JP6743532B2 - フレキシブル回路コネクタ、回路装置および情報記録装置 - Google Patents

フレキシブル回路コネクタ、回路装置および情報記録装置 Download PDF

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Description

本発明は、フレキシブル回路コネクタ、回路装置および情報記録装置に係り、とりわけ通信モジュールを再利用することができるフレキシブル回路コネクタ、回路装置および情報記録装置に関する。
基板上に導電パターンをシルク印刷し、導電パターンの端子部に導電性接着剤を介して通信モジュールのパッドを電気的に接続したシート状の検定装置が実用化されている。
特許文献1に開示された検定装置は、郵便物としてユーザに送付でき、受け取ったユーザが表紙を剥がすと、内側の頁には、いくつかの選択ボタンとその説明文が設けられており、説明文の内容にしたがって任意の選択ボタンを押圧すると、その情報が紙基板に埋め込まれた通信モジュールに記憶され、記憶された情報は近接無線通信でホスト装置で読み出せるようにしている。
ところで、このような検知装置において、導電パターンを有する基板は、折曲線を介して連結された複数の基板からなり、使用中基板は拡げられるが、使用後は折曲線を介して折り曲げられてコンパクトに折り畳まれる。しかしながら基板を折り曲げたり拡げたりする作業を繰り返すと、折曲線を跨ぐ導電パターンが破損したり損傷することがある。
特表2008−516248号公報 特開平7−22099号公報
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、基板を繰り返し折り曲げたり拡げても導電パターンが破損したり損傷することがないフレキシブル回路コネクタ、回路装置および情報記録装置を提供することを目的とする。
本発明は、折曲線を介して連結された第1導電回路を含む第1基板と、第2導電回路を含む第2基板との間に前記折曲線を跨いで設けられ、前記第1導電回路と前記第2導電回路を接続するフレキシブル回路コネクタにおいて、絶縁性基材と、前記絶縁性基材の一側に設けられ前記第1導電回路に接続される一側端子部と、前記絶縁性基材の他側に設けられ前記第2導電回路に接続される他側端子部と、前記一側端子部と前記他側端子部とを接続する導電部とを備えたことを特徴とするフレキシブル回路コネクタである。
本発明は、前記絶縁性基材は、ポリエチレンテレフタレートまたはポリブチレンテレフタレートを含むことを特徴とするフレキシブル回路コネクタである。
本発明は、前記一側端子部および前記他側端子部上に、異方導電性接着剤が設けられていることを特徴とするフレキシブル回路コネクタである。
前記絶縁性基材上の前記導電部は絶縁層により覆われていることを特徴とするフレキシブル回路コネクタである。
本発明は、折曲線を介して連結された第1導電回路を含む第1基板と、第2導電回路を含む第2基板とを有する回路基板と、前記第1導電回路または前記第2導電回路に接続された通信モジュールと、前記第1基板と前記第2基板との間に、前記折曲線を跨いで設けられ、前記第1導電回路と前記第2導電回路を接続するフレキシブル回路コネクタと、を備え、前記フレキシブル回路コネクタは、絶縁性基材と、前記絶縁性基材の一側に設けられ前記第1導電回路に接続される一側端子部と、前記絶縁性基材の他側に設けられ前記第2導電回路に接続される他側端子部と、前記一側端子部と前記他側端子部とを接続する導電部とを備えたことを特徴とする回路装置である。
本発明は、前記一側端子部および前記他側端子部上、または前記第1導電回路および前記第2導電回路上に、異方導電性接着剤が設けられていることを特徴とする回路装置である。
本発明は、折曲線を介して連結された第1導電回路を含む第1基板と、第2導電回路を含む第2基板とを有する回路基板と、前記第1導電回路または前記第2導電回路に接続された通信モジュールと、前記第1基板と前記第2基板との間に、前記折曲線を跨いで設けられ、前記第1導電回路と前記第2導電回路を接続するフレキシブル回路コネクタと、前記第1導電回路または前記第2導電回路は一部が破断可能となっており、前記通信モジュールはICチップと、このICチップに電源電圧を供給するボタン電池とを有し、前記ICチップは前記第1導電回路または第2導電回路の破断した位置情報と、破断した時刻を時系列で記録する記録部と、前記記録部を制御する制御部と、外部のホスト装置との間で近接通信を行う無線通信部とを有し、前記フレキシブル回路コネクタは、絶縁性基材と、前記絶縁性基材の一側に設けられ前記第1導電回路に接続される一側端子部と、前記絶縁性基材の他側に設けられ前記第2導電回路に接続される他側端子部と、前記一側端子部と前記他側端子部とを接続する導電部とを備えたことを特徴とする情報記録装置である。
本発明は、折曲線を介して連結された第1導電回路を含む第1基板と、第2導電回路を含む第2基板とを有する回路基板と、前記第1導電回路または前記第2導電回路に接続された通信モジュールと、前記第1基板と前記第2基板との間に、前記折曲線を跨いで設けられ、前記第1導電回路と前記第2導電回路を接続するフレキシブル回路コネクタと、前記第1導電回路または前記第2導電回路は、押圧可能となっており、前記通信モジュールはICチップと、このICチップに電源電圧を供給するボタン電池とを有し、前記ICチップは前記第1導電回路または第2導電回路のうち押圧された選択ボタンを特定する情報と、押圧された時刻を時系列で記録する記録部と、前記記録部を制御する制御部と、外部のホスト装置との間で近接通信を行う無線通信部とを有し、前記フレキシブル回路コネクタは、絶縁性基材と、前記絶縁性基材の一側に設けられ前記第1導電回路に接続される一側端子部と、前記絶縁性基材の他側に設けられ前記第2導電回路に接続される他側端子部と、前記一側端子部と前記他側端子部とを接続する導電部とを備えたことを特徴とする情報記録装置である。
