JP7099933B2 - 車両用シート - Google Patents

車両用シート Download PDF

Info

Publication number
JP7099933B2
JP7099933B2 JP2018206312A JP2018206312A JP7099933B2 JP 7099933 B2 JP7099933 B2 JP 7099933B2 JP 2018206312 A JP2018206312 A JP 2018206312A JP 2018206312 A JP2018206312 A JP 2018206312A JP 7099933 B2 JP7099933 B2 JP 7099933B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
seat back
width direction
seat
vehicle width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018206312A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020069946A (ja
Inventor
哲也 永井
康之 加藤
隆 杉本
理 小田
昌敏 羽田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2018206312A priority Critical patent/JP7099933B2/ja
Priority to DE102019128047.8A priority patent/DE102019128047B4/de
Priority to CN201911029686.6A priority patent/CN111137241B/zh
Priority to US16/666,974 priority patent/US11299119B2/en
Publication of JP2020069946A publication Critical patent/JP2020069946A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7099933B2 publication Critical patent/JP7099933B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/207Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in vehicle seats
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/04Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
    • B60N2/10Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable tiltable
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/68Seat frames
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/70Upholstery springs ; Upholstery
    • B60N2/72Attachment or adjustment thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/24Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
    • B60N2/38Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles specially constructed for use on tractors or like off-road vehicles
    • B60N2/39Seats tiltable to compensate for roll inclination of vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2002/0204Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable characterised by the seat or seat part turning about or moving along a non-standard, particular axis, i.e. an axis different from the axis characterising the conventional movement
    • B60N2002/0212Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable characterised by the seat or seat part turning about or moving along a non-standard, particular axis, i.e. an axis different from the axis characterising the conventional movement the seat or seat part turning about or moving along a longitudinal axis

