JP7118605B2 - 可撓性回路基板、可撓性回路装置および情報記録装置 - Google Patents

可撓性回路基板、可撓性回路装置および情報記録装置 Download PDF

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Description

本発明は、ボタンの押圧情報を記憶して、記憶された情報を外部に伝送するインタフェース機能を備えた情報収集装置、およびこの情報記録装置に用いられる可撓性回路基板および可撓性回路装置に関する。
紙製基材上に導電パターンをシルク印刷し、導電パターンの端子部に導電性接着剤を介して通信モジュールのパッドを電気的に接続したシート状の検定装置が実用化されている(特許文献1)。
この特許文献1に開示された検定装置は紙製基材上に導電パターンを印刷しているため、紙目にインキがにじんで、微細な回路印刷を実施することがむずかしい。
また、特許文献1に開示された検定装置では、紙製基材を折曲げた際、導電パターンが断線することも考えられる。
特表2008-516248号公報
本発明は、微細な導電回路を形成することができ、かつ導電回路の断線を防止することができる可撓性回路基板、可撓性回路装置および情報記録装置を提供することを目的とする。
本発明は、情報記録装置に用いられる可撓性回路基板において、紙製基板と、前記紙製基板上に接着された合成樹脂製フィルム層と、前記合成樹脂製フィルム層上に設けられた導電回路とを備えた可撓性回路基板である。
本発明は、前記紙製基板と前記合成樹脂製フィルム層との間に接着層が介在されている、可撓性回路基板である。
本発明は、前記紙製基板は第1紙製基板と、この第1紙製基板に折曲部を介して折曲自在に連結された第2紙製基板とを有し、前記合成樹脂製フィルム層および前記導電回路は、前記第1紙製基板と前記第2紙製基板間の折曲部を跨いで設けられている、可撓性回路基板である。
本発明は、前記折曲部のうち前記導電回路の配置領域において、前記紙製基板と前記合成樹脂製フィルムとの間に非接着部を設けた、可撓性回路基板である。
本発明は、前記折曲部に位置する前記導電回路上に、前記導電回路を外方から覆う目隠層を設けた、可撓性回路基板である。
本発明は、情報記録装置に用いられる可撓性回路装置において、紙製基板と、前記紙製基板上に接着された合成樹脂製フィルム層と、前記合成樹脂製フィルム層上に設けられた導電回路とを備えた可撓性回路基板と、前記導電回路に接続された通信モジュールとを備えた可撓性回路装置である。
本発明は、情報記録装置において、紙製基板と、前記紙製基板上に接着された合成樹脂製フィルム層と、前記合成樹脂製フィルム層上に設けられた導電回路とを備えた可撓性回路基板と、前記回路基板上に設けられ、使用者が押圧可能な複数のボタンと、前記回路基板上に設けられ、前記ボタンに接続された通信モジュールとを備え、前記通信モジュールは使用者が押圧した前記ボタンの押圧情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された情報を外部へ出力する出力インターフェース部とを有する、情報記録装置である。
本発明は、前記回路基板上に、前記ボタンが押圧された際に押圧確認を行う発光部を設けた、情報記録装置である。
以上のように、本発明によれば、微細な導電回路を形成することができ、かつ導電回路の断線を防止することができる。
図1は本発明の実施形態に係る情報記録装置の外観図。 図2は図1の情報記録装置の展開斜視図。 図3は通信モジュールの概略構成を示すブロック図。 図4はASICの内部構成の一例を示すブロック図。 図5は情報記録装置を展開した平面図。 図6はフレキシブル確認回路と通信モジュールの接続関係を示す図。 図7は基板を示す断面図。 図8は試験用回路基板を示す平面図。 図9は導電回路を遮断した試験用回路基板を示す平面図。 図10は紙製基板に非接着部を設けた状態を示す平面図。
<本発明の実施の形態>
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
本実施形態は、情報記録装置(回路装置ともいう)であって、図1はその外観図である。図1の情報記録装置は、例えば使用者からの情報を記録して集めるシート状のアンケートカードからなり、折り畳み式になっていて、展開すると図2のような情報入力面2が現れる。情報記録装置1としてのアンケートカードは可撓性の基板30と、基板30上に設けられた導電回路18Aと、この導電回路18Aに回路コネクタ90を介して接続された無線送信可能な通信モジュール10とを備えている(図3および図5参照)。また基板30は、図7に示すように、紙製基板30Aと、この紙製基板30Aの表面全域に設けられた合成樹脂製フィルム層(PETフィルム層)30Bと、紙製基板30AとPETフィルム層30Bとの間に介在された接着層30Cとを有し、全体として可撓性をもつ。
