JP7097399B2 - リチウムイオン電池用集電体及びリチウムイオン電池用電極 - Google Patents
リチウムイオン電池用集電体及びリチウムイオン電池用電極 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7097399B2 JP7097399B2 JP2020040905A JP2020040905A JP7097399B2 JP 7097399 B2 JP7097399 B2 JP 7097399B2 JP 2020040905 A JP2020040905 A JP 2020040905A JP 2020040905 A JP2020040905 A JP 2020040905A JP 7097399 B2 JP7097399 B2 JP 7097399B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current collector
- resin
- ion battery
- active material
- electrode active
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Description
本発明のリチウムイオン電池用集電体は、リチウムイオン電池内において一方の主面を電極活物質と接触させて使用するリチウムイオン電池用集電体であって、上記集電体は上記電極活物質と接触する主面に深さ10~45μmであり、上面視で閉じた図形からなる凹部を複数有し、上記凹部の重心を通る長さのうち最も短い部分の長さが30~105μmであり、上記集電体に上記凹部が設けられた面の上面視した面積を基準として、上記凹部を上面視した面積の割合が19~61%であることを特徴とする。
リチウムイオン電池用集電体1は、樹脂集電体層10からなり、樹脂集電体層は主面11及び主面12を有する。
主面11がリチウムイオン電池内において電極活物質と接触させて使用する面である。
凹部20は、縦方向に長い楕円形である凹部21と横方向に長い楕円形である凹部22を有する。
凹部21と凹部22はともに楕円形であり、上面視で閉じた図形からなる。
凹部は上面視で閉じた図形であり、リチウムイオン電池用集電体の主面に複数設けられる。
凹部の好ましい形状としては、楕円形、円形、多角形(長方形、正方形、平行四辺形、ひし形、その他の四角形、三角形、五角形、六角形等)、外周が曲線であるドーナツ型、外周が直線である枠型等が挙げられる。
図2に示す凹部21では重心G1を示しており、重心G1を通る長さのうち最も短い部分の長さは両矢印L1で示す長さである。
図2に示す凹部22では重心G2を示しており、重心G2を通る長さのうち最も短い部分の長さは両矢印W2で示す長さである。
凹部が楕円形であれば、重心を通る長さのうち最も短い部分の長さは短軸の長さとなる。
凹部がドーナツ型や枠型の場合は、その外周図形における重心と、その重心を通る長さのうち最も短い部分の長さを求める。
凹部の深さは、凹部のうち最も深い部分の深さで定める。
凹部を上面視した面積の割合は、複数の凹部の上面視した面積の合計値として定める。
凹部を上面視した面積の割合が19~61%であると、集電体の主面に凹部を設けることによる表面積向上の効果が好適に発揮される。
凹部を上面視した面積の割合が19%未満であると凹部の形成割合が少ないので表面積向上の効果が少ない。また、凹部を上面視した面積の割合が61%を超えると、逆に凹部ばかりになってしまうため、集電体や集電体を電極活物質ともに成型して得られるリチウムイオン電池用電極の強度低下が起こり、繰り返し充放電での耐久性が小さくなる。
縦の長さと横の長さは同じであっても異なっていてもよい。
凹部が楕円形の場合、縦の長さと横の長さのいずれか一方が長軸の長さであり、他方が短軸の長さである。
上面視した図形の形状が異なる2つ以上の凹部とは、例えば以下の場合を意味する。
(1)幾何図形の種類が異なる場合、例えば長方形と楕円の場合
(2)同じ幾何図形の寸法が異なる場合、例えば扁平率が異なる2種類の楕円の場合や、扁平率は同じで長軸及び短軸の長さが異なる2種類の楕円(すなわち相似形)の場合
(3)凹部の向きが異なる場合、例えば同じ楕円で長軸が縦方向に向く楕円と長軸が横方向に向く楕円の場合
図1及び図2に示す凹部は、上記(3)の場合で幾何図形としては同じ楕円であって長軸方向が縦方向に向く凹部21と長軸方向が横方向に向く凹部22からなる場合に相当する。
凹部が上面視した図形の形状が異なる2つ以上の凹部を有することにより、繰り返し充放電による電極活物質層の活動(体積変化、副反応物の堆積)による電極活物質層と集電体とのズレを起こしにくくすることができる。
凹部のアスペクト比は、「凹部の縦方向の寸法/凹部の横方向の寸法」で表される比である。図2に示す凹部では、凹部21のアスペクト比がW1/L1で表され、凹部22のアスペクト比がW2/L2で表される。W1、W2はそれぞれ凹部の縦方向の寸法であり、L1、L2はそれぞれ凹部の横方向の寸法である。
図面に示す寸法では、凹部21のアスペクト比(W1/L1)は1.0を超えており、凹部22のアスペクト比(W2/L2)は1.0未満である。
このような2種類の凹部を有する際に、アスペクト比が大きくなる凹部のアスペクト比を2.0~4.0とし、アスペクト比が小さくなる凹部のアスペクト比を0.25~0.5とすることが好ましい。
アスペクト比の組合せをこのような範囲とすることによって、繰り返し充放電による電極活物質層の活動(体積変化、副反応物の堆積)による電極活物質層と集電体とのズレを起こしにくくすることができる。
