JP7117238B2 - 作業車両 - Google Patents

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Description

本発明は、各種操作スイッチが搭載されたスイッチボックスを運転室内に備えた作業車両に関する。
従来、作業車両の運転室内のレイアウトとして、運転席に座ったオペレータが前方を向いたまま操作や視認を行いやすくするため、各種操作スイッチや計器類を表示させるパネル等を運転席よりも前方側に配置させたものが知られている。例えば、特許文献1には、運転キャビン内の前方に設けられた左右一対のフロントピラーのうち一方のフロントピラーに作業操作パネルが取り付けられたコンバインが開示されている。この作業操作パネルは、運転座席の座面の中央位置から一方のフロントピラーへの投影方向で一方のフロントピラーと重複する位置となるように、かつ操作面が運転座席側に向かうように、一方のフロントピラーに取り付けられている。
特開2013-21975号公報
特許文献1に記載のコンバインにおける作業操作パネルのレイアウトをホイールローダ等の荷役作業を行う作業車両にも適用することができるが、このような作業車両は、凹凸の激しい路面を走行することが多く走行時に車両が大きく振動しやすいため、振動の影響等によって操作したい操作スイッチにオペレータの手の位置が定まりにくい。したがって、オペレータは、操作スイッチの操作がしづらく、また、誤って他の操作スイッチ等を操作してしまう可能性もある。
そこで、本発明の目的は、車両が振動している状況であっても、操作スイッチの操作がしやすい作業車両を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、車体を構成するフレームに取り付けられた作業機と、前記フレーム上に載置された運転室と、を備え、前記運転室には、床板部上に載置された運転席と、前記運転席の前方左右側において天井部と前記床板部との間で上下方向に延びる一対のピラーと、前記作業機の操作を行うための操作レバーと、複数の操作スイッチが配置された操作面を有するスイッチボックスと、が設けられた作業車両において、前記操作レバーは、前記運転室の左右方向において、前記一対のピラーのうちの一方のピラーと前記運転席との間に配置され、前記スイッチボックスは、前記一方のピラーに対しその延在方向に長辺方向を有して取り付けられ、前記操作面は、その短辺方向の中心を通って直交する仮想線が前記運転席の背もたれ及び前記運転室の左右方向の中心線とそれぞれ交差する方向に向いており、前記スイッチボックスの短辺方向の一側部には、外方に向かって張り出したガイドが前記長辺方向に沿って形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、車両が振動している状況であっても、操作スイッチの操作がしやすい。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施形態に係るホイールローダの外観を示す側面図である。 天井部側から見た運転室内を示す図である。 運転室内の右斜め前方を仮想線に沿って見た場合の図である。 天井部側から見た右側フロントピラーの周辺を示す図である。 図3における右側フロントピラーの周辺を拡大した拡大図である。 スイッチボックスの構成を示す斜視図である。 図6におけるVII-VII線断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る作業車両の一態様として、例えば、露天掘り鉱山等において土砂や鉱物等を掘削してダンプトラック等へ積み込む荷役作業を行うホイールローダについて説明する。
(ホイールローダ1の全体構成)
まず、ホイールローダ1の全体構成について、図1を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るホイールローダ1の外観を示す側面図である。
ホイールローダ1は、車体の前部を構成する前フレーム1Aと、車体の後部を構成する後フレーム1Bと、前フレーム1Aに取り付けられた作業機2と、後フレーム1B上に載置された運転室3と、を備えている。ホイールローダ1は、車体が中心付近で中折れすることにより操舵するアーティキュレート式の作業車両である。前フレーム1Aと後フレーム1Bとは、センタジョイント10によって左右方向に回動自在に連結されており、前フレーム1Aが後フレーム1Bに対して左右方向に屈曲する。
