JP2012076251A - アクチュエータの配線基板ユニット - Google Patents

アクチュエータの配線基板ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2012076251A
JP2012076251A JP2010220900A JP2010220900A JP2012076251A JP 2012076251 A JP2012076251 A JP 2012076251A JP 2010220900 A JP2010220900 A JP 2010220900A JP 2010220900 A JP2010220900 A JP 2010220900A JP 2012076251 A JP2012076251 A JP 2012076251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
actuator
wiring board
drive
heat sink
driving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010220900A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Yamashita
徹 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2010220900A priority Critical patent/JP2012076251A/ja
Publication of JP2012076251A publication Critical patent/JP2012076251A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

【課題】ヒートシンクを駆動ICに接触させたときに、アクチュエータやCOFのアクチュエータとの接続部分に作用する外力を小さくすること。
【解決手段】配線基板ユニット9は、圧電アクチュエータ7の一表面に接続され、駆動IC52が実装されたCOF50と、駆動IC52に接触してその熱を放散するヒートシンク61を備えている。COF50の一部は圧電アクチュエータ7の前記一表面と対向するように配置され、駆動IC52と圧電アクチュエータ7は、COF50の前記圧電アクチュエータ7と対向する部分を挟むように配置されている。さらに、圧電アクチュエータ7の前記一表面に対して傾斜した方向に延びるガイドレール58aを備え、ヒートシンク61は、ガイドレール58aにより、駆動IC52の表面と接触しない位置から、駆動IC52の表面に接触する装着位置まで案内される。
【選択図】図2

Description

本発明は、アクチュエータ駆動用の駆動ICが実装された配線基板を含む、アクチュエータの配線基板ユニットに関する。
従来から、様々な技術分野において、駆動ICが実装されたフレキシブルな配線基板(COF(Chip On Film))がアクチュエータに接続され、前記駆動ICによってアクチュエータの駆動制御を行う構成が広く知られている。
特許文献1,2には、インクジェットヘッドの平板状のアクチュエータにCOFが接続された構成が開示されている。COFは、アクチュエータの上面に接続されるとともに、その接続部分に連なる部分がアクチュエータの上面から引き出され、さらに上方へ折り曲げられて回路基板等に接続される。また、COFのアクチュエータから引き出された部分には駆動ICが実装され、この駆動ICはアクチュエータに対して側方に位置している。さらに、駆動ICで発生した熱を放散するためのヒートシンクが、駆動ICの表面に押しつけられた状態でアクチュエータの側方に配置されている。
特開2008−262969号公報 特開2009−83377号公報
前記特許文献1,2では、アクチュエータの側方に駆動ICが配置されているために、その熱を放散するヒートシンクもアクチュエータの側方に配置された構成となっており、装置(インクジェットヘッド)の構造が大型化する。そこで、本願出願人は、COFに実装された駆動ICをアクチュエータの上面と対向する位置に配置した上で、上方(アクチュエータと反対側)から駆動ICの表面にヒートシンクを接触させる構成の採用を検討している。この場合、アクチュエータの上方に駆動IC及びヒートシンクがまとめて配置されるため、コンパクトな構造が実現される。
しかし、上記構成においては、ヒートシンク及び駆動ICの真下に、アクチュエータ、及び、COFのアクチュエータに接続される部分が位置している。そして、ヒートシンクが駆動ICの表面に確実に接触するように、駆動ICに押しつけられたときに、瞬間的に大きな力がアクチュエータやCOFに作用し、アクチュエータの損傷、あるいは、COFとの接続不良といった不具合が発生する虞がある。
本発明の目的は、ヒートシンクを駆動ICに接触させたときに、アクチュエータやCOFのアクチュエータとの接続部分に作用する外力を小さくすることである。
第1の発明のアクチュエータの配線基板ユニットは、複数の駆動接点が配されたアクチュエータの一表面に接続され、前記アクチュエータを駆動する駆動ICが実装された第1配線基板と、前記駆動ICに接触してその熱を放散するヒートシンクを備え、
前記第1配線基板の少なくとも一部が前記アクチュエータの一表面と対向するように配置され、前記アクチュエータの一表面と直交する方向において、前記駆動ICと前記アクチュエータは、前記第1配線基板の前記アクチュエータと対向する部分を挟むように配置されており、
