JP2016089593A - 道路維持管理システム、制御方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

道路維持管理システム、制御方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】より簡易に道路の補修の優先度を判定することができる道路維持管理システム、制御方法及びコンピュータプログラムを提供することである。【解決手段】実施形態の道路維持管理システムは、記憶部と、入力情報取得部と、修繕優先度判定部とを持つ。記憶部は、道路の属性を示す属性情報と、公共機関によって取得される前記道路の状態を示す状態情報と、前記公共機関とは異なる主体によって取得される前記道路に関する情報を示す入力情報と、を記憶する。入力情報取得部は、前記公共機関とは異なる前記主体から前記入力情報を取得し、前記記憶部に記憶させる。修繕優先度判定部は、前記入力情報と、前記属性情報と、前記状態情報とに基づいて前記道路の修繕の優先度を判定する。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、道路維持管理システム、制御方法及びコンピュータプログラムに関する。
従来、高速道路や直轄国道などを始めとする主要幹線道路では、路面性状測定車などによる道路舗装の点検が行われている。道路管理者は、点検の結果に基づいて、補修の対象となる道路の決定、補修計画の立案、補修の実行を定期的に行い、計画的に道路の維持管理を行っている。このような道路の維持管理を支援するため、道路の点検によって取得される点検データに基づいて、補修の対象となる道路の選定や、補修の優先度を判定する技術が提案されている。
しかしながら、従来技術の多くは、道路の点検により、道路の状態に関する十分な情報が取得されることが前提となっている場合が多い。そのため、従来技術は、予算不足や人員不足等の要因により、十分な点検を行うことができない自治体における道路の維持管理に必ずしも適合しない場合があった。
特開2008−297764号公報 特開2005−182646号公報
本発明が解決しようとする課題は、より簡易に道路の補修の優先度を判定することができる道路維持管理システム、制御方法及びコンピュータプログラムを提供することである。
実施形態の道路維持管理システムは、記憶部と、入力情報取得部と、修繕優先度判定部とを持つ。記憶部は、道路の属性を示す属性情報と、公共機関によって取得される前記道路の状態を示す状態情報と、前記公共機関とは異なる主体によって取得される前記道路に関する情報を示す入力情報と、を記憶する。入力情報取得部は、前記公共機関とは異なる前記主体から前記入力情報を取得し、前記記憶部に記憶させる。修繕優先度判定部は、前記入力情報と、前記属性情報と、前記状態情報とに基づいて前記道路の修繕の優先度を判定する。
第1の実施形態の道路維持管理システム100の概要を示す概略図。 道路維持管理システム100の機能構成を示す機能ブロック図。 入力情報テーブル1041の具体例を示す図。 道路情報テーブル1051の具体例を示す図。 投稿者の端末装置に表示される入力画面の具体例を示す図。 入力情報の採点基準の具体例を示す図。 優先度表示画面の具体例を示す図。 道路維持管理システム100が行う優先度算出処理の流れを示すフローチャート。 第2の実施形態の道路維持管理システム100aの機能構成を示す機能ブロック図。 優先度表示画面の第2の態様の具体例を示す図。 第3の実施形態の道路維持管理システム100bの機能構成を示す機能ブロック図。 工事情報テーブル1131の具体例を示す図。
以下、実施形態の道路維持管理システム、制御方法及びコンピュータプログラムを、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の道路維持管理システム100の概要を示す概略図である。
道路維持管理システム100は、道路の修繕の優先度(以下、「修繕優先度」という。)を算出することによって、道路管理者の維持管理業務を支援するシステムである。なお、ここでいう道路とは、国や地方公共団体等の公共機関によって管理される公道のことである。道路維持管理システム100は、属性情報、点検情報及び入力情報に基づいて修繕優先度を算出する。属性情報は、幅員や延長、位置、舗設時期、道路の利用用途、道路の利用頻度などの道路の属性を示す情報である。このような属性情報は既知の情報であり、例えば属性情報を保持する既存の外部システム等から取得することができる。
点検情報(状態情報)は、道路の舗装の状態を示す情報である。点検情報は、道路の点検において取得される各種の点検データから生成される。例えば、点検データが、道路が撮像された画像データとして取得される場合、画像データに画像処理を施すことによって、舗装のひび割れ率、わだち掘れの状態、平坦性などの点検情報が取得される。この点検データは、道路の定期点検や、道路管理者の日常の点検によって取得される。道路の定期点検や、道路管理者の日常の点検は、国や地方公共団体等の公共機関が主体となって行われるものである。
定期点検は、路面性状測定車等の専用車両を用いて定期的かつ計画的に行われる大規模な点検である。一般に、高速道路や直轄国道などの主要な幹線道路では、2〜3年に一度の頻度で定期点検が行われている。このような定期点検では、ある程度広い範囲の道路について点検データが取得される。一方、道路管理者の日常の点検は、問題のある箇所や重要な箇所などを対象とする局所的な点検が主となる。そのため、道路管理者の日常の点検では、ある程度限定された範囲の道路について点検データが取得される。以下、定期点検によって取得される点検データを定期点検データと呼び、日常の点検によって取得される点検データを個別点検データと呼ぶ。