Description

本発明は、車両用シートに関し、特に、サイドエアバッグを備える車両用シートに関する。
例えば車両の旋回(コーナリング)時等に乗員に慣性力が加わる。この慣性力に追従するように、座面や背面が揺動可能な構造を備えた車両用シートが知られている。例えば特許文献1に記載された車両用シートは、固定側フレームである下部フレームと、下部フレームに対して車両前後方向に延びる回転軸に沿って揺動可能な座部フレームとを備える。さらにこのシートは、座部フレームに接続され当該座部フレームとともに揺動する、背もたれ部材である上部フレームを備える。
車両用シートには、車両の側面衝突時等に運転者や乗員を側面から保護するためのサイドエアバッグが設けられる。例えば特許文献2では、車両用シートのシートバックフレームの側部を構成するサイドフレームに、エアバッグモジュールが取り付けられる。エアバッグモジュールには、エアバッグとガス発生装置であるインフレータが設けられる。インフレータが作動することでエアバッグにガスが送り込まれ、乗員の側方まで展開される(膨らむ)。
特開2018-16094号公報 特開2018-70096号公報
ところで、背面が揺動可能な車両用シートにおいて、図11のように、シートバックモジュール500の固定側フレーム510にサイドエアバッグモジュール520が取り付けられると、サイドエアバッグの展開が揺動側フレーム530に妨げられるおそれがある。
図11には車両用シートの背面図が例示される。この図の破線で示されるように、揺動側フレーム530は、固定側フレーム510に対して車幅方向に揺動する。揺動側フレーム530の、固定側フレーム510に対する揺動角度によっては、破線で示されるように、揺動側フレーム530がサイドエアバッグモジュール520の車両前後方向前方を横切るようになり、サイドエアバッグの展開が揺動側フレーム530に妨げられるおそれがある。
そこで本発明は、背面が揺動可能な車両用シートにおいて、サイドエアバッグを乗員の側方に確実に展開可能な、車両用シートを提供することを目的とする。
本発明は、車両用シートに関する。当該シートは、シートバックメインフレームと、シートバックサブフレームを備える。シートバックメインフレームは、シートクッションフレームに固定され上方に延設される。シートバックサブフレームは、シートバックメインフレームに対して車幅方向に揺動可能であって、背もたれとなるバックレストが取り付けられる。シートバックサブフレームには、その車幅方向側端にサイドエアバッグモジュールが取り付けられる。
上記構成によれば、乗員の背もたれとなるバックレストが取り付けられるシートバックサブフレームに、サイドエアバッグモジュールが取り付けられる。このため、乗員の側方に確実にサイドエアバッグを展開できる。
また上記発明において、シートバックサブフレームは、シートバックメインフレームの車両前後方向前方に配置されてよい。この場合、シートバックメインフレームには、サイドエアバッグモジュールの車両前後方向後方に、車幅方向に延設されるエアバッグ受け部が設けられる。
上記構成によれば、固定側フレームであるシートバックメインフレームにエアバッグ受け部を設けることで、サイドエアバッグの展開時に、その反力で車両前後方向後方に押されるサイドエアバッグモジュールを上記エアバッグ受け部で受け止めることができる。
また上記発明において、シートバックサブフレームは、その車幅方向側端に、サイドエアバッグモジュールが取り付けられるエアバッグブラケットが設けられてよい。この場合、エアバッグブラケットは、シートバックサブフレームから車幅方向に張り出すサイドプレートと、サイドプレートの車幅方向末端から車両前後方向後方に張り出しサイドエアバッグモジュールが取り付けられるリアプレートとを備えてもよい。
上記構成によれば、シートバックメインフレームに向かって延設されるリアプレートにサイドエアバッグモジュールが取り付けられる。したがってサイドエアバッグモジュールと、これと対向するシートバックメインフレームのエアバッグ受け部とが近接される。サイドエアバッグの展開時に、その反力でサイドエアバッグモジュールが車両前後方向後方に押されてエアバッグ受け部に受け止められるが、上記構成により、その際の後退量(後方移動量)を短距離に抑えることが可能となり、車両前後方向前方へのエアバッグ展開量を確保できる。
また上記発明において、シートバックサブフレームがシートバックメインフレームに対して車幅方向中立位置にあるときに、エアバッグブラケットのリアプレートとシートバックメインフレームとは、車幅方向に離間されてよい。
上記構成によれば、エアバッグブラケットによって阻害されることなく、シートバックサブフレームの車幅方向の揺動が可能となる。
本発明によれば、背面が揺動可能な車両用シートにおいて、サイドエアバッグを乗員の側方に確実に展開可能となる。
本実施形態に係る車両用シートを例示する背面斜視図である。 本実施形態に係る車両用シートのシートバックモジュールの構成部材を例示する分解斜視図である。 図2の分解斜視図のうち、シートバックメインフレーム及びシートバックサブフレームを例示する斜視図である。 本実施形態に係る車両用シートの、板ばね周辺の構造を例示する斜視図である。 シートバックサブフレーム揺動時の例を示す斜視図である。 オーナメント及びこれに留められるネストワイヤを例示する斜視図である。 図1のA-A切断部端面図である。 シートバックサブフレームが左方向に揺動したときのA-A切断部端面図である。 シートバックサブフレームが右方向に揺動したときのA-A切断部端面図である。 サイドエアバッグ展開時の例を示すA-A切断部端面図である。 従来の車両用シート構造について説明する図である。
図1には、本実施形態に係る車両用シートの背面斜視図が例示される。なお、図1~図10において、車両前後方向を記号FRで表される軸で示し、車両幅方向を記号RWで表される軸で示し、車両上下方向(鉛直方向)を記号UPで表される軸で示す。記号FRはFrontの略であり、車両前後軸FRは車両前方方向を正方向とする。また車両上下軸UPは上方向を正方向とする。
また、記号RWはRight Widthの略であり、車幅軸RWは右幅方向を正方向(車両内側方向)とし、左幅方向を負方向(車両外側方向)とする。すなわち図1~図10に例示される車両用シートは、車両前方左側に配置されるシートであり、左ハンドル車であれば運転席となり、右ハンドル車であれば助手席となる。図1に示されているように、これら車両前後軸(FR軸)、車幅軸(RW軸)、車両上下軸(UP軸)は互いに直交する。
図1に例示されるように、本実施形態に係る車両用シートは、複数人が着座可能なベンチシートではなく、一名のみ着座可能なセパレートシートである。この車両用シートは、背もたれ部であるシートバックモジュール100と、着座部であるシートクッションモジュール200を含んで構成される。
乗員の背中と接する、シートバックモジュール100のバックレスト110(図2参照)、及び乗員が着座するシートクッションパン210は、それぞれ独立に、車両のフロアに対して揺動(スイング移動)可能となっている。このような、背もたれ部及び着座部の動的特性から、本実施形態に係る車両用シートは「キネティックシート」とも呼ばれる。
<シートクッションモジュールの構造>
図1を参照して、シートクッションパン210は、カーブドレール240のアーチ形状に沿って揺動可能となっている。例えばシートクッションパン210は、図1に例示される仮想線L2に沿って揺動可能となっている。
カーブドレール240は図示しない締結部材によってシートロッド230に締結される。シートロッド230の車幅方向両端はシートクッションフレーム220に固定される。シートクッションフレーム220は、シートクッションパン210に対する固定側フレームであって、その下端部はシートレールガイド310に固定される。
シートレールガイド310はシートレール300の溝内に挿入される。シートレール300は車両前後方向に延設され、シートレールガイド310はこれに沿って車両前後方向に移動可能となっている。
カーブドレール240にはカーブドレールガイド242が差し込まれており、当該カーブドレールガイド242は、カーブドレール240上を移動可能となっている。このカーブドレールガイド242に、クッションブラケット244を介して、シートクッションパン210が固定される。
