JP2019176102A - 配線基板、配線装置および情報収集装置 - Google Patents

配線基板、配線装置および情報収集装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数種類の情報収集装置を作製することなく、かつボタン押圧操作を容易に行うこと。【解決手段】情報収集装置1は、第1基板30a、中間層基板30bおよび第2基板30cを備える。第1基板30aの表側面に第1ボタン3A,6Aが設けられ、第1基板30aの裏側面に第1導電部38Aが設けられ、第2基板30cの表側面に第2ボタン3B,6Bが設けられ、第2基板30cの裏側面に第2導電部38Bが設けられている。中間層基板30bの第1基板30a側の面に第1配線18Aが設けられ、中間層基板30bの第2基板30c側の面に第2配線18Bが設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、ボタンの押圧情報を記憶して、記憶された情報を外部に伝送するインタフェース機能を備えた情報収集装置および配線基板および配線装置に関する。
紙などの折り畳み可能なシート材にICチップを含む通信機能を内蔵させて、外部との無線通信を行い、その後廃棄することを前提した検定装置が提案されている(特許文献1参照)。
このような検定装置において、シート材には使用者が押圧すべき入力ボタンが設けられ、使用者はこのボタンを押圧して必要な情報を入力する。
ところで上記検定装置はその一面に押圧すべき複数の入力ボタンを有するが、このような入力ボタンの数が増加すると、検定装置を2種類以上に分けるか、又は検定装置の一面に多数の入力ボタンを配置する必要がある。
この場合、2種類以上の検定装置を作製することは煩雑となり、かつコスト増加となる。他方、検定装置の一面に多数の入力ボタンを詰めて配置した場合、ボタンの押圧操作に支障が生じたり、検定装置の見映えが悪くなる。
特表2008−516248号公報
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、複数種類の装置を作製することなく、かつ押圧可能なボタンを各々の間隙を十分にとって配置することができ、ボタンの押圧操作を容易に行うことができる、配線基板、配線装置および情報収集装置を提供することを目的とする。
本発明は、順次重ね合わされて配置された第1基板、中間層基板および第2基板と、前記第1基板の表側面に設けられ、使用者が押圧可能な複数の第1ボタンと、前記第1基板の裏側面に各第1ボタンに対応して設けられた複数の第1導電部と、前記第2基板の表側面に設けられ、使用者が押圧可能な複数の第2ボタンと、前記第2基板の裏側面に各第2ボタンに対応して設けられた複数の第2導電部と、前記中間層基板の前記第1基板側の面に設けられた第1配線と、前記中間層基板の前記第2基板側の面に設けられた第2配線と、を備え、各第1ボタンと各第2ボタンは、各々平面上重なり合うことはない、配線基板である。
本発明は、前記第1基板、前記中間層基板および前記第2基板は、一体に成形されている、配線基板である。
本発明は、前記第1基板と前記中間層基板との間に第1スペーサ基板が介在され、前記第2基板と前記中間層基板との間に第2スペーサ基板が介在されている、配線基板である。
本発明は、順次重ね合わされて配置された第1基板、中間層基板および第2基板と、前記第1基板の表側面に設けられ、使用者が押圧可能な複数の第1ボタンと、前記第1基板の裏側面に各第1ボタンに対応して設けられた複数の第1導電部と、前記第2基板の表側面に設けられ、使用者が押圧可能な複数の第2ボタンと、前記第2基板の裏側面に各第2ボタンに対応して設けられた複数の第2導電部と、前記中間層基板の前記第1基板側の面に設けられた第1配線と、前記中間層基板の前記第2基板側の面に設けられた第2配線と、を備え、各第1ボタンと各第2ボタンは、各々平面上重なり合うことはない、配線基板と、前記中間層基板に設けられ、前記第1配線および前記第2配線の双方に接続された通信モジュールとを備えた配線装置である。
