JP2023100510A - 液体吐出ヘッド - Google Patents

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寛 片山
Hiroshi Katayama
啓太 杉浦
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Abstract

Figure 2023100510000001
【課題】接地部材によって流路部材及び放熱部材の双方を静電気から保護する。
【解決手段】ヘッドは、ノズルを先端に有する流路が形成された導電材料からなる流路部材10と、流路内の液体にノズルから液体を吐出させるエネルギーを付与するアクチュエータを有するアクチュエータ部材20と、アクチュエータと電気的に接続された、アクチュエータを駆動するドライバIC30と、ドライバIC30と熱的に接続された放熱部材40と、電気的に接地された接地部材50とを備えている。接地部材50は、接続部53を介して流路部材10と電気的に接続され、かつ、延在部52を介して放熱部材40と電気的に接続されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、流路部材、放熱部材及び接地部材を備えた液体吐出ヘッドに関する。
特許文献1には、ヘッドチップ(流路部材)、放熱部材及びアース用端子部(接地部材)を備えた記録ヘッド(液体吐出ヘッド)が開示されている。放熱部材は、ヘッドチップの駆動回路と熱的に接続されており、アース用端子部と電気的に接続されている。これにより、放熱部材に静電気が放電しても、アース用端子部を通してアースに放電し、駆動回路を保護することができる。
特開平7-223313号公報
特許文献1において、アース用端子部(接地部材)は、放熱部材と電気的に接続されているが、ヘッドチップ(流路部材)とは電気的に接続されていない。したがって、接地部材によって、放熱部材を静電気から保護することはできるものの、流路部材を静電気から保護することはできない。
本発明の目的は、接地部材によって流路部材及び放熱部材の双方を静電気から保護することが可能な液体吐出ヘッドを提供することにある。
本発明に係る液体吐出ヘッドは、ノズルを先端に有する流路が形成された導電材料からなる流路部材と、前記流路内の液体に前記ノズルから液体を吐出させるエネルギーを付与するアクチュエータと、前記アクチュエータと電気的に接続された、前記アクチュエータを駆動する駆動回路と、前記駆動回路と熱的に接続された放熱部材と、電気的に接地された接地部材と、を備え、前記接地部材は、前記流路部材及び前記放熱部材の双方と電気的に接続されていることを特徴とする。
本発明の第1実施形態に係るヘッド1を備えたプリンタ100の平面図である。 3つのヘッド1を含むヘッドユニット1uの斜視図である。 ヘッド1の斜視図である。 ホルダ90を省略したヘッド1の斜視図である。 図4のV-V線に沿った断面図である。 接地部材50の斜視図である。 流路部材10に形成された流路10xを示す断面図である。
<第1実施形態>
先ず、図1を参照し、本発明の第1実施形態に係るヘッド1を備えたプリンタ100の全体構成について説明する。
プリンタ100は、3つのヘッド1を含むヘッドユニット1uと、プラテン3と、搬送機構4と、制御部5とを備えている。
ヘッドユニット1uは、紙幅方向(鉛直方向と直交する方向)に長尺であり、位置が固定された状態でノズル15(図7参照)から用紙9に対してインクを吐出するライン式である。3つのヘッド1は、それぞれ紙幅方向に長尺であり、紙幅方向に千鳥状に配置されている。各ヘッド1の下面には、複数のノズル15(図7参照)が開口している。制御部5の制御により各ヘッド1のドライバIC30(図5参照)が駆動されると、各ヘッド1の複数のノズル15から選択的にインクが吐出される。
プラテン3は、ヘッドユニット1u下方に配置され、鉛直方向と直交する方向に延びる平板部材である。プラテン3の上面に、用紙9が支持される。
搬送機構4は、搬送方向(鉛直方向及び紙幅方向と直交する方向)にプラテン3を挟んで配置された2つのローラ対4a,4bと、ローラ対4a,4bを回転させる搬送モータ(図示略)とを有する。制御部5の制御により搬送モータが駆動されると、ローラ対4a,4bが用紙9を挟持した状態で回転し、用紙9が搬送方向に搬送される。
制御部5は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)を有する。ROMには、ASICが各種動作を制御するためのプログラムやデータが格納されている。RAMは、ASICがプログラムを実行する際に用いるデータを一時的に記憶する。ASICは、ROMに格納されたプログラムに従い、記録処理を実行する。
