JP6705244B2 - フレキシブル回路コネクタ、回路装置および情報記録装置 - Google Patents

フレキシブル回路コネクタ、回路装置および情報記録装置 Download PDF

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本発明は、フレキシブル回路コネクタ、回路装置および情報記録装置に係り、とりわけ通信モジュールを再利用することができるフレキシブル回路コネクタ、回路装置および情報記録装置に関する。
シート上に導電パターンをシルク印刷し、導電パターンの端子部に導電性接着剤を介して通信モジュールのパッドを電気的に接続したシート状の検定装置が実用化されている。
特許文献1に開示された検定装置は、郵便物としてユーザに送付でき、受け取ったユーザが表紙を剥がすと、内側の頁には、いくつかの選択ボタンとその説明文が設けられており、説明文の内容にしたがって任意の選択ボタンを押圧すると、その情報が紙基板に埋め込まれた通信モジュールに記憶され、記憶された情報は近接無線通信でホスト装置で読み出せるようにしている。
ところで、このような検知装置において、使用後は通信モジュールごと廃棄している。しかしながら通信モジュールはICチップとボタン電池を有し、とりわけ電池残量が残るボタン電池を検知装置を使用する毎に廃棄することは資源の無駄となる。
特表2008−516248号公報 特開平7−22099号公報
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、ボタン電池を含む通信モジュールを再利用することができるフレキシブル回路コネクタ、回路装置および情報記録装置を提供することを目的とする。
本発明は、フレキシブル回路コネクタにおいて、絶縁性基材と、前記絶縁性基材の一側に設けられた一側端子部と、前記絶縁性基材の他側に設けられた他側端子部と、前記一側端子部と前記他側端子部とを接続する導電部とを備え、前記導電部上であって、前記一側端子部と前記他側端子部との間に、前記導電部に接続された少なくとも一つの追加端子部が設けられていることを特徴とするフレキシブル回路コネクタである。
本発明は、前記絶縁性基材は、ポリエチレンテレフタレートまたはポリブチレンテレフタレートを含むことを特徴とするフレキシブル回路コネクタである。
本発明は、前記一側端子部、前記他側端子部および前記追加端子部上に、異方導電性接着剤が設けられていることを特徴とするフレキシブル回路コネクタである。
本発明は、前記絶縁性基材上の前記導電部は絶縁層により覆われていることを特徴とするフレキシブル回路コネクタである。
本発明は、前記導電部は、前記一側端子部から前記他側端子部まで直線状に延びていることを特徴とするフレキシブル回路コネクタである。
本発明は、前記導電部は、前記一側端子部から前記他側端子部間に形成された直線部および屈曲部を有することを特徴とするフレキシブル回路コネクタである。
本発明は、前記基材上であって、前記他側端子部および前記追加端子部の側方に、前記フレキシブル回路コネクタの使用回数を表示する表示部が設けられていることを特徴とするフレキシブル回路コネクタである。
本発明は、導電回路を含む回路基板と、前記導電回路にフレキシブル回路コネクタを介して接続された通信モジュールとを備え、前記フレキシブル回路コネクタは、絶縁性基材と、前記絶縁性基材の一側に設けられた一側端子部と、前記絶縁性基材の他側に設けられた他側端子部と、前記一側端子部と前記他側端子部とを接続する導電部とを備え、前記導電部上であって、前記一側端子部と前記他側端子部との間に、前記導電部に接続された少なくとも一つの追加端子部が設けられていることを特徴とする回路装置である。
本発明は、一部が破断可能となる導電回路を含む回路基板と、前記導電回路にフレキシブル回路コネクタを介して接続された通信モジュールとを備え、前記通信モジュールはICチップと、このICチップに電源電圧を供給するボタン電池とを有し、前記ICチップは前記導電回路の破断した位置情報と、破断した時刻を時系列で記録する記録部と、前記記録部を制御する制御部と、外部のホスト装置との間で近接通信を行う無線通信部とを有し、前記フレキシブル回路コネクタは、絶縁性基材と、前記絶縁性基材の一側に設けられた一側端子部と、前記絶縁性基材の他側に設けられた他側端子部と、前記一側端子部と前記他側端子部とを接続する導電部とを備え、前記導電部上であって、前記一側端子部と前記他側端子部との間に、前記導電部に接続された少なくとも一つの追加端子部が設けられていることを特徴とする情報記録装置である。