前フレーム1Aには左右一対の前輪11Aが、後フレーム1Bには左右一対の後輪11Bが、それぞれ設けられている。なお、図1では、左右一対の前輪11A及び後輪11Bのうち、左側の前輪11A及び後輪11Bのみを示している。
作業機2は、前フレーム1Aに取り付けられたリフトアーム21と、リフトアーム21を前フレーム1Aに対して上下方向に回動させる一対のリフトアームシリンダ22と、リフトアーム21の先端部に取り付けられたバケット23と、バケット23をリフトアーム21に対して上下方向に回動させるバケットシリンダ24と、リフトアーム21に回動可能に連結されてバケット23とバケットシリンダ24とのリンク機構を構成するベルクランク25と、一対のリフトアームシリンダ22やバケットシリンダ24へ圧油を導く複数の配管(不図示)と、を有している。なお、図1では、一対のリフトアームシリンダ22のうち、左側に配置されたリフトアームシリンダ22のみを破線で示している。
リフトアーム21は、一対のリフトアームシリンダ22の各ロッド220が伸びることにより上方向に回動し、各ロッド220が縮むことにより下方向に回動する。バケット23は、バケットシリンダ24のロッド240が伸びることによりチルト(リフトアーム21に対して上方向に回動)し、ロッド240が縮むことによりダンプ(リフトアーム21に対して下方向に回動)する。
後フレーム1Bには、運転室3の他に、エンジンや油圧ポンプ等の各機器を内部に収容する機械室4と、車体が傾倒しないように作業機2とのバランスを保つためのカウンタウェイト5と、が設けられている。後フレーム1Bにおいて、運転室3は前部に、カウンタウェイト5は後部に、機械室4は運転室3とカウンタウェイト5との間に、それぞれ配置されている。
(運転室3の構成)
次に、運転室3の構成について、図2~5を参照して説明する。
図2は、天井部32側から見た運転室3内を示す図である。図3は、運転室3内の右斜め前方を仮想線ILに沿って見た場合の図である。図4は、天井部32側から見た右側フロントピラー331Rの周辺を示す図である。図5は、図3における右側フロントピラー331Rの周辺を拡大した拡大図である。
運転室3は、図2に示すように、後フレーム1B上に取り付けられた床板部31と、床板部31の上方を覆う天井部32(図1参照)と、床板部31と天井部32との間で上下方向に延びる複数のピラー33と、を備えたフレーム構造をなし、内部にはオペレータが搭乗する空間が形成されている。
そして、運転室3の内部には、図2及び図3に示すように、床板部31上に載置された運転席51と、運転席51の前方に配置されて車体の左右の進行方向を切り換えるハンドル52と、ハンドル52の前方に配置されたフロントパネル53と、作業機2の操作を行うための操作レバー54と、複数の操作スイッチSが配置された操作面550を有するスイッチボックス55と、オペレータが車体の後方を確認するためのサブモニタ56と、が設けられている。
本実施形態では、図2に示すように、複数のピラー33は、運転席51の前方左右側に配置された一対のフロントピラー331L,331R、及び運転席51の背もたれ511の左右側に配置された一対のリヤピラー332L,332Rの計4本のピラーで構成されている。なお、一対のフロントピラー331L,331Rは、運転席51の左右前方において天井部32と床板部31との間で上下方向に延びる一対のピラーに相当する。
なお、以下の説明では、ホイールローダ1の車体の左右方向のうち、運転席51に対し正面(前方)を向いて着座したオペレータの左手の方向を「左方向」とし、右手の方向を「右方向」とする。また、以下では、「車体の左右方向」を単に「左右方向」とし、「車体の前後方向」を単に「前後方向」とする場合がある。
一対のフロントピラー331L,331Rの間には、フロント窓ガラス34が作業機2側に張り出して設けられている。このフロント窓ガラス34は、オペレータの正面に位置する正面部34Fと、オペレータの左手前方に位置する左前面部34Lと、オペレータの右手前方に位置する右前面部34Rと、を含んで構成されている。正面部34Fの左右方向の幅は一対のフロントピラー331L,331R間の距離よりも小さく、左前面部34Lは左側フロントピラー331Lから正面部34Fに向かって、右前面部34Rは右側フロントピラー331Rから正面部34Fに向かって、それぞれ傾斜している。すなわち、左前面部34L及び右前面部34Rは、左右方向の外側から中央前方に向かって傾斜して設けられている。
