JP2015504555A5 - - Google Patents
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Description
(背景および概要)
状態、特に、臨床状態の検出の従来の科学的原理は、伝統的には、試験の結果を状態の存在の相対的確率と関連付ける、相関メトリクスの判定に基づく。相関メトリクスの実施例は、とりわけ、敏感度、特異度、陽性予測値、陰性予測値、および相関係数である。医師は、概して、状態の実際の確率が、合理的にベイズ理論に基づいており、既知の公式を使用して、試験結果を前提として、状態の確率を推定し得る、標準的公式に準ずるという認識を持って、これらの相関メトリクス値を使用する。残念ながら、これらの公式を使用するために、医師は、状態の試験前(事前)確率について、一般仮定を行なうことになる。
本願明細書は、例えば、以下の項目も提供する。
(項目1)
医学的状態についての情報を表示するためのデバイスであって、前記デバイスは、
患者の生理系についての情報を収集し、メモリ記憶から読み取り、罹患状態に関連するデータの時間次元動的パターンを識別し、複数の生理系に関する摂動パターンの重症度を決定するモニタと、
前記生理系の視覚的描写を横断して拡散する嵐として、前記動的パターンの重症度の時間次元出力の視覚的表示を提供する表示プロセッサであって、前記視覚的描写は、生理系を横断して拡散する場合の前記摂動パターンの動的進行度、拡大度、および関連重症度の比喩的カラー天気図の視覚表現を含む、表示プロセッサと
を備える、デバイス。
(項目2)
前記生理系は、炎症系、血行力学系、呼吸系、代謝系、および腎臓系のうちの少なくとも2つを含む、項目1に記載のデバイス。
(項目3)
前記表示は、複数の領域を含み、前記複数の領域のそれぞれは、生理系に関する情報を表示する、項目1に記載のデバイス。
(項目4)
前記嵐は、前記複数の領域のそれぞれが生理系における罹患状態の指標を表示する場合に、前記複数の領域を横断して拡散する、項目3に記載のデバイス。
(項目5)
前記嵐は、前記複数の領域のうちの少なくとも2つにおいて独立して発達し、前記嵐は、前記罹患状態が前記生理系の数の増大に影響を及ぼす場合に1つの嵐に融合する、項目3に記載のデバイス。
(項目6)
前記嵐は、時間が経過するにつれて、変形を被る、項目3に記載のデバイス。
(項目7)
前記デバイスは、ユーザが、前記嵐パターンを生成した病態生理学的発生を確認するためにドリルダウンすることにより、前記ユーザに計算透過性を提供し得るようにプログラムされている、項目1に記載のデバイス。
(項目8)
前記デバイスは、ユーザが、オブジェクトフロー図またはダイアグラムを確認することを選択し得るようにプログラムされ、前記オブジェクトフローまたは前記ダイアグラムは、前記嵐パターンを生成した検出された発生のフローの時限図を提供するように動画化され、前記ユーザに計算透過性を提供してもよい、項目1に記載のデバイス。
(項目9)
医学的状態についての情報を提供するためのデバイスであって、前記デバイスは、
患者の罹患状態を示す病態生理学的発生および時系列マトリクスデータに基づいたソフトウェア要素に関連する情報を含むメモリ記憶と、
前記患者の生理系についての情報を収集し、前記メモリ記憶から読み取り、前記データの時間次元動的パターンを識別し、前記パターンの重症度を決定し、複数の生理系に関する前記データの動的パターン間の相対的一致に少なくとも基づいて、罹患状態を識別するモニタと、
前記罹患状態の動的進行度、拡大度、および関連重症度の比喩的カラー天気図の視覚表現を含む、前記識別された罹患状態によって影響を受ける前記生理系の描写を横断する拡散パターンとして、前記生理系間の関係の視覚的表示を提供する表示プロセッサと
を備える、デバイス。
(項目10)
前記生理系は、炎症系、血行力学系、呼吸系、代謝系、および腎臓系のうちの少なくとも2つを含む、項目9に記載のデバイス。
(項目11)
前記表示は、複数の領域を含み、前記複数の領域のそれぞれは、生理系に関する情報を表示する、項目9に記載のデバイス。
(項目12)
前記拡散パターンは、前記複数の領域のそれぞれが生理系における罹患状態の指標を表示する場合に、前記複数の領域を横断して拡散する、項目11に記載のデバイス。
(項目13)
少なくとも2つの拡散パターンは、前記複数の領域のうちの少なくとも2つにおいて独立して発達し、前記少なくとも2つの拡散パターンは、前記罹患状態が前記生理系の数の増大に影響を及ぼす場合に1つの拡散パターンに融合する、項目11に記載のデバイス。
(項目14)
前記拡散パターンは、変形時間が経過するにつれて、変形を被る、項目11に記載のデバイス。
(項目15)
医学的状態についての情報を提供する方法であって、前記方法は、
患者の生理系に関する情報とメモリ記憶内に記憶された関係に関する情報とを比較することと、
前記メモリ記憶内に記憶された関係に基づいて、前記患者に影響を及ぼす特定の罹患状態を識別することと、