前記アクチュエータの一表面に対して傾斜した方向に延び、その延在方向に沿って前記ヒートシンクを前記駆動ICの表面に接触する装着位置まで案内するガイドをさらに備えていることを特徴とするものである。
本発明では、アクチュエータの一表面に接続された第1配線基板の少なくとも一部分がアクチュエータと対向して配置され、この対向部分を挟むように駆動ICとアクチュエータが配置されている。その上で、アクチュエータの一表面に対して傾斜した方向にガイドが延びており、このガイドに沿ってヒートシンクがスライドし、駆動ICの表面に接触する装着位置まで案内される。この場合、駆動ICの表面に対してその直交方向にヒートシンクを押しつける場合と比較して、アクチュエータや第1配線基板に作用する外力を小さくすることができる。さらに、前記ガイドがアクチュエータの一表面に対して傾斜していることから、装着位置に到達する直前まで、ヒートシンクが駆動ICの表面と接触せず、ヒートシンク装着時に駆動ICが損傷することが防止される。
第2の発明のアクチュエータの配線基板ユニットは、前記第1の発明において、前記アクチュエータは圧電材料層を有する圧電アクチュエータであることを特徴とするものである。
圧電アクチュエータの圧電材料層は脆性材料であり外力に弱いため、ヒートシンクの装着時にアクチュエータに作用する外力を小さくすることが特に望まれる。
第3の発明のアクチュエータの配線基板ユニットは、前記第1又は第2の発明において、前記第1配線基板は、前記アクチュエータの一表面を覆うように配置されて、前記アクチュエータの一表面と接続される接続部分と、前記接続部分に連なり、且つ、前記駆動ICが実装された部分であって、前記アクチュエータと反対側に折り返されることによって、前記接続部分を挟んで前記アクチュエータの一表面と対向する対向部分と、を有し、
前記第1配線基板の前記対向部分を、前記接続部分から離間させた状態で前記アクチュエータ側から支持する基板支持部材を有し、前記基板支持部材に前記ガイドが設けられ、このガイドに沿って前記装着位置に案内された前記ヒートシンクが、前記基板支持部材によって支持された前記対向部分に実装されている前記駆動ICの前記表面に、前記アクチュエータと反対側から接触していることを特徴とするものである。
基板支持部材により、駆動ICが実装されている、第1配線基板のアクチュエータとの対向部分が、アクチュエータとの接続部分から離間した状態で保持されるため、ヒートシンクを駆動ICに接触させたときに、アクチュエータや、第1配線基板のアクチュエータとの接続部分に外力が作用しにくい。また、第1配線基板の前記対向部分がアクチュエータ側から支持される一方で、アクチュエータと反対側から駆動ICに対してヒートシンクが接触することになり、ヒートシンクが駆動ICの表面に確実に密着する。
第4の発明のアクチュエータの配線基板ユニットは、前記第1〜第3の何れかの発明において、複数の前記ヒートシンクが前記ガイドによってそれぞれ前記駆動ICまで案内されて、前記駆動ICの前記表面にそれぞれ接触していることを特徴とするものである。
サイズの大きなヒートシンクを採用した場合、このようなヒートシンクを広い面積にわたって駆動ICの表面に確実に密着させるには、高い寸法精度や組付精度が必要になる。例えば、ヒートシンクの寸法精度がそれほど高くなく、ヒートシンクの駆動ICとの接触面が駆動ICの表面に対してわずかな角度傾斜していると、局所的にしか接触しない状態となり、駆動ICとの接触面積が非常に小さくなってしまう。本発明では、サイズの小さな複数のヒートシンクを用いて、これら複数のヒートシンクをそれぞれガイドによって駆動ICまで案内することで、寸法精度や組付精度がそれほど高くなくても、ヒートシンクと駆動ICとの接触面積を一定以上確保することができる。
第5の発明のアクチュエータの配線基板ユニットは、前記第1〜第4の何れかの発明において、前記第1配線基板の前記アクチュエータと対向する部分に重ねられた状態で、この第1配線基板に接続された第2配線基板を有し、前記第2配線基板は、前記第1配線基板の前記アクチュエータと対向する部分から前記アクチュエータの一表面と平行な方向に引き出され、前記ガイドは、前記第2配線基板の引き出し方向と平行に延び、且つ、前記第2配線基板の引き出し側ほど前記アクチュエータに近づくように、前記アクチュエータの一表面に対して傾斜していることを特徴とするものである。
本発明では、第1配線基板の、アクチュエータと対向する部分に別の第2配線基板が接続されて、アクチュエータの一表面と平行に引き出される構成を前提とする。その上で、ヒートシンクを装着位置まで案内するガイドは、第2配線基板の引き出し側ほどアクチュエータに近づくように傾斜している。この構成では、ヒートシンクを、第2配線基板の引き出し側と反対側から装着することになり、ヒートシンクの装着時に第2配線基板に干渉しない。
第6の発明のアクチュエータの配線基板ユニットは、複数の駆動接点が配されたアクチュエータの一表面に接続され、前記アクチュエータを駆動する駆動ICが実装された第1配線基板と、前記駆動ICに接触してその熱を放散するヒートシンクを備え、
前記第1配線基板の少なくとも一部が前記アクチュエータの一表面と対向するように配置され、前記アクチュエータの一表面と直交する方向において、前記駆動ICと前記アクチュエータは、前記第1配線基板の前記アクチュエータと対向する部分を挟むように配置されており、
