JP7112662B2 - 回路基板、回路装置および情報記録装置 - Google Patents

回路基板、回路装置および情報記録装置 Download PDF

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本発明は、回路基板および回路装置、およびボタンの押圧情報を通信モジュールを介してホスト装置に無線送信可能なシート状の情報記録装置に関する。
紙などの折り畳み可能なシート材に通信機能を内蔵させて、ある限られた期間だけ外部との無線通信を行い、その期間が終了すると、廃棄することを前提した装置が提案されている(特許文献1参照)。
この特許文献1に開示された使い捨て式自己充足型測定装置は、センサを含むデータ入力・試料採取部分とデータ取得部分とを、印字可能で折り畳み可能なシート材で密封したものである。この装置では、シート材として、紙などの安価で廃棄が容易な材料を用いることを想定している。
特表2008-516248号公報
ところで、一般にシート材には、文字等を含む必要な絵柄情報がその表面に印刷され、その裏面に導電部が印刷により設けられる。
このように、シート材の表裏面に印刷を施す場合、表面の絵柄印刷層と裏面の導電部とを精度良く位置決めする必要があり、シート材に対する印刷工程が複雑かつ繁雑である。
また、シート材の表面に印刷された絵柄印刷層は、使用を繰り返した場合に使用者の指等により劣化することがあり、絵柄印刷層を保護することも求められている。
このような点を考慮してなされたものであり、シート材の表裏面に対する印刷を不要とし、絵柄印刷層を効果的に保護することができる回路基板、回路装置および情報記録装置を提供することを目的とする。
本発明は、情報記録装置用の回路基板において、透明な第1基材と、前記第1基材上に積層された第2基材とを備え、前記第1基材の前記第2基材側に絵柄印刷層と、前記第2基材側に露出する複数の導電部が設けられ、前記第2基材の前記第1基材側に前記複数の導電部と接続可能な導電回路が設けられている、回路基板である。
本発明は、前記絵柄印刷層上に背景層が設けられ、前記導電部はこの背景層上に設けられている、回路基板である。
本発明は、前記第1基板上に前記絵柄印刷層と前記導電層が設けられ、前記絵柄印刷層上に背景層が設けられている、回路基板である。
本発明は、情報記録装置用の回路装置において、透明な第1基材と、前記第1基材上に積層された第2基材とを備え、前記第1基材の前記第2基材側に絵柄印刷層と、前記第2基材側に露出する複数の導電部が設けられ、前記第2基材の前記第1基材側に前記複数の導電部と接続可能な導電回路が設けられている、回路基板と、前記導電回路に接続された通信モジュールとを備えた回路基板である。
本発明は、情報記録装置において、透明な第1基材と、前記第1基材上に積層された第2基材とを備え、前記第1基材の前記第2基材側に絵柄印刷層と、前記第2基材側に露出する複数の導電部が設けられ、前記第2基材の前記第1基材側に前記複数の導電部と接続可能な導電回路が設けられている、回路基板と、前記導電回路に接続された通信モジュールとを備え、前記絵柄印刷層は、前記複数の導電部を前記導電回路に押圧する選択ボタンを含み、前記通信モジュールはICチップと、このICチップに電源電圧を供給するボタン電池とを有し、前記ICチップは前記導電回路のうち押圧された選択ボタンを特定する情報と、押圧された時刻を時系列で記録する記録部と、前記記録部を制御する制御部と、
外部のホスト装置との間で近接通信を行う無線通信部とを有する、情報記録装置である。
本発明は、前記絵柄印刷層上に背景層が設けられ、前記導電部はこの背景層上に設けられている、情報記録装置である。
本発明は、前記第1基板上に前記絵柄印刷層と前記導電層が設けられ、前記絵柄印刷層上に背景層が設けられている、情報記録装置である。
前記選択ボタンは視覚識別手段を含む押圧部を有する、情報記録装置である。
前記第1基材の前記第2基材側の面に、前記選択ボタンが押圧された際に押圧確認を行う押圧確認手段と、前記通信モジュールと前記押圧確認手段とを接続する接続部とを設けた、情報記録装置である。
本発明によれば、第1基材の第2基材側の面に絵柄層と導電部の印刷を施すため、第1基材の表裏面に対する印刷を施す必要はない。また、第1基材が透明であるので、第1基材の第2基材側の面に設けられた絵柄印刷層を第1基材の外方から視認することができ、かつ絵柄印刷層を第1基材により効果的に保護することができる。