このうち基板30と、この基板30の合成樹脂フィルム層30B上に設けられた導電回路18Aとにより、可撓性の回路基板70が構成されている。なお、回路コネクタ90は必ずしも設ける必要はなく、また回路コネクタ90はフレキシブルなコネクタでも堅固なコネクタであってもよい。
アンケートカードからなる情報記録装置1について更に述べる。情報記録装置1は、例えば使用者からのアンケート情報を収集するものである。この情報記録装置1として、アンケートカードの他、注文カードを用いてもよいが、以下アンケートカードからなる情報記録装置1について述べる。
図2の情報記録装置の情報入力面2は2面構成であり、第1面2aにはスタートボタン3と取り消しボタン4が設けられ、第2面2bには使用者が入力するための選択ボタンが配置されている。第1面2aの裏面側が図1の「アンケートカード」と記載された面である。
第2面2bには、各種の質問項目(以下、項目)が記載されている。図2の例では、(1)項目1、(2)項目2、(3)項目3、(4)項目4、(5)項目5の計5種類の項目が記載され、各項目ごとに、3通りの回答(A、B、C)から一つを選択可能になっている。使用者は、まず、5種類の項目に対応する選択ボタン6a~6eからなる第1ボタン列6のいずれかを押圧して、特定の項目を選択した後に、引き続いて、その項目の回答に対応する選択ボタン7a~7cからなる第2ボタン列7のいずれかを押圧する。これにより、使用者からの情報を入力できる。使用者は、必ずしも5種類の項目のすべてに回答する必要はなく、一部の項目のみに回答してもよい。
第1ボタン列6を構成する各選択ボタン6a~6eは図2のX方向に沿って配置され、第2ボタン列7を構成する各選択ボタンは、第1ボタン列6に略平行にY方向に沿って複数列にわたって配置されている。
なお、第2面2bに記載された項目とその回答は、あくまで一例にすぎず、項目の種類によって任意に変更して構わない。
使用者は、アンケートカードの使用を開始するときに、スタートボタン3を押圧する。その後、使用者は、質問項目に回答するため該当する選択ボタン6、7を押圧する。
使用者が押圧したスタートボタン3、取り消しボタン4、および各選択ボタン6、7の情報は、アンケートカード内に内蔵された通信モジュール10に自動的に記憶される仕組みになっている。
図3は上述した無線通信可能な通信モジュール10の概略構成を示すブロック図である。図3の通信モジュール10は、樹脂基板11の上に実装されたICチップとしてのASIC(Application Specific Integrated Circuit)12と、水晶振動子13と、ボタン電池14と、スピーカ15と、樹脂基板11の長辺に沿って形成される複数のパッド16と、樹脂基板11の外縁部に沿って形成されるアンテナパターン17aと、樹脂基板11上に形成される導電パターン17bとを有する。
図3は通信モジュール10の内部構成を機能化したブロック図であり、実際の各回路部品やパターンの配置やサイズ、形状、個数は任意に変更可能である。
図4はASIC12の内部構成の一例を示すブロック図である。図4のASIC12は、使用者が押圧したスタートボタン3、取り消しボタン4、および各選択ボタンの情報を時刻情報とともに時系列で記憶する記憶部21と、記憶部21に押圧情報を記憶する制御を行う制御部22と、不図示のホストコンピュータとの間で無線通信を行う無線通信部(出力インターフェース部)23とを有する。
また制御部22は、使用者がボタンを押圧した際、その押圧された情報を後述するフレキシブル確認回路100のLED発光部102を駆動させて発光させる。
記憶部21は、使用者が押圧したボタンを特定する情報と、そのボタンが押圧された時刻情報とを組にして記憶する。取り消しボタン4は、取り消しボタン4が押圧される直前に押圧されたボタンの情報を取り消すことを意図したものである。ホストコンピュータは、記憶部21に取り消しボタン4の押圧を特定する情報と、そのボタンが押圧された時刻情報とが記憶されている場合は、取り消しボタン4の直前に押圧されたボタンの情報を取り消す。