本発明は、順次重ね合わされて配置された第1基板、中間層基板および第2基板と、前記第1基板の表側面に設けられ、使用者が押圧可能な複数の第1ボタンと、前記第1基板の裏側面に各第1ボタンに対応して設けられた複数の第1導電部と、前記第2基板の表側面に設けられ、使用者が押圧可能な複数の第2ボタンと、前記第2基板の裏側面に各第2ボタンに対応して設けられた複数の第2導電部と、前記中間層基板の前記第1基板側の面に設けられた第1配線と、前記中間層基板の前記第2基板側の面に設けられた第2配線と、を備え、各第1ボタンと各第2ボタンは、各々平面上重なり合うことはない、配線基板と、前記中間層基板に設けられ、前記第1配線および前記第2配線の双方に接続された通信モジュールとを備え、前記通信モジュールは使用者が押圧した前記第1ボタンおよび前記第2ボタンの押圧情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された情報を外部へ出力する出力インターフェース部とを有する、情報収集装置である。
本発明は、前記中間層基板に、前記第1ボタンまたは前記第2ボタンのいずれかが押圧された際に押圧確認を行う発光部を設けた、情報収集装置である。
本発明によれば、複数種類の情報収集装置を作製する必要はないので、コスト低減を図ることができ、かつボタンの押圧操作を容易とすることができ、意匠性向上を図ることができる。
図1は本発明の実施形態に係る情報収集装置を表側からみた外観図。 図2は図1に示す情報収集装置を裏側からみた外観図。 図3は図1に示す情報収集装置の展開図。 図4は図3に示す情報収集装置を裏側からみた展開図。 図5は通信モジュールの概略構成を示すブロック図。 図6はASICの内部構成の一例を示すブロック図。 図7はボタンを示す断面図。 図8は基板に貼り付けられた拡散フィルムを示す側断面図。
<本発明の実施の形態>
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
本実施形態は、使用者が健康状態等を記録する情報収集装置であって、図1はその表側からみた外観図、図2は裏側からみた外観図である。図1および図2に示す情報収集装置は、シート状の健康記録カードからなり、折り畳み式になっていて、展開すると図3および図4に示すような状態となる。情報収集装置1としての健康記録カード/運動記録カードは後述する紙製基板30と、紙製基板30上に設けられた第1配線18Aおよび第2配線18Bと、この第1配線18Aおよび第2配線18Bに回路コネクタ90A,90Bを介して接続された無線送信可能な通信モジュール10とを備えている(図3および図4参照)。
このうち紙製基板30と、この紙製基板30上に設けられた第1配線18Aおよび第2配線18Bとにより、配線基板70が構成されている。
健康記録カード/運動記録カードからなる情報収集装置1について更に説明する。このような情報収集装置1は、上述のように配線基板70と、通信モジュール10とを備えている。このうち配線基板70は図3および図4に示すように、順次重ね合わせて配置された第1基板30a、中間層基板30b、および第2基板30cを含む紙製基板30と、第1基板30aの表側面30a1に設けられ使用者が押圧可能な複数の第1ボタン3A,6Aと、第1基板30aの裏側面30a2に各第1ボタン3A,6Aに対応して設けられた複数の第1導電部38Aと、第2基板30cの表側面30c1に設けられ使用者が押圧可能な複数の第2ボタン3B,6Bと、第2基板30cの裏側面30c2に各第2ボタン3B,6Bに対応して設けられた複数の第2導電部38Bとを備えている。また中間層基板30bの第1基板30a側の面30b2に第1配線18Aが設けられ、中間層基板30bの第2基板30c側の面30c1に第2配線18Bが設けられている。
なお、第1基板30a上の第1ボタン3A,6Aと、第2基板30c上の第2ボタン3B,6Bとは、第1基板30aと、中間層基板30bと第2基板30cとを互いに重ね合わせた場合、平面上重なることはなく、このため第1ボタン3A,6Aを押圧した場合に、第2ボタン3B,6Bが同時に押圧されることはない。
