JP7122650B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、基板に設けられた貫通穴に半導体パッケージを挿入する半導体装置の構造に関するものである。
従来から、この種の半導体装置としては、基板の一方の面から他方の面に貫通する開口部を有する基板と、半導体パッケージと、半導体パッケージを固定する放熱板とで構成され、半導体パッケージと放熱板とをはんだ等で接合することにより、半導体パッケージから発生する熱を放熱する構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の構造を図10の断面図で説明する。
ここで、従来の半導体装置においては、プレート104、配線基板102、半導体パッケージ101、ケース105から構成され、配線基板102をプレート104に貼り合わせて、配線基板102の開口部103に半導体パッケージ101を挿入し、プレート104と半導体パッケージ101とを電気的に接続し、プレート104とケース105とを貼り付けている。これにより、ケース105とプレート104とを接触させ、半導体パッケージ101からの発熱をケースへ放熱するようにしている。
国際公開第2009/037995号
しかしながら、前記従来の構成では、図10のように、配線基板102の開口部103に対して、半導体パッケージ101の位置規制がない。そのため、半導体パッケージ101と配線基板102の開口部103との間に空隙ができ、寄生容量が発生することにより、インピーダンスが変動するため、製品としての高周波特性にばらつきが生じるという課題を有している。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、高放熱を維持しながら、インピーダンス変動を抑えた高周波特性のばらつきの小さい半導体装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、2つの端子を有する半導体パッケージと、上記半導体パッケージが位置する開口部を有し、2つの上記端子と接続される2つの電極を有する配線基板と、上記半導体パッケージを固定する放熱板と、を有し、上記開口部の中心に対して、上記半導体パッケージの中心が、偏心している半導体装置を用いる。
以上のように、本発明の半導体装置によれば、対向する2辺に端子がある半導体パッケージの両端部に配置された端子に接合する配線基板に配置された電極の半導体パッケージに対して外側の端部同士の中心と、配線基板の開口部の中心とを、偏心させることで、半導体パッケージと配線基板の開口部との間に隙間を小さくでき、寄生容量の発生によるインピーダンスの変動を抑えることで、製品としての高周波特性のばらつきを低減することが可能になる。
(a)本発明の第1の実施形態における半導体装置の配線基板の平面図、(b)(a)の上面図 (a)~(e)本発明の第1の実施形態における半導体装置の製造方法を示す工程図 (a)本発明の第2の実施形態における半導体装置の配線基板の平面図、(b)(a)の上面図 (a)~(b)本発明の第2の実施形態における半導体装置の製造方法を示す工程図 (a)本発明の第3の実施形態における半導体装置の配線基板の平面図、(b)(a)の上面図 (a)~(b)本発明の第3の実施形態における半導体装置の製造方法を示す工程図 (a)本発明の第4の実施形態における半導体装置の放熱板の平面図、(b)(a)の上面図 (a)~(c)本発明の第4の実施形態における半導体装置の製造方法を示す工程図 本発明の第5の実施形態における半導体装置の放熱板の平面図 従来技術の実施形態における半導体装置の断面図
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。以下で説明する実施形態は、いずれも一具体例を示すものである。以下の実施形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、ステップの順序等は、一例であり、本発明を限定する主旨のものではない。
また、以下の実施形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、すでによく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避けるとともに、理解を容易にするためである。
(第1の実施形態)
<構造>
図1(a)は本発明の第1の実施形態における半導体装置の配線基板1の上面図である。図1(b)は本発明の第1の実施形態における半導体装置の配線基板1のA-A線断面図である。
