JP5511077B2 - 時系列データの疎密に応じてタイムスケールを変更するユーザインタフェースプログラム、システム及び方法 - Google Patents

時系列データの疎密に応じてタイムスケールを変更するユーザインタフェースプログラム、システム及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、時系列データを表示するユーザインタフェース画面の技術に関する。例えば医療従事者によって観察される電子カルテ情報を表示する画面に適用される。
従来、プロジェクト管理用の時系列データを、ユーザが理解しやすいように様々な観点から表示する「ユーザインタフェースアプリケーション」がある。特に、医療用の電子カルテ情報については、医療従事者が、患者毎に、次の治療計画を検討するために、過去の治療行為を時間軸に沿って迅速に観察できることが望まれる。このようなユーザインタフェースアプリケーションとして、スケジュール表によって医療行為を観察することができる、例えば「クリニカルパス」と称される技術がある。
電子カルテ情報を表示するユーザインタフェースとして、横軸に、例えば年単位・月単位・日単位のような多段階の時間軸を表示し、縦軸に医療行為(病名・投薬・診断・検査等)を表示する技術がある(例えば特許文献1〜3参照)。この技術によれば、実際に行われた医療行為が、時間軸に沿ったオブジェクトとして表示されている。観察者は、時間軸の一定のタイムスケール(時間尺度)を、任意の段階に変更することができ、過去の医療行為の経緯について俯瞰することができる。この情報の俯瞰性の高さは、医療従事者の思考に対して、行為項目同士の因果関係の推定等を容易にするようサポートする。
特開2008−192002号公報 特開2009−134713号公報 特開2009−282557号公報
しかしながら、患者の時系列の医療行為データを観察する観察対象とその視点によっては、時間軸に沿って一定ではなく、偏りがある。即ち、観察したいタイムスケールに、疎密がある。例えば1983年生まれの患者の場合、1983〜1984年の間に乳幼児特有の病気や検査(イベント)が集中する。成人後にその乳幼児期の病気等が影響している場合、その乳幼児期の短い期間のタイムスケールを長く表示することが所望される。一方で、高齢の患者の場合、若年齢時期の病気等を含めて、比較的長いタイムスケールで表示することも所望される。即ち、医療従事者にとっては、患者に対する医療行為全体を視覚的に俯瞰すると共に、医療行為が多く行われた時期については詳細に観察したいとする要求もある。
また、前述した特許文献1〜3に記載された技術によれば、電子カルテ情報は、時間軸に沿ってイベントをテキスト入力するのみであり、医療行為に対する概ねの時間幅や、検査値や投薬量の数値の変化を、視覚的に俯瞰するものではない。
そこで、本発明は、時系列データにおける時間軸で発生したイベント全体を視覚的に俯瞰することができると共に、イベントが多く発生した時期を一見して観察することができるユーザインタフェースプログラム、システム及び方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、時系列データをディスプレイに表示するべく、端末に搭載されたコンピュータを機能させるユーザインタフェースプログラムであって、
行為項目と、開始時刻及び終了時刻の時間幅とを対応付けた複数のイベントを、ユーザ識別子毎に記憶するイベント記憶手段と、
時間軸を所定時間単位に区分したタイムスケールを表示するタイムスケール表示手段と、
タイムスケールの時間軸に対して、所定時間単位毎に、イベントのオブジェクトを表示するイベントオブジェクト表示手段と、
所定時間単位毎に、イベントの数を計数するイベント計数手段と、
各所定時間単位を要素とし且つそのイベント数を数値とした、ユーザ識別子毎のユーザベクトルを導出するユーザベクトル導出手段と、
観察対象となる対象ユーザ識別子の対象ユーザベクトルと、他の複数の非対象ユーザ識別子の非対象ユーザベクトル各々との間のベクトル類似度を算出するベクトル類似度算出手段と、
ベクトル類似度が高い順に所定数の非対象ユーザ識別子を抽出する非対象ユーザ識別子抽出手段と、
複数の非対象ユーザ識別子における非対象ユーザベクトルの各要素の数値を和算する非対象ベクトル和算出手段と、
所定時間単位毎のタイムスケール幅を、和算された非対象ユーザベクトルの各要素の数値に比例して決定するタイムスケール決定手段と、
タイムスケール表示手段及びイベントオブジェクト表示手段に対して、各タイムスケール幅を変更するべく制御する表示制御手段と
してコンピュータを機能させ、時系列データを一様ではないタイムスケール幅で表示することを特徴とする。
本発明のユーザインタフェースプログラムにおける他の実施形態によれば、
タイムスケール表示手段は、複数の異なるタイムスケールの時間軸を複数のラインによって表示しており、