無線通信部23は、ホストコンピュータとの間で、いわゆるNFC(Near Field Communication、近接無線通信)やBluetooth(登録商標)等の非接触通信を行って、情報の送受を行う。無線通信部23が無線通信に用いる方式や周波数帯域は特に制限されるものではなく、例えば13.56MHzの帯域でISO14443に準拠した無線方式で無線通信を行い、Bluetoothの場合は規格で定めた周波数(例えば2.4GHz)で無線通信を行う。
NFCでは、規格上電力の送受もできるため、電池なしで通信モジュール10を駆動することも原理的には可能である。ただし、本実施形態の通信モジュール10は、スピーカ15も備えており、電力の消費量が比較的大きいため、ボタン電池14を搭載している。
次に、本実施形態に係るアンケートカードの具体的構造について説明する。上述したアンケートカード1は、1枚の基板30を縦方向に三等分して折り畳んだ三層構造であり、その表面に図2に示す情報入力面2が現れるようにしている。これをさらに後述する折曲線64に沿って横方向に二等分して折り畳むと図1に示す構造になる。以下では、大元の1枚の基板に形成される導電パターンについて説明する。
図5はアンケートカードの元となる基板30を展開した図である。図5の基板30を縦方向に延びる折り目61で三等分に分割した各分割基板30a、30b、30cには、それぞれ異なる導電パターン18や切り欠き62、窓105等が設けられる。なお、これら3つの分割基板30a~30cは、折り目61で折り曲げ可能とされており、物理的に切り離されるものではない。また、各分割基板30a、30b、30cは上述のように折曲線64を有し、各分割基板30a、30b、30cは横方向に延びる各々の折曲線64を介して二等分に折り畳まれる。
図5の中央の分割基板30bは、最下層に配置されて導電パターン18が形成される最下層基板30bである。その右側の分割基板30cは、主に切り欠き62を有し、最下層基板30bの上に配置される中間層基板30cである。最下層基板30bの左側の分割基板30aは、スイッチ接点の導通/遮断を行う導電パターン38を有し、中間層基板30cの上に配置される最上層基板30aである。
後述するように、三等分された最下層基板30bに中間層基板30cを折り畳んで熱圧着した後に、その上に最上層基板30aを折り畳んで熱圧着することにより、図2の構造が得られる。したがって、図5に示す最上層基板30aの裏面側が、図2に示す情報入力面2になる。
最下層基板30bの上に中間層基板30cを折り畳んで熱圧着してから、最下層基板30bに通信モジュール10が接合され、その上に最上層基板30aが熱圧着される。このように、通信モジュール10は、最下層基板30bと最上層基板30aの間に挟み込まれる。これにより、最下層基板30bの表面に形成された導電パターン18と通信モジュール10は、アンケートカードの完成状態では、外見に現れない。同様に、最上層基板30a上の導電パターンも、中間層基板30cの上に折り畳まれて熱圧着されるため、外見に現れない。
次に、最下層基板30bの表面に形成された導電パターン18について図5を用いて説明する。図5の導電パターン18は、三等分された第1~第3面2a~2bからなる情報入力面2に対応した第1~第2パターン面30b1~30b2を有する。
第1パターン面30b1は、スタートボタン3に対応したスイッチ接点31と、取り消しボタン4に対応したスイッチ接点32とを有する。第2パターン面30b2は、患者の症状および症状の程度を選択する各選択ボタンに対応した計20個のスイッチ接点34~37を有する。
これらスイッチ接点31~32、34~37は、初期状態で遮断されている。
スイッチ接点31、32、34~37は、対応するボタンを押圧したときに、情報入力面2の裏面側に設けられた円形の導電パターン38が対応するスイッチ接点に接触して、押圧している間だけ一時的に導通する。
このように、スイッチ接点31~32、34~37は初期状態で電気的に遮断されている。各スイッチ接点に別の導電パターンを接触させることにより、スイッチ接点の状態を切り替えることができる。
図5に示す各スイッチ接点31~32、34~37の一端は、導電パターン18を介して第1パターン面30b1上の端子部39の対応する端子に接続され、他端はいずれも導電パターン18を介して接地端子に接続されている。端子部39には、スイッチ接点の総数分の端子が設けられ、これに加えて、端子部39の両端側には接地端子が設けられている。接地端子から延びる導電パターン(以下、接地パターン18a)は、第1~第2パターン面30b1、30b2の外縁に沿って、他の導電パターンとスイッチ接点を取り囲むように形成されている。
この接地パターン18aは、ノイズの低減を図るために、他の導電パターンよりも太く形成されている。