前記アクチュエータの一表面に対して傾斜した方向に配列された複数のガイドをさらに備え、前記ヒートシンクには、前記複数のガイドに係合するとともに前記配列方向に延びる係合溝が形成され、前記ヒートシンクは、前記複数のガイドにより前記配列方向に沿って前記駆動ICの表面に接触する装着位置まで案内されることを特徴とするものである。
本発明によれば、前記第1の発明とほぼ同様の作用・効果を奏する。即ち、アクチュエータの一表面に対して傾斜した方向に配列された、複数のガイドに沿って、ヒートシンクがスライドして駆動ICの表面に接触するため、ヒートシンクの装着時にアクチュエータに作用する外力が小さくなる。また、複数のガイドの配列方向がアクチュエータの一表面に対して傾斜していることから、装着位置に到達する直前までヒートシンクが駆動ICの表面と接触せず、ヒートシンク装着時に駆動ICが損傷することが防止される。
本発明によれば、アクチュエータの一表面に沿ってガイドが延びており(あるいは、複数のガイドが配列されており)、ガイドに案内されてヒートシンクがスライド移動して駆動ICの表面に接触することから、アクチュエータに作用する外力が小さくなる。さらに、ガイドの延在方向(あるいは複数のガイドの配列方向)がアクチュエータの一表面に対して傾斜していることから、装着位置に到達する直前まで、ヒートシンクが駆動ICの表面と接触せず、ヒートシンク装着時に駆動ICが損傷することが防止される。
本実施形態に係るインクジェットプリンタの概略平面図である。 インクジェットヘッドの斜視図である。 図2のIII-III線断面図である。 図2のIV-IV線断面図である。 ヘッド本体の上面図である。 (a)は図5のA部拡大図、図6(b)は(a)のB−B線断面図である。 図2における、駆動ICを含むCOFとFPCの接続部近傍を上方から見た図である。 変更形態に係るインクジェットヘッドの図4相当の断面図である。 別の変更形態に係るインクジェットヘッドの図4相当の断面図である。 さらに別の変更形態に係るインクジェットヘッドの図3相当の断面図である。
次に、本発明の実施の形態について説明する。本実施形態は、記録用紙に対してインクの液滴を噴射するインクジェットヘッドを備えたインクジェットプリンタに本発明を適用した一例である。
まず、本実施形態のインクジェットプリンタ1の概略構成について説明する。図1は、本実施形態のインクジェットプリンタ1の概略平面図である。図1に示すように、プリンタ1は、所定の走査方向(図1の左右方向)に沿って往復移動可能に構成されたキャリッジ2と、このキャリッジ2に搭載されたインクジェットヘッド3と、記録用紙Pを、走査方向と直交する搬送方向に搬送する搬送機構4等を備えている。
キャリッジ2は、走査方向(図1の左右方向)に平行に延びる2本のガイド軸17に沿って往復移動可能に構成されている。また、キャリッジ2には、無端ベルト18が連結されており、キャリッジ駆動モータ19によって無端ベルト18が走行駆動されたときに、キャリッジ2は、無端ベルト18の走行に伴って走査方向に移動するようになっている。尚、プリンタ1には、走査方向に間隔を空けて配列された多数の透光部(スリット)を有するリニアエンコーダ10が設けられている。一方、キャリッジ2には、発光素子と受光素子とを有する透過型のフォトセンサ11が設けられている。そして、プリンタ1は、キャリッジ2の移動中にフォトセンサ11が検出したリニアエンコーダ10の透光部の計数値(検出回数)から、キャリッジ2の走査方向に関する現在位置を認識できるようになっている。
このキャリッジ2には、インクジェットヘッド3が搭載されている。インクジェットヘッド3は、その下面(図1の紙面向こう側の面)に多数のノズル30(図5、図6参照)を備えている。このインクジェットヘッド3は、搬送機構4により図1の下方(搬送方向)に搬送される記録用紙Pに対して、図示しないインクカートリッジから供給されたインクを多数のノズル30から噴射するように構成されている。
搬送機構4は、インクジェットヘッド3よりも搬送方向上流側に配置された給紙ローラ12と、インクジェットヘッド3よりも搬送方向下流側に配置された排紙ローラ13とを有する。給紙ローラ12と排紙ローラ13は、それぞれ、給紙モータ14と排紙モータ15により回転駆動される。そして、この搬送機構4は、給紙ローラ12により、記録用紙Pを図1の上方からインクジェットヘッド3へ搬送するとともに、排紙ローラ13により、インクジェットヘッド3によって画像や文字等が記録された記録用紙Pを図1の下方へ排出する。
次に、インクジェットヘッド3について説明する。図2は、インクジェットヘッド3の斜視図、図3は図2のIII-III線断面図、図4は図2のIV-IV線断面図である。また、図5は、ヘッド本体8の上面図、図6(a)は図5のA部拡大図、図6(b)は(a)のB−B線断面図である。
図2〜図5に示すように、インクジェットヘッド3は、ノズル30を含むインク流路が形成された流路ユニット6と、流路ユニット6の上面に配置された圧電アクチュエータ7とを有する、ヘッド本体8と、圧電アクチュエータ7の上面に接続されたCOF50(第1配線基板)を含む配線基板ユニット9とを備えている。尚、図5においては、図2〜図4に示される、圧電アクチュエータ7の上方に位置するCOF50を二点鎖線で示している。