ユーザ操作によって、複数のラインのいずれか1つを選択させるタイムスケール変更手段を更に有するようにコンピュータを機能させることも好ましい。
本発明のユーザインタフェースプログラムにおける他の実施形態によれば、
ユーザ識別子毎に、ユーザプロファイルを更に記憶するユーザプロファイル記憶手段と、
観察対象となる対象ユーザ識別子の対象ユーザプロファイルと、他の複数の非対象ユーザ識別子の非対象ユーザプロファイル各々との間のプロファイル類似度を算出するプロファイル類似度算出手段と、
非対象ユーザ識別子の非対象ユーザベクトルの各要素の数値に、当該非対象ユーザ識別子のプロファイル類似度を乗算する非対象ユーザベクトル乗算手段と
してコンピュータを更に機能させることも好ましい。
本発明のユーザインタフェースプログラムにおける他の実施形態によれば、
ディスプレイを視認する観察ユーザにおける観察プロファイル毎に、ユーザプロファイルの各項目に対応する相関値を対応付けた観察プロファイル記憶手段を更に有し、
プロファイル類似度算出手段は、プロファイル類似度を、ユーザプロファイルの各項目に対応する相関値を重み付けて算出するようにコンピュータを更に機能させることも好ましい。
本発明のユーザインタフェースプログラムにおける他の実施形態によれば、表示制御手段は、各タイムスケールについて、ディスプレイを視認する観察ユーザが観察しようとしている対象日に属するタイムスケールのみを、色付けして視覚的に特定表示するようにコンピュータを機能させることも好ましい。
本発明のユーザインタフェースプログラムにおける他の実施形態によれば、表示制御手段は、各タイムスケールにおける所定時間単位の圧縮度を視認しやすくするために、タイムスケール毎に縦線を引いて、及び/又は、タイムスケール毎に圧縮度に応じた色付けして、特定表示するようにコンピュータを機能させることも好ましい。
本発明のユーザインタフェースプログラムにおける他の実施形態によれば、
当該ユーザインタフェースプログラムは、医療従事者によって観察される電子カルテ情報を表示するものであり、
行為項目は、医療行為を意味し、
イベントは、医療行為の時間幅及び数値を表すことも好ましい。
本発明によれば、ディスプレイを有する端末と、時系列データを蓄積した管理サーバとがネットワークを介して接続された時系列データ管理システムにおいて、
管理サーバは、
行為項目と、開始時刻及び終了時刻の時間幅とを対応付けた複数のイベントを、ユーザ識別子毎に記憶するイベント記憶手段と、
所定時間単位毎に、イベントの数を計数するイベント計数手段と、
各所定時間単位を要素とし且つそのイベント数を数値とした、ユーザ識別子毎のユーザベクトルを導出するユーザベクトル導出手段と、
観察対象となる対象ユーザ識別子の対象ユーザベクトルと、他の複数の非対象ユーザ識別子の非対象ユーザベクトル各々との間のベクトル類似度を算出するベクトル類似度算出手段と、
ベクトル類似度が高い順に所定数の非対象ユーザ識別子を抽出する非対象ユーザ識別子抽出手段と、
複数の非対象ユーザ識別子における非対象ユーザベクトルの各要素の数値を和算する非対象ベクトル和算出手段と、
所定時間単位毎のタイムスケール幅を、和算された非対象ユーザベクトルの各要素の数値に比例して決定するタイムスケール決定手段と、
決定された所定時間単位毎のタイムスケール幅と、イベント(オブジェクト)とを、端末1へ送信する表示制御手段と
を有し、
端末は、
時間軸を所定時間単位に区分し、各タイムスケール幅でタイムスケールを表示するタイムスケール表示手段と、
タイムスケールの時間軸に対して、所定時間単位毎に、イベントのオブジェクトを表示するイベントオブジェクト表示手段と
を有し、
端末のディスプレイに、時系列データを一様ではないタイムスケール幅で表示することを特徴とする。
本発明によれば、端末のディスプレイに、時系列データを表示するユーザインタフェース表示方法であって、
行為項目と、開始時刻及び終了時刻の時間幅とを対応付けた複数のイベントを、ユーザ識別子毎に記憶するイベント記憶部を有し、
時間軸を所定時間単位に区分したタイムスケールを表示する第1のステップと、
タイムスケールの時間軸に対して、所定時間単位毎に、イベントのオブジェクトを表示する第2のステップと、
所定時間単位毎に、イベントの数を計数する第3のステップと、
各所定時間単位を要素とし且つそのイベント数を数値とした、ユーザ識別子毎のユーザベクトルを導出する第4のステップと、
観察対象となる対象ユーザ識別子の対象ユーザベクトルと、他の複数の非対象ユーザ識別子の非対象ユーザベクトル各々との間のベクトル類似度を算出する第5のステップと、
ベクトル類似度が高い順に所定数の非対象ユーザ識別子を抽出する第6のステップと、
複数の非対象ユーザ識別子における非対象ユーザベクトルの各要素の数値を和算する第7のステップと、