本発明は、押圧可能な選択ボタンを有する導電回路を含む回路基板と、前記導電回路にフレキシブル回路コネクタを介して接続された通信モジュールとを備え、前記通信モジュールはICチップと、このICチップに電源電圧を供給するボタン電池とを有し、前記ICチップは前記導電回路のうち押圧された選択ボタンを特定する情報と、押圧された時刻を時系列で記録する記録部と、前記記録部を制御する制御部と、外部のホスト装置との間で近接通信を行う無線通信部とを有し、前記フレキシブル回路コネクタは、絶縁性基材と、前記絶縁性基材の一側に設けられた一側端子部と、前記絶縁性基材の他側に設けられた他側端子部と、前記一側端子部と前記他側端子部とを接続する導電部とを備え、前記導電部上であって、前記一側端子部と前記他側端子部との間に、前記導電部に接続された少なくとも一つの追加端子部が設けられていることを特徴とする情報記録装置である。
本発明は、一部が破断可能となるとともに押圧可能な選択ボタンを有する導電回路を含む回路基板と、前記導電回路にフレキシブル回路コネクタを介して接続された通信モジュールとを備え、前記通信モジュールはICチップと、このICチップに電源電圧を供給するボタン電池とを有し、前記ICチップは前記導電回路の破断した位置情報と、破断した時刻を時系列で記録するとともに、前記導電回路のうち押圧された選択ボタンを特定する情報と、押圧された時刻を時系列で記録する記録部と、前記記録部を制御する制御部と、外部のホスト装置との間で近接通信を行う無線通信部とを有し、前記フレキシブル回路コネクタは、絶縁性基材と、前記絶縁性基材の一側に設けられた一側端子部と、前記絶縁性基材の他側に設けられた他側端子部と、前記一側端子部と前記他側端子部とを接続する導電部とを備え、前記導電部上であって、前記一側端子部と前記他側端子部との間に、前記導電部に接続された少なくとも一つの追加端子部が設けられていることを特徴とする情報記録装置である。
本発明は、上記記載のフレキシブル回路コネクタを準備する工程と、前記フレキシブル回路コネクタの前記一側端子部と通信モジュールとを接続するとともに、前記他側端子部と導電回路を含む回路基板とを接続する工程と、前記フレキシブル回路コネクタのうち前記他側端子部と前記追加端子部との間を切断する工程と、前記追加端子部に新たな導電回路を含む回路基板を接続する工程とを備えたことを特徴とするフレキシブル回路コネクタの使用方法である。
本発明によれば、ボタン電池を含む通信モジュールを再利用することができ、省資源化を図ることができる。
図1は本発明の第1の実施形態に係る情報記録装置の外観図。 図2は図1の情報記録装置の展開図。 図3は通信モジュールの概略構成を示すブロック図。 図4はASICの内部構成の一例を示すブロック図。 図5は服薬記録カードの元となる紙基板を展開した図。 図6はフレキシブル回路コネクタを示す平面図であって便宜上絶縁層を取除いた状態を示す図。 図7はフレキシブル回路コネクタを示す平面図。 図8は導電回路を含む回路基板を示す図。 図9は情報記録装置を示す部分平面図。 図10はフレキシブル回路コネクタの使用方法を示す図。 図11はフレキシブル回路コネクタの使用方法を示す図。 図12は情報記録装置を示す側面図。 図13Aはフレキシブル回路コネクタを示す側面図。 図13Bはフレキシブル回路コネクタの変形例を示す側面図。 図13Cは図13Bにおいて、異方導電性接着剤が異方導電性能を発現した状態を示すフレキシブル回路コネクタの側面図。 図14はフレキシブル回路コネクタの変形例を示す図。 図15はフレキシブル回路コネクタの変形例を示す図。 図16はフレキシブル回路コネクタの変形例を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
本実施形態は、患者が薬を服用した日時と服用後の具合を記録する情報記録装置(回路装置ともいう)であって、図1はその外観図である。図1の情報記録装置は、シート状の服薬記録カード1からなり、折り畳み式になっていて、展開すると図2のような情報入力面2が現れる。情報記録装置としての服薬記録カード1は後述する紙基板30と、紙基板30上に設けられた導電回路18Aと、この導電回路18Aにフレキシブル回路コネクタ80を介して接続された無線送信可能な通信モジュール10とを備えている(図3および図5参照)。
このうち紙基板30と、この紙基板30上に設けられた導電回路18Aとにより、回路基板70が構成されている。
次に導電回路18Aと通信モジュール10とを接続するフレキシブル回路コネクタ80について説明する。図5、図6、図7および図13Aに示すように、フレキシブル回路コネクタ80は、絶縁性基材81と、絶縁性基材81の一側に設けられた一側端子部83と、絶縁性基材81の他側に設けられた他側端子部84と、これら一側端子部83と他側端子部84とを接続する複数の導電部(導電インキ)82とを有する。
この場合、導電部82は一側端子部83から他側端子部84まで直線状に延びている。
また絶縁性基材81上であって、一側端子部83と他側端子部84との間に、導電部82に接続された2つの追加端子部85a,85bが設けられている。
