JP2016181624A - 放熱モジュール、およびテレビジョン受像機 - Google Patents

放熱モジュール、およびテレビジョン受像機 Download PDF

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大佑 児矢野
Daisuke Koyano
大佑 児矢野
好久 野口
Yoshihisa Noguchi
好久 野口
正行 木原
Masayuki Kihara
正行 木原
理修 鈴木
Michinaga Suzuki
理修 鈴木
浩二 中川
Koji Nakagawa
浩二 中川
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Abstract

【課題】基板に搭載される素子を十分に冷却することができる放熱モジュールを提供する。
【解決手段】一面側に素子(11)が搭載される基板(10)と、上記基板(10)の一面側の上記素子上に配置された一面側放熱板(12)と、上記基板(10)の他面側に、上記基板(10)から離間して配置された他面側放熱板(17)と、上記基板(10)から上記他面側放熱板に熱を伝導する他面側熱伝導部材(18)とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は放熱モジュール、およびテレビジョン受像機に関する。
近年、画像の高解像度化を実現するために、画像処理を担うICは高速処理を実行する必要に迫られている。
特に、テレビジョン受像機の高解像度化が進んでおり、8K映像と呼ばれる約8000×4000ピクセル程度の高解像度映像を表示可能な液晶パネルを有するテレビジョン受像機が実用化に向け動き出している。また、同様の高解像度映像を撮像可能な撮像装置や、同様の高解像度映像を記録再生可能な記録再生装置の開発も進んでいる。
画像の高解像度化を実現するためのICによる高速処理は、従来のICの処理と比べ大量の発熱を伴う。したがって、放熱効率を上げて冷却効果を高める必要がある。
放熱効率を上げる技術としては、放熱板を素子上に配置するとともに、素子に放熱板を密着させる技術が挙げられる(例えば特許文献1を参照)。
特開2006−303065号公報(2006年11月2日公開)
しかしながら、上述のように素子上に放熱板を配置し、素子に放熱板を密着させるだけでは、基板に搭載される高速処理を担う素子を十分に冷却することができないという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、基板に搭載される素子を従来に比べて効果的に冷却することができる放熱モジュールを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る放熱モジュールは、一面側に素子が搭載される基板と、上記基板の一面側の上記素子上に配置された一面側放熱板と、上記基板の他面側に、上記基板から離間して配置された他面側放熱板と、上記基板から上記放熱板に熱を伝導する他面側熱伝導部材とを備えることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、基板に搭載される素子を従来に比べて効果的に冷却することができる、という効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る放熱モジュールの概略断面図である。 本発明の実施形態1に係る放熱モジュールの概略断面図である。 放熱モジュールの比較例の概略断面図である。 本発明の実施形態1に係る放熱モジュールの分解斜視図である。 本発明の実施形態1に係る放熱モジュールの断面図である。 本発明の実施形態2に係る放熱モジュールの概略断面図である。 本発明の実施形態3に係る放熱モジュールの概略断面図である。 (a)は、本発明の実施形態4に係るテレビジョン受像機の模式図であり、(b)は、本発明の実施形態4に係るレコーダの模式図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。本実施形態について、図1〜5に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
以下、本実施形態に係る放熱モジュールについて説明する。本実施形態に係る放熱モジュールは、例えば、画像を表示する表示装置や、画像を記録再生する記録再生装置や、撮像装置等に用いることができる。特に、画像の解像度が高く、処理用の集積回路からの発熱が大きい場合に好適に適用することができる。ただし、本実施形態に係る放熱モジュールの適用例は、上記のものに限定されるものではなく、様々な電子機器に適用可能である。
また、本実施形態において、放熱モジュールと呼ぶ構成は、放熱を行う放熱板だけでなく、発熱源であるICを搭載した基板も含んだ構成である。