入力情報は、日常的に発信される道路に関する様々な情報である。例えば、入力情報は、LINE(登録商標)、Facebook(登録商標)、Twitter(登録商標)などのSNS(Social Networking Service)を介して発信される情報であってもよいし、専用のWEBサイトに投稿される情報であってもよい。また、入力情報は、窓口に寄せられる苦情や要望等の電話が録音された音声データであってもよいし、窓口のメールアドレスに送信されるメールデータであってもよい。このように、入力情報は、道路に関する情報であれば、取得手段や伝達手段、用途によらないどのような情報であってもよい。道路維持管理システム100は、このように様々な態様で発信される入力情報を収集し、データの抽出やフォーマット変換等の処理を行って、収集された入力情報を自システムで扱うことのできる形式に変換し蓄積する。様々な形式のデータから、必要なデータの抽出やフォーマット変換等を行う技術は数多く提案されており、道路維持管理システム100は、そのような既存技術を用いて入力情報を収集するように構成されてもよい。
従来、属性情報及び定期点検情報に基づいて道路の修繕優先度を判定することが行われているが、定期点検のような大規模な点検を定期的かつ計画的に実施するためには、多くのコストを要する。そのため、定期点検を実施できない場合、修繕優先度の判定に必要とされる十分な定期点検情報を取得できず、修繕優先度を判定することができない場合があった。このような問題に対して、実施形態の道路維持管理システム100は、個別点検情報及び入力情報を用いて不足する定期点検情報を補うことで、十分な定期点検情報が取得できない場合であっても、修繕優先度を判定することができる。
以下、実施形態の道路維持管理システム100の構成について詳細を説明するが、実施形態の説明を簡単にするために、以下の説明では、道路維持管理システム100は、道路に関する投稿を受け付ける専用のWEBサイトとしての機能を備え、投稿者によって投稿された情報を入力情報として取得すると仮定する。
図2は、道路維持管理システム100の機能構成を示す機能ブロック図である。
道路維持管理システム100は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、道路維持管理プログラムを実行する。道路維持管理システム100は、道路維持管理プログラムの実行によって通信部101、入力部102、表示部103、入力情報記憶部104、道路情報記憶部105、入力情報取得部106、重要度算出部107、管理者登録部108、点検データ取得部109、優先度算出部110及び表示制御部111を備える装置として機能する。なお、道路維持管理システム100の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。道路維持管理プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。道路維持管理プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
通信部101は、LAN(Local Area Network)等の通信インターフェースを用いて構成される。通信部101は、投稿者が自システムに入力情報を送信する装置(以下、「端末装置」という。)と通信する。
入力部102は、マウスやキーボード、タッチパネル等の入力装置を用いて構成される。又は、入力部102は、これらの入力装置を自装置に接続するインターフェースとして構成されてもよい。入力部102は、道路管理者による操作の入力を受け付ける。道路管理者は、入力部102を操作することにより、入力情報に対する評価の入力や、点検データの入力、修繕優先度の算出の指示等を行う。
表示部103は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイ、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等の表示装置を用いて構成される。又は、表示部103は、これらの表示装置を自装置に接続するインターフェースとして構成されてもよい。表示部103は、表示制御部111の指示に応じて、優先度算出部110の算出結果を示す優先度表示画面を表示する。
入力情報記憶部104及び道路情報記憶部105は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。入力情報記憶部104は、入力情報を保持す入力情報テーブル1041を記憶する。道路情報記憶部105は、属性情報及び点検情報を保持する道路情報テーブル1051を記憶する。
図3は、入力情報テーブル1041の具体例を示す図である。
入力情報テーブル1041は、投稿IDごとに入力情報レコードを有する。入力情報レコードは、投稿ID、道路ID、投稿者ID、投稿者属性情報、位置情報(入力位置情報)、入力日時情報、タイトル情報、本文情報、画像情報、コメント情報、カテゴリ情報、一般評価情報、管理者評価情報(第2の重要度情報)及び重要度情報の各値を有する。
投稿IDは、入力情報レコードの識別情報である。投稿IDは、投稿者によって入力情報が投稿されるごとに割り当てられる。道路IDは、投稿IDが示す入力情報によって投稿される内容が示す道路の識別情報である。道路IDは後述する道路情報テーブル1051の道路IDに対応する。投稿者IDは、投稿IDが示す入力情報を投稿した投稿者の識別情報である。投稿者属性情報は、投稿者IDが示す投稿者の属性を示す情報である。例えば、投稿者属性情報は、年齢や性別、役職などの情報である。位置情報は、投稿IDが示す入力情報が取得された位置を示す情報である。例えば、位置情報は、緯度及び経度で表される情報である。
