JP5888594B2 - 情報収集装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ボタンの押圧情報を、通信モジュールを介してホスト装置に無線送信可能なシート状の情報収集装置に関する。
シート上に導電パターンをシルク印刷し、導電パターンの端子部に導電性接着剤を介して通信モジュールのパッドを電気的に接続したシート状の検定装置が実用化されている(特許文献1参照)。
特許文献1に開示された検定装置は、郵便物としてユーザに送付でき、受け取ったユーザが表紙を剥がすと、内側の頁には、いくつかの選択ボタンとその説明文が設けられており、説明文の内容にしたがって任意の選択ボタンを押圧すると、その情報が紙基板に埋め込まれた通信モジュールに記憶され、記憶された情報は近接無線通信でホスト装置で読み出せるようにしている。
特表2008−516248号公報
しかしながら、特許文献1に開示された検定装置は、ユーザが選択ボタンを押し間違えても、その取り消しができず、押し間違えた選択ボタンの情報がそのままホスト装置に送信されてしまう。
また、各選択ボタンは、導電パターンの異なる端子に接続されており、選択ボタンの総数は、導電パターンの端子数によって制限されてしまう。紙基板のサイズは限られているため、導電パターンの端子数を増やすことは容易ではなく、結果として、数多くの選択ボタンを設けることはできない。
さらに、紙基板上の選択ボタンは、各ボタンの近傍に小さな説明書きが記載されていることが多いが、お年寄りや障害者は説明書きを読むのにも時間がかかることから、特に選択ボタンの数が多い場合には、適切なボタンを選択するのが容易でないという問題がある。
本発明は、上述した問題点を考慮に入れてなされたものであり、ボタン選択が容易で、ユーザにとって使い勝手がよい情報収集装置を提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様では、使用者が押圧可能な複数の選択ボタンと、
使用者の識別情報と押圧された選択ボタンの情報とを少なくとも記憶可能で、記憶された情報をホスト装置に無線送信可能な通信モジュールと、を備えたシート状の情報収集装置であって、
使用者が押圧した前記選択ボタンの情報を取り消すための取消ボタンを備え、
前記通信モジュールは、ICチップと、このICチップに電源電圧を供給するボタン電池と、を有し、
前記ICチップは、
押圧された前記選択ボタンを特定する情報と、押圧された時刻情報とを時系列で記憶する記憶部と、
前記記憶部に情報を記憶する制御を行う制御部と、
前記ホスト装置との間で近接無線通信を行う無線通信部と、を有し、
前記制御部は、前記取消ボタンが押圧されると、前記取消ボタンが押圧される直前に押圧された前記選択ボタンの押圧情報を取り消す旨の情報を前記記憶部に記憶することを特徴とする情報収集装置が提供される。
また、本発明の他の一態様では、シート基板の第1層上に配置される任意に選択可能な複数のボタンと、
前記シート基板の第2層上に配置され、前記複数のボタンのそれぞれに対応する複数のスイッチ接点と、
前記第2層上に複数の端子を一列に並べて配置される端子部と、
前記複数のスイッチ接点と前記複数の端子とを接続する複数の導電パターンと、を備え、
前記複数のボタンのうち2以上の一部のボタンは一方向に配置されて、これらボタンに対応するスイッチ接点の各一端は前記導電パターンを介して前記端子部の同じ端子に接続され、各他端は前記導電パターンを介して前記端子部の接地端子に接続されることを特徴とする情報収集装置が提供される。
本発明によれば、ボタン選択が容易で、ユーザにとって使い勝手がよい情報収集装置を提供できる。
本発明の第1の実施形態に係る情報収集装置の外観図。 図1の情報収集装置の展開図。 通信モジュール10の概略構成を示すブロック図。 ASIC12の内部構成の一例を示すブロック図。 図1の服薬記録カード1の使用手順の一例を示すフローチャート。 服薬記録カード1の元となる紙基板30を展開した図。 第1の実施形態に係る服薬記録カード1の製造工程を説明する図。 本発明の第2の実施形態に係る情報収集装置を示す図。 図8の情報収集装置の展開図。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態は、患者が薬を服用した日時と服用後の具合を記録するものである。図1は第1の実施形態に係る情報収集装置の外観図である。図1の情報収集装置は、紙またはプラスチックシートからなるシート状の服薬記録カード1であり、折り畳み式になっていて、展開すると図2のような情報入力面2が現れる。