同様に、第2ボタン3B,6Bを押圧した場合に、第1ボタン3A,6Aが同時に押圧されることはない。
次に図3および図4により紙製基板30について更に述べる。
図3において、紙製基板30は互いに重ね合わされて配送された第1基板30a、中間層基板30bおよび第2基板30cを有し、さらに中間層基板30bの横方向左側に第1スペーサ基板30dが連結され、第2基板30cの横方向右側に第2スペーサ基板30eが連結されている。
ここで図3は紙製基板30の表側を示す展開図であり、図4は紙製基板30の裏側を示す展開図である。
本実施の形態において、「横方向」、「縦方向」、「左側」、「右側」とは紙製基板30を図3に示す方向に配置した場合の「横方向」、「縦方向」、「左側」、「右側」を意味する。
図3において、紙製基板30の第1スペーサ基板30dと、中間層基板30bと、第1基板30aと、第2基板30cと、第2スペーサ基板30eは、左側から右側に向かってこの順で配置されている。また第1スペーサ基板30dと、中間層基板30bと、第1基板30aと、第2基板30cと、第2スペーサ基板30eは、互いに縦方向折曲線61を介して一体に連結されて紙製基板30を構成する。
しかしながら紙製基板30の第1スペーサ基板30d、中間層基板30b、第1基板30a、第2基板30cおよび第2スペーサ基板30eを各々別個独立して互いに分離して設けてもよい。
次に図1および図2により、健康記録カード/運動記録カードからなる情報収集装置1の情報入力面について述べる。
図1および図2に示すように、情報収集装置1は、表側情報入力面2Aと裏側情報入力面2Bとを含む。
図1に示すように、表側情報入力面2Aの上方にはスタートボタン3Aが設けられ、表側情報入力面2Aの中央および下方には、「体調」、「食欲」、「睡眠」の各項目毎に「よい」、「ふつう」、「わるい」の3段階の選択ボタン6Aが設けられている。そしてスタートボタン3Aと選択ボタン6Aにより第1ボタン3A,6Aが構成される。
また図2に示すように、裏側情報入力面2Bの上方にはスタートボタン3Bが設けられ、裏側情報入力面2Bの中央および下方には、「ウォーキング」、「スイミング」、「体操、筋トレ」の各項目毎にそれぞれ実行した3段階の時間を示す選択ボタン6Bが設けられている。そしてスタートボタン3Bと選択ボタン6Bとにより第2ボタン3B,6Bが構成される。
これにより、使用者は、情報収集装置1の表側情報入力面2Aおよび裏側情報入力面2Bの2面から健康記録情報/運動記録情報を入力することができる。
具体的には、使用者が情報収集装置1の表側情報入力面2Aを使用するとき、まず、スタートボタン3Aを押圧する。その後、使用者は表側情報入力面2Aの選択ボタン6Aを順次選択して押圧する。
同様に使用者が裏側情報入力面2Bを使用するとき、まず、スタートボタン3Bを押圧する。その後、使用者は裏側情報入力面2Bの選択ボタン6Bを順次選択して押圧する。
使用者が押圧したスタートボタン3A,3B、選択ボタン6A,6Bの情報は、情報収集装置1内に内蔵された通信モジュール10に自動的に記憶される仕組みになっている。
図5は上述した無線通信可能な通信モジュール10の概略構成を示すブロック図である。図5の通信モジュール10は、樹脂基板11の上に実装されたICチップとしてのASIC(Application Specific Integrated Circuit)12と、水晶振動子13と、ボタン電池14と、スピーカ15と、樹脂基板11の長辺に沿って形成される複数のパッド16と、樹脂基板11の外縁部に沿って形成されるアンテナパターン17aと、樹脂基板11上に形成される導電パターン17bとを有する。
図5は通信モジュール10の内部構成を機能化したブロック図であり、実際の各回路部品やパターンの配置やサイズ、形状、個数は任意に変更可能である。
図6はASIC12の内部構成の一例を示すブロック図である。図6のASIC12は、使用者が押圧したスタートボタン3A,3B、各選択ボタン6A,6Bの情報を時刻情報とともに時系列で記憶する記憶部21と、記憶部21に押圧情報を記憶する制御を行う制御部22と、不図示のホストコンピュータとの間で無線通信を行う無線通信部(出力インターフェース部)23とを有する。