ここで上述した導電パターン18と接地パターン18aとにより、導電回路18Aが構成される。また導電回路18Aに端子部39が接続される。また上述のように紙製基板30Aと、この紙製基板30Aの表面全域に接着層30Cを介して接着された合成樹脂製フィルム層30Bとを有する基板30と、基板30上に形成された導電回路18Aとにより通信モジュール10が接合される前の回路基板70が構成される(図5および図7参照)。
このように、すべてのスイッチ接点が、対応する端子と接地パターン18aとの間に接続されている。したがって、いずれかのスイッチ接点の状態が変化すると、その変化した情報が、専用の端子を介して通信モジュール10に伝達されることになる。通信モジュール10内の記憶部21は、接点の状態が変化したスイッチ接点を特定する情報と、すなわち押圧された選択ボタンを特定する情報と、接点の状態が変化した時刻情報とを記憶する。
第2パターン面30b2上の各スイッチ接点は、X方向に沿って配置される第1ボタン列に対応する第1スイッチ接点列34と、第1ボタン列に略平行にY方向に沿って配置される複数の第2ボタン列に対応する複数の第2スイッチ接点列35~37とにグループ分けされている。
第2スイッチ接点列35~37のそれぞれにおける計5個のスイッチ接点の一端側はいずれも共通の端子に接続され、他端側はいずれも接地端子に接続されており、これら5個のスイッチ接点は並列接続されている。図5の例では、計5個のスイッチ接点が並列接続された第2スイッチ接点列35~37が計3個設けられている。
並列接続された各スイッチ接点列35~37内のどのスイッチ接点の状態が変化しても、その状態変化情報は同じ端子を介して通信モジュール10に伝達されるため、通信モジュール10では、どのスイッチ接点が変化したのかをその情報だけでは特定できない。そこで、本実施形態では、第2スイッチ接点列35~37内のスイッチ接点の状態を変化させる前に、第1スイッチ接点列34内のスイッチ接点の状態を変化させるようにルール化することで、第2スイッチ接点列35~37内のどのスイッチ接点の状態が変化したかを特定している。
より具体的には、まず第1スイッチ接点列34内のいずれかのスイッチ接点の状態を変化させて、このスイッチ接点のX方向位置を検出する。そして、同じX方向位置にある第2スイッチ接点列35~37内の計3個のスイッチ接点を選択候補として決定する。次に、これら3個のスイッチ接点の中で、状態が変化したものがあれば、そのスイッチ接点の情報を通信モジュール10に伝達する。
このように、第1スイッチ接点列34内のスイッチ接点の状態変化情報と、第2スイッチ接点列35~37内のスイッチ接点の状態変化情報とを組み合わせることで、第2スイッチ接点列35~37内の特定のスイッチ接点の状態を正しく通信モジュール10に伝達することができる。
複数のスイッチ接点を並列接続して、一端側を共通の端子に接続することは、端子部39内の端子の総数と導電パターン18の数を削減できることから、特にパターン面積が限られている場合に有効である。第2スイッチ接点列35~37内の複数のスイッチ接点を並列接続しても、第2スイッチ接点列35~37と平行に配置された第1スイッチ接点列34内のスイッチ接点の状態と組み合わせることで、第2スイッチ接点列35~37内の特定のスイッチ接点の状態を正確に特定できるため、実用上の問題は起きない。
このように、本実施形態に係るアンケートカード1は、スタートボタン3や各種の選択ボタンの他に、直前のボタン操作を取り消すための取り消しボタン4を具備するため、ボタンの誤操作による誤った情報が取消情報なく通信モジュール10に伝達されるおそれがなくなり、通信モジュール10およびホストコンピュータに伝達される情報の信頼性が向上する。
ところで、上述のように各分割基板30a、30b、30cは、横方向に延びる各々の折曲線(折曲部ともいう)64を介して二等分に折り畳まれる。
このうち最下層基板30bには、導電パターン18と接地パターン18aとからなる導電回路18Aが設けられている。また最下層基板30bの折曲線64近傍には、導電回路18Aを外方から覆う目隠層80が設けられている。基板30のうち、例えば中間層基板30cおよび最上層基板30aには、折曲線64に沿って切欠きが形成されることがあり、このように中間層基板30cおよび最上層基板30aに切欠きが形成されていても、上述した目隠層80により折曲線64近傍の導電回路18Aを外方から隠して保護することができる。
