JP2011197759A - インシデント情報表示装置、インシデント情報表示方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】作業者がインシデント情報を他人事と認識することを防ぐ
【解決手段】作業前情報入力部102は、乗務員から行路を識別する行路番号の入力を受け付ける。また、計測部103は、作業前情報入力部102への入力時間を計測し、体調推定部104は、計測部103が計測した入力時間に基づいて作業者の体調を推定して当該体調を示す体調情報を生成する。次に、インシデント情報読出部106は、データベース部101から、作業前情報入力部102が入力を受け付けた行路番号に関連付けられたインシデント情報のうち、体調推定部104が生成した体調情報に関連付けられたインシデント情報を読み出す。そして、表示部107は、インシデント情報読出部106が読み出したインシデント情報を表示する。
【選択図】図1
【解決手段】作業前情報入力部102は、乗務員から行路を識別する行路番号の入力を受け付ける。また、計測部103は、作業前情報入力部102への入力時間を計測し、体調推定部104は、計測部103が計測した入力時間に基づいて作業者の体調を推定して当該体調を示す体調情報を生成する。次に、インシデント情報読出部106は、データベース部101から、作業前情報入力部102が入力を受け付けた行路番号に関連付けられたインシデント情報のうち、体調推定部104が生成した体調情報に関連付けられたインシデント情報を読み出す。そして、表示部107は、インシデント情報読出部106が読み出したインシデント情報を表示する。
【選択図】図1
Description
本発明は、様々な産業分野におけるインシデント情報の効率的提示を行うインシデント情報表示装置、インシデント情報表示方法、及びプログラムに関する。
従来、様々な産業分野において、事故を未然に防ぐため、ヒヤリ・ハット情報、事故情報、及び気づきの情報(以下、インシデント情報と呼ぶ)を収集し、当該インシデント情報を掲出、あるいは点呼時に当該インシデント情報を作業者に周知することが行われている。
なお、特許文献1に、医療分野においてインシデント情報を提示する技術が開示されている。
なお、特許文献1に、医療分野においてインシデント情報を提示する技術が開示されている。
しかしながら、単にインシデント情報を掲出、周知するだけでは、作業者がインシデント情報を他人事として捉えてしまいがちとなり、事故防止に十分に活用できていないという問題があった。また、収集したデータの整理には時間を要し、新たに収集された情報をすぐに活用できないという問題があった。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、作業者から作業を識別する作業識別情報の入力を受け付ける作業前情報入力部と、前記作業前情報入力部への入力時間を計測する計測部と、前記計測部が計測した入力時間に基づいて作業者の体調を推定し、当該体調を示す体調情報を生成する体調推定部と、前記作業識別情報と当該作業において発生したインシデントを示すインシデント情報と当該インシデント情報を表示すべき作業者の体調を示す体調情報とを関連付けて記憶するインシデント情報記憶部から、前記作業前情報入力部が入力を受け付けた作業識別情報に関連付けられたインシデント情報のうち前記体調推定部が生成した体調情報に関連付けられたインシデント情報を読み出すインシデント情報読出部と、前記インシデント情報読出部が読み出したインシデント情報を表示する表示部とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、作業者から前記作業前情報入力部が入力を受け付けた作業識別情報が示す作業において発生したインシデントを示すインシデント情報の入力を受け付ける作業後情報入力部と、前記作業前情報入力部が入力を受け付けた作業識別情報と前記作業後情報入力部が入力を受け付けたインシデント情報と前記体調推定部が生成した体調情報とを関連付けて前記インシデント情報記憶部に登録する登録部とを備えることが望ましい。
また、本発明において、前記作業前情報入力部は、作業者を特定する作業者識別情報の入力を受け付け、前記登録部は、前記作業識別情報、インシデント情報及び体調情報に加えて前記作業前情報入力部が入力を受け付けた作業者識別情報を前記インシデント情報記憶部に登録し、前記インシデント情報読出部は、前記作業前情報入力部が入力を受け付けた作業識別情報に関連付けられたインシデント情報のうち、さらに前記作業前情報入力部が入力を受け付けた作業者識別情報に関連付けられたインシデント情報を読み出すことが望ましい。
また、本発明は、前記作業者識別情報と当該作業者識別情報が示す作業者の属性情報を関連付けて記憶する属性情報記憶部から、前記作業前情報入力部が入力を受け付けた作業者識別情報に関連付けられた属性情報と同じ属性情報を有する作業者識別情報を読み出す同属性読出部を備え、前記インシデント情報読出部は、前記作業前情報入力部が入力を受け付けた作業識別情報に関連付けられたインシデント情報のうち、さらに前記同属性読出部が読み出した作業者識別情報に関連付けられたインシデント情報を読み出すことが望ましい。