所定時間単位毎のタイムスケール幅を、和算された非対象ユーザベクトルの各要素の数値に比例して決定する第8のステップと、
タイムスケール表示手段及びイベントオブジェクト表示手段に対して、各タイムスケール幅を変更するべく制御する第9のステップと
を有し、時系列データを一様ではないタイムスケール幅で表示することを特徴とする。
本発明のユーザインタフェースプログラム、システム及び方法によれば、時系列データにおける時間軸で発生したイベント全体を視覚的に俯瞰することができると共に、イベントが多く発生した時期を一見して観察することができる。
時系列データが表示されたディスプレイにおけるユーザインタフェース画面である。 本発明における端末に搭載されたコンピュータを機能させる、時系列データ用のユーザインタフェースプログラムの機能構成図である。 異なるタイムスケールが選択された場合のユーザインタフェース画面である。 本発明におけるタイムスケールで表されたユーザインタフェース画面である。 非対象ユーザのイベントに基づいてタイムスケールを制御する、本発明のユーザインタフェースプログラムの機能構成図である。 本発明のイベント記憶部におけるデータ構造図である。 本発明のユーザプロファイル記憶部及び観察プロファイル記憶部におけるデータ構造図である。 タイムスケールを視認しやすくしたユーザインタフェース画面である。 本発明における時系列データ管理システムの構成図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、時系列データが表示されたディスプレイにおけるユーザインタフェース画面である。
図1のユーザインタフェース画面には、医療従事者によって観察される電子カルテ情報(時系列データ)が表示されている。図1によれば、縦軸に複数の行為項目(医療行為)が表示され、横軸に時間軸が表示されている。時間軸の上部には、多段階の時間尺度(タイムスケール)を持つ複数の「ライン」が表示されている。例えば、以下のような3つのラインが表示される。
・年単位のライン(タイムスケールが大きい)
・月単位のライン
・日単位のライン(タイムスケールが小さい)
医療従事者は、その患者の過去の診療経緯に基づいて、多段階のタイムスケールのラインのいずれか1つを選択することができる。選択されたラインに応じて、所望の時点(例えば現日時)から過去の診療経緯を表示する。
また、図1によれば、行為項目毎に、その行為が実行された旨のイベントが、時間軸上の該当位置に表示されている。イベントは、簡単な長方形のオブジェクトとして表示されている。「イベント」は、行為項目と、開始時刻及び終了時刻の時間幅とが対応付けられた情報単位をいう。
図2は、本発明における端末に搭載されたコンピュータを機能させる、時系列データ用のユーザインタフェースプログラムの機能構成図である。
図2によれば、端末1は、ユーザに観察させるディスプレイ101と、ユーザの操作を受け付ける入力インタフェース102とを有する。入力インタフェース102は、タイムスケールの変更操作をユーザから受け付けるものである。例えばこれら2つの機能を搭載した、タッチパネルディスプレイであってもよい。
図2によれば、端末1に搭載されたコンピュータを、イベント記憶部111と、外部情報記憶部112と、タイムスケール表示部121と、イベントオブジェクト表示部122と、イベント計数部123と、タイムスケール決定部124と、表示制御部125と、タイムスケール変更部126として機能させる。
[イベント記憶部111]
イベント記憶部111は、その行為に基づく情報単位であるイベントを記憶する。イベントは、「行為項目」と、当該行為項目に関連する開始時刻及び終了時刻の「時間幅」とを対応付けたものである。電子カルテ情報に関する「行為項目」としては、例えば「処方投薬」「検査」「注射」等となる。「時間幅」としては、例えば投薬された期間となる。
[外部情報記憶部112]
外部情報記憶部112は、対象ユーザとなる患者のイベントとは全く関係なく、外部で発生したイベントを記憶する。例えば2009年1〜3月に、インフルエンザが大流行した場合、そのような項目もイベントとして記憶する。イベントの内容は、前述と同様に、「行為項目」「開始時刻及び終了時刻の時間幅」である。
[タイムスケール表示部121]
タイムスケール表示部121は、ディスプレイ101に対して、時間軸を所定時間単位に区分したタイムスケールを表示する。所定時間単位とは、図1によれば「年」「月」「日」の単位となっている。また、図1によれば、これら所定時間単位が異なる複数のタイムスケールそれぞれを、時間軸に沿って複数のラインによって表示している。
[イベントオブジェクト表示部122]
イベントオブジェクト表示部122は、ディスプレイ101に対して、タイムスケールの時間軸に対して、所定時間単位毎に、イベントのオブジェクトを表示する。オブジェクトは、例えば1つのイベントを長方形のマークで表したものである。