入力日時情報は、投稿IDが示す入力情報が投稿された日時を示す情報である。タイトル情報は、投稿IDが示す入力情報のタイトルを表す。本文情報は、投稿IDが示す入力情報の本文を示す。画像情報は、投稿IDが示す入力情報によって投稿された画像データである。コメント情報は、投稿IDが示す入力情報に対して付加されたコメントを表す情報である。管理者評価情報は、投稿IDが示す入力情報に対して、道路管理者が行った評価を示す情報である。カテゴリ情報は、入力情報が示す内容が属するカテゴリを示す情報である。一般評価情報は、投稿IDが示す入力情報に対して、道路管理者以外のユーザが行った評価を示す情報である。重要度情報は、投稿IDが示す入力情報の重要度を示す情報である。入力情報の重要度とは、修繕優先度の判定に入力情報をどの程度加味するかを示す値である。
入力情報レコードは、入力情報に基づいて入力情報取得部106によって生成され、入力情報テーブル1041に登録される。なお、入力情報レコードが有する項目のうち、重要度情報の値は、入力情報取得部106によって登録された入力情報レコードの重要度情報以外の各値に基づいて重要度算出部107により生成され、登録される。
図4は、道路情報テーブル1051の具体例を示す図である。
道路情報テーブル1051は、道路IDごとに道路情報レコードを有する。道路情報レコードは、道路ID、道路名、点検情報、道路属性情報及び優先度情報の各値を有する。道路IDは、道路の識別情報である。道路名は、道路IDが示す道路の名称である。点検情報は、道路IDが示す道路の点検データから生成された点検情報である。道路属性情報は、道路幅員や延長、位置(道路位置情報)、舗設時期、道路の利用用途、道路の利用頻度、交通量などの道路の属性を示す情報である。優先度情報は、道路IDが示す道路の修繕優先度を示す情報である。道路情報レコードは、属性情報に基づいて予め道路管理者によって道路情報テーブル1051に登録される。なお、道路情報レコードが有する項目のうち、点検情報の値は、定期点検又は個別点検が実施されたタイミングで点検データ取得部109によって登録又は更新される。また、道路情報レコードが有する項目のうち、優先度情報の値は、優先度算出部110によって登録される。
図2の説明に戻る。
入力情報取得部106は、通信部101を介して投稿者の端末装置から入力情報を取得する。例えば、入力情報取得部106は、図5に示すような入力画面を投稿者の端末装置に表示させる。投稿者が入力画面の案内に従って情報を入力することによって、入力情報取得部106は、所定のフォーマットで入力情報を取得することができる。入力情報取得部106は、取得した入力情報に基づいて入力情報レコードを生成し、入力情報テーブル1041に登録する。
図5は、投稿者の端末装置に表示される入力画面の具体例を示す図である。
入力画面200は、投稿者の端末装置に表示される入力画面の一例である。例えば、入力画面200は、タイトル入力領域201、カテゴリ入力領域202、本文入力領域203、画像入力領域204、位置入力領域205及び送信ボタン206を備える。タイトル入力領域201は、入力画面200に入力される内容のタイトルが入力される領域である。カテゴリ入力領域202は、入力画面200に入力される内容のカテゴリが入力される領域である。図5の例では、カテゴリ入力領域202は、複数のカテゴリから任意のカテゴリを選択させるためのチェックボックスが表示される態様で構成される。
本文入力領域203は、入力画面200で投稿される道路に関する情報の本文が入力される領域である。画像入力領域204は、本文入力領域203に入力された内容を補足する情報として画像が入力される領域である。位置入力領域205は、本文入力領域203に入力された内容が認知された位置に関する情報が入力される領域である。位置入力領域205は、住所を示す文字列が入力される領域として構成されてもよいし、地図を表示する既存のアプリケーションを用いて構成されてもよい。
送信ボタン206は、入力画面200に入力された情報の送信を実行する操作の入力を受け付ける入力ボタンである。送信ボタン206が押下されると、入力画面200に入力された情報は入力情報として道路維持管理システム100に送信される。このとき、位置入力領域205に入力された情報は、緯度及び経度などで表される位置情報に変換されて送信されるものとする。
図2の説明に戻る。
重要度算出部107は、入力情報取得部106によって取得された入力情報ごとに重要度(第1の重要度情報)を算出する。例えば、重要度算出部107は、予め定められた1つ以上の採点基準に基づいて各入力情報を採点する。そして、重要度算出部107は、全ての採点基準における得点の合計を、その入力情報の重要度として算出する。
図6は、入力情報の採点基準の具体例を示す図である。
図6の例では、採点基準の例として、「付近の件数」、「評価」、「投稿者の種別」、「キーワード」及び「投稿の時期」が示されている。「付近の件数」は、ある入力情報が投稿された位置付近において別の投稿が多く発生しているか否かを判断するための基準である。「付近の件数」は、入力情報に含まれる位置情報から判断することができる。「付近の件数」が多い場合、その地域は多くの問題が発生していると判断されるため、高得点が付与される。
「評価」は、ある入力情報がどの程度の評価を得ているかを判断するための基準である。「評価」は、入力情報に含まれる評価情報から判断することができる。「評価」が高い場合、同様の意見を持つ人が多いと判断されるため、高得点が付与される。
「投稿者の種別」は、入力情報の投稿者がどの程度の影響力を持つ人物であるかを判断するための基準である。「投稿者の種別」は、入力情報レコードの投稿者属性情報から判断することができる。「投稿者の種別」が、例えば、議員や地主、役所関係者などである場合、その意見は多くの地域住民の意見を反映していると判断されるため、高得点が付与される。