また一側端子部83、他側端子部84、追加端子部85a,85b上には、ヒートシール時に異方導電性能を発現する異方導電性接着剤87が設けられている。
ところで、一側端子部83は通信モジュール10に接続される端子部であり、他側端子部84は導電回路18Aの端子部39に接続される端子部である。
またフレキシブル回路コネクタ80は、他側端子部84と追加端子部85aとの間が切断され、回路基板70の導電回路18A側と通信モジュール10側とが切離されるようになっている。次にフレキシブル回路コネクタ80の追加端子部85aと新たな回路基板70の導電回路18Aとが接続され、通信モジュール10を新たな回路基板70とともに引き続き使用することができる。
フレキシブル回路コネクタ80は、次に追加端子部85aと追加端子部85bとの間が切断され、回路基板70の導電回路18A側と通信モジュール10側とが切断される。次にフレキシブル回路コネクタ80の追加端子部85bと新たな回路基板70の導電回路18Aとが接続され、通信モジュール10を新たな回路基板70とともに引き続き使用することができる。
また絶縁性基材81上には、一側端子部83と一側端子部83上の異方導電性接着剤87、他側端子部84と他側端子部84上の異方導電性接着剤87、および追加端子部85a,85bと追加端子部85a,85b上の異方導電性接着剤87を露出させ、導電部82上を覆ってアクリルからなる絶縁層88が設けられている。
絶縁層88の材質としては、特に限定はなく、ビニル系、ゴム系などの材料を使用できる。また、図13Bに示すように、フレキシブル回路80の絶縁層88として、異方導電性接着剤製のものを使用することもできる。
図13Bにおいて、導電部82上に同一の異方導電性接着剤を印刷することにより、異方導電性接着剤からなり異方導電性能を発現する予定となる異方導電性能発現予定部87aと、異方導電性能を発現しない異方導電性接着剤製の絶縁層88とを同時に形成することができ、製造効率の向上を図ることができる。
図13Cに示すように、フレキシブル回路コネクタ80を通信モジュール10または回路基板70にヒートシールする際、異方導電性接着剤からなる異方導電性能発現予定部87aがヒートシールされて、異方導電性能を発現する異方導電性能発現部87bに変わる。図13Cにおいて、異方導電性能発現予定部87aおよび絶縁層88は、異方導電性接着剤からなるが、異方導電性能は発現していない。
なお、フレキシブル回路コネクタ80の絶縁性基材81は、柔軟性基材、例えばポリエチレンテレフタレートまたはポリブチレンテレフタレート製の基材からなる。そしてフレキシブル回路コネクタ80は一側端子部83、他側端子部84および追加端子部85a,85bを下方に向けて、一側端子部83と通信モジュール10の表面を接続させ、他側端子部84と導電回路18Aの端子部39とを接続させて、通信モジュール10側と回路基板70側を接続する(図8および図9参照)。また、一側端子部83と通信モジュール10の裏面側を接続させてもよい。
そしてフレキシブル回路コネクタ80は、通信モジュール10側と回路基板70側とを接続した後、Z状に折り畳まれ、回路基板70の紙基板30上に載置される(図12参照)。
このようにフレキシブル回路コネクタ80は、回路基板70の使用後、他側端子部84と追加端子部85aとの間が切断され、新たな回路基板70とフレキシブル回路コネクタ80の追加端子部85aとを接続することができる。このことにより、回路基板70とともに通信モジュール10ごと廃棄する必要はなく、通信モジュール10を引き続いて使用することができる。このため後述する通信モジュール10のボタン電池14にまだ電池残量が残る場合、この通信モジュール10を引き続いて使用することにより情報記録装置1における省資源化を図ることができる。
次に服薬記録カードからなる情報記録装置1について更に述べる。服薬記録カード1は患者が病院での診察を終えて、処方箋に基づいて薬の調合が終わった段階で患者に渡されるものである。この服薬記録カード1では、患者が薬を服用した後に、患者自ら選択ボタンを押圧して、体の具合を記録できるようにしている。
図2の服薬記録カード1の情報入力面2は3面構成であり、第1面2aにはスタートボタン3と取り消しボタン4が設けられ、第2面2bには患者が服用すべき薬(錠剤)5が配置され、第3面2cには患者の症状の度合いを入力するための選択ボタンが配置されている。第1面2aの裏面側が図1の「服薬記録カード1」と記載された面である。
第3面2cには、薬の効用に関連する複数の症状が記載されている。図2の例では、(1)症状1、(2)症状2、(3)症状3、(4)症状4および(5)症状5の計5種類の症状が記載され、各症状ごとに、3通りの度合い(重度、中度、軽度)から一つを選択可能になっている。患者は、まず、5種類の症状に対応する選択ボタン6a〜6eからなる第1ボタン列6のいずれかを押圧して、特定の症状を選択した後に、引き続いて、その症状の度合いに対応する選択ボタン7a〜7cからなる第2ボタン列7のいずれかを押圧する。これにより、患者は、薬を服用した後に特定の症状の度合いを入力できる。患者は、必ずしも5種類の症状のすべてに回答する必要はなく、一部の症状のみに回答してもよい。