また、図示は省略するが、シートクッションパン210の車両前後方向前方にも、カーブドレールガイド242の揺動軸と同軸の揺動機構が設けられる。つまり、シートクッションパン210は車両前後方向両端が揺動機構に支持される。
以上のような構造により、シートクッションパン210は、固定側フレームであるシートクッションフレーム220に対して、仮想線L2を中心として揺動可能となる。
<シートバックモジュールの構造>
図2には、シートバックモジュール100の主要構成が分解斜視図にて例示される。シートバックモジュール100は、バックレスト110、シートバックサブフレーム130、及びシートバックメインフレーム150を備える。後述するように、シートバックサブフレーム130には、バックレスト110が取り付けられる。そして、バックレスト110及びシートバックサブフレーム130が一体となって、シートバックメインフレーム150に対して車幅方向に揺動(スイング移動)可能となる。具体的には図1を参照して、オーナメント190から車両前後方向に延びる仮想線L1を中心軸として、バックレスト110及びシートバックサブフレーム130は、シートバックメインフレーム150に対して車幅方向に揺動可能となっている。
図2を参照して、バックレスト110は背もたれ部材であって、例えば樹脂から構成される。バックレスト110は、全体的に車幅方向両端よりも車幅方向中央部が車両前後方向後方に窪むような、いわゆるバケット構造となっており、乗員の背中を包むような構造となっている。またバックレスト110は、乗員の胸椎を支える上部側が、腰椎を支える下部側と比較して車両前後方向後方に、より窪むような形状となっている。
バックレスト110は弾性を有する樹脂から構成され、車両前後方向の荷重に対して弾性変形可能となっている。また後述するように、バックレスト110の背面は複数のサイドワイヤ149(図1参照)に支持される。このことから、バックレスト110の車両前後方向の変形幅は、バックレスト110自体の弾性と、サイドワイヤ149の弾性とに応じて定められる。
バックレスト110の背面上部には、オーナメント190が設けられる。オーナメント190は、図1や図6に例示するように、蜘蛛の巣状に張り巡らされたネストワイヤ180~182を留める(引っ掛ける)フックの役割を持っている。オーナメント190及びネストワイヤ180~182を介して、バックレスト110はシートバックメインフレーム150に支持される。
シートバックサブフレーム130は、固定側フレームであるシートバックメインフレーム150に対して車幅方向に揺動可能な揺動側フレームである。シートバックサブフレーム130は、一組のサブサイドフレーム132A,132B、サブフレームクロスアッパ134、及びサブフレームクロスロア136を備える。
サブサイドフレーム132A,132Bは、車両上下方向(UP軸)に延設され車幅方向両端に設けられる。サブフレームクロスアッパ134及びサブフレームクロスロア136は、それぞれ、サブサイドフレーム132A,132Bの上方及び下方を繋ぐようにして車幅方向に延設される。サブサイドフレーム132A,132B、サブフレームクロスアッパ134及びサブフレームクロスロア136はシートバックサブフレーム130の骨格部材であり、例えばアルミや鉄等の金属材料から形成され、乗員の体重を支持可能な剛性を備える。
シートバックサブフレーム130には、その車幅方向側端に、サイドエアバッグモジュール146A,146Bが取り付けられる。具体的にはサブサイドフレーム132A,132Bから車幅方向に張り出すようにしてエアバッグブラケット140A,140Bが設けられる。このエアバッグブラケット140A,140Bに、サイドエアバッグモジュール146A,146Bが設けられる。エアバッグブラケット140A,140B及びサイドエアバッグモジュール146A,146Bの詳細な構造については後述する。
サブサイドフレーム132A,132Bは、バックレスト110の車幅方向両端と、接着剤やボルト・ナット等の締結部材によって固定される。このためサブサイドフレーム132A,132Bは、バックレスト110の車幅方向両端の形状に沿って形成される。
また、サブサイドフレーム132A,132Bには、この両者を繋ぐようにして、車幅方向にサイドワイヤ149(図1参照)が張られる。サイドワイヤ149は車両上下方向に所定の間隔を置いて複数本張られる。このサイドワイヤ149は、バックレスト110の背面を支持する。つまり、バックレスト110が車両前後方向後方に撓んだ際に、サイドワイヤ149がこれを受ける。その結果、バックレスト110の撓み量が調整される。
サブフレームクロスアッパ134及びサブフレームクロスロア136はともに車幅方向に延設され、サブサイドフレーム132A,132Bを繋ぐ。サブフレームクロスアッパ134及びその下方に設けられたサブフレームクロスロア136は、平面視でΠ形形状であって、サブサイドフレーム132A,132Bから車両前後方向後方に延設された後に、車幅方向に延設される。サブフレームクロスアッパ134よりもサブフレームクロスロア136の方が、車両前後方向後方に張り出される。
後述するように、サブフレームクロスアッパ134には、L字ブラケット160A,160B(図3参照)の車両前後方向前方端が接続固定される。またサブフレームクロスロア136には、車幅方向中央部分に、車両前後方向前方に延設される板ばね固定部148が形成される。この板ばね固定部148に、板ばね156の車両前後方向後方端が接続固定される。
加えて、サブフレームクロスロア136には、一対のワイヤ留め部137A,137Bが設けられる。このワイヤ留め部137A,137Bに、図6に例示されるネストワイヤ182A,182Bの一端が固定される(留められる)。
シートバックメインフレーム150は、シートパイプ232(図1参照)を介してシートクッションフレーム220に固定され上方に延設される、固定側フレームである。図3を参照して、シートバックメインフレーム150は、それぞれ骨格部材である、メインサイドフレーム152A,152B、メインフレームクロスプレート154、メインフレームクロスアッパ166、及びメインフレームクロスロア168を備える。これらの部材はアルミや鉄等の金属材料から構成された剛性部材となっている。
メインサイドフレーム152A,152Bは車両上下方向に延設され、車幅方向に一対設けられる。メインサイドフレーム152A,152Bの下端には、シートパイプ232(図1参照)が挿入される貫通孔153が穿孔される。
メインサイドフレーム152A,152Bは例えばシートバックサブフレーム130のサブサイドフレーム132A,132Bの形状に沿った形状となっている。メインサイドフレーム152A,152Bは、その上方がメインフレームクロスアッパ166によって接続される。また、メインサイドフレーム152A,152Bの下方は、メインフレームクロスプレート154及びメインフレームクロスロア168によって接続される。
さらに、メインサイドフレーム152A,152Bには、エアバッグ受け部162A,162Bが設けられる。エアバッグ受け部162A,162Bは、メインサイドフレーム152A,152Bから車幅方向に張り出される。例えばエアバッグ受け部162Aは、メインサイドフレーム152Aから車幅方向外側(RW軸負方向)に張り出される。また、エアバッグ受け部162Bは、メインサイドフレーム152Bから車幅方向内側(RW軸正方向)に張り出される。
エアバッグ受け部162A,162Bは、例えばメインサイドフレーム152A,152Bと一体成形されてもよい。または、メインサイドフレーム152A,152Bとは別体の板材をメインサイドフレーム152A,152Bに溶接等によって接合させてこれをエアバッグ受け部162A,162Bとしてもよい。エアバッグ受け部162A,162Bを含むサイドエアバッグ構造については後述する。
メインサイドフレーム152A,152Bに、板ばね158A,158Bの車両前後方向前方端が固定される。またメインフレームクロスプレート154に、板ばね156の車両前後方向前方端が固定される。