前記罹患状態の動的進行度、拡大度、および関連重症度の比喩的カラー天気図の視覚表現を含む、前記識別された罹患状態によって影響を受ける前記生理系の描写を横断して拡散する嵐として、前記生理系間の関係の視覚的表現を表示することと
を含む、方法。
(項目16)
前記生理系は、炎症系、血行力学系、呼吸系、代謝系、および腎臓系のうちの少なくとも2つを含む、項目15に記載の方法。
(項目17)
前記視覚的表現は、複数の領域を含み、前記複数の領域のそれぞれは、生理系に関する情報を表示する、項目15に記載の方法。
(項目18)
前記嵐は、前記複数の領域のそれぞれが生理系における罹患状態の指標を表示する場合に前記複数の領域を横断して拡散する、項目17に記載の方法。
(項目19)
前記嵐は、前記複数の領域のうちの少なくとも2つにおいて独立して発達し、前記嵐は、前記罹患状態が前記生理系の数の増大に影響を及ぼす場合に1つの嵐に融合する、項目17に記載の方法。
(項目20)
前記嵐は、時間が経過するにつれて、変形を被る、項目17に記載の方法。
(項目21)
医学的状態についての情報を提供する方法であって、前記方法は、
患者の複数の異なる生理系内で発生する複数の異なる摂動に関連するデータを受信することと、
前記摂動の動的進行度、拡大度、および関連重症度の比喩的カラー天気図の視覚表現を含む、前記生理系の描写を横断する拡散パターンとして、前記生理系間の摂動の関係の視覚的表現を表示することと
を含む、方法。
(項目22)
前記生理系は、炎症系、血行力学系、呼吸系、代謝系、および腎臓系のうちの少なくとも2つを含む、項目21に記載の方法。
(項目23)
前記視覚的表現は、複数の領域を含み、前記複数の領域のそれぞれは、生理系に関する情報を表示する、項目21に記載の方法。
(項目24)
前記拡散パターンは、前記複数の領域のそれぞれが生理系における罹患状態の指標を表示する場合に前記複数の領域を横断して拡散する、項目23に記載の方法。
(項目25)
少なくとも2つの拡散パターンは、前記複数の領域のうちの少なくとも2つにおいて独立して発達し、前記少なくとも2つの拡散パターンは、前記摂動が前記生理系の数の増大に影響を及ぼす場合に1つの拡散パターンに融合する、項目23に記載の方法。
(項目26)
前記拡散パターンは、変形時間が経過するにつれて、変形を被る、項目23に記載の方法。
(項目27)
複数の命令を含む少なくとも1つの非一過性機械読み取り可能な媒体であって、前記複数の命令は、コンピューティングデバイス上で実行されることに応答して、前記コンピューティングデバイスに、
患者の生理系に関する情報とメモリ記憶内に記憶された関係に関する情報とを比較することと、
前記メモリ記憶内に記憶された関係に基づいて、前記患者に影響を及ぼす特定の罹患状態を識別することと、
前記罹患状態の動的進行度、拡大度、および関連重症度の比喩的カラー天気図の視覚表現を提供するように、前記識別された罹患状態によって影響を受ける前記生理系の描写を横断して拡散する嵐として、前記生理系間の関係の視覚的表現を表示することと
を行わせる、非一過性機械読み取り可能な媒体。
(項目28)
前記生理系は、炎症系、血行力学系、呼吸系、代謝系、および腎臓系のうちの少なくとも2つを含む、項目27に記載の非一過性機械読み取り可能な媒体。
(項目29)
前記視覚的表現は、複数の領域を含み、前記複数の領域のそれぞれは、生理系に関する情報を表示する、項目27に記載の非一過性機械読み取り可能な媒体。
(項目30)
前記嵐は、前記複数の領域のそれぞれが生理系における罹患状態の指標を表示する場合に前記複数の領域を横断して拡散する、項目29に記載の非一過性機械読み取り可能な媒体。
(項目31)
前記嵐は、前記複数の領域のうちの少なくとも2つにおいて独立して発達し、前記嵐は、前記罹患状態が前記生理系の数の増大に影響を及ぼす場合に1つの嵐に融合する、項目29に記載の非一過性機械読み取り可能な媒体。
(項目32)
前記嵐は、時間が経過するにつれて、変形を被る、項目29に記載の非一過性機械読み取り可能な媒体。
(項目33)
医学的状態についての情報を提供するためのデバイスであって、前記デバイスは、
患者の罹患状態を示す病態生理学的発生および前記時系列マトリクスデータに基づいたソフトウェア要素に関連する情報を含むメモリ記憶と、
前記患者の生理系についての情報を収集し、前記メモリ記憶から読み取り、前記データの時間次元動的パターンを識別し、前記パターンの重症度を決定し、複数の生理系に関する前記データの動的パターン間の相対的一致に少なくとも基づいて、罹患状態を識別し、リアルタイムまたは近リアルタイム敏感度、特異度、治療遅延、および/または相関メトリクスを計算するモニタと、
リアルタイムまたは近リアルタイムにおいて、前記動的パターンの重症度の時間次元出力の視覚的表示、ならびに前記敏感度、特異度、治療遅延、および/または相関メトリクスの視覚的表示を提供する表示プロセッサと
を備える、デバイス。
(項目34)
前記デバイスはさらに、生理系との空間関係において、時間次元相関メトリクスの動画化された時間経過出力を決定および表示する、項目33に記載のデバイス。
(項目35)