第1ボタン列6を構成する各選択ボタン6a〜6eは図2のX方向に沿って配置され、第2ボタン列7を構成する各選択ボタンは、第1ボタン列6に略平行にY方向に沿って複数列にわたって配置されている。
なお、第3面2cに記載された症状とその度合いは、あくまで一例にすぎず、薬の種類によって任意に変更して構わない。
患者は、服薬記録カード1の使用を開始するときに、スタートボタン3を押圧する。その後、患者は、第2面2bに配置された錠剤5のケースを指で押し込んで、第2面2bの下面側から薬を取り出して、服用する。そして、服用後の症状の度合いに該当する選択ボタン6,7を押圧する。
患者が押圧したスタートボタン3、取り消しボタン4、錠剤5の各ケースおよび各選択ボタン6,7の情報は、服薬記録カード1内に内蔵された通信モジュール10に自動的に記憶される仕組みになっている。
図3は上述した無線通信可能な通信モジュール10の概略構成を示すブロック図である。図3の通信モジュール10は、樹脂基板11の上に実装されたICチップとしてのASIC(Application Specific Integrated Circuit)12と、水晶振動子13と、ボタン電池14と、スピーカ15と、フィルム基板11の長辺に沿って形成される複数のパッド16と、樹脂基板11の外縁部に沿って形成されるアンテナパターン17aと、樹脂基板11上に形成される導電パターン17bとを有する。
図3は通信モジュール10の内部構成を機能化したブロック図であり、実際の各回路部品やパターンの配置やサイズ、形状、個数は任意に変更可能である。
図4はASIC12の内部構成の一例を示すブロック図である。図4のASIC12は、患者が押圧したスタートボタン3、取り消しボタン4、錠剤5の各ケースおよび各選択ボタンの情報を時刻情報とともに時系列で記憶する記憶部21と、記憶部21に押圧情報を記憶する制御を行う制御部22と、不図示のホストコンピュータとの間で無線通信を行う無線通信部23とを有する。
記憶部21は、患者が押圧したボタンを特定する情報と、そのボタンが押圧された時刻情報とを組にして記憶する。取り消しボタン4は、取り消しボタン4が押圧される直前に押圧されたボタンの情報を取り消すことを意図したものである。ホストコンピュータは、記憶部21に取り消しボタン4の押圧を特定する情報と、そのボタンが押圧された時刻情報とが記憶されている場合は、取り消しボタン4の直前に押圧されたボタンの情報を取り消す。
無線通信部23は、ホストコンピュータとの間で、いわゆるNFC(Near Field Communication、近接無線通信)を行って、情報の送受を行う。無線通信部23が無線通信に用いる方式や周波数帯域は特に制限されるものではなく、例えば13.56MHzの帯域でISO14443に準拠した無線方式で無線通信を行う。
NFCでは、規格上電力の送受もできるため、電池なしで通信モジュール10を駆動することも原理的には可能である。ただし、本実施形態の通信モジュール10は、スピーカ15も備えており、電力の消費量が比較的大きいため、ボタン電池14を搭載している。
次に、本実施形態に係る服薬記録カード1の具体的構造について説明する。上述した服薬記録カード1は、1枚の紙基板を縦方向に三等分して折り畳んだ三層構造であり、その表面に図2に示す情報入力面2が現れるようにしている。これをさらに横方向に三等分して折り畳むと図1に示す構造になる。以下では、大元の1枚の紙基板に形成される導電パターンについて説明する。
図5は服薬記録カード1の元となる紙基板30を展開した図である。図5の紙基板30を縦方向に三等分した折り目61で分割した各分割基板30a,30b,30cには、それぞれ異なる導電パターン18や切り欠き等が設けられる。なお、これら3つの分割基板30a〜30cは、折り目61で折り曲げ可能とされており、物理的に切り離されるものではない。
図5の中央の分割基板30bは、最下層に配置されて導電パターン18が形成される最下層基板30bである。その右側の分割基板30cは、主に切り欠き62とミシン目63が形成され、最下層基板30bの上に配置される中間層基板30cである。最下層基板30bの左側の分割基板30aは、スイッチ接点の導通/遮断を行う導電パターン38が形成され、中間層基板30cの上に配置される最上層基板30aである。
後述するように、三等分された最下層基板30bに中間層基板30cを折り畳んで熱圧着した後に、その上に最上層基板30aを折り畳んで熱圧着することにより、図2の構造が得られる。したがって、図5に示す最上層基板30aの裏面側が、図2に示す情報入力面2になる。