また、本発明において、前記表示部は、前記インシデント情報読出部が読み出したインシデント情報のうち、前記作業前情報入力部が入力を受け付けた作業者識別情報に関連付けられたインシデント情報と、他の作業者識別情報に関連付けられたインシデント情報とを異ならせて表示することが望ましい。
また、本発明において、前記インシデント情報記憶部は、前記作業識別情報、インシデント情報及び体調情報に関連付けて、当該作業識別情報が示す作業の作業手順を示す手順図、及び前記インシデント情報が示すインシデントが発生した時刻または場所を示す表示位置情報をさらに記憶し、前記作業後情報入力部は、前記インシデント情報に加え、当該インシデント情報の表示位置情報の入力を受け付け、前記登録部は、前記作業識別情報、インシデント情報及び体調情報に加えて前記作業後情報入力部が入力を受け付けた表示位置情報を前記インシデント情報記憶部に登録し、前記インシデント情報読出部は、前記インシデント情報に加え、前記手順図及び前記表示位置情報を読み出し、前記表示部は、前記インシデント情報読出部が読み出したインシデント情報を、前記表示位置情報に対応する前記手順図の位置に表示することが望ましい。
また、本発明は、インシデント情報表示装置を用いたインシデント情報表示方法であって、作業前情報入力部は、作業者から作業を識別する作業識別情報の入力を受け付け、計測部は、前記作業前情報入力部への入力時間を計測し、体調推定部は、前記計測部が計測した入力時間に基づいて作業者の体調を推定して当該体調を示す体調情報を生成し、インシデント情報読出部は、前記作業識別情報と当該作業において発生したインシデントを示すインシデント情報と当該インシデント情報を表示すべき作業者の体調を示す体調情報とを関連付けて記憶するインシデント情報記憶部から、前記作業前情報入力部が入力を受け付けた作業識別情報に関連付けられたインシデント情報のうち前記体調推定部が生成した体調情報に関連付けられたインシデント情報を読み出し、表示部は、前記インシデント情報読出部が読み出したインシデント情報を表示することを特徴とする。
また、本発明は、インシデント情報表示装置を、作業者から作業を識別する作業識別情報の入力を受け付ける作業前情報入力部、前記作業前情報入力部への入力時間を計測する計測部、前記計測部が計測した入力時間に基づいて作業者の体調を推定し、当該体調を示す体調情報を生成する体調推定部、前記作業識別情報と当該作業において発生したインシデントを示すインシデント情報と当該インシデント情報を表示すべき作業者の体調を示す体調情報とを関連付けて記憶するインシデント情報記憶部から、前記作業前情報入力部が入力を受け付けた作業識別情報に関連付けられたインシデント情報のうち前記体調推定部が生成した体調情報に関連付けられたインシデント情報を読み出すインシデント情報読出部、前記インシデント情報読出部が読み出したインシデント情報を表示する表示部として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、インシデント情報表示装置は、体調推定部が作業者の体調を推定し、表示部が作業者の体調にあわせて表示すべきインシデント情報を表示する。これにより、作業者は、自身に関連の有るインシデント情報を得ることができ、インシデント情報を他人事と認識することを防ぐことができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。本実施形態では、インシデント情報表示装置が鉄道の運行におけるインシデントを表示する場合を説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるインシデント情報表示装置の構成を示す概略ブロック図である。
インシデント情報表示装置1は、データベース部101、作業前情報入力部102、計測部103、体調推定部104、同属性読出部105、インシデント情報読出部106、表示部107、作業後情報入力部108、登録部109を備える。
図1は、本発明の一実施形態によるインシデント情報表示装置の構成を示す概略ブロック図である。
インシデント情報表示装置1は、データベース部101、作業前情報入力部102、計測部103、体調推定部104、同属性読出部105、インシデント情報読出部106、表示部107、作業後情報入力部108、登録部109を備える。
データベース部101は、行路番号(作業識別情報)と行路図(手順図)とを関連付けて格納する行路テーブルを記憶する。ここで、行路番号とは、乗務員(作業者:運転士、車掌など)が列車を運転する行路を識別する番号である。また、行路図とは、行路番号が示す行路の概略図である。
また、データベース部101は、個人番号(作業者識別情報)と年齢(属性情報)と経験年数(属性情報)とを関連付けて格納する作業者テーブル(属性情報記憶部)とを記憶する。ここで、個人番号とは、乗務員を識別する番号である。