前記デバイスはさらに、処理のために利用不可能なデータの代わりとして、追加のシミュレートされた最悪事態データまたは近最悪事態データを処理することによって、かつ、利用可能なデータおよび前記シミュレートされた代わりのデータの両方を使用して、最大潜在相関メトリクスを決定することによって、罹患状態との最大潜在相関メトリクスを決定および表示する、項目33に記載のデバイス。
(項目36)
前記デバイスは、最大潜在相関のリアルタイム時間次元出力を決定および表示する、項目35に記載のデバイス。
(項目37)
前記デバイスはさらに、前記相関メトリクスと前記最大潜在相関メトリクスとを比較することによって、罹患状態に関する最大潜在相関ギャップを決定および表示する、項目35に記載のデバイス。
(項目38)
前記デバイスはさらに、前記最大潜在相関メトリクスおよび前記最大潜在相関ギャップのうちの少なくとも1つとの空間関係において、前記時間次元相関メトリクスの動画化された時間経過出力を表示する、項目37に記載のデバイス。
(項目39)
前記デバイスは、前記最大相関と前記最大潜在相関との間の差異として、潜在ギャップを識別し、最大潜在相関ギャップの時間次元出力を表示する、項目35に記載のデバイス。
(項目40)
前記デバイスは、パターンの最大重症度のリアルタイム出力を決定および表示する、項目33に記載のデバイス。
(項目41)
前記デバイスは、少なくとも1つの罹患状態との最大相関、最大潜在相関、潜在ギャップおよび/または最大重症度の時系列のリアルタイム出力を決定および表示する、項目37に記載のデバイス。
(項目42)
前記デバイスは、比較のために、相関する罹患状態によって区別された最大相関、最大潜在相関、潜在ギャップおよび/または最大重症度の時間次元出力を決定し、同一の表示内に表示する、項目37に記載のデバイス。
(項目43)
前記デバイスは、最大相関を利用して、嵐の視覚表現を提供する、項目33に記載のデバイス。
(項目44)
前記デバイスは、最大潜在相関を利用して、嵐の視覚表現を提供する、項目35に記載のデバイス。
(項目45)
前記デバイスは、潜在ギャップを利用して、嵐の視覚表現を提供する、項目37に記載のデバイス。
(項目46)
前記デバイスは、最大重症度を利用して、嵐の視覚表現を提供する、項目40に記載のデバイス。
(項目47)
前記デバイスは、識別された動的パターンの複数の相関、潜在性、および重症度を生成および表示することにより、罹患状態に対して集められた証拠の時間経過モーションピクチャを提供する、項目33に記載のデバイス。
(項目48)
前記デバイスは、最大パターンの特定の範囲内にあるパターンの数の出力を生成することにより、前記最大パターンの診断値に重みを提供する、項目33に記載のデバイス。
(項目49)
前記デバイスは、最大相関、最大潜在相関、潜在ギャップ、および/または最大重症度の時間次元出力内のパターンを識別する、項目37に記載のデバイス。
(項目50)
前記デバイスは、最大相関の少なくとも1つの時系列と、生理系、相関する罹患状態、または疾患段階によって区別された最大潜在相関、潜在ギャップ、および/または最大重症度の少なくとも1つの時系列とのリアルタイム出力内のパターンを識別する、項目37に記載のデバイス。
(項目51)
前記デバイスは、前記相関メトリクス時系列内のパターンと、最大相関、最大潜在相関、潜在ギャップおよび/または最大重症度のうちの少なくとも1つの時系列内で識別されたパターンとに対する診断反応または治療反応を出力する、項目37に記載のデバイス。
(項目52)
前記デバイスは、動的パターン、動的パターンの変化、ならびに/または最大相関、最大潜在相関、潜在ギャップ、および/または最大重症度の時系列内のパターンのうちの少なくとも1つによって、患者の検索、フィルタ、ソート、および/または群化のうちの少なくとも1つを提供する、項目37に記載のデバイス。
(項目53)
前記デバイスは、前記相関メトリクス時系列、最大潜在相関時系列、潜在ギャップ時系列、および最大重症度時系列間のパターンを識別する、項目37に記載のデバイス。
(項目54)
前記デバイスは、臨床事象と併せて、前記相関メトリクス時系列、最大潜在相関時系列、潜在ギャップ時系列、および最大重症度時系列を表示する、項目37に記載のデバイス。
(項目55)
前記デバイスは、前記最大相関時系列内の傾向パターンを通じた回復の識別を提供する、項目35に記載のデバイス。
(項目56)
前記デバイスは、動的パターンと併せて、医療費の追跡を提供する、項目33に記載のデバイス。
(項目57)
前記デバイスは、閾値に対する反応および/または前記最大相関時系列を有するパターンの追跡を提供する、項目33に記載のデバイス。
(項目58)
前記デバイスは、前記最大相関メトリクスに基づいて、措置が講じられるべき場合と、措置が実際に講じられた場合とを識別することによって、治療遅延の決定を提供する、項目33に記載のデバイス。
(項目59)
前記デバイスは、治療遅延の時系列を生成し、前記治療遅延の時系列内のパターンの識別を提供する、項目58に記載のデバイス。
(項目60)
前記デバイスは、施設間、フロア間、および病院間の治療遅延の比較を提供する、項目58に記載のデバイス。