本発明は、折曲線を介して連結された第1導電回路を含む第1基板と、第2導電回路を含む第2基板とを有する回路基板と、前記第1導電回路または前記第2導電回路に接続された通信モジュールと、前記第1基板と前記第2基板との間に、前記折曲線を跨いで設けられ、前記第1導電回路と前記第2導電回路を接続するフレキシブル回路コネクタと、前記第1導電回路または前記第2導電回路は、一部が破断可能となるとともに、押圧可能な選択ボタンを有し、前記通信モジュールはICチップと、このICチップに電源電圧を供給するボタン電池とを有し、前記ICチップは前記第1導電回路または第2導電回路の破断した位置情報と、破断した時刻を時系列で記録するとともに、前記導電回路のうち押圧された選択ボタンを特定する情報と、押圧された時刻を時系列で記録する記録部と、前記記録部を制御する制御部と、外部のホスト装置との間で近接通信を行う無線通信部とを有し、前記フレキシブル回路コネクタは、絶縁性基材と、前記絶縁性基材の一側に設けられ前記第1導電回路に接続される一側端子部と、前記絶縁性基材の他側に設けられ前記第2導電回路に接続される他側端子部と、前記一側端子部と前記他側端子部とを接続する導電部とを備えたことを特徴とする情報記録装置である。
本発明は、前記一側端子部および前記他側端子部上、または前記第1導電回路および前記第2導電回路上に、異方導電性接着剤が設けられていることを特徴とする情報記録装置である。
本発明によれば、基板を繰り返し折り曲げたり、拡げても導電パターンが破損したり損傷することはない。
図1は本発明の実施形態に係る情報記録装置の外観図。 図2は図1の情報記録装置の展開図。 図3は通信モジュールの概略構成を示すブロック図。 図4はASICの内部構成の一例を示すブロック図。 図5は服薬記録カードの元となる紙基板を展開した図。 図6Aはフレキシブル回路コネクタを示す平面図。 図6Bはフレキシブル回路コネクタを示す側面図。 図7Aはフレキシブル回路コネクタを示す側断面図。 図7Bはフレキシブル回路コネクタを示す側断面図。 図8は本発明の変形例を示す最下層基板を示す図。 図9は本発明の変形例を示すフレキシブル回路コネクタを示す図。 図10は本発明の変形例を示す異方導電性接着剤が塗布された図。 図11は本発明の変形例によるフレキシブル回路コネクタを示す図。 図12は本発明の他の変形例を示す最下層基板を示す平面図。 図13は本発明の他の変形例を示す最下層基板を示す平面図。 図14は本発明の他の変形例を示す最下層基板を示す平面図。 図15は本発明の他の変形例を示す最下層基板を示す平面図。 図16は本発明の実施例1における紙基板を示す平面図。 図17は紙基板に異方導電性接着剤を設けた状態を示す図。 図18は本発明の実施例1におけるフレキシブル回路コネクタを示す平面図。 図19は本発明の実施例2における紙基板を示す平面図。 図20は本発明の実施例2におけるフレキシブル回路コネクタを示す平面図。 図21は情報記録装置の折り曲げ状態を示す斜視図。 図22は情報記録装置の折り曲げ状態を示す斜視図。
<本発明の実施の形態>
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
本実施形態は、患者が薬を服用した日時と服用後の具合を記録する情報記録装置(回路装置ともいう)であって、図1はその外観図である。図1の情報記録装置は、シート状の服薬記録カード1からなり、折り畳み式になっていて、展開すると図2のような情報入力面2が現れる。情報記録装置としての服薬記録カード1は後述する紙基板30と、紙基板30上に設けられた導電回路18Aと、この導電回路18Aに回路コネクタ90を介して接続された無線送信可能な通信モジュール10とを備えている(図3および図5参照)。
このうち紙基板30と、この紙基板30上に設けられた導電回路18Aとにより、回路基板70が構成されている。なお、回路コネクタ90は必ずしも設ける必要はなく、また回路コネクタ90はフレキシブルなコネクタでも堅固なコネクタであってもよい。
服薬記録カードからなる情報記録装置1について更に述べる。服薬記録カード1は患者が病院での診察を終えて、処方箋に基づいて薬の調合が終わった段階で患者に渡されるものである。この服薬記録カード1では、患者が薬を服用した後に、患者自ら選択ボタンを押圧して、体の具合を記録できるようにしている。
図2の服薬記録カード1の情報入力面2は3面構成であり、第1面2aにはスタートボタン3と取り消しボタン4が設けられ、第2面2bには患者が服用すべき薬(錠剤)5が配置され、第3面2cには患者の症状の度合いを入力するための選択ボタンが配置されている。第1面2aの裏面側が図1の「服薬記録カード1」と記載された面である。
第3面2cには、薬の効用に関連する複数の症状が記載されている。図2の例では、(1)症状1、(2)症状2、(3)症状3、(4)症状4および(5)症状5の計5種類の症状が記載され、各症状ごとに、3通りの度合い(重度、中度、軽度)から一つを選択可能になっている。患者は、まず、5種類の症状に対応する選択ボタン6a〜6eからなる第1ボタン列6のいずれかを押圧して、特定の症状を選択した後に、引き続いて、その症状の度合いに対応する選択ボタン7a〜7cからなる第2ボタン列7のいずれかを押圧する。これにより、患者は、薬を服用した後に特定の症状の度合いを入力できる。患者は、必ずしも5種類の症状のすべてに回答する必要はなく、一部の症状のみに回答してもよい。
第1ボタン列6を構成する各選択ボタン6a〜6eは図2のX方向に沿って配置され、第2ボタン列7を構成する各選択ボタンは、第1ボタン列6に略平行にY方向に沿って複数列にわたって配置されている。
なお、第3面2cに記載された症状とその度合いは、あくまで一例にすぎず、薬の種類によって任意に変更して構わない。
患者は、服薬記録カード1の使用を開始するときに、スタートボタン3を押圧する。その後、患者は、第2面2bに配置された錠剤5のケースを指で押し込んで、第2面2bの下面側から薬を取り出して、服用する。そして、服用後の症状の度合いに該当する選択ボタン6,7を押圧する。
患者が押圧したスタートボタン3、取り消しボタン4、錠剤5の各ケースおよび各選択ボタン6,7の情報は、服薬記録カード1内に内蔵された通信モジュール10に自動的に記憶される仕組みになっている。