本実施形態において、放熱モジュール1は、図1に示すように、基板10、素子であるIC(集積回路)11、一面側放熱板としての第1の放熱板12、一面側熱伝導部材としての第1の放熱シート13、一面側ビスとしての放熱板固定ビス14、放熱板スペーサ16、他面側放熱板としての第2の放熱板17、他面側熱伝導部材としての第2の放熱シート18、バックライトシャーシ19、およびバックライトシャーシスペーサ20を備えている。
なお、図1においては、バックライトシャーシ19を図面に含めているが、バックライトシャーシ19は、放熱モジュール1の必須の構成ではない。
IC11は、基板10に搭載されて動作する。IC11は、例えば画像処理を担う。IC11は、動作に伴い発熱する発熱源である。
図1に示すように、第1の放熱板12は、基板10のIC11が配置された側に、基板から離間して配置され、IC11が発する熱を放熱する。
第1の放熱板12は、放熱モジュール1の薄型を保つために薄型の形状に形成されるのが好ましく、薄型であっても放熱効果を保つために大面積に形成されることが好ましい。特に、第1の放熱板12は、基板10と平行な方向における寸法が、IC11の基板10と平行な方向における寸法より大きいことが好ましい。第1の放熱板12は、例えば金属で形成されていることが好ましい。
また、図1に示されるように、第1の放熱板12には、底板12aから突出するように放熱フィン12bが形成されている。放熱フィン12bの高さは例えば5mm程度であることが好ましい。
第1の放熱シート13は、IC11から第1の放熱板12へ熱を伝導するように設けられる。第1の放熱シート13は、例えばゴム等の樹脂で形成されていることが好ましい。
図1に示すように、第2の放熱板17は、基板10のIC11が配置された側と反対側に、基板10から離間して配置され、IC11が発する熱を放熱する。特に高画質の画像処理をICが担う場合等においては、ICは動作に伴い大量の熱を発する。このような場合においては、基板10のIC11が配置された側に第1の放熱板12を配置するだけでなく、基板10のIC11が配置された側と反対側にも第2の放熱板17のような放熱板を配置し、放熱を行うことは、装置の動作を担保するにあたり非常に有効である。
第2の放熱板17は、放熱モジュール1の薄型を保つために薄型の形状に形成されるのが好ましく、薄型であっても放熱効果を保つために大面積に形成されることが好ましい。例えば、第2の放熱板17は、基板10と平行な方向における寸法が、基板10と略同じであることが好ましい。第2の放熱板17は、例えば金属で形成されていることが好ましい。
放熱板スペーサ16は、第2の放熱板17上に配置され、基板10と第2の放熱板17との間の間隔を規定する。放熱板スペーサ16は、基板10と第2の放熱板17との間に空気が流れるような空間を形成することが好ましい。より具体的には、基板10を立てた状態(基板10の法線が水平方向となる状態)において、基板10と第2の放熱板17との間の暖められた空気が、上方にスムースに移動し、下方から新たな空気がスムースに侵入してくるように、基板10と第2の放熱板17との間に空間を形成することが好ましい。例えば、放熱板スペーサ16は、基板10と第2の放熱板17との間隔が3mm以上となるような高さを有していることが好ましい。このような空間を有することにより、空気の流れによって放熱効果が向上する。
また、放熱板スペーサ16の基板側には螺子受け孔が形成されており、当該螺子受け孔の内側表面には螺子切りが施されている。
また、基板10には、螺子が貫通できる孔が開いている。
放熱板固定ビス14は、第1の放熱板12に設けられた貫通孔を貫通し、基板10に設けられた孔を貫通するとともに、放熱板スペーサ16の螺子受け孔に螺合されて放熱板スペーサ16に固定される。すなわち、基板10と第2の放熱板17とは共締めされる。
また、放熱板固定ビス14は、基板10に搭載されている部品の共振により発生する不要輻射を抑制するようにも作用する。したがって放熱板固定ビス14は、基板10の動作する周波数帯によって、配置位置が定められることが好ましい。
放熱板固定ビス14のビス頭と、第1の放熱板12の底板との間に、当該放熱板固定ビス14を取り巻くようにして、蔓巻ばね15が配置されている。ばね15は、第1の放熱板12をIC11側に付勢して、第1の放熱板12と第1の放熱シート13とIC11と基板10とを密着させる。この密着により、放熱効果を向上させることができる。
また、ばね15による付勢により、第1の放熱板12は、第1の放熱シート13およびIC11を介して基板10を押圧する。一方、第2の放熱板17は、基板10のIC11の搭載されていない側から基板10を押圧する。したがって、図2に示されるように、基板10は、両側から押圧されることになる。これにより、ばね15による付勢による第1の放熱板12の押圧により基板10が撓むという問題を防ぐことができる。
比較例として、第2の放熱板が配置されていない放熱モジュール5を図3に例示する。図3に示されるように、ばね35による付勢により、放熱板32は、放熱シート33およびIC31を介して基板30を押圧する。このとき、放熱モジュール5は本実施形態の第2の放熱板17に対応する構成を備えていないので、ばね35による付勢により放熱板32が基板30を撓ませてしまう。