記録処理において、制御部5は、外部装置(PC等)から受信した記録指令に基づき、搬送モータを制御して、ヘッド1の下方を通るように用紙9を搬送する搬送処理と、各ヘッド1のドライバIC30を制御して、各ヘッド1の複数のノズル15から選択的にインクを吐出させる吐出処理と、を実行する。これにより、用紙9上に画像が記録される。
次いで、ヘッドユニット1u、及び、ヘッドユニット1uに含まれる各ヘッド1の構成について説明する。
ヘッドユニット1uは、図2に示すように、キャリッジ1cと、3つのヘッド1とを含む。
キャリッジ1cは、3つのヘッド1を保持しており、本発明の「保持部材」に該当する。キャリッジ1cは、金属等の導電材料からなる矩形板状の部材であり、電気的に接地されている。
3つのヘッド1は、それぞれ、キャリッジ1cに形成された開口に嵌合するホルダ90と、ホルダ90に支持された流路部材10、アクチュエータ部材20、ドライバIC30及び放熱部材40(図2~図5参照)と、接地部材50と、インクタンク(図示略)とを含む。
流路部材10及び放熱部材40は金属等の導電材料からなる一方、ホルダ90は樹脂等の非導電材料からなる。流路部材10及び放熱部材40は、キャリッジ1cとの間にホルダ90が介在することで、キャリッジ1cと電気的に絶縁されている。
接地部材50は、ステンレス鋼からなり、ネジ61を介して、ホルダ90の縁に取り付けられ、キャリッジ1cに固定されている。ネジ61は、金属等の導電材料からなる。接地部材50は、ネジ61を介してキャリッジ1cと電気的に接続され、電気的に接地されている。
流路部材10は、図4及び図5に示すように、第1流路部材11と、第2流路部材12とを含む。第1流路部材11及び第2流路部材12は、共に金属(SUS等)の導電材料からなるが、樹脂等の非導電接着剤を介して互いに接続され、互いに電気的に絶縁されている。
第1流路部材11は、矩形枠状の部材であり、枠内に第2流路部材12を収容し、第2流路部材12を保持している。第1流路部材11には、インクタンクから第2流路部材12へと流れるインクの流路(図示略)が形成されている。
第2流路部材12は、図7に示すように、9枚のプレート101~109で構成されている。プレート101~109は、鉛直方向に積層され、接着剤を介して互いに接着されている。各プレート101~109には、流路10xを構成する貫通孔が形成されている。流路10xは、複数のノズル15に共通の共通流路13と、ノズル15毎に個別の個別流路とを含み、共通流路13から各個別流路の圧力室14を経てノズル15に至る流路(ノズル15を先端に有する流路)である。第2流路部材12の下面には、複数のノズル15が開口している。
アクチュエータ部材20は、図7に示すように、2つの圧電層21,22と、複数の個別電極23と、共通電極24とを含む。圧電層21,22及び共通電極24は、第2流路部材12の上面全体に亘って設けられている。一方、個別電極23は、圧力室14毎に設けられており、圧力室14と鉛直方向に重なっている。
アクチュエータ部材20と第2流路部材12との間には、封止部材19が配置されている。封止部材19は、第2流路部材12の上面に形成された複数の圧力室14を覆っている。封止部材19は、インク透過性の低い材料(ステンレス鋼等)からなり、後述するアクチュエータ20xとして機能する部分を有していない。
アクチュエータ部材20の上面には、図5に示すように、COF(Chip On Film)25が配置されている。COF25は、個別電極23及び共通電極24と電気的に接続された中央部と、中央部の紙幅方向両端から上方に延びた両端部とを有する。COF25の両端部に、ドライバIC30が実装されている。ドライバIC30は、COF25を介して個別電極23及び共通電極24と電気的に接続されている。
ドライバIC30は、共通電極24の電位をグランド電位に維持する一方、個別電極23の電位を所定の駆動電位とグランド電位との間で変化させる。具体的には、ドライバIC30は、制御部5からの制御信号に基づいて駆動信号を生成し、当該駆動信号を個別電極23に供給する。これにより、個別電極23の電位が所定の駆動電位とグランド電位との間で変化する。このとき、圧電層21において個別電極23と共通電極24とで挟まれた部分(アクチュエータ20x)が、圧電横効果により面方向に収縮する。これに伴い、アクチュエータ部材20及び封止部材19において圧力室14と鉛直方向に重なる部分が圧力室14に向かって凸となるように変形することにより、圧力室14の容積が減少し、圧力室14内のインクに圧力が付与され、ノズル15からインクが吐出される。このように、アクチュエータ20xは、流路10x内のインクにノズル15からインクを吐出させるエネルギーを付与する。ドライバIC30は、アクチュエータ20xを上記のように駆動するものであり、本発明の「駆動回路」に該当する。