ユーザインタフェース画面には、時間軸上に複数のオブジェクトが表示される。これらオブジェクト同士の間の距離は、選択されたラインにおけるタイムスケールによって変化する。即ち、タイムスケールが大きいほど、オブジェクト同士の間の距離は短くなり、タイムスケールが小さいほど、その距離は長くなる。
例えば、隣り合う2つのオブジェクトの時間差がわずか1日分しかない場合、日単位のラインでは、2つのオブジェクトの間の差は観察者にとって明確に認識されるが、年単位のラインでは、その間の差はほとんど認識できない。
図3は、異なるタイムスケールが選択された場合のユーザインタフェース画面である。
図3(a)によれば、年単位のラインが選択されている。図3(b)によれば、月単位のラインが選択されている。図3(c)によれば、日単位のラインが選択されている。例えば、基準日を「2010年9月27日」とすると、その基準日からの過去の経緯が相対的に表示される。医療従事者は、その患者に対する年単位・月単位・日単位で過去の医療行為について俯瞰することができる。
[イベント計数部123]
イベント計数部123は、イベント記憶部111(及び外部情報記憶部112)を参照し、所定時間単位毎にイベントの数を計数する。計数されたイベント数は、タイムスケール決定部124へ出力される。「日」単位のタイムスケールが選択されている場合、例えば以下のようなイベント数が記録されている。
[日付] : [イベント数]
2009年10月1日 : 5
2日 : 1
3日 : 4
4日〜31日 : 0
2009年11月1日〜30日 : 0
2009年12月1日〜8日 : 0
9日 : 2
2009年12月10日〜31日: 0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[タイムスケール決定部124]
タイムスケール決定部124は、所定時間単位毎のタイムスケール幅を、イベントの数に比例して決定する。決定されたタイムスケール幅は、表示制御部125へ出力される。
図4は、本発明におけるタイムスケールで表されたユーザインタフェース画面である。
図4によれば、「2009年10月」について、日「1」「2」「3」「4」・・・は、以下のタイムスケール幅の比に決定される。
「2009年10月」「1日」「2日」「3日」「4日」・・・
5: 1: 4: 0:・・・
また、「2009年」「10月」「11月」「12月」・・・「2010年」「5月」は、以下のタイムスケール幅の比に決定される。
「2009年」「10月」「11月」「12月」・・・「2010年」「5月」
10: 0: 2:・・・: 4
更に、年「2009」「2010」は、以下のタイムスケール幅の比に決定される。
「2009年」「2010年」
12: 4
尚、スケール幅は、一定の関数fによって決定されるものであってもよい。
[表示制御部125]
表示制御部125は、タイムスケール表示部121及びイベントオブジェクト表示部122に対して、各タイムスケール幅を変更するべく制御する。これによって、ディスプレイ101には、時系列データを一様ではないタイムスケール幅で表示する。また、表示制御部125は、行為項目に対して、イベントを、時間軸上の位置にオブジェクトとして表示する。
[タイムスケール変更部126]
タイムスケール変更部126は、ユーザ操作によって、複数のラインのいずれか1つを選択させる。タイムスケール変更部126は、ユーザ操作に応じて、時間軸のタイムスケールを任意に変更可能とする。例えば、ユーザインタフェース画面に表示された多段階のタイムスケールのラインのいずれか1つを、ユーザ操作に応じて選択することによって、タイムスケールを変更することができる。
図5は、非対象ユーザのイベントに基づいてタイムスケールを制御する、本発明のユーザインタフェースプログラムの機能構成図である。
図5のユーザインタフェースプログラムの機能構成によれば、図2と比較して、非対象ユーザ参照機能と、ユーザプロファイル記憶部113と、観察プロファイル記憶部114とを有する。この機能は、対象ユーザ識別子(例えば観察対象の患者)に基づくイベント(医療行為情報)のみを用いてスケール幅を変更するだけでなく、非対象ユーザ識別子(例えば他の患者)に基づくイベントも用いてスケール幅を変更する。
[非対象ユーザ参照機能]
図5によれば、非対象ユーザ参照機能は、ユーザベクトル導出部131と、ベクトル類似度算出部132と、非対象ユーザ識別子抽出部133と、非対象ベクトル和算出部134と、プロファイル類似度算出部135と、非対象ユーザベクトル乗算部136とを更に有する。これらの機能構成も、端末に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現される。
図6は、本発明のイベント記憶部におけるデータ構造図である。図6によれば、イベント記憶部111は、複数のイベントを、ユーザ識別子毎に記憶する。