高分子材料としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリメチルペンテン(PMP)、ポリシクロオレフィン(PCO)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエーテルニトリル(PEN)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリメチルアクリレート(PMA)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂又はこれらの混合物等が挙げられる。
電気的安定性の観点から、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリメチルペンテン(PMP)及びポリシクロオレフィン(PCO)が好ましく、さらに好ましくはポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)及びポリメチルペンテン(PMP)である。
これらの材料は1種単独で用いてもよいし、2種以上併用してもよい。また、これらの合金又は金属酸化物を用いてもよい。電気的安定性の観点から、好ましくはアルミニウム、ステンレス、カーボン、銀、銅、チタン及びこれらの混合物であり、より好ましくは銀、アルミニウム、ステンレス及びカーボンであり、さらに好ましくはカーボンである。またこれらの導電性フィラーとしては、粒子系セラミック材料や樹脂材料の周りに導電性材料(上記した材料のうち金属のもの)をめっき等でコーティングしたものでもよい。
導電性繊維としては、PAN系炭素繊維、ピッチ系炭素繊維等の炭素繊維、合成繊維の中に導電性のよい金属や黒鉛を均一に分散させてなる導電性繊維、ステンレス鋼のような金属を繊維化した金属繊維、有機物繊維の表面を金属で被覆した導電性繊維、有機物繊維の表面を導電性物質を含む樹脂で被覆した導電性繊維等が挙げられる。これらの導電性繊維の中では炭素繊維が好ましい。また、グラフェンを練りこんだポリプロピレン樹脂も好ましい。
導電性フィラーが導電性繊維である場合、その平均繊維径は0.1~20μmであることが好ましい。
集電体の厚さが100μm以下、特に40~80μmであると、集電体としての厚さが薄く、薄膜化された集電体とすることができる。このような集電体は電池内における体積が小さいため、電池の電池容量を高くするために適している。
なお、集電体の厚さは凹部が形成されていない部分の厚さで計測する。
リチウムイオン電池用集電体の凹部が設けられない側の主面は、リチウムイオン電池を積層して使用する際に集電体同士が接触する面となる。この面に金属層を設けることにより積層時の集電体間の接触抵抗を低下させることができる。
導電性フィラー層に含まれる導電性フィラーとしては、上述する樹脂組成物に含まれる導電性フィラーと同様のものを例示することができる。
樹脂組成物に含まれる導電性フィラーと導電性フィラー層に含まれる導電性フィラーは同じ種類であってもよく、異なる種類であってもよい。
図3に示すリチウムイオン電池用集電体2は、その主面11に導電性フィラー30が多く分布する導電性フィラー層を有する。
導電性フィラー層は、樹脂集電体層10と分離して観察される層というわけではなく、樹脂集電体層10の主面11に、導電性フィラー30が多く分布している部分があることを意味している。
樹脂集電体層の厚さ方向の他の部分(例えば厚さ方向中央部分)に比べて、凹部の存在する主面の表面に導電性フィラーが多く存在していれば、導電性フィラー層が存在しているといえる。
また、繰り返し充放電による抵抗値の上昇を抑制することができる。
電極活物質としては、正極活物質又は負極活物質を使用することができ、電極活物質は粒子状の電極活物質粒子として使用することが好ましい。
なお、リチウム含有遷移金属リン酸塩は、遷移金属サイトの一部を他の遷移金属で置換したものであってもよい。
上記負極活物質粒子のうち、内部にリチウム又はリチウムイオンを含まないものについては、予め負極活物質粒子の一部又は全部にリチウム又はリチウムイオンを含ませるプレドープ処理を施してもよい。
電極活物質粒子が、その表面の少なくとも一部が高分子化合物を含む被覆層で被覆されている被覆電極活物質粒子であると、電極の体積変化が緩和され、電極の膨張を抑制することができる。
また、高分子化合物としては、特開2017-054703号公報に非水系二次電池活物質被覆用樹脂として記載されたものを好適に用いることができる。
これらの中では電解液への濡れ性及び吸液の観点からフッ素樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエーテル樹脂、ビニル樹脂、ウレタン樹脂、ポリアミド樹脂及びこれらの混合物が好ましく、ビニル樹脂がより好ましい。
ここで、非結着体とは、電極活物質が結着材(バインダともいう)により位置を固定されておらず、電極活物質同士及び電極活物質と集電体が不可逆的に固定されていないことを意味する。
粘着性樹脂としては、例えば、特開2017-054703号公報に記載された非水系二次電池活物質被覆用樹脂に少量の有機溶剤を混合してそのガラス転移温度を室温以下に調整したもの、及び、特開平10-255805公報に粘着剤として記載されたもの等を好適に用いることができる。
なお、粘着性樹脂は、溶媒成分を揮発させて乾燥させても固体化せずに粘着性(水、溶剤、熱などを使用せずに僅かな圧力を加えることで接着する性質)を有する樹脂を意味する。一方、結着材として用いられる溶液乾燥型の電極バインダは、溶媒成分を揮発させることで乾燥、固体化して活物質同士を強固に接着固定するものを意味する。
従って、溶液乾燥型の電極バインダ(結着材)と粘着性樹脂とは異なる材料である。