図1は本発明の一実施形態に係る情報記録装置を示す図。 図2は情報記録装置を展開した図。 図3は通信モジュールの概略構成を示すブロック図。 図4はASIC12の内部構成の一例を示すブロック図。 図5Aは回路基板を示す断面図。 図5Bは回路基板の変形例を示す断面図。 図6は押圧確認手段を示す図。 図7は視覚識別手段を示す図。 図8Aは情報記録装置の変形例を示す図。 図8Bは情報記録装置の変形例を示す図。 図9は情報記録装置の他の変形例を示す図。 図10は情報記録装置の他の変形例を示す図。 図11は情報記録装置の他の変形例を示す図。 図12は情報記録装置の他の変形例を示す図。 図13は情報記録装置の他の変形例を示す図。
<本発明の実施の形態>
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に係る情報記録装置の外観図である。図1の情報記録装置は、情報入力面2を含む情報記録カード1からなり、この情報入力面2は、使用者が自らの指でボタンを選択押下する面である。
図1の情報記録カード1は、アンケートカード等からなり、使用者のボタン操作により逐次記録する機能と、記録した情報を外部のホストコンピュータに無線で伝送する機能とを備えている。また、この情報記録カード1は、所定期間が経過すると、廃棄することを前提としており、部材コストをできるだけ抑えている。
図1の情報記録カード1の情報入力面2には、例えばスタートボタン3と取り消しボタン4が設けられている。また情報入力面2には、例えば基本項目に関連する項目1~6用の選択ボタン5,5,…が設けられている。このうち、項目1用の選択ボタン5は、例えば、3種類の詳細項目A,B,Cのうち1つを選択押下するための3つのボタンに分かれている。項目2~6用の選択ボタン5,5,もそれぞれ3種類の詳細項目A,B,Cのうち1つを選択押下するための3つのボタンからなる。
なお、情報入力面2、選択ボタン5,5…の種類、数および配置は任意であり、アンケートの内容毎に異なったものになりうる。以下では、情報入力面2に設けられているすべてのボタン、すなわち、スタートボタン3、取り消しボタン4、および選択ボタン5を総称して選択ボタン3,4,5と呼ぶ。
使用者は、情報記録カード1を初めて使用するときに、スタートボタン3を押圧する。その後、使用者は、アンケート項目に沿って該当する選択ボタンを押下する。使用者が操作を誤って、異なる選択ボタンを押下してしまった場合は、その直後に取り消しボタン4を押下することで、その直前の選択ボタンの操作を取り消すことができる。
使用者が押圧したすべてのボタンの情報は、情報記録カード1内に内蔵された通信モジュール10に自動的に記憶される仕組みになっている。
図3は通信モジュール10の概略構成を示すブロック図である。図3の通信モジュール10は、基板11の上に実装されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)12と、水晶振動子13と、ボタン電池14と、スピーカ15と、基板11の長辺に沿って形成される複数の端子16と、基板11の外縁部に沿って形成されるアンテナパターン17とを有する。
図3は通信モジュール10の内部構成を機能化したブロック図であり、実際の各回路部品やパターンの配置やサイズ、形状、個数は任意に変更可能である。
図4はASIC12の内部構成の一例を示すブロック図である。図4のASIC12は、使用者が押圧したスタートボタン3、取り消しボタン4、選択ボタン5の各選択ボタン3,4,5の情報を時刻情報とともに時系列で記憶する記憶部21と、記憶部21に押圧情報を記憶する制御を行う制御部22と、不図示のホストコンピュータとの間で無線通信を行う無線通信部23とを有する。
記憶部21は、制御部22の制御に基づいて、使用者が押圧したボタンを特定する情報と、そのボタンが押圧された時刻情報とを組にして記憶する。
制御部22の機能が低い場合は、記憶部21にいったん記憶した情報を消去したり、上書きしたりすることができない可能性が高い。そこで、取り消しボタン4が押されると、制御部22はその直前に記憶部21に記憶した情報を消去するのではなく、その情報が誤りである旨の情報を追加で記憶する。これにより、情報記録カードの情報をホストコンピュータで読み出したときには、記憶された各情報ごとに、その情報が正しいかどうかを簡易かつ正確に判別できる。
一方、制御部22の機能が高い場合は、記憶部21にいったん記憶した情報を消去したり、上書きすることもできる可能性が高い。そこで、取り消しボタン4が押されると、制御部22はその直前に記憶部21に記憶した情報を直接消去する。よって、記憶部21内に誤った情報を記憶し続けなくて済み、記憶部21内の記憶容量を有効活用できるとともに、ホストコンピュータ側で、読み出した情報が正しいかどうかを判断しなくて済み、読み出し処理を高速化できる。