第2の放熱シート18は、IC11が搭載された基板10から第2の放熱板17へ熱を伝導するように設けられる。第2の放熱シート18は、例えばゴム等の樹脂で形成され、放熱板スペーサ16の高さよりも厚く形成されたものを用いることが好ましい。これにより、第2の放熱シート18の弾性力によって、基板10と第2の放熱シート18と第2の放熱板17とがしっかりと密着する。また、第2の放熱シート18は、基板10と第2の放熱板17との間で押し潰されることにより熱伝導率が向上する。
バックライトシャーシ19は、図示を省略するバックライトパネルを支持する。
バックライトシャーシスペーサ20は、基板10とバックライトシャーシ19との間に設けられ、基板10とバックライトシャーシ19との間隔を規定する。バックライトシャーシスペーサ20は、第2の放熱板17に放熱される熱によりバックライトシャーシ19が熱され過ぎない間隔を保つように、基板10とバックライトシャーシ19との間の間隔を規定する。
図4は、本実施形態に係る放熱モジュール1の分解斜視図である。
図4に示されるように、放熱モジュール1は位置決め用ピン21をさらに備える。本実施形態においては、位置決め用ピン21が基板10に形成された貫通孔を貫通し、第1の放熱板12の端部に形成された貫通孔に挿入されることにより、第1の放熱板12の端部において基板10に第1の放熱板12が位置決めされる。
図4には、2個の位置決め用ピン21を図示しているが、位置決め用ピン21は2個以上備えられることが好ましい。これにより、基板10の法線方向を軸として第1の放熱板12が基板10に対して回転しないように第1の放熱板12を基板10に位置決めすることができる。
また図4に示されるように、複数個所においてビス22が基板10と第2の放熱板17とを締結する。
図5は、本実施形態に係る放熱モジュールの断面図である。
図5に示されるように、放熱板固定ビス14は、IC11の周囲において、第2の放熱板17の放熱板スペーサ16と締結する。図5においては、3カ所において第1の放熱板12と第2の放熱板17とが締結されているように図示されているが、放熱板固定ビス14は、第1の放熱板12のIC11の周囲に対応する4カ所において第1の放熱板12と第2の放熱板17とを締結している。
また、図5に示されるように、基板10と第2の放熱板17とは、ビス22が第2の放熱板17に配置されたビス留23に留められることにより締結される。
また、図5に示されるように、位置決め用ピン21は基板10を貫通する。さらに位置決め用ピン21の一方側は第1の放熱板12に形成された穴に挿入され、位置決め用ピン21の他方側は基板10に固定される。
さらに、位置決め用ピン21は、中段部分に第1の放熱板12に形成された穴に挿入不可能な中段部が形成されていることが好ましい。この中段部は、第1の放熱板12が第1の放熱シート13およびIC11を介して基板10に当接した状態における基板10と第1の放熱板12との間の間隔を規定するスペーサとして機能することができる。
放熱板固定ビス14によるIC11の周囲における第1の放熱板12と基板10との締結に加え、位置決め用ピン21による第1の放熱板12の端部の間隔の規定により、第1の放熱板12が基板10に対して傾くことを防ぐことができる。
さらに、位置決め用ピン21の数が多くなると、基板10に対する第1の放熱板12の水平配置をより良好に保たせることができる。この場合、各々の位置決め用ピン21は、互いに離れた位置に配置されることが好ましい。
〔実施形態2〕
本発明の実施形態2について、図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本実施形態の放熱モジュール2は、第2の放熱板17もばねにより基板10側へ付勢される点で実施形態1と異なる。
図6に示すように、放熱モジュール2は、ビス留24、他面側ビスとしての第2の放熱板固定ビス25、およびばね26をさらに備えている。
基板10には、螺子が貫通できる孔が開いている。
ビス留24は、基板10の第2の放熱板17側に配置される。放熱板固定ビス14は、第1の放熱板12に設けられた貫通孔を貫通し、基板10に設けられた孔を貫通するとともに、ビス留24に固定される。
また、本実施形態の放熱板固定ビス14は、第2の放熱板17に設けられた貫通穴と、ばね26を貫通し、第2の放熱板固定ビス25の螺子受け穴に螺合されて固定される。
ばね26は、第2の放熱板固定ビス25のビス頭と第2の放熱板17との間に配置され、第2の放熱板17を基板10側に付勢する。これにより、第2の放熱板17と基板10とを、第2の放熱シート18を介して好適に密着させることができる。また、図6に示されるように、基板10は、両側から好適に押圧されることになる。したがって、基板10の一方側からのみばね15により付勢される場合と比較して、基板10が撓むことをさらに防ぐことができる。
〔実施形態3〕