最下層基板30bの上に中間層基板30cを折り畳んで熱圧着する前に、最下層基板30bに通信モジュール10が接合され、その上に中間層基板30cが熱圧着される。このように、通信モジュール10は、最下層基板30bと中間層基板30cの間に挟み込まれる。これにより、最下層基板30bの表面に形成された導電パターン18と通信モジュール10は、服薬記録カード1の完成状態では、外見に現れない。同様に、最上層基板30a上の導電パターンも、中間層基板30cの上に折り畳まれて熱圧着されるため、外見に現れない。
次に、最下層基板30bの表面に形成された導電パターン18について図5を用いて説明する。図5の導電パターン18は、横方向に三等分された第1〜第3面2a〜2cからなる情報入力面2に対応した第1〜第3パターン面30b1〜30b3を有する。
第1パターン面30b1は、スタートボタン3に対応したスイッチ接点31と、取り消しボタン4に対応したスイッチ接点32とを有する。第2パターン面30b2は、錠剤5の各ケースに対応した計6つのスイッチ接点33を有する。第3パターン面30b3は、患者の症状および症状の程度を選択する各選択ボタンに対応した計15個のスイッチ接点34〜37を有する。
これらスイッチ接点31〜37のうち、錠剤5の各ケースに対応した計6つのスイッチ接点33は初期状態で導通しており、それ以外の全てのスイッチ接点31,32,34〜37は初期状態で遮断されている。
錠剤5の各ケースに対応したスイッチ接点33は、ケースを押圧して錠剤5を取り出す際に物理的に破断されて、電気的導通が遮断される。それ以外のスイッチ接点31,32,34〜37は、対応するボタンを押圧したときに、情報入力面2の裏面側に設けられた円形の導電パターン38が対応するスイッチ接点に接触して、押圧している間だけ一時的に導通する。
このように、スイッチ接点31〜37の中には、初期状態で電気的に導通しているものと、電気的に遮断されているものとがある。各スイッチ接点を物理的に破断するか、各スイッチ接点に別の導電パターンを接触させることにより、スイッチ接点の状態を切り替えることができる。
図5に示す各スイッチ接点31〜37の一端は、導電パターン18を介して第1パターン面30b1上の端子部39の対応する端子に接続され、他端はいずれも導電パターン18を介して接地端子に接続されている。端子部39には、スイッチ接点の総数分の端子が設けられ、これに加えて、端子部39の両端側には接地端子が設けられている。接地端子から延びる導電パターン(以下、接地パターン18a)は、第1〜第3パターン面30b3の外縁に沿って、他の導電パターンとスイッチ接点を取り囲むように形成されている。
この接地パターン18aは、ノイズの低減を図るために、他の導電パターンよりも太く形成されている。
ここで上述した導電パターン18と接地パターン18aとにより、導電回路18Aが構成される。また導電回路18Aに端子部39が接続される。また紙基板30と、紙基板30上に形成された導電回路18Aとにより通信モジュール10が接合される前の導電回路付紙基板70が構成される。
このように、すべてのスイッチ接点が、対応する端子と接地パターン18aとの間に接続されている。したがって、いずれかのスイッチ接点の状態が変化すると、その変化した情報が、専用の端子を介して通信モジュール10に伝達されることになる。通信モジュール10内の記憶部21は、接点の状態が変化したスイッチ接点を特定する情報と、すなわち押圧された選択ボタンまたは破断位置を特定する情報と、接点の状態が変化した時刻情報とを記憶する。
第3パターン面30b3上の各スイッチ接点は、X方向に沿って配置される第1ボタン列に対応する第1スイッチ接点列34と、第1ボタン列に略平行にY方向に沿って配置される複数の第2ボタン列に対応する複数の第2スイッチ接点列35〜37とにグループ分けされている。
第2スイッチ接点列35〜37のそれぞれにおける計5個のスイッチ接点の一端側はいずれも共通の端子に接続され、他端側はいずれも接地端子に接続されており、これら5個のスイッチ接点は並列接続されている。図5の例では、計5個のスイッチ接点が並列接続された第2スイッチ接点列35〜37が計3個設けられている。
並列接続された各スイッチ接点列35〜37内のどのスイッチ接点の状態が変化しても、その状態変化情報は同じ端子を介して通信モジュール10に伝達されるため、通信モジュール10では、どのスイッチ接点が変化したのかをその情報だけでは特定できない。そこで、本実施形態では、第2スイッチ接点列35〜37内のスイッチ接点の状態を変化させる前に、第1スイッチ接点列34内のスイッチ接点の状態を変化させるようにルール化することで、第2スイッチ接点列35〜37内のどのスイッチ接点の状態が変化したかを特定している。