ところで基板30は、紙製基板30Aと、この紙製基板30Aの表面全域に接着層30Cを介して接着された合成樹脂製フィルム層30Bとを有する。このうち紙製基板30Aとしては一方の面に印刷用コートが施された紙製基板30Aが用いられ、この紙製基板30Aのうち、印刷用コートが施されていない他方の面に接着層30Cを介して合成樹脂製フィルム層30Bが接着される。合成樹脂製フィルム層30Bとして、材質は限定されないが、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)製フィルムを用いることができる。なお、紙製基板30Aの表面全域に接着剤30Cを介して合成樹脂製フィルム層30Bを接着した例を示したが、これに限らず、紙製基材30Aのうち、最下層基板30b上のみに接着剤30Cを介して合成樹脂性フィルム層30Bを接着してもよく、紙製基板30Aのうち最上層基板30aと最下層基板30b上のみに接着層30Cを介して合成樹脂製フィルム層30Bを接着してもよく、紙製基板30Aのうち最下層基板30bと中間層基板30c上のみに接着層30Cを介して合成樹脂製フィルム層30Bを接着してもよい。
また導電回路18Aは合成樹脂製フィルム層30B上に、カーボンインキ、銅インキ、または金インキを含む導電インキを用いてシルク印刷を施すことにより形成される。
このように導電回路18Aは合成樹脂製フィルム層30B上に導電インキを用いてシルク印刷を施すことにより形成されるため、導電インキを紙製基板30A上に直接印刷する場合に比べて、合成樹脂製フィルム層30B上で導電インキがにじむことはない。
また導電回路18Aのうち折曲線64を跨ぐ部分について導電回路18Aに対して基板30側から折曲力が働くことがある。本実施の形態において、導電回路18Aは合成樹脂製フィルム層30B上に形成されるため、基板30が折曲げられた時には基板30に働く折曲力は合成樹脂製フィルム層30Bにより、効果的に吸収される。
このため、アンケートカード1の基板30を繰り返して折曲線64に沿って折曲げた場合であっても、折曲線64を跨ぐ部分に設けられた導電回路18Aが断線することはない。
このため、合成樹脂製フィルム層30B上に微細な導電回路18Aを設けることができる。また導電インキがにじむことはないので、導電回路18A間で、短絡現象が生じることはない。
さらにまた上述のように、紙基板30のうち分割基板30bに、通信モジュール10が配置されるが、この分割基板30b上であって、通信モジュール10の裏面にフレキシブル確認回路100が介在される(図5参照)。このフレキシブル確認回路100はいずれかのボタン、例えばスタートボタン3、取り消しボタン4、選択ボタン6および選択ボタン7のいずれかのボタンが押圧された際に、この押圧確認を行うLED発光部102等の押圧確認手段を含む。
具体的には、図5および図8に示すように、フレキシブル確認回路100はビニル系、ポリエステル系等の材料からなる絶縁性のフレキシブル基材101と、このフレキシブル基材1010上に実装されたLED発光部102と、フレキシブル基材101上に設けられ、LED発光部102と通信モジュール10とを接続するとともに、線状に形成された導電部103とを有する。
ここで、図6は分割基板30bに配置される通信モジュールの裏面と、この通信モジュール10の裏面上に取付けられたフレキシブル確認回路100とを示す。
そしてフレキシブル確認回路100のLED発光部102は、紙基板30のうち分割基材30aに形成された発光部用窓105を介して外方へ露出する。そしてLED発光部102は、ボタン3、4、6および7のうちいずれかのボタンが使用者により押圧された際、通信モジュール10の制御部22により発光して発光部用窓105から発光状態を外方へ現わすようになっている。
このようにLED発光部102は、ボタンが押圧された際に押圧確認を行う押圧確認手段として機能するが、このような押圧確認手段として他の押圧確認手段、例えば他の発光部を用いてもよく、発光部以外に押圧確認手段としては振動を発生させる振動子を用いてもよい。
ところでLED発光部102としては、例えばチップ状のLED素子を用いることができ、LED発光部102の電源は通信モジュール10内のボタン電池から供給される。
次に、紙基板30に対してフレキシブル確認回路100を設置する方法について図5および図6により説明する。
まずフレキシブル基材101上に印刷等により線状の導電部103が形成され、この導電部103の一側端部(図6の左側端部)に、チップ状のLED素子からなるLED発光部102が導電性接着剤等により実装される。このようにしてフレキシブル基材101と、導電部103と、LED発光部102とを有するフレキシブル確認回路100が構成される。
次に、このようにして構成されたフレキシブル確認回路100は、導電部103およびLED発光部102を通信モジュール10側へ向けて、通信モジュール10の裏面に取付けられる。本実施形態においては、フレキシブル確認回路100は、通信モジュール10のスピーカ端子部に接続されている。この場合、スタートボタン3、取り消しボタン4、選択ボタン6および選択ボタン7のいずれかのボタンが押圧された際にスピーカからブザー音が鳴るように設定しておくことで、ブザー音に連動してLED発光部102が発光する。また、ボタン毎にブザー音を変えておくとLEDの発光も変化する為、発光状態でどのボタンが押されたか視覚的に確認することが可能になる。
このとき、通信モジュール10は、フレキシブル確認回路100の導電部103の他側端部(図6の右側端部)に導電性接着剤を用いて接続される。
このように予めフレキシブル確認回路100と通信モジュール10とを接続しておき、互いに接続された通信モジュール10とフレキシブル確認回路は、その後、紙基板30の分割基板30b上に載置される。
この際、通信モジュール10は分割基板30b上に設けられた導電回路18Aに、回路コネクタ90を介して接続される。
使用に際して、使用者がいずれかのボタン、例えばスタートボタン3、取り消しボタン4、選択ボタン6および選択ボタン7のうちいずれかのボタンを押圧した際、通信モジュール10の制御部22により、フレキシブル確認回路100のLED発光部102を発光させる。このときLED発光部102の発光状態は、発光部用窓105から外方へ現れる。このことにより、患者は、自らがいずれかのボタンを押圧したことを直ちに確認することができる。
一般に紙基板30に設けられたボタン3、4、6、7を押圧した場合、この押圧したという感覚はボタンから得ることはできない。このためボタン3、4、6、7を押圧しても押圧したか否か不安になることも考えられるが、本実施の形態によれば、ボタン3、4、6、7を押圧した場合、患者は直ちに発光部用窓105を介してLED発光部102の発光状態を確認することができるため、ボタンを押圧したことを直ちに確認することができる。
また、フレキシブル確認回路100は、予めフレキシブル基材101上にLED発光部102を実装することにより得られ、このようにして得られたフレキシブル確認回路100を通信モジュール10に簡単に接続することができる。またフレキシブル確認回路100が接続された通信モジュール10は、紙基板30の分割基板30b上に設けられた導電回路18Aに回路コネクタ90を介して接続されるため、紙基板30にて対して通信モジュール10およびフレキシブル確認回路100を容易かつ簡単に取り付けることができる。
すなわち、フレキシブル確認回路100を用いることなく、紙基板30の分割基板30b上にLED発光部を設け、このLED発光部と通信モジュールを別個の導電線に接続することも考えられるが、導電線の引き回し作業、あるいは導電部と通信モジュールおよびLED発光部との接続作業を紙基板30上で実行する必要があり、接続作業は煩雑である。
これに対して本実施の形態によれば、予めフレキシブル確認回路100と通信モジュール10とを接続しておき、紙基板30に対して互いに接続された通信モジュール10およびフレキシブル確認回路100を取り付けるため、通信モジュール10およびフレキシブル確認回路100を容易かつ簡単に紙基板30に対して取付けることができる。
次に本発明の具体的実施例について説明する。本実施例は以下の評価方法を用いて本発明の実施の形態によるアンケートカード1の評価を行ったものである。
<実施例1>
図8に示す実施例1において、紙製基板(230g/m)30Aと、この紙製基板30A上に接着層30Cを介して貼り合わせられたPET製フィルム層(厚み25μm)30Bとを有する基板30を作製して準備した。
この場合、紙製基板30Aの一方の面に印刷用コートが施され、他方の面には印刷用コートは施されていない。そしてPET製フィルム層30Bは、紙製基板30Aのうち印刷用コートが施されていない他方の面に接着されている。
次にPET製フィルム30B上に、カーボンインキ(導電インキ)を用いて図8のような導電回路18Aを設けた。
この場合、導電回路18Aの線幅を変えて、2パターン作製した。
(1)導電回路の線幅0.3mm、導電回路間隔0.3mm、直線長さ10cm、11本
(2)導電回路の線幅0.5mm、導電回路間隔0.5mm、直線長さ10cm、11本