このような取り消しボタン4を設けることで、その直前に押圧した選択ボタンの情報を取り消すことができ、使用者は、何度でも、ボタン操作をやり直すことができ、間違いが許されないという精神的な負担から解放される。
無線通信部23は、ホストコンピュータとの間で、いわゆるNFC(Near Field Communication、近接無線通信)やBluetooth(登録商標)等の非接触通信を行って、情報の送受を行う。無線通信部23が無線通信に用いる方式や周波数帯域は特に制限されるものではなく、例えばNFCの場合は13.56MHzの帯域でISO14443に準拠した無線方式で無線通信を行い、Bluetoothの場合は規格で定めた周波数(例えば2.4GHz)で無線通信を行う。上述した記憶部21に記憶された各種情報は、無線通信部23を介してホストコンピュータに送信される。これにより、所定の期間にわたって、使用者のアンケート結果がどのように変化したかを時系列的にきめ細かくホストコンピュータ側で一元的に管理できる。
無線通信の方式としてNFCを採用する場合、規格上電力の送受もできるため、電池なしで通信モジュール10を駆動することも原理的には可能である。ただし、本実施形態の通信モジュール10は、スピーカ15も備えており、電力の消費量が比較的大きいため、ボタン電池14を搭載している。
ボタン電池14を搭載する以上、長期間使用すると、バッテリ切れを起こすが、本実施形態に係る情報記録カード1は、樹脂シート材を採用してある程度の耐久性と防水性は持たせているものの、電池を交換可能な構造は採用していないため、バッテリ切れを起こしたら、情報記録カード1自体を交換することを前提として、構造を簡略化している。
次に図2および図5Aにより、情報記録カード1を構成する回路基板30について説明する。上述のように情報記録カード1は情報入力面2を含み、このような情報記録カード1は透明な第1基材30aと、この第1基材30aに積層された第2基材30bと、これら第1基材30aと第2基材30bとを接着する接着層43とを備えた回路基板30を備えている。このうち第1基材30aはPET、PBT、PE、PP製の透明基材からなり、その厚みは75~350μm、好ましくは175μmとなっている。第2基材30bもPET、PBT、PE、PP製の透明基材からなるが、第2基材30bは必ずしも透明基材である必要はなく、紙製又は白PET等の不透明基材であってもよい。ここでPETはポリエチレンテレフタレート、PBTはポリブチレンテレフタレート、PEはポリエチレン、PPはポリプロピレンである。
また第1基材30aの第2基材30b側の面に絵柄印刷層41と、この絵柄印刷層41を第1基材30aの外側から視認した際、絵柄印刷層41を明確に表すための背景層(ベタ層)42がこの順で印刷を施すことにより設けられている。絵柄印刷層41は第1基材30aの全面に施される必要はなく、部分的に施されてもよい。
なお、絵柄印刷層41上の背景層42は必ずしも設ける必要はない。また背景層42上に、各選択ボタン3,4,5に対応する複数の導電部38が第2基材30b側へ露出するように設けられている。
さらに第1基材30aのうち、選択ボタン3,4,5に対応する導電部38が設けられた部分には、外方(図5の上方)に向かって突出するエンボス部45が形成され、このため背景層42上に設けられた導電部38はエンボス部45の内側に配置されている。
なお、上述した各選択ボタン3,4,5は、使用者が第1基材30aの外方から押下して、各選択ボタン3,4,5と後述する導電パターン18とを接触させるものである。この場合、選択ボタン3,4,5は第1基材30aの第2基材30b側の面に設けられた絵柄印刷層41によって形成される。また絵柄印刷層41により、選択ボタン3,4,5の他、情報記録カード1の表面に表れる必要な文字、図形を形成することができる。
このように絵柄印刷層41は選択ボタン3,4,5および必要な文字、図形を含むことになり、このような絵柄印刷層41は透明な第1基材30aの外方へ現れるとともに、第1基材30aにより保護される。
このため透明な第1基材30aの第2基材30b側に設けられた絵柄印刷層41を、第1基材30aを介して第1基材の外方から明確に視認することができる。
一方、第2基材30bの第1基材30a側の面に、複数の導電部38に接触可能な導電パターン18が設けられている。