図4には、板ばね158Bの周辺構造が例示される。なお、車両用シートの対称構造により、板ばね158Aの周辺も図4の構造と同一の構造を取る。例えば下記の説明において、符号末尾のサフィックス「B」を「A」に変更することで、板ばね158Aの周辺構造の説明となる。
図4を参照して、メインサイドフレーム152Bには固定側ブラケット170Bが取り付けられる。固定側ブラケット170Bは車両前後方向前方に延設されるばね押さえ部170B1を備える。このばね押さえ部170B1ともう一つのばね押さえ部172Bにより、板ばね158Bの車両前後方向前端が挟持固定される。
板ばね158Bは車両前後方向に延設されその後端がばね押さえ部173B,173Cに挟持固定される。板ばね158Bは、その板面が、車両用シートの車幅方向内側かつ下方に向くように配置される。
さらにばね押さえ部173CはL字ブラケット160Bの車両前後方向後端に接続される。L字ブラケット160Bは、その長手方向を軸とする捩れを防ぐために、正面(RW-UP平面)断面がL字状となっている。L字ブラケット160Bは板ばね158Bと車幅方向に離間されるとともに、板ばね158Bと平行に、車両前後方向に延設される。L字ブラケット160Bの車両前後方向前端はサブフレームクロスアッパ134の背面に接続固定される。
図5には、板ばね158Bが捩られたときの様子が例示される。板ばね158Bがその長手方向(車両前後方向)を回転軸として捩られる。このとき、板ばね158Bを介して接続関係にあるシートバックサブフレーム130とシートバックメインフレーム150とが相対移動する。
図3を参照して、シートバックサブフレーム130は、三枚の板ばね156,158A,158Bを介してシートバックメインフレーム150に支持される。この三枚の板ばね156,158A,158Bの捩れによって、シートバックメインフレーム150に対するシートバックサブフレーム130の揺動が可能となる。
また、シートバックメインフレーム150は、ネストワイヤ180~182(図6参照)を介して、バックレスト110(図2参照)を支持する。バックレスト110の背面にはオーナメント190が設けられる。オーナメント190は例えば円柱形状であって、円柱の高さよりも円の直径が長くなるようなコイン形状となっている。
オーナメント190の露出面である背面には、複数の溝が形成される。この溝がネストワイヤ180~182を引っ掛けるフックとなる。図6を参照して、オーナメント190には、上部フック191A,191B、中央フック192A,192B、及び下部フック193A,193Bが形成される。
上部フック191A,191Bは、オーナメント190の上方に設けられたU字形状の溝である。オーナメント190を背面視したときに、上部フック191Aの溝は、オーナメント190の8時方向及び10時方向に貫通するように掘り抜かれる。同様にして上部フック191Bの溝は、オーナメント190の2時方向及び4時方向に貫通するように掘り抜かれる。
下部フック193A,193Bは、オーナメント190の下方に設けられたU字形状の溝である。オーナメント190を背面視したときに、下部フック193Aの溝は、オーナメント190の7時と8時の間の方向及び6時と7時の間の方向に貫通するように掘り抜かれる。同様にして下部フック193Bの溝は、オーナメント190の4時と5時の間の方向及び5時と6時の間の方向に貫通するように掘り抜かれる。
また、中央フック192A,192Bは、上部フック191A,191B、下部フック193A,193Bとは異なり、オーナメント190の厚さ方向に貫通される貫通孔である。
これらのフックにネストワイヤ180A,181A,182A,180B,181B,182Bが通される。ネストワイヤ180Aは上部フック191Aに引っ掛けられる。ネストワイヤ180Aの一端は、シートバックメインフレーム150に取り付けられたワイヤブラケット164Aのワイヤ留め部164A1(図3参照)に固定される。ネストワイヤ180Aの他端は、ワイヤブラケット164Aのワイヤ留め部164A2に固定される。
ネストワイヤ181Aは中央フック192Bに挿入され、その一端はワイヤブラケット164Aのワイヤ留め部164A3に、他端はワイヤ留め部164A4に固定される。さらにネストワイヤ182Aは、下部フック193Aに引っ掛けられる。ネストワイヤ182Aの一端はL字ブラケット160Aに設けられたワイヤ留め部160A1に固定される。ネストワイヤ182Aの他端はサブフレームクロスロア136のワイヤ留め部137Aに固定される。
なお、図1や図6に示されるように、ネストワイヤ180A,181A,182A及びネストワイヤ180B,181B,182Bの張り方には対称性がある。上記のネストワイヤ180A,181A,182Aに関する説明について、サフィックス「A」を「B」に変更すると、ネストワイヤ180B,181B,182Bの張り方を説明するものとなる。
このように、ネストワイヤ180A,180B,181A,181B,182A,182Bの6本(3組)のワイヤが、オーナメント190を中心にして蜘蛛の巣状に張り巡らされる。また、これらのワイヤは、ネストワイヤ182A,182Bの一端を除いてシートバックメインフレーム150に固定される。つまりネストワイヤ180A,180B,181A,181B,182A,182Bを介して、バックレスト110及びこれに固定されるシートバックサブフレーム130は、シートバックメインフレーム150に支持される。
ここで、オーナメント190の各フックに対して、それぞれのネストワイヤは摺動可能となっている。したがって上述したような、板ばね158A,158B,156(図3参照)の捩れによる、シートバックサブフレーム130及びバックレスト110の、シートバックメインフレーム150に対する車幅方向の相対移動が生じると、当該相対移動に追従するように、オーナメント190の各フック191A,191B,192A,192B,193A,193Bに対して、各ネストワイヤ180A,180B,181A,181B,182A,182Bが摺動する。
ここで、各ネストワイヤは各フックを摺動可能であるものの、ネストワイヤの長さは、その弾性を越えて可変にはならない。つまりネストワイヤの伸張には限界がある。したがって、例えばシートバックサブフレーム130及びバックレスト110が、シートバックメインフレーム150に対して車幅方向に相対移動しようとしても、オーナメント190とシートバックメインフレーム150との相対位置は基本的には(ワイヤの伸びを超過してまでは)変動しない。例えば図6を参照して、バックレスト110が車幅方向内側(RW軸右側)に移動しようとすると、主にネストワイヤ180A,181Aにより当該移動が抑制される。
つまり、オーナメント190は、シートバックサブフレーム130及びバックレスト110の、シートバックメインフレーム150に対する、車幅方向の揺動について回転中心(揺動中心)となる。具体的には図1に例示されるように、シートバックサブフレーム130及びバックレスト110は、シートバックメインフレーム150に対して、オーナメント190を通って車両前後方向に延設される仮想線L1を中心にして、車幅方向に揺動可能となる。
上記揺動態様においては、オーナメント190はシートバックモジュール100の上方に設けられていることから、乗員にとっては、揺動中心の頚椎側の揺動量(揺動幅)よりも、腰椎側の揺動量が多くなる。つまり、車両から乗員に伝わる慣性力や振動による運動エネルギは、腰椎周りの揺動運動(振り子運動)によって吸収され、頚椎側への運動エネルギの伝達が低減される。その結果、運転中の頚椎の振動が抑えられ、視界のぶれが低減される(視界が安定する)。
<サイドエアバッグの構造>
図7には、図1のA-A切断部端面図が例示される。なお、図7では、車幅方向左側の断面構造が例示されるが、車両用シート構造の対称性により、車幅方向右側の断面構造もこれと同一の構造を備える。例えば下記の説明において、サフィックス「A」を「B」に変更すると、車幅方向右側の構造を説明したものとなる。
図7に例示されるように、シートバックサブフレーム130のサブサイドフレーム132Aは、シートバックメインフレーム150のメインサイドフレーム152Aよりも車両前後方向前方に配置される。相対的に前方に配置されたサブサイドフレーム132Aにサイドエアバッグモジュール146Aが設けられ、相対的に後方に配置されたメインサイドフレーム152Aにエアバッグ受け部162Aが設けられる。