より具体的には、まず第1スイッチ接点列34内のいずれかのスイッチ接点の状態を変化させて、このスイッチ接点のX方向位置を検出する。そして、同じX方向位置にある第2スイッチ接点列35〜37内の計3個のスイッチ接点を選択候補として決定する。次に、これら3個のスイッチ接点の中で、状態が変化したものがあれば、そのスイッチ接点の情報を通信モジュール10に伝達する。
このように、第1スイッチ接点列34内のスイッチ接点の状態変化情報と、第2スイッチ接点列35〜37内のスイッチ接点の状態変化情報とを組み合わせることで、第2スイッチ接点列35〜37内の特定のスイッチ接点の状態を正しく通信モジュール10に伝達することができる。
複数のスイッチ接点を並列接続して、一端側を共通の端子に接続することは、端子部39内の端子の総数と導電パターン18の数を削減できることから、特にパターン面積が限られている場合に有効である。第2スイッチ接点列35〜37内の複数のスイッチ接点を並列接続しても、第2スイッチ接点列35〜37と平行に配置された第1スイッチ接点列34内のスイッチ接点の状態と組み合わせることで、第2スイッチ接点列35〜37内の特定のスイッチ接点の状態を正確に特定できるため、実用上の問題は起きない。
このように、本実施形態に係る服薬記録カード1は、スタートボタン3や各種の選択ボタンの他に、直前のボタン操作を取り消すための取り消しボタン4を具備するため、ボタンの誤操作による誤った情報が取消情報なく通信モジュール10に伝達されるおそれがなくなり、通信モジュール10およびホストコンピュータに伝達される情報の信頼性が向上する。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用、すなわちフレキシブル回路コネクタの使用方法について図10および図11により説明する。
まず上述したフレキシブル回路コネクタ80を準備する。次にフレキシブル回路コネクタ80の一側端子部83と通信モジュール10とが接続される。この場合、フレキシブル回路コネクタ80は一側端子部83、他側端子部84および追加端子部85a,85bを下方に向けて通信モジュール10上に重ね合わされ、フレキシブル回路コネクタ80の一側端子部83が上方から加熱押圧(ヒートシール)される。このことにより一側端子部83上の異方導電性接着剤87が異方導電性能を発現して、一側端子部83と通信モジュール10とが接続される(図12参照)。
同様にしてフレキシブル回路コネクタ80の他側端子部84と導電回路18Aの端子部39とが接続される。次にフレキシブル回路コネクタ80はZ状に折り畳まれて、回路基板70の紙基板30上に載置される(図12参照)。
このようにして、回路基板70と、回路基板70にフレキシブル回路コネクタ80を介して接続された通信モジュール10とを有する情報記録装置1が得られる。
情報記録装置1の使用後、情報記録装置1を廃棄する必要が生じる。この際、通信モジュール10のボタン電池14にまだ電池残量が残ることがある。
このような場合は、Z状に折り畳まれたフレキシブル回路コネクタ80を引き延ばして通信モジュール10を回路基板70の外方へもってくる。
次にフレキシブル回路コネクタ80のうち、他側端子部84と追加端子部85aとの間を切れ目90に沿って切断して、フレキシブル回路コネクタ80を回路基板70から引き離す。
次に新たな導電回路18Aを含む回路基板70を準備し、この導電回路18Aの端子部39にフレキシブル回路コネクタ80の追加端子部85aが接続される。次にフレキシブル回路コネクタ80が折り畳まれて回路基板70の紙基板30上に載置される。
このようにして回路基板70と、回路基板70にフレキシブル回路コネクタ80を介して接続された通信モジュール10とを有する情報記録装置1が得られる。
その後同様にして、新たな回路基板70の端子部39にフレキシブル回路コネクタ80の追加部端子85bを接続することができる。
以上のように本実施の形態によれば、情報記録装置1の使用後に情報記録装置1を廃棄する場合、その都度情報記録装置1を全体として廃棄する必要はなく、回路基板70のみを廃棄し、電池残量が残るボタン電池14を含む通信モジュール10を再利用することができる。このことにより情報記録装置1の省資源化を図ることができる。またこの場合、フレキシブル回路コネクタ80のうち、他側端子部84と追加端子部85aとの間を切れ目90に沿って切断し、導電回路18Aの端子部39と、フレキシブル回路コネクタ80の追加端子部85aとを接続するため、新しい追加端子部85aを用いて確実に導電回路18Aの端子部39と接続することができる。
なお、フレキシブル回路コネクタ80の切れ目90は、導電部82以外はミシン目で構成されていてもよく、裏面側に設ける場合はレーザーや刃によるハーフカット線からなっていてもよい。またフレキシブル回路コネクタ80には必ずしも切れ目を設ける必要はない。
