JP4976996B2 - 操作状態監視方法、操作状態監視装置、及びプログラム - Google Patents

操作状態監視方法、操作状態監視装置、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、パーソナルコンピュータや携帯電話等の情報端末におけるユーザの操作状態を監視する操作状態監視方法、操作状態監視装置、及びプログラムに関する。
近年、情報化社会の進展に伴い、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと称する)や携帯電話等の情報端末が広く普及してきている。これらの情報端末はキーボードやマウス、テンキー等の入力手段を備え、ユーザはこの入力手段を操作することによりテキスト情報を入力する。
このような情報端末を長時間使用すると、疲れによってテキスト情報の入力ミスが起こりやすくなるなどの弊害を生じる虞がある。しかしながら、入力ミスが自らの疲れに起因していることを自覚するユーザは少なく、このようなユーザにおいては疲れが蓄積されテキスト情報の入力効率が低下する傾向にある。
そこで、ユーザが情報端末を使用しているときに、疲れ具合を適当に通知し休憩を促すことができれば、ユーザにとって有用であると考えられる。
ユーザの身体に関わる有用なアドバイスを提供する技術としては、例えば、特許文献1、2がある。
特許文献1には、履物を介してユーザの運動状態及び運動量を把握し、運動管理機能を提供するシステムが開示されている。
特許文献2には、ドライバーの生態情報として脈拍を検出して、ドライバーの肉体的、精神的状態を判断して追い越し可能な旨の情報を提供するナビゲーションシステムが開示されている。
特開2007−151117号公報 特開2003−58999号公報
しかしながら、上記従来技術では、体温センサや脈拍計などの特別な機器が必要となるため、かかる技術をパソコン等の情報端末に適用してユーザの疲れ具合を判断しようとすると装置コストが上昇する虞がある。
また、情報端末におけるユーザの入力操作は、身体的又は精神的に過大な負担を強いられるわけではないので、上記従来技術のようにユーザの運動状態や生態情報等を検知するセンサを利用しても、ユーザの疲れ具合を的確に判断するのは困難であると考えられる。
本発明は、特別な機器を用いることなく、情報端末を利用するユーザの疲れ具合を直接的な情報から的確に判断し、適度に休憩を取るようにアドバイスすることのできる操作状態監視方法、操作状態監視装置、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、
複数のキーが配列されたキーボードで構成された入力手段を有する情報端末におけるユーザの操作状態を監視する方法であって、
前記キーボードから入力された個々のキー入力情報を前記操作情報として取得する第1ステップと、
過去一定期間に取得された前記キー入力情報に基づくユーザの平均的な入力ミスの発生頻度と、前記第1ステップで取得された前記キー入力情報に基づく現在の入力ミスの発生頻度を比較して、現在の入力ミスの程度を判定する第2ステップと、
前記第2ステップにおいて入力ミスの程度が第1の所定値以上であると所定回数連続して判定された場合に、過去一定期間に取得された前記キー入力情報に基づくユーザの平均的な入力速度と、前記第1ステップで取得された前記キー入力情報に基づく現在の入力速度を比較して、現在の入力速度の程度を判定する第3ステップと、
前記第3ステップにおいて入力速度の程度が第2の所定値以上であると判定された場合に、入力速度が速すぎる旨のメッセージをユーザに通知し、前記第3ステップにおいて入力速度の程度が第2の所定値以上でないと判定された場合に、入力ミスが増加している旨のメッセージをユーザに通知する第ステップと、を備え
前記入力ミスの発生頻度は、所定期間に取得された前記キー入力情報に占める特定のキー入力情報に基づいて算出されることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の操作状態監視方法において、
前記入力速度は、所定期間に取得された前記キー入力情報の数に基づいて算出されることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、
複数のキーが配列されたキーボードで構成された入力手段を有する情報端末におけるユーザの操作状態を監視する操作状態監視装置であって、
前記キーボードから入力された個々のキー入力情報を前記操作情報として取得する操作情報取得手段と、
過去一定期間に取得された前記キー入力情報に基づくユーザの平均的な入力ミスの発生頻度と、前記操作情報取得手段により取得された前記キー入力情報に基づく現在の入力ミスの発生頻度を比較して、現在の入力ミスの程度を判定する操作状態判定手段と、
前記操作状態判定手段により入力ミスの程度が第1の所定値以上であると所定回数連続して判定された場合に、過去一定期間に取得された前記キー入力情報に基づくユーザの平均的な入力速度と、前記第1ステップで取得された前記キー入力情報に基づく現在の入力速度を比較して、現在の入力速度の程度を判定する入力速度判定手段と、
前記入力速度判定手段により入力速度の程度が第2の所定値以上であると判定された場合に、入力速度が速すぎる旨のメッセージをユーザに通知し、前記入力速度判定手段により入力速度の程度が第2の所定値以上でないと判定された場合に、入力ミスが増加している旨のメッセージをユーザに通知するメッセージ通知手段と、