図3は上述した無線通信可能な通信モジュール10の概略構成を示すブロック図である。図3の通信モジュール10は、樹脂基板11の上に実装されたICチップとしてのASIC(Application Specific Integrated Circuit)12と、水晶振動子13と、ボタン電池14と、スピーカ15と、樹脂基板11の長辺に沿って形成される複数のパッド16と、樹脂基板11の外縁部に沿って形成されるアンテナパターン17aと、樹脂基板11上に形成される導電パターン17bとを有する。
図3は通信モジュール10の内部構成を機能化したブロック図であり、実際の各回路部品やパターンの配置やサイズ、形状、個数は任意に変更可能である。
図4はASIC12の内部構成の一例を示すブロック図である。図4のASIC12は、患者が押圧したスタートボタン3、取り消しボタン4、錠剤5の各ケースおよび各選択ボタンの情報を時刻情報とともに時系列で記憶する記憶部21と、記憶部21に押圧情報を記憶する制御を行う制御部22と、不図示のホストコンピュータとの間で無線通信を行う無線通信部23とを有する。
記憶部21は、患者が押圧したボタンを特定する情報と、そのボタンが押圧された時刻情報とを組にして記憶する。取り消しボタン4は、取り消しボタン4が押圧される直前に押圧されたボタンの情報を取り消すことを意図したものである。ホストコンピュータは、記憶部21に取り消しボタン4の押圧を特定する情報と、そのボタンが押圧された時刻情報とが記憶されている場合は、取り消しボタン4の直前に押圧されたボタンの情報を取り消す。
無線通信部23は、ホストコンピュータとの間で、いわゆるNFC(Near Field Communication、近接無線通信)を行って、情報の送受を行う。無線通信部23が無線通信に用いる方式や周波数帯域は特に制限されるものではなく、例えば13.56MHzの帯域でISO14443に準拠した無線方式で無線通信を行う。
NFCでは、規格上電力の送受もできるため、電池なしで通信モジュール10を駆動することも原理的には可能である。ただし、本実施形態の通信モジュール10は、スピーカ15も備えており、電力の消費量が比較的大きいため、ボタン電池14を搭載している。
次に、本実施形態に係る服薬記録カード1の具体的構造について説明する。上述した服薬記録カード1は、1枚の紙基板を縦方向に三等分して折り畳んだ三層構造であり、その表面に図2に示す情報入力面2が現れるようにしている。これをさらに後述する折曲線64に沿って横方向に三等分して折り畳むと図1に示す構造になる。以下では、大元の1枚の紙基板に形成される導電パターンについて説明する。
図5は服薬記録カード1の元となる紙基板30を展開した図である。図5の紙基板30を縦方向に延びる折り目61で三等分に分割した各分割基板30a,30b,30cには、それぞれ異なる導電パターン18や切り欠き等が設けられる。なお、これら3つの分割基板30a〜30cは、折り目61で折り曲げ可能とされており、物理的に切り離されるものではない。また、各分割基板30a,30b,30cは上述のように折曲線64を有し、各分割基板30a,30b,30cは横方向に延びる各々の折曲線64を介して三等分に折り畳まれる。図5において、便宜上、各分割基板30a,30b,30cには2本の単一の折曲線64が設けられているが単一の折曲線64の代わりに一対の平行する折曲線64,64を設けてもよい(図1参照)。
図5の中央の分割基板30bは、最下層に配置されて導電パターン18が形成される最下層基板30bである。その右側の分割基板30cは、主に切り欠き62とミシン目63を有し、最下層基板30bの上に配置される中間層基板30cである。最下層基板30bの左側の分割基板30aは、スイッチ接点の導通/遮断を行う導電パターン38を有し、中間層基板30cの上に配置される最上層基板30aである。
後述するように、三等分された最下層基板30bに中間層基板30cを折り畳んで熱圧着した後に、その上に錠剤5を含む成形シートを載せ、その上に最上層基板30aを折り畳んで熱圧着することにより、図2の構造が得られる。したがって、図5に示す最上層基板30aの裏面側が、図2に示す情報入力面2になる。
最下層基板30bの上に中間層基板30cを折り畳んで熱圧着する前に、最下層基板30bに通信モジュール10が接合され、その上に最上層基板30aが熱圧着される。このように、通信モジュール10は、最下層基板30bと最上層基板30aの間に挟み込まれる。これにより、最下層基板30bの表面に形成された導電パターン18と通信モジュール10は、服薬記録カード1の完成状態では、外見に現れない。同様に、最上層基板30a上の導電パターンも、中間層基板30cの上に折り畳まれて熱圧着されるため、外見に現れない。
次に、最下層基板30bの表面に形成された導電パターン18について図5を用いて説明する。図5の導電パターン18は、三等分された第1〜第3面2a〜2cからなる情報入力面2に対応した第1〜第3パターン面30b1〜30b3を有する。
第1パターン面30b1は、スタートボタン3に対応したスイッチ接点31と、取り消しボタン4に対応したスイッチ接点32とを有する。第2パターン面30b2は、錠剤5の各ケースに対応した計6つのスイッチ接点33を有する。第3パターン面30b3は、患者の症状および症状の程度を選択する各選択ボタンに対応した計15個のスイッチ接点34〜37を有する。
これらスイッチ接点31〜37のうち、錠剤5の各ケースに対応した計6つのスイッチ接点33は初期状態で導通しており、それ以外の全てのスイッチ接点31,32,34〜37は初期状態で遮断されている。
錠剤5の各ケースに対応したスイッチ接点33は、ケースを押圧して錠剤5を取り出す際に物理的に破断されて、電気的導通が遮断される。それ以外のスイッチ接点31,32,34〜37は、対応するボタンを押圧したときに、情報入力面2の裏面側に設けられた円形の導電パターン38が対応するスイッチ接点に接触して、押圧している間だけ一時的に導通する。
このように、スイッチ接点31〜37の中には、初期状態で電気的に導通しているものと、電気的に遮断されているものとがある。各スイッチ接点を物理的に破断するか、各スイッチ接点に別の導電パターンを接触させることにより、スイッチ接点の状態を切り替えることができる。