「キーワード」は、入力情報がどの程度の危険性を訴えているかを判断するための基準である。「キーワード」は、入力情報レコードの本文情報から判断することができる。例えば、本文情報に「怪我」や「事故」などの具体的な被害を表す言葉が含まれている場合、その入力情報には高得点が付与される。また、本文情報に「穴」や「段差」などの道路の状況のみが含まれている場合、具体的な被害は発生していないと判断されるため、その入力情報には低得点が付与される。
「投稿の時期」は、入力情報がどの程度の鮮度を持つかを判断するための基準である。「投稿の時期」は、入力情報レコードの入力日付から判断することができる。入力日付が新しい場合、その入力情報は鮮度が高く、実状を正しく表している可能性が高いと判断されるため、その入力情報には高得点が付与される。
重要度算出部107は、上記のような採点基準により、各入力情報を採点して各入力情報の重要度を算出する。重要度算出部107は、算出した重要度の値を対応する入力情報レコードの重要度情報に登録する。
なお、上述した採点基準や得点付与の考え方は本実施形態における一例である。重要度を算出するための採点基準や得点付与の考え方は、投稿者の意見をより適切に判断することが可能であれば、上記と異なる基準や考え方で策定されてもよい。
図2の説明に戻る。
管理者登録部108は、入力情報に対する道路管理者の評価を入力情報テーブル1041に登録する。具体的には、道路管理者は、入力部102を操作して、入力情報に対する管理者評価を入力する。管理者登録部108は、入力部102から道路管理者によって入力された情報を取得する。ここで取得される情報には、入力情報の識別情報と、道路管理者の評価の値とが含まれる。管理者登録部108は、入力情報の識別情報が示す入力情報レコードの管理者評価情報に、取得された評価の値を登録する。
点検データ取得部109は、道路管理者の操作により入力される点検情報を入力部102から取得する。入力される点検データには、道路IDが含まれる。点検データ取得部109は、取得された点検データに基づいて、道路面の状態を示す点検情報を生成する。点検データ取得部109は、道路IDが示す道路情報レコードの点検情報に、生成した点検情報を登録する。
優先度算出部110は、入力情報及び道路情報に基づいて、各道路の修繕優先度を算出する。優先度算出部110は、算出した修繕優先度を道路情報テーブル1051に登録する。優先度算出部110は、入力部102から出力される道路管理者の指示に応じて、修繕優先度を算出する。
表示制御部111は、修繕優先度を示す優先度表示画面を表示させる画面データを生成する。表示制御部111は、生成した画面データを表示部103に出力する。
図7は、優先度表示画面の具体例を示す図である。
優先度表示画面300は、修繕優先度を示す優先度表示画面の一例である。優先度表示画面300は、道路ごとの修繕優先度を一覧表示する画面である。図7の例の場合、優先度表示画面300は、道路の識別情報及び修繕優先度情報のほか、道路種別、舗設年度、点検情報、安全性、利用頻度、用途地域、交通量、重要度が表示される画面として構成されている。優先度表示画面300は、道路の識別情報及び修繕優先度情報が含まれれば、図7の例に表示される以外の情報を表示するように構成されてもよい。このように、各道路の修繕優先度と、修繕優先度の算出に用いられた情報が一覧表示されることによって、道路管理者は、算出された修繕優先度の妥当性を容易に確認することが可能となる。
図8は、道路維持管理システム100が行う優先度算出処理の流れを示すフローチャートである。
まず、入力情報取得部106は、入力情報が受信されたか否かを判定する(ステップS101)。入力情報が受信された場合(ステップS101−YES)、入力情報取得部106は、受信された入力情報を入力情報テーブル1041に登録する(ステップS102)。入力情報取得部106は、入力情報を登録すると、登録した入力情報の重要度の算出を、重要度算出部107に指示する。
重要度算出部107は、入力情報テーブル1041を参照し、入力情報レコードが持つ各項目の値に基づいて、入力情報ごとに重要度を算出する(ステップS103)。重要度算出部107は、算出した各入力情報の重要度を、対応する入力情報レコードの重要度情報に登録する。
一方、ステップS101において、入力情報が受信されていない場合(ステップS101−NO)、道路維持管理システム100は、ステップS102及びステップS103を実行せずステップS104に進む。
次に、点検データ取得部109は、点検データが入力されたか否かを判定する(ステップS104)。点検データが入力された場合(ステップS104−YES)、点検データ取得部109は、入力された点検データに基づいて点検情報を生成する(ステップS105)。点検データ取得部109は、生成された点検情報を、道路情報記憶部1051に登録する(ステップS106)。
一方、ステップS104において、点検データが入力されていない場合(ステップS104−NO)、道路維持管理システム100は、ステップS105及びステップS106を実行せずステップS107に進む。
次に、優先度算出部110は、優先度算出の指示が入力されたか否かを判定する(ステップS107)。優先度算出の指示が入力されていない場合(ステップS107−NO)、ステップS101に戻り、道路維持管理システム100は、入力情報及び点検データの収集を繰り返す。一方、優先度算出の指示が入力された場合(ステップS107−YES)、優先度算出部110は、点検情報、入力情報及び属性情報に基づいて、各道路について修繕優先度の算出を行う(ステップS108)。