次に本発明の変形例について図14乃至図16により説明する。図14に示すように、フレキシブル回路コネクタ80の絶縁性基材81上であって、他側端子部84、追加端子部85a,85bの側方に、フレキシブル回路コネクタ80の使用回数を表示する表示部89を設けてもよい。
図14において、他側端子部84の側方には、「1回目」からなる表示部89が設けられ、追加端子部85a,85bの側方には、「2回目」、「3回目」からなる表示部89が設けられている。
また図6および図7に示す実施の形態において、フレキシブル回路コネクタ80の一側端子部83から他側端子部84まで複数の導電部82が直線状に延びる例を示したが、これに限らず絶縁性基材81がL字状をなすとともに、複数の導電部82が一側端子部83側および他側端子部84側の一対の直線部82Aと、一対の直線部82A間に位置する屈曲部82Bとを有していてもよい。
あるいは図16に示すように、絶縁性基材81上に複数の導電部82が設けられている。このうち中央の導電部82は直線状に延び、中央の導電部82の両側の導電部82は他側端子部84から追加端子部85bまで直線状に延びる直線部82Aと、追加端子部85bから一側端子部83まで傾斜して延びる傾斜部82Cとを有している。
さらにまた上述した実施の形態および変形例において、一側端子部83と他側端子部84との間に2つの追加端子部85a,85bを設けた例を示したが、追加端子部を一つ設けてもよく、追加端子部を二つ以上設けてもよい。
1 服薬記録カード
2 情報入力面
3 スタートボタン
4 取り消しボタン
5 薬(錠剤)
6(6a〜6e) 選択ボタン
7(7a〜7c) 選択ボタン
10 通信モジュール
11 フィルム基板
12 ASIC
13 水晶振動子
14 ボタン電池
15 スピーカ
16 パッド
17 アンテナパターン
18 導電パターン
18A 導電回路
18a 接地パターン
30 紙基板
30a,30b,30c 分割基板
30b1 第1パターン面
30b2 第2パターン面
30b3 第3パターン面
31〜37 スイッチ接点
39 端子部
40 苦痛度記録カード
41 スタートボタン
42 選択ボタン
43 服用記録ボタン
44 停止ボタン
45 選択ボタン
46 スタートボタン
47 選択ボタン
51〜57 スイッチ接点
61,64 折り目
62 孔(切り欠き)
63 ミシン目
70 回路基板
80 フレキシブル回路コネクタ
81 絶縁性基材
82 導電部
83 一側端子部
84 他側端子部
85a,85b 追加端子部
87 異方導電性接着剤
88 絶縁層

Claims (10)

  1. フレキシブル回路コネクタにおいて、
    絶縁性基材と、
    前記絶縁性基材の一側に設けられた一側端子部と、
    前記絶縁性基材の他側に設けられた他側端子部と、
    前記一側端子部と前記他側端子部とを接続する導電部とを備え、
    前記導電部上であって、前記一側端子部と前記他側端子部との間に、前記導電部に接続された少なくとも一つの追加端子部が設けられ、前記一側端子部、前記他側端子部および前記追加端子部上に、異方導電性接着剤が設けられ、前記一側端子部、前記他側端子部および前記追加端子部に対応する異方導電性接着剤間の前記導電部を覆って絶縁層が設けられている、ことを特徴とするフレキシブル回路コネクタ。
  2. 前記絶縁性基材は、ポリエチレンテレフタレートまたはポリブチレンテレフタレートを含むことを特徴とする請求項1記載のフレキシブル回路コネクタ。
  3. 前記導電部は、前記一側端子部から前記他側端子部まで直線状に延びていることを特徴とする請求項1または2記載のフレキシブル回路コネクタ。
  4. 前記導電部は、前記一側端子部から前記他側端子部間に形成された直線部および屈曲部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載のフレキシブル回路コネクタ。
  5. 前記基材上であって、前記他側端子部および前記追加端子部の側方に、前記フレキシブル回路コネクタの使用回数を表示する表示部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載のフレキシブル回路コネクタ。
  6. 導電回路を含む回路基板と、
    前記導電回路にフレキシブル回路コネクタを介して接続された通信モジュールとを備え、
    前記フレキシブル回路コネクタは、
    絶縁性基材と、
    前記絶縁性基材の一側に設けられた一側端子部と、
    前記絶縁性基材の他側に設けられた他側端子部と、
    前記一側端子部と前記他側端子部とを接続する導電部とを備え、
    前記導電部上であって、前記一側端子部と前記他側端子部との間に、前記導電部に接続された少なくとも一つの追加端子部が設けられ、前記一側端子部、前記他側端子部および前記追加端子部上に、異方導電性接着剤が設けられ、前記一側端子部、前記他側端子部および前記追加端子部に対応する異方導電性接着剤間の前記導電部を覆って絶縁層が設けられている、ことを特徴とする回路装置。