(項目61)
前記デバイスは、治療遅延を利用して、嵐の視覚表現を提供する、項目58に記載のデバイス。
(項目62)
前記デバイスは、専門家によって遡及的に罹患状態が存在すると識別されるときと、デバイスが前記罹患状態を識別されたときとの間の時間の差を識別することによって、プロセッサ診断差を判定専門家に提供する、項目33に記載のデバイス。
(項目63)
前記デバイスは、診断差の時系列を生成し、診断差の時系列内のパターンの遡及的識別を提供する、項目62に記載のデバイス。
(項目64)
前記デバイスは、異なる一式のパターン間の診断差の比較を提供する、項目33に記載のデバイス。
(項目65)
前記デバイスは、前記時間次元相関、時間次元最大潜在性、および時間次元診断差のうちの少なくとも1つのパターンに従って、技法、バイオマーカー、およびデバイスのうちの少なくとも1つの比較を提供する、項目37に記載のデバイス。
状態、特に、臨床状態の検出の従来の科学的原理は、伝統的には、試験の結果を状態の存在の相対的確率と関連付ける、相関メトリクスの判定に基づく。相関メトリクスの実施例は、とりわけ、敏感度、特異度、陽性予測値、陰性予測値、および相関係数である。医師は、概して、状態の実際の確率が、合理的にベイズ理論に基づいており、既知の公式を使用して、試験結果を前提として、状態の確率を推定し得る、標準的公式に準ずるという認識を持って、これらの相関メトリクス値を使用する。残念ながら、これらの公式を使用するために、医師は、状態の試験前(事前)確率について、一般仮定を行なうことになる。
本願明細書は、例えば、以下の項目も提供する。
(項目1)
医学的状態についての情報を表示するためのデバイスであって、前記デバイスは、
患者の生理系についての情報を収集し、メモリ記憶から読み取り、罹患状態に関連するデータの時間次元動的パターンを識別し、複数の生理系に関する摂動パターンの重症度を決定するモニタと、
前記生理系の視覚的描写を横断して拡散する嵐として、前記動的パターンの重症度の時間次元出力の視覚的表示を提供する表示プロセッサであって、前記視覚的描写は、生理系を横断して拡散する場合の前記摂動パターンの動的進行度、拡大度、および関連重症度の比喩的カラー天気図の視覚表現を含む、表示プロセッサと
を備える、デバイス。
(項目2)
前記生理系は、炎症系、血行力学系、呼吸系、代謝系、および腎臓系のうちの少なくとも2つを含む、項目1に記載のデバイス。
(項目3)
前記表示は、複数の領域を含み、前記複数の領域のそれぞれは、生理系に関する情報を表示する、項目1に記載のデバイス。
(項目4)
前記嵐は、前記複数の領域のそれぞれが生理系における罹患状態の指標を表示する場合に、前記複数の領域を横断して拡散する、項目3に記載のデバイス。
(項目5)
前記嵐は、前記複数の領域のうちの少なくとも2つにおいて独立して発達し、前記嵐は、前記罹患状態が前記生理系の数の増大に影響を及ぼす場合に1つの嵐に融合する、項目3に記載のデバイス。
(項目6)
前記嵐は、時間が経過するにつれて、変形を被る、項目3に記載のデバイス。
(項目7)
前記デバイスは、ユーザが、前記嵐パターンを生成した病態生理学的発生を確認するためにドリルダウンすることにより、前記ユーザに計算透過性を提供し得るようにプログラムされている、項目1に記載のデバイス。
(項目8)
前記デバイスは、ユーザが、オブジェクトフロー図またはダイアグラムを確認することを選択し得るようにプログラムされ、前記オブジェクトフローまたは前記ダイアグラムは、前記嵐パターンを生成した検出された発生のフローの時限図を提供するように動画化され、前記ユーザに計算透過性を提供してもよい、項目1に記載のデバイス。
(項目9)
医学的状態についての情報を提供するためのデバイスであって、前記デバイスは、
患者の罹患状態を示す病態生理学的発生および時系列マトリクスデータに基づいたソフトウェア要素に関連する情報を含むメモリ記憶と、
前記患者の生理系についての情報を収集し、前記メモリ記憶から読み取り、前記データの時間次元動的パターンを識別し、前記パターンの重症度を決定し、複数の生理系に関する前記データの動的パターン間の相対的一致に少なくとも基づいて、罹患状態を識別するモニタと、
前記罹患状態の動的進行度、拡大度、および関連重症度の比喩的カラー天気図の視覚表現を含む、前記識別された罹患状態によって影響を受ける前記生理系の描写を横断する拡散パターンとして、前記生理系間の関係の視覚的表示を提供する表示プロセッサと
を備える、デバイス。
(項目10)
前記生理系は、炎症系、血行力学系、呼吸系、代謝系、および腎臓系のうちの少なくとも2つを含む、項目9に記載のデバイス。
(項目11)
前記表示は、複数の領域を含み、前記複数の領域のそれぞれは、生理系に関する情報を表示する、項目9に記載のデバイス。
(項目12)
前記拡散パターンは、前記複数の領域のそれぞれが生理系における罹患状態の指標を表示する場合に、前記複数の領域を横断して拡散する、項目11に記載のデバイス。
(項目13)