例えば、優先度算出部110は、図7の例に示されるように、点検情報、安全性、利用頻度、用途地域、交通量及び重要度の値に基づいて修繕優先度を算出する。安全性は、対応する道路に求められる安全性の高さを示す値である。利用頻度は、対応する道路付近に存在する施設等から判断された利用頻度の高さを示す値である。用途地域は、対応する道路付近の地域の用途に応じて設定された重要度の高さを示す値である。交通量は、対応する道路の交通量に応じて設定された重要度の高さを示す値である。安全性、利用頻度、用途地域及び交通量の各値は、道路情報レコードの道路属性情報として予め登録されている。優先度算出部110は、入力情報テーブル1041から各道路の重要度情報を取得する。また、優先度算出部110は、道路情報テーブル1041から各道路の点検情報及び道路属性情報を取得する。優先度算出部110は、取得した点検情報、道路属性情報及び重要度情報に基づいて、例えば次の式により修繕優先度を算出する。
修繕優先度=点検情報×(安全性+利用頻度+用途地域+交通量)+重要度
優先度算出部110は、算出した各道路の修繕優先度を、対応する道路情報レコードの優先度情報に登録する。そして、優先度算出部110は、優先度表示画面の表示を表示制御部111に指示する。
表示制御部111は、優先度表示画面を表示部103に表示させるための画面データを生成する。表示制御部111は、生成した画面データを表示部103に出力する。表示部103は、画面データを表示制御部111から取得し、優先度表示画面を表示する(ステップS109)。
このように構成された第1の実施形態の道路維持管理システム100は、投稿者から送信される入力情報と、道路の点検によって取得される点検情報とに基づいて、管理対象の道路について修繕優先度を判定する。このように、道路維持管理システム100は、修繕優先度の判定に投稿者から送信される入力情報を用いることによって、定期点検による点検情報の取得が困難な場合であっても、道路の修繕優先度を判定することが可能となる。
また、実施形態の道路維持管理システム100は、入力情報ごとに入力情報の重要度を算出する。この重要度の算出によって、道路維持管理システム100は、入力情報に重み付けを行うことができ、より適切な修繕優先度を判定することが可能となる。
次に、第1の実施形態の道路維持管理システム100の変形例について説明する。
優先度表示画面には、各道路の修繕工事を行う場合に要する費用が表示されてもよい。例えば、この場合、道路維持管理システム100は、単位面積当たりに要する修繕工事の費用の情報を予め記憶する。表示制御部111は、道路情報テーブル1051を参照し、各道路の道路属性情報を取得する。表示制御部111は、取得した道路属性情報に含まれる各道路の幅員及び延長の情報と、単位面積当たりの費用の情報とに基づいて、各道路の修繕に要する費用を算出する。表示制御部111は、算出した各道路の修繕に要する必要を画面データに含め、表示部103に出力する。
修繕優先度は、点検情報、道路属性情報、重要度情報の他、修繕工事の優先度に影響する他のどのような情報に基づいて算出されてもよい。例えば、修繕優先度の算出には、管理者評価情報が用いられてもよい。
重要度算出部107が重要度を算出するための採点基準や得点付与の考え方は、必要に応じて変更することが可能なように構成されてもよい。その場合、例えば、図6に例示された採点基準を示す情報(基準情報)を採点基準テーブルとして記憶する記憶部を備え、重要度算出部107は、採点基準テーブルを参照して重要度を算出する。この場合、管理者登録部108(基準情報取得部)は、入力部102からの道路管理者の入力に応じて、採点基準テーブルを更新するように構成されてもよい。
(第2の実施形態)
図9は、第2の実施形態の道路維持管理システム100aの機能構成を示す機能ブロック図である。
図9では、図2と同様の機能を有する機能部には図2と同じ符号を付すことによって説明を省略する。
道路維持管理システム100aは、優先度算出部110に代えて優先度算出部110aを備える点、表示制御部111に代えて表示制御部111aを備える点、地図情報記憶部112をさらに備える点で、第1の実施形態の道路維持管理システム100と異なる。
地図情報記憶部112は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。地図情報記憶部112に、管理対象の道路を含む地図情報が予め記憶される。
優先度算出部110aは、優先度算出部110と同様の処理を行って修繕優先度を算出する。さらに、優先度算出部110aは、入力部102から入力される道路管理者の操作に応じて、表示部103に表示させる優先度表示画面の態様を、表示制御部111aに指示する。優先度表示画面の態様には、第1の態様と第2の態様とがある。優先度表示画面の第1の態様は、図7の例に示されるような、道路ごとの修繕優先度を一覧表示する画面である。これに対して、優先度表示画面の第2の態様は、後述する図10の例のように修繕優先度を地図にマッピングして表示する画面である。道路管理者の指示には、優先度表示画面を第1の態様又は第2の態様のいずれかで表示させることを示す画面選択情報が含まれる。
表示制御部111aは、優先度算出部110aの指示に応じて、優先度表示画面を第1の態様又は第2の態様のいずれかの態様で表示部103に表示させる画面データを生成する。表示制御部111aは、生成した画面データを表示部103に出力する。
図10は、優先度表示画面の第2の態様の具体例を示す図である。
優先度表示画面400は、優先度表示画面の第2の態様の一例である。優先度表示画面400は、道路ごとの修繕優先度が地図にマッピングされた画面である。例えば、図10の例の場合、道路ごとの修繕優先度は、地図上の道路に重畳された線の種別で表される。図10の例では、修繕優先度は高、中、低、微の4段階に分類されて表示されている。符号401で示される線は、修繕優先度が高であることを表している。符号402で示される線は、修繕優先度が中であることを表している。符号403で示される線は、修繕優先度が低であることを表している。符号404で示される線は、修繕優先度が微であること表している。また、地図にマッピングされた入力情報は、各入力情報が投稿された場所を示している。