なお、図5Bに示すように、第1基材30aの第2基材30b側の面に絵柄印刷層41と、複数の導電部38を設け、絵柄印刷層41上に背景層42を設けるとともに、複数の導電部38を第2基材30b側に露出させてもよい。
次に図2により第1基材30aと第2基材30bを展開した状態を示す。図2に示すように、第1基材30aは上層に配置されるものであり、第1基材30aには上述のように各選択ボタン3,4,5に対応する導電部38が形成されている。第2基材30bは下層に配置されるものであり、第2基材30bには、導電部38に接触可能な接点31,32,33が形成されている。この他、第2基材30bには、通信モジュール10の各端子が接続される端子部19と、これら端子部19および接点間を導通する導電パターン18とが形成されている。
第2基材30bでは、各接点および導電パターン18が形成されて、端子部19の位置に合わせて第2基材30bに通信モジュール10が実装された後に、ほぼ全面が接着層43でコーティングされる。そして、第2基材30bの上に第1基材30aを重ねて熱圧着することで、両層が強固に接着されて、図1のような外形になる。図1の情報入力面2は、第1基材30aの図2に示した面の反対側の面である。このように、第1基材30aおよび第2基材30bにより通信モジュール10は覆われて外見に現れなくなることから、外部からの衝撃に対する耐性が高くなる。
上述したように、各選択ボタン3,4,5は、第1基材30aのうち導電部38に対応する位置に設けられ、絵柄印刷層41により形成される。但し、導電部38のみで選択ボタン3,4,5を形成してもよい。この場合、導電部38は絵柄印刷層を兼ねる。そして選択ボタン3,4,5を押下していないときは、対応する導電部38と接点とは物理的に離隔されており、選択ボタン3,4,5を押下している間だけ、接点が導電部38に接触し、接点に接続された導電パターン18に電流が流れて、この電流を通信モジュール10で検知して、どの選択ボタンがいつ押されたかという情報が記憶部21に記憶される。
ところで図2に示す各接点の一端は接地パターン18aを介して接地端子に接続され、各接点の他端は導電パターン18を介して端子部に接続されている。端子部19には、接点の総数分の端子が設けられ、これに加えて、端子部19の両端側には接地端子が設けられている。接地端子から延びる導電パターン(以下、接地パターン)18aは、第2基材30bのパターン面の外縁に沿って、他の導電パターンと接点を取り囲むように形成されている。この接地パターン18aは、ノイズの低減を図るために、他の導電パターン18よりも太く形成されている。この場合、導電パターン18と接地パターン18aとにより導電回路18Aが構成される。また回路基板30の端子部19に通信モジュール10を設置することにより回路装置が得られる。
このように、すべての接点が、対応する端子と接地パターン18aとの間に接続されている。したがって、いずれかの接点の状態が変化すると、その変化した情報が、専用の端子を介して通信モジュール10に伝達されることになる。通信モジュール10内の記憶部21は、接点の状態が変化した接点を特定する情報と、接点の状態が変化した時刻情報とを記憶する。
また上述のように、第2基材30bに、通信モジュール10が配置されるが、この第2基材30b上であって、通信モジュール10上にフレキシブル確認回路100が介在される(図8参照)。このフレキシブル確認回路100はいずれかのボタン、例えばスタートボタン3、取り消しボタン4、選択ボタン5のいずれかのボタンが押圧された際に、この押圧確認を行うLED発光部102等の押圧確認手段を含む。
具体的には、図2および図8に示すように、フレキシブル確認回路100はビニル系、ポリエステル系の材料からなる絶縁性のフレキシブル基材101と、このフレキシブル基材1010上に実装されたLED発光部102と、フレキシブル基材101上に設けられ、LED発光部102と通信モジュール10とを接続するとともに、線状に形成された導電部103とを有する。
ここで、図6は第2基材30bに配置される通信モジュールと、この通信モジュール10上に取付けられたフレキシブル確認回路100とを示す。
そしてフレキシブル確認回路100のLED発光部102は、第1基材30aに形成された発光部用窓105を介して外方へ露出する。そしてLED発光部102は、選択ボタン3、4、5のうちいずれかのボタンが使用者により押圧された際、通信モジュール10の制御部22により発光して発光部用窓105から発光状態を外方へ現わすようになっている。