図1の服薬記録カード1は、患者が病院での診察を終えて、処方箋に基づいて薬の調合が終わった段階で患者に渡されるものである。この服薬記録カード1では、患者が薬を服用した後に、患者自ら選択ボタンを押圧して、体の具合を記録できるようにしている。
図2の服薬記録カード1の情報入力面2は3面構成であり、第1面2aにはスタートボタン3と取り消しボタン4が設けられ、第2面2bには患者が服用すべき薬(錠剤)5が配置され、第3面2cには患者の症状の度合いを入力するための選択ボタンが配置されている。第1面2aの裏面側が図1の「服薬記録カード1」と記載された面である。
第3面2cには、薬の効用に関連する複数の症状が記載されている。図2の例では、(1)症状1、(2)症状2、(3)症状3、(4)症状4および(5)症状5の計5種類の症状が記載され、各症状ごとに、3通りの度合い(重度、中度、軽度)から一つを選択可能になっている。患者は、まず、5種類の症状に対応する選択ボタン6a〜6eからなる第1ボタン列6のいずれかを押圧して、特定の症状を選択した後に、引き続いて、その症状の度合いに対応する選択ボタン7a〜7cからなる第2ボタン列7のいずれかを押圧する。これにより、患者は、薬を服用した後に特定の症状の度合いを入力できる。患者は、必ずしも5種類の症状のすべてに回答する必要はなく、一部の症状のみに回答してもよい。
第1ボタン列6を構成する各選択ボタン6a〜6eは図2のX方向に沿って配置され、第2ボタン列7を構成する各選択ボタンは、第1ボタン列6に略平行にY方向に沿って複数列にわたって配置されている。
なお、第3面2cに記載された症状とその度合いは、あくまで一例にすぎず、薬の種類によって任意に変更して構わない。
患者は、服薬記録カード1を初めて使用するときに、スタートボタン3を押圧する。その後、患者は、第2面2bに配置された錠剤5のケースを指で押し込んで、第2面2bの下面側から薬を取り出して、服用する。そして、服用後の症状の度合いに該当する選択ボタン6,7を押圧する。
患者が押圧したスタートボタン3、取り消しボタン4、錠剤5の各ケースおよび各選択ボタン6,7の情報は、服薬記録カード1内に内蔵された通信モジュールに自動的に記憶される仕組みになっている。
図3は通信モジュール10の概略構成を示すブロック図である。図3の通信モジュール10は、紙厚よりも薄い薄膜状であり、フィルム基板11の上に実装されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)12と、水晶振動子13と、ボタン電池14と、スピーカ15と、フィルム基板11の長辺に沿って形成される複数のパッド16と、フィルム基板11の外縁部に沿って形成されるアンテナパターン17と、フィルム基板11上に形成される導電パターン18とを有する。
図3は通信モジュール10の内部構成を機能化したブロック図であり、実際の各回路部品やパターンの配置やサイズ、形状、個数は任意に変更可能である。
図4はASIC12の内部構成の一例を示すブロック図である。図4のASIC12は、患者が押圧したスタートボタン3、取り消しボタン4、錠剤5の各ケースおよび各選択ボタンの情報を時刻情報とともに時系列で記憶する記憶部21と、記憶部21に押圧情報を記憶する制御を行う制御部22と、不図示のホストコンピュータとの間で無線通信を行う無線通信部23とを有する。
記憶部21は、患者が押圧したボタンを特定する情報と、そのボタンが押圧された時刻情報とを組にして記憶する。取り消しボタン4は、取り消しボタン4が押圧される直前に押圧されたボタンの情報を取り消すことを意図したものである。ホストコンピュータは、記憶部21に取り消しボタン4の押圧を特定する情報と、そのボタンが押圧された時刻情報とが記憶されている場合は、取り消しボタン4の直前に押圧されたボタンの情報を取り消す。