まず、流路ユニット6と圧電アクチュエータ7を備えたヘッド本体8について、図5、図6(a)、(b)を参照して説明する。流路ユニット6は、4枚のプレートが積層された構造を有し、その内部にインク流路が形成されている。流路ユニット6の下面(図5の紙面向こう側の面)には複数のノズル30が形成されている。図5に示すように、これら複数のノズル30は、それぞれ搬送方向に延在し、且つ、走査方向に並ぶ、4列のノズル列を構成している。これら4列のノズル列にそれぞれ属するノズル30からは、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタの4色のインクがそれぞれ噴射される。また、流路ユニット6には、複数のノズル30にそれぞれ連通する複数の圧力室24が形成され、4列のノズル列に対応して、複数の圧力室24も4列に配列されている。さらに、流路ユニット6には、それぞれ搬送方向に延在し、4列の圧力室列に、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタの4色のインクを供給する4本のマニホールド27が形成されている。尚、4本のマニホールド27は、流路ユニット6の上面に形成された4つのインク供給口28に接続されている。
そして、図6(b)に示すように、流路ユニット6内において、インク供給口28に連なるマニホールド27が圧力室24に連通し、さらに、圧力室24はノズル30に連通している。つまり、流路ユニット6には、マニホールド27から圧力室24を経てノズル30に至る個別インク流路29が複数形成されている。
圧電アクチュエータ7は、複数の圧力室24を覆うように流路ユニット6の上面に配置された振動板40と、この振動板40の上面に、複数の圧力室24と対向するように配置された圧電材料層41と、圧電材料層41の上面に配置された複数の個別電極42とを備えている。
振動板40は金属材料で形成され、流路ユニット6の上面に複数の圧力室24を覆うように配設された状態で、流路ユニット6に接合されている。また、導電性を有する振動板40の上面は、圧電材料層41の下面側に配置されることによって、上面の複数の個別電極42との間で圧電材料層41に厚み方向の電界を生じさせる、共通電極を兼ねている。この共通電極としての振動板40は、COF50に実装された駆動IC52(図2〜図4参照)のグランド配線に接続されて、常にグランド電位に保持される。
圧電材料層41は、チタン酸鉛とジルコン酸鉛との固溶体であり強誘電体であるチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)を主成分とする圧電材料からなり、平板状に形成されている。この圧電材料層41は、振動板40の上面において、複数の圧力室24に跨って連続的に形成されている。
圧電材料層41の上面の、複数の圧力室24と対向する領域には、複数の個別電極42がそれぞれ配置されている。各々の個別電極42は圧力室24よりも一回り小さい略楕円形の平面形状を有し、圧力室24の中央部と対向している。また、複数の個別電極42の端部からは、COF50の複数の出力端子54と接続される、複数の接点部45が個別電極42の長手方向に沿ってそれぞれ引き出されている。
尚、複数の個別電極42と共通電極としての振動板40とに挟まれた、複数の圧電材料層部分(活性部46)は、予め、その厚み方向に分極されている。
図2〜図4に示すように、配線基板ユニット9は、2つの駆動IC52が実装されたCOF50(第1配線基板)を有し、このCOF50は、圧電アクチュエータ7の複数の個別電極42にそれぞれ対応した複数の接点部45に接続される。そして、COF50に形成された配線を介して、駆動IC52と複数の個別電極42、及び、共通電極としての振動板40が電気的に接続される。また、COF50は、フレキシブル配線基板(FPC)60(第2配線基板)によってプリンタ1のメイン制御基板(図示省略)と接続される。尚、COF50やFPC60を含む配線基板ユニット9の具体的構成については後ほど詳細に説明する。そして、駆動IC52は、メイン制御基板から入力された制御信号に基づき、複数の個別電極42のそれぞれに対して駆動パルス信号を供給し、活性部46に所定の駆動電圧を印加する。
次に、駆動パルス信号が供給されたときの、圧電アクチュエータ7の動作について説明する。ある個別電極42に対して、駆動IC52から駆動パルス信号が供給されると、個別電極42とグランド電位に保持されている共通電極としての振動板40との間に挟まれた、活性部46に所定の駆動電圧が印加され、これによって活性部46に厚み方向の電界が作用する。この電界の方向は活性部46の分極方向と平行であるから、活性部46が厚み方向と直交する面方向に収縮する。ここで、圧電材料層41の下側の振動板40は流路ユニット6の上面に固定されているため、この振動板40の上面に位置する圧電材料層41が面方向に収縮するのに伴って、振動板40の圧力室24を覆う部分が圧力室24側に凸となるように変形する(ユニモルフ変形)。このとき、圧力室24内の容積が減少するために圧力室24内のインク圧力が上昇し、この圧力室24に連通するノズル30からインクが噴射される。
次に、配線基板ユニット9について説明する。図7は、図2における、駆動IC52を含むCOF50とFPC60の接続部近傍を上方から見た図である。尚、図面の簡単のため、図7においては、図3に断面で示されているヒートシンク61を仮想線(二点鎖線)で示している。
図2、図3、図4、図7に示すように、配線基板ユニット9は、圧電アクチュエータ7を駆動する2つの駆動IC52が実装されたCOF50(第1配線基板)と、COF50を支持する基板支持部材57と、COF50とプリンタ1のメイン制御基板(図示省略)を接続するFPC60(第2配線基板)と、駆動IC52に接触してその熱を放散するヒートシンク61等を有する。