また、データベース部101は、個人番号と行路番号とインシデント情報と表示位置情報と体調情報と日付とを関連付けて格納するインシデントテーブル(インシデント情報記憶部)を記憶する。ここで、インシデント情報とは、行路の運行において発生したインシデント(ヒヤリ・ハット)を示す情報である。また、表示位置情報とは、インシデントが発生した場所を示す情報であり、行路テーブルが格納する行路図の座標を示す。また、体調情報とは、乗務員の体調を示す数値情報であり、体調が良い場合には高い数値で表され、体調が悪い場合には低い数値で表される。例えば体調情報は5段階で表され、乗務員が通常より好調である場合は「5」、通常の健康状態である場合は「4」、疲労している場合は「3」、寝不足の場合は「2」、不調の場合は「1」を示す。
また、データベース部101は、個人番号(作業者識別情報)と年齢(属性情報)と経験年数(属性情報)とを関連付けて格納する作業者テーブル(属性情報記憶部)とを記憶する。ここで、個人番号とは、乗務員を識別する番号である。
また、データベース部101は、個人番号と行路番号とインシデント情報と表示位置情報と体調情報と日付とを関連付けて格納するインシデントテーブル(インシデント情報記憶部)を記憶する。ここで、インシデント情報とは、行路の運行において発生したインシデント(ヒヤリ・ハット)を示す情報である。また、表示位置情報とは、インシデントが発生した場所を示す情報であり、行路テーブルが格納する行路図の座標を示す。また、体調情報とは、乗務員の体調を示す数値情報であり、体調が良い場合には高い数値で表され、体調が悪い場合には低い数値で表される。例えば体調情報は5段階で表され、乗務員が通常より好調である場合は「5」、通常の健康状態である場合は「4」、疲労している場合は「3」、寝不足の場合は「2」、不調の場合は「1」を示す。
作業前情報入力部102は、乗務前に乗務員から、自身の個人番号及び運転予定の行路を示す行路番号の入力を受け付ける。
計測部103は、作業前情報入力部102への情報の入力に要した時間を計測する。
体調推定部104は、計測部103が計測した時間に基づいて乗務員の体調を推定し、当該体調を示す体調情報を生成する。
同属性読出部105は、作業前情報入力部102が入力を受け付けた個人番号に基づいて、当該個人情報が示す乗務員と少なくとも一部の属性情報が同じである乗務員の個人番号を読み出す。
計測部103は、作業前情報入力部102への情報の入力に要した時間を計測する。
体調推定部104は、計測部103が計測した時間に基づいて乗務員の体調を推定し、当該体調を示す体調情報を生成する。
同属性読出部105は、作業前情報入力部102が入力を受け付けた個人番号に基づいて、当該個人情報が示す乗務員と少なくとも一部の属性情報が同じである乗務員の個人番号を読み出す。
インシデント情報読出部106は、作業前情報入力部102が入力を受け付けた個人番号及び行路番号、体調推定部104が生成した体調情報、並びに同属性読出部105が読み出した個人番号に基づいて、データベース部101からインシデント情報、表示位置情報、及び行路図を読み出す。また、インシデント情報読出部106は、ネットワークを介して雨量・風速・天気予報などの天候情報、及び列車の遅延情報を受信する。
表示部107は、インシデント情報読出部106が読み出したインシデント情報を表示する。
表示部107は、インシデント情報読出部106が読み出したインシデント情報を表示する。
作業後情報入力部108は、乗務後に乗務員から、行路において発生したインシデントを示すインシデント情報、及び当該インシデント情報の発生場所を示す表示位置情報の入力を受け付ける。
登録部109は、作業前情報入力部102が入力を受け付けた個人番号及び行路番号、体調推定部104が生成した体調情報、並びに作業後情報入力部108が入力を受け付けたインシデント情報及び表示位置情報を関連付けてデータベース部101に登録する。
登録部109は、作業前情報入力部102が入力を受け付けた個人番号及び行路番号、体調推定部104が生成した体調情報、並びに作業後情報入力部108が入力を受け付けたインシデント情報及び表示位置情報を関連付けてデータベース部101に登録する。
このような構成を備えるインシデント情報表示装置1において、作業前情報入力部102は、乗務員から行路を識別する行路番号の入力を受け付ける。また、計測部103は、作業前情報入力部102への入力時間を計測し、体調推定部104は、計測部103が計測した入力時間に基づいて作業者の体調を推定して当該体調を示す体調情報を生成する。
次に、インシデント情報読出部106は、データベース部101から、作業前情報入力部102が入力を受け付けた行路番号に関連付けられたインシデント情報のうち、体調推定部104が生成した体調情報に関連付けられたインシデント情報を読み出す。なお、データベース部101は、行路番号と行路の運行において発生したインシデントを示すインシデント情報と当該インシデント情報を表示すべき作業者の体調を示す体調情報とを関連付けて記憶する。
そして、表示部107は、インシデント情報読出部106が読み出したインシデント情報を表示する。
これにより、インシデント情報表示装置1は、インシデント情報を意識させることができる。