このような取り消しボタン4を設けることで、その直前に押圧したボタンの情報を取り消すことができる。実際には、記憶部21に一度記憶した情報を削除したり、上書きすることはできないが、記憶部21に誤った情報を記憶してしまったときは、取り消しボタン4を押圧することで、その情報が誤っている旨の情報を追加で記憶する。これにより、ホストコンピュータで読み出したときには、情報が正しいかどうかを簡易かつ正確に判別できる。また、患者は、何度でも、ボタン操作をやり直すことができ、間違いが許されないという精神的な負担から解放される。
無線通信部23は、ホストコンピュータとの間で、いわゆるNFC(Near Field Communication、近接無線通信)を行って、情報の送受を行う。無線通信部23が無線通信に用いる方式や周波数帯域は特に制限されるものではなく、例えば13.56MHzの帯域でISO14443に準拠した無線方式で無線通信を行う。
NFCでは、規格上電力の送受もできるため、電池なしで通信モジュール10を駆動することも原理的には可能である。ただし、本実施形態の通信モジュール10は、スピーカ15も備えており、電力の消費量が比較的大きいため、ボタン電池14を搭載している。
ボタン電池14を搭載する以上、長期間使用すると、バッテリ切れを起こすが、本実施形態に係る服薬記録カード1は、紙製であることも多く、長期間の使用には耐えられないことから、バッテリ切れを起こしたら、服薬記録カード1自体を交換することを念頭に置いている。
図5は図1の服薬記録カード1の使用手順の一例を示すフローチャートである。まず、病院の医師または医療関係者は、処方箋に従って所定の薬が組み込まれた服薬記録カード1を、ホストコンピュータに接続されたリーダにかざして、服薬記録カード1を初期化した後に、服薬記録カード1内の記憶部21に患者を特定する情報を記憶する(ステップS1)。また、第2面2bに組み込まれた各錠剤の脇に、手書き等で、患者が錠剤を服用する日時を記入する。この記入作業は、必須ではなく、患者に必要に応じて記入させてもよい。
その後、服薬記録カード1を患者に手渡す(ステップS2)。患者は、服薬記録カード1を開いて、最初に錠剤を服用する前に、スタートボタン3を押圧する(ステップS3)。その後、指定された時刻に錠剤を取り出して服用する(ステップS4)。
患者は、錠剤を服用した後に、第3面2cの記載に従って、該当する症状の度合いに対応する選択ボタンを押圧する(ステップS5)。
患者が押圧したスタートボタン3や錠剤5のケースの押圧情報は、時刻情報とともに、通信モジュール10の記憶部21に自動的に記憶される。また、スタートボタン3や選択ボタンを押し間違えたときは、その直後に取り消しボタン4を押圧することで、直前の押圧情報が間違いであることを示す情報が記憶部21に記憶される。これにより、事実上、間違ったボタン操作を取り消すことができる。
患者は、すべての薬の服用が終わった段階、あるいは次の診療時に、服薬記録カード1を病院に手持ちする(ステップS6)。そして、病院の医師または医療関係者は、患者から服薬記録カード1を受け取って、ホストコンピュータに接続されたリーダにかざして、服薬記録カード1の記憶部21に記憶された情報をホストコンピュータに読み込んで、画面に表示する(ステップS7)。医師は、画面に表示された服薬記録カード1に記憶された情報を見ながら、薬の服用の効用を確認して、患者の診察を行う(ステップS8)。
このように、服薬記録カード1は、患者が薬を服用した後に、患者がどのような症状を覚えたかを逐一記憶しているため、医師は、患者の記憶に頼らずに、処方した薬の服用後の患者の症状を正確かつ具体的に時系列的に把握でき、患者の治療を的確に行うことができ、誤診も防止できる。
次に、本実施形態に係る服薬記録カード1の具体的構造について説明する。上述した服薬記録カード1は、1枚の紙基板を縦方向に三等分して折り畳んだ三層構造であり、その表面に図2に示す情報入力面2が現れるようにしている。これをさらに横方向に三等分して折り畳むと図1に示す構造になる。以下では、大元の1枚の紙基板に形成される導電パターンについて説明する。
図6は服薬記録カード1の元となる紙基板30を展開した図である。図6の紙基板30を縦方向に三等分した折り目61で分割した各分割基板30a,30b,30cには、それぞれ異なる導電パターン18や切り欠き等が設けられる。なお、これら3つの分割基板30a~30cは、折り目61で折り曲げ可能とされており、物理的に切り離されるものではない。