さらに、基板30上に通信モジュール10を装着して回路基板70を作製した。次に回路基板70に対して1秒毎に断線確認を行うよう起動し、断線確認の結果はパソコンで読み取った。なお、断線するとアラームを鳴るようにセットし、音でも断線を確認できるようにした。
(導通確認)
11本全てが導通していれば○、11本の導電回路18Aに1本でも断線がみられれば×とした。
n=5で行い、全て○であれば合格、1枚でも×があれば不合格とした。
(混線確認)
次に、導電回路18Aを1本ずつ全てを断線部5で断線させ、所定の導電回路が断線となっていれば○、導通を示せば別回路と混線しているとして×とした(図9参照)。
n=5で行い、全て○であれば合格、1枚でも×があれば不合格とした。
(折曲確認)
次に回路基板70を折曲線64を介して一方向に100回折り曲げた。次に回路基板70を折曲線64を介して他方向に100回折り曲げた。
断線を知らせるアラームが鳴った段階で確認作業は終了とし、n=3で実施し、さらに結果をパソコンで確認した。1回でも断線記録があれば不合格とした。それ以外を良好またはきわめて良好とした。
<実施例2>
図10に示すように、実施例1と同様にして紙製基板(230g/m2)30Aと、紙製基板30Aに接着層30Cを介して接着されたPET製フィルム層(厚み16μm)30Bとを有する基板30を準備した。この場合、基板30は折り目61で三等分に分割された分割基板30a、30b、30cを有し、このうち分割基板30cには切り欠き62が設けられている。
また分割基板30b、30cは折曲線64を介して二等分に折曲げることが可能である。
さらに基板30のうち紙製基板30A上には、折曲線64を跨ぐ導電回路18Aの配線領域に対応して剥離剤が塗布されて剥離領域110が形成されている。このように、紙製基板30A上のうち、折曲線64を跨ぐ導電回路18Aの配線領域に剥離領域110を形成することにより、PET製フィルム30Bは紙製基板30A上に接着されることはなく、このため紙製基板30AとPET製フィルム30Bとの間に非接着部110が形成される。
次にPET製フィルム30B上に導電インキを用いて導電回路18Aを形成した。
このとき、導電回路18Aのうち導電パターン18の線幅は1mmであり、導電パターン18の外側の接地パターン18aの線幅は2mmであった。
次に導電回路18Aの端子部39に回路コネクタ90を介して通信モジュール10を接続した。このようにして回路基板70を作製した。
次に実施例1と同様に、回路基板70に対して導通確認と、折曲確認を行った。
この場合、1秒毎に断線確認を行うように起動して、断線確認の結果をパソコンで読み取った。なお、断線するとアラームが鳴るよう構成し、アラームでも断線確認を行った。
断線を知らせるアラームが鳴った段階で確認作業は終了とし、n=3で実施し、1回でも断線記録があれば不合格とした。それ以外を良好あるいはきわめて良好とした。
<比較例>
基板30として、紙製基板30Aのみからなるものを用い、この紙製基板30Aのうち印刷コートが施されていない面に導電インキを用いて導電回路18Aを設けた。
それ以外は実施例1と同様にして回路基板70を作製した。
次に実施例と同様にして、回路基板70に対して導通確認と、混線確認と、折曲確認を行った。
断線を知らせるアラームが鳴った段階で確認作業は終了とし、n=3で実施し、1回でも断線記録があれば不合格とした。
断線がなく、折り曲げ部を跨いだ導電回路の抵抗値について、折り曲げ後の数値が折り曲げ前の数値の2倍以下であればきわめて良好、2倍以上であれば良好、それ以外は合格とした。
次に上記実施例1および2と比較例の確認結果を表1に示す。
Figure 0007118605000001
表1からわかるように、実施例1では、導通確認および混線確認の評価対象が合格となっており、かつ折曲確認が良好となった。
また実施例2では、導通確認の評価対象が合格となっており、かつ折曲確認がきわめて良好となっていた。
他方、比較例では、線幅が0.3mmの場合、導通確認、混線確認、折曲確認は不合格となった。また、線幅が0.5mmの場合、折曲確認は不合格となった。
1 アンケートカード
2 情報入力面
3 スタートボタン
4 取り消しボタン
6(6a~6e) 選択ボタン
7(7a~7c) 選択ボタン
10 通信モジュール
11 フィルム基板
12 ASIC
13 水晶振動子
14 ボタン電池
15 スピーカ
16 パッド
17 アンテナパターン
18 導電パターン
18A 導電回路
18a 接地パターン
30 基板
30A 紙製基板
30B 合成樹脂製フィルム層
30C 接着層
30a、30b、30c 分割基板
30b1 第1パターン面
30b2 第2パターン面