図1(a)および図1(b)に示すように、配線基板1には、部品を搭載するための開口部1a、搭載した部品との電気的接続を得るための出力側電極1b、および入力側電極1cが形成されている。通常、部品を搭載するために配線基板1に形成した出力側電極1bと入力側電極1cとのA-A断面方向の中心C1と、配線基板1の開口部1aのA-A断面方向の中心C2とは同じ位置に設計する。しかし、ここでは、中心C2に対して、中心C1を出力側電極1b側に偏心21させた。
なお、中心C1は、出力側電極1bの外側端部と入力側電極1cの外側端部との中心でもよい。
ここでは、中心C2の線に対して、中心C1の線は、偏心21だけ出力側電極1b側に偏心させている。偏心21の量については、配線基板1の開口部1aの加工精度や、後工程での部品の搭載精度等を考慮して、0.1~2.0mm程度が望ましく、本実施例では0.3mmとした。
出力側電極1bおよび入力側電極1cの形成方法については、ともに銅箔の上に電解めっき法により、Ni層を4μm成膜した上に、Au層を0.05μm成膜した。
<製造方法>
図2(a)~図2(e)は、本発明の第1の実施形態における半導体装置の製造方法を示す工程図である。
図2(a)に示すように、配線基板1の第1面2にある放熱板接続用電極3上に、メタルマスク4とスキージ5を用いて、印刷法によりはんだペースト6を印刷した。
次に、図2(b)に示すように、部品の搭載高さを調整するためのキャビティ部を有する放熱板7とはんだペースト6が印刷された放熱板接続用電極3とを位置合わせする。そして、マウンタを用いて、放熱板7を配線基板1に搭載する。その後に、リフローにて245度まで加熱することで、はんだペースト6を溶融させ、配線基板1上に放熱板7を固定した。
ここで、配線基板1と放熱板7の固定は、はんだペーストを使用したが、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂やカシメ等の機械的な固定方法を用いても構わない。
次に、図2(c)に示すように、配線基板1の第2面8にある出力側電極1bおよび入力側電極1c上に、メタルマスク9とスキージ5を用いて、印刷法によりはんだペースト6を印刷した。さらに、放熱板7のキャビティ部7aにフラックスを含有する板状のはんだプリフォーム10を、マウンタを用いて搭載した。ここで、構造の複雑さからはんだ印刷が困難な放熱板7のキャビティ部7aには、はんだプリフォームを用いたが、キャビティキャビティ構造のメタルマスクを使用することではんだ印刷も可能である。また、後に搭載する部品側にはんだを印刷することでも構わない。さらに、配線基板1の電極や放熱板7のキャビティ部7aへのはんだ供給は、メタルマスクを用いた印刷法に限らず、ディスペンサを用いた塗布方法であっても構わない。
次に、図2(d)に示すように、配線基板1の第2面8にある出力側電極1bおよび入力側電極1c上に印刷されたはんだペースト6と、半導体パッケージ11の出力側端子12および入力側端子13とを位置合わせし、マウンタを用いて搭載した。この時、半導体パッケージ11の底部は、放熱板7のキャビティ部7aに搭載されたはんだプリフォーム10に接触させるようにした。
なお、出力側端子12と入力側端子13とは、ワイヤーでなく板状の導電体である。金属板である。
このとき、図1に示したように、配線基板1に形成した出力側電極1bおよび入力側電極1cのA-A断面方向の外側の端部同士の中心C1は、配線基板1の開口部1aのA-A断面方向の中心C2に対して、偏心21の分だけ出力側電極1b側に偏心させている。半導体パッケージ11は、中心C2に合わせて配置される。そのため、配線基板1の出力側電極1b上のはんだペースト6は、半導体パッケージ11の出力側端子12に完全に覆われることなく、外側の一部が露出した構造となっている。
上記構造により、その後のリフロー加熱において、半導体パッケージ11部のはんだペースト6と、はんだプリフォーム10とを溶融させた際に、はんだペースト6の張力により、半導体パッケージ11を出力側端子12の方向に引っ張るセルフアライメント力が作用する。
その結果、図2(e)に示すように、半導体パッケージ11の側面と配線基板1の開口部1aとの間において、出力側端子12の隙間22aが、入力側端子13の隙間22bより小さくした半導体装置を製造することが可能になる。
以上のようにして、半導体パッケージ11の出力側端子12側の側面と配線基板1の開口部1aとの間の隙間22aの大きさにより、利得、効率等の高周波特性は大きく影響するが、半導体パッケージ11の出力側端子12側の側面と配線基板1の開口部1aとの隙間22aを小さくし、寄生容量の発生によるインピーダンスの変動を抑えることで、製品としての高周波特性のばらつきを低減することが可能になる。
つまり、開口部(1a)の中心(C2)に対して、半導体パッケージ11の中心が、偏心している半導体装置となる。
なお、出力側電極1bおよび入力側電極1cの中心でなく、2つの端子(出力側端子12、入力側端子13)の中心と、開口部1aの中心C2とを、偏心させても、同様によい。なお、2つの端子(出力側端子12、入力側端子13)の中心とは、各端子が、半導体パッケージ11から外へでている端子部分の中心である。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、第1の実施形態と概ね共通であり、共通部分の詳細な説明は省略し、差異がある部分について主に説明する。説明しない事項は実施の形態1と同様である。
図3(a)は本発明の第2の実施形態における半導体装置の配線基板14の上面図である。図3(b)は本発明の第2の実施形態における半導体装置の配線基板14のB-B線断面図である。第1の実施形態に示した図1(a)およびに図1(b)との違いは、配線基板14に設けられた出力側電極14bおよび入力側電極14cの部品の端子を搭載する接続領域15aがソルダーレジスト15により囲まれていることである。
回路パターンを形成した配線基板14に液状のソルダーレジスト15を印刷工法にて塗布した後に、露光、現像し、さらに150度の温度で60分硬化することで、配線基板14の出力側電極14bおよび入力側電極14c上にソルダーレジスト15を形成した。
図4(a)は、配線基板14の第2面16にある出力側電極14bおよび入力側電極14c上の接続領域15aに印刷されたはんだペースト6と、半導体パッケージ11の出力側端子12および入力側端子13とを位置合わせし、マウンタを用いて搭載した図である。
このとき、図3(a)に示すように、配線基板14の開口部14aのB-B断面方向の中心C2の線に対して、配線基板14に形成したソルダーレジスト15に囲まれたB-B断面方向の接続領域15a同士の中心C3の線は、偏心23だけ出力側電極14b側に偏心させている。
なお、中心C3は、接続領域15aの外側端間の中心でもよい。
そのため、図4(a)に示すように、配線基板14の出力側電極14b上のはんだペースト6は半導体パッケージ11の出力側端子12に完全に覆われることなく、外側の一部が露出した構造となっている。
上記構造により、その後のリフロー加熱において、半導体パッケージ11部のはんだペースト6およびはんだプリフォーム10を溶融させた際に、はんだペースト6の張力により、半導体パッケージ11を出力側端子12の方向に引っ張るセルフアライメント力が作用する。またこのとき、配線基板14の出力側電極14bおよび入力側電極14cに接続領域15aを形成することで、はんだペーストの位置精度が向上するため、セルフアライメント力により引っ張られた後の半導体パッケージ11の位置精度を向上させることが可能となる。
その結果、図4(b)に示すように、半導体パッケージ11の側面と配線基板14の開口部14aとの間の隙間24を小さくした半導体装置を製造することが可能になる。
利得、効率等の高周波特性は、半導体パッケージ11の出力側端子12側の側面と配線基板1の開口部1aとの間の隙間の大きさにより、大きく影響を受ける。しかしながら、以上のような構造とすることで、半導体パッケージ11の出力側端子12側の側面と配線基板1の開口部1aとの隙間24を小さくし、寄生容量の発生によるインピーダンスの変動を抑えることで、製品としての高周波特性のばらつきを低減することが可能になる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、第1の実施形態および第2の実施形態のいずれにも概ね共通であり、共通部分の詳細な説明は省略し、差異がある部分について主に説明する。説明しない事項は実施の形態1,2と同様である。
図5(a)は本発明の第3の実施形態における半導体装置の配線基板17の上面図である。図5(b)は本発明の第3の実施形態における半導体装置の配線基板17のC-C線断面図である。第2の実施形態に示した図3(a)およびに図3(b)との違いは、配線基板17の開口部17aがC-C断面方向の出力側電極17b側のみ短くなっていることである。つまり、開口部17aが入力側電極17c側へ寄っている。
図6(a)は、配線基板17の第2面19にある出力側電極17bおよび入力側電極17c上に印刷されたはんだペースト6と、半導体パッケージ11の出力側端子12および入力側端子13とを位置合わせし、マウンタを用いて搭載した図である。このとき、半導体パッケージ11の搭載位置は、配線基板17の開口部17aの中心に対して位置合わせするため、半導体パッケージ11の側面と配線基板17の開口部17aの側面とは接触していない。