図6の中央の分割基板30bは、最下層に配置されて導電パターン18が形成される最下層基板30bである。その右側の分割基板30cは、主に切り欠き62とミシン目63が形成され、最下層基板30bの上に配置される中間層基板30cである。最下層基板30bの左側の分割基板30aは、スイッチ接点の導通/遮断を行う導電パターン38が形成され、中間層基板30cの上に配置される最上層基板30aである。
後述するように、三等分された最下層基板30bに中間層基板30cを折り畳んで熱圧着した後に、その上に最上層基板30aを折り畳んで熱圧着することにより、図2の構造が得られる。したがって、図6に示す最上層基板30aの裏面側が、図2に示す情報入力面2になる。
最下層基板30bの上に中間層基板30cを折り畳んで熱圧着する前に、最下層基板30bに通信モジュール10が接合され、その上に中間層基板30cが熱圧着される。このように、通信モジュール10は、最下層基板30bと中間層基板30cの間に挟み込まれる。これにより、最下層基板30bの表面に形成された導電パターン18と通信モジュール10は、服薬記録カード1の完成状態では、外見に現れない。同様に、最上層基板30a上の導電パターンも、中間層基板30cの上に折り畳まれて熱圧着されるため、外見に現れない。
次に、最下層基板30bの表面に形成された導電パターン18について図6を用いて説明する。図6の導電パターン18は、横方向に三等分された第1〜第3面2a〜2cからなる情報入力面2に対応した第1〜第3パターン面30b1〜30b3を有する。
第1パターン面30b1は、スタートボタン3に対応したスイッチ接点31と、取り消しボタン4に対応したスイッチ接点32とを有する。第2パターン面30b2は、錠剤5の各ケースに対応した計6つのスイッチ接点33を有する。第3パターン面30b3は、患者の症状および症状の程度を選択する各選択ボタンに対応した計15個のスイッチ接点34〜37を有する。
これらスイッチ接点31〜37のうち、錠剤5の各ケースに対応した計6つのスイッチ接点33は初期状態で導通しており、それ以外の全てのスイッチ接点31,32,34〜37は初期状態で遮断されている。
錠剤5の各ケースに対応したスイッチ接点33は、ケースを押圧して錠剤5を取り出す際に物理的に破断されて、電気的導通が遮断される。それ以外のスイッチ接点31,32,34〜37は、対応するボタンを押圧したときに、情報入力面2の裏面側に設けられた円形の導電パターン38が対応するスイッチ接点に接触して、押圧している間だけ一時的に導通する。
このように、スイッチ接点31〜37の中には、初期状態で電気的に導通しているものと、電気的に遮断されているものとがある。各スイッチ接点を物理的に破断するか、各スイッチ接点に別の導電パターンを接触させることにより、スイッチ接点の状態を切り替えることができる。
図6に示す各スイッチ接点31〜37の一端は、導電パターン18を介して第1パターン面30b1上の端子部39の対応する端子に接続され、他端はいずれも導電パターン18を介して接地端子に接続されている。端子部39には、スイッチ接点の総数分の端子が設けられ、これに加えて、端子部39の両端側には接地端子が設けられている。接地端子から延びる導電パターン(以下、接地パターン18a)は、第1〜第3パターン面30b3の外縁に沿って、他の導電パターンとスイッチ接点を取り囲むように形成されている。この接地パターン18aは、ノイズの低減を図るために、他の導電パターンよりも太く形成されている。
このように、すべてのスイッチ接点が、対応する端子と接地パターン18aとの間に接続されている。したがって、いずれかのスイッチ接点の状態が変化すると、その変化した情報が、専用の端子を介して通信モジュール10に伝達されることになる。通信モジュール10内の記憶部21は、接点の状態が変化したスイッチ接点を特定する情報と、接点の状態が変化した時刻情報とを記憶する。
第3パターン面30b3上の各スイッチ接点は、X方向に沿って配置される第1ボタン列に対応する第1スイッチ接点列34と、第1ボタン列に略平行にY方向に沿って配置される複数の第2ボタン列に対応する複数の第2スイッチ接点列35〜37とにグループ分けされている。
第2スイッチ接点列35〜37のそれぞれにおける計5個のスイッチ接点の一端側はいずれも共通の端子に接続され、他端側はいずれも接地端子に接続されており、これら5個のスイッチ接点は並列接続されている。図6の例では、計5個のスイッチ接点が並列接続された第2スイッチ接点列35〜37が計3個設けられている。
