JP7070363B2 - 加熱調理器 - Google Patents
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Description
加熱効率からいうと、面状のヒーターを用い、加熱プレートを薄い板状にして、面状のヒーターを加熱プレートと面接触させて熱を伝える方法であれば効率が良いが、加熱プレートの熱膨張による変形で、面状のヒーターとの密着性が悪くなり、加熱プレートに温度ムラが発生して食材の出来上がりに影響を及ぼしてしまう。
図1は、実施の形態1における加熱調理器の外観斜視図である。
図1において、加熱調理器1は、本体100と蓋体200とで主に構成され、本体100と蓋体200とはヒンジ部300で接続され、ヒンジ部300を軸に開閉自在になっている。蓋体200の外郭は樹脂で形成されているが、内筐体が接触する部分は、フェノールやPBT、PET、ナイロン等の耐熱温度の高い樹脂が使われている。
なお、説明上、加熱調理器1をテーブル等に置いた場合の本体100と蓋体200との境界(本体100と蓋体200とを閉めた状態における接触面)を基準に、本体100の方向を下、蓋体200の方向を上、それ以外の側方向を、前、右、後、左とする。
「フレンチトースト」とは、食パン内部に溶き卵、牛乳などの単一の液体または複数食材を混合した液体をしみこませた後、加熱して仕上げる料理である。なお、必ずしも液体をパンの中心まで染みこませる必要はなく、一部でもよい。また、染みこませる液体の量も問わないが、加熱前の水分量は加熱前のパン単体よりも多くなる。
「具材のせパン」とは、食パンの上にチーズなどパン以外の具材がのせられたものである。なお、具材については、マヨネーズなどの調味料、野菜、肉、魚、果物などでもよく、または、それらを複数組み合わせたものでもよい。
「冷凍パン」とは、冷凍庫内で保存され、凍った状態の食パンである。なお、冷凍庫内での保管方法、保管期間などは問わない。
また、加熱開始/停止スイッチ101Dの上方向には、1つのLEDである加熱開始/停止表示部102Dがあり、加熱中は点灯、停止中は消灯することで、使用者は加熱中か、否かを知ることができる。
また、蓋体200の下面を形成する蓋体下枠202の中央部分には、ほぼ正方形状の上加熱プレート203、上加熱プレート203と一体になって形成され、上加熱プレート203に対しほぼ垂直に位置する側壁204が組み込まれており、本体100と蓋体200とをヒンジ部300を回動させて閉じたときに、本体100の下加熱プレート104とともに加熱室を構成するようになっている。また、蓋体200の側壁203を囲うように上シール部材205が配置され、蓋体200を閉じたときに、下シール部材105と接するようになっている。なお、上加熱プレート203、側壁204も、下加熱プレート104と同じように、アルミ等の熱伝導率の高い金属板のプレス成型品からなり、さらに、耐熱性が高く、放射率の高い塗料、例えば、シリコーン系やフッ素系の耐熱塗料やセラミック塗料、によりコーティングされている。
本体100には、操作部101の後側に、操作部101の操作を検出する操作基板106、操作基板106からの信号により加熱調理器1の動作を制御する制御基板107が設けられている。
この凸状部109Aの下面には、温度検知器112が取付けられている。
温度検知器112は、筒状の内ホルダー112Aと、内ホルダー112Aを囲む筒状の外ホルダー112Bと、内ホルダー112Aの先端に設けられた温度センサー112Cで主に構成されている。また、内ホルダー112Aの内側段部の下面に接するように、温度検知器用弾性体113が設けられている。温度検知器用弾性体113の下端は、本体100内に固定されたバネ押え114に固定されている。このような構成では、温度検知器用弾性体113は、内ホルダー112Aに上方へ向かって力を作用させるため、内ホルダー112A先端に設けられた温度センサー112Cは、下加熱ヒーター111の穴部111Aを通って、常に下加熱プレート104の下面に接することになる。
また、側壁204には温度検知器210が取り付けられている。
温度検知器210は、筒状のホルダー210Aと、ホルダー210Aの先端に設けられた温度センサー210Cと、蓋体200内に固定されたバネ押さえ210Bで主に構成されている。また、温度センサー210Cを側壁204側面に接触させるように、ホルダー210Aに力を作用させる温度検知器用弾性体211が、バネ押さえ210Bによって固定されている。なお、上加熱プレート203と側壁204とは一体で形成されているため、温度はほぼ同じになる。
まず、本体上枠103の下面に、四角枠状の下シール部材105、下加熱プレート取付板108の順に接触させ、ネジ止めして固定する。
次に、下断熱部材110を下加熱ヒーター取付板109上に、穴部110Aに凸状部109Aが入るように置く。
次に、下断熱部材110の上に下加熱ヒーター111を置き、下加熱ヒーター取付板109にネジ等で固定する。