少なくとも2つの拡散パターンは、前記複数の領域のうちの少なくとも2つにおいて独立して発達し、前記少なくとも2つの拡散パターンは、前記罹患状態が前記生理系の数の増大に影響を及ぼす場合に1つの拡散パターンに融合する、項目11に記載のデバイス。
(項目14)
前記拡散パターンは、変形時間が経過するにつれて、変形を被る、項目11に記載のデバイス。
(項目15)
医学的状態についての情報を提供する方法であって、前記方法は、
患者の生理系に関する情報とメモリ記憶内に記憶された関係に関する情報とを比較することと、
前記メモリ記憶内に記憶された関係に基づいて、前記患者に影響を及ぼす特定の罹患状態を識別することと、
前記罹患状態の動的進行度、拡大度、および関連重症度の比喩的カラー天気図の視覚表現を含む、前記識別された罹患状態によって影響を受ける前記生理系の描写を横断して拡散する嵐として、前記生理系間の関係の視覚的表現を表示することと
を含む、方法。
(項目16)
前記生理系は、炎症系、血行力学系、呼吸系、代謝系、および腎臓系のうちの少なくとも2つを含む、項目15に記載の方法。
(項目17)
前記視覚的表現は、複数の領域を含み、前記複数の領域のそれぞれは、生理系に関する情報を表示する、項目15に記載の方法。
(項目18)
前記嵐は、前記複数の領域のそれぞれが生理系における罹患状態の指標を表示する場合に前記複数の領域を横断して拡散する、項目17に記載の方法。
(項目19)
前記嵐は、前記複数の領域のうちの少なくとも2つにおいて独立して発達し、前記嵐は、前記罹患状態が前記生理系の数の増大に影響を及ぼす場合に1つの嵐に融合する、項目17に記載の方法。
(項目20)
前記嵐は、時間が経過するにつれて、変形を被る、項目17に記載の方法。
(項目21)
医学的状態についての情報を提供する方法であって、前記方法は、
患者の複数の異なる生理系内で発生する複数の異なる摂動に関連するデータを受信することと、
前記摂動の動的進行度、拡大度、および関連重症度の比喩的カラー天気図の視覚表現を含む、前記生理系の描写を横断する拡散パターンとして、前記生理系間の摂動の関係の視覚的表現を表示することと
を含む、方法。
(項目22)
前記生理系は、炎症系、血行力学系、呼吸系、代謝系、および腎臓系のうちの少なくとも2つを含む、項目21に記載の方法。
(項目23)
前記視覚的表現は、複数の領域を含み、前記複数の領域のそれぞれは、生理系に関する情報を表示する、項目21に記載の方法。
(項目24)
前記拡散パターンは、前記複数の領域のそれぞれが生理系における罹患状態の指標を表示する場合に前記複数の領域を横断して拡散する、項目23に記載の方法。
(項目25)
少なくとも2つの拡散パターンは、前記複数の領域のうちの少なくとも2つにおいて独立して発達し、前記少なくとも2つの拡散パターンは、前記摂動が前記生理系の数の増大に影響を及ぼす場合に1つの拡散パターンに融合する、項目23に記載の方法。
(項目26)
前記拡散パターンは、変形時間が経過するにつれて、変形を被る、項目23に記載の方法。
(項目27)
複数の命令を含む少なくとも1つの非一過性機械読み取り可能な媒体であって、前記複数の命令は、コンピューティングデバイス上で実行されることに応答して、前記コンピューティングデバイスに、
患者の生理系に関する情報とメモリ記憶内に記憶された関係に関する情報とを比較することと、
前記メモリ記憶内に記憶された関係に基づいて、前記患者に影響を及ぼす特定の罹患状態を識別することと、
前記罹患状態の動的進行度、拡大度、および関連重症度の比喩的カラー天気図の視覚表現を提供するように、前記識別された罹患状態によって影響を受ける前記生理系の描写を横断して拡散する嵐として、前記生理系間の関係の視覚的表現を表示することと
を行わせる、非一過性機械読み取り可能な媒体。
(項目28)
前記生理系は、炎症系、血行力学系、呼吸系、代謝系、および腎臓系のうちの少なくとも2つを含む、項目27に記載の非一過性機械読み取り可能な媒体。
(項目29)
前記視覚的表現は、複数の領域を含み、前記複数の領域のそれぞれは、生理系に関する情報を表示する、項目27に記載の非一過性機械読み取り可能な媒体。
(項目30)
前記嵐は、前記複数の領域のそれぞれが生理系における罹患状態の指標を表示する場合に前記複数の領域を横断して拡散する、項目29に記載の非一過性機械読み取り可能な媒体。
(項目31)
前記嵐は、前記複数の領域のうちの少なくとも2つにおいて独立して発達し、前記嵐は、前記罹患状態が前記生理系の数の増大に影響を及ぼす場合に1つの嵐に融合する、項目29に記載の非一過性機械読み取り可能な媒体。
(項目32)
前記嵐は、時間が経過するにつれて、変形を被る、項目29に記載の非一過性機械読み取り可能な媒体。
(項目33)
医学的状態についての情報を提供するためのデバイスであって、前記デバイスは、
患者の罹患状態を示す病態生理学的発生および前記時系列マトリクスデータに基づいたソフトウェア要素に関連する情報を含むメモリ記憶と、
前記患者の生理系についての情報を収集し、前記メモリ記憶から読み取り、前記データの時間次元動的パターンを識別し、前記パターンの重症度を決定し、複数の生理系に関する前記データの動的パターン間の相対的一致に少なくとも基づいて、罹患状態を識別し、リアルタイムまたは近リアルタイム敏感度、特異度、治療遅延、および/または相関メトリクスを計算するモニタと、