COF50は、ポリイミド等の可撓性を有する合成樹脂フィルムからなる帯状の基材51を有する。基材51の長さ方向両端部には入力端子53がそれぞれ設けられ、さらに、基材51の入力端子53の近傍部表面には、入力端子53と入力配線55(図7参照)によって接続された駆動IC52が実装されている。また、基材51の両端部の2つの入力端子53にはFPC60が接続される。
基材51の長さ方向中央部には、駆動IC52と出力配線56(図7参照)によって接続された複数の出力端子54が設けられている。図3、図4に示すように、複数の出力端子54が設けられた前記基材51の中央部は、圧電アクチュエータ7の上面を覆うように配置されて、圧電アクチュエータ7の複数の接点部45(駆動接点)と接続される(以下、基材51の中央部を接続部分51aとも称す)。尚、実際には、接続部分51aには多数の出力端子54が設けられているのであるが、図3、図4では、図面の簡単のため、一部の出力端子54と、それに接続される接点部45のみを図示している。
また、基材51の、前記接続部分51aに連なり、且つ、駆動IC52が実装された両端部は、圧電アクチュエータ7と反対側(上方)に折り返されて、前記接続部分51aから離間した状態で、前記接続部分51aを挟んで圧電アクチュエータ7の上面と対向する(以下、基材51の両端部を対向部分51bとも称す)。これにより、図3に示すように、COF50は、ほぼリング状(上方に向けて開口したC字状)に構成されている。
尚、入力端子53と出力端子54は、基材51の同じ面に形成されており、さらに駆動IC52が、前記端子53,54が形成された面と同じ面に実装されている。また、図7に示されるように、入力端子53と駆動IC52の入力側(IN)との間が、基材51に形成された入力配線55で接続されるとともに、駆動IC52の出力側(OUT)と複数の出力端子54とが、同じく基材51に形成された出力配線56を介して接続されている。また、圧電アクチュエータ7の上面から引き出されたCOF50が上方に折り返されることによって、2つの駆動IC52はCOF50の対向部分51bの上側の面に位置することになる。つまり、図3、図4に示すように、駆動IC52と圧電アクチュエータ7は、上下方向において、COF50の接続部分51a及び対向部分51bを挟むように配置されている。
また、2つの駆動IC52は、それぞれ直方体の外形形状を有し、対向部分51bに実装された駆動IC52の上面は、圧電アクチュエータ7の上面とほぼ平行となっている。
ほぼリング状に形成されたCOF50の内側には基板支持部材57が設置されている。図2〜図4に示すように、基板支持部材57は、圧電アクチュエータ7の上面に平行な姿勢で、COF50の対向部分51bの下面に接触する板状の支持部57aと、この支持板に連結された2つの脚部57bとを有する。また、基板支持部材57は、圧電アクチュエータ7を跨ぐように配置され、2つの脚部57bは流路ユニット6の上面に接合されている。そして、基板支持部材57は、COF50の対向部分51b(基材51の両端部)を、接続部分51aから離間させた状態で下方から支持する。
また、基板支持部材57の支持部57aの上面には、ガイド部58が立設されている。図3、図4に示すように、ガイド部58は支持部57aの上面から上方に突出するとともに、走査方向に延びている。また、ガイド部58は断面T字状に形成されており、その先端部がヒートシンク61を駆動IC52の表面まで案内するガイドレール58aとなっている。尚、図2や図7に示すように、本実施形態では、ガイドレール58aの延在方向は、矩形状の駆動IC52の長手方向と平行になっている。さらに、図4に示すように、ガイド部58の高さはその延在方向一方側(図4の右側)に向かうほど低くなっており、それ故、ガイド部58の先端部のガイドレール58aは支持部57aの上面に対して傾斜している。別の言い方をすれば、ガイドレール58aは、圧電アクチュエータ7の上面、さらに言えば、駆動IC52の上面に対して傾斜している。このガイドレール58aが本願発明における「ガイド」に相当する。また、ガイド部58は、COF50の2つの対向部分51bの間において、COF50よりも上方に突出している。
FPC60(第2配線基板)はCOF50の2つの対向部分51bに共通に重ねられ、その裏面に設けられた端子(図示省略)が、各々の対向部分51bに設けられた入力端子53と接続される。また、図7に示すように、前記複数の端子にはFPC60に形成された配線62がそれぞれ接続されている。このFPC60はCOF50から水平方向(走査方向)に引き出されて図示しないメイン制御基板と接続されており、メイン制御基板からの制御信号は、FPC60の配線62を介して、COF50の駆動IC52へ入力される。そして、この制御信号に基づいて駆動IC52は駆動パルス信号を生成し、圧電アクチュエータ7に供給する。
また、上述したようにCOF50の2つの対向部分51bの間から、基板支持部材57のガイド部58が上方へ突出していることから、COF50の2つの対向部分51bを共通に覆うFPC60には、前記ガイド部58を逃がす開口60aが形成されている。即ち、FPC60が2つの対向部分51bを覆った状態では、ガイド部58が、開口60aを通ってFPC60よりも上方に突出する。
図2〜図4に示すように、ヒートシンク61は、直方体形状を有する金属体であり、このヒートシンク61には、基板支持部材57のガイドレール58aと係合する係合溝61aが形成されている。係合溝61aは、ヒートシンク61の下面側に開口し、且つ、ヒートシンク61の下面に対して傾斜した方向に延びている。また、係合溝61aは、ガイドよりも一回り大きいT字状の断面形状を有し、基板支持部材57のガイドレール58aに係合した状態では、ヒートシンク61はガイドレール58aに沿ってスライド可能であるが、上方には抜けないようになっている。