次に、リフローにて245度まで加熱し、上記構造により、その後のリフロー加熱において、半導体パッケージ11の出力側端子12および入力側端子13の下のはんだペースト6と半導体パッケージ11の下のはんだプリフォーム10を同時に溶融させた際に、はんだペースト6の張力により、半導体パッケージ11が出力側端子12の方向に引っ張るセルフアライメント力が作用する。このときに、配線基板17の開口部17aがC-C断面方向の出力側電極17b側のみ短くしていることから、半導体パッケージ11の側面と配線基板17の開口部17aの側面とが接触した位置で半導体パッケージ11の位置が決まり、高精度に固定することが可能となる。その結果、図6(b)に示すように、半導体パッケージ11の側面と配線基板17の開口部17aとの間の隙間25を小さくした半導体装置を製造することが可能になる。
以上のようにして、半導体パッケージ11の出力側端子12側の側面と配線基板17の開口部17aとの間の隙間の大きさにより、利得、効率等の高周波特性は大きく影響するが、半導体パッケージ11の出力側端子12側の側面と配線基板17の開口部17aとの隙間を小さくし、寄生容量の発生によるインピーダンスの変動を抑えることで、製品としての高周波特性のばらつきを低減することが可能になる。
なお、上述した実施の形態では、リフロー時に半導体パッケージ11の側面と配線基板17の開口部17aの側面とが接触した位置で半導体パッケージ11の位置が決まり、高精度に固定すると説明したが、実際のリフローでは、高温により各々の部品が熱膨張した状態で接触するため、冷却し各々の部品が収縮した状態においては、必ずしも接触していない場合もあり、数十μm程度の隙間がある場合もある。また、上述した実施の形態では、配線基板の開口部の形状は四角形とした場合で説明したが、本発明はこれに限定されず、上面から見て部分的に凸形状にしたものであっても構わない。
(第4の実施形態)
第4の実施形態は、第1の実施形態および第2の実施形態のいずれにも概ね共通であり、共通部分の詳細な説明は省略し、差異がある部分について主に説明する。説明しない事項は実施の形態1,2と同様である。
図7(a)は本発明の第4の実施形態における半導体装置の放熱板20の上面図である。図7(b)は本発明の第4の実施形態における半導体装置の放熱板20のD-D線断面図である。第2の実施形態に示した図4(a)およびに図4(b)との違いは、放熱板20のキャビティ部20aがD-D断面方向の右側が短くなっていることである。つまり、キャビティ部20aが左側へ寄っている。
図8(a)は、配線基板14の第2面16にある出力側電極14bおよび入力側電極14c上に印刷されたはんだペースト6と、半導体パッケージ11の出力側端子12および入力側端子13とを位置合わせし、マウンタを用いて搭載した図である。このとき、半導体パッケージ11の搭載位置は、配線基板14の開口部14aの中心に対して位置合わせしており、半導体パッケージ11の側面と放熱板20のキャビティ部20aの側面とは接触していない。
次に、リフローにて245度まで加熱し、上記構造により、その後のリフロー加熱において、半導体パッケージ11の出力側端子12および入力側端子13の下のはんだペースト6と半導体パッケージ11の下のはんだプリフォーム10を同時に溶融させた際に、はんだペースト6の張力により、半導体パッケージ11が出力側端子12の方向に引っ張るセルフアライメント力が作用する。
このときに、放熱板20のキャビティ部20aがD-D断面方向の右側が短くなっていることから、半導体パッケージ11の側面と放熱板20のキャビティ部20aの側面とが接触した位置で半導体パッケージ11の位置が決まり、高精度に固定することが可能となる。
その結果、図8(b)に示すように、半導体パッケージ11の側面と配線基板14の開口部17aとの間の隙間26を小さくした半導体装置を製造することが可能になる。
以上のようにして、半導体パッケージ11の出力側端子12側の側面と配線基板14の開口部14aとの間の隙間26の大きさにより、利得、効率等の高周波特性は大きく影響するが、半導体パッケージ11の出力側端子12側の側面と配線基板14の開口部14aとの隙間を小さくし、寄生容量の発生によるインピーダンスの変動を抑えることで、製品としての高周波特性のばらつきを低減することが可能になる。
なお、上述した実施の形態では、リフロー時に半導体パッケージ11の側面と放熱板20のキャビティ部20aの側面とが接触した位置で半導体パッケージ11の位置が決まり、高精度に固定すると説明したが、実際のリフローでは、高温により各々の部品が熱膨張した状態で接触するため、冷却し各々の部品が収縮した状態においては、必ずしも接触していない場合もあり、数十μm程度の隙間がある場合もある。
また、上述した実施の形態では、放熱板のキャビティ部の形状は四角形とした場合で説明したが、本発明はこれに限定されず、上面から見て部分的に凸形状にしたものであっても構わない。
さらには、図8(c)に示すように、上面から見て、キャビティ部の底面を部分的に凸部27にすることで、その凸部27に半導体パッケージ11を接触させることで、半導体パッケージ11の位置を高精度に規制することも可能である。
(第5の実施形態)
第5の実施形態は、第1の実施形態~第4の実施形態のいずれにも適用できる放熱板28である。説明しない事項は、上記実施の形態と同様である。
なお、図9は、放熱板28のキャビティ部28aの平面図を示すが、上記すべての実施の形態において、この形状のキャビティ部28aを有してもよい。
このキャビティ部28aは、キャビティ部28aの端部のいずれかに凹部28bを有する。キャビティ部28aの側面が一部広がっている。凹部28bの底部は、キャビティ部28aの底面と同じか、深い。
このことで、キャビティ部28a内のはんだプリフォーム10が溶けて、半導体パッケージ11が、移動する時に、溶けたはんだがこの凹部28bに収納可能である。結果、半導体パッケージ11が移動しやすい。半導体パッケージ11は、半田の流動の影響を受けない。
なお、凹部28bの位置は、キャビティ部28aのコーナー部が好ましい。半導体パッケージ11が近づく側のキャビティ部28aのコーナーにあるのが好ましい。
(全体として)
実施の形態1~4は、組み合わせることができる。半導体パッケージで説明したが、電子部品など部品で2つ端子があれば適用できる。
本発明に係る半導体装置は、電子部品に応用できる。特に、パワーデバイス系の電子部品が実装された装置として用いることができる。
1 配線基板
1a 開口部
1b 出力側電極
1c 入力側電極
2 面
3 放熱板接続用電極
4 メタルマスク
5 スキージ
6 はんだペースト
7 放熱板
7a キャビティ部
8 面
9 メタルマスク
10 はんだプリフォーム
11 半導体パッケージ
12 出力側端子
13 入力側端子
14 配線基板
14a 開口部
14b 出力側電極
14c 入力側電極
15 ソルダーレジスト
15a 接続領域
16 面
17 配線基板
17a 開口部
17b 出力側電極
17c 入力側電極
19 面
20 放熱板
20a キャビティ部
21 偏心
22a、22b 隙間
23 偏心
24 隙間
25 隙間
26 隙間
27 凸部
28 放熱板
28a キャビティ部
28b 凹部
101 半導体パッケージ
102 配線基板
103 開口部
104 プレート
105 ケース

Claims (9)

  1. 2つの端子を有する半導体パッケージと
    前記半導体パッケージが位置する開口部を有し、前記2つの前記端子と接続される2つの電極を有する配線基板と、
    前記半導体パッケージを固定する放熱板と、を有し、
    前記開口部の中心に対して、前記半導体パッケージの中心が、偏心し
    前記2つの電極のそれぞれに、前記2つの端子と接続される半田が配置された領域があり、前記2つの領域の中心と、前記開口部の中心とが、偏心している、半導体装置。
  2. 前記2つの電極の中心と、前記開口部の中心とが、偏心している請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記2つの端子の中心と前記開口部の中心とが、偏心している請求項1または2記載の半導体装置。
  4. 前記半導体パッケージの側面と、前記配線基板の前記開口部の側面とが接した請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記半導体パッケージの側面と、前記放熱板のキャビティ部の側面とが接した請求項1に記載の半導体装置。
  6. 前記半導体パッケージの側面と、前記放熱板のキャビティ部に配置された凸部の側面とが接した請求項に記載の半導体装置。
  7. 前記端子は、板状の端子である請求項1~のいずれか1項に記載の半導体装置。
  8. 前記端子と前記電極とは半田を介して接続される請求項1~のいずれか1項に記載の半導体装置。
  9. 前記キャビティ部は、外周に凹部を有する請求項5または6記載の半導体装置。
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