次に、温度検知器112を、温度センサー112Cが穴部111Aから露出するように凸状部109Aに挿入し、外ホルダー112Bの取付部(水平に伸びた板状の部材)をネジ等で下加熱ヒーター取付板109に取り付ける。
次に、下シール部材105と下加熱プレート取付板108を組み付けた本体上枠103に、下面から下加熱プレート104を枠状の空間に挿入するように取り付ける。この際に、下加熱プレート取付板108の下面の右側、左側のそれぞれにある位置決めピン108Aが、下加熱プレート104の脚部104Dにある貫通穴104Daを通るように挿入する。さらに、下加熱プレート取付板108の下面の前、右、後、左のそれぞれの辺の下面に設けられたネジボス108Bが、下加熱プレート104の脚部104DのU字溝104Dbを通るように挿入する。
その後、下断熱部材110、下加熱ヒーター111、温度検知器113を取り付けた下加熱ヒーター取付板109を下面から押し付け、下加熱プレート取付板108のそれぞれのネジボス108Bと下加熱ヒーター取付板109の脚部109Bに設けられたネジ穴109Baとにネジを通し、組み付けることで全体を一体化し、下加熱プレート104を下加熱ヒーター取付板109に保持する。この際に、下加熱プレート取付板108の位置決めピン108Aを下加熱ヒーター取付板109の脚部109Bにある貫通穴109Bbに通るように挿入する。
なお、下加熱プレート取付板108に設けている位置決めピン108Aを、下加熱プレート104の貫通穴104Daと下加熱ヒーター取付板109の貫通穴109Bbに挿入するようにしたのは、下加熱プレート104と下加熱ヒーター取付板109が前後逆に組み立てられないようにするためである。
加熱プレート取付板108の8箇所あるネジボス108Bとの間に、0.5mmのクリア
ランスAを設けている。
また、下加熱プレート取付板108に設けている右側の位置決めピン108Aと下加熱プ
レート104の右側の貫通穴104Daとの間には、前後方向で0.6mmのクリアラン
スBを、左側の位置決めピン108Aと下加熱プレート104の左側の貫通穴104Da
との間には、左右方向で1.0mmのクリアランスCをそれぞれ設けている。次に、高さ方向で下加熱プレート取付板108と下加熱プレート104との間には、0.1mmのクリアランスを設けている。
なお、クリアランスは材質や寸法に応じ、適宜最適な数値にしてもよい。
また、本体枠から加熱プレート方向に向いて設けられた部材としては、ネジボス108Bや位置決めピン108Aなどが相当するが、これらに限定されるものではなく、加熱プレートを本体枠に保持するために使用されるものであれば他でもよい。
Claims (6)
- 被調理物に熱を放出して加熱する平面状の加熱プレートと、
前記加熱プレートと接触し、加熱する加熱ヒーターと、
前記加熱ヒーターを固定する加熱ヒーター取付板と、
ネジボスを下面に備えた、四角枠状の加熱プレート取付板と、を有する加熱調理器であって、
前記加熱プレートは前記ネジボスが挿入されるU字状溝を有し、
前記加熱ヒーター取付板のネジ穴と前記加熱プレート取付板のネジボスとをネジで組付けた際、前記ネジボスと前記加熱プレートの前記U字状溝との間にクリアランスがあるとともに、高さ方向で前記加熱プレートと前記加熱プレート取付枠との間にクリアランスがあることを特徴とする加熱調理器。 - 加熱プレート取付板は、下面に位置決めピンを有し、加熱プレートは前記位置決めピンが挿入される貫通穴を有し、
加熱ヒーター取付板のネジ穴と前記加熱プレート取付板のネジボスとをネジで組付けた際、前記位置決めピンと前記加熱プレートの前記貫通穴との間にクリアランスがあることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。 - 四角枠形状の本体上枠と、四角枠形状のシール部材とが、下加熱プレート取付板で、ネジボスが設けられた面と反対側の面に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の加熱調理器。
- 加熱プレートの被調理物が置かれる平面部に、少なくとも1つの凸部を設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の加熱調理器。
- 加熱プレートに接触する温度検知器と、前記温度検知器に前記加熱プレートに向かって力を作用させる弾性部材とが設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の加熱調理器。
- 温度検知器は、筒状の内ホルダーと、前記内ホルダーを囲む筒状の外ホルダーと、前記内ホルダーの先端に設けられた温度センサーを有し、前記外ホルダーが固定されるとともに、前記内ホルダーに加熱プレートに向かって力を作用させる弾性部材が接していることを特徴とする請求項5に記載の加熱調理器。
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