並列接続された各スイッチ接点列35〜37内のどのスイッチ接点の状態が変化しても、その状態変化情報は同じ端子を介して通信モジュール10に伝達されるため、通信モジュール10では、どのスイッチ接点が変化したのかをその情報だけでは特定できない。そこで、本実施形態では、第2スイッチ接点列35〜37内のスイッチ接点の状態を変化させる前に、第1スイッチ接点列34内のスイッチ接点の状態を変化させるようにルール化することで、第2スイッチ接点列35〜37内のどのスイッチ接点の状態が変化したかを特定している。
より具体的には、まず第1スイッチ接点列34内のいずれかのスイッチ接点の状態を変化させて、このスイッチ接点のX方向位置を検出する。そして、同じX方向位置にある第2スイッチ接点列35〜37内の計3個のスイッチ接点を選択候補として決定する。次に、これら3個のスイッチ接点の中で、状態が変化したものがあれば、そのスイッチ接点の情報を通信モジュール10に伝達する。
このように、第1スイッチ接点列34内のスイッチ接点の状態変化情報と、第2スイッチ接点列35〜37内のスイッチ接点の状態変化情報とを組み合わせることで、第2スイッチ接点列35〜37内の特定のスイッチ接点の状態を正しく通信モジュール10に伝達することができる。
複数のスイッチ接点を並列接続して、一端側を共通の端子に接続することは、端子部39内の端子の総数と導電パターン18の数を削減できることから、特にパターン面積が限られている場合に有効である。第2スイッチ接点列35〜37内の複数のスイッチ接点を並列接続しても、第2スイッチ接点列35〜37と平行に配置された第1スイッチ接点列34内のスイッチ接点の状態と組み合わせることで、第2スイッチ接点列35〜37内の特定のスイッチ接点の状態を正確に特定できるため、実用上の問題は起きない。
図7は第1の実施形態に係る服薬記録カード1の製造工程を説明する図である。以下、図7を用いて上述した第1の実施形態に係る服薬記録カード1の製造工程を説明する。まず、図6に示す大きさの紙基板30の裏面側に所定の文字情報(例えば、図1や図2の表面の文字情報など)を印刷する(ステップS11)。次に、図6に示す3つの分割基板のうち中央の最下層基板30bの表面に導電パターン18、スイッチ接点31〜37および端子部39の各端子とを形成する(ステップS12)。同様に、最上層基板30aの表面にも、各スイッチ接点の位置に合わせて、円形の導電パターン38を形成する。これらは、例えば導電性カーボン、酸化銅または銀などを用いてシルク印刷により形成される。
次に、最下層基板30bと最上層基板30aにおける、各スイッチ接点31〜37の周囲と通信モジュール10の配置場所と、導電パターン38の周囲とを除いたほぼ全面に、異方導電性接着剤を塗布する(ステップS13)。この異方導電性接着剤は、一方向(X方向)のみに導電性を持っており、端子部39の各端子上や導電パターン18上に塗布されても、異なる端子同士が短絡するおそれはない。
なお、端子部39の上のみに導電性接着テープを貼付して、他の部分には非導電性の接着剤を塗布してもよい。これら接着剤または接着テープの基本材料は、エポキシ系樹脂またはアクリル系樹脂であり、導電材料の粒子を配合したものである。
次に、紙基板30の外形を金型で抜いて整形するとともに、各分割基板の境界部分に罫線加工により折り目61をつける(ステップS14)。この工程では、中間層基板30cに、各ボタンの位置と通信モジュール10の位置に合わせて孔(切り欠き)62がそれぞれ形成されるとともに、錠剤5のケース位置に合わせてミシン目63が形成される。また、各分割基板ごとに、横方向に三等分した位置に折り目64をつける。
次に、中間層基板30cが最下層基板30bの上になるように折り目61で折り曲げて両分割基板を貼り合わせて、ローラにて熱圧着する(ステップS15)。
次に、中間層基板30cに設けた孔位置から露出している中間層基板30cの第1パターン面30b1上に、通信モジュール10を実装する(ステップS16)。ここでは、通信モジュール10のパッド16と第1パターン面30b1上の端子部39とを位置合わせして、上述した異方導電性接着剤または導電性テープを介して両者を熱圧着する。
次に、最上層基板30aが中間層基板30cの上になるように折り目61で折り曲げて両分割基板を貼り合わせて、ローラにて熱圧着する(ステップS17)。以上の工程を経て、図2に示す服薬記録カード1が完成する。