次に、インシデント情報読出部106は、データベース部101から、作業前情報入力部102が入力を受け付けた行路番号に関連付けられたインシデント情報のうち、体調推定部104が生成した体調情報に関連付けられたインシデント情報を読み出す。なお、データベース部101は、行路番号と行路の運行において発生したインシデントを示すインシデント情報と当該インシデント情報を表示すべき作業者の体調を示す体調情報とを関連付けて記憶する。
そして、表示部107は、インシデント情報読出部106が読み出したインシデント情報を表示する。
これにより、インシデント情報表示装置1は、インシデント情報を意識させることができる。
次に、インシデント情報表示装置1の動作を説明する。
図2は、インシデント情報表示装置の動作を示す第1のフローチャートである。
まず、乗務員の乗務前におけるインシデント情報表示装置1の動作を説明する。
乗務前の点呼時、乗務員は、インシデント情報表示装置1を起動させ、自身の個人番号とこれから運行を開始する行路の行路番号を入力する。インシデント情報表示装置1の作業前情報入力部102は、乗務員から個人番号と行路番号の入力を受け付ける(ステップS101)。次に、計測部103は、乗務員による作業前情報入力部102への入力時間を計測する(ステップS102)。具体的には、乗務員が入力開始ボタン(図示せず)を押下してから、情報の入力完了後に入力終了ボタン(図示せず)を押下するまでの時間を入力時間として計測する。
図2は、インシデント情報表示装置の動作を示す第1のフローチャートである。
まず、乗務員の乗務前におけるインシデント情報表示装置1の動作を説明する。
乗務前の点呼時、乗務員は、インシデント情報表示装置1を起動させ、自身の個人番号とこれから運行を開始する行路の行路番号を入力する。インシデント情報表示装置1の作業前情報入力部102は、乗務員から個人番号と行路番号の入力を受け付ける(ステップS101)。次に、計測部103は、乗務員による作業前情報入力部102への入力時間を計測する(ステップS102)。具体的には、乗務員が入力開始ボタン(図示せず)を押下してから、情報の入力完了後に入力終了ボタン(図示せず)を押下するまでの時間を入力時間として計測する。
次に、体調推定部104は、計測部103が計測した入力時間に基づいて乗務員の体調を推定し、体調情報を生成する(ステップS103)。具体的には、体調推定部104は、内部メモリに同一の乗務員による過去の入力時間を蓄積しており、当該蓄積された入力時間の平均値と今回の入力時間とを比較することで、体調の推定を行う。例えば、今回の入力時間が蓄積された入力時間の平均値の70%未満の長さである場合、体調推定部104は、乗務員の体調が好調であると推定する。逆に、今回の入力時間が蓄積された入力時間の平均値の2倍以上の長さである場合、体調推定部104は、乗務員が不調であると推定する。
次に、同属性読出部105は、データベース部101の属性テーブルから作業前情報入力部102が入力を受け付けた個人番号に関連付けられた属性情報(年齢及び経験年数)を読み出す(ステップS104)。次に、同属性読出部105は、読み出した属性情報と同じ属性情報を有する個人番号をデータベース部101の属性テーブルから読み出す(ステップS105)。具体的には、同属性読出部105は、読み出した年齢の値と同じ値を示す年齢に関連付けられた個人番号と、読み出した経験年数の値と同じ値を示す経験年数に関連付けられた個人番号とをデータベース部101の属性テーブルから読み出す。
次に、インシデント情報読出部106は、ステップS101で作業前情報入力部102が入力を受け付けた行路番号に関連付けられた行路図を、データベース部101の行路テーブルから読み出す(ステップS106)。次に、インシデント情報読出部106は、ステップS101で作業前情報入力部102が入力を受け付けた行路番号に基づいて、行路沿線の天候情報及び遅延情報を外部装置から読み出す(ステップS107)。
次に、インシデント情報読出部106は、ステップS101で作業前情報入力部102が入力を受け付けた個人番号及び行路番号に基づいて、データベース部101のインシデントテーブルからインシデント情報及び表示位置情報を読み出す(ステップS108)。これにより、インシデント情報読出部106は、乗務員が過去に入力したインシデント情報を読み出すことができる。
次に、インシデント情報読出部106は、ステップS101で作業前情報入力部102が入力を受け付けた個人番号及び行路番号に基づいて、データベース部101のインシデントテーブルからインシデント情報及び表示位置情報を読み出す(ステップS108)。これにより、インシデント情報読出部106は、乗務員が過去に入力したインシデント情報を読み出すことができる。