図5に示す各スイッチ接点31〜37の一端は、導電パターン18を介して第1パターン面30b1上の端子部39の対応する端子に接続され、他端はいずれも導電パターン18を介して接地端子に接続されている。端子部39には、スイッチ接点の総数分の端子が設けられ、これに加えて、端子部39の両端側には接地端子が設けられている。接地端子から延びる導電パターン(以下、接地パターン18a)は、第1〜第3パターン面30b3の外縁に沿って、他の導電パターンとスイッチ接点を取り囲むように形成されている。
この接地パターン18aは、ノイズの低減を図るために、他の導電パターンよりも太く形成されている。
ここで上述した導電パターン18と接地パターン18aとにより、導電回路18Aが構成される。また導電回路18Aに端子部39が接続される。また紙基板30と、紙基板30上に形成された導電回路18Aとにより通信モジュール10が接合される前の回路基板70が構成される。
このように、すべてのスイッチ接点が、対応する端子と接地パターン18aとの間に接続されている。したがって、いずれかのスイッチ接点の状態が変化すると、その変化した情報が、専用の端子を介して通信モジュール10に伝達されることになる。通信モジュール10内の記憶部21は、接点の状態が変化したスイッチ接点を特定する情報と、すなわち押圧された選択ボタンまたは破断位置を特定する情報と、接点の状態が変化した時刻情報とを記憶する。
第3パターン面30b3上の各スイッチ接点は、X方向に沿って配置される第1ボタン列に対応する第1スイッチ接点列34と、第1ボタン列に略平行にY方向に沿って配置される複数の第2ボタン列に対応する複数の第2スイッチ接点列35〜37とにグループ分けされている。
第2スイッチ接点列35〜37のそれぞれにおける計5個のスイッチ接点の一端側はいずれも共通の端子に接続され、他端側はいずれも接地端子に接続されており、これら5個のスイッチ接点は並列接続されている。図5の例では、計5個のスイッチ接点が並列接続された第2スイッチ接点列35〜37が計3個設けられている。
並列接続された各スイッチ接点列35〜37内のどのスイッチ接点の状態が変化しても、その状態変化情報は同じ端子を介して通信モジュール10に伝達されるため、通信モジュール10では、どのスイッチ接点が変化したのかをその情報だけでは特定できない。そこで、本実施形態では、第2スイッチ接点列35〜37内のスイッチ接点の状態を変化させる前に、第1スイッチ接点列34内のスイッチ接点の状態を変化させるようにルール化することで、第2スイッチ接点列35〜37内のどのスイッチ接点の状態が変化したかを特定している。
より具体的には、まず第1スイッチ接点列34内のいずれかのスイッチ接点の状態を変化させて、このスイッチ接点のX方向位置を検出する。そして、同じX方向位置にある第2スイッチ接点列35〜37内の計3個のスイッチ接点を選択候補として決定する。次に、これら3個のスイッチ接点の中で、状態が変化したものがあれば、そのスイッチ接点の情報を通信モジュール10に伝達する。
このように、第1スイッチ接点列34内のスイッチ接点の状態変化情報と、第2スイッチ接点列35〜37内のスイッチ接点の状態変化情報とを組み合わせることで、第2スイッチ接点列35〜37内の特定のスイッチ接点の状態を正しく通信モジュール10に伝達することができる。
複数のスイッチ接点を並列接続して、一端側を共通の端子に接続することは、端子部39内の端子の総数と導電パターン18の数を削減できることから、特にパターン面積が限られている場合に有効である。第2スイッチ接点列35〜37内の複数のスイッチ接点を並列接続しても、第2スイッチ接点列35〜37と平行に配置された第1スイッチ接点列34内のスイッチ接点の状態と組み合わせることで、第2スイッチ接点列35〜37内の特定のスイッチ接点の状態を正確に特定できるため、実用上の問題は起きない。
このように、本実施形態に係る服薬記録カード1は、スタートボタン3や各種の選択ボタンの他に、直前のボタン操作を取り消すための取り消しボタン4を具備するため、ボタンの誤操作による誤った情報が取消情報なく通信モジュール10に伝達されるおそれがなくなり、通信モジュール10およびホストコンピュータに伝達される情報の信頼性が向上する。
ところで、上述のように各分割基板30a,30b,30cは、横方向に延びる各々の折曲線64を介して三等分に折り畳まれる。
このうち最下層基板30bには、導電パターン18と接地パターン18aとからなる導電回路18Aが設けられている。また最下層基板30bの折曲線64近傍には、折曲線64を介して最下層基板30bを繰り返し折り曲げた場合でも、導電回路18Aが破断したり破損することを防止するため、フレキシブル回路コネクタ80A,80Bが設けられている。
具体的には最下層基板30bは、横方向に延びる2本の折曲線64を介して三等分に折り畳まれるが、この場合、最下層基板30bは2本の折曲線64により、第1基板91と第2基板92と第3基板95とに区画され、第1基板91と第2基板92との間に折曲線64を跨いでフレキシブル回路コネクタ80Aが設けられ、第2基板92と第3基板95との間に折曲線64を跨いでフレキシブル回路コネクタ80Bが設けられている。
フレキシブル回路コネクタ80A,80Bは、略同様の構造をもつため、ここではフレキシブル回路コネクタ80Aについて図6Aおよび図6Bにより説明する。
図6Aおよび図6Bに示すように、導電回路18Aのうち第1基板91上の導電回路は、第1導電回路93となっており、第2基板92上の第2導電回路94となっている。
フレキシブル回路コネクタ80Aは最下層基板30bのうち、折曲線64を介して連結された第1基板91と第2基板92との間に折曲線64を跨いで設けられ、第1基板91側の第1導電回路93と第2基板92側の第2導電回路94とを接続するものである。この場合、第1基板91上の第1導電回路93と第2基板92上の第2導電回路94は互いに離間し、フレキシブル回路コネクタ80Aを設けることにより、初めて導通するようになっている。しかしながら、フレキシブル回路コネクタ80Aがない場合でも、第1基板91上の第1導電回路93と第2基板92上の第2導電回路94を接続しておいてもよい。この場合、フレキシブル回路コネクタ80Aは、第1導電回路93と第2導電回路94が切断した際のバックアップ回路として機能する。