図7を参照して、サイドエアバッグモジュール146Aは、サイドエアバッグ400、インフレータ402、及びケーシング404を備える。ケーシング404はインフレータ402及びサイドエアバッグ400を収容する箱体である。
またケーシング404の車両前後方向前方部分の壁には、周辺よりも壁厚の薄い脆弱部406が形成される。サイドエアバッグ400の展開時には、この脆弱部406からケーシング404を破ってサイドエアバッグ400が車両前後方向前方に展開される。
インフレータ402はガス発生装置である。例えば車両のECU(制御部)からの展開命令を受けると、インフレータ402内の火薬が着火し、これにより窒素ガスが発生してエアバッグが瞬時に展開される。インフレータ402はサイドエアバッグ400よりも車両前後方向後方に設けられる。
サイドエアバッグ400は例えば捲回状態でケーシング404内に収容される。インフレータ402によってガスが送り込まれると、サイドエアバッグ400はケーシング404を破って車両前後方向前方に展開する(膨らむ)。具体的にはバックレスト110よりも車両前後方向前方に飛び出すようにしてサイドエアバッグ400が展開される。
図1を参照して、サイドエアバッグモジュール146Aは、車両の側面衝突時に、乗員を側方から保護する。具体的には、サイドエアバッグモジュール146Aは、サイドエアバッグ400(図7参照)が乗員の胸部側方に展開するように配置される。例えばサブサイドフレーム132Aの、車両上下方向中央よりもやや下方に、サイドエアバッグモジュール146Aが設けられる。
上述したように、サブサイドフレーム132Aは、背もたれとなるバックレスト110に固定され一体的に揺動される。したがって、サイドエアバッグモジュール146Aからサイドエアバッグ400が展開される際に、他部材に遮られること無く、サイドエアバッグ400が乗員の側方まで展開可能となる。
図7を参照して、サイドエアバッグモジュール146Aは、エアバッグブラケット140Aを介してサブサイドフレーム132Aに取り付けられる。エアバッグブラケット140Aは、シートバックサブフレーム130の、シートバックメインフレーム150に対する揺動を可能としつつ、シートバックメインフレーム150の車幅方向両側にサイドエアバッグモジュール146Aを配置可能とする。
エアバッグブラケット140Aは、シートバックサブフレーム130の車幅方向側端、つまりサブサイドフレーム132Aの車幅方向側端に設けられる。エアバッグブラケット140Aは、サイドプレート142A及びリアプレート144Aを備える、A-A断面視でL字型の部材である。
サイドプレート142Aは、サブサイドフレーム132Aの車幅方向側端(外側端)から車幅方向に更に張り出される。リアプレート144Aは、サイドプレート142Aの車幅方向末端(車幅方向外側端部)から車両前後方向後方に延設される。このリアプレート144Aにサイドエアバッグモジュール146Aが取り付けられる。つまり、サイドエアバッグモジュール146Aは、シートバックサブフレーム130に横付けされる。
また、リアプレート144Aがサブサイドフレーム132Aよりも車両前後方向後方に延設されることで、これに取り付けられるサイドエアバッグモジュール146Aはエアバッグ受け部162Aに近接配置される。後述するように、サイドエアバッグ400の展開時に、サイドエアバッグモジュール146Aが車両前後方向後方に押される。このとき、サイドエアバッグモジュール146Aがエアバッグ受け部162Aに近接配置されることで、サイドエアバッグモジュール146Aの後退量を抑制可能となる。
リアプレート144Aは、例えばシートバックメインフレーム150のメインサイドフレーム152Aと車幅方向で隣り合うように設けられる。ここで、サイドプレート142Aが車幅方向に延設されることで、リアプレート144Aと、シートバックメインフレーム150のメインサイドフレーム152Aとは、車幅方向に離間される。
この、車幅方向に離間されたときの、リアプレート144Aと、シートバックメインフレーム150のメインサイドフレーム152Aとの間隙W1は、シートバックサブフレーム130がシートバックメインフレーム150に対して車幅方向中立位置にあるときの間隙を示す。中立位置とは、車両用シートに荷重が加えられておらず、また、板ばね156,158A,158Bのいずれもが捩れずに平板状態であるときの、シートバックメインフレーム150に対するシートバックサブフレーム130の位置を示す。この中立位置から、シートバックサブフレーム130は、シートバックメインフレーム150に対して車幅方向左側(図8)及び右側(図9)に揺動する。
特に、間隙W1により、図9に例示されるように、中立位置(図7)から、サブサイドフレーム132Aがメインサイドフレーム152Aに近接するような揺動が可能となる。間隙W1は、シートバックサブフレーム130の、シートバックメインフレーム150に対する揺動幅に基づいて定められる。
図7を参照して、シートバックメインフレーム150の車幅方向側端、つまりメインサイドフレーム152Aの車幅方向側端には、エアバッグ受け部162Aが設けられる。エアバッグ受け部162Aは、メインサイドフレーム152Aの車幅方向側端から更に車幅方向外側に張り出される。エアバッグ受け部162Aは、サイドエアバッグモジュール146Aの車両前後方向後方に設けられる。
エアバッグ受け部162Aは、メインサイドフレーム152Aと一体的に成形されてもよいし、メインサイドフレーム152Aに板材を溶接してこれをエアバッグ受け部162Aとしてもよい。
エアバッグ受け部162Aは、サイドエアバッグモジュール146Aを受け止めるための壁部材である。図10に例示されるように、サイドエアバッグ400の展開時に、その反力でサイドエアバッグモジュール146A及びシートバックサブフレーム130が車両前後方向後方に押される。このとき、後退するサイドエアバッグモジュール146A及びエアバッグブラケット140Aをエアバッグ受け部162Aが受け止めてこれ以上の後退を抑制する。その結果、サイドエアバッグ400の車両前後方向前方への展開量が確保される。
エアバッグ受け部162Aは、シートバックサブフレーム130がどの揺動位置にいても、サイドエアバッグモジュール146Aを受け止められる構造となっている。例えば、サイドエアバッグモジュール146Aが車幅方向左側に最も寄ったとき(図8)であっても、車幅方向右側に最も寄ったとき(図9)であっても、サイドエアバッグモジュール146Aを受け止められるように、エアバッグ受け部162Aの車幅方向の幅W2(図7参照)が定められる。
例えば中立位置(図7)におけるリアプレート144Aとメインサイドフレーム152Aの車幅方向側端との間隙W1と、サイドエアバッグモジュール146Aのケーシング404の車幅方向寸法W3との和を超過するように、エアバッグ受け部162Aの車幅方向の幅W2が定められる(W2 > W1+W3)。このような構造を採ることで、エアバッグ受け部162Aは、シートバックサブフレーム130がどの揺動位置にいても、サイドエアバッグモジュール146Aを受け止め可能となる。
100 シートバックモジュール、110 バックレスト、130 シートバックサブフレーム、132A,132B サブサイドフレーム、137A,137B ワイヤ留め部、140A,140B エアバッグブラケット、142A,142B サイドプレート、144A,144B リアプレート、146A, 146B サイドエアバッグモジュール、149 サイドワイヤ、150 シートバックメインフレーム、156,158A,158B 板ばね、160A,160B L字ブラケット、162A,162B エアバッグ受け部、164A ワイヤブラケット、160A1,164A1~164A4 ワイヤ留め部、180A,181A,182A,180B,181B,182B ネストワイヤ、190 オーナメント、200 シートクッションモジュール、210 シートクッションパン、220 シートクッションフレーム、400 サイドエアバッグ、402 インフレータ。