上記のように、基板支持部材57のガイドレール58aが圧電アクチュエータ7の上面(即ち、圧電アクチュエータ7の直上に位置する駆動IC52の上面)に対して傾斜し、且つ、ガイドレール58aに係合するヒートシンク61の係合溝61aも同様に傾斜している。従って、図4に示すように、ヒートシンク61は、その下面が駆動IC52の上面と平行な状態を維持しつつ、ガイドレール58aで案内されてその延在方向に沿ってスライド移動し、駆動IC52の上面から離間した位置(図4の二点鎖線で示す位置)から、駆動IC52の上面にヒートシンク61の下面が接触する装着位置(実線で示す位置)に到達する。また、ヒートシンク61が駆動IC52の下面に当接した状態から、さらに、ガイドレール58aの上端がヒートシンク61の係合溝61aの奥端面に当たるまで、ヒートシンク61を少し押し込む(スライドさせる)ことで、ヒートシンク61を駆動IC52の上面に押しつけて確実に密着させることができる。また、これによってヒートシンク61の位置が固定されることにもなる。
尚、ヒートシンク61がスライドしすぎて、過大な力で駆動IC52に押しつけられてしまうことがないように、ガイドレール58aの端部に、ヒートシンク61のそれ以上のスライドを規制するストッパが設けられてもよい。
本実施形態によれば、基板支持部材57に、圧電アクチュエータ7の上面(駆動IC52の上面)に対して傾斜した方向に延びるガイドレール58aが設けられ、このガイドレール58aに沿ってヒートシンク61がスライドして駆動IC52の上面に接触する装着位置まで移動する。これにより、ヒートシンク61の装着時に、駆動IC52の直下に位置する圧電アクチュエータ7、あるいは、COF50の接続部分51aに作用する外力が小さくなる。特に、COF50の接続対象のアクチュエータが、脆性材料からなる圧電材料層41を有する圧電アクチュエータ7である場合には、外力作用時にクラック等の破損が発生しやすいことから、ヒートシンク61の装着時にアクチュエータに作用する外力を極力小さくすることの意義は大きい。
また、特に、本実施形態では、圧電アクチュエータ7の上面に接続されたCOF50が、上方へ折り返されて、駆動IC52が実装された両端部(対向部分51b)が、基板支持部材57により支持されて、接続部分51aから離間している。そのため、ヒートシンク61を装着したときに、圧電アクチュエータ7やCOF50の接続部分51aに外力が作用しにくい。尚、基板支持部材57の2つの脚部57bは流路ユニットの上面に接合されているため、ヒートシンク61の装着時にCOF50から基板支持部材57が受ける力が圧電アクチュエータ7に作用することはない。また、駆動IC52が実装された対向部分51bが基板支持部材57によって下側(圧電アクチュエータ7側)から支持される一方で、上側(圧電アクチュエータ7と反対側)から駆動IC52に対してヒートシンク61が接触するため、ヒートシンク61が駆動IC52の表面に確実に密着する。
さらに、ガイドレール58aが圧電アクチュエータ7の上面、即ち、駆動IC52の上面に対して傾斜していることから、ヒートシンク61は、装着位置(図4の実線の位置)に到達する直前まで駆動IC52の表面に接触せず、ヒートシンク61の装着時に駆動IC52の表面が擦れて傷が生じたり、欠けたりすることが防止される。
また、本実施形態では、COF50の対向部分51bに接続されるFPC60が、COF50からアクチュエータの上面と平行に引き出されているが、図2、図4に示すように、ヒートシンク61を装着位置まで案内するガイドレール58aは、FPC60の引き出し方向と平行に延び、且つ、FPC60の引き出し側ほど高さが低く(圧電アクチュエータ7に近づくように)傾斜している。この場合、ヒートシンク61は、ガイドレール58aの高さが高い、FPC60の引き出し側と反対側から装着されることから、装着されるヒートシンク61がFPC60と干渉しない。
次に、前記実施形態に種々の変更を加えた変更形態について説明する。但し、前記実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
1]図8に示すように、それぞれ係合溝71aが形成された、サイズの小さな複数(図では4つ)のヒートシンク71(71A〜71D)を用い、これら複数のヒートシンク71がガイドレール58aによってそれぞれ駆動IC52まで案内されて、駆動IC52の表面にそれぞれ接触するように構成されてもよい。
前記実施形態のように、サイズの大きなヒートシンク61を採用した場合、このようなヒートシンクを広い面積にわたって駆動IC52に確実に密着させるには、高い寸法精度や組付精度が必要になる。例えば、ガイドレール58aによって案内されるヒートシンク61の、駆動IC52と接触する下面が駆動IC52の上面に対してわずかな角度傾斜していると、ヒートシンク61が駆動IC52の表面と局所的にしか接触しない状態となり、駆動IC52との接触面積が非常に小さくなってしまう。これに対して、図8のように、複数のヒートシンク71に分割して、それぞれが個々にガイドレール58aによって駆動IC52まで案内される構成とすることで、寸法精度や組付精度がそれほど高くなくても、ヒートシンク71と駆動IC52との接触面積を一定以上確保することができる。