このように、第1の実施形態に係る服薬記録カード1は、スタートボタン3や各種の選択ボタンの他に、直前のボタン操作を取り消すための取り消しボタン4を具備するため、ボタンの誤操作による誤った情報が取消情報なく通信モジュール10に伝達されるおそれがなくなり、通信モジュール10およびホストコンピュータに伝達される情報の信頼性が向上する。
また、取り消しボタン4を設けることで、ボタン操作を間違ってはいけないという患者の精神的な負担を軽減できる。
さらに、少なくとも一部の選択ボタン35〜37に対応するスイッチ接点を並列接続して、同一の端子に接続するため、端子部39内の端子の総数および通信モジュール10のパッド16の数に制限されずに、可能な限り多くの選択ボタンをカード内に設けることができる。これにより、多種類の選択情報を通信モジュール10に記憶でき、患者が薬を服用した際の効用等をよりきめ細かく収集できる。また、複数のスイッチ接点を並列接続して同一の端子に接続したとしても、別のスイッチ接点群との組合せにより、特定のボタンが押圧されたことを正しく検出して通信モジュール10に伝達でき、使用上の問題が生じることはない。
さらに、これら選択ボタン35〜37に対応するスイッチ接点は並列接続されるため、選択ボタン35〜37の配置順番は任意に変えられることから、ボタン配置の自由度が広がり、ユーザに取ってわかりやすくて誤操作が少ないボタン配置を選択することが容易になる。
(第2の実施形態)
以下に説明する第2の実施形態は、第1の実施形態とは異なる特徴的なスイッチ接点の配置を備えたものである。
図8は本発明の第2の実施形態に係る情報収集装置を示す図である。図8の情報収集装置は、患者の苦痛度を記録する苦痛度記録カード40であり、図9はその展開図を示している。この展開図を折り畳むと、図1と同様の形態になる。
図8の苦痛度記録カード40は、第1〜第3面2a〜2cからなる情報入力面2を有する。第1面2aは、スタートボタン(開始指示ボタン)41と、患者の苦痛度を選択する3つの選択ボタン42と、薬の服用後に押圧すべき服用記録ボタン43とを有する。第2面2bは、アラームを停止させる停止ボタン(開始指示ボタン)44と、患者の苦痛度を選択する3つの選択ボタン45とを有する。第3面2cは、つらさ度合いのチェックを開始するためのスタートボタン46と、患者のつらさ度合いを選択する3つの選択ボタン47とを有する。
図8の苦痛度記録カード40では、患者が薬の服用後に服用記録ボタン43を押圧すると、その1時間後に自動的にアラームが鳴動するようになっており、アラームが鳴ったら、患者はまずは停止ボタン44を押圧してアラームを停止させた後に、再度苦痛度を選択することになる。
患者は、第1面2aのスタートボタンを押圧した後、指示に従って、順に上から下までボタン操作を行うのが本来の使い方である。ボタン操作は指定されたボタンを正しく押圧することが原則であるが、アラームが急に鳴り出すと、患者はあわててしまって、停止ボタン44をすぐには発見できず、結果として、アラームが長時間鳴り続けることになり、患者に余計な精神的な負担を与えるおそれがある。
そこで、本実施形態では、スタートボタン41,46と停止ボタン44のどれを押圧しても、同じ機能を果たすようにしている。すなわち、スタートボタン41,46と停止ボタン44のどれを押圧しても、同じ選択情報が通信モジュール10に伝達されるようにしている。これにより、アラームを止めるには、スタートボタン41,46と停止ボタン44の計3つのボタンのどれを押圧してもよくなり、ボタンの選択動作が容易となり、患者の利便性が向上する。
また、図8の苦痛度記録カード40では、スタートボタン41,46を押圧した後と、停止ボタン44を押圧した後とのいずれにおいても、患者の苦痛度またはつらさ度合いを選択ボタン42,45,47で選択するようになっている。これらの選択ボタンは、スタートボタン41,46と停止ボタン44のそれぞれごとに別個に設けられており、患者がどの選択ボタンを押圧したかで、1度目の苦痛度選択動作か、その後の再度の苦痛度選択動作か、その後のつらさ度合いの選択動作かを正しく検出できる。よって、計2つのスタートボタン41,46と停止ボタン44のいずれを患者が押したとしても、選択ボタン42,45,47の押圧情報を正しく通信モジュール10に伝達できる。