樹脂集電体層を構成する高分子材料と導電性フィラー、及び、必要に応じてその他の成分を混合することにより、樹脂組成物を得る。
混合の方法としては、導電性フィラーのマスターバッチを得てからさらに高分子材料と混合する方法、高分子材料、導電性フィラー、及び、必要に応じてその他の成分のマスターバッチを用いる方法、及び、全ての原料を一括して混合する方法等があり、その混合にはペレット状又は粉体状の成分を適切な公知の混合機、例えばニーダー、インターナルミキサー、バンバリーミキサー及びロール等を用いることができる。
凹部の形成は、金属メッシュ(SUSメッシュ等)、樹脂メッシュ(ニトリルメッシュ等)等のメッシュを樹脂集電体層の一方の主面に載置し、上下から加熱プレスすることによって行うことができる。
加熱プレス後にメッシュを樹脂集電体層から取り外すと、樹脂集電体層の一方の主面にメッシュの形状に合わせた凹部が形成される。
樹脂集電体層10の一方の主面11に対してメッシュ40を載置し、プレスすることによってメッシュの形状に対応した凹部が形成される。
加熱プレスの際は上下から加熱を行うことが好ましい。上下から加熱を行うことにより樹脂集電体層の一方の主面に均一に凹部を形成することができ、樹脂集電体層にしわが生じることを防止することができる。
プレス温度が高すぎるとメッシュが樹脂集電体層と融着してしまうことがある。また、プレス温度が低すぎると凹部の形成が不充分又は不均一になる。また、集電体にしわが生じることがある。
荷重が適切であると樹脂集電体層の一方の主面に均一に凹部を形成することができ、樹脂集電体層にしわが生じることを防止することができる。
荷重が大きすぎるとメッシュが樹脂集電体層に深く食い込んで外れないことがあり、また、凹部が深くなりすぎることで集電体強度が低下することがある。一方で、荷重が小さすぎると凹部の形成が不充分又は不均一になる。また、樹脂集電体層にしわが生じることがある。
凹部を形成するためのメッシュに導電性フィラーを付着させ、導電性フィラーが樹脂集電体層に触れるようにして加熱プレスを行うことで凹部の表面に導電性フィラーを付着させることができる。この場合、導電性フィラー層は凹部の表面に形成される。
メッシュに導電性フィラーを付着させる方法としては、特に限定されるものではないが、導電性フィラーにメッシュを押し付ける方法、樹脂メッシュに静電気を付与して帯電させて炭素系フィラーを付着させる方法、メタノールの溶液中に分散させた導電性フィラーをメッシュに対してスプレー状に吹き付けて付着させる方法、等が挙げられる。
その後、導電性フィラー層が形成された主面に対して凹部の形成を行うことができる。
この場合、導電性フィラー層は凹部の表面と凹部以外の表面の両方に形成される。
電極活物質粒子は、その表面の少なくとも一部が高分子化合物を含む被覆層で被覆した被覆電極活物質粒子とすることが好ましい。
リチウムイオン電池は、対極となる電極を組み合わせて、セパレータと共にセル容器に収納し、電解液を注入し、セル容器を密封することにより得られる。
電解質としては、公知の電解液に用いられている電解質が使用でき、例えば、LiPF6、LiBF4、LiSbF6、LiAsF6、LiClO4及びLiN(FSO2)2等の無機アニオンのリチウム塩、LiN(CF3SO2)2、LiN(C2F5SO2)2及びLiC(CF3SO2)3等の有機アニオンのリチウム塩が挙げられる。これらの内、電池出力及び充放電サイクル特性の観点から好ましいのはLiN(FSO2)2である。
2軸押出機にて、高分子材料としてのポリプロピレン樹脂75部、導電性フィラーとしてのアセチレンブラック20部、分散剤[商品名「ユーメックス1001(酸変性ポリプロピレン)」、三洋化成工業(株)製]5部を180℃、100rpm、滞留時間5分の条件で溶融混練して樹脂組成物を得た。
得られた樹脂組成物をTダイから押し出し、50℃に温調した冷却ロールで圧延することで、樹脂集電体層(L-1)を得た。得られた樹脂集電体層の厚さは50μmであった。
ニッケル粒子は商品名「Nickel Powder Type255」、Vale社製」である。
なお、(L-5)については金属層を形成していない面の表面粗さを測定した。
樹脂集電体層の厚さは膜厚計[ミツトヨ製]を用いて測定した。
貫通抵抗値の測定方法は下記の通りである。
これらの物性をまとめて表1に示した。
樹脂集電体層をΦ15mmに打ち抜き、電気抵抗測定器[IMC-0240型、井元製作所(株)製]及び抵抗計[RM3548、HIOKI製]を用いて各樹脂集電体層の貫通抵抗値を測定した。
電気抵抗測定器に2.16kgの荷重をかけた状態での樹脂集電体層の抵抗値を測定し、2.16kgの荷重をかけてから60秒後の値をその樹脂集電体層の抵抗値とした。下記の式に示すように、抵抗測定時の冶具の接触表面の面積(1.77cm2)をかけた値を貫通抵抗値(Ω・cm2)とした。
貫通抵抗値(Ω・cm2)=抵抗値(Ω)×1.77(cm2)
樹脂集電体層をJIS K 7127に準拠したダンベル打ち抜き器で成型し、オートグラフ[(株)島津製作所製AGS-X10kN]に固定した1kNのロードセルおよび引張試験用のつかみ具にサンプルを固定し、100mm/minの速度で引っ張った破断点の試験力を破断面の断面積で割った値を破断応力(MPa)とした。
破断応力(MPa)=試験力(N)/(フィルム厚み(mm)×10(mm))
(実施例1)
樹脂集電体層(L-1)の上に目開き77μm、線径50μm、平織りのSUS316メッシュを載せて上側テーブルを160℃、下側テーブルを100℃に温調した卓上型テストプレス機[SA-302、テスター産業(株)製]にセットし、樹脂集電体層への荷重が24.0MPaになるように圧力を調整して60秒間プレスを行った。この場合プレス荷重は1500kNとなる。