一対のリヤピラー332L,332Rの間には、リヤ窓ガラス35が機械室4側に張り出して設けられている。このリヤ窓ガラス35は、オペレータの背面に位置する背面部35Bと、オペレータの後方左側に位置する左側面部35Lと、オペレータの後方右側に位置する右側面部35Rと、を含んで構成されている。リヤ窓ガラス35は、背面部35Bの左右方向の幅が左側面部35Lと右側面部35Rとの間の距離と同じであり、したがって、左側面部35L及び右側面部35Rは、車体の前後方向に沿って平行に設けられている。
左側フロントピラー331Lと左側リヤピラー332Lとの間、及び右側フロントピラー331Rと右側リヤピラー332Rとの間にはそれぞれ、オペレータや作業員等が運転室3内にアクセスするための開閉ドア36L,36Rが設けられている。本実施形態では、左側の開閉ドア36Lが開閉可能な状態となっており、オペレータは左側の開閉ドア36Lから運転室3内に乗り込むが、ホイールローダ1の仕様によっては右側の開閉ドア36Rを開閉可能な状態としてもよい。
フロントパネル53は、例えば、車体の走行に関する各種操作ボタンや、車体の走行状態等を表示するメインモニタ等を含んで構成されている。操作レバー54は、運転室3の左右方向において右側フロントピラー331Rと運転席51との間に配置されている。本実施形態では、操作レバー54は、前後左右360°の方向に操作可能な多軸レバーであり、作業機2の操作を行う場合の他に、車体の前後の進行方向の切り換えを行う場合にも用いられる。
スイッチボックス55は、図3に示すように、右側フロントピラー331Rに対しその延在方向に長辺方向を有して取り付けられている。そして、図2に示すように、操作面550は、その短辺方向の中心を通って直交する仮想線IL(図2において二点鎖線で示す)が運転席51の背もたれ511及び運転室3の左右方向の中心線C(図2において一点鎖線で示す)とそれぞれ交差する方向に向いている。なお、このとき、仮想線ILと中心線Cとの交点Pの上方向への延長上がオペレータのアイポイントとなる。
このように、操作面550が運転席51に着座したオペレータの側に向くようにスイッチボックス55が右側フロントピラー331Rに取り付けられているため、オペレータは姿勢や顔の向きを大きく変えることなく正面を向いたまま操作スイッチSを操作することが可能であり、操作性が良好となっている。
本実施形態では、操作面550の長手方向(上下方向)に並ぶ4個の操作スイッチSが短手方向に2列並んだ合計8個の操作スイッチSにより、一対のスイッチパネル551A,551Bがそれぞれ構成されている。一対のスイッチパネル551A,551Bは、図3及び図5に示すように、操作面550の長手方向に隙間を空けて並んで設けられている。なお、一対のスイッチパネル551A,551Bのうち、上側に配置されたスイッチパネル551Aを上側スイッチパネル551Aとし、下側に配置されたスイッチパネル551Bを下側スイッチパネル551Bとする。
16個の操作スイッチSは、例えばワイパーやウォッシャーの起動、排ガス処理装置の手動再生等、ホイールローダ1に搭載された各機器を駆動させるためのスイッチである。また、操作面550において、下側スイッチパネル551Bの下側には、車体に搭載された電動ミラー(不図示)の角度を調整するための調整部551Cが設けられている。
図4に示すように、本実施形態では、仮想線IL(図2参照)に沿ってスイッチボックス55及び右側フロントピラー331Rを見た場合、スイッチボックス55の幅W2は、右側フロントピラー331Rの幅W1よりも小さい(W2<W1)。これにより、運転席51に着座したオペレータの視界を広く確保することが可能となる。さらに、通常オペレータは、右手で操作レバー54を掴んでいるが、スイッチボックス55は操作レバー54が配置された側のフロントピラーである右側フロントピラー331Rに取り付けられているため、右手で操作レバー54を掴んでいる状態からスイッチボックス55へのアクセスがしやすくなっている。
図3及び図5に示すように、サブモニタ56は、表示装置の一態様であり、車体の後方に取り付けられたバックカメラが写す内容の他に、例えば、車体のチューニングに関し現在の車体の設定状況等も表示する。なお、車体のチューニングについては、操作レバー54の右側後方に配置されたダイアル式の操作部57(図2及び図3参照)を用いて行う。