次にフレキシブル回路コネクタ80Aについて更に述べる。
図5、図6Aおよび図6Bに示すように、フレキシブル回路コネクタ80Aは、絶縁性基材81と、絶縁性基材81の一側に設けられた一側端子部83と、絶縁性基材81の他側に設けられた他側端子部84と、これら一側端子部83と他側端子部84とを接続する複数の導電部(導電インキ)82とを有する。
この場合、導電部82は一側端子部83から他側端子部84まで直線状に延びている。
また一側端子部83および他側端子部84上には、ヒートシール時に異方導電性能を発現する異方導電性接着剤87が設けられている。
ところで、一側端子部83は第1基板91上の第1導電回路93に接続される端子部であり、他側端子部84は第2基板92上の第2導電回路94に接続される端子部である。
また絶縁性基材81上には、一側端子部83と一側端子部83上の異方導電性接着剤87、他側端子部84と他側端子部84上の異方導電性接着剤87を露出させ、導電部82上を覆ってアクリルからなる絶縁層88が設けられている。
絶縁層88の材質としては、特に限定はなく、ビニル系、ゴム系などの材料を使用できる。また、図7Aに示すように、フレキシブル回路80の絶縁層88として、異方導電性接着剤製のものを使用することもできる。
図7Aにおいて、導電部82上に同一の異方導電性接着剤を印刷することにより、異方導電性接着剤からなり異方導電性能を発現する予定となる異方導電性能発現予定部87aと、異方導電性能を発現しない異方導電性接着剤製の絶縁層88とを同時に形成することができ、製造効率の向上を図ることができる。
図7Bに示すように、フレキシブル回路コネクタ80Aを第1導電回路93または第2導電回路94にヒートシールする際、異方導電性接着剤からなる異方導電性能発現予定部87aがヒートシールされて、異方導電性能を発現する異方導電性能発現部87bに変わる。図7Bにおいて、絶縁層88は、異方導電性接着剤からなるが、異方導電性能は発現していない。
なお、フレキシブル回路コネクタ80の絶縁性基材81は、柔軟性基材、例えばポリエチレンテレフタレートまたはポリブチレンテレフタレート製の基材からなる。そしてフレキシブル回路コネクタ80は一側端子部83および他側端子部84を下方に向けて、一側端子部83と第1基板91の第1導電回路93を接続させ、他側端子部84と第2基板92の第2導電回路94とを接続させて、第1導電回路93と第2導電回路94とを接続する(図6Aおよび図6B参照)。
このように最下層基板30bの第1基板91と第2基板92との間に折曲線64を跨いで、第1導電回路93と第2導電回路94を接続してフレキシブル回路コネクタ80Aを設けることにより、最下層基板30bを折曲線64を介して繰り返し折り曲げたり拡げたりした場合であっても、フレキシブル回路コネクタ80Aが破断することはない。このことにより、第1基板91の第1導電回路93と第2基板92の第2導電回路94との間で、破断したり破損することなく、常に安定的に第1導電回路93と第2導電回路94との間の導通を得ることができる。
次にフレキシブル回路コネクタの使用方法について図6Aおよび図6Bにより説明する。
まず上述したフレキシブル回路コネクタ80Aを準備する。次にフレキシブル回路コネクタ80Aの一側端子部83と第1基板91の第1導電回路93とが接続される。この場合、フレキシブル回路コネクタ80Aは一側端子部83および他側端子部84を下方に向けて第1導電回路93上に重ね合わされ、フレキシブル回路コネクタ80Aの一側端子部83が上方から加熱押圧(ヒートシール)される。このことにより一側端子部83上の異方導電性接着剤87が異方導電性能を発現して、一側端子部83と第1導電回路93とが接続される。
同様にしてフレキシブル回路コネクタ80Aの他側端子部84と第2基板92の第2導電回路94とが接続される。
以上のように本実施の形態によれば、最下層基板30bを折曲線64を介して繰り返し折り曲げたり拡げたりしても、フレキシブル回路コネクタ80Aが破断することはない。このことにより、第1基板91の第1導電回路93と第2基板92の第2導電回路94との間で、破断したり破損することなく、第1導電回路93と第2導電回路94との間で安定した導通を確保することができる。
<本発明の変形例>
次に本発明の変形例について図8乃至図11により説明する。図8乃至図11に示すように、折曲線64を介して第1基板91と第2基板92が連結され、第1基板91と第2基板92との間に折曲線64を跨いで、第1基板91上の第1導電回路93と第2基板93上の第2導電回路94とを接続するフレキシブル回路コネクタ80Aが設けられている。
この場合、第1導電回路93および第2導電回路94は、各々端子93aおよび94aを有し、これら第1導電回路93の端子93aと第2導電回路94の端子94aは互いに離間している。そしてフレキシブル回路コネクタ80Aは絶縁性基材81と、絶縁性基材81上に設けられ一側端子部83と他側端子部84とを有する導電部82とを有している。このうち一側端子部83は第1導電回路93の端子93aに接続され、他側端子部84は第2導電回路94の端子94aに接続される。
また第1導電回路93の端子93a上および第2導電回路94の端子94a上に異方導電性接着剤87が設けられている(図10参照)。これに限らずフレキシブル回路コネクタ80Aの一側端子部83および他側端子部84上に異方導電性接着剤87を設けてもよく(図11参照)、第1導電回路93の端子93aおよび第2導電回路94の端子94a上、およびフレキシブル回路コネクタ80A上の双方に異方導電性接着剤87を設けてもよい。
あるいはまた、第1基板91上の第1導電回路93の端子93aと第2基板92上の第2導電回路94の端子94aが予め接続線96により接続され、第1基板91と第2基板92との間に折曲線64を跨いで、第1導電回路93の端子93aと第2導電回路94の端子94aとを接続するため、フレキシブル回路コネクタ80Aを設けてもよい(図12参照)。
この場合、フレキシブル回路コネクタ80Aは、第1導電回路93と第2導電回路94とを接続する接続線96が破断した場合のバックアップ回路として機能する。
あるいはまた、図13に示すように、折曲線64を介して第1基板91と、第2基板92と、第3基板95とが連結され、第1基板91上には端子93aを有する第1導電回路93が設けられ、第2基板92上には端子94aを有する第2導電回路94が設けられ、第3基板95上には端子97aを有する第3導電回路97が設けられている。
そして第1基板91と第2基板92との間に、折曲線64を跨いでフレキシブル回路コネクタ80Aが設けられ、第2基板92と第3基板95との間に折曲線64を跨いでフレキシブル回路コネクタ80Bが設けられている。この場合、フレキシブル回路コネクタ80Aは第1導電回路93の端子93aと第2導電回路94の端子94aとを接続し、フレキシブル回路コネクタ80Bは第2導電回路94の端子94aと第3導電回路97の端子97aとを接続する。
あるいはまた、図14に示すように、第1基板91と、第2基板92と、第3基板95とが折曲線64を介して互いに連結され、第2基板92には更に折曲線64を介して第4基板98が連結されている。そして第1基板91と第2基板92との間に、第1基板91上の第1導電回路93の端子93aと第2基板92上の第2導電回路94の端子94aとを接続するためフレキシブル回路コネクタ80Aを設けてもよく、第2基板92と第4基板98との間に第2基板92上の第2導電回路94の端子94aと第4基板98上の第4導電回路99の端子99aとを接続するためフレキシブル回路コネクタ80Bを設けてもよい。
図14において、第4基板98には折曲線64を介して第4基板98を保護する保護基板98Aが連結され、第1基板91には折曲線64を介して第1基板91を保護する保護基板91Aが連結されている。
あるいはまた、図15に示すように、折曲線64を介して第1基板91と、第2基板92と、第3基板95と、第4基板98とが連続して連結されている。そして第1基板91と第2基板92との間に折曲線64を跨いで、第1基板91上の第1導電回路93の端子93aと第2基板92上の第2導電回路94の端子94aとを連結するためフレキシブル回路コネクタ80Aを設けてもよく、同様に第2基板92と第3基板95との間、第3基板95と第4基板98との間に、折曲線64を跨いでフレキシブル回路コネクタ80Bを設けてもよい。
<実施例1>
次に本発明の具体的実施例について図16乃至図22により説明する。
まず図16に示すように服薬記録カード1の元となる紙基板30を準備する。図16の紙基板30を縦方向に延びる折り目61で三等分に分割した各分割基板30a,30b,30cには、それぞれ異なる導電パターン18や切り欠き等が設けられる。なお、これら3つの分割基板30a〜30cは、折り目61で折り曲げ可能とされており、物理的に切り離されるものではない。また、各分割基板30b,30cは折曲線64を有し、各分割基板30b,30cは横方向に延びる各々の折曲線64を介して二等分に折り畳まれる。
図16の中央の分割基板30bは、最下層に配置されて導電回路18Aが形成される最下層基板30bである。その右側の分割基板30cは、主に切り欠き62とミシン目63が形成され、最下層基板30bの上に配置される中間層基板30cである。最下層基板30bの左側の分割基板30aは中間層基板30c上に配置される最上層基板30aである。
紙基板30は表面にPEコートが施された台紙状のものであり、このうち中間層基板30bにカーボンインキを用いて、図16のような導電パターン18と接地パターン18aとを有する導電回路18Aを形成した。
また中間層基板30bに、物理的に破断されて電気的導通が遮断されるスイッチ接点33を設けた。
台紙の導電インキの設計として、周囲を囲む接地パターン18aの幅は2mm、導電パターン18の幅は1mmとするが、折曲部64にあたる部分はすべて2mm幅で設計した。紙基板30の折曲部64は、2本設けられ、2本の折曲線64間の間隔は、錠剤5の厚みを考慮して10mmとなっている。
次に通信モジュール用の端子部39と、第1基板91上の第1導電回路93の端子93aと第2基板92の第2導電回路94の端子94a上に異方導電性接着剤87を塗布した(図17)。この場合、異方導電性接着剤87は、端子部39上において5mm幅をもち、端子93a,94a上において5×5mmの面積をもつ。また、端子93a,94a間の導電回路18Aは2×16mmに形成された。
次にフレキシブル回路コネクタ80Aを図18に示すように作製した。
PETフィルム(絶縁性基材)81に、銀インキを用いて、台紙パターンにあわせて導電部82を形成した。導電部82の幅は2mmとした。
また導電部82のうち一側端子部83と他側端子部84以外の回路には、保護の目的で絶縁層88を設けた。
次に第1基板91の第1導電回路93の端子93aおよび第2基板92の第2導電回路94の端子94aと、フレキシブル回路コネクタ80Aの一側端子部83および他側端子部84とを熱シールし接続した。
次に通信モジュール10を、第2基板92の端子部39とヒートシールして、異方導電性接着剤87を介して接続した。
次に最上層基板30aにより導電回路18A全体を覆い、情報記録装置1を完成させた。
<実施例2>
液体用原紙からなる紙基板30の最下層基板30bに、カーボンインキを用いて、図19のような回路を形成し、押圧することで導通するスイッチ接点34を有する導電回路18Aを形成し、その情報を記録する情報記録装置1を作成した。
紙基板30の折曲部64は、2本設けられ、2本の折曲線64間の間隔は、5mmとした。
ここで図19は服薬記録カード1の元となる紙基板30を展開した図である。図19に示すように紙基板30を縦方向に延びる折り目61で三等分に分割した各分割基板30a,30b,30cには、それぞれ異なる導電パターン18および接地パターン18aからなる導電回路18Aや切り欠き等が設けられる。なお、これら3つの分割基板30a〜30cは、折り目61で折り曲げ可能とされており、物理的に切り離されるものではない。また、各分割基板30b,30cは折曲線64を有し、各分割基板30b,30cは横方向に延びる各々の折曲線64を介して三等分に折り畳まれる。