を備え
前記入力ミスの発生頻度は、所定期間に取得された前記キー入力情報に占める特定のキー入力情報に基づいて算出されることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の操作状態監視装置において、
前記情報端末にネットワークを介して接続され、
前記操作情報取得手段は、前記情報端末からネットワークを介して送信された操作情報を受信し、
前記メッセージ通知手段は、前記所定のメッセージを前記情報端末に送信することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、
複数のキーが配列されたキーボードで構成された入力手段を有する情報端末におけるユーザの操作状態を監視するコンピュータに、
前記キーボードから入力された個々のキー入力情報を前記操作情報として取得する操作情報取得手段、
過去一定期間に取得された前記キー入力情報に基づくユーザの平均的な入力ミスの発生頻度と、前記操作情報取得手段により取得された前記キー入力情報に基づく現在の入力ミスの発生頻度を比較して、現在の入力ミスの程度を判定する操作状態判定手段、
前記操作状態判定手段により入力ミスの程度が第1の所定値以上であると所定回数連続して判定された場合に、過去一定期間に取得された前記キー入力情報に基づくユーザの平均的な入力速度と、前記第1ステップで取得された前記キー入力情報に基づく現在の入力速度を比較して、現在の入力速度の程度を判定する入力速度判定手段、
前記入力速度判定手段により入力速度の程度が第2の所定値以上であると判定された場合に、入力速度が速すぎる旨のメッセージをユーザに通知し、前記入力速度判定手段により入力速度の程度が第2の所定値以上でないと判定された場合に、入力ミスが増加している旨のメッセージをユーザに通知するメッセージ通知手段、
としての機能を実現させ
前記入力ミスの発生頻度を、所定期間に取得された前記キー入力情報に占める特定のキー入力情報に基づいて算出させるためのプログラムである。
本発明によれば、特別な機器を用いることなく、情報端末を利用するユーザの疲れ具合を直接的な情報から的確に判断することで、ユーザに適度に休憩を取るようにアドバイスをすることができる。
その結果、ユーザは自分が疲れていることを認識することができ、休憩を取ることにより入力効率が低下するのを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る操作状態監視装置を適用したサーバ装置を有するネットワーク構成について示す概略図である。
図1に示すように、サーバ装置1には、通信ネットワークNを介して情報端末2a、2bが接続されている。
通信ネットワークNは、インターネットや電気通信事業者等の電話回線網、携帯電話通信網等であり、当該通信ネットワークNに接続するサーバ装置1と、情報端末2a、2b等の装置間を、データ通信可能に接続する。
サーバ装置1は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等を備えている。そして、CPUとROMに記憶されたプログラムとの協働により、操作状態監視装置としての機能を実現する。
具体的には、サーバ装置1では、情報端末2から送信された操作情報に基づいてユーザの操作状態(入力精度や入力速度)を監視し、この操作状態からユーザの疲れ具合を推測し、疲れていると判断した場合に情報端末2に疲れている旨のメッセージを送信する。
情報端末2aは、液晶パネル等の表示手段と、キーボードやマウス等の入力手段を備えている。情報端末2bは、小型液晶パネル等の表示手段と、ダイヤルキー等の入力手段を備えた携帯電話である。その他、情報端末としては、PDA(Personal Digital Assistant)等の表示手段及び入力手段を備えた機器を利用できる。以下、情報端末2a、2bを含む情報端末を総じて情報端末2として説明する。
情報端末2は、図示しないCPU、ROM、RAMを備えている。情報端末2では、CPUとROMに記憶されたプログラムとの協働により、ユーザが入力手段を操作することに伴い出力される操作情報を収集し、この操作情報をサーバ装置1に送信する。また、サーバ装置1から送信されたメッセージを受信し、このメッセージを表示手段に表示する。
図2は、サーバ装置1及び情報端末2の機能的構成について示す説明図である。
図2に示すように、情報端末2は、操作部21、操作情報収集部22、操作情報送信部23、メッセージ受信部24、メッセージ通知部25、を備える。
操作部21は、例えば、マウス等のポインティングデバイスや複数のキーが配列されたキーボードで構成され、ユーザの操作に伴い操作情報を出力する。例えば、キーボードの文字/数字キー、スペースキー、エンターキー、デリートキー(DELキー)、バックスペースキー(BSキー)等のテキスト入力に利用されるキーが押下されると、当該キーに対応する固有のキー入力情報を出力する。
操作情報収集部22は、ユーザによって操作部21が操作されることに伴い出力される操作情報を収集する。例えば、キーボードのキーが押下された場合に、当該キーに対応する個々のキー入力情報を識別可能な形態で収集することとなる。