プレス終了後、プレス機から樹脂集電体層を取り出しメッシュを剥がすことで凹部が形成された集電体を得た。得られた凹部の形状は、図2に示すような上面視楕円形状であり、横方向に長軸を有する凹部の形状は横方向の長さ/縦方向の長さ/深さがそれぞれ138μm/66μm/28μmである半楕円球状であり、縦方向に長軸を有する凹部の形状は横方向の長さ/縦方向の長さ/深さがそれぞれ44μm/84μm/14μmである半楕円球状であった。
集電体に凹部が設けられた面の上面視した面積を基準として、凹部を上面視した面積の割合は28%であった。
樹脂集電体層の種類を(L-2)に変更し、メッシュの種類を表2に示すメッシュに変更した他は実施例1と同様にして凹部が形成された集電体を得た。集電体の作製条件及び得られた集電体の仕様を表2に示した。
樹脂集電体層(L-1)の上に、あらかじめ帯電させた目開き70μm、線径70μm、平織りのニトリルメッシュにカーボンナノファイバー(商品名「VGCF-H」、昭和電工株式会社製、以降CNFと省略)を接触させたCNF付着メッシュを載せた以外は実施例1と同様にして凹部が形成された集電体を得た。集電体の作製条件及び得られた集電体の仕様を表2に示した。
樹脂集電体層(L-1)の上に、CNF0.6部及び高分子分散剤0.1部をメタノール30部に溶解させた溶液の中で超音波分散させたCNF分散液を厚み100μmのコーターで塗工し、25℃雰囲気で自然乾燥させて導電性フィラーが均一に塗布された樹脂集電体層を得た。この導電性フィラーが均一に塗布された樹脂集電体を用いた以外は実施例1と同様の操作によるプレスを行って凹部が形成された集電体を得た。集電体の作製条件及び得られた集電体の仕様を表2に示した。
樹脂集電体層の種類を(L-3)に変更し、メッシュの種類を表2に示すメッシュに変更した。当該メッシュにアセチレンブラック(以降ABと省略)を付着させたAB付着メッシュを載せた以外は実施例1と同様にして凹部が形成された集電体を得た。集電体の作製条件及び得られた集電体の仕様を表2に示した。
樹脂集電体層の種類を(L-4)に変更し、メッシュの種類を実施例1と同じとして、当該メッシュにニッケル粒子(以降Niと省略)を付着させたNi付着メッシュを載せた。上側テーブルの温度を110℃、下側テーブルの温度を110℃とした以外は実施例1と同様にして凹部が形成された集電体を得た。集電体の作製条件及び得られた集電体の仕様を表2に示した。
実施例3において、樹脂集電体層の種類を(L-5)に変更した。その他の条件は実施例3と同様にして凹部が形成された集電体を得た。集電体の作製条件及び得られた集電体の仕様を表2に示した。
実施例3において、プレス荷重を1500kNから1000kNに変更した。その他の条件は実施例3と同様にして凹部が形成された集電体を得た。集電体の作製条件及び得られた集電体の仕様を表2に示した。
実施例3において、プレス荷重を1500kNから500kNに変更した。その他の条件は実施例3と同様にして凹部が形成された集電体を得た。集電体の作製条件及び得られた集電体の仕様を表2に示した。
実施例1において、プレス荷重を1500kNから30kNに変更した。その他の条件は実施例1と同様にして凹部が形成された集電体を得た。集電体の作製条件及び得られた集電体の仕様を表2に示した。
実施例1において、プレス荷重を1500kNから100kNに変更した。その他の条件は実施例1と同様にして凹部が形成された集電体を得た。集電体の作製条件及び得られた集電体の仕様を表2に示した。
実施例1において、プレス荷重を1500kNから280kNに変更し、上側テーブルの温度を70℃、下側テーブルの温度を70℃とした。その他の条件は実施例1と同様にして凹部が形成された集電体を得た。集電体の作製条件及び得られた集電体の仕様を表2に示した。
実施例1において、プレス荷重を1500kNから280kNに変更し、上側テーブルの温度を170℃、下側テーブルの温度を140℃とした。その他の条件は実施例1と同様にしてプレスを行った。
比較例4ではメッシュと樹脂集電体層が融着してしまい、所望の集電体は得られなかった。集電体の作製条件を表2に示した。
メッシュの種類を表2に示すメッシュに変更し、プレス荷重を1500kNから2000kNに変更した。その他の条件は実施例1と同様にして凹部が形成された集電体を得た。集電体の作製条件及び得られた集電体の仕様を表2に示した。
なお、比較例4については測定を行っていない。
後述するようにリチウムイオン電池内に集電体を組み込んで内部抵抗を測定した場合に各実施例の集電体の効果が得られる。
攪拌機、温度計、還流冷却管、滴下ロート及び窒素ガス導入管を付した4つ口コルベンに、ラウリルメタクリレート95部、メタクリル酸4.6部、1、6-ヘキサンジオールジメタクリレート0.4部及びトルエン390部を仕込み75℃に昇温した。トルエン10部及び2,2’-アゾビス(2,4-ジメチルバレロニトリル)0.200部及び2,2’-アゾビス(2-メチルブチロニトリル)0.200部を混合した。得られた単量体混合液をコルベン内に窒素を吹き込みながら、滴下ロートで4時間かけて連続的に滴下してラジカル重合を行った。滴下終了後、2,2’-アゾビス(2,4-ジメチルバレロニトリル)0.800部をトルエン12.4部に溶解した溶液を滴下ロートを用いて、重合を開始してから6~8時間目にかけて連続的に追加した。さらに重合を2時間継続し、トルエンを488部加えて樹脂固形分濃度30重量%の高分子化合物(B-1)の溶液を得た。
これらの物性をまとめて表3に示した。
エチレンカーボネート(EC)とプロピレンカーボネート(PC)の混合溶媒(体積比率でEC:PC=1:1)にLiN(FSO2)2(LiFSI)を2mol/Lの割合で溶解させ、リチウムイオン電池用電解液を調製した。