次に、インシデント情報読出部106は、ステップS101で作業前情報入力部102が入力を受け付けた行路番号と、ステップS103で体調推定部104が生成した体調情報に基づいて、データベース部101のインシデントテーブルからインシデント情報及び表示位置情報を読み出す(ステップS109)。具体的には、体調推定部104が入力を受け付けた行路番号に関連付けられたインシデント情報のうち、体調推定部104が生成した体調情報の値以上の値を示す体調情報に関連付けられたインシデント情報を読み出す。つまり、体調推定部104が生成した体調情報が「3」を示す場合、インシデント情報読出部106は、「3」、「4」、「5」を示す体調情報に関連付けられたインシデント情報を読み出す。これにより、インシデント情報読出部106は、乗務員の体調に合わせたインシデント情報を読み出すことができる。なお、生成した体調情報の値と同じ値を示す体調情報に関連付けられたインシデント情報に限らず、生成した体調情報の値を超える値を示す体調情報に関連付けられたインシデント情報も読み出す理由は、体調が良いときに発生するインシデントは、体調が悪いときにも発生する可能性が高いと考えられるためである。
次に、インシデント情報読出部106は、ステップS101で作業前情報入力部102が入力を受け付けた行路番号と、ステップS105で同属性読出部105が読み出した個人番号に基づいて、データベース部101のインシデントテーブルからインシデント情報及び表示位置情報を読み出す(ステップS110)。これにより、インシデント情報読出部106は、乗務員と属性が同一の他の乗務員のインシデント情報を読み出すことができる。
次に、表示部107は、インシデント情報読出部106がステップS106で読み出した行路図、ステップS103で体調推定部104が生成した体調情報に合わせた警告、並びにステップS107で読み出した天候情報及び遅延情報を表示する(ステップS111)。次に、表示部107は、インシデント情報読出部106がステップS108〜S110で読み出したインシデント情報を、それぞれに関連付けられた表示位置情報が示す行路図上の位置に配置して表示する(ステップS112)。このとき、表示部107は、インシデント情報読出部106がステップS108で読み出したインシデント情報と、インシデント情報読出部106がステップS108、S109で読み出したインシデント情報とを異ならせて表示する。「異ならせて表示する」とは、例えば、異なる記号を用いて表示したり、異なる色で表示したり、異なるサイズで表示したりすることが挙げられる。
図3は、表示部によるインシデント情報表示画面の画面例である。
表示部107は、図3に示すように、行路図、警告、天候情報及び遅延情報、並びにインシデント情報を表示する。
なお、表示部107は、インシデント情報を星印で表示し、当該星印をクリックしたときに、インシデント情報の詳細をポップアップで表示する。また、インシデント情報は、データベース部101への登録が新しい順に表示され、データ量が多い場合はポップアップにスクロールバーを表示し、当該スクロールバーのドラッグにより全文を表示させる。
表示部107は、図3に示すように、行路図、警告、天候情報及び遅延情報、並びにインシデント情報を表示する。
なお、表示部107は、インシデント情報を星印で表示し、当該星印をクリックしたときに、インシデント情報の詳細をポップアップで表示する。また、インシデント情報は、データベース部101への登録が新しい順に表示され、データ量が多い場合はポップアップにスクロールバーを表示し、当該スクロールバーのドラッグにより全文を表示させる。
上述した処理を行うことで、インシデント情報表示装置1は、個々人の年齢や経験年数、乗務当日の体調や天候に応じた過去の事例や対策を表示することで、乗務員に対して情報の自己関連性を高めることによって、乗務員による情報の処理水準を深めることができる。
乗務員は、表示部107が表示するインシデント情報表示画面を閲覧すると、インシデント情報表示装置1を終了させ、乗務を行う。
なお、インシデント情報表示装置1は、乗務前の処理の終了時に、内部メモリに作業前情報入力部102がステップS101で入力を受け付けた個人番号及び行路番号、並びに体調推定部104がステップS103で生成した体調情報を関連付けて記録しておく(ステップS113)。
乗務員は、表示部107が表示するインシデント情報表示画面を閲覧すると、インシデント情報表示装置1を終了させ、乗務を行う。
なお、インシデント情報表示装置1は、乗務前の処理の終了時に、内部メモリに作業前情報入力部102がステップS101で入力を受け付けた個人番号及び行路番号、並びに体調推定部104がステップS103で生成した体調情報を関連付けて記録しておく(ステップS113)。
図4は、インシデント情報表示装置の動作を示す第2のフローチャートである。
次に、乗務員の乗務後におけるインシデント情報表示装置1の動作を説明する。
乗務員は、乗務を終了すると、インシデント情報表示装置1を起動させ、自身の個人番号とこれから運行を開始する行路の行路番号を入力する。インシデント情報表示装置1の作業後情報入力部108は、乗務員から行路番号の入力を受け付ける(ステップS201)。また、作業後情報入力部108は、現在の日付を内蔵時計から取得する(ステップS202)。同一の行路は、1日に2度運行されないため、作業後情報入力部108は、行路番号の入力と日付の取得により、行路を一意に特定することができる。
次に、乗務員の乗務後におけるインシデント情報表示装置1の動作を説明する。