表示制御部111aは、優先度算出部110aの指示が示す優先度表示画面の態様が第2の態様を示す場合、地図情報、入力情報及び道路情報に基づいて、図10の例に示されるような第2の態様の優先度表示画面を表示するための画面データを生成する。
このように構成された第2の実施形態の道路維持管理システム100aは、各道路の修繕優先度を地図の態様で表示することが可能である。このように、各道路の修繕優先度が、地図の態様で表示されることによって、道路管理者は、各道路の修繕優先度を地域ごとに把握することが容易となる。道路管理者は、第1の態様の優先度表示画面と、第2の態様の優先度表示画面とを状況に応じて使い分けることによって、大局的な視点と局所的な視点の両方の視点で修繕優先度を捉えることが可能となり、より適切に修繕計画を立てることが可能となる。
次に、第2の実施形態の道路維持管理システム100aの変形例について説明する。
第2の態様の優先度表示画面は、入力情報及び優先度情報に限らず、他のどのような情報が表示されてもよい。また、優先度情報が表示される態様は、図10の例のように線で表される態様に限定されない。例えば、点検データが、道路の一部分でのみ取得される場合には、優先度情報は、地図上に点として表示されてもよい。この場合についても、図10と同様に、各点は、優先度情報が示す優先度の度合いが視覚により識別可能な態様で表示される。
(第3の実施形態)
図11は、第3の実施形態の道路維持管理システム100bの機能構成を示す機能ブロック図である。
図11では、図9と同様の機能を有する機能部には図9と同じ符号を付すことによって説明を省略する。
道路維持管理システム100bは、工事情報記憶部113をさらに備える点、工事情報取得部114をさらに備える点、効果判定部115をさらに備える点で第2の実施形態の道路維持管理システム100aと異なる。
工事情報記憶部113は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。地図情報記憶部112は、工事情報を保持する工事情報テーブル1131を記憶する。工事情報とは、修繕工事が行われた道路に関する情報である。
図12は、工事情報テーブル1131の具体例を示す図である。
工事情報テーブル1131は、道路IDごとに工事情報レコードを有する。工事情報レコードは、道路ID、工事実施日、工事内容及び効果情報の各値を有する。道路IDは、修繕工事が行われた道路の識別情報である。道路IDは、道路情報テーブル1051の道路IDに対応する。工事実施時期は、道路IDが示す道路の修繕工事が行われた時期を表す。工事内容は、実施された修繕工事の内容を示す情報である。効果情報は、実施された修繕工事の効果を示す情報である。工事情報レコードは、工事情報に基づいて工事情報取得部114によって生成され、工事情報テーブル1131に登録される。
図11の説明に戻る。
工事情報取得部114は、道路管理者の操作により入力される工事情報を入力部102から取得する。入力される工事情報には、道路の識別情報が含まれる。工事情報取得部114は、取得された工事情報に基づいて工事情報レコードを生成する。工事情報取得部114は、生成した工事情報レコードを工事情報テーブル1131に登録する。なお、工事情報レコードが有する項目のうち、効果情報の値は、効果判定部115によって登録される。
効果判定部115は、入力情報及び工事情報に基づいて実施された修繕工事の効果を判定する。具体的には、効果判定部115は、修繕工事の実施時期の前後に投稿された入力情報の内容を比較することによって実施された修繕工事の効果を判定する。例えば、効果判定部115は、予め定められた1つ以上の採点基準に基づいて、修繕工事の実施時期に投稿された入力情報を採点する。そして、効果判定部115は、全ての採点基準における得点の合計を、修繕工事の前と後とで算出する。効果判定部115は、得点の合計値に基づいて、実施された修繕工事の効果を判定する。
効果判定部115による入力情報の採点方法には、図7に示した重要度の算出における採点方法と同様の方法を用いることができる。例えば、図7の例に示される採点基準のうち、「付近の件数」を効果判定の採点基準に用いる場合、工事の実施後に件数が少なくなっていれば、その地域の状況が改善されたと判断することができ、その入力情報には高得点を付与すればよい。
このように構成された第3の実施形態の道路維持管理システム100bは、工事情報を取得して、修繕工事の前後に登録された入力情報を比較することによって、修繕工事の効果を判定することができる。この効果の判定によって、道路管理者は、実施した修繕工事の効果を踏まえ、将来の工事計画をより適切に行うことが可能となる。
なお、第3の実施形態の道路維持管理システム100bは、効果判定部115によって判定された修繕工事の効果を、表示部103に表示させるように構成されてもよい。その場合、効果判定部115は、判定された修繕工事の効果を示す効果情報を表示制御部111aに出力する。表示制御部111aは、効果情報を示す効果表示画面を表示させるための画面データを生成する。表示制御部111aは、生成した画面データを表示部103に出力することによって、効果表示画面を表示部103に表示させる。なお、効果表示画面に表示される情報は、効果情報以外の情報が表示されてもよい。例えば、工事前後に入力情報として取得された画像が表示されてもよいし、工事前後に点検データとして取得された画像が表示されてもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、実施形態の道路維持管理システムは、道路の属性を示す属性情報と、道路の点検によって取得される点検情報と、道路の点検を行う主体とは異なる主体によって取得される入力情報と、に基づいて道路の修繕の優先度を判定する修繕優先度判定部を持つことにより、より簡易に道路の補修の優先度を判定することができる。