また制御部22は、使用者がボタン3A,3B,6A,6Bを押圧した際、その押圧された情報を後述するフレキシブル確認回路100のLED発光部102を駆動させて発光させる。
記憶部21は、使用者が押圧したボタンを特定する情報と、そのボタンが押圧された時刻情報とを組にして記憶する。
無線通信部23は、ホストコンピュータとの間で、いわゆるNFC(Near Field Communication、近接無線通信)やBluetooth(登録商標)等の非接触通信を行って、情報の送受を行う。無線通信部23が無線通信に用いる方式や周波数帯域は特に制限されるものではなく、例えば13.56MHzの帯域でISO14443に準拠した無線方式で無線通信を行い、Bluetoothの場合は規格で定めた周波数(例えば2.4GHz)で無線通信を行う。
NFCでは、規格上電力の送受もできるため、電池なしで通信モジュール10を駆動することも原理的には可能である。ただし、本実施形態の通信モジュール10は、スピーカ15も備えており、電力の消費量が比較的大きいため、ボタン電池14を搭載している。
ところで、図3および図4に示すように、紙製基板30の第1スペーサ基板30d、第1基板30a、第2基板30cおよび第2スペーサ基板30eには必要な開口62が設けられている。
そして図3において紙製基板30を組み立てる場合、まず中間層基板30bの第1基板30a側の面30b2上に第1スペーサ基板30dを折り曲げて重ね合わせ、さらに重ね合わされた中間層基板30bと第1スペーサ基板30dを第1基板30aの裏側面30a2上に折り曲げて重ね合わせる。このとき、中間層基板30bの第2基板30c側の面30b1が手前側へ露出する。
次に第2スペーサ基板30eを折り曲げて第2基板30cの裏側面30c2上に重ね合わせる。次に第2スペーサ基板30eと第2基板30cを手前側へ露出した中間層基板30bの第2基板30c側の面30b1上へ重ね合わせる。
このようにして紙製基板30を折り曲げて順次重ね合わせることにより、図1および図2に示す情報収集装置1を得ることができる。
このとき紙製基板30の第1基板30aの表側面30a1が外方へ現れて表側情報入力面2Aが構成され(図1参照)、第2基板30cの表側面30c1が外方へ現れて裏側情報入力面2Bが構成される(図2参照)。
次に中間層基板30bの第1基板30a側の面30b2上に設けられた第1配線18Aと、中間層基板30bの第2基板30c側の面30b1上に設けられた第2配線18Bについて述べる。
このうち第1配線18Aは導電パターン20を含み、この導電パターン20はスタートボタン3Aに対応したスイッチ接点31Aと、各選択ボタン6Aに対応したスイッチ接点32Aを有する。
これらスイッチ接点31A,32Aは初期状態で遮断されている。
スイッチ接点31A,32Aは、対応するボタン3A,6Aを押圧したときに、表側情報入力面2Aの裏面側に設けられた正方形の第1導電部38Aが対応するスイッチ接点に接触して、押圧している間だけ一時的に導通する。
このように、各スイッチ接点31A,32Aに別の第1導電部38Aを接触させることにより、スイッチ接点の状態を切り替えることができる。
各スイッチ接点31A,32Aの一端は、導電パターン20を介して中間層基板30bの面30b2上の端子部39Aの対応する端子に接続され、他端はいずれも導電パターン20を介して接地端子に接続されている。端子部39Aには、スイッチ接点の総数分の端子が設けられ、これに加えて、端子部39Aの両端側には接地端子が設けられている。接地端子から延びる導電パターン(以下、接地パターン19)は、中間層基板30bの面30b2の外縁に沿って、他の導電パターンとスイッチ接点を取り囲むように形成されている。
この接地パターン19は、ノイズの低減を図るために、他の導電パターンよりも太く形成されている。