  7. 一部が破断可能となる導電回路を含む回路基板と、
    前記導電回路にフレキシブル回路コネクタを介して接続された通信モジュールとを備え、
    前記通信モジュールはICチップと、このICチップに電源電圧を供給するボタン電池とを有し、
    前記ICチップは前記導電回路の破断した位置情報と、破断した時刻を時系列で記録する記録部と、
    前記記録部を制御する制御部と、
    外部のホスト装置との間で無線通信を行う無線通信部とを有し、
    前記フレキシブル回路コネクタは、
    絶縁性基材と、
    前記絶縁性基材の一側に設けられた一側端子部と、
    前記絶縁性基材の他側に設けられた他側端子部と、
    前記一側端子部と前記他側端子部とを接続する導電部とを備え、
    前記導電部上であって、前記一側端子部と前記他側端子部との間に、前記導電部に接続された少なくとも一つの追加端子部が設けられ、前記一側端子部、前記他側端子部および前記追加端子部上に、異方導電性接着剤が設けられ、前記一側端子部、前記他側端子部および前記追加端子部に対応する異方導電性接着剤間の前記導電部を覆って絶縁層が設けられている、ことを特徴とする情報記録装置。
  8. 押圧可能な選択ボタンを有する導電回路を含む回路基板と、
    前記導電回路にフレキシブル回路コネクタを介して接続された通信モジュールとを備え、
    前記通信モジュールはICチップと、このICチップに電源電圧を供給するボタン電池とを有し、
    前記ICチップは前記導電回路のうち押圧された選択ボタンを特定する情報と、押圧された時刻を時系列で記録する記録部と、
    前記記録部を制御する制御部と、
    外部のホスト装置との間で無線通信を行う無線通信部とを有し、
    前記フレキシブル回路コネクタは、
    絶縁性基材と、
    前記絶縁性基材の一側に設けられた一側端子部と、
    前記絶縁性基材の他側に設けられた他側端子部と、
    前記一側端子部と前記他側端子部とを接続する導電部とを備え、
    前記導電部上であって、前記一側端子部と前記他側端子部との間に、前記導電部に接続された少なくとも一つの追加端子部が設けられ、前記一側端子部、前記他側端子部および前記追加端子部上に、異方導電性接着剤が設けられ、前記一側端子部、前記他側端子部および前記追加端子部に対応する異方導電性接着剤間の前記導電部を覆って絶縁層が設けられている、ことを特徴とする情報記録装置。
  9. 一部が破断可能となるとともに押圧可能な選択ボタンを有する導電回路を含む回路基板と、
    前記導電回路にフレキシブル回路コネクタを介して接続された通信モジュールとを備え、
    前記通信モジュールはICチップと、このICチップに電源電圧を供給するボタン電池とを有し、
    前記ICチップは前記導電回路の破断した位置情報と、破断した時刻を時系列で記録するとともに、前記導電回路のうち押圧された選択ボタンを特定する情報と、押圧された時刻を時系列で記録する記録部と、
    前記記録部を制御する制御部と、
    外部のホスト装置との間で無線通信を行う無線通信部とを有し、
    前記フレキシブル回路コネクタは、
    絶縁性基材と、
    前記絶縁性基材の一側に設けられた一側端子部と、
    前記絶縁性基材の他側に設けられた他側端子部と、
    前記一側端子部と前記他側端子部とを接続する導電部とを備え、
    前記導電部上であって、前記一側端子部と前記他側端子部との間に、前記導電部に接続された少なくとも一つの追加端子部が設けられ、前記一側端子部、前記他側端子部および前記追加端子部上に、異方導電性接着剤が設けられ、前記一側端子部、前記他側端子部および前記追加端子部に対応する異方導電性接着剤間の前記導電部を覆って絶縁層が設けられている、ことを特徴とする情報記録装置。
  10. 請求項1記載のフレキシブル回路コネクタを準備する工程と、
    前記フレキシブル回路コネクタの前記一側端子部と通信モジュールとを接続するとともに、前記他側端子部と導電回路を含む回路基板とを接続する工程と、
    前記フレキシブル回路コネクタのうち前記他側端子部と前記追加端子部との間を切断する工程と、
    前記追加端子部に新たな導電回路を含む回路基板を接続する工程とを備え、前記一側端子部、前記他側端子部および前記追加端子部上に、異方導電性接着剤が設けられ、前記一側端子部、前記他側端子部および前記追加端子部に対応する異方導電性接着剤間の前記導電部を覆って絶縁層が設けられている、ことを特徴とするフレキシブル回路コネクタの使用方法。
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