送される。
図2に示すように、給紙トレイ15は、斜壁部15aを有する。斜壁部15aは、給紙トレイ15に載置される用紙Pが給紙ローラ21によって給送されるときに、用紙Pを搬送路25に案内する。
搬送路25は、図2に示すように、所定間隔で対向する外側ガイド25a及び内側ガイド部材25bによって形成されている。搬送路25は、給紙トレイ15の後側の端部から上方且つプリンタ部10の前側へ曲がって構成されている。給紙トレイ15から給送された用紙Pは、搬送路25により下方から上方へUターンするように案内されて記録部40に至る。
搬送ローラ対35は、下側に配置された搬送ローラ35aと上側に配置されたピンチローラ35bとを有する。搬送ローラ35aは、伝達機構(不図示)を介してLFモータ35Mの動力が伝達されて回転する。ピンチローラ35bは、搬送ローラ35aの回転に伴って連れ回る。搬送ローラ35aとピンチローラ35bとは、協働して用紙Pを上下方向A1から挟持し、用紙Pを記録部40へ搬送する。
図2及び図3に示すように、記録部40は、記録ヘッド41と、ヘッド移動機構50と、プラテン6とを有する。ヘッド移動機構50は、キャリッジ51を含む。キャリッジ51は、走査方向(左右方向A3であって、用紙Pの搬送方向と直交する方向)へ往復移動する。記録ヘッド41は、キャリッジ51に支持されている。
次に、メンテナンス部60について、図3を参照しつつ説明する。メンテナンス部60は、吐出面41bに形成された吐出口41aからインクを排出させ、記録ヘッド41内の気泡や吐出口41a内の増粘インクなどの除去、吐出口41a近傍に付着した異物(紙粉や澱粉)の除去などを行う。メンテナンス部60は、図3に示すように、プラテン6の右側に設けられている。メンテナンス部60は、キャップ61と、ワイパ62と、キャップ移動機構63と、ポンプ66と、廃液タンク68とを含む。
電子装置70は、図3及び図6に示すように、複数の電子部品71(ASIC71a、電源生成部品71b、コイル71cなど)が実装された回路基板72を有しており、この回路基板72による電子回路によって、制御部5が構成されている。本実施形態におけるASIC71aは、印刷時における記録ヘッド41の吐出動作などを制御するためのICチップであるが、CPU(不図示)などのICチップも回路基板72には実装されている。ASIC71a、電源生成部品71b、コイル71cは、通電されることによって発熱し、このうち、用紙Pへの印刷時においてはASIC71aからの発熱量が最も大きい。また、回路基板72の上面72aからの高さは、図6に示すように、ASIC71a、電源生成部品71b、コイル71cのうち、コイル71cが最も高く、ASIC71a及び電源生成部品71bはほぼ同じ高さとなっている。ASIC71aは、図7に示すように、正方形平面形状を有し、各辺に対応する部分のそれぞれに複数の端子71a1が突出して形成されている。ASIC71aは、一辺が前後方向A2に平行になるように、一辺と直交する他辺が左右方向A3に平行になるように、配置されている。
71a,171a ASIC(電子部品)
71a1 端子
72 回路基板
72a 上面(一表面)
72a1 第1外側領域
72a2 第2外側領域
72a3 重なり領域
72b 下面(反対面)
72c 配線パターン
73a,473a 第1弾性部材
73b,278,473b 第2弾性部材
74,474 熱伝導部材
75 第1フレーム
76 第2フレーム
77,477 第1固定部材
78,378 第2固定部材
80,280,480 ユニット
81,475 フレーム
172a1 外側領域
471a 電子部品
Claims (10)
- 通電されることによって発熱する電子部品が一表面に実装された回路基板、前記電子部品と接触し、熱伝導性を有する第1弾性部材、及び、前記第1弾性部材を介して前記電子部品と接続され、前記電子部品から発生する熱を伝導するための熱伝導部材を有するユニットと、
熱伝導性を有する第2弾性部材と、
前記第2弾性部材を介して前記ユニットと接続されたフレームとを備えており、
前記ユニットは、前記第1弾性部材よりも弾性率が大きい棒状部材であって、前記熱伝導部材と前記回路基板との位置関係を規定するように前記熱伝導部材を前記回路基板の前記一表面に固定するための第1固定部材を含んでいることを特徴とする電子装置。 - 前記フレームは、前記回路基板の前記一表面とは反対側の反対面に対向し、前記回路基板を複数個所で支持しており、
前記熱伝導部材は、前記一表面との間に前記電子部品を挟むように、前記一表面と対向して配置されており、
前記第1固定部材は、前記フレームによる前記回路基板の支持位置よりも内側において、前記一表面の面内方向に前記電子部品を挟むように、複数配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電子装置。 - 前記電子部品は、一組の対辺が平行な四角形の平面形状を有し、当該一組の対辺に対応する部分のそれぞれから前記回路基板の配線パターンと接続される複数の端子が突出しており、
複数の前記第1固定部材は、前記一組の対辺に平行な方向において、前記一表面の前記電子部品よりも外側であって前記電子部品の両側にある一対の外側領域に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の電子装置。 - 前記電子部品は、正方形の平面形状を有し、各辺に対応する部分のそれぞれから前記回路基板の配線パターンと接続される複数の端子が突出しており、
複数の前記第1固定部材は、前記電子部品の一辺に平行な第1方向において、前記一表面の前記電子部品よりも外側であって前記電子部品の両側にある一対の第1外側領域と、前記第1方向と直交する第2方向において、前記一表面の前記電子部品よりも外側であって前記電子部品の両側にある一対の第2外側領域とが重なって構成される4つの重なり領域に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の電子装置。 - 前記複数の端子のうちの少なくとも1つの端子は、前記配線パターンを介して前記第1固定部材と熱的に接続されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の電子装置。
- 前記第1弾性部材の最大収縮量は、前記一表面の面内方向において前記電子部品を挟むように配置された2つの前記第1固定部材間における、前記回路基板の前記電子部品側に凸となる反り量以上であることを特徴とする請求項2~5のいずれか1項に記載の電子装置。
- 前記第2弾性部材は、前記熱伝導部材の前記回路基板を向いた面とは反対側の面と前記フレームとの間に配置されており、
前記回路基板は、前記複数個所で前記フレームに固定されており、
前記熱伝導部材は、前記第1及び第2弾性部材よりも熱伝導率が高く、前記第2弾性部材を介して前記フレームと接続されていることを特徴とする請求項2~6のいずれか1項に記載の電子装置。 - 前記熱伝導部材は、前記フレームの一部を構成していることを特徴とする請求項2~6のいずれか1項に記載の電子装置。
- 前記回路基板の前記一表面とは反対側の反対面と前記フレームとの間に配置された、熱伝導性を有する第3弾性部材をさらに備えており、
前記回路基板は、前記第3弾性部材を介して、前記フレームと接続されており、
前記第3弾性部材よりも弾性率が大きく、前記フレームを前記回路基板の前記反対面に固定するための第2固定部材をさらに備えていることを特徴とする請求項2~6のいずれか1項に記載の電子装置。 - 前記第1固定部材と前記第2固定部材とが、前記回路基板を挟んで対向して配置されていることを特徴とする請求項9に記載の電子装置。
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