JP6705215B2 - 液体吐出装置 - Google Patents
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Description
図1に示すように、プリンタ1は、筐体2内に収容されたプラテン3、4つのインクジェットヘッド4、2つの搬送ローラ5,6、及び、制御装置7等を備えている。
次に、ヘッドユニット11の構成について詳細に説明する。図3は、ヘッドユニットの平面図である。図4は、ヘッドユニットの分解斜視図である。図5は、図3のV-V線断面図である。図3〜図5に示すように、ヘッドユニット11は、流路部材20、アクチュエータ21、フレーム22、COF23(Chip On Film)、押さえ部材24、回路基板25、放熱部材26、付勢部材27等を備えている。
流路部材20は、金属等で形成された平板状の部材である。図3に示すように、流路部材20の右端部の上面には4つのインク供給口30が形成されている。一方、図5に示すように、流路部材20の下面には複数のノズル31が形成されている。また、流路部材20の内部には、ノズル31に連通するインク流路32が形成されている。インク流路32は、インク供給口30と連通し、左右方向(図5の紙面垂直方向)に延びるマニホールド32aと、左右方向に配列されてマニホールド32aと連通する複数の圧力室32bを含む。また、各圧力室32bはノズル31と連通している。
図4、図5に示すように、アクチュエータ21は、流路部材20の上面の中央領域に配置されている。このアクチュエータ21は、流路部材20の圧力室32b内のインクに、ノズル31から吐出させるための吐出エネルギーを付与するものである。アクチュエータ21の上面には、後述するCOF23と接続される、複数の接点(図示省略)が配置されている。
図3〜図5に示すように、フレーム22は矩形枠状のフレームである。フレーム22は、流路部材20の上面の、アクチュエータ21の周囲の領域に接合されている。フレーム22は、金属等の強度の高い材料で形成され、また、流路部材20及びアクチュエータ21よりもかなり厚い、剛性の高い部材である。尚、図5からわかるように、アクチュエータ21はフレーム22の内側に収容され、アクチュエータ21の上面はフレーム22の上面よりもかなり低い位置にある。
COF23は、フレキシブル基板34と、フレキシブル基板34に実装された2つの駆動IC35とを有する。図4に示すように、フレキシブル基板34の接続部分34aは、アクチュエータ21を覆うように配置され、アクチュエータ21の上面の接点と電気的に接続されている。
図4、図5に示すように、回路基板25は、COF23の2つの折り返し部分34bとアクチュエータ21との間に、水平な姿勢で配置されている。回路基板25は、様々な回路素子や配線が設けられたリジッド基板である。回路基板25の上面には、2列に配列された複数の接点25aが形成されている。COF23の2つの折り返し部分34bの端部は回路基板25の上面に接合されて、2つの接点25aの列とそれぞれ電気的に接続される。また、COF23の折り返し部分34bと、折り返し部分34bに設けられた駆動IC35とが、回路基板25によって、下方から支えられる構成になっている。図5に示すように、回路基板25の下面には、合成樹脂等で形成された補強層36が重ね合わされている。
図4、図5に示すように、フレーム22の内側には、押さえ部材24が設置されている。この押さえ部材24は、COF23のアクチュエータ21との接続部分34aの上に配置されている。より詳細には、図5に示すように、押さえ部材24の下面には、押さえ部材24の縁に沿って形成された環状の押さえ部24aと、押さえ部24aの内側に形成された凹部24bが形成されている。押さえ部材24の環状の押さえ部24aによって、フレキシブル基板34の前記接続部分34aの外周部が押さえられ、接続部分34aがアクチュエータ21から剥がれることが防止される。また、このとき、押さえ部材24の凹部24bは前記接続部分34aと隙間を空けて対向している。そのため、アクチュエータ21の中央部、即ち、各ノズル31からインクを吐出させるための駆動部分は、押さえ部材24によって押さえられない。
フレキシブル基板34の2つの折り返し部分34bの上方には、放熱部材26が配置されている。放熱部材26は、熱伝導率の高い金属やセラミックスなどで形成された、分厚い矩形板状の部材であり、アクチュエータ21のほぼ全域と重なるように配置されている。また、2つの駆動IC35は、次述の付勢部材27によって上方の放熱部材26側へ付勢されており、放熱部材26は2つの駆動IC35と直接接触している。この構成により、アクチュエータ21の駆動時に、駆動IC35の内部で発生した熱を効果的に放散できる。
図4、図5に示すように、付勢部材27は、2つの駆動IC35が設けられたCOF23の折り返し部分34bとアクチュエータ21との間に配置され、2つの駆動IC35を放熱部材26側へ付勢する。図6は、付勢部材の平面図である。付勢部材27は、金属等で形成された弾性部材である。具体的には、図4〜図6に示すように、付勢部材27は、プレート部50と、プレート部50から斜め上方にそれぞれ延びる4つの弾性部51とを有する。
20 流路部材
21 アクチュエータ
22 フレーム
22a 貫通孔
25 回路基板
26 放熱部材
26a 当接面
27 付勢部材
31 ノズル
32 インク流路
34 フレキシブル基板
34b 折り返し部分
35 駆動IC
36 補強層
38 冷却部材
39 ボルト
41 第1断熱部材
42 第2断熱部材
45 突起
50 プレート部
52 固定部
52b 位置決め孔
53 押圧部
54 連結部
60 支え部材
61 付勢部材
Claims (12)
- ノズルに連通する液体流路が形成された流路部材と、
前記流路部材に設けられ、前記ノズルから液体を吐出させるためのアクチュエータと、
前記アクチュエータに接続され、前記アクチュエータから前記流路部材と反対側に折り返されたフレキシブル配線部材と、