[ユーザベクトル導出部131](図6参照)
ユーザベクトル導出部131は、イベント記憶部111を参照し、各所定時間単位を要素とし且つそのイベント数を数値とした、ユーザ識別子毎のユーザベクトルを導出する。
[ユーザA]
[日] 2010/9 1 2 3 4 5,・・・・・・・・・・
ユーザAベクトル={ 5, 1, 4, 1, 1,・・・・・・・・・・}
[月] 2010 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
ユーザAベクトル={20,15, 2, 1, 1,10,12, 1, 0, 0, 0, 3}
[年] 2004,2005,2006,2007,2008,2009,2010
ユーザAベクトル={ 0, 20, 10, 3, 4, 40, 10}
[ベクトル類似度算出部132](図6参照)
ベクトル類似度算出部132は、観察対象となる対象ユーザ識別子の対象ユーザベクトルと、他の複数の非対象ユーザ識別子の非対象ユーザベクトル各々との間のベクトル類似度を算出する。
[対象ユーザ識別子:ユーザA]
[年] 2004,2005,2006,2007,2008,2009,2010
ユーザAベクトル={ 0, 20, 10, 3, 4, 40, 10}
[非対象ユーザ識別子:ユーザD]
[年] 2004,2005,2006,2007,2008,2009,2010
ユーザDベクトル={ 1, 22, 8, 2, 6, 38, 8}
「類似度」とは、2つのベクトルがどれだけ似ているかを数値化したものである。例えば、ベクトル毎の重心における「距離」(重心同士の離れ具合)であってもよい。類似度は、クラスタ分析、k−近傍法(k- Nearest Neighbor algorithm)、多次元尺度構成法などの様々な分析法によって算出できる。
図6によれば、対象ユーザAのベクトルに類似するものから順に、非対象ユーザD、E、F、B、G、Cのベクトルが抽出される。
[非対象ユーザ識別子抽出部133](図6参照)
非対象ユーザ識別子抽出部133は、ベクトル類似度が高い順に所定数の非対象ユーザ識別子を抽出する。
[対象ユーザ識別子:ユーザA]
非対象ユーザ識別子 ユーザD
ユーザE
ユーザF
ここで、例えば行為項目が医療行為である場合、抽出された非対象ユーザ識別子の患者は、対象ユーザ識別子の患者と類似した医療行為を受けていると想定できる。複数の非対象ユーザ識別子に基づく非対象ユーザベクトルは、非対象ベクトル和算出部134へ出力される。
[非対象ベクトル和算出部134](図6参照)
非対象ベクトル和算出部134は、複数の非対象ユーザ識別子における非対象ユーザベクトルの各要素の数値を和算する。和算されたベクトルは、イベント計数部123へ出力される。
イベント計数部123は、所定時間単位毎のイベント数に、和算された非対象ユーザベクトルに加算してもよいし、重み付けるものであってもよい。また、和算された非対象ユーザベクトルをそのまま、所定時間単位毎のイベント数として、タイムスケール決定部124へ出力してもよい。
これによって、タイムスケール決定部124は、所定時間単位毎のタイムスケール幅を、和算された非対象ユーザベクトルの各要素の数値に比例して決定する。このように、類似する医療行為を受けた他の多数の患者のイベントに基づいて、スケール幅を変更することができる。これによって、医療従事者は、対象ユーザ識別子の患者の医療行為と、類似する他の患者の医療行為と比較して観察することができる。
次に、ユーザ識別子毎のユーザプロファイルを用いて、非対象ユーザベクトルを導出する実施形態について説明する。
図7は、本発明のユーザプロファイル記憶部及び観察プロファイル記憶部におけるデータ構造図である。
[ユーザプロファル記憶部113](図7参照)
ユーザプロファイル記憶部113は、ユーザ識別子(対象ユーザ識別子及び非対象ユーザ識別子)毎に、ユーザプロファイルを記憶する。ユーザプロファイルとは、例えば「誕生日」「性別」・・・のようなユーザ(患者)の属性情報である。即ち、ユーザプロファイルが類似する患者同士は、同じ病気にかかる可能性が高く、同じ医療行為を施す必要があるからである。例えば、定期健診のような検査日程に影響を及ぼすことも考えられる。例えば1983年生まれの人物であれば、義務教育期間の1990年〜1999年は、定期健診を受けていると考えられる。また、生後数カ月は、乳幼児特有の検査が多いことも想定できる。
[観察プロファイル記憶部114](図7参照)
観察プロファイル記憶部114は、ディスプレイを視認する観察ユーザ(医療従事者)における観察プロファイル毎に、ユーザプロファイルの各項目に対応する相関値を対応付けて記憶する。図6によれば、例えば観察ユーザのプロファイルが「小児科」「検査」である場合、ユーザプロファイルの項目について「誕生日」が最も相関値が高く、次に「性別」の相関値が高い。「小児科」の「検査」によれば、「誕生日」から起算した日によって受診すべき「検査」が重要となるからである。