Claims (6)

  1. シートクッションフレームに固定され上方に延設される、シートバックメインフレームと、
    もたれとなるバックレストが取り付けられ、前記シートバックメインフレームに対して前記バックレストとともに一体的に車幅方向に揺動可能に構成されたシートバックサブフレームと、
    を備え、
    前記シートバックサブフレームには、その車幅方向側端にサイドエアバッグモジュールが取り付けられる、
    車両用シート。
  2. 請求項1に記載の車両用シートであって、
    前記シートバックサブフレームは、前記シートバックメインフレームの車両前後方向前方に配置され、
    前記シートバックメインフレームには、前記サイドエアバッグモジュールの車両前後方向後方に、車幅方向に延設されるエアバッグ受け部が設けられる、
    車両用シート。
  3. 請求項2に記載の車両用シートであって、
    前記シートバックサブフレームは、その車幅方向側端に、前記サイドエアバッグモジュールが取り付けられるエアバッグブラケットが設けられ、
    前記エアバッグブラケットは、前記シートバックサブフレームから車幅方向に張り出すサイドプレートと、前記サイドプレートの車幅方向末端から車両前後方向後方に張り出し前記サイドエアバッグモジュールが取り付けられるリアプレートとを備える、
    車両用シート。
  4. 請求項3に記載の車両用シートであって、
    前記シートバックサブフレームが前記シートバックメインフレームに対して車幅方向中立位置にあるときに、前記エアバッグブラケットの前記リアプレートと前記シートバックメインフレームとは、車幅方向に離間される、
    車両用シート。
  5. 請求項3または4に記載の車両用シートであって、
    前記リアプレートは、前記シートバックメインフレームと車幅方向で隣り合うように配置され、前記シートバックサブフレームが前記シートバックメインフレームに対して車幅方向中立位置にあるときに、前記リアプレートは、前記シートバックメインフレームと離間される、
    車両用シート。
  6. 請求項3から5のいずれか一項に記載の車両用シートであって、
    前記リアプレートと前記エアバッグ受け部は、サイドエアバッグの非展開時には車両前後方向に離隔され、
    前記リアプレートの後端は、前記サイドエアバッグモジュールの後端よりも車両後方に突出される、
    車両用シート。
JP2018206312A 2018-11-01 2018-11-01 車両用シート Active JP7099933B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018206312A JP7099933B2 (ja) 2018-11-01 2018-11-01 車両用シート
DE102019128047.8A DE102019128047B4 (de) 2018-11-01 2019-10-17 Fahrzeugsitz
CN201911029686.6A CN111137241B (zh) 2018-11-01 2019-10-28 车辆用座椅
US16/666,974 US11299119B2 (en) 2018-11-01 2019-10-29 Vehicle seat