前記流路部材の、前記アクチュエータの周囲部分に配置されたフレームと、
前記アクチュエータに対して前記流路部材とは反対側に配置され、前記フレキシブル配線部材の折り返し部分に設けられた駆動ICと、
前記フレキシブル配線部材の前記折り返し部分と前記アクチュエータとの間に配置され、前記折り返し部分と電気的に接続される回路基板と、
前記駆動ICに対して前記アクチュエータとは反対側に配置された放熱部材と、
前記駆動ICと前記アクチュエータとの間に配置され、前記駆動ICを前記放熱部材側へ付勢する付勢部材と、を備え、
前記付勢部材は、前記フレームに固定され、
前記回路基板は、前記駆動ICと前記付勢部材との間に挟まれて配置されていることを特徴とする液体吐出装置。 - 前記回路基板に重ねられた補強層をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
- ノズルに連通する液体流路が形成された流路部材と、
前記流路部材に設けられ、前記ノズルから液体を吐出させるためのアクチュエータと、
前記流路部材の、前記アクチュエータの周囲部分に配置されたフレームと、
前記アクチュエータに対して前記流路部材とは反対側に配置された駆動ICと、
前記駆動ICに対して前記アクチュエータとは反対側に配置された放熱部材と、
前記駆動ICと前記アクチュエータとの間に配置され、前記駆動ICを前記放熱部材側へ付勢する付勢部材と、
前記駆動ICと前記アクチュエータとの間に配置され、前記駆動ICを支える支え部材と、を備え、
前記付勢部材は、前記フレームに固定され、前記支え部材を前記放熱部材側へ付勢することを特徴とする液体吐出装置。 - ノズルに連通する液体流路が形成された流路部材と、
前記流路部材に設けられ、前記ノズルから液体を吐出させるためのアクチュエータと、
前記流路部材の、前記アクチュエータの周囲部分に配置されたフレームと、
前記アクチュエータに対して前記流路部材とは反対側に配置された駆動ICと、
前記駆動ICに対して前記アクチュエータとは反対側に配置された放熱部材と、
前記駆動ICと前記アクチュエータとの間に配置され、前記駆動ICを前記放熱部材側へ付勢する付勢部材と、を備え、
前記付勢部材は、前記フレームに固定された固定部と、前記駆動ICを前記アクチュエータと反対側に押圧する押圧部と、前記押圧部と前記固定部とを連結する連結部とを有する、弾性部材であることを特徴とする液体吐出装置。 - 前記付勢部材は、複数の前記押圧部と、前記複数の押圧部にそれぞれ対応する複数の連結部と、前記複数の連結部を一体的に連結するプレート部を有することを特徴とする請求項4に記載の液体吐出装置。
- 前記付勢部材は、前記プレート部の複数の角部にそれぞれ配置された前記複数の固定部により、前記フレームに固定されていることを特徴とする請求項5に記載の液体吐出装置。
- 前記プレート部が金属で形成され、前記アクチュエータを覆うように配置されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の液体吐出装置。
- ノズルに連通する液体流路が形成された流路部材と、
前記流路部材に設けられ、前記ノズルから液体を吐出させるためのアクチュエータと、
前記流路部材の、前記アクチュエータの周囲部分に配置されたフレームと、
前記アクチュエータに対して前記流路部材とは反対側に配置された駆動ICと、
前記駆動ICに対して前記アクチュエータとは反対側に配置された放熱部材と、
前記駆動ICと前記アクチュエータとの間に配置され、前記駆動ICを前記放熱部材側へ付勢する付勢部材と、を備え、
前記付勢部材は、前記フレームに固定され、
前記フレームの端部に、前記流路部材の液体流路と連通する貫通孔が形成され、
前記付勢部材の前記貫通孔と反対側の部分に、前記フレームに対する位置決め部が設けられていることを特徴とする液体吐出装置。 - 前記放熱部材と前記付勢部材との間にスペーサが配置され、
前記スペーサに、前記付勢部材の位置決め部に係合する突起が設けられていることを特徴とする請求項8に記載の液体吐出装置。 - ノズルに連通する液体流路が形成された流路部材と、
前記流路部材に設けられ、前記ノズルから液体を吐出させるためのアクチュエータと、
前記流路部材の、前記アクチュエータの周囲部分に配置されたフレームと、
前記アクチュエータに対して前記流路部材とは反対側に配置された駆動ICと、
前記駆動ICに対して前記アクチュエータとは反対側に配置された放熱部材と、
前記駆動ICと前記アクチュエータとの間に配置され、前記駆動ICを前記放熱部材側へ付勢する付勢部材と、を備え、
前記付勢部材は、前記フレームに固定され、
前記放熱部材と前記付勢部材との間に、第1断熱部材が配置されていることを特徴とする液体吐出装置。 - ノズルに連通する液体流路が形成された流路部材と、
前記流路部材に設けられ、前記ノズルから液体を吐出させるためのアクチュエータと、
前記流路部材の、前記アクチュエータの周囲部分に配置されたフレームと、
前記アクチュエータに対して前記流路部材とは反対側に配置された駆動ICと、
前記駆動ICに対して前記アクチュエータとは反対側に配置された放熱部材と、
前記駆動ICと前記アクチュエータとの間に配置され、前記駆動ICを前記放熱部材側へ付勢する付勢部材と、を備え、
前記付勢部材は、前記フレームに固定され、
前記放熱部材と前記フレームは、ボルトで連結され、
前記ボルトと前記放熱部材との間に、第2断熱部材が配置され、
前記放熱部材の、前記ボルトが貫通する孔の内径は前記ボルトの外径よりも大きく、前記ボルトが前記孔の内面と接触していないことを特徴とする液体吐出装置。 - 前記放熱部材は、前記駆動ICと反対側に、冷却部材と当接する当接面を有することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
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