このようにLED発光部102は、ボタンが押圧された際に押圧確認を行う押圧確認手段として機能するが、このような押圧確認手段として他の押圧確認手段、例えば他の発光部を用いてもよく、発光部以外に押圧確認手段としては振動を発生させる振動子を用いてもよい。
ところでLED発光部102としては、例えばチップ状のLED素子を用いることができ、LED発光部102の電源は通信モジュール10内のボタン電池から供給される。
このような構成からなる情報記録カード1において、使用者はまず情報記録カード1をもって、最初にボタン選択を行う前に、スタートボタン3を押圧する。その後、所定のタイミングで、該当する選択ボタンを押圧する。そして押圧された選択ボタンに対応する情報は、外部のホストコンピュータに送られて管理、保有される。
次に情報記録カード1の製造方法について説明する。まず、図5に示す第1基材30aの裏面側に所定の選択ボタン3,4,5および文字情報(例えば、図1の表面の文字情報など)を印刷して絵柄印刷層41を形成する。次に絵柄印刷層41上に背景層42を印刷により設け、この背景層42上に導電部38を印刷により設ける。
この間、第2基材30bに接点31,32,33、端子部19、導電パターン18および接地パターン18aを形成する。これらは、例えば導電性カーボン、銅または銀などを用いてシルク印刷により形成される。この場合、導電パターン18と接地パターン18aとにより導電回路18Aが形成される。
次に、第2基材30b内の導電回路18Aを除いたほぼ全面に、異方導電性接着剤を塗布する。この異方導電性接着剤は、一方向(X方向)のみに導電性を持っており、端子部19の各端子上や導電パターン上に塗布されても、異なる端子同士や導電パターン同士が短絡するおそれはない。このようにして異方導電性接着剤により、接着層43が得られる。
なお、端子部19の上のみに導電性接着テープを貼付して、他の部分には非導電性の接着剤を塗布してもよい。これら接着剤または接着テープの基本材料は、エポキシ系樹脂またはアクリル系樹脂であり、導電材料の粒子を配合したものである。
次に、第2基材30bのパターン面上に、通信モジュール10を実装する。ここでは、通信モジュール10の端子と第2基材30b上の端子部19とを位置合わせして、上述した異方導電性接着剤または導電性テープを介して両者を熱圧着する。あるいは、通信モジュール10は、フレキシブル回路コネクタ90を介して端子部19に接続される。
次に、第2基材30bが第1基材30aの上になるように積層して両基材30a,30bを貼り合わせて熱圧着する。以上の工程を経て、図1に示す情報記録カード1が完成する。
以上のように本実施の形態によれば、第1基材30aの第2基材30b側の面に絵柄印刷層41と背景層42を順次印刷により設け、更にこの背景層42上に導電部38を印刷により設けることができる。このため、第1基材30aの表裏面に印刷を施して表面に絵柄印刷層を設け、第1基材30aの裏面に導電部を設ける必要がない。このため位置決めが煩雑な表裏面印刷を行う必要がなく、製造効率を向上させることができる。
また、透明な第1基材30aの第2基材30b側の面に絵柄印刷層41を設けることにより、透明な第1基材30aを介して絵柄印刷層41を外方から確実に視認することができ、絵柄印刷層41を第1基材30aにより効果的に保護することができる。
<本発明の変形例>
次に図7により本発明による情報記録カード1の変形例について説明する。本変形例は選択ボタン5の構成が異なるのみであり、他の構成は図1乃至図6に示す実施の形態と略同一である。
各選択ボタン5は図7に示すように、枠体50aと、枠体50a内に設けられた視覚識別手段51を含む押圧部50を有していてもよい。
この場合、視覚識別手段51としては、温度又は水分によって色が変化するインキを塗布することにより得られる。
このように、選択ボタン5は枠体50aと、枠体50a内に設けられた視覚識別手段51とを含む押圧部50を有する。
このようなインキ層を形成するインキとしては温度によって色が変化する示温インキを使用することができる。インキ層は別シートに印刷されたものを粘着剤などで貼り付けて使用することもできるし、第1基材30aに直接印刷することもできる。また、PETフィルムなどの透明シートに印刷し、第1基材30aと重ねて使用することもできる。
インキの印刷方式は、グラビア印刷やスクリーン印刷などが使用できる。
このようなインキ層は例えば、指で触れたときに、体温で色が変化することで視認性を得ることができる。このようなインキ層を押圧部50に設けることにより、選択ボタン5の押圧時に色が変化し、どこの選択ボタン5を押したかを認識することができる。また、インキは可逆性で指から離してしばらくすると色が元に戻り、再度使用することができる。