2]前記実施形態では、ヒートシンク61を駆動IC52まで案内するガイドが、一方向に延びる長尺なガイドレール58aであったが、複数のガイドが間隔を空けて配列されていてもよい。具体的には、図9に示すように、基板支持部材57の支持部57aの上面において、走査方向に間隔を空けて、複数の突出部72が上方突出状に設けられており、各突出部72の先端部は、図示は省略するが、前記実施形態の図3に示されるような断面T字状に形成されたガイド72aとなっている。また、複数の突出部72の先端位置は、走査方向一方側(図中右側)に位置するものほど低くなっている。言い換えれば、複数のガイド72aは、その配列方向が、圧電アクチュエータ7の上面(駆動IC52の上面)に対して傾斜している。一方、ヒートシンク61には、複数のガイド72aの配列方向に延びる、前記実施形態と同様の断面T字状の係合溝61a(断面形状は図3参照)が形成され、この係合溝61aが複数のガイド72aと係合可能である。
この構成においても、複数のガイド72aに沿ってヒートシンク61がスライド移動したときに、駆動IC52の表面に接触する装着位置に到達する直前までヒートシンク61が駆動IC52の表面と接触しないことから、ヒートシンク61の装着時に駆動IC52が損傷することが防止される。尚、図9では、複数のガイド72aの先端面がそれぞれ斜面になっているが、平面であってもよい。
3]前記実施形態では、圧電アクチュエータ7の上面から引き出されたCOF50が、FPC60に接続されて、FPC60を介してメイン制御基板と接続されているが、FPC60が省略されてCOF50が直接メイン制御基板に接続されてもよい。
4]図10に示すように、圧電アクチュエータ7の上面を覆う、COF50の接続部分51aに駆動IC52が実装された形態においても本発明を適用することが可能である。尚、この図10では、前記実施形態の図3、図4に示される、COF50の対向部分51bを支持する基板支持部材57は存在せず、ヒートシンク61のスライド移動を案内するガイドレール58aは、流路ユニット6の上面に設けられている。
5]本発明を適用可能なアクチュエータは圧電アクチュエータには限られるものではなく、外力が作用したときに損傷や接続不良といった問題が生じ得るものであれば、他の駆動方式のアクチュエータに適用することも可能である。また、用途についても、インクジェットヘッド以外の装置を駆動するアクチュエータに対しても本発明を適用できる。
7 圧電アクチュエータ
9 配線基板ユニット
41 圧電材料層
45 接点部
50 COF(第1配線基板)
51 基材
51a 接続部分
51b 対向部分
57 基板支持部材
58a ガイドレール
60 FPC(第2配線基板)
61 ヒートシンク
61a 係合溝
71 ヒートシンク
71a 係合溝
72a ガイド
52 駆動IC

Claims (6)

  1. 複数の駆動接点が配されたアクチュエータの一表面に接続され、前記アクチュエータを駆動する駆動ICが実装された第1配線基板と、
    前記駆動ICに接触してその熱を放散するヒートシンクを備え、
    前記第1配線基板の少なくとも一部が前記アクチュエータの一表面と対向するように配置され、前記アクチュエータの一表面と直交する方向において、前記駆動ICと前記アクチュエータは、前記第1配線基板の前記アクチュエータと対向する部分を挟むように配置されており、
    前記アクチュエータの一表面に対して傾斜した方向に延び、その延在方向に沿って前記ヒートシンクを前記駆動ICの表面に接触する装着位置まで案内するガイドをさらに備えていることを特徴とするアクチュエータの配線基板ユニット。
  2. 前記アクチュエータは圧電材料層を有する圧電アクチュエータであることを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータの配線基板ユニット。
  3. 前記第1配線基板は、
    前記アクチュエータの一表面を覆うように配置されて、前記アクチュエータの一表面と接続される接続部分と、
    前記接続部分に連なり、且つ、前記駆動ICが実装された部分であって、前記アクチュエータと反対側に折り返されることによって、前記接続部分を挟んで前記アクチュエータの一表面と対向する対向部分と、を有し、
    前記第1配線基板の前記対向部分を、前記接続部分から離間させた状態で前記アクチュエータ側から支持する基板支持部材を有し、
    前記基板支持部材に前記ガイドが設けられ、このガイドに沿って前記装着位置に案内された前記ヒートシンクが、前記基板支持部材によって支持された前記対向部分に実装されている前記駆動ICの前記表面に、前記アクチュエータと反対側から接触していることを特徴とする請求項1又は2に記載のアクチュエータの配線基板ユニット。
  4. 複数の前記ヒートシンクが前記ガイドによってそれぞれ前記駆動ICまで案内されて、前記駆動ICの前記表面にそれぞれ接触していることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のアクチュエータの配線基板ユニット。
  5. 前記第1配線基板の前記アクチュエータと対向する部分に重ねられた状態で、この第1配線基板に接続された第2配線基板を有し、
    前記第2配線基板は、前記第1配線基板の前記アクチュエータと対向する部分から前記アクチュエータの一表面と平行な方向に引き出され、