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018206312A JP7099933B2 (ja) 2018-11-01 2018-11-01 車両用シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020069946A JP2020069946A (ja) 2020-05-07
JP7099933B2 true JP7099933B2 (ja) 2022-07-12

Family

ID=70458288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018206312A Active JP7099933B2 (ja) 2018-11-01 2018-11-01 車両用シート

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11299119B2 (ja)
JP (1) JP7099933B2 (ja)
CN (1) CN111137241B (ja)
DE (1) DE102019128047B4 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7140084B2 (ja) * 2019-09-25 2022-09-21 トヨタ自動車株式会社 車載シート装置
US11364829B2 (en) * 2019-10-07 2022-06-21 Ford Global Technologies, Llc Seatback carrier with deployment hinge points
US11584269B2 (en) 2020-01-31 2023-02-21 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Kinetic seat cushions for vehicles
US11084403B1 (en) * 2020-01-31 2021-08-10 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Kinetic seat backs for vehicles
US11180060B2 (en) 2020-01-31 2021-11-23 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Kinetic seat assemblies for vehicles
JP7332555B2 (ja) * 2020-09-09 2023-08-23 トヨタ自動車株式会社 後席用エアバッグモジュール及び車両用シート

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011201456A (ja) 2010-03-26 2011-10-13 Ts Tech Co Ltd 乗物用シート
JP2012245825A (ja) 2011-05-25 2012-12-13 Toyota Boshoku Corp エアバッグ付き乗物用シート
JP2016005938A (ja) 2014-06-20 2016-01-14 トヨタ自動車株式会社 車両用シート
JP2018043671A (ja) 2016-09-15 2018-03-22 トヨタ自動車株式会社 車両用シート