[被覆正極活物質の作製]
樹脂溶液として高分子化合物(B-1)の溶液を用いたリチウムイオン電池用被覆正極活物質を以下の方法で作製した。
正極活物質としてLiNi0.8Co0.15Al0.05O2[戸田工業製、体積平均粒子径6.4μm]96.9部を万能混合機ハイスピードミキサーFS25[アーステクニカ製]に入れ、室温、720rpmで撹拌した状態で、上記樹脂溶液を2分かけて滴下し、さらに5分撹拌した。
次いで、撹拌した状態で導電助剤としてアセチレンブラック[デンカ(株)製 デンカブラック(登録商標)]3部を分割しながら2分間で投入し、30分撹拌を継続した。その後、撹拌を維持したまま0.01MPaまで減圧し、次いで撹拌と減圧度を維持したまま温度を150℃まで昇温し、撹拌、減圧度及び温度を8時間維持して揮発分を留去した。得られた粉体を目開き212μmの篩いで分級し、被覆正極活物質を得た。
リチウムイオン電池用集電体(S-1)~(S-12)、(S-14)の凹部が形成された主面上に正極活物質層を形成して正極を作製した。
また、樹脂集電体層(L-1)の主面上に正極活物質層を形成して正極を作製した。
具体的には、電解液42部と炭素繊維[大阪ガスケミカル(株)製 ドナカーボ・ミルド S-243:平均繊維長500μm、平均繊維径13μm:電気伝導度200mS/cm]4.2部とを遊星撹拌型混合混練装置{あわとり練太郎[(株)シンキー製]}を用いて2000rpmで5分間混合し、続いて上記電解液30部と上記の被覆正極活物質206部を追加した後、更にあわとり練太郎で2000rpmで2分間混合し、上記電解液20部を更に追加した後、あわとり練太郎による撹拌を2000rpmで1分間行い、更に電解液2.3部を更に追加した後あわとり練太郎による撹拌を2000rpmで2分間混合して、正極スラリーを作製した。得られた正極スラリーを活物質目付量が80mg/cm2となるよう、リチウムイオン電池用集電体又は樹脂集電体層の片面に塗布し、1.4MPaの圧力で約10秒プレスし、実施例10~18、比較例6~10に係る正極ハーフセル(15mmφ)を作製した。
得られた正極ハーフセルを、セパレータ(セルガード製#3501)を介し、対極Li金属と組み合わせ、電解液を注入して、ラミネートセルを作製した。
45℃下、充放電測定装置「HJ-SD8」[北斗電工(株)製]を用いて以下の方法によりリチウムイオン電池につき充放電試験を行った。結果を表4に示す。
定電流定電圧方式(0.1C)で4.2Vまで充電した後、10分間の休止後、定電流方式(0.1C)で2.6Vまで放電した。
このとき放電した容量を[放電容量(mAh)]とした。
45℃下、充放電測定装置「HJ-SD8」[北斗電工(株)製]を用いて以下の方法により正極ハーフセルの評価を行った。結果を表4に示す。
定電流定電圧方式(0.1C)で4.2Vまで充電した後、10分間の休止後、定電流方式(0.1C)で2.6Vまで放電した。定電流定電圧方式(CCCVモードともいう)で0.1Cにおける放電0秒後の電圧及び電流並びに0.1Cにおける放電10秒後の電圧及び電流を測定し、以下の式で内部抵抗を算出した。内部抵抗が小さいほど優れた電池特性を有することを意味する。
なお、放電0秒後の電圧とは、放電したと同時に計測される電圧(放電時電圧ともいう)である。
[内部抵抗(Ω・cm2)]=[(0.1Cにおける放電0秒後の電圧)-(0.1Cにおける放電10秒後の電圧)]÷[(0.1Cにおける放電0秒後の電流)-(0.1Cにおける放電10秒後の電流)]×[電極の対向面積(cm2)]
比較例6は、リチウムイオン電池用集電体が樹脂集電体層(L-1)であり、主面に凹凸が設けられていない樹脂集電体を使用した例に相当する。
内部抵抗が比較例6より明らかに低く(14.4(Ω・cm2)未満)、10サイクル容量維持率が比較例6より高い場合を高評価と判断した。
実施例10~18に係る正極ハーフセルはいずれも内部抵抗が比較例6より低く、10サイクル容量維持率は比較例6より高くなっていた。
すなわち、各実施例の正極ハーフセルは内部抵抗を低下させることができ、サイクル試験後の容量維持率を高くできることが分かった。
[被覆負極活物質の作製]
樹脂溶液として高分子化合物(B-2)の溶液を用いたリチウムイオン電池用被覆負極活物質を以下の方法で作製した。
負極活物質として難黒鉛化性炭素[(株)クレハ・バッテリー・マテリアルズ・ジャパン製 カーボトロン(登録商標)PS(F)]100部を万能混合機ハイスピードミキサーFS25[アーステクニカ製]に入れ、室温、720rpmで撹拌した状態で、上記樹脂溶液を2分かけて滴下し、さらに5分撹拌した。
次いで、撹拌した状態で導電助剤としてアセチレンブラック[デンカ(株)製 デンカブラック(登録商標)]5.1部を分割しながら2分間で投入し、30分撹拌を継続した。その後、撹拌を維持したまま0.01MPaまで減圧し、次いで撹拌と減圧度を維持したまま温度を150℃まで昇温し、撹拌、減圧度及び温度を8時間維持して揮発分を留去した。得られた粉体を目開き212μmの篩いで分級し、被覆負極活物質を得た。
リチウムイオン電池用集電体(S-1)~(S-12)の凹部が形成された主面上に負極活物質層を形成して負極を作製した。
また、樹脂集電体層(L-1)の主面上に負極活物質層を形成して負極を作製した。