[プロファイル類似度算出部135](図7参照)
プロファイル類似度算出部135は、ユーザプロファイル記憶部113を参照し、観察対象となる対象ユーザ識別子の対象ユーザプロファイルと、他の複数の非対象ユーザ識別子の非対象ユーザプロファイル各々との間のプロファイル類似度を算出する。プロファイル類似度の場合、プロファイルの各項目を数値化する。そして、前述のユーザベクトルと同様に、項目を要素とし且つその数値を対応付けたプロファイルベクトルを導出する。そして、様々な方法のいずれかを用いて、2つのベクトルがどれだけ似ているかを数値化した「プロファイル類似度」を算出する。
[非対象ユーザベクトル乗算部136](図7参照)
非対象ユーザベクトル乗算部136は、非対象ユーザ識別子の非対象ユーザベクトルの各要素の数値に、当該非対象ユーザ識別子のプロファイル類似度を乗算する。これによって、対象ユーザに類似するプロファイルを有する非対象ユーザのユーザベクトルほど、数値に高い重み付けがなされる。
また、他の実施形態として、プロファイル類似度算出部135が、プロファイル類似度を、ユーザプロファイルの各項目に対応する相関値を重み付けて算出することも好ましい。相関値は、観察プロファイル記憶部114から参照する。
観察プロファイルは、観察者の属するカテゴリ(診療科等)であって、例えば「小児科」「検査」のような医療従事者の情報である。即ち、小児科専門の医療従事者が、外科に基づく医療情報を必要とする割合は低い。そのために、非対象ユーザベクトルの各項目に対して、観察プロファイルに基づく相関値を重み付ける。
例えば「小児科」「検査」の場合、患者の「誕生日」の相関値は比較的高く、次に「性別」の相関値も高い。小児科を受診するということは、生後数年間は検査が多いと考えられるためである。一方で、患者の「出生地」の相関値は比較的低い。そのために、観察者が「小児科」である場合、同じ「誕生日」の他の患者(非対象ユーザ)の持つスケール幅をできる限り利用することが有効と考えられる。
図8は、タイムスケールを視認しやすくしたユーザインタフェース画面である。
図8(a)は、本発明によって所定時間単位毎のタイムスケール幅が変更されたものである。
図8(b)は、各タイムスケールについて、ディスプレイを視認する観察ユーザが観察しようとしている対象日に属するタイムスケールのみを、色付けして視覚的に特定表示したものである。例えば2009年年7月1日を中心に観察する場合、その日に属するタイムスケールのみが色付けされる。これによって、一様でないタイムスケール幅であっても、観察日に属する他の異なるラインのスケールを一見して認識することができる。
図8(c)は、各タイムスケールにおける所定時間単位の圧縮度を視認しやすくするために、タイムスケール毎に縦線を引いて特定表示したものである。また、タイムスケール毎に、圧縮度に応じた色付けして特定表示することもできる。例えば、圧縮度が高い部分を濃い色にし、圧縮度が低い部分を薄い色にするものであってもよい。縦線表示と色付け表示とは、両方を組み合わせたものであってもよいし、いずれか一方のみであってもよい。これによって、タイムスケールの疎密(圧縮率)を、一見して認識することができる。
図9は、本発明における時系列データ管理システムの構成図である。
図9のシステムによれば、医療従事者が観察する端末1と、その端末にネットワークを介して接続された電子カルテ管理サーバ2とを有する。端末1は、ディスプレイを有し、ユーザ操作によって選択されたタイムスケールの情報を電子カルテ管理サーバ2へ送信する。これに対し、電子カルテサーバ2は、表示すべきタイムスケール幅及びイベント(オブジェクト)の情報を、端末1へ返信する。端末1は、電子カルテ管理サーバ2から受信したタイムスケール幅でオブジェクトをディスプレイに表示する。
図9によれば、端末1は、タイムスケール表示部121と、イベントオブジェクト表示部122とを有する。これら機能構成部は、前述した図2と全く同様である。タイムスケール表示部121は、時間軸を所定時間単位に区分し、各タイムスケール幅でタイムスケールを表示する。イベントオブジェクト表示部122は、タイムスケールの時間軸に対して、所定時間単位毎に、イベントのオブジェクトを表示する。これによって、端末のディスプレイに、時系列データを一様ではないタイムスケール幅で表示する。