ここで上述した導電パターン20と接地パターン19とにより、第1配線18Aが構成される。また第1配線18Aに端子部39Aが接続される。
また第2配線18Bは導電パターン20を含み、この導電パターン20は、スタートボタン3Bに対応したスイッチ接点31Bと、各選択ボタン6Bに対応したスイッチ接点32Bを有する。
これらスイッチ接点31B,32Bは初期状態で遮断されている。
スイッチ接点31B,32Bは、対応するボタン3B,6Bを押圧したときに、裏側情報入力面2Bの裏面側に設けられた正方形の第2導電部38Bが対応するスイッチ接点に接触して、押圧している間だけ一時的に導通する。
このように、各スイッチ接点31B,32Bに別の第2導電部38Bを接触させることにより、スイッチ接点の状態を切り替えることができる。
各スイッチ接点31B,32Bの一端は、導電パターン20を介して中間層基板30bの面30b1上の端子部39Bの対応する端子に接続され、他端はいずれも導電パターン20を介して接地端子に接続されている。端子部39Bには、スイッチ接点の総数分の端子が設けられ、これに加えて、端子部39Bの両端側には接地端子が設けられている。接地端子から延びる導電パターン(以下、接地パターン19)は、中間層基板30bの面30b1の外縁に沿って、他の導電パターンとスイッチ接点を取り囲むように形成されている。
この接地パターン19は、ノイズの低減を図るために、他の導電パターンよりも太く形成されている。
ここで上述した導電パターン20と接地パターン19とにより、第2配線18Bが構成される。また第2配線18Bに端子部39Bが接続される。また紙製基板30と、紙製基板30上に形成された第1配線18Aおよび第2配線18Bとにより通信モジュール10が接合される前の配線基板70が構成される。
このように、すべてのスイッチ接点31A,31B,32A,32Bが、対応する端子と接地パターン19との間に接続されている。したがって、いずれかのスイッチ接点の状態が変化すると、その変化した情報が、専用の端子を介して通信モジュール10に伝達されることになる。通信モジュール10内の記憶部21は、接点の状態が変化したスイッチ接点を特定する情報と、すなわち押圧された選択ボタンまたは破断位置を特定する情報と、接点の状態が変化した時刻情報とを記憶する。
ところで、上述のように紙製基板30の中間層基板30b上に通信モジュール10が配置されている。この通信モジュール10は中間層基板30bのうち、第1基板30a側の面30b2上に配置され、通信モジュール10は、中間層基板30bの第1基板30a側の面30b2上に設置された第1配線18Aに回路コネクタ90Aを介して接続されている(図3参照)。
同様に通信モジュール10は、中間層基板30bに設けられた貫通孔(図示せず)を通る回路コネクタ90Bを介して、中間層基板30bの第2基板30c側の面30b1上に設置された第2配線18Bに接続されている(図4参照)。
なお、上述したボタン3A,3B,6A,6Bは、図7に示すように、第1基板30aおよび第2基板30cに設けられ、対応するスイッチ接点31A,31B,32A,32B側へ突出するエンボス35間に設けられ、エンボス35によってボタン3A,3B,6A,6Bに対応して設けられた導電部38A,38Bと、スイッチ接点31A,31B,32A,32Bとの間の距離を保つようになっている。
また上述のように、紙製基板30のうち中間層基板30bに、通信モジュール10が配置されるが、この中間層基板30bと通信モジュール10との間にフレキシブル確認回路100が介在される(図3参照)。このフレキシブル確認回路100はいずれかのボタン、例えばスタートボタン3A,3B、選択ボタン6A,6Bのいずれかのボタンが押圧された際に、この押圧確認を行うLED発光部102等の押圧確認手段を含む。図3において、このLED発光部102は通信モジュール10の右端から手前側へ露出している。
具体的には、フレキシブル確認回路100はビニル系、ゴム系の材料からなる絶縁性のフレキシブル基材101と、このフレキシブル基材101上に実装されたLED発光部102と、フレキシブル基材101上に設けられ、LED発光部102と通信モジュール10とを接続するとともに、線状に形成された導電部103とを有する。