本発明の実施形態3について、図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本実施形態において、放熱モジュールと呼ぶ構成は、放熱を行う放熱板、および発熱源であるICを搭載した基板だけでなく、バックライトシャーシも含んだ構成である。
本実施の形態の放熱モジュール3は、第2の放熱板17のバックライトシャーシ19と対向する側に断熱材27を備える点で実施形態1と異なる。
第2の放熱板17に放熱される熱によりバックライトシャーシ19が直接熱された場合、表示装置の表示画面が白くなってしまうという表示品位悪化が生じる。
そこで、第2の放熱板17に放熱される熱によりバックライトシャーシ19が直接熱されないように断熱材27を配置する。断熱材27は、バックライトシャーシ19と対向する第2の放熱板17の全面を覆うように貼り付けられることが好ましい。また、断熱材27は、例えば発砲ポリウレタンで構成されることが好ましい。
上記の構成によれば、振動等によって第2の放熱板17とバックライトシャーシ19とが接触または過度に接近した場合であっても、断熱材27によって熱の伝導が抑制されるので、表示品位悪化を抑制することができる。
なお、断熱材27は、第2の放熱板17に貼り付けられなくてもよく、第2の放熱板17とバックライトシャーシ19との間の空間の一部を充填していれば、第2の放熱板17からバックライトシャーシ19へ放熱される熱を好適に断熱することができる。
〔実施形態4〕
実施形態4として、上述した放熱モジュール1、放熱モジュール2、または実施形態3の放熱モジュール3を備える機器について説明する。
図8(a)は、実施形態1の放熱モジュール1、実施形態2の放熱モジュール2、または実施形態3の放熱モジュール3を備えるテレビジョン受像機100を示す。テレビジョン受像機100は、上述した放熱モジュール1または放熱モジュール2を備える表示装置と、放送波を受信するチューナとを含んで構成される。
図8(b)は、実施形態1の放熱モジュール1、または実施形態2の放熱モジュール2を備える記録再生装置の一例としてのレコーダ200を示す。
上述した放熱モジュール1、放熱モジュール2、および実施形態3の放熱モジュール3は、これらの例以外の電子機器にも適用することができる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る放熱モジュール1、2、3は、一面側に素子(IC11)が搭載される基板10と、上記基板10の他面側に、上記基板10から離間して配置された他面側放熱板(第2の放熱板17)と、上記基板10から上記他面側放熱板(第2の放熱板17)に熱を伝導する他面側熱伝導部材(第2の放熱シート18)とを備えている。
上記の構成によれば、基板10に搭載される素子(IC11)を十分に冷却することができる。
本発明の態様2に係る放熱モジュール1、2、3は、上記態様1において、上記基板10の一面側の上記素子(IC11)上に配置された一面側放熱板(第1の放熱板12)をさらに備えていてもよい。
上記の構成によれば、基板10の一面側においても放熱板が配置されるので、基板10に搭載される素子(IC11)をさらに十分に冷却することができる。
本発明の態様3に係る放熱モジュール1、2、3は、上記態様2において、上記素子(IC11)から上記一面側放熱板(第1の放熱板12)に熱を伝導する一面側熱伝導部材(第1の放熱シート13)をさらに備えていてもよい。
上記の構成によれば、一面側熱伝導部材(第1の放熱シート13)により素子(IC11)から発する熱を一面側放熱板(第1の放熱板12)に効率的に放熱することができる。
本発明の態様4に係る放熱モジュール1、2、3は、上記態様2または3において、上記一面側放熱板(第1の放熱板12)を上記基板10に固定する一面側ビス(放熱板固定ビス14)をさらに備えていてもよい。
上記の構成によれば、一面側放熱板(第1の放熱板12)が基板10に固定されるので、基板10に対して一面側放熱板(第1の放熱板12)が安定して配置される。
本発明の態様5に係る放熱モジュール1、2、3は、上記態様4において、上記一面側ビス(放熱板固定ビス14)は上記他面側放熱板(第2の放熱板17)をさらに固定してもよい。
上記の構成によれば、基板10と他面側放熱板(第2の放熱板17)とを共締めすることになるので、製造の作業工程を削減することができる。
本発明の態様6に係る放熱モジュール1、2、3は、上記態様4または5において、上記一面側ビス(放熱板固定ビス14)は、ビス頭が上記一面側放熱板(第1の放熱板12)側に配置され、上記ビス頭と上記一面側放熱板(第1の放熱板12)との間にばね15が配置されてもよい。
上記の構成によれば、ばね15が一面側放熱板(第1の放熱板12)を付勢するので、一面側放熱板(第1の放熱板12)が素子(IC11)側に押圧され、放熱効果を向上することができる。
本発明の態様7に係る放熱モジュール1、2、3は、上記態様1〜6の何れか1の態様において、上記基板10と上記他面側放熱板(第2の放熱板17)との間において、空気が流れるような間隔を有していてもよい。
上記の構成によれば、空気が流れることにより、効果的に熱を外部に放出することができる。