変化する温度帯は適時調整することができるが、体温による変色を利用する場合には、25℃~32℃が好ましい。
また、季節によって部屋の温度も変化するため、季節ごとに変化する温度枠を調整することも有効である。
次に図8A乃至図14により、本発明の他の変形例について説明する。
まず図8Aおよび図8Bにより情報記録カード1の変形例について述べる。図8Aおよび図8Bに示す変形例において、図1乃至図6に示す実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図8Aおよび図8Bにおいて、情報記録カード1を構成する回路基板30は、透明な第1基材30aと、この第1基材30aに折曲線60を介して折曲自在に設けられた透明な第2基材30bとを有し、この場合、第1基材30aと第2基材30bは同一の透明材料からなる。
図8Aおよび図8Bに示すように、第1基材30aの第2基材30b側の面にエンボス部45により囲まれた導電部38が設けられ、第2基材30bの第1基材30a側の面に導電回路18Aと接点33とが印刷により形成されている。また第2基材30bの第1基材30a側の面のうち回路上部の領域30Aに対応する位置に通信モジュール10が設置されている。
図8Aおよび図8Bにおいて、第1基材30aの第2基材30bと反対側の面に絵柄61および選択ボタン5が外方に現れている。
そして第1基材30aと第2基材30bを各々の導電回路18Aおよび接点33と、導電部38とが内側になるよう折畳むことにより情報記録カード1が得られる。
次に図9および図10により情報記録カード1の他の変形例について述べる。図9および図10に示す変形例において、図1乃至図6に示す実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図9および図10において、情報記録カード1を構成する回路基板30は、透明な第1基材30aと、この第1基材30aと別体に設けられた第2基材30bと、第1基材30aと第2基材30bとの間に介在された開口70Aを含むスペーサ70とを有する。この場合、第2基材30bは必ずしも透明体からなる必要はない。
図9および図10に示すように、第1基材30aの第2基材30b側の面に導電部38が設けられ、第2基材30bの第1基材30a側の面に導電回路18Aと接点33とが印刷により形成されている。また第2基材30bの第1基材30a側の面のうち回路上部の領域30Aに対応する位置に通信モジュール10が設置されている。
図9および図10において、第1基材30aの第2基材30bと反対側の面に絵柄61および選択ボタン5が外方に現れている。
本変形例において、第1基材30aと第2基材30bとの間に、スペーサ70が介在されているため、第1基材30aに導電部38を囲むエンボス部を設ける必要はなく、選択ボタン5を押下しない状況においては導電部38と接点33とが接触することはない。
またスペーサ70には選択ボタン5を押下した際、選択ボタン5と接点33とが接触するための貫通孔71が設けられている。
次に図11により情報記録カード1の他の変形例について述べる。図11に示す変形例において、図1乃至図6に示す実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図11において、情報記録カード1を構成する回路基板30は、透明な第1基材30aと、この第1基材30a別体に設けられた第2基材30bとを有し、この場合、第2基材30bは必ずしも透明材料からなる必要はない。
図11に示すように、第1基材30aの第2基材30b側の面にエンボス部45により囲まれた導電部38が設けられ、第2基材30bの第1基材30a側の面に導電回路18Aと接点33とが印刷により形成されている。また第2基材30bの第1基材30a側の面のうち、開口30Aに対応する位置に通信モジュール10が設置されている。
また、図11に示すように、第1基材30aのうち、第2基材30bの領域30Aに対応する位置にエンボス30Bが形成され、このエンボス30Bによって、第2基材30bに実装された通信モジュール10の厚みを吸収することができる。
次に図12および図13により情報記録カード1の他の変形例について述べる。図12および図13に示す変形例において、図1乃至図6に示す実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図12および図13において、情報記録カード1を構成する回路基板30は、透明な第1基材30aと、この第1基材30aと別体に設けられた透明な第2基材30bとを有する。この場合、第2基材30bは必ずしも透明材料からなっていなくてもよい。