具体的には、電解液150部と炭素繊維4.2部とを遊星撹拌型混合混練装置{あわとり練太郎[(株)シンキー製]}を用いて2000rpmで5分間混合し、続いて上記電解液50部と上記の被覆負極活物質206部を追加した後、更にあわとり練太郎で2000rpmで2分間混合し、上記電解液20部を更に追加した後、あわとり練太郎による撹拌を2000rpmで1分間行い、更に電解液2.3部を更に追加した後あわとり練太郎による撹拌を2000rpmで2分間混合して、負極スラリーを作製した。得られた負極スラリーを活物質目付量が30.0mg/cm2となるよう、リチウムイオン電池用集電体の片面に塗布し、1.4MPaの圧力で約10秒プレスし、実施例19~27、比較例11~14に係る負極ハーフセル(16mmφ)を作製した。
得られた負極を、セパレータ(セルガード製#3501)を介し、対極Li金属と組み合わせ、電解液を注入して、ラミネートセルを作製した。
比較例11は、リチウムイオン電池用集電体が樹脂集電体層(L-1)であり、主面に凹凸が設けられていない樹脂集電体を使用した例に相当する。
内部抵抗が比較例11より明らかに低く(17.8(Ω・cm2)未満)、10サイクル容量維持率が比較例11より高い場合を高評価と判断した。
実施例19~27に係る負極ハーフセルはいずれも内部抵抗が比較例11より低く、10サイクル容量維持率は比較例11より高くなっていた。
すなわち、各実施例の負極ハーフセルは内部抵抗を低下させることができ、サイクル試験後の容量維持率を高くできることが分かった。
10 樹脂集電体層
11、12 主面
20 凹部
21 縦方向に長い楕円形である凹部
22 横方向に長い楕円形である凹部
30 導電性フィラー
40 メッシュ
Claims (7)
- リチウムイオン電池内において一方の主面を電極活物質と接触させて使用するリチウムイオン電池用集電体であって、
前記集電体は前記電極活物質と接触する主面に深さ10~45μmであり、上面視で閉じた図形からなる凹部を複数有し、
前記凹部の重心を通る長さのうち最も短い部分の長さが30~105μmであり、
前記集電体に前記凹部が設けられた面の上面視した面積を基準として、前記凹部を上面視した面積の割合が19~61%であることを特徴とするリチウムイオン電池用集電体。 - 前記凹部が、上面視した図形の形状が異なる2つ以上の凹部を有する請求項1に記載のリチウムイオン電池用集電体。
- 前記凹部が、アスペクト比が2.0~4.0である凹部と、アスペクト比が0.25~0.5である凹部とを有する請求項1又は2に記載のリチウムイオン電池用集電体。
- 前記凹部の上面視形状が楕円形である請求項1~3のいずれかに記載のリチウムイオン電池用集電体。
- 前記集電体が、高分子材料と導電性フィラーとを含む樹脂組成物からなる請求項1~4のいずれかに記載のリチウムイオン電池用集電体。
- 前記集電体の前記電極活物質と接触する主面には前記導電性フィラーが多く分布する導電性フィラー層を有する請求項5に記載のリチウムイオン電池用集電体。
- 請求項1~6のいずれかに記載のリチウムイオン電池用集電体と電極活物質粒子を有し、
前記電極活物質粒子の表面の少なくとも一部が高分子化合物を含む被覆層で被覆されていることを特徴とするリチウムイオン電池用電極。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020040905A JP7097399B2 (ja) | 2020-03-10 | 2020-03-10 | リチウムイオン電池用集電体及びリチウムイオン電池用電極 |
US17/775,456 US20220407082A1 (en) | 2019-11-14 | 2020-11-16 | Lithium ion battery current collector, production method for lithium ion battery current collector, and lithium ion battery electrode |
EP20887579.9A EP4059999A1 (en) | 2019-11-14 | 2020-11-16 | Lithium ion battery collector, production method for lithium ion battery collector, and lithium ion battery electrode |
CN202080077009.6A CN114641875A (zh) | 2019-11-14 | 2020-11-16 | 锂离子电池用集电体、锂离子电池用集电体的制造方法及锂离子电池用电极 |
PCT/JP2020/042598 WO2021095883A1 (ja) | 2019-11-14 | 2020-11-16 | リチウムイオン電池用集電体、リチウムイオン電池用集電体の製造方法及びリチウムイオン電池用電極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020040905A JP7097399B2 (ja) | 2020-03-10 | 2020-03-10 | リチウムイオン電池用集電体及びリチウムイオン電池用電極 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021144796A JP2021144796A (ja) | 2021-09-24 |
JP7097399B2 true JP7097399B2 (ja) | 2022-07-07 |
Family
ID=77766949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020040905A Active JP7097399B2 (ja) | 2019-11-14 | 2020-03-10 | リチウムイオン電池用集電体及びリチウムイオン電池用電極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7097399B2 (ja) |
Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000243403A (ja) | 1999-02-19 | 2000-09-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 鉛蓄電池 |
JP2007059387A (ja) | 2005-07-28 | 2007-03-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | リチウムイオン二次電池用電極 |
JP2009283452A (ja) | 2008-04-23 | 2009-12-03 | Nissan Motor Co Ltd | リチウムイオン二次電池用電極およびこれを用いた電池 |
JP2010080432A (ja) | 2008-07-29 | 2010-04-08 | Panasonic Corp | 非水電解質二次電池用集電体、非水電解質二次電池用電極、及びそれらの製造方法、並びに非水電解質二次電池 |
JP2010212092A (ja) | 2009-03-10 | 2010-09-24 | Nissan Motor Co Ltd | リチウムイオン二次電池用負極およびこれを用いたリチウムイオン二次電池 |
JP2010262843A (ja) | 2009-05-08 | 2010-11-18 | Furukawa Electric Co Ltd:The | リチウムイオン二次電池用の負極、それを用いたリチウムイオン二次電池、リチウムイオン二次電池用の負極の集電体、リチウムイオン二次電池用の負極の製造方法 |
WO2011093015A1 (ja) | 2010-01-29 | 2011-08-04 | パナソニック株式会社 | 非水電解質二次電池用負極および非水電解質二次電池 |
JP2011151279A (ja) | 2010-01-25 | 2011-08-04 | Sony Corp | 複合体電極及びこれを用いた電子デバイス |
JP2012089407A (ja) | 2010-10-21 | 2012-05-10 | Fujikura Ltd | 作用極用網状体、作用極、その製造方法及び色素増感太陽電池 |
JP2019057474A (ja) | 2017-09-22 | 2019-04-11 | 株式会社Uacj | 集電体用金属箔及びその製造方法 |
WO2019097830A1 (ja) | 2017-11-16 | 2019-05-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 空気電池用正極及び空気電池 |
WO2019151063A1 (ja) | 2018-01-30 | 2019-08-08 | シャープ株式会社 | 金属空気電池用負極 |
JP2019160777A (ja) | 2018-03-09 | 2019-09-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | リチウム二次電池 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1173947A (ja) * | 1997-08-29 | 1999-03-16 | Ricoh Co Ltd | 電池用電極およびその製造方法 |
-
2020
- 2020-03-10 JP JP2020040905A patent/JP7097399B2/ja active Active
Patent Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000243403A (ja) | 1999-02-19 | 2000-09-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 鉛蓄電池 |
JP2007059387A (ja) | 2005-07-28 | 2007-03-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | リチウムイオン二次電池用電極 |
JP2009283452A (ja) | 2008-04-23 | 2009-12-03 | Nissan Motor Co Ltd | リチウムイオン二次電池用電極およびこれを用いた電池 |
JP2010080432A (ja) | 2008-07-29 | 2010-04-08 | Panasonic Corp | 非水電解質二次電池用集電体、非水電解質二次電池用電極、及びそれらの製造方法、並びに非水電解質二次電池 |
JP2010212092A (ja) | 2009-03-10 | 2010-09-24 | Nissan Motor Co Ltd | リチウムイオン二次電池用負極およびこれを用いたリチウムイオン二次電池 |
JP2010262843A (ja) | 2009-05-08 | 2010-11-18 | Furukawa Electric Co Ltd:The | リチウムイオン二次電池用の負極、それを用いたリチウムイオン二次電池、リチウムイオン二次電池用の負極の集電体、リチウムイオン二次電池用の負極の製造方法 |
JP2011151279A (ja) | 2010-01-25 | 2011-08-04 | Sony Corp | 複合体電極及びこれを用いた電子デバイス |
WO2011093015A1 (ja) | 2010-01-29 | 2011-08-04 | パナソニック株式会社 | 非水電解質二次電池用負極および非水電解質二次電池 |