乗務員は、乗務を終了すると、インシデント情報表示装置1を起動させ、自身の個人番号とこれから運行を開始する行路の行路番号を入力する。インシデント情報表示装置1の作業後情報入力部108は、乗務員から行路番号の入力を受け付ける(ステップS201)。また、作業後情報入力部108は、現在の日付を内蔵時計から取得する(ステップS202)。同一の行路は、1日に2度運行されないため、作業後情報入力部108は、行路番号の入力と日付の取得により、行路を一意に特定することができる。
次に、作業後情報入力部108は、入力を受け付けた行路番号に基づいて、インシデント情報表示装置1の内部メモリからステップS113で記録した個人番号及び体調情報を読み出す(ステップS203)。
次に、インシデント情報読出部106は、作業後情報入力部108が読み出した行路番号に関連付けられた行路図を、データベース部101の行路テーブルから読み出す(ステップS204)。次に、インシデント情報読出部106は、作業後情報入力部108が入力を受け付けた行路番号に基づいて、行路沿線の天候情報及び遅延情報を外部装置から読み出す(ステップS205)。
次に、インシデント情報読出部106は、作業後情報入力部108が入力を受け付けた行路番号に関連付けられたインシデント情報及び表示位置情報を、データベース部101のインシデントテーブルから読み出す(ステップS206)。
次に、インシデント情報読出部106は、作業後情報入力部108が読み出した行路番号に関連付けられた行路図を、データベース部101の行路テーブルから読み出す(ステップS204)。次に、インシデント情報読出部106は、作業後情報入力部108が入力を受け付けた行路番号に基づいて、行路沿線の天候情報及び遅延情報を外部装置から読み出す(ステップS205)。
次に、インシデント情報読出部106は、作業後情報入力部108が入力を受け付けた行路番号に関連付けられたインシデント情報及び表示位置情報を、データベース部101のインシデントテーブルから読み出す(ステップS206)。
次に、表示部107は、インシデント情報読出部106が読み出した行路図並びに天候情報及び遅延情報を表示する(ステップS207)。次に、表示部107は、インシデント情報読出部106が読み出したインシデント情報を、それぞれに関連付けられた表示位置情報が示す行路図上の位置に配置して表示する(ステップS208)。また、表示部107は、画面にインシデント情報登録ボタン(図示せず)と登録終了ボタン(図示せず)とを表示する。
ここで、乗務員は、入力すべきインシデント情報があると判断した場合は、画面に表示されたインシデント情報登録ボタンを押下する。他方、入力すべきインシデント情報がないと判断した場合は、画面に表示された登録終了ボタンを押下する。
乗務員が何れかのボタンを押下すると、作業後情報入力部108は、ボタンの押下を検出し、インシデント情報登録ボタンか登録終了ボタンかの何れのボタンが押下されたかを判定する(ステップS209)。
乗務員が何れかのボタンを押下すると、作業後情報入力部108は、ボタンの押下を検出し、インシデント情報登録ボタンか登録終了ボタンかの何れのボタンが押下されたかを判定する(ステップS209)。
作業後情報入力部108は、インシデント情報登録ボタンが押下されたと判定した場合(ステップS209:YES)、表示部107が表示する行路図のうち、インシデントが発生した場所である表示位置情報の入力を受け付ける(ステップS210)。具体的には、乗務員が画面に表示されたカーソルを操作し、インシデントが発生した場所に相当する行路図の座標をクリックすることで表示位置情報の入力を行う。次に、作業後情報入力部108は、文章によるインシデント情報の入力を受け付ける(ステップS211)。
次に、登録部109は、作業後情報入力部108がステップS201で入力を受け付けた行路番号と、作業後情報入力部108がステップS202で取得した日付と、作業後情報入力部108がステップS203で読み出した個人番号及び体調情報と、作業後情報入力部108がステップS210で入力を受け付けた表示位置情報と、作業後情報入力部108がステップS211で入力を受け付けたインシデント情報とを関連付けて、データベース部101のインシデントテーブルに登録する(ステップS212)。
登録部109がインシデントテーブルへの登録を完了すると、ステップS209に戻り、乗務員によるボタンの押下を待機する。
登録部109がインシデントテーブルへの登録を完了すると、ステップS209に戻り、乗務員によるボタンの押下を待機する。
他方、作業後情報入力部108が、登録終了ボタンが押下されたと判定した場合(ステップS209:NO)、表示部107は、ステップS210〜S212で登録されたインシデント情報を、それぞれに関連付けられた表示位置情報が示す行路図上の位置に配置して表示する(ステップS213)。
上述したように、乗務員が乗務後に気づいたことをインシデント情報表示装置1に登録し、その情報を乗務前に入力した情報と関連付けることにより、入力と同時に情報の整理を行い、データベース部101の情報を最新に保つことができる。