本発明の態様8に係る放熱モジュール2は、上記態様1〜7の何れか1の態様において、上記他面側放熱板(第2の放熱板17)を上記基板10に固定する他面側ビス(第2の放熱板固定ビス25)をさらに備えていてもよい。
上記の構成によれば、他面側放熱板(第2の放熱板17)が基板10に固定されるので、基板10に対して他面側放熱板(第2の放熱板17)が安定して配置される。
本発明の態様9に係る放熱モジュール2は、上記態様8において、上記他面側ビス(第2の放熱板固定ビス25)は、ビス頭が上記他面側放熱板(第2の放熱板17)側に配置され、上記ビス頭と上記基板10との間にばね26が配置されてもよい。
上記の構成によれば、ばね15が他面側放熱板(第2の放熱板17)を付勢するので、他面側放熱板(第2の放熱板17)が基板10側に押圧され、放熱効果を向上することができる。特に一面側放熱板(第1の放熱板12)が配置されている場合においては、基板10の両側から基板10を押圧することになるので、基板10が撓むことを防ぐことができる。
本発明の態様10に係る放熱モジュール3は、上記態様1〜9の何れか1の態様において、上記他面側放熱板(第2の放熱板17)に対して、上記基板10の配置側の反対側に配置されたバックライトシャーシ19と、上記他面側放熱板(第2の放熱板17)と上記バックライトシャーシ19との間に配置された断熱材27をさらに備えてもよい。
上記の構成によれば、断熱材27を備えずバックライトシャーシ19に対して直接放熱した場合と比較して、バックライトシャーシ19の温度勾配を小さくすることができる。特に、放熱モジュール3を表示装置に適用した場合には、表示品位の悪化を防ぐことができる。
本発明の態様11に係るテレビジョン受像機100は、態様1〜10の何れか1項に記載の放熱モジュール1、2、3を備えている。
本発明は、発熱源を備える機器に利用することができる。
1、2、3、5 放熱モジュール
10、30 基板
11、31 IC
12 第1の放熱板
12a 底板
12b 放熱フィン
13 第1の放熱シート
14 放熱板固定ビス
15、26、35 ばね
16 放熱板スペーサ
17 第2の放熱板
18 第2の放熱シート
19 バックライトシャーシ
20 バックライトシャーシスペーサ
21 位置決め用ピン
22 ビス
23、24 ビス留
25 第2の放熱板固定ビス
27 断熱材
32 放熱板
33 放熱シート
100 テレビジョン受像機
200 レコーダ

Claims (10)

  1. 一面側に素子が搭載される基板と、
    上記基板の一面側の上記素子上に配置された一面側放熱板と、
    上記基板の他面側に、上記基板から離間して配置された他面側放熱板と、
    上記基板から上記他面側放熱板に熱を伝導する他面側熱伝導部材と
    を備えることを特徴とする放熱モジュール。
  2. 上記素子から上記一面側放熱板に熱を伝導する一面側熱伝導部材
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の放熱モジュール。
  3. 上記一面側放熱板を上記基板に固定する一面側ビス
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の放熱モジュール。
  4. 上記一面側ビスは上記他面側放熱板をさらに固定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の放熱モジュール。
  5. 上記一面側ビスは、ビス頭が上記一面側放熱板側に配置され、
    上記ビス頭と上記一面側放熱板との間にばねが配置される
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の放熱モジュール。
  6. 上記基板と上記他面側放熱板との間において、空気が流れるような間隔を有している
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の放熱モジュール。
  7. 上記他面側放熱板を上記基板に固定する他面側ビス
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の放熱モジュール。
  8. 上記他面側ビスは、ビス頭が上記他面側放熱板側に配置され、
    上記ビス頭と上記基板との間にばねが配置される
    ことを特徴とする請求項7に記載の放熱モジュール。
  9. 上記他面側放熱板に対して、上記基板の配置側の反対側に配置されたバックライトシャーシと、
    上記他面側放熱板と上記バックライトシャーシとの間に配置された断熱材をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の放熱モジュール。
  10. 請求項1〜9の何れか1項に記載の放熱モジュールを備えることを特徴とするテレビジョン受像機。
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