Family Cites Families (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0114581D0 (en) * 2001-06-14 2001-08-08 White Adam Twister seat
US6880886B2 (en) * 2002-09-12 2005-04-19 Steelcase Development Corporation Combined tension and back stop function for seating unit
DE102004006320C5 (de) 2004-02-10 2012-10-18 Autoliv Development Ab Baugruppe bestehend aus einer Sitzlehne und einem Gassack-Modul
DE102005001960A1 (de) * 2005-01-15 2006-07-20 Daimlerchrysler Ag Fahrzeugsitz
DE102009016666A1 (de) * 2009-03-31 2010-10-07 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Fahrzeugsitz
JP5021826B1 (ja) * 2011-06-22 2012-09-12 丸菱工業株式会社 自動車用シート
CN107738601B (zh) * 2011-11-29 2020-02-28 提爱思科技股份有限公司 安装部件及安全气囊模块装备座椅
CN104039603B (zh) 2011-12-28 2017-02-15 丰田自动车株式会社 车辆用座椅
US8876154B2 (en) * 2012-03-30 2014-11-04 Lear Corporation Vehicle seat assembly having a back panel module
US9676311B2 (en) * 2012-05-29 2017-06-13 Faurecia Automotive Seating, Llc Vehicle seat assembly with composite frame
US8702120B2 (en) * 2012-06-27 2014-04-22 Ford Global Technologies, Llc Active bolster deployed from vehicle seat
JP5966791B2 (ja) * 2012-09-13 2016-08-10 トヨタ紡織株式会社 サイドエアバッグを備えた車両用シートの製造方法
JP5692197B2 (ja) * 2012-10-10 2015-04-01 トヨタ自動車株式会社 サイドエアバッグ装置を備えた車両用シート及びサイドエアバッグ装置の車両用シートへの組付方法
US8727374B1 (en) * 2013-01-24 2014-05-20 Ford Global Technologies, Llc Vehicle seatback with side airbag deployment
DE102013218096B4 (de) * 2013-02-27 2014-12-24 Johnson Controls Components Gmbh & Co. Kg Rückenlehne für einen Sitz, insbesondere einen Fahrzeugsitz
DE112013007273B4 (de) 2013-07-24 2019-06-06 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Sitz
JP5914593B2 (ja) * 2013-10-01 2016-05-11 富士重工業株式会社 車両用シートエアバッグシステム及び車両用シート
JP2015147523A (ja) 2014-02-07 2015-08-20 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート
JP6160530B2 (ja) 2014-03-24 2017-07-12 トヨタ自動車株式会社 車両用シート
JP6227474B2 (ja) * 2014-04-25 2017-11-08 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート
JP6283949B2 (ja) * 2014-11-07 2018-02-28 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート
US9849856B1 (en) 2016-06-07 2017-12-26 Ford Global Technologies, Llc Side airbag energy management system
JP6512189B2 (ja) 2016-07-25 2019-05-15 トヨタ自動車株式会社 車両用シート
CN106427867A (zh) * 2016-10-21 2017-02-22 十堰博金工贸有限公司 一种设置有防护气囊保护驾驶员的安全座椅
JP6880390B2 (ja) 2016-11-04 2021-06-02 テイ・エス テック株式会社 車両用シート
JP7005181B2 (ja) 2017-06-09 2022-01-21 キヤノン株式会社 情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
US10710479B2 (en) * 2017-12-19 2020-07-14 Faurecia Automotive Seating, Llc Occupant comfort system
US10377275B2 (en) * 2017-12-28 2019-08-13 Faurecia Automotive Seating, Llc Motion sickness mitigation
US10926733B2 (en) * 2018-03-12 2021-02-23 Ford Global Technologies, Llc Vehicle including inflatable assembly supported by seat

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011201456A (ja) 2010-03-26 2011-10-13 Ts Tech Co Ltd 乗物用シート
JP2012245825A (ja) 2011-05-25 2012-12-13 Toyota Boshoku Corp エアバッグ付き乗物用シート
JP2016005938A (ja) 2014-06-20 2016-01-14 トヨタ自動車株式会社 車両用シート
JP2018043671A (ja) 2016-09-15 2018-03-22 トヨタ自動車株式会社 車両用シート

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020069946A (ja) 2020-05-07
US11299119B2 (en) 2022-04-12
DE102019128047B4 (de) 2023-03-02
US20200139916A1 (en) 2020-05-07
CN111137241B (zh) 2022-08-12
CN111137241A (zh) 2020-05-12
DE102019128047A1 (de) 2020-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7099933B2 (ja) 車両用シート
WO2012086803A1 (ja) 乗物用シート
JP6748294B2 (ja) 乗員保護装置
WO2015168401A1 (en) Center side impact airbag module with control tether
US8919886B2 (en) One-piece seat bottom chassis
GB2357999A (en) An airbag arrangement
WO2013061407A1 (ja) 車両用シート及び樹脂製シートバックバネ
US7484753B2 (en) Airbag system
JP4938361B2 (ja) 車両用シート
JP6229648B2 (ja) 車両用ルーフセンターエアバッグ装置
JP7331535B2 (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
JP7270826B2 (ja) エアバッグ装置及び車両用シート
JP2018122793A (ja) シートフレーム
JP2024003116A (ja) 車両用シート
JP5024257B2 (ja) エアバッグ装置
JP6923793B2 (ja) 乗物用シート
JP2008132945A (ja) エアバッグ装置
CN110053526B (zh) 车辆用座椅
JP7032187B2 (ja) サイドエアバッグ装置
JP7227520B2 (ja) シートフレーム
JP7348571B2 (ja) サイドエアバッグ装置
JP7431112B2 (ja) 車両用シート
JP6931178B2 (ja) シートフレーム
JP7180577B2 (ja) エアバッグ装置
WO2023095634A1 (ja) 乗物用シート

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190912

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20190912

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210211

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220607

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220630

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7099933

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151