このため、本実施形態では、計2つのスタートボタン41,46と停止ボタン44については、どれを押しても、それに引き続いて、苦痛度またはつらさ度合いの選択ボタン42,45,47を押圧することを認めている。
これにより、例えば患者は、アラームが鳴り出したら、第1情報入力面2または第3情報入力面2のスタートボタン41または46を押圧してアラームを停止させた後、第2情報入力面2の選択ボタンの選択操作を行ってもよい。
図9は図8の苦痛度記録カード40の縦方向に三等分された3つの分割基板を示している。中央の最下層基板30bは横方向に三等分された第1〜第3パターン面30b1〜30b3を有する。各パターン面には、スタートボタン41,46、停止ボタン44および選択ボタンのそれぞれに対応してスイッチ接点51〜57が設けられている。また、最下層基板30bの左側の最上層基板30aには、各スイッチ接点の導通/遮断を切り替える円形の導電パターン38が設けられている。
上述したように、本実施形態では、計2つのスタートボタン41,46と停止ボタン44のどれを押圧しても同じように機能し、各ボタンの識別を行わないようにしている。これを実現するために、これら3つのボタン41,44,46に対応する3つのスイッチ接点51,54,56は、並列接続されており、各スイッチ接点の一端は共通の端子に接続され、他端は接地端子に接続されている。これにより、計2つのスタートボタン41,46と停止ボタン44のどれを押圧しても、同じ押圧情報が通信モジュール10に伝達される。
このように、第2の実施形態では、スイッチボタン41,46と停止ボタン44については、どのボタンを押しても同じように機能するように、これらボタンに対応するスイッチ接点51,54,56を並列接続して一端を共通の端子に接続して、他端を接地端子に接続するため、患者は自分の押しやすい位置にあるボタンを押すことができ、利便性が向上する。特に、アラームの音を消したい場合など、咄嗟の判断を要求される場合に、ボタンを探す手間を省くことができ、患者に精神的な負担を与えるおそれがなくなる。
(その他の変形例)
上述した第1および第2の実施形態における各種ボタンの配置および数、各ボタンに対応したスイッチ接点の配置および数、各スイッチ接点に接続される導電パターン18の形態、端子部39の端子の数等は一例であり、情報収集装置の使用目的に応じて、任意に変更して構わない。
第1の実施形態の特徴と第2の実施形態の特徴は任意に組み合わせてもよい。例えば第2の実施形態に係る苦痛度記録カード40に取り消しボタンを設けてもよいし、第1の実施形態に係る服薬記録カード1に、機能が同一の複数のボタンを設けてもよい。
第1および第2の実施形態に係る情報収集装置は、服薬記録カード1と苦痛度記録カード40だけとは限らず、種々の目的(例えば、糖尿病治療経過記録カード、リウマチ用治療経過記録カード、疼痛・服薬記録カードなど)に適用可能である。用途も、必ずしも医療目的でなくてもなく、アンケート収集など、何らかの情報を記録して、記録した情報を無線通信でホストコンピュータに送信可能なものであれば、どのような用途に用いてもよい。
第1および第2の実施形態に係る情報収集装置の組立構造は、図6等に示したものに限定されない。母材は必ずしも紙でなくてもよく、樹脂等の他の材料でもよい。また、通信モジュール10は、必ずしも電池駆動型でなくてもよく、NFCで受信した電力を蓄積して、その蓄積電力で無線通信を行うバッテリレスにしてもよい。
本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではなく、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本発明の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
1 服薬記録カード、2 情報入力面、3 スタートボタン、4 取り消しボタン、5 薬(錠剤)、6(6a〜6e) 選択ボタン、7(7a〜7c) 選択ボタン、10 通信モジュール、11 フィルム基板、12 ASIC、13 水晶振動子、14 ボタン電池、15 スピーカ、16 パッド、17 アンテナパターン、18 導電パターン、18a 接地パターン、30 紙基板、30a,30b,30c 分割基板、30b1 第1パターン面、30b2 第2パターン面、30b3 第3パターン面、31〜37 スイッチ接点、39 端子部、40 苦痛度記録カード、41 スタートボタン、42 選択ボタン、43 服用記録ボタン、44 停止ボタン、45 選択ボタン、46 スタートボタン、47 選択ボタン、 51〜57 スイッチ接点、61,64 折り目、62 孔(切り欠き)、63 ミシン目

Claims (5)

  1. 使用者が押圧可能な複数の選択ボタンと、
    使用者の識別情報と押圧された選択ボタンの情報とを少なくとも記憶可能で、記憶された情報をホスト装置に無線送信可能な通信モジュールと、を備えたシート状の情報収集装置であって、
    使用者が押圧した前記選択ボタンの情報を取り消すための取消ボタンを備え、
    前記通信モジュールは、ICチップと、このICチップに電源電圧を供給するボタン電池と、を有し、
    前記ICチップは、
    押圧された前記選択ボタンを特定する情報と、押圧された時刻情報とを時系列で記憶する記憶部と、
    前記記憶部に情報を記憶する制御を行う制御部と、
    前記ホスト装置との間で近接無線通信を行う無線通信部と、を有し、
    前記制御部は、前記取消ボタンが押圧されると、前記取消ボタンが押圧される直前に押圧された前記選択ボタンの押圧情報を取り消す旨の情報を前記記憶部に記憶することを特徴とする情報収集装置。
  2. 前記複数の選択ボタンの少なくとも一部は、二次元方向に複数個ずつ配置されており、
    二次元方向に複数個ずつ配置された選択ボタンは、
    第1方向に沿って配置される複数の選択ボタンからなる第1ボタン列と、
    前記第1ボタン列に略平行に第2方向に沿って配置される複数の第2ボタン列と、を有し、
    前記制御部は、前記第1ボタン列から選択された一つの選択ボタンの押圧情報と、この選択ボタンと同じ列に位置する前記複数の第2ボタン列内の複数の選択ボタンの押圧情報とを組合せた情報を前記記憶部に記憶することを特徴とする請求項1に記載の情報収集装置。
  3. シート基板上に形成される、前記複数の選択ボタンのそれぞれに対応した複数のスイッチ接点と、
    前記シート基板上に複数の端子を一列に並べて配置される端子部と、
    前記複数のスイッチ接点と前記複数の端子とを接続する複数の導電パターンと、を備え、
    前記複数のスイッチ接点は、
    前記第1ボタン列に対応して設けられ、前記第1方向に沿って配置された複数のスイッチ接点からなる第1スイッチ接点列と、
    前記複数の第2ボタン列に対応して設けられ、前記第1ボタン列に略平行に前記第2方向に沿って配置された複数のスイッチ接点からなる第2スイッチ接点列と、を有し、
    前記第2スイッチ接点列のうち、前記第1方向に沿って配置された各列の複数のスイッチ接点の各一端は前記端子部内の同じ端子に接続され、各他端は前記端子部の接地端子に接続されることを特徴とする請求項2に記載の情報収集装置。
  4. シート基板の第1層上に配置される任意に選択可能な複数のボタンと、
    前記シート基板の第2層上に配置され、前記複数のボタンのそれぞれに対応する複数のスイッチ接点と、
    前記第2層上に複数の端子を一列に並べて配置される端子部と、
    前記複数のスイッチ接点と前記複数の端子とを接続する複数の導電パターンと、を備え、
    前記複数のボタンのうち2以上の一部のボタンは一方向に配置されて、これらボタンに対応するスイッチ接点の各一端は前記導電パターンを介して前記端子部の同じ端子に接続され、各他端は前記導電パターンを介して前記端子部の接地端子に接続され、
    前記複数のボタンは、
    それぞれが2以上の候補から一つを選択する2以上のボタンからなる複数のボタン列と、
    各ボタン列による選択を開始することを指示する複数の開始指示ボタンと、を有し、
    前記複数の開始指示ボタンに対応する複数のスイッチ接点の各一端は前記導電パターンを介して前記端子部の同じ端子に接続され、各他端は前記導電パターンを介して前記端子部の接地端子に接続されることを特徴とする情報収集装置。
  5. 前記開始指示ボタンの少なくとも一つは、アラーム鳴動の停止指示を兼ねることを特徴とする請求項に記載の情報収集装置。
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