リアルタイムまたは近リアルタイムにおいて、前記動的パターンの重症度の時間次元出力の視覚的表示、ならびに前記敏感度、特異度、治療遅延、および/または相関メトリクスの視覚的表示を提供する表示プロセッサと
を備える、デバイス。
(項目34)
前記デバイスはさらに、生理系との空間関係において、時間次元相関メトリクスの動画化された時間経過出力を決定および表示する、項目33に記載のデバイス。
(項目35)
前記デバイスはさらに、処理のために利用不可能なデータの代わりとして、追加のシミュレートされた最悪事態データまたは近最悪事態データを処理することによって、かつ、利用可能なデータおよび前記シミュレートされた代わりのデータの両方を使用して、最大潜在相関メトリクスを決定することによって、罹患状態との最大潜在相関メトリクスを決定および表示する、項目33に記載のデバイス。
(項目36)
前記デバイスは、最大潜在相関のリアルタイム時間次元出力を決定および表示する、項目35に記載のデバイス。
(項目37)
前記デバイスはさらに、前記相関メトリクスと前記最大潜在相関メトリクスとを比較することによって、罹患状態に関する最大潜在相関ギャップを決定および表示する、項目35に記載のデバイス。
(項目38)
前記デバイスはさらに、前記最大潜在相関メトリクスおよび前記最大潜在相関ギャップのうちの少なくとも1つとの空間関係において、前記時間次元相関メトリクスの動画化された時間経過出力を表示する、項目37に記載のデバイス。
(項目39)
前記デバイスは、前記最大相関と前記最大潜在相関との間の差異として、潜在ギャップを識別し、最大潜在相関ギャップの時間次元出力を表示する、項目35に記載のデバイス。
(項目40)
前記デバイスは、パターンの最大重症度のリアルタイム出力を決定および表示する、項目33に記載のデバイス。
(項目41)
前記デバイスは、少なくとも1つの罹患状態との最大相関、最大潜在相関、潜在ギャップおよび/または最大重症度の時系列のリアルタイム出力を決定および表示する、項目37に記載のデバイス。
(項目42)
前記デバイスは、比較のために、相関する罹患状態によって区別された最大相関、最大潜在相関、潜在ギャップおよび/または最大重症度の時間次元出力を決定し、同一の表示内に表示する、項目37に記載のデバイス。
(項目43)
前記デバイスは、最大相関を利用して、嵐の視覚表現を提供する、項目33に記載のデバイス。
(項目44)
前記デバイスは、最大潜在相関を利用して、嵐の視覚表現を提供する、項目35に記載のデバイス。
(項目45)
前記デバイスは、潜在ギャップを利用して、嵐の視覚表現を提供する、項目37に記載のデバイス。
(項目46)
前記デバイスは、最大重症度を利用して、嵐の視覚表現を提供する、項目40に記載のデバイス。
(項目47)
前記デバイスは、識別された動的パターンの複数の相関、潜在性、および重症度を生成および表示することにより、罹患状態に対して集められた証拠の時間経過モーションピクチャを提供する、項目33に記載のデバイス。
(項目48)
前記デバイスは、最大パターンの特定の範囲内にあるパターンの数の出力を生成することにより、前記最大パターンの診断値に重みを提供する、項目33に記載のデバイス。
(項目49)
前記デバイスは、最大相関、最大潜在相関、潜在ギャップ、および/または最大重症度の時間次元出力内のパターンを識別する、項目37に記載のデバイス。
(項目50)
前記デバイスは、最大相関の少なくとも1つの時系列と、生理系、相関する罹患状態、または疾患段階によって区別された最大潜在相関、潜在ギャップ、および/または最大重症度の少なくとも1つの時系列とのリアルタイム出力内のパターンを識別する、項目37に記載のデバイス。
(項目51)
前記デバイスは、前記相関メトリクス時系列内のパターンと、最大相関、最大潜在相関、潜在ギャップおよび/または最大重症度のうちの少なくとも1つの時系列内で識別されたパターンとに対する診断反応または治療反応を出力する、項目37に記載のデバイス。
(項目52)
前記デバイスは、動的パターン、動的パターンの変化、ならびに/または最大相関、最大潜在相関、潜在ギャップ、および/または最大重症度の時系列内のパターンのうちの少なくとも1つによって、患者の検索、フィルタ、ソート、および/または群化のうちの少なくとも1つを提供する、項目37に記載のデバイス。
(項目53)
前記デバイスは、前記相関メトリクス時系列、最大潜在相関時系列、潜在ギャップ時系列、および最大重症度時系列間のパターンを識別する、項目37に記載のデバイス。
(項目54)
前記デバイスは、臨床事象と併せて、前記相関メトリクス時系列、最大潜在相関時系列、潜在ギャップ時系列、および最大重症度時系列を表示する、項目37に記載のデバイス。
(項目55)
前記デバイスは、前記最大相関時系列内の傾向パターンを通じた回復の識別を提供する、項目35に記載のデバイス。
(項目56)
前記デバイスは、動的パターンと併せて、医療費の追跡を提供する、項目33に記載のデバイス。