図19の中央の分割基板30bは、最下層に配置されて導電回路18Aが形成される最下層基板30bである。その右側の分割基板30cは、主に切り欠き62を有し、最下層基板30bの上に配置される中間層基板30cである。最下層基板30bの左側の分割基板30aは中間層基板30c上に配置される最上層基板30aである。
台紙の導電インキの設計として、周囲を囲む接地パターン18aの幅は2mm、導電パターン18の幅は1mmとし、第1導電回路93の端子93aおよび第2導電回路94の端子94aは2×4mm角の大きさをもつ。
次にフレキシブル回路コネクタ80A,80Bを図20に示すように作製した。
PETフィルム(絶縁性基材)81に、銀インキを用いて、台紙パターンにあわせて導電部82を形成した。導電部82の幅は2mmとした。
導電部82の一側端子部83および他側端子部84に異方導電性接着剤87および異方導電性接着剤87以外の部分に絶縁層88を塗布した。
また最下層基板30bの2箇所の折曲部64に、同じフレキシブル回路コネクタ80A,80Bを設けた。
次に第1基板91の第1導電回路93の端子93a、第2基板92の第2導電回路94の端子94a、第3基板95の第3導電回路97の端子97aと、フレキシブル回路コネクタ80A,80Bの一側端子部83および他側端子部84とを熱シールし接続した。
次に通信モジュール10を第3基板95の端子部39に異方導電性接着剤を介して接続した。
なおフレキシブル回路コネクタ80A,80Bは、銀インキによる導電部82と、異方導電性接着剤87と、絶縁層88から構成される。
次に最上層基板30aにより導電回路18A全体を覆い、最上層基板30aを接着させて情報記録装置1を作製した。
<実施例3>
紙基板30として板紙を使用し、第1基板91の端子93a、第2基板92の端子94aおよび第3基板95の端子97aに異方導電性接着剤87を設けた。
それ以外は、実施例2と同様に情報記録装置1を作製した。
<比較例1>
折曲部64に、フレキシブル回路コネクタ80Aを設けないこと以外は、実施例1と同様に、情報記録装置1を作製した。
<比較例2>
折曲部64に、フレキシブル回路コネクタ80A,80Bを設けることなく、かつ折曲部64を跨いで導電回路18Aを設けたこと以外は、実施例2と同様にして情報記録装置1を作製した。
<比較例3>
折曲部64に、フレキシブル回路コネクタ80A,80Bを設けることなく、折曲部64を跨いで導電回路18Aを設けた。
それ以外は、実施例3と同様な情報記録装置1を作製した。
<評価>
次に実施例1〜3、比較例1〜3により得られた情報記録装置1に関し、折曲テストを行い、各評価ごとに断線の有無を確認した。
(確認の方法)
(実施例1と比較例1)
情報記録装置1を折曲部64を介して2つ折りした(図21)。
通信モジュール10を起動させ、折曲テストを実施。
終了後、結果をパソコンに取り込み、断線の有無を確認する。
1本でも断線した箇所があればNGとする。
(実施例2、3と比較例2、3)
情報記録装置1を、折曲部64を介して3つ折りした(図22)。
ボタンを押圧すると導通すると音が鳴るように設定し、通信モジュール10を起動させ、折曲テストを実施した。
1枚の情報記録装置1は、2箇所の折曲部64をもっているが、その双方の折り曲げを行った。
終了後、情報記録装置1でボタンを押す。全てボタンが鳴ればOK、1箇所でもボタンが鳴らなければNGとする。また、パソコンに取り込み、結果を確認する。
(折曲評価)
条件1.折曲部64を、一方向にコ字状に100回折り曲げる。
条件2.さらに、一方向に100回折り曲げる。
条件3.さらに、逆側にコ字状に10回折り曲げる。
条件4.さらに、逆折りコ字状を形成させるよう10回折り曲げる。
上記のテストを各々3枚の情報記録装置1について実施した。
なお、NGが出た段階で評価は終了とした。
次にテストの結果を表1に示す。
Figure 0006743532
表1において○は断線なし、×は断線ありとした。
評価の結果、実施例1、2、3の情報記録装置では全ての評価をクリアした。
比較例1、比較例2の情報記録装置では正折りはクリアしたが、逆折りには弱かった。
比較例3の情報記録装置は、100回でNGとなるものがあった。
この結果から、フレキシブル回路コネクタを使用することで、耐折性が増すことが示された。
1 服薬記録カード
2 情報入力面
3 スタートボタン
4 取り消しボタン
5 薬(錠剤)
6(6a〜6e) 選択ボタン
7(7a〜7c) 選択ボタン
10 通信モジュール
11 フィルム基板
12 ASIC
13 水晶振動子
14 ボタン電池
15 スピーカ
16 パッド
17 アンテナパターン
18 導電パターン
18A 導電回路
18a 接地パターン
30 紙基板
30a,30b,30c 分割基板
30b1 第1パターン面
30b2 第2パターン面
30b3 第3パターン面
31〜37 スイッチ接点
39 端子部
40 苦痛度記録カード
41 スタートボタン
42 選択ボタン
43 服用記録ボタン
44 停止ボタン
45 選択ボタン
46 スタートボタン
47 選択ボタン
51〜57 スイッチ接点
61 折り目
62 孔(切り欠き)
63 ミシン目
64 折曲線
70 回路基板
80 フレキシブル回路コネクタ
81 絶縁性基材
82 導電部
83 一側端子部
84 他側端子部
87 異方導電性接着剤
88 絶縁層
90 回路コネクタ
91 第1基板
92 第2基板
93 第1導電回路
93a 端子
95 第3基板
97 第3導電回路

Claims (12)

  1. 折曲線を介して連結された第1導電回路を含む第1基板と、第2導電回路を含む第2基板との間に前記折曲線を跨いで設けられ、前記第1導電回路と前記第2導電回路を接続するフレキシブル回路コネクタにおいて、
    絶縁性基材と、
    前記絶縁性基材の一側に設けられ前記第1導電回路に接続される一側端子部と、
    前記絶縁性基材の他側に設けられ前記第2導電回路に接続される他側端子部と、
    前記一側端子部と前記他側端子部とを接続する導電部とを備えたことを特徴とするフレキシブル回路コネクタ。