フレキシブル確認回路100のLED発光部102は、第1スペーサ基板30dの開口62を介して表側情報入力面2Aを構成する第1基板30aの発光部用窓105Aから外方へ光を発光する。同時にLED発光部102は中間層基板30bの開口62および第2スペーサ基板30eの開口62を介して裏側情報入力面2Bを構成する第2基板30cの発光部用窓105Bから外方へ光を発光する。
ところでLED発光部102としては、例えばチップ状のLED素子を用いることができ、LED発光部102の電源は通信モジュール10内のボタン電池から供給される。
次に、紙製基板30に対してフレキシブル確認回路100を設置する方法について説明する。
まずフレキシブル基材101上に印刷等により線状の導電部103が形成され、この導電部103の一側端部に、チップ状のLED素子からなるLED発光部102が導電性接着剤等により実装される。このようにしてフレキシブル基材101と、導電部103と、LED発光部102とを有するフレキシブル確認回路100が構成される。
次に、このようにして構成されたフレキシブル確認回路100は、導電部103およびLED発光部102を通信モジュール10側へ向けて、通信モジュール10の裏面に取付けられる。本実施形態においては、フレキシブル確認回路100は、通信モジュール10のスピーカ端子部に接続されている。この場合、スタートボタン3A,3Bおよび選択ボタン6A,6Bのいずれかのボタンが押圧された際にスピーカからブザー音が鳴るように設定しておくことで、ブザー音に連動してLED発光部102が発光する。また、ボタン毎にブザー音を変えておくとLEDの発光も変化する為、発光状態でどのボタンが押されたか視覚的に確認することが可能になる。
このとき、通信モジュール10は、フレキシブル確認回路100の導電部103の他側端部に導電性接着剤を用いて接続される。
このように予めフレキシブル確認回路100と通信モジュール10とを接続しておき、互いに接続された通信モジュール10とフレキシブル確認回路100は、その後、紙製基板30の中間層基板30b上に載置される。
この際、通信モジュール10は中間層基板30b上に設けられた第1配線18Aおよび第2配線18Bに、回路コネクタ90A,90Bを介して接続される。
また図3に示すように、紙製基板30の第1基板30aの裏側面30a2および第2基板30cの裏側面30c2に、発光部用窓105A,105Bを覆って、拡散フィルム120を貼り付けてもよい。
このような拡散フィルム120は、PET(ポリエチレンテレフタレート)製の透明基材121と、透明基材121上に設けられたシリカ粒子等の光を拡散する光拡散粒子123と、この光拡散粒子123を保持するバインダ122とを有し、拡散フィルム120は透明基材121を第1基板30aおよび第2基板30c側に向けて粘着剤124により最上層基板30aに貼り付けられている。
この拡散フィルム120は基材121上に光拡散粒子123とバインダ122とを有するインキをコーティングし、乾燥させることにより得られる。
本実施の形態によれば、上述のように、紙製基板30を順次折り曲げることにより図1および図2に示す情報収集装置1を得ることができる。またこのようにして得られた情報収集装置1は複数の第1ボタン3A,6Aを含む表側情報入力面2Aと、複数の第2ボタン3B,6Bを含む裏側情報入力面2Bとを有する。
この場合、情報収集装置1は第1ボタン3A,6Aを含む表側情報入力面2Aと、第2ボタン3B,6Bを含む裏側情報入力面2Bの2つの入力面をもつことになる。このため多数のボタンを設けるため、複数の種類の情報収集装置1を作製する必要はない。
また、表側情報入力面2Aと裏側情報入力面2Bの各々に適当な数のボタン3A,3B,6A,6Bを配置することができるため、ボタンの押圧操作を容易に行うことができ、かつ外観の意匠性を高めることができる。
1 情報収集装置
2A 表側情報入力面
2B 裏側情報入力面
3A,3B スタートボタン
6A,6B 選択ボタン
10 通信モジュール
11 樹脂基板
12 ASIC
13 水晶振動子
14 ボタン電池
15 スピーカ
16 パッド
17 アンテナパターン
18A 第1配線
18B 第2配線
19 接地パターン
20 導電パターン
30 紙製基板
30a 第1基板
30b 中間層基板
30c 第2基板
31A,31B,32A,32B スイッチ接点
39A,39B 端子部
61 縦方向折曲線
62 開口
70 配線基板
90A,90B 回路コネクタ
100 フレキシブル確認回路
101 フレキシブル基材
102 LED発光部
103 導電部
120 拡散フィルム
121 透明基材
122 バインダ
123 光拡散粒子

Claims (6)

  1. 順次重ね合わされて配置された第1基板、中間層基板および第2基板と、
    前記第1基板の表側面に設けられ、使用者が押圧可能な複数の第1ボタンと、
    前記第1基板の裏側面に各第1ボタンに対応して設けられた複数の第1導電部と、
    前記第2基板の表側面に設けられ、使用者が押圧可能な複数の第2ボタンと、
    前記第2基板の裏側面に各第2ボタンに対応して設けられた複数の第2導電部と、
    前記中間層基板の前記第1基板側の面に設けられた第1配線と、
    前記中間層基板の前記第2基板側の面に設けられた第2配線と、を備え、
    各第1ボタンと各第2ボタンは、各々平面上重なり合うことはない、配線基板。
  2. 前記第1基板、前記中間層基板および前記第2基板は、一体に成形されている、請求項1記載の配線基板。
  3. 前記第1基板と前記中間層基板との間に第1スペーサ基板が介在され、前記第2基板と前記中間層基板との間に第2スペーサ基板が介在されている、請求項1または2記載の配線基板。
  4. 順次重ね合わされて配置された第1基板、中間層基板および第2基板と、
    前記第1基板の表側面に設けられ、使用者が押圧可能な複数の第1ボタンと、
    前記第1基板の裏側面に各第1ボタンに対応して設けられた複数の第1導電部と、
    前記第2基板の表側面に設けられ、使用者が押圧可能な複数の第2ボタンと、
    前記第2基板の裏側面に各第2ボタンに対応して設けられた複数の第2導電部と、
    前記中間層基板の前記第1基板側の面に設けられた第1配線と、
    前記中間層基板の前記第2基板側の面に設けられた第2配線と、を備え、
    各第1ボタンと各第2ボタンは、各々平面上重なり合うことはない、配線基板と、
    前記中間層基板に設けられ、前記第1配線および前記第2配線の双方に接続された通信モジュールとを備えた配線装置。
  5. 順次重ね合わされて配置された第1基板、中間層基板および第2基板と、
    前記第1基板の表側面に設けられ、使用者が押圧可能な複数の第1ボタンと、
    前記第1基板の裏側面に各第1ボタンに対応して設けられた複数の第1導電部と、
    前記第2基板の表側面に設けられ、使用者が押圧可能な複数の第2ボタンと、
    前記第2基板の裏側面に各第2ボタンに対応して設けられた複数の第2導電部と、
    前記中間層基板の前記第1基板側の面に設けられた第1配線と、
    前記中間層基板の前記第2基板側の面に設けられた第2配線と、を備え、
    各第1ボタンと各第2ボタンは、各々平面上重なり合うことはない、配線基板と、
    前記中間層基板に設けられ、前記第1配線および前記第2配線の双方に接続された通信モジュールとを備え、
    前記通信モジュールは使用者が押圧した前記第1ボタンおよび前記第2ボタンの押圧情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された情報を外部へ出力する出力インターフェース部とを有する、情報収集装置。
  6. 前記中間層基板に、前記第1ボタンまたは前記第2ボタンのいずれかが押圧された際に押圧確認を行う発光部を設けた、請求項5記載の情報収集装置。
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