COF25は、図5に示すように、支持部材70の下面及び側面に沿って配置されている。支持部材70は、樹脂等の非導電材料からなる部材であり、図4及び図5に示すように、放熱部材40を下方から支持している。COF50の中央部は、支持部材70の下面に押圧されている。COF50の両端部は、支持部材70の側面に沿って延び、支持部材70の側面の上端において内側に折り曲げられている。
ドライバIC30は、図5に示すように、放熱部材40の下面と接触し、放熱部材40と熱的に接続されている。なお、ドライバIC30と放熱部材40とは、両者の間に非導電材料が介在することで、互いに電気的に絶縁されている。
接地部材50は、図6に示すように、搬送方向に長尺な基部51と、基部51の長手方向(搬送方向)の中央に設けられた延在部52と、基部51の長手方向(搬送方向)の一端及び他端に設けられた一対の接続部53とを有する。一対の接続部53のうち、一方が本発明の「第1接続部」に該当し、他方が本発明の「第2接続部」に該当する。
基部51の長手方向の中央には、図6に示すように、ネジ61(図2~図5参照)を取り付けるための孔51yが設けられている。接地部材50は、基部51の中央においてネジ61を介してキャリッジ1cに固定されることにより、キャリッジ1cと電気的に接続され、電気的に接地されている。
基部51には、さらに、図6に示すように、2つの位置決め用孔51xが設けられている。2つの位置決め用孔51xは、基部51の長手方向において中央を挟む位置に配置されている。接地部材50は、各位置決め用孔51xにホルダ90の凸部91を挿入することで(図3参照)、ホルダ90、ひいてはキャリッジ1cに対し、位置決めされる。
延在部52は、図5に示すように、基部51の紙幅方向の一端から、放熱部材40の側面に向かって、斜め下方に延びている。延在部52は、放熱部材40の側面に対し、傾斜している。上述のように接地部材50はステンレス鋼からなるため、延在部52は、可撓性を有し、その先端52tにおいて放熱部材40の側面と点接触している。接地部材50は、延在部52が放熱部材40と接触することで、放熱部材40と電気的に接続され、放熱部材40を電気的に接地している。
延在部52には、図6に示すように、延在部52が基部51から延びる方向に沿って細長い、貫通孔52xが形成されている。また、延在部52の先端52tを含む部分は、丸みを帯びている。
一対の接続部53には、それぞれ、図6に示すように、ネジ63(図4及び図5参照)を取り付けるための貫通孔53xが設けられている。ネジ63は、金属等の導電材料からなり、接続部53と接続された上端と、第1流路部材11と接続された下端とを有し、接続部53と第1流路部材11とを接続している。接地部材50は、一対の接続部53がネジ63を介して第1流路部材11に固定されることにより、第1流路部材11と電気的に接続され、第1流路部材11を電気的に接地している。
なお、第2流路部材12は、上述のように第1流路部材11と電気的に絶縁されているが、第1流路部材11と第2流路部材12とを流れる導電性のインクを介して電気的に接地される。
以上に述べたように、本実施形態によれば、接地部材50は、一対の接続部53及び導電性のインクを介して流路部材10と電気的に接続され(図4及び図5参照)、かつ、延在部52を介して放熱部材40と電気的に接続されている(図5参照)。これにより、接地部材50によって流路部材10及び放熱部材40の双方を静電気から保護することができる。
接地部材50は、放熱部材40と点接触している(図5参照)。この場合、接地部材50と放熱部材40との接触面積を小さくし、両者の接触強度を大きくできる。これにより、接地部材50と放熱部材40との間において、電気抵抗が小さくなり、電気が流れ易くなるため、放熱部材40を確実に電気的に接地できる。
接地部材50における放熱部材40と点接触する部分(延在部52の先端52tを含む部分)は、丸みを帯びている(図6参照)。この場合、丸みを帯びた部分の先端52tで放熱部材40と点接触させることができ、点接触をより実効的に実現できる。
接地部材50において、基部51から放熱部材40に向かって延びる延在部52は、可撓性を有する(図6参照)。この場合、接地部材50と放熱部材40との間で多少の位置ズレが生じても、接地部材50と放熱部材40との点接触を実現できる。