なお、図2、図9及び図11に記載された全ての機能部は、1台の装置に実装されてもよいし、複数の装置に分散して実装されてもよい。いずれの場合であっても、このように構成された装置を備えるシステムは、上記の道路維持管理システム100、100a及び100bとして機能することができる。
また、上記の道路維持管理システム100、100a及び100bが有する機能は、クラウドシステムとして実装されてもよい。この場合、道路維持管理システム100、100a及び100bは、道路管理者が使用する管理者端末装置からの要求に対して、修繕優先度を算出し、算出結果を優先度表示画面の画面データに含めて管理者端末装置に提供するシステムとして構成されてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100、100a、100b…道路維持管理システム,101…通信部,102…入力部,103…表示部,104…入力情報記憶部,105…道路情報記憶部,106…入力情報取得部,107…重要度算出部,108…管理者登録部,109…点検情報取得部,110、110a…優先度算出部,111、111a…表示制御部,112…地図情報記憶部,113…工事情報記憶部,114…工事情報取得部,115…効果判定部,1041…入力情報テーブル,1051…道路情報テーブル,1131…工事情報テーブル,200…入力画面,201…タイトル入力領域,202…カテゴリ入力領域,203…本文入力領域,204…画像入力領域,205…位置入力領域,206…送信ボタン,300、400…優先度表示画面

Claims (27)

  1. 道路の属性を示す属性情報と、公共機関によって取得される前記道路の状態を示す状態情報と、前記公共機関とは異なる主体によって取得される前記道路に関する情報を示す入力情報と、を記憶する記憶部と、
    前記公共機関とは異なる前記主体から前記入力情報を取得し、前記記憶部に記憶させる入力情報取得部と、
    前記入力情報と、前記属性情報と、前記状態情報とに基づいて前記道路の修繕の優先度を判定する修繕優先度判定部と、
    を備える道路維持管理システム。
  2. 前記入力情報は、前記道路に関する情報が取得された位置を示す入力位置情報を含み、前記属性情報は、前記道路の位置を示す道路位置情報を含み、
    前記修繕優先度判定部は、前記属性情報及び前記状態情報と、前記入力情報とを、前記入力位置情報及び前記道路位置情報に基づいて対応づける、
    請求項1に記載の道路維持管理システム。
  3. 前記優先度の判定における前記入力情報の重要度を示す第1の重要度情報を、前記入力情報に基づいて前記入力情報ごとに算出する重要度算出部をさらに備え、
    前記修繕優先度判定部は、前記第1の重要度情報と、前記属性情報と、前記状態情報とに基づいて前記優先度を判定する、
    請求項1に記載の道路維持管理システム。
  4. 前記重要度算出部が第1の重要度情報を算出するための基準となる基準情報を前記公共機関から取得し、前記記憶部に記憶させる基準情報取得部をさらに備え、
    前記重要度算出部は、前記入力情報と、前記基準情報とに基づいて、前記第1の重要度情報を算出する、
    請求項3に記載の道路維持管理システム。
  5. 前記修繕優先度判定部は、前記道路の管理者によって決定される前記重要度を示す第2の重要度情報と、前記第1の重要度情報と、前記属性情報と、前記状態情報とに基づいて前記優先度を判定する、
    請求項3に記載の道路維持管理システム。
  6. 前記優先度に関する情報を表示する表示部に、前記属性情報、前記状態情報、前記入力情報、前記第1の重要度情報及び前記第2の重要度情報のうち少なくとも前記優先度の判定に用いられた情報と、前記優先度との対応を、前記道路ごとの一覧として表示させる表示制御部をさらに備える、
    請求項5に記載の道路維持管理システム。
  7. 前記表示制御部は、前記道路を含む地図を前記表示部に表示させ、前記道路の優先度を前記地図上に視覚により識別可能な態様で表示させる、
    請求項5に記載の道路維持管理システム。
  8. 前記表示制御部は、前記地図上の前記入力位置情報が示す位置に、前記位置において前記入力情報が取得されたことを示す情報を表示させる、
    請求項6に記載の道路維持管理システム。
  9. 修繕工事が行われた前記道路について、前記修繕工事の前後に取得された入力情報に基づいて、前記修繕工事の効果を判定する効果判定部をさらに備える、
    請求項1に記載の道路維持管理システム。
  10. 道路の属性を示す属性情報と、公共機関によって取得される前記道路の状態を示す状態情報と、前記公共機関とは異なる主体によって取得される前記道路に関する情報を示す入力情報と、を記憶する記憶部を備える道路維持管理システムが行う制御方法であって、
    前記公共機関とは異なる前記主体から前記入力情報を取得し、前記記憶部に記憶させる入力情報取得ステップと、
    前記入力情報と、前記属性情報と、前記状態情報とに基づいて前記道路の修繕の優先度を判定する修繕優先度判定ステップと、
    を有する制御方法。
  11. 前記入力情報は、前記道路に関する情報が取得された位置を示す入力位置情報を含み、前記属性情報は、前記道路の位置を示す道路位置情報を含み、
    前記修繕優先度判定ステップにおいて、前記属性情報及び前記状態情報と、前記入力情報とを、前記入力位置情報及び前記道路位置情報に基づいて対応づける、
    請求項10に記載の制御方法。