31~32、34~37 スイッチ接点
39 端子部
61 折り目
62 孔(切り欠き)
64 折曲線
70 回路基板
80 目隠層
90 回路コネクタ
100 フレキシブル確認回路
101 フレキシブル基材
102 LED発光部
103 導電部
110 非接着部

Claims (6)

  1. 情報記録装置に用いられる可撓性回路基板において、
    紙製基板と、
    前記紙製基板上に接着された単一層からなる合成樹脂製フィルム層と、
    前記合成樹脂製フィルム層上に設けられた単一層からなる導電回路とを備え、
    前記紙製基板は第1紙製基板と、この第1紙製基板に折曲部を介して折曲自在に連結された第2紙製基板とを有し、
    前記合成樹脂製フィルム層および前記導電回路は、前記第1紙製基板と前記第2紙製基板との間の折曲部を跨いで設けられ、
    前記折曲部のうち前記導電回路の配置領域において、前記紙製基板と前記合成樹脂製フィルム層との間に非接着部を設け、
    前記折曲部は一対の折曲線からなり、前記第1紙製基板と前記第2紙製基板は互いに折り畳まれて重ね合わされ、前記非接着部は前記一対の折曲線を跨ぐ前記導電回路の配線領域に形成され、前記導電回路の配置領域において、前記非接着部を除いて前記紙製基板と、単一層からなる前記合成樹脂製フィルム層と、単一層からなる前記導電回路の積層構造が形成される、
    可撓性回路基板。
  2. 前記紙製基板と前記合成樹脂製フィルム層との間に接着層が介在されている、請求項1記載の可撓性回路基板。
  3. 前記折曲部に位置する前記導電回路上に、前記導電回路を外方から覆う目隠層を設けた、請求項1または2記載の可撓性回路基板。
  4. 情報記録装置に用いられる可撓性回路装置において、
    紙製基板と、前記紙製基板上に接着された単一層からなる合成樹脂製フィルム層と、前記合成樹脂製フィルム層上に設けられた単一層からなる導電回路とを備えた可撓性回路基板と、
    前記導電回路に接続された通信モジュールとを備え、
    前記紙製基板は第1紙製基板と、この第1紙製基板に折曲部を介して折曲自在に連結された第2紙製基板とを有し、
    前記合成樹脂製フィルム層および前記導電回路は、前記第1紙製基板と前記第2紙製基板との間の折曲部を跨いで設けられ、
    前記折曲部のうち前記導電回路の配置領域において、前記紙製基板と前記合成樹脂製フィルム層との間に非接着部を設け、
    前記折曲部は一対の折曲線からなり、前記第1紙製基板と前記第2紙製基板は互いに折り畳まれて重ね合わされ、前記非接着部は前記一対の折曲線を跨ぐ前記導電回路の配線領域に形成され、前記導電回路の配置領域において、前記非接着部を除いて前記紙製基板と、単一層からなる前記合成樹脂製フィルム層と、単一層からなる前記導電回路の積層構造が形成される、
    可撓性回路装置。
  5. 情報記録装置において、
    紙製基板と、前記紙製基板上に接着された単一層からなる合成樹脂製フィルム層と、前記合成樹脂製フィルム層上に設けられた単一層からなる導電回路とを備えた可撓性回路基板と、
    前記回路基板上に設けられ、使用者が押圧可能な複数のボタンと、
    前記回路基板上に設けられ、前記ボタンに接続された通信モジュールとを備え、
    前記通信モジュールは使用者が押圧した前記ボタンの押圧情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された情報を外部へ出力する出力インターフェース部とを有し、 前記紙製基板は第1紙製基板と、この第1紙製基板に折曲部を介して折曲自在に連結された第2紙製基板とを有し、
    前記合成樹脂製フィルム層および前記導電回路は、前記第1紙製基板と前記第2紙製基板との間の折曲部を跨いで設けられ、
    前記折曲部のうち前記導電回路の配置領域において、前記紙製基板と前記合成樹脂製フィルム層との間に非接着部を設け、
    前記折曲部は一対の折曲線からなり、前記第1紙製基板と前記第2紙製基板は互いに折り畳まれて重ね合わされ、前記非接着部は前記一対の折曲線を跨ぐ前記導電回路の配線領域に形成され、前記導電回路の配置領域において、前記非接着部を除いて前記紙製基板と、単一層からなる前記合成樹脂製フィルム層と、単一層からなる前記導電回路の積層構造が形成される、
    情報記録装置。
  6. 前記回路基板上に、前記ボタンが押圧された際に押圧確認を行う発光部を設けた、請求項5記載の情報記録装置。
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