延在部52に、貫通孔52xが形成されている(図6参照)。この場合、延在部52の可撓性を高めることができ、接地部材50と放熱部材40との間の位置ズレに対する接触の信頼性を高めることができる。
延在部52は、ステンレス鋼からなる。ステンレス鋼は弾性が高いため、延在部52の可撓性を高めることができる。
延在部52は、放熱部材40の側面(放熱部材40における延在部52の先端52tと点接触する部分を含む面)に対し、傾斜している(図5参照)この場合、延在部52が当該面に対して垂直である場合に比べ、適度な接触強度が得られると共に、接地部材50と放熱部材40との間の位置ズレに対する接触の信頼性を高めることができる。
基部51の長手方向両端に設けられた一対の接続部53が、流路部材10と接続されている(図4及び図5参照)。この場合、基部51の長手方向両端に設けられた一対の接続部53によって接地部材50と流路部材10とが電気的に接続されることで、両者の電気的接続の信頼性を高めることができる。
接地部材50は、基部51の中央においてキャリッジ1cに固定されることにより、キャリッジ1cと電気的に接続されている(図2及び図3参照)。この場合、基部51の中央がキャリッジ1cに固定されることで、基部51の一端がキャリッジ1cに固定される場合に比べ、バランスよく固定され、キャリッジ1cと接地部材50との安定的な電気的接続を実現できる。
基部51の長手方向において中央を挟む位置に、2つの位置決め用孔51xが設けられている(図6参照)。この場合、キャリッジ1cと接地部材50との位置決めを確実に行うことができる(図2及び図3参照)。
<第2実施形態>
次いで、本発明の第2実施形態に係るヘッドについて説明する。
第1実施形態では、流路部材10のうち第1流路部材11のみがネジ63(本発明の「接続部材」)を介して接地部材50と電気的に接続され(図4及び図5参照)、第2流路部材12は第1流路部材11と第2流路部材12とを流れる導電性のインクを介して電気的に接地される。
第2実施形態では、第1流路部材11と第2流路部材12とを流れるインクが非導電性のインク(例えば、UVインク)であり、ネジ63(図4及び図5参照)の下端(他端)に、導電性接着剤が設けられている。ネジ63は、下端が第1流路部材11に取り付けられることで、第1流路部材11と電気的に接続されると共に、下端に設けられた導電性接着剤を介して、第2流路部材12と電気的に接続されている。
本実施形態によれば、ネジ63の下端と第2流路部材12との間に介在する導電性接着剤により、ネジ63と第2流路部材12とが互いに電気的に接続される。これにより、非導電性のインク(例えば、UVインク)を用いる場合にも、流路部材10(第1流路部材11及び第2流路部材12の双方)の電気的接地を実現できる。
<変形例>
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。
上述の実施形態(図5参照)において、延在部52は、基部51から斜め下方に延びているが、基部51から斜め上方に延びてもよい。また、延在部52は、直線状に限定されず、蛇腹状(即ち、斜め上方に延びる部分と斜め下方に延びる部分とをそれぞれ少なくとも1つ有する構成)であってもよい。また、延在部52は、放熱部材40の側面に対して垂直であってもよい。
接地部材50における放熱部材40と点接触する部分(図6参照:延在部52の先端52tを含む部分)は、丸みを帯びなくてもよい。例えば、先端52tは、鋭角で構成されてもよいし、水平面で構成されてもよい。
延在部52に貫通孔52x(図6参照)が形成されなくてもよい。
延在部52は、可撓性を有さなくてもよい。延在部52は、ステンレス鋼からなることに限定されず、鉄、その他任意の材料からなってよい。
接地部材50は、放熱部材40と点接触すること(図5参照)に限定されず、放熱部材40と線接触してもよい。
接地部材50は、上述の実施形態(図5及び図6参照)では、流路部材10と2か所(一対の接続部53)で接続され、放熱部材40と1か所(延在部52の先端52t)で接続されているが、これに限定されない。例えば、接地部材50は、流路部材10及び放熱部材40のそれぞれと、1か所で接続されてもよい。
流路部材10やキャリッジ1c(保持部材)を構成する材料は、導電材料であればよく、金属以外にも、グラファイト、導電材高分子材料等であってもよい。
ヘッド1は、ライン式に限定されず、シリアル式(紙幅方向と平行な走査方向に移動しつつノズルから記録媒体に対して液体を吐出する方式)であってもよい。