図3に示すように、サブモニタ56は、右側フロントピラー331Rの側の上方に設けられており、スイッチボックス55の操作面550は、上下方向においてサブモニタ56と操作レバー54との間に配置されている。具体的には、図5に示すように、操作面550の上端550Aはサブモニタ56の下端56Bよりも下側に位置し、操作面550の下端550Bは起立状態における操作レバー54の最上端の位置54Aよりも上側に位置している。なお、本実施形態では、操作レバー54は、前傾姿勢の状態が中立位置である(図4において破線で示す)。
このように、運転席51に着座したオペレータから見て、スイッチボックス55の操作面550が操作レバー54及びサブモニタ56のそれぞれに重ならない位置に設けられているため、オペレータがスイッチボックス55を操作する際に、手が操作レバー54やサブモニタ56に触れにくくなるため、スイッチボックス55の操作がしやすい。
(スイッチボックス55の構成)
次に、スイッチボックス55のより具体的な構成について、図6及び図7を参照して説明する。
図6は、スイッチボックス55の構成を示す斜視図である。図7は、図6におけるVII-VII線断面図である。
スイッチボックス55は、右側フロントピラー331Rの延在方向に沿って細長く形成された箱体であり、操作面550を有する本体552と、本体552の短辺方向の一側部(操作面550に向かって右側面部)において外方に向かって張り出したガイド553と、を備える。本実施形態では、スイッチボックス55は樹脂等の射出成型により形成されており、本体552とガイド553とは一体に形成されている。
本体552は、一対のスイッチパネル551A,551B及び調整部551Cが取り付けられた操作面550を含む前板部552Aと、前板部552Aの長辺方向の両端部(上下端部)から操作面550とは反対側に向かって延在する上板部552B及び下板部552Cと、前板部552Aの短辺方向の両端部から上板部552B及び下板部552Cの延在方向に向かって立設された一対の側板部552L,552Rと、を有する。
そして、図7に示すように、前板部552Aと、上板部552Bと、下板部552Cと、一対の側板部552L,552Rとによって囲まれた部分には、内部空間552Sが形成されている。
また、スイッチボックス55は右側フロントピラー331Rの角部に取り付けられるため(図2及び図4参照)、図6に示すように、上板部552Bには右側フロントピラー331Rの角部の形状に沿った切欠き552Dが形成されている。なお、図6においては図示されていないが、下板部552Cについても、上板部552Bと同様に、切欠き552Dが形成されている。
図6に示すように、ガイド553は、上板部552Bの延在方向、前板部552Aの長辺方向、及び下板部552Cの延在方向に沿って連続して形成されており、上板部552B、前板部552A、及び下板部552Cから張り出した張り出し部553Aと、張り出し部553Aから一方の側板部552Rに沿って延出した延出部553Bと、を有している。
図7に示すように、本体552の一方の側板部552Rと、張り出し部553Aと、延出部553Bとによって囲まれた部分、すなわちガイド553の裏側には、ガイド553の延在方向に沿って連続する凹部553Sが形成されている。
オペレータがスイッチボックス55を操作する際は、例えば親指以外の4本の指をガイド553に引っ掛けて、操作面550上の所望の操作スイッチSを親指で押す。このように、オペレータはガイド553に親指以外の4本の指を引っ掛けることができるため、手を安定させた状態で操作スイッチSを押すことができる。したがって、車体が大きく振動している状況下においてスイッチボックス55を操作する場合であっても、オペレータは所望の操作スイッチSが押しやすくなり、押し間違えによる他の機器の誤動作の抑制が図れる。
また、図6に示すように、ガイド553は、本体552(操作面550)の長辺方向に沿って連続した形状により形成されているため、例えば、上側スイッチパネル551Aの操作スイッチSを押した後に下側スイッチパネル551Bの操作スイッチSを押したい場合であっても、オペレータはガイド553を握り替えることなく上下方向(長辺方向)に手をスライドさせることによって手の位置を容易に移動させることができる。
なお、図6では、ガイド553は、前板部552Aの長辺方向だけでなく、上板部552B及び下板部552Cに亘って連続して形成されているが、これに限らず、前板部552Aの長辺方向に沿った部分にのみガイド553が設けられていてもよい。