(項目57)
前記デバイスは、閾値に対する反応および/または前記最大相関時系列を有するパターンの追跡を提供する、項目33に記載のデバイス。
(項目58)
前記デバイスは、前記最大相関メトリクスに基づいて、措置が講じられるべき場合と、措置が実際に講じられた場合とを識別することによって、治療遅延の決定を提供する、項目33に記載のデバイス。
(項目59)
前記デバイスは、治療遅延の時系列を生成し、前記治療遅延の時系列内のパターンの識別を提供する、項目58に記載のデバイス。
(項目60)
前記デバイスは、施設間、フロア間、および病院間の治療遅延の比較を提供する、項目58に記載のデバイス。
(項目61)
前記デバイスは、治療遅延を利用して、嵐の視覚表現を提供する、項目58に記載のデバイス。
(項目62)
前記デバイスは、専門家によって遡及的に罹患状態が存在すると識別されるときと、デバイスが前記罹患状態を識別されたときとの間の時間の差を識別することによって、プロセッサ診断差を判定専門家に提供する、項目33に記載のデバイス。
(項目63)
前記デバイスは、診断差の時系列を生成し、診断差の時系列内のパターンの遡及的識別を提供する、項目62に記載のデバイス。
(項目64)
前記デバイスは、異なる一式のパターン間の診断差の比較を提供する、項目33に記載のデバイス。
(項目65)
前記デバイスは、前記時間次元相関、時間次元最大潜在性、および時間次元診断差のうちの少なくとも1つのパターンに従って、技法、バイオマーカー、およびデバイスのうちの少なくとも1つの比較を提供する、項目37に記載のデバイス。
Claims (32)
- リアルタイムまたは近リアルタイムで医学的状態と前記医学的状態の進行度および重症度とについての情報を表示するための改善されたリアルタイム病院モニタリングデバイスであって、前記デバイスは、
患者の生理系についての情報を収集し、メモリ記憶から読み取り、罹患状態に関連するデータの時間次元動的パターンを識別し、リアルタイムで複数の前記生理系に関する摂動パターンの重症度を決定するモニタと、
前記生理系の視覚的描写を横断して拡散する嵐として、前記動的パターンの重症度の時間次元出力のリアルタイムまたは近リアルタイム視覚的表示を提供する表示プロセッサであって、前記視覚的描写は、前記生理系を横断して拡散する場合の前記摂動パターンの動的進行度、拡大度、および関連重症度の比喩的カラー天気図の視覚表現を含む、表示プロセッサと
を備える、デバイス。 - 前記生理系は、炎症系、血行力学系、呼吸系、代謝系、および腎臓系のうちの少なくとも2つを含む、請求項1に記載のデバイス。
- 前記表示は、複数の領域を含み、前記複数の領域のそれぞれは、生理系に関する情報を表示する、請求項1に記載のデバイス。
- 前記嵐は、前記複数の領域のそれぞれが生理系における前記罹患状態の指標を表示する場合に、前記複数の領域を横断して拡散する、請求項3に記載のデバイス。
- 前記嵐は、前記複数の領域のうちの少なくとも2つにおいて独立して発達し、前記嵐は、前記罹患状態が前記生理系の数の増大に影響を及ぼす場合に1つの嵐に融合する、請求項3に記載のデバイス。
- 前記嵐は、時間が経過するにつれて、変形を被る、請求項3に記載のデバイス。
- 前記デバイスは、ユーザが、前記嵐パターンを生成した病態生理学的発生を確認するためにドリルダウンすることにより、前記ユーザに計算透過性を提供し得るようにプログラムされている、請求項1に記載のデバイス。
- 前記デバイスは、ユーザが、オブジェクトフロー図またはダイアグラムを確認することを選択し得るようにプログラムされ、前記オブジェクトフローまたは前記ダイアグラムは、前記嵐パターンを生成した検出された発生のフローの時限図を提供するように動画化され、前記ユーザに計算透過性を提供してもよい、請求項1に記載のデバイス。
- リアルタイムで医学的状態と前記医学的状態の進行度および重症度とについての情報を表示するための改善されたリアルタイムまたは近リアルタイム病院モニタリングデバイスであって、前記デバイスは、
患者の罹患状態を示す病態生理学的発生および時系列マトリクスデータに基づいたソフトウェア要素に関連する情報を含むメモリ記憶と、
前記患者の生理系についての情報を収集し、前記メモリ記憶から読み取り、データの時間次元動的パターンを識別し、前記パターンの重症度を決定し、複数の生理系に関する前記データの動的パターン間の相対的一致に少なくとも基づいて、リアルタイムで罹患状態を識別するモニタと、
前記罹患状態の動的進行度、拡大度、および関連重症度の比喩的カラー天気図の視覚表現を含む、前記識別された罹患状態によって影響を受ける前記生理系の描写を横断する拡散パターンとして、前記生理系間の関係のリアルタイム視覚的表示を提供する表示プロセッサと
を備える、デバイス。 - 前記生理系は、炎症系、血行力学系、呼吸系、代謝系、および腎臓系のうちの少なくとも2つを含む、請求項9に記載のデバイス。
- 前記表示は、複数の領域を含み、前記複数の領域のそれぞれは、生理系に関する情報を表示する、請求項9に記載のデバイス。