JP2012089407A (ja) | 2010-10-21 | 2012-05-10 | Fujikura Ltd | 作用極用網状体、作用極、その製造方法及び色素増感太陽電池 |
JP2019057474A (ja) | 2017-09-22 | 2019-04-11 | 株式会社Uacj | 集電体用金属箔及びその製造方法 |
WO2019097830A1 (ja) | 2017-11-16 | 2019-05-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 空気電池用正極及び空気電池 |
WO2019151063A1 (ja) | 2018-01-30 | 2019-08-08 | シャープ株式会社 | 金属空気電池用負極 |
JP2019160777A (ja) | 2018-03-09 | 2019-09-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | リチウム二次電池 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021144796A (ja) | 2021-09-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2790252B1 (en) | Anode comprising spherical natural graphite and lithium secondary battery including same | |
US9601766B2 (en) | Negative active material, lithium battery including the negative active material, and method of preparing the negative active material | |
CN103782420B (zh) | 包含硅基材料和碳材料的负极、以及包含所述负极的锂二次电池 | |
KR20170089333A (ko) | 전극 활물질 슬러리, 이의 제조 방법 및 이를 포함하는 전고체 이차전지 | |
KR20120081987A (ko) | 리튬 이온 이차 전지 부극 및 리튬 이온 이차 전지 | |
CN110419128B (zh) | 用于锂二次电池的负极以及包括该负极的锂二次电池 | |
KR20170004673A (ko) | 음극 활물질, 이를 채용한 리튬 전지 및 이의 제조 방법 | |
JP6785110B2 (ja) | リチウムイオン電池用集電体及びリチウムイオン電池 | |
CN114156487A (zh) | 一种极片和锂离子电池 | |
JP2013175396A (ja) | 複合粒子、その製造方法、電極の製造方法および電気化学素子 | |
WO2021095883A1 (ja) | リチウムイオン電池用集電体、リチウムイオン電池用集電体の製造方法及びリチウムイオン電池用電極 | |
JP2019160789A (ja) | リチウムイオン電池用負極及びリチウムイオン電池 | |
JP5515257B2 (ja) | 双極型二次電池 | |
JP7226431B2 (ja) | リチウムイオン二次電池用負極材、リチウムイオン二次電池用負極材の製造方法、リチウムイオン二次電池用負極材スラリー、リチウムイオン二次電池用負極、及びリチウムイオン二次電池 | |
JP7097399B2 (ja) | リチウムイオン電池用集電体及びリチウムイオン電池用電極 | |
JP7148479B2 (ja) | リチウムイオン電池用集電体及びリチウムイオン電池用電極 | |
JP7109494B2 (ja) | リチウムイオン電池用電極 | |
WO2017043174A1 (ja) | リチウムイオン電池 | |
JP7130541B2 (ja) | リチウムイオン電池用負極及びリチウムイオン電池 | |
KR20170034773A (ko) | 리튬 이차전지의 집전체용 금속 메쉬 박판, 이를 포함하는 리튬 이차전지용 전극 및 리튬 이차전지 | |
WO2021157647A1 (ja) | リチウムイオン電池用電極及びリチウムイオン電池 | |
JP7148489B2 (ja) | リチウムイオン電池用集電体、リチウムイオン電池用集電体の製造方法及びリチウムイオン電池用電極 | |
JP2020129447A (ja) | 電極用造粒粒子およびその製造方法 | |
JP7256706B2 (ja) | 全固体リチウムイオン二次電池用電極活物質成形体、全固体リチウムイオン二次電池用電極、全固体リチウムイオン二次電池及び全固体リチウムイオン二次電池用電極活物質成形体の製造方法 | |
JP2024034718A (ja) | 電極、電池および電極の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220414 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20220414 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220531 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220627 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7097399 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |