JP2006150808A - 液体移送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 圧電素子に形成された側面電極の電気的接続構造を簡素化することにより、その電気的接続の信頼性の向上及び製造コストの低減を図る。
【解決手段】 複数枚の圧電シート40からなる各圧電素子42の側面部には、複数の個別電極32に接続された第1側面電極35と、複数の共通電極34に接続された第2側面電極36とが夫々形成され、これら第1側面電極35の下端部及び第2側面電極36の下端部が、圧電素子42と振動板30との間に配設されたFPC50の第1配線部52及び第2配線部53に、圧電素子42とFPC50との接合部の近傍において夫々接続されている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、液体を移送する液体移送装置に関する。
被記録媒体にインクを吐出するインクジェットヘッドなどの液体移送装置は、一般的に、液体に対して移送エネルギーを付与するアクチュエータを有する。例えば、特許文献1に記載のインクジェットヘッドは、複数の加圧液室(圧力室)を有する液室ユニットと、複数の加圧液室に対向するように設けられた圧電式のアクチュエータユニットを備えている。このアクチュエータユニットは、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)等からなる積層状の複数の圧電材料層で構成され且つ加圧液室(圧力室)に対向した圧電素子、及び、複数の圧電材料層の間に配置された複数の内部電極を有する。複数の内部電極は交互に圧電素子の2つの端面に引き出されて、これら2つの端面に夫々形成された2つの端面電極(側面電極)に接続されている。また、圧電素子の液室ユニットと反対側には、PZT等の圧電素子と同じ材料で形成された基板が配置されており、この基板には、一方の端面電極に接続された個別引出電極のパターンと、他方の端面電極に接続された共通電極が形成されている。さらに、基板に形成された個別引出電極及び共通電極には、フレキシブルプリント配線板(FPC)が接続されている。そして、図示外のヘッドドライバからFPCを介して個別引出電極に駆動パルスが供給されると、内部電極に挟まれた圧電材料層に積層方向の電界が発生し、圧電素子が積層方向に伸びて加圧液室を覆う振動板が変形することから、加圧液室内のインクに圧力が付与される。
特開平8−142324号公報
しかし、前述の特許文献1のインクジェットヘッドにおいては、各圧電素子に形成された端面電極は、PZT等の圧電素子と同じ材料で形成された比較的高価な基板を介してFPCに接続されている。そのため、部品コストが増加するし、アクチュエータユニットとヘッドドライバとの接続構造が複雑になるため、インクジェットヘッドの製造コストが高くなる。
一方、前述の基板を省略して、端面電極とヘッドドライバとをFPC等の可撓性を有する配線部材により直接接続することは一応可能である。しかし、近年、インクジェットヘッドの小型化及び記録画像の高画質化を目的として、複数の圧電素子が高密度に密集して配置される傾向にあり、隣接する圧電素子の間隔はかなり狭くなっていることが多い。そして、このように狭い間隔で配置された複数の圧電素子の端面に夫々形成された端面電極にFPC等の配線部材の端子を接続することは非常に困難であり、製造コストが高くなる。また、仮に、接続できたとしても、その電気的接続の信頼性は低くなる。
本発明の目的は、圧電素子に形成された側面電極の電気的接続構造を簡素化することにより、その電気的接続の信頼性の向上及び製造コストの低減を図ることである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
第1の発明の液体移送装置は、平面に沿って配置された複数の圧力室を含む液体流路が形成された流路ユニットと、前記複数の圧力室の容積を選択的に変化させる圧電アクチュエータとを備えた液体移送装置であって、前記圧電アクチュエータは、前記複数の圧力室を覆う振動板と、積層状の複数枚の圧電膜からなり、前記振動板の前記圧力室と反対側の、前記複数の圧力室と対向する位置に夫々配置された複数の圧電素子と、各圧電素子において、前記複数枚の圧電膜の間に交互に配置された複数の第1電極及び複数の第2電極と、各圧電素子の側面部に形成され、前記複数の第1電極と夫々接続された第1側面電極、及び、同じく各圧電素子の側面部に形成され、前記複数の第2電極と夫々接続された第2側面電極とを有し、前記振動板の前記圧力室と反対側に、前記第1側面電極の前記振動板側の端部に接続された第1配線部と、前記第2側面電極の前記振動板側の端部に接続された第2配線部とが、前記振動板に沿って配置されていることを特徴とするものである。
この液体移送装置において、ある圧電素子の複数の第1電極と複数の第2電極の何れかに駆動電圧が印加されると、2つの電極に挟まれた圧電膜にはその厚み方向に平行な電界が生じる。このとき、圧電膜は分極方向である厚み方向に伸び、さらに、その圧電膜の変形に起因して振動板も変形するため、圧力室内の液体に圧力が付与される。ここで、複数の第1電極に導通する第1側面電極と、複数の第2電極に導通する第2側面電極とが、それらの振動板側の端部において、振動板の面に沿って配置された第1配線部及び第2配線部と夫々接続されている。この接続構造は、側面電極にFPC等の配線部材を直接接続する場合と比較して、かなり容易なものでありその電気的接続の信頼性も高くなる。また、第1、第2側面電極と、第1電極又は第2電極に駆動電圧を供給する駆動装置との間の電気的接続の構造を簡素化することができるため、製造コストを低減できる。
第2の発明の液体移送装置は、前記第1の発明において、前記振動板は、前記圧力室と反対側の面において絶縁性を有し、この振動板の前記圧力室と反対側の面に、前記第1配線部と前記第2配線部が直接形成されていることを特徴とするものである。この場合には、配線部材を省略して部品数を減らすことができ、液体移送装置の製造コストをさらに低減できる。
第3の発明の液体移送装置は、その一方の面に前記第1配線部と前記第2配線部が形成された配線部材が、これら第1配線部と第2配線部とが前記圧電素子側に位置するように、前記振動板の前記圧力室と反対側の面に配設されていることを特徴とするものである。この場合、第1配線部と第2配線部とを有する配線部材が振動板上に配設され、さらに、この配線部材上に複数の圧電素子が配設されることになる。従って、圧電素子が配線部材と接触する部分の近傍で、第1側面電極と第1配線部、及び、第2側面電極と第2配線部とが接続されることになるため、その接続が容易なものとなり、また、その電気的接続の信頼性も高くなる。
第4の発明の液体移送装置は、前記第3の発明において、前記配線部材の前記圧力室と対向する領域に複数の貫通穴が形成されており、前記複数の圧電素子は前記複数の貫通穴において夫々前記配線部材を貫通して前記振動板に直接接触していることを特徴とするものである。一般的に、配線部材は、合成樹脂材料等の比較的弾性率の低い材料で形成されているため、圧電素子と振動板との間に配線部材が介在していると、駆動時の圧電素子の変形が配線部材により吸収されてしまう。しかし、本発明のように、圧電素子が貫通穴において配線部材を貫通して振動板に直接接触している場合には、圧電素子の変形が配線部材により吸収されることがなく、効率よく振動板を変形させることができるため、より低い駆動電圧で圧力室内の液体に所定の圧力を付与することができる。また、複数の圧電素子と配線部材とを複数の貫通穴により容易に位置合わせすることができるため、製造工程を短縮して、製造コストを低減できる。
第5の発明の液体移送装置は、前記第4の発明において、前記配線部材と前記複数の貫通穴を貫通する前記複数の圧電素子との間に、絶縁性材料が夫々充填されていることを特徴とするものである。従って、特に、第1側面電極と第1配線部、及び、第2側面電極と第2配線部とを、導電性の接合材料により接合する場合に、貫通穴内の配線部材と圧電素子との間に導電性材料が入り込んでしまうのを絶縁性材料で阻止して、側面電極と配線部との間で断線が生じるのを防止できるため、電気的接続の信頼性が高まる。
第6の発明の液体移送装置は、前記第3〜第5の何れかの発明において、前記複数の圧電素子に夫々形成された前記第1側面電極及び前記第2側面電極は、1枚の前記配線部材に形成された前記第1配線部及び前記第2配線部に夫々接続されていることを特徴とするものである。このように、複数の圧電素子に関して、第1側面電極及び第2側面電極を、振動板の表面に配設された1枚の配線部材だけで、第1配線部及び第2配線部と接続することにより、その接続構造をより簡素化することができる。
第7の発明の液体移送装置は、前記第1〜第6の何れかの発明において、前記第1側面電極及び前記第2側面電極に夫々接続された、前記第1配線部及び前記第2配線部は、前記振動板の前記圧力室と反対側において、前記平面に直交する方向から見て、同一の方向に引き出されていることを特徴とするものである。従って、前述の第2の発明のように、振動板上に直接第1、第2配線部が形成される場合には、第1電極又は第2電極に対して駆動電圧を供給する駆動装置を振動板上に配置することが可能になり、駆動装置と第1側面電極及び第2側面電極との間の電気的接続構造を簡素化できる。また、前述の第3の発明のように、配線部材が用いられている場合には、駆動装置と第1、第2側面電極とを1枚の配線部材だけで電気的に接続することが可能になる。
第8の発明の液体移送装置は、前記第1〜第6の何れかの発明において、前記第1電極は駆動電圧が印加される電極であり、一方、前記第2電極は常に所定の一定電位に維持される電極であり、前記複数の圧電素子は、配列方向が所定の第1方向である複数の列に配列され、前記複数の圧電素子の夫々において、前記第1側面電極と前記第2側面電極とが、前記平面に平行で且つ前記第1方向と直交する第2方向に並べて配置され、複数の前記第1配線部が、前記複数の圧電素子に形成された複数の前記第1側面電極から夫々前記第2方向の一方側へ延在しており、前記第2配線部は、前記複数の圧電素子に形成された複数の前記第2側面電極から夫々前記第2方向の他方側へ延在する複数の第1導電部と、これら複数の第1導電部の全てと導通し且つ前記第1方向に延在する第2導電部と、この第2導電部と導通し且つ前記第2方向の一方側へ延在する第3導電部とを有することを特徴とするものである。
このように、第1配線部と、第2配線部の第3導電部とが、共に第2方向の一方側に延在しており、同方向に引き出されているため、前述の第2の発明のように、振動板上に直接第1、第2配線部が形成される場合には、駆動装置を振動板上に配置することが可能になる。また、前述の第3の発明のように、配線部材が用いられている場合には、駆動装置と第1、第2側面電極とを1枚の配線部材で電気的に接続することが可能になる。
第9の発明の液体移送装置は、前記第1〜第8の何れかの発明において、前記第1側面電極と前記第1配線部との接合、及び、前記第2側面電極と前記第2配線部との接合は、共に、これらの両方に接する導電性材料を介してなされていることを特徴とするものである。この場合には、第1側面電極と第1配線部との接続、及び、第2側面電極と第2配線部との接続がさらに確実なものとなり、電気的接続の信頼性が高まる。
本発明の実施の形態について説明する。本実施形態は、液体移送装置として、ノズルから記録用紙に対してインクを吐出するインクジェットヘッドに本発明を適用した一例である。
まず、インクジェットヘッド1を備えたインクジェットプリンタ100について簡単に説明する。図1に示すように、インクジェットプリンタ100は、図1の左右方向に移動可能なキャリッジ101と、このキャリッジ101に設けられて記録用紙Pに対してインクを噴射するシリアル式のインクジェットヘッド1と、記録用紙Pを図1の前方へ搬送する搬送ローラ102等を備えている。インクジェットヘッド1は、キャリッジ101と一体的に左右方向(走査方向)へ移動して、その下面のインク吐出面に形成されたノズル20(図2〜図4、図6及び図7参照)の出射口から記録用紙Pに対してインクを噴射する。そして、インクジェットヘッド1により記録された記録用紙Pは、搬送ローラ102により前方(紙送り方向)へ排出される。
次に、インクジェットヘッド1について図2〜図7を参照して詳細に説明する。
図2〜図7に示すように、インクジェットヘッド1は、その内部にインク流路が形成された流路ユニット2と、この流路ユニット2の上側に配置された圧電アクチュエータ3とを備えている。尚、図2はインクジェットヘッド1の平面図、図3は図2に示すインクジェットヘッド1の振動板30から下側の部分の平面図、図4は図2に示すインクジェットヘッド1から積層体41を除いた部分の平面図、図5は積層体41の平面図、図6は図2のVI-VI線断面図、図7は図2のVII-VII線断面図を夫々示している。
まず、流路ユニット2について説明する。図6、図7に示すように、流路ユニット2はキャビティプレート10、ベースプレート11、マニホールドプレート12、及びノズルプレート13を備えており、これら4枚のプレート10〜13が積層状態で接合されている。このうち、キャビティプレート10、ベースプレート11及びマニホールドプレート12はステンレス鋼製の板であり、これら3枚のプレート10〜12に、後述するマニホールド17や圧力室14等のインク流路をエッチングにより容易に形成することができるようになっている。また、ノズルプレート13は、例えば、ポリイミド等の高分子合成樹脂材料により形成され、マニホールドプレート12の下面に接着される。あるいは、このノズルプレート13も、3枚のプレート10〜12と同様にステンレス鋼等の金属材料で形成されていてもよい。
図2〜図4、図6、及び、図7に示すように、キャビティプレート10には、平面に沿って配列された複数の圧力室14が形成されている。これら複数の圧力室14は、後述の振動板30側(図6の上方)へ開口している。また、複数の圧力室14は、紙送り方向(図2の上下方向)に2列に配列されている。各圧力室14は、平面視で走査方向(図2の左右方向)に長い、略楕円形状に形成されている。
ベースプレート11の平面視で圧力室14の長手方向両端部に重なる位置には、夫々連通孔15,16が形成されている。また、マニホールドプレート12には、紙送り方向(図2の上下方向)に延び、平面視で圧力室14の図2における左右何れか一方の端部と重なるマニホールド17が形成されている。このマニホールド17には、インクタンク(図示省略)から、後述の振動板30に形成されたインク供給口18を介してインクが供給される。また、平面視で圧力室14のマニホールド17と反対側の端部と重なる位置には、連通孔19も形成されている。さらに、ノズルプレート13には、平面視で複数の連通孔19に夫々重なる位置に、複数のノズル20が夫々形成されている。ノズル20は、例えば、ポリイミド等の高分子合成樹脂の基板にエキシマレーザー加工を施すことにより形成される。
そして、図6に示すように、マニホールド17は連通孔15を介して圧力室14に連通し、さらに、圧力室14は、連通孔16,19を介してノズル20に連通している。このように、流路ユニット2内には、マニホールド17から圧力室14を経てノズル20に至る個別インク流路21が形成されている。
次に、圧電アクチュエータ3について説明する。図2〜図7に示すように、圧電アクチュエータ3は、上方へ開口した複数の圧力室14を覆う振動板30と、この振動板30の上側において複数の圧力室14と対向する位置に夫々配置された複数の圧電素子42を有し、積層状の複数枚の圧電シート40からなる積層体41とを備えている。
振動板30は、平面視で略矩形状の板であり、例えば、ステンレス鋼等の鉄系合金、銅系合金、ニッケル系合金、あるいは、チタン系合金などの金属材料、シリコン、ガラス材料、アルミナやジルコニア等のセラミックス材料、あるいは、ポリイミド等の合成樹脂材料などからなる。この振動板30は、複数の圧力室14を覆うようにキャビティプレート10の上面に接合されている。
振動板30の上面には、後述のフレキシブルプリント配線板(Flexible Printed Circuit:FPC)50を介して、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)等の強誘電性の圧電材料からなる圧電シート40(圧電膜)の積層体41が配設されている。積層状の複数枚の圧電シート40の間には、複数の個別電極32(第1電極)と複数の共通電極34(第2電極)が交互に配置されている。この積層体41は、例えば、PZTのグリーンシートの表面にスクリーン印刷等により個別電極32と共通電極34とを形成してから、グリーンシートを複数枚積層した後、高温(例えば、1000℃程度)で焼成することにより得られる。また、積層体41を構成する複数枚の圧電シート40は夫々その厚み方向に分極されている。尚、図6、図7に示すように、積層体41は、その上面において金属製のフレーム45に接合されており、このフレーム45を介して積層体41は流路ユニット2に固定されている。また、複数の個別電極32は、後述のドライバIC37(図2参照)から選択的に駆動電圧が供給される電極であり、複数の共通電極34はドライバIC37を介して常にグランド電位に保持されている電極である。
ところで、図2、図5〜図7に示すように、積層体41の下側部分の、複数の圧力室14に夫々対向する部分が溝により分割されて、下方へ突出する複数の圧電素子42が形成されている。これら複数の圧電素子42は、平面視で、複数の圧力室14の中央部と重なる位置に夫々配置されており、複数の圧力室14と同様に紙送り方向(図2の上下方向:第1方向)に2列に配列されている。また、各圧電素子42は、圧力室14と同様に走査方向(図2の左右方向)に長い略矩形状の平面形状を有し、さらに、その4つの隅部が面取りされた形状に形成されている。尚、複数の圧電素子42を分割する溝は、例えば、ダイサーやマイクロブラスト、あるいは、超音波加工等により形成することができる。また、図2、図5に示すように、積層体41の左右両側部分には、夫々紙送り方向に延びて複数の圧電素子42を左右から支持する1対の支持部43も下方突出状に形成されている。
さらに、図6に示すように、各圧電素子42の一方の側面部(図6における右側の側面部)には、複数の個別電極32に夫々接続された第1側面電極35が形成されており、この第1側面電極35は圧電素子42の下端まで延びている。また、各圧電素子42の他方の側面部(図6における左側の側面部)には、複数の共通電極34に夫々接続された第2側面電極36が形成されており、この第2側面電極36も圧電素子42の下端まで延びている。そして、第1側面電極35と第2側面電極は、平面視で、圧電素子42の配列方向(第1方向)と直交する左右方向(第2方向)に並べて配置されている。尚、第1側面電極35及び第2側面電極36は、例えば、スパッタ法や蒸着法等により圧電素子42の側面部に導電材料を堆積させることにより形成することができる。また、第1側面電極35及び第2側面電極36は、次述のFPC50の第1配線部52及び第2配線部53を介して夫々ドライバIC37(図4参照)に接続されている。
次に、第1側面電極35及び第2側面電極36とドライバIC37とを接続するFPC50(配線部材)について説明する。図6、図7に示すように、FPC50は、振動板30と複数の圧電素子42との間に挟まれた状態で振動板30に沿って配設されており、さらに、このFPC50は、エポキシ系の接着剤などにより振動板30及び圧電素子42の両方と接着されている。また、FPC50は、ポリイミド等の絶縁性の合成樹脂材料からなり可撓性を有する基材51と、この基材51の上面に形成された第1配線部52及び第2配線部53とを有する。そして、図6に示すように、各圧電素子42に形成された第1側面電極35の下端部は、基材51上面の第1配線部52と接続されている。一方、各圧電素子42に形成された第2側面電極36の下端部は、基材51上面の第2配線部53と接続されている。
尚、図6に示すように、第1側面電極35と第1配線部52とは、圧電素子42とFPC50の基材51との接合部の近傍において、第1側面電極35と第1配線部52の両方に接する半田や導電性接着剤等の導電性材料60を介して接合されている。同様に、第2側面電極36と第2配線部53とも、圧電素子42とFPC50の基材51との接合部の近傍において、第2側面電極36と第2配線部53の両方に接する導電性材料61を介して接合されている。この場合、第1側面電極35及び第2側面電極36に直接FPC等の配線部材を接続する場合と比較して、第1側面電極35と第1配線部52、及び、第2側面電極36と第2配線部53とを接続することはかなり容易であり、また、それらの電気的接続の信頼性も高くなる。
図2、図4、図6に示すように、複数の第1配線部52は、複数の圧電素子42の右端部に夫々位置する複数の第1側面電極35から右方(第2方向の一方側)へ引き出されている。一方、第2配線部53は、複数の圧電素子42の左端部に夫々位置する複数の第2側面電極36から左方(第2方向の他方側)へ延在する複数の第1導電部54と、これら複数の第1導電部54の全てと導通し且つ図2の上下方向(第1方向)に延在する第2導電部55と、この第2導電部55と導通し且つ右方へ延在する第3導電部56とを有する。そして、第2配線部53は、第3導電部56において、複数の第1配線部52と同様に右方へ引き出されている。また、基材51の右端部には、個別電極32に駆動電圧を供給するドライバIC37が配置されている。そして、右方に引き出された複数の第1配線部52と第2配線部53はドライバIC37に接続されている。このように、複数の第1配線部52と第2配線部53が共に右方に引き出されているため、第1側面電極35及び第2側面電極36とドライバIC37とを、1枚のFPC50のみで接続することが可能になる。
そして、各圧電素子42の複数の個別電極32は、第1側面電極35及び第1配線部52を介してドライバIC37と接続され、ドライバIC37から個別電極32に対して駆動電圧が供給される。一方、各圧電素子42の複数の共通電極34は、第2側面電極36、第2配線部53及びドライバIC37を介して常にグランド電位に保持されている。尚、基材51には、ドライバIC37とインクジェットプリンタ100の制御装置(図示省略)とを接続する為の接続端子57も形成されている。
次に、インク吐出時の圧電アクチュエータ3の作用について説明する。
ある圧電素子42の複数の個別電極32に対して、第1側面電極35及び第1配線部52を介してドライバIC37から駆動電圧が印加されると、この個別電極32とグランド電位に保持された共通電極34との間に電位差が生じる。すると、個別電極32と共通電極34との間に挟まれた圧電シート40にその分極方向である厚み方向と平行な方向の電界が生じるため、圧電縦効果により圧電シート40が厚み方向に伸びる。そして、この圧電素子42の変形に伴って振動板30が変形して圧力室14内の容積が変化するため、圧力室14内のインクに圧力が付与されて、圧力室14に連通するノズル20からインクの液滴が吐出される。
以上説明したインクジェットヘッド1によれば、次のような効果が得られる。
第1配線部52と第2配線部53とを有するFPC50が、振動板30と複数の圧電素子42との間に挟まれた状態で振動板30の上面に配設されており、第1配線部52は第1側面電極35の下端部と接続され、第2配線部53は第2側面電極36の下端部と接続されている。そのため、第1側面電極35及び第2側面電極36とFPC50とを接続するための特別な構成(例えば、前述の特許文献1における基板等)が不要になり、FPC50のみで、第1側面電極35及び第2側面電極36とドライバIC37とを接続することができる。従って、第1側面電極35及び第2側面電極36とドライバIC37との接続構造が簡単なものになり、製造コストを低減することができる。さらに、複数の第1配線部52と第2配線部53が共に一方向に引き出されているため、第1側面電極35及び第2側面電極36とドライバIC37とを1枚のFPC50のみで接続することが可能になり、製造コストをより低減することができる。
また、第1側面電極35と第1配線部52、及び、第2側面電極36と第2配線部53が、圧電素子42とFPC50の基材51との接合部の近傍において、導電性材料60,61により接合されている。従って、第1側面電極35及び第2側面電極36に直接FPC等の配線部材を接続する場合と比較して、接続が容易であり、その電気的接続の信頼性も高くなる。
次に、前記実施形態に種々の変更を加えた変更形態について説明する。但し、前記実施形態と同じ構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
1]前記実施形態のように、FPC50の第1配線部52と第2配線部53が全て一方向に引き出されている(図2参照)必要は必ずしもない。例えば、図8に示す変更形態1のインクジェットヘッド1Aにおいては、FPC50Aの基材51Aに、複数の第1配線部52Aと第2配線部53Aとが形成されている。そして、左側の圧電素子42の列に対応する第1配線部52Aはこれら圧電素子42の左端から左方へ引き出され、右側の圧電素子42の列に対応する第1配線部52Aはこれら圧電素子42の右端から右方へ引き出されている。また、第2配線部53Aは、複数の圧電素子42の左端又は右端から、2列に配列された圧電素子42の間へ夫々延在する複数の第1導電部54Aと、これら複数の第1導電部54Aの全てと導通し且つ圧電素子42の配列方向(図8の上下方向)に延在する第2導電部55Aと、第2導電部55Aに導通し且つ右方へ延在する第3導電部56Aとを有する。即ち、第2配線部53Aは、第3導電部56Aにおいて右方へ引き出されている。このような形態でも、第1側面電極35及び第2側面電極36とFPC50Aとを接続するための特別な構成は不要であり、FPC50Aのみで、第1側面電極35及び第2側面電極36とドライバIC37とを接続することができるため、その接続構造が簡単になる。
2]前記実施形態のインクジェットヘッド1では、振動板30の上面側に、FPC50を介して複数の圧電素子42が配置されているが(図6参照)、FPCの基材は、一般的に、ポリイミド等の比較的弾性率の低い材料で形成されていることが多いため、駆動時の圧電素子42の変形が基材により吸収されてしまう。そこで、図9に示すように、FPC50Bの基材51Bの、複数の圧力室14と対向する領域に夫々複数の貫通穴70が形成され、複数の圧電素子42が複数の貫通穴70において夫々FPC50Bを貫通して振動板30に直接接触していてもよい(変更形態2)。この場合には、圧電素子42の変形がFPC50Bにより吸収されることがなく、効率よく振動板30を変形させることができるため、より低い駆動電圧で圧力室14内のインクに所定の圧力を付与することができる。また、複数の圧電素子42とFPC50Bとを複数の貫通穴70により容易に位置合わせすることができるため、製造工程を短縮して、製造コストを低減できる。
また、貫通穴70の加工精度が低いと、FPC50Bに形成された貫通穴70と圧電素子42との間に隙間が形成されてしまうこともある。この場合、第1側面電極35と第1配線部52、及び、第2側面電極36と第2配線部53を、導電性材料60,61を用いて接合する場合に、貫通穴70と圧電素子42との間に導電性材料60,61が入り込んで断線してしまう虞がある。また、振動板30が導電性を有する場合には、隙間に入り込んだ導電性材料60,61により短絡が生じる虞もある。そこで、図10に示すように、FPC50Bと、複数の貫通穴70を貫通する複数の圧電素子42との間に絶縁性材料71が夫々充填されていることが好ましい(変更形態3)。
3]FPC等の配線部材を介さず、振動板30の上面に直接第1配線部52及び第2配線部53が形成されていてもよい。但し、この場合には、第1配線部52及び第2配線部53を互いに絶縁するために、振動板30の上面が絶縁性を有することが必要である。例えば、振動板30が金属材料からなる場合には、図11に示すように、振動板30の上面にアルミナなどからなる絶縁材料層80が形成され、この絶縁材料層80の表面に第1配線部52及び第2配線部53が形成される(変更形態4)。尚、この絶縁材料層80は、エアロゾルデポジション法(AD法)、スパッタ法、あるいは、ゾルゲル法などにより形成することができる。また、振動板30がシリコンからなる場合には、振動板30の上部にシリコンの酸化膜を形成し、この酸化膜の表面に第1配線部52及び第2配線部53を形成すればよい。一方、図12に示すように、振動板30が、アルミナやジルコニア等のセラミックス材料、ガラス材料、あるいは、ポリイミド等の合成樹脂材料などの、絶縁材料からなる場合には、この振動板30の上面に直接第1配線部52及び第2配線部53を形成することができる(変更形態5)。このような形態では、FPC等の配線部材を省略して部品数を減らすことができる。さらに、ドライバIC37を振動板30の上面に配置することも可能であり、個別電極32及び共通電極34とドライバIC37との電気的な接続構造をより簡素化することができる。
4]前記実施形態の圧電アクチュエータ3は、個別電極32に駆動電圧が印加されたときに圧電シート40がその厚み方向に伸びる圧電縦効果を利用して圧力室14の容積を変化させるように構成されているが、圧電シートが厚み方向に伸びたときに、同時に、圧電シートがその面に平行な方向に縮む作用、いわゆる、圧電横効果を利用して圧力室14の容積を変化させるものであってもよい。例えば、図13に示すように、この変更形態6の圧電アクチュエータ3Cにおいては、振動板30の上面にFPC50が配設され、さらに、このFPC50の上面には、各圧電素子42Cを構成する複数枚の圧電シート40Cが左右に積層した状態で配設されている。複数枚の圧電シート40Cの間には、複数の個別電極32Cと複数の共通電極34Cとが交互に配置されている。そして、複数の個別電極32Cは上方へ引き出され、積層体41Cの上面に形成された引出電極81、及び、積層体41Cの右側面に形成された第1側面電極35Cを介して、FPC50の第1配線部52に接続されている。一方、複数の共通電極34Cは下方へ引き出され、積層体41Cの下面に形成された引出電極82、及び、積層体41Cの左側面に形成された第2側面電極36Cを介して、FPC50の第2配線部53に接続されている。尚、積層体41Cの上面には、前記実施形態と同様に、金属製のフレーム45が接着されている。
この圧電アクチュエータ3Cにおいては、個別電極32Cに駆動電圧が印加されると、個別電極32Cと共通電極34Cとの間に挟まれる圧電シート40Cには、分極方向であるその厚み方向に平行な電界が作用する。すると、圧電シート40Cは、厚み方向に伸びるとともに、面に平行な方向(鉛直方向)に縮む。このとき、圧電シート40Cの変形に伴って振動板30も変形することになるため、圧力室14の容積が変化して圧力室14内のインクに圧力が付与される。
5]PZTのグリーンシートを焼成して得られる圧電シート40の代わりに、エアロゾルデポジション法、スパッタリング法等で成膜された圧電材料の膜を用いてもよい。この場合、圧電膜の成膜とスクリーン印刷等による電極(個別電極32及び共通電極34)の形成を交互に行うことにより、積層体41が形成される。
6]以上説明した前記実施形態及びその変更形態は、液体移送装置として、ノズルからインクを吐出するインクジェットヘッドに本発明を適用した一例であるが、インク以外の液体に圧力を付与して液体を移送する他の液体移送装置に本発明を適用することもできる。
本発明の実施形態に係るインクジェットヘッドの概略斜視図である。 インクジェットヘッドの平面図である。 図2に示すインクジェットヘッドの振動板から下側の部分の平面図である。 図2に示すインクジェットヘッドから積層体を除いた部分の平面図である。 積層体41の平面図である。 図2のVI-VI線断面図である。 図2のVII-VII線断面図である。 変更形態1のインクジェットヘッドの平面図である。 変更形態2の図6相当の断面図である。 変更形態3の図6相当の断面図である。 変更形態4の図6相当の断面図である。 変更形態5の図6相当の断面図である。 変更形態6の図6相当の断面図である。
符号の説明
1,1A インクジェットヘッド
2 流路ユニット
3,3C 圧電アクチュエータ
14 圧力室
30 振動板
32,32C 個別電極
34,34C 共通電極
35,35C 第1側面電極
36,36C 第2側面電極
40,40C 圧電シート
42,42C 圧電素子
52,52A 第1配線部
53,53A 第2配線部
54 第1導電部
55 第2導電部
56 第3導電部
60,61 導電性材料
70 貫通穴
71 絶縁性材料

Claims (9)

  1. 平面に沿って配置された複数の圧力室を含む液体流路が形成された流路ユニットと、前記複数の圧力室の容積を選択的に変化させる圧電アクチュエータとを備えた液体移送装置であって、
    前記圧電アクチュエータは、
    前記複数の圧力室を覆う振動板と、
    積層状の複数枚の圧電膜からなり、前記振動板の前記圧力室と反対側の、前記複数の圧力室と対向する位置に夫々配置された複数の圧電素子と、
    各圧電素子において、前記複数枚の圧電膜の間に交互に配置された複数の第1電極及び複数の第2電極と、
    各圧電素子の側面部に形成され、前記複数の第1電極と夫々接続された第1側面電極、及び、同じく各圧電素子の側面部に形成され、前記複数の第2電極と夫々接続された第2側面電極とを有し、
    前記振動板の前記圧力室と反対側に、前記第1側面電極の前記振動板側の端部に接続された第1配線部と、前記第2側面電極の前記振動板側の端部に接続された第2配線部とが、前記振動板に沿って配置されていることを特徴とする液体移送装置。
  2. 前記振動板は、前記圧力室と反対側の面において絶縁性を有し、
    この振動板の前記圧力室と反対側の面に、前記第1配線部と前記第2配線部が直接形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液体移送装置。
  3. その一方の面に前記第1配線部と前記第2配線部が形成された配線部材が、これら第1配線部と第2配線部とが前記圧電素子側に位置するように、前記振動板の前記圧力室と反対側の面に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の液体移送装置。
  4. 前記配線部材の前記圧力室と対向する領域に複数の貫通穴が形成されており、前記複数の圧電素子は前記複数の貫通穴において夫々前記配線部材を貫通して前記振動板に直接接触していることを特徴とする請求項3に記載の液体移送装置。
  5. 前記配線部材と前記複数の貫通穴を貫通する前記複数の圧電素子との間に、絶縁性材料が夫々充填されていることを特徴とする請求項4に記載の液体移送装置。
  6. 前記複数の圧電素子に夫々形成された前記第1側面電極及び前記第2側面電極は、1枚の前記配線部材に形成された前記第1配線部及び前記第2配線部に夫々接続されていることを特徴とする請求項3〜5の何れかに記載の液体移送装置。
  7. 前記第1側面電極及び前記第2側面電極に夫々接続された、前記第1配線部及び前記第2配線部は、前記振動板の前記圧力室と反対側において、前記平面に直交する方向から見て、同一の方向に引き出されていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の液体移送装置。
  8. 前記第1電極は駆動電圧が印加される電極であり、一方、前記第2電極は常に所定の一定電位に維持される電極であり、
    前記複数の圧電素子は、配列方向が所定の第1方向である複数の列に配列され、
    前記複数の圧電素子の夫々において、前記第1側面電極と前記第2側面電極とが、前記平面に平行で且つ前記第1方向と直交する第2方向に並べて配置され、
    複数の前記第1配線部が、前記複数の圧電素子に形成された複数の前記第1側面電極から夫々前記第2方向の一方側へ延在しており、
    前記第2配線部は、前記複数の圧電素子に形成された複数の前記第2側面電極から夫々前記第2方向の他方側へ延在する複数の第1導電部と、これら複数の第1導電部の全てと導通し且つ前記第1方向に延在する第2導電部と、この第2導電部と導通し且つ前記第2方向の一方側へ延在する第3導電部とを有することを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の液体移送装置。
  9. 前記第1側面電極と前記第1配線部との接合、及び、前記第2側面電極と前記第2配線部との接合は、共に、これらの両方に接する導電性材料を介してなされていることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の液体移送装置。
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