操作情報送信部23は、操作情報収集部22により所定期間に収集された一連の操作情報をサーバ装置1に送信する。例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコル処理を行い、ネットワークNに接続されている他の機器(例えば、サーバ装置1)とのデータ通信を可能とする通信部(図示略)を介して操作情報を送信する。操作情報には、キー入力情報とともに、前記所定期間を示す操作時間情報が入力速度を算出するために含まれる。
ここで、所定期間とは、入力操作が開始されてから所定時間経過するまでとしてもよいし、入力操作が開始されてから一連のテキスト入力の終了を指示するキー入力情報(例えば、エンターキー(日本語入力の確定)やスペースキー(日本語入力の変換)に対応するキー入力情報)があるまでとしてもよい。日本語入力や英字入力等、テキスト情報の入力方法に応じて決めるのが望ましい。
メッセージ受信部24は、サーバ装置1から送信されたメッセージを受信する。例えば、TCP/IPなどのプロトコル処理を行い、ネットワークNに接続されている他の機器(例えば、サーバ装置1)とのデータ通信を可能とする通信部(図示略)を介してメッセージを受信する。
メッセージ通知部25は、情報機器2の表示手段であり、メッセージ受信部24により受信されたメッセージを表示する。例えば、サーバ装置1からメッセージが送信されると、メッセージ受信部24は自動的にこれを受信し、メッセージ通知部25は即座にメッセージを表示する。
操作情報収集部22、操作情報送信部23、メッセージ受信部24、メッセージ通知部24における機能は、情報機器2のCPUがROMに格納されたプログラムを実行することにより実現される。
一方、サーバ装置1は、操作情報受信部11、操作情報蓄積データベース(以下、操作情報蓄積DBと称する)12、入力速度判定部13、入力精度判定部14、メッセージ選択部15、メッセージ送信部16、メッセージデータベース(以下、メッセージDBと称する)17、を備える。
操作情報受信部11は、情報端末2から送信された操作情報(キー入力情報、操作時間情報を含む)を受信する。例えば、TCP/IPなどのプロトコル処理を行い、ネットワークNに接続されている他の機器(例えば、情報端末2)とのデータ通信を可能とする通信部(図示略)を介して操作情報を受信する。
また、操作情報受信部11は、操作情報を送信してきた情報端末2を、例えば情報端末2のIPアドレス等から判別する。後述する入力速度判定部13及び入力精度判定部14では、特定された情報端末(ユーザ)2に応じて操作状態を判定することとなる。
操作情報蓄積DB12は、例えば、ハードディスクで構成され、操作情報受信部11から出力された操作情報(例えば、テキスト情報)及びユーザの操作習慣に関する情報(以下、操作習慣情報と称する)をユーザごとに記憶する。操作習慣情報は、後述する入力速度判定部13において算出された入力速度(文字/分)や、入力精度判定部14において算出された入力精度(%)に基づいて、逐次更新される。
ここで、入力速度とは、所定期間に取得されたキー入力情報の数から算出されるもので、例えば、1分間に入力された文字数に換算して表す。また、入力精度とは、入力ミスの発生頻度であり、例えば、所定期間に取得されたキー入力情報の総数に占めるDELキーやBSキーのキー入力情報の割合で表す。つまり、DELキーやBSキー等の特定キーの入力があった場合をユーザの入力ミスとみなし、これを数値化して入力精度とする。例えば、DELキーやBSキーに対応するキー入力情報が全くない場合は、入力ミスが0、すなわち入力精度は100%となる。
図3は、操作情報蓄積DB12に記憶されている操作習慣情報のデータ構成の一例を示す説明図である。操作情報蓄積DB12には、ユーザごと(情報端末2ごと)に操作習慣情報が記憶されている。
図3に示すように、操作情報蓄積DB12には、過去に同一の情報端末2から送信された操作情報に基づいて算出される平均の入力精度及び入力速度が記憶されている。また、過去の操作情報に含まれるテキスト情報(テキストA、テキストB、・・)、すなわち過去に入力されたテキスト情報ごとの入力精度及び入力速度が記憶されている。テキスト情報には、単語や文章、定型句等が含まれる。
ユーザによって、全く疲れていないとき(以下、通常時)における入力精度や入力速度は異なるので、これを平均的な操作習慣情報としてユーザごとに記憶しておくことで、ユーザごとに現在の操作状態(疲れすぎ、急ぎすぎ等)を的確に判断できるようにしている。
例えば、初心者であれば一般的に入力精度は低く、入力速度は遅い。一方、熟練者であれば一般的に入力精度は高く、入力速度は速い。そこで、ユーザのスキルを含む操作習慣に応じて現在の操作状態を的確に判定して、疲れ具合等を判断することとしている。
図2において、入力速度判定部13は、操作情報取得部11によって所定期間に取得されたキー入力情報の数から算出される個々のキー入力速度に基づいて入力速度の高低を判定する。例えば、算出された入力速度と、操作情報蓄積DB12に記憶されている平均的な入力速度に基づいて設定される所定値を比較して、入力速度の高低を判定する。
入力精度判定部14は、操作情報取得部11によって所定期間に取得されたキー入力情報に占める特定のキー入力情報(DELキー又はBSキーに対応するキー入力情報)の割合に基づいて入力精度(入力ミスの発生頻度)の良否を判定する。例えば、算出された入力精度と、操作情報蓄積DB12に記憶されている平均的な入力精度に基づいて設定される所定値を比較して、入力精度の良否を判定する。