図12および図13に示すように、第1基材30aの第2基材30b側の面にエンボス部45により囲まれた導電部38が設けられ、第2基材30bの第1基材30a側の面に導電回路18Aと接点33とが印刷により形成されている。また第2基材30bの第1基材30a側の面のうち開口30Cに対応する位置に通信モジュール10が設置されている。この通信モジュール10は、フレキシブル回路コネクタ90を介して端子部19に接続されている。
また第2基材30bの第1基材30aと反対側の面に開口74を有するスペーサ73が設けられ、スペーサ73上には更に遮蔽板75が設けられている。
図12および図13において、開口74を有するスペーサ73により、通信モジュール10を開口74内にスムーズに収納することができ、かつ遮蔽板75により通信モジュール10を外方から効果的に隠すことができる。
1 情報記録カード
2 情報入力面
3 スタートボタン
4 取り消しボタン
5 選択ボタン
10 通信モジュール
11 基板
12 ASIC
13 水晶振動子
14 ボタン電池
15 スピーカ
16 端子
17 アンテナパターン
18 導電パターン
18a 接地パターン
18A 導電回路
21 記憶部
22 制御部
23 無線通信部
30 回路基板
30a 第1基材
30b 第2基材
41 絵柄印刷層
42 背景層
43 接着層
51 視覚識別手段
102 LED発光部

Claims (5)

  1. 情報記録装置用の回路基板において、
    透明な第1基材と、
    前記第1基材上に積層された第2基材とを備え、
    前記第1基材の前記第2基材側に絵柄印刷層と、前記第2基材側に露出する複数の導電部が設けられ、
    前記第2基材の前記第1基材側に前記複数の導電部と接続可能な導電回路が設けられ、 前記第1基材上に前記絵柄印刷層と前記導電部が同一平面上に並んで設けられ、前記絵柄印刷層上に背景層が設けられ、前記第1基材の前記導電部に対応する部分には、エンボス部が形成され、前記絵柄印刷層には文字または図形が印刷され、前記エンボス部は選択ボタンを構成する、回路基板。
  2. 情報記録装置用の回路装置において、
    透明な第1基材と、前記第1基材上に積層された第2基材とを備え、前記第1基材の前記第2基材側に絵柄印刷層と、前記第2基材側に露出する複数の導電部が設けられ、前記第2基材の前記第1基材側に前記複数の導電部と接続可能な導電回路が設けられ、前記第1基材上に前記絵柄印刷層と前記導電部が同一平面上に並んで設けられ、前記絵柄印刷層上に背景層が設けられ、前記第1基材の前記導電部に対応する部分には、エンボス部が形成され、前記絵柄印刷層には文字または図形が印刷され、前記エンボス部は選択ボタンを構成する、回路基板と、
    前記導電回路に接続された通信モジュールとを備えた回路装置。
  3. 情報記録装置において、
    透明な第1基材と、前記第1基材上に積層された第2基材とを備え、前記第1基材の前記第2基材側に絵柄印刷層と、前記第2基材側に露出する複数の導電部が設けられ、前記第2基材の前記第1基材側に前記複数の導電部と接続可能な導電回路が設けられ、 前記第1基材上に前記絵柄印刷層と前記導電部が同一平面上に並んで設けられ、前記絵柄印刷層上に背景層が設けられ、前記第1基材の前記導電部に対応する部分には、エンボス部が形成され、前記絵柄印刷層には文字または図形が印刷され、前記エンボス部は選択ボタンを構成する、回路基板と、
    前記導電回路に接続された通信モジュールとを備え、
    前記絵柄印刷層は、前記複数の導電部を前記導電回路に押圧する選択ボタンを含み、 前記通信モジュールはICチップと、このICチップに電源電圧を供給するボタン電池とを有し、
    前記ICチップは前記導電回路のうち押圧された選択ボタンを特定する情報と、押圧された時刻を時系列で記録する記録部と、
    前記記録部を制御する制御部と、
    外部のホスト装置との間で近接通信を行う無線通信部とを有する、情報記録装置。
  4. 前記選択ボタンは視覚識別手段を含む押圧部を有する、請求項3記載の情報記録装置。
  5. 前記第2基材の前記第1基材側の面に、前記選択ボタンが押圧された際に押圧確認を行う押圧確認手段と、前記通信モジュールと前記押圧確認手段とを接続する接続部とを設けた、請求項3記載の情報記録装置。
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