本実施形態では、ガイド553には、延出部553Bの端部全体に亘ってグリップ553Cが取り付けられている。そのため、グリップ553Cが滑り止めの機能を果たし、オペレータはガイド553に指を引っ掛けやすく、また手をより安定させることができ、操作スイッチSの操作がよりしやすくなっている。なお、ガイド553にグリップ553Cが取り付けられていた方が望ましいが、必ずしもその必要はない。
以上、本発明の実施形態について説明した。なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、本実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、本実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。またさらに、本実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
例えば、上記実施形態では、ガイド553は本体552と一体に形成されていたが、これに限らず、別部材で形成された本体552とガイド553とを、例えば溶接や接着剤等により接合させてもよい。この場合において、ガイド553は、少なくとも前板部552Aの短辺方向の一側部から外方に張り出していればよく、例えば、パイプ等を屈曲させたものをガイドとして前板部552Aの短辺方向の一側部から外方に張り出すように設けてもよい。
また、上記実施形態では、ガイド553はスイッチボックス55の長辺方向に沿って連続した形状により形成されていたが、これに限らず、スイッチボックス55の長辺方向に沿って並ぶ複数の部材によってガイドが形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、操作性の観点から、スイッチボックス55の操作面550は、上下方向においてサブモニタ56と操作レバー54との間に配置されていたが、必ずしもそのような配置でなくともよい。
また、上記実施形態では、操作レバー54及びスイッチボックス55はそれぞれ、運転席51の右側前方に配置されていたが、これに限らず、ホイールローダ1の仕様によっては運転席51の左側前方に配置されていてもよい。
1:ホイールローダ(作業車両)
1A:前フレーム
1B:後フレーム
2:作業機
3:運転室
31:床板部
32:天井部
51:運転席
54:操作レバー
55:スイッチボックス
56:サブモニタ(表示装置)
331L:左側フロントピラー(ピラー)
331R:右側フロントピラー(ピラー)
550:操作面
553:ガイド
C:中心線
IL:仮想線
S:操作スイッチ

Claims (3)

  1. 車体を構成するフレームに取り付けられた作業機と、前記フレーム上に載置された運転室と、を備え、前記運転室には、床板部上に載置された運転席と、前記運転席の前方左右側において天井部と前記床板部との間で上下方向に延びる一対のピラーと、前記作業機の操作を行うための操作レバーと、複数の操作スイッチが配置された操作面を有するスイッチボックスと、が設けられた作業車両において、
    前記操作レバーは、前記運転室の左右方向において、前記一対のピラーのうちの一方のピラーと前記運転席との間に配置され、
    前記スイッチボックスは、前記一方のピラーに対しその延在方向に長辺方向を有して取り付けられ、
    前記操作面は、その短辺方向の中心を通って直交する仮想線が前記運転席の背もたれ及び前記運転室の左右方向の中心線とそれぞれ交差する方向に向いており、
    前記スイッチボックスの短辺方向の一側部には、外方に向かって張り出したガイドが前記長辺方向に沿って形成されている
    ことを特徴とする作業車両。
  2. 請求項1に記載の作業車両において、
    前記ガイドは、前記長辺方向に沿って連続した形状により形成されている
    ことを特徴とする作業車両。
  3. 請求項1に記載の作業車両において、
    前記運転室には、前記一方のピラーの側の上方に表示装置が設けられており、
    前記スイッチボックスの前記操作面は、上下方向において前記表示装置と前記操作レバーとの間に配置されている
    ことを特徴とする作業車両。
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