メッセージ選択部15は、入力速度判定部13及び入力精度判定部14における判定結果に基づいて、メッセージDBから所定のメッセージを選択する。例えば、入力精度判定部14において入力精度が所定値以下であると判定された場合に、操作状態が悪化している旨のメッセージを選択する。
メッセージ送信部16は、メッセージ選択部15によって選択されたメッセージを情報端末2に送信する。例えば、TCP/IPなどのプロトコル処理を行い、ネットワークNに接続されている他の機器(例えば、情報端末2)とのデータ通信を可能とする通信部(図示略)を介してメッセージを送信する。
メッセージDB17は、例えば、ハードディスクで構成され、情報端末2に通知するメッセージを記憶する。
図4は、メッセージDB17に記憶されているメッセージの一例を示す説明図である。
図4に示すように、メッセージDB17には、複数のメッセージA、B・・が記憶されている。
メッセージAは、入力精度判定部14により入力精度が低下している(入力ミスが多発している)と判定された場合に通知するメッセージ、すなわち、操作状態が悪化している旨をユーザに伝えるメッセージの例である。
メッセージBは、入力精度判定部14により入力精度が低下していると判定され、かつ、入力速度判定部13により入力速度が所定値以上となっている判定された場合に通知するメッセージ、すなわち、入力速度に起因して操作状態が悪化している旨をユーザに伝えるメッセージの例である。
上述したように、本実施形態に係るサーバ装置1は、情報端末2にネットワークNを介して接続され、情報端末2の入力手段(操作部21)からの操作情報を取得する操作情報取得手段(操作情報受信部11)と、過去一定期間に取得された操作情報に基づくユーザの平均的な操作状態と新たに取得された操作情報に基づく現在の操作状態とを比較して現在の操作状態の悪化傾向を判定する操作状態判定手段(入力速度判定部13、入力精度判定部14)と、操作状態判定手段によって判定された操作状態の悪化傾向に基づいて所定のメッセージをユーザに通知するメッセージ通知手段(メッセージ選択部15、メッセージ送信部16)と、を備える。
具体的には、サーバ装置1は、操作情報取得手段によって過去一定期間に取得された操作情報に基づくユーザの操作習慣情報(入力速度、入力精度)を記憶する操作情報蓄積データベース(12)を備え、操作状態判定手段は、操作情報取得手段によって新たに取得された操作情報と操作情報蓄積DBに記憶されているユーザの操作習慣情報を比較することにより、現在のユーザの操作状態を判定する。
上述した操作情報受信部11、入力速度判定部13、入力精度判定部14、メッセージ選択部15、メッセージ送信部16の機能は、サーバ装置1のCPUは、ROMに格納されたプログラムを実行することにより実現される。また、サーバ装置1における操作状態監視処理は、これらの機能を時系列に並べて構成される。
図5は、サーバ装置1における操作状態監視処理の一例について示すフローチャートである。
ステップS101では、情報端末2から送信された操作情報を取得する(操作情報受信部11)。ここでは、操作情報として、複数のキーが配置されたキーボードから入力された個々のキー入力情報及びキー入力に要した操作時間情報を取得する。
ステップS102では、取得された全キー入力情報に占める特定キー(DELキー又はBSキー)に対応するキー入力情報の割合から入力精度を算出する(入力精度判定部14)。例えば、100のキー入力情報が取得され、そのうち20のキー入力情報が特定キーに対応するものである場合、20%が入力ミスとなり、入力精度は80%となる。
ステップS103では、ステップS102で算出された入力精度は所定値以下であるか、すなわち、通常時に比較して入力ミスが多数発生しているか否かを判定する(入力精度判定部14)。
ここで、入力精度を判定するための所定値は、操作情報蓄積DB12に操作習慣情報として記憶されている入力精度に基づいて設定される。例えば、入力精度が、操作情報蓄積DB12に記憶されている平均的な入力精度に比較して20%下回ったときに入力ミスが多いと判定する場合、操作情報蓄積DB12に記憶されている平均的な入力精度の80%が所定値となる。
これにより、通常時と比較した現在の入力精度の良否を的確に判断することができる。
このとき、操作情報蓄積DB12に記憶されている平均的な入力精度だけを利用して現在の入力精度の良否を判定してもよいし、テキスト情報ごとに記憶されている入力精度を利用して現在の入力精度の良否を判定してもよい。入力するテキスト情報によって、ユーザの入力精度は変化する(例えば、文字数の多い単語の場合は、文字数の短い単語に比較して入力精度が低下する)と考えられるため、これを考慮することで的確に現在の入力精度を判定することができる。
ただし、この場合は、操作情報の履歴から使用頻度が所定回数以上となっているテキスト情報についてのみ、その入力精度を、現在の入力精度を判定するための判定基準として用いるのが望ましい。使用頻度が低いテキスト情報については、その入力精度がユーザの操作習慣を表すとは限らないため、判定基準とするのは不適切であるからである。
そして、ステップS103において、入力精度が所定以下であると判定した場合、すなわち、通常時に比較して入力ミスが多いと判定した場合はステップS104に移行する。一方、入力精度が所定値以下でないと判定した場合、すなわち入力ミスはユーザが通常犯す範囲内のものであると判定した場合はステップS109に移行する。