  12. 前記優先度の判定における前記入力情報の重要度を示す第1の重要度情報を、前記入力情報に基づいて前記入力情報ごとに算出する重要度算出ステップをさらに有し、
    前記修繕優先度判定ステップにおいて、前記第1の重要度情報と、前記属性情報と、前記状態情報とに基づいて前記優先度を判定する、
    請求項10に記載の制御方法。
  13. 前記重要度算出ステップにおいて第1の重要度情報を算出するための基準となる基準情報を前記公共機関から取得し、前記記憶部に記憶させる基準情報取得ステップをさらに有し、
    前記重要度算出ステップにおいて、前記入力情報と、前記基準情報とに基づいて、前記第1の重要度情報を算出する、
    請求項12に記載の制御方法。
  14. 前記修繕優先度判定ステップにおいて、前記道路の管理者によって決定される前記重要度を示す第2の重要度情報と、前記第1の重要度情報と、前記属性情報と、前記状態情報とに基づいて前記優先度を判定する、
    請求項12に記載の制御方法。
  15. 前記優先度に関する情報を表示する表示部に、前記属性情報、前記状態情報、前記入力情報、前記第1の重要度情報及び前記第2の重要度情報のうち少なくとも前記優先度の判定に用いられた情報と、前記優先度との対応を、前記道路ごとの一覧として表示させる表示制御ステップをさらに有する、
    請求項13に記載の制御方法。
  16. 前記表示制御ステップにおいて、前記道路を含む地図を前記表示部に表示させ、前記道路の優先度を前記地図上に視覚により識別可能な態様で表示させる、
    請求項13に記載の制御方法。
  17. 前記表示制御ステップにおいて、前記地図上の前記入力位置情報が示す位置に、前記位置において前記入力情報が取得されたことを示す情報を表示させる、
    請求項14に記載の制御方法。
  18. 修繕工事が行われた前記道路について、前記修繕工事の前後に取得された入力情報に基づいて、前記修繕工事の効果を判定する効果判定ステップをさらに有する、
    請求項10に記載の制御方法。
  19. 道路の属性を示す属性情報と、公共機関によって取得される前記道路の状態を示す状態情報と、前記公共機関とは異なる主体によって取得される前記道路に関する情報を示す入力情報と、を記憶する記憶部と、
    前記公共機関とは異なる前記主体から前記入力情報を取得し、前記記憶部に記憶させる入力情報取得部と、
    前記入力情報と、前記属性情報と、前記状態情報とに基づいて前記道路の修繕の優先度を判定する修繕優先度判定部と、
    を備える道路維持管理システムとして、
    コンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。
  20. 前記入力情報は、前記道路に関する情報が取得された位置を示す入力位置情報を含み、前記属性情報は、前記道路の位置を示す道路位置情報を含み、
    前記修繕優先度判定部は、前記属性情報及び前記状態情報と、前記入力情報とを、前記入力位置情報及び前記道路位置情報に基づいて対応づける、
    前記道路維持管理システムとしてコンピュータを機能させるための請求項19に記載のコンピュータプログラム。
  21. 前記優先度の判定における前記入力情報の重要度を示す第1の重要度情報を、前記入力情報に基づいて前記入力情報ごとに算出する重要度算出部をさらに備え、
    前記修繕優先度判定部は、前記第1の重要度情報と、前記属性情報と、前記状態情報とに基づいて前記優先度を判定する、
    前記道路維持管理システムとしてコンピュータを機能させるための請求項19に記載のコンピュータプログラム。
  22. 前記重要度算出部が第1の重要度情報を算出するための基準となる基準情報を前記公共機関から取得し、前記記憶部に記憶させる基準情報取得部をさらに備え、
    前記重要度算出部は、前記入力情報と、前記基準情報とに基づいて、前記第1の重要度情報を算出する、
    前記道路維持管理システムとしてコンピュータを機能させるための請求項21に記載のコンピュータプログラム。
  23. 前記修繕優先度判定部は、前記道路の管理者によって決定される前記重要度を示す第2の重要度情報と、前記第1の重要度情報と、前記属性情報と、前記状態情報とに基づいて前記優先度を判定する、
    前記道路維持管理システムとしてコンピュータを機能させるための請求項21に記載のコンピュータプログラム。
  24. 前記優先度に関する情報を表示する表示部に、前記属性情報、前記状態情報、前記入力情報、前記第1の重要度情報及び前記第2の重要度情報のうち少なくとも前記優先度の判定に用いられた情報と、前記優先度との対応を、前記道路ごとの一覧として表示させる表示制御部をさらに備える道路維持管理システムとして、
    コンピュータを機能させるための請求項23に記載のコンピュータプログラム。
  25. 前記表示制御部は、前記道路を含む地図を前記表示部に表示させ、前記道路の優先度を前記地図上に視覚により識別可能な態様で表示させる、
    前記道路維持管理システムとしてコンピュータを機能させるための請求項24に記載のコンピュータプログラム。
  26. 前記表示制御部は、前記地図上の前記入力位置情報が示す位置に、前記位置において前記入力情報が取得されたことを示す情報を表示させる、
    前記道路維持管理システムとしてコンピュータを機能させるための請求項24に記載のコンピュータプログラム。
  27. 修繕工事が行われた前記道路について、前記修繕工事の前後に取得された入力情報に基づいて、前記修繕工事の効果を判定する効果判定部をさらに備える道路維持管理システムとして、
    コンピュータを機能させるための請求項19に記載のコンピュータプログラム。
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