上述したように、乗務員が乗務後に気づいたことをインシデント情報表示装置1に登録し、その情報を乗務前に入力した情報と関連付けることにより、入力と同時に情報の整理を行い、データベース部101の情報を最新に保つことができる。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、本実施形態では、手順図として行路図を用いる場合を説明したが、これに限られず、例えば、行路図の代わりにタイムチャートを用いても良い。行路図を用いる本実施形態では、インシデント情報と場所とを関連付けることができたが、タイムチャートを用いることで、インシデント情報と時刻とを関連付けることができる。
例えば、本実施形態では、手順図として行路図を用いる場合を説明したが、これに限られず、例えば、行路図の代わりにタイムチャートを用いても良い。行路図を用いる本実施形態では、インシデント情報と場所とを関連付けることができたが、タイムチャートを用いることで、インシデント情報と時刻とを関連付けることができる。
また、本実施形態では、属性テーブルが格納する属性情報が年齢と経験年数である場合を説明したが、これに限られず、例えば、属性テーブルが属性情報として教育実績や勤務条件、性別など他の情報を格納していても良い。
また、本実施形態では、全ての処理部をインシデント情報表示装置1内に備える場合を説明したが、これに限られず、例えば、データベース部101を外部装置に備え、通信により情報の取得・登録を行うようにしても良い。また、作業前情報入力部102、表示部107、作業後情報入力部108をクライアント装置に備え、他の処理部をサーバ装置に備えるようなクライアント・サーバ構成としても良い。
また、本実施形態では、全ての処理部をインシデント情報表示装置1内に備える場合を説明したが、これに限られず、例えば、データベース部101を外部装置に備え、通信により情報の取得・登録を行うようにしても良い。また、作業前情報入力部102、表示部107、作業後情報入力部108をクライアント装置に備え、他の処理部をサーバ装置に備えるようなクライアント・サーバ構成としても良い。
また、本実施形態では、インシデント情報表示装置1が鉄道の乗務員にインシデント情報を提示する場合を説明したが、これに限られず、鉄道以外の産業分野において当該インシデント情報表示装置1を用いても良い。例えば、製造業の現場に当該インシデント情報表示装置1を設置し、工場の作業員に対してインシデント情報の提示を行っても良い。
上述のインシデント情報表示装置1は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1…インシデント情報表示装置 101…データベース部 102…作業前情報入力部 103…計測部 104…体調推定部 105…同属性読出部 106…インシデント情報読出部 107…表示部 108…作業後情報入力部 109…登録部
Claims (8)
- 作業者から作業を識別する作業識別情報の入力を受け付ける作業前情報入力部と、
前記作業前情報入力部への入力時間を計測する計測部と、
前記計測部が計測した入力時間に基づいて作業者の体調を推定し、当該体調を示す体調情報を生成する体調推定部と、
前記作業識別情報と当該作業において発生したインシデントを示すインシデント情報と当該インシデント情報を表示すべき作業者の体調を示す体調情報とを関連付けて記憶するインシデント情報記憶部から、前記作業前情報入力部が入力を受け付けた作業識別情報に関連付けられたインシデント情報のうち前記体調推定部が生成した体調情報に関連付けられたインシデント情報を読み出すインシデント情報読出部と、
前記インシデント情報読出部が読み出したインシデント情報を表示する表示部と
を備えることを特徴とするインシデント情報表示装置。 - 作業者から前記作業前情報入力部が入力を受け付けた作業識別情報が示す作業において発生したインシデントを示すインシデント情報の入力を受け付ける作業後情報入力部と、
前記作業前情報入力部が入力を受け付けた作業識別情報と前記作業後情報入力部が入力を受け付けたインシデント情報と前記体調推定部が生成した体調情報とを関連付けて前記インシデント情報記憶部に登録する登録部と
を備えることを特徴とする請求項1に記載のインシデント情報表示装置。 - 前記作業前情報入力部は、作業者を特定する作業者識別情報の入力を受け付け、
前記登録部は、前記作業識別情報、インシデント情報及び体調情報に加えて前記作業前情報入力部が入力を受け付けた作業者識別情報を前記インシデント情報記憶部に登録し、
前記インシデント情報読出部は、前記作業前情報入力部が入力を受け付けた作業識別情報に関連付けられたインシデント情報のうち、さらに前記作業前情報入力部が入力を受け付けた作業者識別情報に関連付けられたインシデント情報を読み出す
ことを特徴とする請求項2に記載のインシデント情報表示装置。 - 前記作業者識別情報と当該作業者識別情報が示す作業者の属性情報を関連付けて記憶する属性情報記憶部から、前記作業前情報入力部が入力を受け付けた作業者識別情報に関連付けられた属性情報と同じ属性情報を有する作業者識別情報を読み出す同属性読出部を備え、
前記インシデント情報読出部は、前記作業前情報入力部が入力を受け付けた作業識別情報に関連付けられたインシデント情報のうち、さらに前記同属性読出部が読み出した作業者識別情報に関連付けられたインシデント情報を読み出す