ステップS104では、入力精度が連続して所定値以下となっているか判定する(入力精度判定部14)。つまり、入力精度が単発で所定値以下となった場合は、偶然入力ミスが発生する等、ユーザの操作状態が悪化したとは判断しかねるため、連続して入力精度が所定値以下となった場合にユーザの操作状態が悪化したと判断する。
そして、入力精度が連続して所定値以下となっていると判定した場合はステップS105に移行し、入力精度が連続して所定値以下となっていないと判定した場合はステップS109に移行する。
ステップS105では、取得されたキー入力情報の数と操作時間情報からキー入力速度を算出する(入力速度判定部13)。例えば、1回のキー操作で1文字が入力されるものとすると(例えば、英字入力)、100のキー入力情報が1分間に入力されたものである場合、入力速度は100文字/分となる。
ステップS106では、入力速度は所定値以上、すなわち入力速度が通常時に比較して速すぎるか否かを判定する(入力速度判定部13)。ここで、入力速度を判定するための所定値は、操作情報蓄積DB12に操作習慣情報として記憶されている平均的な入力速度に基づいて設定される。例えば、入力速度が、操作情報蓄積DB12に記憶されている平均的な入力精度に比較して20%上回ったときに入力速度が速すぎると判定する場合、操作情報蓄積DB12に記憶されている入力速度の120%が所定値となる。
このとき、操作情報蓄積DB12に記憶されている平均的な入力速度だけを利用して現在の入力速度の高低を判定してもよいし、テキスト情報ごとに記憶されている入力速度を利用して現在の入力速度の高低を判定してもよい。入力するテキスト情報によって、ユーザの入力速度は変化する(例えば、記号等の特殊なキー入力を必要とする場合は、アルファベット等の単純なキー入力に比較して、入力速度が低下する)と考えられるため、これを考慮することで的確に現在の入力速度を判定することができる。
ただし、この場合は、操作情報の履歴から使用頻度が所定回数以上となっているテキスト情報についてのみ、その入力速度を、現在の入力速度を判定するための判定基準として用いるのが望ましい。使用頻度が低いテキスト情報については、その入力速度がユーザの操作習慣を表すとは限らないため、判定基準とするのは不適切だからである。
そして、ステップS106において、入力速度が所定値以上でないと判定した場合、すなわちユーザの操作習慣から予想しうる範囲内の入力速度であると判定した場合はステップS107に移行する。一方、入力速度が所定値以上であると判定した場合、すなわち入力速度が通常時よりも速すぎると判定した場合はステップS108に移行する。
ステップS107では、メッセージDB17に記憶されているメッセージAを通知する(メッセージ選択部15、メッセージ送信部16)。つまり、通常時を上回る入力ミスが連続して発生(ステップS104で“YES”)したが、入力速度は通常時程度(ステップS106で“NO”)の場合は、ユーザの疲れに起因して入力ミスが発生していることとなるので、「タイプミスが続いています。少し休憩しましょう。」という操作状態が悪化している旨のメッセージAを情報機器2に送信する。このメッセージAは、情報端末2の表示手段に表示されることとなる。
ステップS108では、メッセージDB17に記憶されているメッセージBを通知する(メッセージ選択部15、メッセージ送信部16)。つまり、通常時を上回る入力ミスが連続して発生(ステップS104で“YES”)し、かつ、入力速度が通常時よりも速すぎる(ステップS106で“YES”)場合は、ユーザの疲れというより入力速度が速すぎる(キー入力を急ぎすぎ)ために入力ミスが発生していることとなるので、「入力を急ぎすぎているようです。少し落ち着くと間違いが減るかもしれません。」という入力速度に起因して操作状態が悪化している旨のメッセージBを情報機器2に送信する。このメッセージBは、情報端末2の表示手段に表示されることとなる。
ステップS109では、操作情報受信部11で取得した現在の操作情報(例えば、テキスト情報)と、これに対応する入力速度判定部13で算出された入力速度、入力精度判定部で算出された入力精度を、操作習慣情報として操作情報蓄積DBに記憶する。このとき、取得された操作情報に含まれるテキスト情報についての操作習慣情報が、既に操作情報蓄積DB12に記憶されている場合、当該テキスト情報に対応する入力速度及び入力精度との平均を算出して、これを新たな操作習慣情報として記憶することとなる。
また、ステップS109では、操作情報蓄積DBに既に記憶されている平均的な入力速度及び入力精度と、入力速度判定部13で算出された入力速度及び入力精度判定部で算出された入力精度から、新たに平均の入力速度及び入力精度を算出して記憶する。
ステップS110では、入力速度判定部13で算出された入力速度及び入力精度判定部で算出された入力精度から、入力速度及び入力精度を判定するための所定値を再設定する。次回、操作情報が取得されたときには、この再設定された所定値が判定基準となる。これにより、情報端末2に一度メッセージを通知した場合、入力速度及び/又は入力精度を判定するための所定値は再設定され判定基準が下がるため、情報端末2に頻繁にメッセージが通知されユーザが煩わしさを感じるのを回避できる。