    前記ガイドは、前記第2配線基板の引き出し方向と平行に延び、且つ、前記第2配線基板の引き出し側ほど前記アクチュエータに近づくように、前記アクチュエータの一表面に対して傾斜していることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のアクチュエータの配線基板ユニット。
  6. 複数の駆動接点が配されたアクチュエータの一表面に接続され、前記アクチュエータを駆動する駆動ICが実装された第1配線基板と、
    前記駆動ICに接触してその熱を放散するヒートシンクを備え、
    前記第1配線基板の少なくとも一部が前記アクチュエータの一表面と対向するように配置され、前記アクチュエータの一表面と直交する方向において、前記駆動ICと前記アクチュエータは、前記第1配線基板の前記アクチュエータと対向する部分を挟むように配置されており、
    前記アクチュエータの一表面に対して傾斜した方向に配列された複数のガイドをさらに備え、
    前記ヒートシンクには、前記複数のガイドに係合するとともに前記配列方向に延びる係合溝が形成され、
    前記ヒートシンクは、前記複数のガイドにより前記配列方向に沿って前記駆動ICの表面に接触する装着位置まで案内されることを特徴とするアクチュエータの配線基板ユニット。
JP2010220900A 2010-09-30 2010-09-30 アクチュエータの配線基板ユニット Pending JP2012076251A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010220900A JP2012076251A (ja) 2010-09-30 2010-09-30 アクチュエータの配線基板ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010220900A JP2012076251A (ja) 2010-09-30 2010-09-30 アクチュエータの配線基板ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012076251A true JP2012076251A (ja) 2012-04-19

Family

ID=46237069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010220900A Pending JP2012076251A (ja) 2010-09-30 2010-09-30 アクチュエータの配線基板ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012076251A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017154473A (ja) * 2016-03-04 2017-09-07 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017154473A (ja) * 2016-03-04 2017-09-07 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7006308B2 (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
US8038250B2 (en) Recording device
JP5621447B2 (ja) アクチュエータの配線構造
JP5941645B2 (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2016132123A (ja) 液体吐出装置
JP2018183928A (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
US9919516B2 (en) Liquid ejecting head and liquid ejecting apparatus
US8070271B2 (en) Liquid transfer device and manufacturing method thereof
JP5901867B1 (ja) インクジェットヘッド及びプリンタ
JP2017213845A (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP5062400B2 (ja) フレキシブル配線材を有する構造体
JP4561641B2 (ja) インクジェットヘッドの製造方法
JP2017132050A (ja) 液体吐出装置
JP2012076251A (ja) アクチュエータの配線基板ユニット
JP6056161B2 (ja) 液滴噴射装置
JP2011177930A (ja) アクチュエータ装置及び記録ヘッド
JP6338994B2 (ja) インクジェットヘッド及びプリンタ
JP5549632B2 (ja) 回路基板
JP2019018406A (ja) 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置
JP2017154473A (ja) 液体吐出装置
JP6659382B2 (ja) インクジェットヘッドおよびプリンタ
JP6640582B2 (ja) インクジェットヘッドおよびプリンタ
JP2006150808A (ja) 液体移送装置
JP2011253858A (ja) 配線基板ユニット
JP2015107565A (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置