ことを特徴とする請求項3に記載のインシデント情報表示装置。 - 前記表示部は、前記インシデント情報読出部が読み出したインシデント情報のうち、前記作業前情報入力部が入力を受け付けた作業者識別情報に関連付けられたインシデント情報と、他の作業者識別情報に関連付けられたインシデント情報とを異ならせて表示する
ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のインシデント情報表示装置。 - 前記インシデント情報記憶部は、前記作業識別情報及びインシデント情報に関連付けて、当該作業識別情報が示す作業の作業手順を示す手順図、及び前記インシデント情報が示すインシデントが発生した時刻または場所を示す表示位置情報をさらに記憶し、
前記作業後情報入力部は、前記インシデント情報に加え、当該インシデント情報の表示位置情報の入力を受け付け、
前記登録部は、前記作業識別情報、インシデント情報及び体調情報に加えて前記作業後情報入力部が入力を受け付けた表示位置情報を前記インシデント情報記憶部に登録し、
前記インシデント情報読出部は、前記インシデント情報に加え、前記手順図及び前記表示位置情報を読み出し、
前記表示部は、前記インシデント情報読出部が読み出したインシデント情報を、前記表示位置情報に対応する前記手順図の位置に表示する
ことを特徴とする請求項2から請求項5の何れか1項に記載のインシデント情報表示装置。 - インシデント情報表示装置を用いたインシデント情報表示方法であって、
作業前情報入力部は、作業者から作業を識別する作業識別情報の入力を受け付け、
計測部は、前記作業前情報入力部への入力時間を計測し、
体調推定部は、前記計測部が計測した入力時間に基づいて作業者の体調を推定して当該体調を示す体調情報を生成し、
インシデント情報読出部は、前記作業識別情報と当該作業において発生したインシデントを示すインシデント情報と当該インシデント情報を表示すべき作業者の体調を示す体調情報とを関連付けて記憶するインシデント情報記憶部から、前記作業前情報入力部が入力を受け付けた作業識別情報に関連付けられたインシデント情報のうち前記体調推定部が生成した体調情報に関連付けられたインシデント情報を読み出し、
表示部は、前記インシデント情報読出部が読み出したインシデント情報を表示する
ことを特徴とするインシデント情報表示方法。 - インシデント情報表示装置を、
作業者から作業を識別する作業識別情報の入力を受け付ける作業前情報入力部、
前記作業前情報入力部への入力時間を計測する計測部、
前記計測部が計測した入力時間に基づいて作業者の体調を推定し、当該体調を示す体調情報を生成する体調推定部、
前記作業識別情報と当該作業において発生したインシデントを示すインシデント情報と当該インシデント情報を表示すべき作業者の体調を示す体調情報とを関連付けて記憶するインシデント情報記憶部から、前記作業前情報入力部が入力を受け付けた作業識別情報に関連付けられたインシデント情報のうち前記体調推定部が生成した体調情報に関連付けられたインシデント情報を読み出すインシデント情報読出部、
前記インシデント情報読出部が読み出したインシデント情報を表示する表示部
として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010060988A JP2011197759A (ja) | 2010-03-17 | 2010-03-17 | インシデント情報表示装置、インシデント情報表示方法、及びプログラム |
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JP2010060988A JP2011197759A (ja) | 2010-03-17 | 2010-03-17 | インシデント情報表示装置、インシデント情報表示方法、及びプログラム |
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ID=44875930
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JP2010060988A Pending JP2011197759A (ja) | 2010-03-17 | 2010-03-17 | インシデント情報表示装置、インシデント情報表示方法、及びプログラム |
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Cited By (1)
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CN104504625A (zh) * | 2014-08-13 | 2015-04-08 | 中国矿业大学(北京) | 一种事故案例展示方法及装置 |
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2010
- 2010-03-17 JP JP2010060988A patent/JP2011197759A/ja active Pending
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