- 前記拡散パターンは、前記複数の領域のそれぞれが生理系における前記罹患状態の指標を表示する場合に、前記複数の領域を横断して拡散する、請求項11に記載のデバイス。
- 少なくとも2つの拡散パターンは、前記複数の領域のうちの少なくとも2つにおいて独立して発達し、前記少なくとも2つの拡散パターンは、前記罹患状態が前記生理系の数の増大に影響を及ぼす場合に1つの拡散パターンに融合する、請求項11に記載のデバイス。
- 前記拡散パターンは、変形時間が経過するにつれて、変形を被る、請求項11に記載のデバイス。
- リアルタイムで医学的状態と前記医学的状態の進行度および重症度とについての情報を表示するための改善されたリアルタイム病院モニタリング方法であって、前記方法は、
患者の生理系に関する情報とメモリ記憶内に記憶された関係に関する情報とを比較することと、
前記メモリ記憶内に記憶された関係に基づいて、リアルタイムで、前記患者に影響を及ぼす特定の罹患状態を識別することと、
前記罹患状態の動的進行度、拡大度、および関連重症度の比喩的カラー天気図の視覚表現を含む、前記識別された罹患状態によって影響を受ける前記生理系の描写を横断して拡散する嵐として、前記生理系間の関係のリアルタイム視覚的表現を表示することと
を含む、方法。 - 前記生理系は、炎症系、血行力学系、呼吸系、代謝系、および腎臓系のうちの少なくとも2つを含む、請求項15に記載の方法。
- 前記視覚的表現は、複数の領域を含み、前記複数の領域のそれぞれは、生理系に関する情報を表示する、請求項15に記載の方法。
- 前記嵐は、前記複数の領域のそれぞれが生理系における前記罹患状態の指標を表示する場合に前記複数の領域を横断して拡散する、請求項17に記載の方法。
- 前記嵐は、前記複数の領域のうちの少なくとも2つにおいて独立して発達し、前記嵐は、前記罹患状態が前記生理系の数の増大に影響を及ぼす場合に1つの嵐に融合する、請求項17に記載の方法。
- 前記嵐は、時間が経過するにつれて、変形を被る、請求項17に記載の方法。
- リアルタイムで医学的状態と前記医学的状態の進行度および重症度とについての情報を表示するための改善されたリアルタイム病院モニタリング方法であって、前記方法は、
患者の複数の異なる生理系内で発生する複数の異なる摂動に関連するデータを受信することと、
前記摂動の動的進行度、拡大度、および関連重症度の比喩的カラー天気図の視覚表現を含む、前記生理系の描写を横断する拡散パターンとして、前記生理系間の摂動の関係のリアルタイム視覚的表現を表示することと
を含む、方法。 - 前記生理系は、炎症系、血行力学系、呼吸系、代謝系、および腎臓系のうちの少なくとも2つを含む、請求項21に記載の方法。
- 前記視覚的表現は、複数の領域を含み、前記複数の領域のそれぞれは、生理系に関する情報を表示する、請求項21に記載の方法。
- 前記拡散パターンは、前記複数の領域のそれぞれが生理系における前記医学的状態の指標を表示する場合に前記複数の領域を横断して拡散する、請求項23に記載の方法。
- 少なくとも2つの拡散パターンは、前記複数の領域のうちの少なくとも2つにおいて独立して発達し、前記少なくとも2つの拡散パターンは、前記摂動が前記生理系の数の増大に影響を及ぼす場合に1つの拡散パターンに融合する、請求項23に記載の方法。
- 前記拡散パターンは、変形時間が経過するにつれて、変形を被る、請求項23に記載の方法。
- 複数の命令を含む少なくとも1つの非一過性機械読み取り可能な媒体であって、前記複数の命令は、コンピューティングデバイス上で実行されることに応答して、前記コンピューティングデバイスに、
患者の生理系に関する情報とメモリ記憶内に記憶された関係に関する情報とを比較することと、
前記メモリ記憶内に記憶された関係に基づいて、リアルタイムで、前記患者に影響を及ぼす特定の罹患状態を識別することと、
前記罹患状態の動的進行度、拡大度、および関連重症度の比喩的カラー天気図の視覚表現を提供するように、前記識別された罹患状態によって影響を受ける前記生理系の描写を横断して拡散する嵐として、前記生理系間の関係のリアルタイム視覚的表現を表示することと
を行わせる、非一過性機械読み取り可能な媒体。 - 前記生理系は、炎症系、血行力学系、呼吸系、代謝系、および腎臓系のうちの少なくとも2つを含む、請求項27に記載の非一過性機械読み取り可能な媒体。
- 前記視覚的表現は、複数の領域を含み、前記複数の領域のそれぞれは、生理系に関する情報を表示する、請求項27に記載の非一過性機械読み取り可能な媒体。
- 前記嵐は、前記複数の領域のそれぞれが生理系における前記罹患状態の指標を表示する場合に前記複数の領域を横断して拡散する、請求項29に記載の非一過性機械読み取り可能な媒体。
- 前記嵐は、前記複数の領域のうちの少なくとも2つにおいて独立して発達し、前記嵐は、前記罹患状態が前記生理系の数の増大に影響を及ぼす場合に1つの嵐に融合する、請求項29に記載の非一過性機械読み取り可能な媒体。
- 前記嵐は、時間が経過するにつれて、変形を被る、請求項29に記載の非一過性機械読み取り可能な媒体。
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