上述したように、サーバ装置1では、情報端末2の入力手段(操作部21)からの操作情報を取得し(ステップS101)、取得された操作情報に基づいてユーザの操作状態を判定し(ステップS102〜S106)、この判定結果に基づいて所定のメッセージをユーザに通知する(ステップS107、S108)。
このように、特別な機器を用いることなく、情報端末2を利用するユーザの疲れ具合を入力ミスという直接的な情報から的確に判断することで、ユーザに適度に休憩を取るようにアドバイスをすることができる。
その結果、ユーザは自分が疲れていることを認識することができ、休憩を取ることにより入力効率が低下するのを防止することができる。
また、WEBサイト等を提供する事業者にとっては、ユーザの疲れを適度に解消させることで、結果的にユーザのアクセス時間を延ばすことができるので、広告効果が増大することとなる。
また、サーバ装置1は、操作情報としてキーボードから入力された個々のキー入力情報に基づいてユーザの操作状態を判定する。具体的には、所定期間に取得したキー入力情報に占める特定のキー入力情報の割合に基づいて入力精度の良否を判定する(ステップS103)。
これにより、ユーザの操作状態、すなわち通常時(疲れていない時)に対する入力精度の良否を的確に判断することができる。
さらに、サーバ装置1は、過去の操作履歴に基づく操作習慣情報を記憶し(ステップS109)、この操作習慣情報に基づいて現在の入力精度の良否を判定するための所定値を設定する(ステップS110)。
これにより、ユーザの操作習慣に伴う入力ミスと、ユーザの疲れに伴う入力ミスを区別することができるので、現在の操作状態を的確に判断することができる。また、ユーザの熟練度の変化等にも対応することができる。
またさらに、サーバ装置1は、所定期間に取得したキー入力情報の数から個々のキー入力速度を算出し(ステップS105)、これに基づいて入力速度の高低を判定する。そして、入力精度が通常時より悪化し、かつ、入力速度が通常時より速い場合には、入力速度に起因して操作状態が悪化している旨を通知する。
これにより、ユーザは、入力ミスが疲れに起因して発生しているか、急ぎすぎにより発生しているか認識できるので、的確に対処する(休憩を取る、落ち着く等)ことで入力ミスを低減することができる。
図5に示す操作状態管理処理では、ユーザの操作状態を入力精度及び入力速度の程度に基づいて判定することとしたが、図5において、ステップS105、ステップS106を省略して、入力精度のみから操作状態を判定してメッセージを通知するようにしてもよい。
また、ユーザの操作状態を入力速度の程度に基づいて判定することにより、メッセージを通知するようにしてもよい。
図6は、サーバ装置1における操作状態監視処理の他の一例について示すフローチャートである。
ステップS201では、情報端末2から送信された操作情報を取得する(操作情報受信部11)。ここでは、操作情報として、複数のキーが配置されたキーボードから入力された個々のキー入力情報及びキー入力に要した操作時間情報を取得する。
ステップS202では、取得されたキー入力情報の数と操作時間情報からキー入力速度を算出する(入力速度判定部13)。例えば、1回のキー操作で1文字が入力されるものとすると(例えば、英字入力)、100のキー入力情報が1分間に入力されたものである場合、入力速度は100文字/分となる。
ステップS203では、入力速度は所定値以下、すなわち入力速度が通常時に比較して遅すぎるか否かを判定する(入力速度判定部13)。ここで、入力速度を判定するための所定値は、操作情報蓄積DB12に操作習慣情報として記憶されている平均的な入力速度に基づいて設定される。例えば、入力速度が、操作情報蓄積DB12に記憶されている平均的な入力速度に比較して20%下回ったときに入力速度が低下していると判定する場合、操作情報蓄積DB12に記憶されている平均的な入力速度の80%が所定値となる。
このとき、操作情報蓄積DB12に記憶されている平均的な入力速度だけを利用して現在の入力速度の高低を判定してもよいし、テキスト情報ごとに記憶されている入力速度を利用して現在の入力速度の高低を判定してもよい。
そして、ステップS203において、入力速度が所定値以下であると判定した場合、すなわち入力速度が通常時よりも遅すぎると判定した場合はステップS204に移行する。一方、入力速度が所定値以下でないと判定した場合、すなわちユーザの操作習慣から予想しうる範囲内の入力速度であると判定した場合はステップS206に移行する。
ステップS204では、入力速度が連続して所定値以下となっているか判定する(入力速度判定部13)。つまり、入力速度が単発で所定値以下となった場合は、入力する情報が複雑である(例えば、記号等の特殊なキー入力を必要とする場合)等、ユーザの操作状態が悪化したとは判断しかねるため、連続して入力速度が所定値以下となった場合にユーザの操作状態が悪化したと判断する。
そして、入力速度が連続して所定値以下となっていると判定した場合はステップS205に移行し、入力速度が連続して所定値以下となっていないと判定した場合はステップS206に移行する。
ステップS205では、メッセージDB17に記憶されているメッセージCを通知する(メッセージ選択部15、メッセージ送信部16)。つまり、通常時と比較して明らかに入力速度が低下した場合(ステップS204で“YES”)は、ユーザの疲れに起因して入力速度が低下していると考えられるので、「入力速度が低下しています。少し休憩しましょう。」という操作状態が悪化している旨のメッセージCを情報機器2に送信する。このメッセージCは、情報端末2の表示手段に表示されることとなる。
ステップS206では、操作情報受信部11で取得した現在の操作情報(例えば、テキスト情報)と、これに対応する入力速度判定部13で算出された入力速度を、操作習慣情報として操作情報蓄積DBに記憶する。このとき、取得された操作情報に含まれるテキスト情報についての操作習慣情報が、既に操作情報蓄積DB12に記憶されている場合、当該テキスト情報に対応する入力速度との平均を算出して、これを新たな操作習慣情報として記憶することとなる。
また、ステップS206では、操作情報蓄積DBに既に記憶されている平均的な入力速度と、入力速度判定部13で算出された入力速度から、新たに平均の入力速度を算出して記憶する。
ステップS207では、入力速度判定部13で算出された入力速度から、入力速度を判定するための所定値を再設定する。次回、操作情報が取得されたときには、この再設定された所定値が判定基準となる。これにより、情報端末2に一度メッセージを通知した場合、入力速度を判定するための所定値は再設定され判定基準が下がるため、情報端末2に頻繁にメッセージが通知されユーザが煩わしさを感じるのを回避できる。
上述したように、サーバ装置1では、情報端末2の入力手段(操作部21)からの操作情報を取得し(ステップS201)、取得された操作情報に基づいてユーザの操作状態を判定し(ステップS202〜S204)、この判定結果に基づいて所定のメッセージをユーザに通知する(ステップS205)。
このように、特別な機器を用いることなく、情報端末2を利用するユーザの疲れ具合を入力速度の低下という直接的な情報から的確に判断することで、ユーザに適度に休憩を取るようにアドバイスをすることができる。
その結果、ユーザは自分が疲れていることを認識することができ、休憩を取ることにより入力効率が低下するのを防止することができる。
また、WEBサイト等を提供する事業者にとっては、ユーザの疲れを適度に解消させることで、結果的にユーザのアクセス時間を延ばすことができるので、広告効果が増大することとなる。
また、サーバ装置1は、操作情報としてキーボードから入力された個々のキー入力情報に基づいてユーザの操作状態を判定する。具体的には、所定期間に取得したキー入力情報から算出される入力速度に基づいて入力速度の高低を判定する(ステップS203)。
これにより、ユーザの操作状態、すなわち通常時(疲れていない時)に対する入力速度の高低を的確に判断することができる。
さらに、サーバ装置1は、過去の操作履歴に基づく操作習慣情報を記憶し(ステップS206)、この操作習慣情報に基づいて現在の入力速度の高低を判定するための所定値を設定する(ステップS207)。
これにより、ユーザの操作習慣に伴う入力速度の低下と、ユーザの疲れに伴う入力速度の低下を区別することができるので、現在の操作状態を的確に判断することができる。また、ユーザの熟練度の変化等にも対応することができる。
なお、図5、図6に示す操作状態管理処理を併用すれば、ユーザにさらに的確なアドバイスを通知することも可能となる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記実施形態では、情報端末2から送信された操作情報に基づいて、サーバ装置1において操作状態監視処理を実行するようにしているが、情報端末2において操作状態管理処理を実行するようにしてもよい。
この場合、操作状態監視処理を実現するためのプログラムを情報端末2のハードディスクに格納し、CPUがこのプログラムを実行することとなる。また、図2の操作情報蓄積DB12やメッセージDB17を情報端末2内に設ける必要がある。
また、情報端末2に通知するメッセージの種類は、上記実施形態で示したものに限定されず種々の形態が考えられる。例えば、音声によりユーザに操作状態の悪化を通知するようにしてもよい。
さらに、入力精度や入力速度を多段階で判定するようにし、判定結果に応じたメッセージを適宜通知するようにすれば、ユーザの操作状態に柔軟に対応できる。
また、上記実施形態では、パソコンのキーボードや携帯電話のダイヤルキーからのキー操作情報に基づいてユーザの操作状態を判断するようにしているが、マウス等のポインティングデバイスからの操作情報に基づいてユーザの操作状態を判断することもできる。
例えば、WEBブラウザ等において、リンクが設定されているテキストや画像を1クリックで選択できない(ポインタの位置がずれている)場合に、操作状態が悪化したと判断できる。
以上の説明では、本発明に係るプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体としてROMを使用した例を開示したが、この例に限定されない。
例えば、その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明に係る操作状態監視装置を適用したサーバ装置を有するネットワーク構成について示す概略図である。 サーバ装置1及び情報端末2の機能的構成について示す説明図である。 操作情報蓄積DB12に記憶されている操作習慣情報のデータ構成の一例を示す説明図である。 メッセージDB17に記憶されているメッセージの一例を示す説明図である。 サーバ装置1における操作状態監視処理の一例について示すフローチャートである。 サーバ装置1における操作状態監視処理の他の一例について示すフローチャートである。
符号の説明
1 サーバ装置(操作状態監視装置)
11 操作情報受信部(操作情報取得手段)
12 操作情報蓄積データベース
13 入力速度判定部(操作状態判定手段)
14 入力精度判定部(操作状態判定手段)
15 メッセージ選択部(メッセージ通知手段)
16 メッセージ送信部(メッセージ通知手段)
17 メッセージデータベース
2 情報端末
21 操作部(入力手段)
22 操作情報収集部
23 操作情報送信部
24 メッセージ受信部
25 メッセージ通知部(表示手段)

Claims (5)

  1. 複数のキーが配列されたキーボードで構成された入力手段を有する情報端末におけるユーザの操作状態を監視する方法であって、
    前記キーボードから入力された個々のキー入力情報を前記操作情報として取得する第1ステップと、
    過去一定期間に取得された前記キー入力情報に基づくユーザの平均的な入力ミスの発生頻度と、前記第1ステップで取得された前記キー入力情報に基づく現在の入力ミスの発生頻度を比較して、現在の入力ミスの程度を判定する第2ステップと、
    前記第2ステップにおいて入力ミスの程度が第1の所定値以上であると所定回数連続して判定された場合に、過去一定期間に取得された前記キー入力情報に基づくユーザの平均的な入力速度と、前記第1ステップで取得された前記キー入力情報に基づく現在の入力速度を比較して、現在の入力速度の程度を判定する第3ステップと、
    前記第3ステップにおいて入力速度の程度が第2の所定値以上であると判定された場合に、入力速度が速すぎる旨のメッセージをユーザに通知し、前記第3ステップにおいて入力速度の程度が第2の所定値以上でないと判定された場合に、入力ミスが増加している旨のメッセージをユーザに通知する第ステップと、を備え
    前記入力ミスの発生頻度は、所定期間に取得された前記キー入力情報に占める特定のキー入力情報に基づいて算出されることを特徴とする操作状態監視方法。
  2. 前記入力速度は、所定期間に取得された前記キー入力情報の数に基づいて算出されることを特徴とする請求項に記載の操作状態監視方法。
  3. 複数のキーが配列されたキーボードで構成された入力手段を有する情報端末におけるユーザの操作状態を監視する操作状態監視装置であって、
    前記キーボードから入力された個々のキー入力情報を前記操作情報として取得する操作情報取得手段と、
    過去一定期間に取得された前記キー入力情報に基づくユーザの平均的な入力ミスの発生頻度と、前記操作情報取得手段により取得された前記キー入力情報に基づく現在の入力ミスの発生頻度を比較して、現在の入力ミスの程度を判定する操作状態判定手段と、
    前記操作状態判定手段により入力ミスの程度が第1の所定値以上であると所定回数連続して判定された場合に、過去一定期間に取得された前記キー入力情報に基づくユーザの平均的な入力速度と、前記第1ステップで取得された前記キー入力情報に基づく現在の入力速度を比較して、現在の入力速度の程度を判定する入力速度判定手段と、
    前記入力速度判定手段により入力速度の程度が第2の所定値以上であると判定された場合に、入力速度が速すぎる旨のメッセージをユーザに通知し、前記入力速度判定手段により入力速度の程度が第2の所定値以上でないと判定された場合に、入力ミスが増加している旨のメッセージをユーザに通知するメッセージ通知手段と、
    を備え
    前記入力ミスの発生頻度は、所定期間に取得された前記キー入力情報に占める特定のキー入力情報に基づいて算出されることを特徴とする操作状態監視装置。
  4. 前記情報端末にネットワークを介して接続され、
    前記操作情報取得手段は、前記情報端末からネットワークを介して送信された操作情報を受信し、
    前記メッセージ通知手段は、前記所定のメッセージを前記情報端末に送信することを特徴とする請求項に記載の操作状態監視装置。
  5. 複数のキーが配列されたキーボードで構成された入力手段を有する情報端末におけるユーザの操作状態を監視するコンピュータに、
    前記キーボードから入力された個々のキー入力情報を前記操作情報として取得する操作情報取得手段、
    過去一定期間に取得された前記キー入力情報に基づくユーザの平均的な入力ミスの発生頻度と、前記操作情報取得手段により取得された前記キー入力情報に基づく現在の入力ミスの発生頻度を比較して、現在の入力ミスの程度を判定する操作状態判定手段、
    前記操作状態判定手段により入力ミスの程度が第1の所定値以上であると所定回数連続して判定された場合に、過去一定期間に取得された前記キー入力情報に基づくユーザの平均的な入力速度と、前記第1ステップで取得された前記キー入力情報に基づく現在の入力速度を比較して、現在の入力速度の程度を判定する入力速度判定手段、
    前記入力速度判定手段により入力速度の程度が第2の所定値以上であると判定された場合に、入力速度が速すぎる旨のメッセージをユーザに通知し、前記入力速度判定手段により入力速度の程度が第2の所定値以上でないと判定された場合に、入力ミスが増加している旨のメッセージをユーザに通知するメッセージ通知手段、
    としての機能を実現させ
    前記入力ミスの発生頻度を、所定期間に取得された前記キー入力情報に占める特定のキー入力情報に基づいて算出させるためのプログラム。
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