記録媒体は、用紙9に限定されず、布、基板等であってもよい。
アクチュエータ20xは、圧電素子を用いたピエゾ方式のものに限定されず、その他の方式(例えば、発熱素子を用いたサーマル方式、静電力を用いた静電方式等)のものであってもよい。
ノズル15から吐出される液体は、インクに限定されず、任意の液体(例えば、インク中の成分を凝集又は析出させる処理液等)であってよい。
プリンタ100は、上述の実施形態(図1参照)では3つのヘッド1を含むが、1、2又は4以上のヘッド1を含んでもよい。
本発明は、プリンタに限定されず、ファクシミリ、コピー機、複合機等にも適用可能である。また、本発明は、画像の記録以外の用途で使用される液体吐出装置(例えば、基板に導電性の液体を吐出して導電パターンを形成する液体吐出装置)にも適用可能である。
1 ヘッド
1c キャリッジ(保持部材)
10 流路部材
15 ノズル
10x 流路
20 アクチュエータ部材
20x アクチュエータ
30 ドライバIC(駆動回路)
40 放熱部材
50 接地部材
51 基部
51x 位置決め用孔
52 延在部
52t 先端
52x 貫通孔
53 接続部(第1接続部,第2接続部)
63 ネジ(接続部材)

Claims (11)

  1. ノズルを先端に有する流路が形成された導電材料からなる流路部材と、
    前記流路内の液体に前記ノズルから液体を吐出させるエネルギーを付与するアクチュエータと、
    前記アクチュエータと電気的に接続された、前記アクチュエータを駆動する駆動回路と、
    前記駆動回路と熱的に接続された放熱部材と、
    電気的に接地された接地部材と、を備え、
    前記接地部材は、前記流路部材及び前記放熱部材の双方と電気的に接続されていることを特徴とする、液体吐出ヘッド。
  2. 前記接地部材は、前記放熱部材と点接触していることを特徴とする、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  3. 前記接地部材における前記放熱部材と点接触する部分は、丸みを帯びていることを特徴とする、請求項2に記載の液体吐出ヘッド。
  4. 前記接地部材は、基部と、前記基部から前記放熱部材に向かって延びる延在部であって、先端に前記点接触する部分を有する延在部と、を含み、
    前記延在部は可撓性を有することを特徴とする、請求項2又は3に記載の液体吐出ヘッド。
  5. 前記延在部に貫通孔が形成されていることを特徴とする、請求項4に記載の液体吐出ヘッド。
  6. 前記延在部はステンレス鋼からなることを特徴とする、請求項4又は5に記載の液体吐出ヘッド。
  7. 前記延在部は、前記放熱部材における前記延在部の先端と点接触する部分を含む面に対し、傾斜していることを特徴とする、請求項4~6のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  8. 前記延在部は、前記基部の長手方向の中央に設けられ、
    前記接地部材は、前記基部の前記長手方向の一端に設けられた第1接続部と、前記基部の前記長手方向の他端に設けられた第2接続部と、をさらに含み、
    前記第1接続部及び前記第2接続部は、それぞれ、前記流路部材と接続されていることを特徴とする、請求項4~7のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  9. 前記第1接続部及び前記第2接続部は、それぞれ、接続部材を介して前記流路部材と接続されており、
    前記接続部材は、前記第1接続部又は前記第2接続部と接続された一端と、前記流路部材と接続された他端とを有し、
    前記接続部材は、前記他端と前記流路部材との間に介在する導電性接着剤により、前記流路部材と電気的に接続されていることを特徴とする、請求項8に記載の液体吐出ヘッド。
  10. 前記流路部材及び前記放熱部材を保持し、前記流路部材及び前記放熱部材と電気的に絶縁された導電材料からなる保持部材をさらに備え、
    前記保持部材は、電気的に接地されており、
    前記接地部材は、前記基部の前記中央において前記保持部材に固定されることにより、前記保持部材と電気的に接続されていることを特徴とする、請求項8又は9に記載の液体吐出ヘッド。
  11. 前記基部の前記長手方向において前記中央を挟む位置に、2つの位置決め用孔が設けられていることを特徴とする、請求項10に記載の液体吐出ヘッド。
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