一方で、管理サーバ2は、イベント記憶部111と、イベント計数部123と、タイムスケール決定部124と、表示制御部125と、タイムスケール変更部126とを有する。前述した図2と全く同様である。イベント記憶部111は、行為項目と、開始時刻及び終了時刻の時間幅とを対応付けたイベントを記憶する。イベント計数部123は、所定時間単位毎に、イベントの数を計数する。タイムスケール決定部124は、所定時間単位毎のタイムスケール幅を、イベントの数に比例して決定する。表示制御部125は、決定された所定時間単位毎のタイムスケール幅と、イベント(オブジェクト)とを、端末1へ送信する。このように、管理サーバ2がオブジェクトの検索処理を担うことによって、端末1の処理負荷を更に軽減させることができる。
以上、詳細に説明したように、本発明のユーザインタフェースプログラム、システム及び方法によれば、時系列データにおける時間軸で発生したイベント全体を視覚的に俯瞰することができると共に、イベントが多く発生した時期について一見して観察することができる。
前述した本発明の種々の実施形態について、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略は、当業者によれば容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
1 端末
101 ディスプレイ
102 入力インタフェース
103 通信インタフェース
111 イベント記憶部
112 外部情報記憶部
113 ユーザプロファイル記憶部
114 観察プロファイル記憶部
121 タイムスケール表示部
122 イベントオブジェクト表示部
123 イベント計数部
124 タイムスケール決定部
125 表示制御部
126 タイムスケール変更部
131 ユーザベクトル導出部
132 ベクトル類似度算出部
133 非対象ユーザ識別子抽出部
134 非対象ベクトル和算出部
135 プロファイル類似度算出部
136 非対象ユーザベクトル乗算部
2 時系列データ管理サーバ

Claims (9)

  1. 時系列データをディスプレイに表示するべく、端末に搭載されたコンピュータを機能させるユーザインタフェースプログラムであって、
    行為項目と、開始時刻及び終了時刻の時間幅とを対応付けた複数のイベントを、ユーザ識別子毎に記憶するイベント記憶手段と、
    時間軸を所定時間単位に区分したタイムスケールを表示するタイムスケール表示手段と、
    前記タイムスケールの時間軸に対して、所定時間単位毎に、前記イベントのオブジェクトを表示するイベントオブジェクト表示手段と、
    前記所定時間単位毎に、前記イベントの数を計数するイベント計数手段と、
    各所定時間単位を要素とし且つそのイベント数を数値とした、前記ユーザ識別子毎のユーザベクトルを導出するユーザベクトル導出手段と、
    観察対象となる対象ユーザ識別子の対象ユーザベクトルと、他の複数の非対象ユーザ識別子の非対象ユーザベクトル各々との間のベクトル類似度を算出するベクトル類似度算出手段と、
    前記ベクトル類似度が高い順に所定数の非対象ユーザ識別子を抽出する非対象ユーザ識別子抽出手段と、
    複数の前記非対象ユーザ識別子における前記非対象ユーザベクトルの各要素の数値を和算する非対象ベクトル和算出手段と、
    前記所定時間単位毎のタイムスケール幅を、和算された前記非対象ユーザベクトルの各要素の数値に比例して決定するタイムスケール決定手段と、
    前記タイムスケール表示手段及び前記イベントオブジェクト表示手段に対して、各タイムスケール幅を変更するべく制御する表示制御手段と
    してコンピュータを機能させ、前記時系列データを一様ではないタイムスケール幅で表示することを特徴とするユーザインタフェースプログラム。
  2. 前記タイムスケール表示手段は、複数の異なるタイムスケールの時間軸を複数のラインによって表示しており、
    ユーザ操作によって、前記複数のラインのいずれか1つを選択させるタイムスケール変更手段を更に有するようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項1に記載のユーザインタフェースプログラム。
  3. 前記ユーザ識別子毎に、ユーザプロファイルを更に記憶するユーザプロファイル記憶手段と、
    観察対象となる対象ユーザ識別子の対象ユーザプロファイルと、他の複数の非対象ユーザ識別子の非対象ユーザプロファイル各々との間のプロファイル類似度を算出するプロファイル類似度算出手段と、
    前記非対象ユーザ識別子の前記非対象ユーザベクトルの各要素の数値に、当該非対象ユーザ識別子の前記プロファイル類似度を乗算する非対象ユーザベクトル乗算手段と
    してコンピュータを更に機能させることを特徴とする請求項1又は2に記載のユーザインタフェースプログラム。
  4. 前記ディスプレイを視認する観察ユーザにおける観察プロファイル毎に、前記ユーザプロファイルの各項目に対応する相関値を対応付けた観察プロファイル記憶手段を更に有し、