  2. 前記絶縁性基材は、ポリエチレンテレフタレートまたはポリブチレンテレフタレートを含むことを特徴とする請求項1記載のフレキシブル回路コネクタ。
  3. 前記一側端子部および前記他側端子部上に、異方導電性接着剤が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のフレキシブル回路コネクタ。
  4. 前記絶縁性基材上の前記導電部は絶縁層により覆われていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載のフレキシブル回路コネクタ。
  5. 折曲線を介して連結された第1導電回路を含む第1基板と、第2導電回路を含む第2基板とを有する回路基板と、
    前記第1導電回路または前記第2導電回路に接続された通信モジュールと、
    前記第1基板と前記第2基板との間に、前記折曲線を跨いで設けられ、前記第1導電回路と前記第2導電回路を接続するフレキシブル回路コネクタと、を備え、
    前記フレキシブル回路コネクタは、
    絶縁性基材と、
    前記絶縁性基材の一側に設けられ前記第1導電回路に接続される一側端子部と、
    前記絶縁性基材の他側に設けられ前記第2導電回路に接続される他側端子部と、
    前記一側端子部と前記他側端子部とを接続する導電部とを備えたことを特徴とする回路装置。
  6. 前記一側端子部および前記他側端子部上、または前記第1導電回路および前記第2導電回路上に、異方導電性接着剤が設けられていることを特徴とする請求項5記載の回路装置。
  7. 折曲線を介して連結された第1導電回路を含む第1基板と、第2導電回路を含む第2基板とを有する回路基板と、
    前記第1導電回路または前記第2導電回路に接続された通信モジュールと、
    前記第1基板と前記第2基板との間に、前記折曲線を跨いで設けられ、前記第1導電回路と前記第2導電回路を接続するフレキシブル回路コネクタと、
    前記第1導電回路または前記第2導電回路は一部が破断可能となっており、
    前記通信モジュールはICチップと、このICチップに電源電圧を供給するボタン電池とを有し、
    前記ICチップは前記第1導電回路または第2導電回路の破断した位置情報と、破断した時刻を時系列で記録する記録部と、
    前記記録部を制御する制御部と、
    外部のホスト装置との間で近接通信を行う無線通信部とを有し、
    前記フレキシブル回路コネクタは、
    絶縁性基材と、
    前記絶縁性基材の一側に設けられ前記第1導電回路に接続される一側端子部と、
    前記絶縁性基材の他側に設けられ前記第2導電回路に接続される他側端子部と、
    前記一側端子部と前記他側端子部とを接続する導電部とを備えたことを特徴とする情報記録装置。
  8. 前記一側端子部および前記他側端子部上、または前記第1導電回路および前記第2導電回路上に、異方導電性接着剤が設けられていることを特徴とする請求項7記載の情報記録装置。
  9. 折曲線を介して連結された第1導電回路を含む第1基板と、第2導電回路を含む第2基板とを有する回路基板と、
    前記第1導電回路または前記第2導電回路に接続された通信モジュールと、
    前記第1基板と前記第2基板との間に、前記折曲線を跨いで設けられ、前記第1導電回路と前記第2導電回路を接続するフレキシブル回路コネクタと、
    前記第1導電回路または前記第2導電回路は、押圧可能となっており、
    前記通信モジュールはICチップと、このICチップに電源電圧を供給するボタン電池とを有し、
    前記ICチップは前記第1導電回路または第2導電回路のうち押圧された選択ボタンを特定する情報と、押圧された時刻を時系列で記録する記録部と、
    前記記録部を制御する制御部と、
    外部のホスト装置との間で近接通信を行う無線通信部とを有し、
    前記フレキシブル回路コネクタは、
    絶縁性基材と、
    前記絶縁性基材の一側に設けられ前記第1導電回路に接続される一側端子部と、
    前記絶縁性基材の他側に設けられ前記第2導電回路に接続される他側端子部と、
    前記一側端子部と前記他側端子部とを接続する導電部とを備えたことを特徴とする情報記録装置。
  10. 前記一側端子部および前記他側端子部上、または前記第1導電回路および前記第2導電回路上に、異方導電性接着剤が設けられていることを特徴とする請求項9記載の情報記録装置。
  11. 折曲線を介して連結された第1導電回路を含む第1基板と、第2導電回路を含む第2基板とを有する回路基板と、
    前記第1導電回路または前記第2導電回路に接続された通信モジュールと、
    前記第1基板と前記第2基板との間に、前記折曲線を跨いで設けられ、前記第1導電回路と前記第2導電回路を接続するフレキシブル回路コネクタと、
    前記第1導電回路または前記第2導電回路は、一部が破断可能となるとともに、押圧可能な選択ボタンを有し、
    前記通信モジュールはICチップと、このICチップに電源電圧を供給するボタン電池とを有し、
    前記ICチップは前記第1導電回路または第2導電回路の破断した位置情報と、破断した時刻を時系列で記録するとともに、前記導電回路のうち押圧された選択ボタンを特定する情報と、押圧された時刻を時系列で記録する記録部と、
    前記記録部を制御する制御部と、
    外部のホスト装置との間で近接通信を行う無線通信部とを有し、
    前記フレキシブル回路コネクタは、
    絶縁性基材と、
    前記絶縁性基材の一側に設けられ前記第1導電回路に接続される一側端子部と、
    前記絶縁性基材の他側に設けられ前記第2導電回路に接続される他側端子部と、
    前記一側端子部と前記他側端子部とを接続する導電部とを備えたことを特徴とする情報記録装置。
  12. 前記一側端子部および前記他側端子部上、または前記第1導電回路および前記第2導電回路上に、異方導電性接着剤が設けられていることを特徴とする請求項11記載の情報記録装置。
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