    前記プロファイル類似度算出手段は、前記プロファイル類似度を、前記ユーザプロファイルの各項目に対応する相関値を重み付けて算出するようにコンピュータを更に機能させることを特徴とする請求項に記載のユーザインタフェースプログラム。
  5. 前記表示制御手段は、各タイムスケールについて、前記ディスプレイを視認する観察ユーザが観察しようとしている対象日に属するタイムスケールのみを、色付けして視覚的に特定表示するようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のユーザインタフェースプログラム。
  6. 前記表示制御手段は、各タイムスケールにおける所定時間単位の圧縮度を視認しやすくするために、前記タイムスケール毎に縦線を引いて、及び/又は、前記タイムスケール毎に前記圧縮度に応じた色付けして、特定表示するようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のユーザインタフェースプログラム。
  7. 当該ユーザインタフェースプログラムは、医療従事者によって観察される電子カルテ情報を表示するものであり、
    前記行為項目は、医療行為を意味し、
    前記イベントは、医療行為の時間幅及び数値を表す
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のユーザインタフェースプログラム。
  8. ディスプレイを有する端末と、時系列データを蓄積した管理サーバとがネットワークを介して接続された時系列データ管理システムにおいて、
    前記管理サーバは、
    行為項目と、開始時刻及び終了時刻の時間幅とを対応付けた複数のイベントを、ユーザ識別子毎に記憶するイベント記憶手段と、
    所定時間単位毎に、前記イベントの数を計数するイベント計数手段と、
    各所定時間単位を要素とし且つそのイベント数を数値とした、前記ユーザ識別子毎のユーザベクトルを導出するユーザベクトル導出手段と、
    観察対象となる対象ユーザ識別子の対象ユーザベクトルと、他の複数の非対象ユーザ識別子の非対象ユーザベクトル各々との間のベクトル類似度を算出するベクトル類似度算出手段と、
    前記ベクトル類似度が高い順に所定数の非対象ユーザ識別子を抽出する非対象ユーザ識別子抽出手段と、
    複数の前記非対象ユーザ識別子における前記非対象ユーザベクトルの各要素の数値を和算する非対象ベクトル和算出手段と、
    前記所定時間単位毎のタイムスケール幅を、和算された前記非対象ユーザベクトルの各要素の数値に比例して決定するタイムスケール決定手段と、
    決定された前記所定時間単位毎のタイムスケール幅と、イベント(オブジェクト)とを、前記端末1へ送信する表示制御手段と
    を有し、
    前記端末は、
    時間軸を所定時間単位に区分し、各タイムスケール幅でタイムスケールを表示するタイムスケール表示手段と、
    前記タイムスケールの時間軸に対して、所定時間単位毎に、前記イベントのオブジェクトを表示するイベントオブジェクト表示手段と
    を有し、
    前記端末のディスプレイに、前記時系列データを一様ではないタイムスケール幅で表示することを特徴とする時系列データ管理システム。
  9. 端末のディスプレイに、時系列データを表示するユーザインタフェース表示方法であって、
    行為項目と、開始時刻及び終了時刻の時間幅とを対応付けた複数のイベントを、ユーザ識別子毎に記憶するイベント記憶部を有し、
    時間軸を所定時間単位に区分したタイムスケールを表示する第1のステップと、
    前記タイムスケールの時間軸に対して、所定時間単位毎に、前記イベントのオブジェクトを表示する第2のステップと、
    前記所定時間単位毎に、前記イベントの数を計数する第3のステップと、
    各所定時間単位を要素とし且つそのイベント数を数値とした、前記ユーザ識別子毎のユーザベクトルを導出する第4のステップと、
    観察対象となる対象ユーザ識別子の対象ユーザベクトルと、他の複数の非対象ユーザ識別子の非対象ユーザベクトル各々との間のベクトル類似度を算出する第5のステップと、
    前記ベクトル類似度が高い順に所定数の非対象ユーザ識別子を抽出する第6のステップと、
    複数の前記非対象ユーザ識別子における前記非対象ユーザベクトルの各要素の数値を和算する第7のステップと、
    前記所定時間単位毎のタイムスケール幅を、和算された前記非対象ユーザベクトルの各要素の数値に比例して決定する第8のステップと、
    前記タイムスケール表示手段及び前記イベントオブジェクト表示手段に対して、各タイムスケール幅を変更するべく制御する第9のステップと
    を有し、前記時系列データを一様ではないタイムスケール幅で表示することを特徴とするユーザインタフェース表示方法。
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