JP2020081118A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱プレートの変形が発生せず、面状の加熱ヒーターとの密着性が維持でき、温度ムラの発生を抑制することができる加熱調理器を提供する。【解決手段】下加熱プレート104の脚部のU字溝104Dbと下加熱プレート取付部108の8箇所あるネジボス108Bとの間に、0.5mmのクリアランスAを設けている。また、下加熱プレート取付部108に設けている右側の位置決めピン108Aと下加熱プレート104の右側の貫通穴104Daとの間には、前後方向で0.6mmのクリアランスBを、左側の位置決めピン108Aと下加熱プレート104の左側の貫通穴104Daとの間には、左右方向で1.0mmのクリアランスCをそれぞれ設けている。【選択図】図5

Description

本発明は、本体とこの本体の上面を塞ぐ蓋体とで、被調理物を加熱する内部空間を形成する加熱調理器に関するものである。
加熱調理器本体と、この加熱調理器本体に回動自在にヒンジ連結された蓋体と、を有する加熱調理器が知られている。例えば、特許文献1の加熱調理器では、ワッフルパターンのある上側型プレートの凹部と下側型プレートの凹部との間にワッフル生地を挟んで、これら型プレートをシーズヒーターで加熱することでワッフル生地を焼き上げている。
特開2000−152879号公報
特許文献1に開示された加熱調理器は、型プレートでワッフル生地を押し付けるものであるため、ダイカスト等の剛性の高いもので形成する必要があるが、材質上、加熱効率が悪く、加熱ムラが発生してしまう。
加熱効率からいうと、面状のヒーターを用い、加熱プレートを薄い板状にして、面状のヒーターを加熱プレートと面接触させて熱を伝える方法であれば効率が良いが、加熱プレートの熱膨張による変形で、面状のヒーターとの密着性が悪くなり、加熱プレートに温度ムラが発生して食材の出来上がりに影響を及ぼしてしまう。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、薄い板状の加熱プレートが熱膨張により変形しないようにし、面状のヒーターとの密着性を維持し、加熱効率を高く維持することができる加熱調理器を提供することを目的とする。
被調理物に熱を放出して加熱する平面状の加熱プレートと、この加熱プレートと接触し、加熱する加熱ヒーターと、加熱プレートを保持する四角枠状の本体枠とを有し、本体枠から加熱プレート方向に向いて設けられた部材と加熱プレートとの間にクリアランスがある加熱調理器である
加熱プレートが熱で膨張しても、その膨張分、加熱プレートと本体枠との間のクリアランスが狭くなるだけで、中央への応力がかかることがない。よって、加熱プレートの変形が発生せず、面状の加熱ヒーターとの密着性が維持でき、温度ムラの発生を抑制することができる。
実施の形態1に係る加熱調理器の外観斜視図である。 実施の形態1に係る加熱調理器のイ方向縦断面概略図である。 実施の形態1に係る加熱調理器のロ方向縦断面概略図である。 実施の形態1に係る加熱調理器の加熱プレート、加熱ヒーター等を連結する流れを示す図である。 実施の形態1に係る下加熱プレートと下加熱プレート取付板とを固定したものを下方向から見た外観図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における加熱調理器の外観斜視図である。
図1において、加熱調理器1は、本体100と蓋体200とで主に構成され、本体100と蓋体200とはヒンジ部300で接続され、ヒンジ部300を軸に開閉自在になっている。蓋体200の外郭は樹脂で形成されているが、内筐体が接触する部分は、フェノールやPBT、PET、ナイロン等の耐熱温度の高い樹脂が使われている。
なお、説明上、加熱調理器1をテーブル等に置いた場合の本体100と蓋体200との境界(本体100と蓋体200とを閉めた状態における接触面)を基準に、本体100の方向を下、蓋体200の方向を上、それ以外の側方向を、前、右、後、左とする。
本体100の前面には、使用者が加熱調理器1を操作するための操作部101が設けられている。この操作部101には、各種加熱条件や調理条件を設定することができる複数の設定用スイッチ、具体的には、モード設定スイッチ101A、厚さ設定スイッチ101B、焼き色設定スイッチ101C、及び、加熱開始/停止スイッチ101Dが設けられている。
モード設定スイッチ101Aは、調理条件を設定するもので、1回押すことによって、「常温パン」、「フレンチトースト」、「具材のせパン」、「冷凍パン」の順に切り替わり、何れか1つを選択するようになっている。
ここで、「常温パン」とは、常温で保存された状態の食パンである。
「フレンチトースト」とは、食パン内部に溶き卵、牛乳などの単一の液体または複数食材を混合した液体をしみこませた後、加熱して仕上げる料理である。なお、必ずしも液体をパンの中心まで染みこませる必要はなく、一部でもよい。また、染みこませる液体の量も問わないが、加熱前の水分量は加熱前のパン単体よりも多くなる。
「具材のせパン」とは、食パンの上にチーズなどパン以外の具材がのせられたものである。なお、具材については、マヨネーズなどの調味料、野菜、肉、魚、果物などでもよく、または、それらを複数組み合わせたものでもよい。
「冷凍パン」とは、冷凍庫内で保存され、凍った状態の食パンである。なお、冷凍庫内での保管方法、保管期間などは問わない。
厚さ設定スイッチ101Bは、パンの厚さを設定するものであり、1回押すことによって、「4枚切」、「5枚切」、「6枚切」、「8枚切」の順に切り替わり、何れか1つを選択するようになっている。ここでいう「厚さ」とは、食パン一斤を切り分けるときに、4枚、5枚、6枚、8枚の何れかで切り分けられ、食パン一斤をその枚数で切り分けたときの厚さのことを言っている。例えば4枚切の厚さは約30mm/枚、6枚切の厚さは約20mm/枚となっている。
焼き色設定スイッチ101Cは、使用者が調理する被加熱物である食パンなどの「焼き色」を設定する、言い換えると仕上がりを設定するものであり、1回押すことによって、「薄い」、「普通」、「濃い」の3種類の焼き色、及び焼き色を付けるために加熱時間を延長する「延長」の順に切り替わり、何れか1つを選択するようになっている。
なお、使用者が、モード設定スイッチ101A、厚さ設定スイッチ101B、焼き色設定スイッチ101Cで、条件設定した後、加熱開始/停止スイッチ101Dを押すと、加熱調理器1は加熱を開始、また、次に、押すことで加熱を停止させることができる。
モード設定スイッチ101A、厚さ設定スイッチ101B、焼き色設定スイッチ101Cの上方向には、それぞれ、横方向に4つ並んだLEDで構成されたモード設定表示部102A、厚さ設定表示部102B、焼き色設定表示部102Cがあり、各スイッチを1回押す毎に、点灯が横に移るようになっている。これにより、設定操作している使用者は、いま、どのような設定になっているかを把握することができる。
また、加熱開始/停止スイッチ101Dの上方向には、1つのLEDである加熱開始/停止表示部102Dがあり、加熱中は点灯、停止中は消灯することで、使用者は加熱中か、否かを知ることができる。
本体100の上面を形成する本体上枠103の中央部分には、被調理物が置かれる下加熱プレート104が下シール部材105を介してはまりこんでいる。この下加熱プレート104は、外周に水平な面の縁部104Aと、縁部104Aから一段低くなるような構成の凹状部104Bとを有し、アルミ等の熱伝導率の高い金属板のプレス成型品からなり、さらに、耐熱性が高く、放射率の高い塗料、例えば、シリコーン系やフッ素系の耐熱塗料やセラミック塗料、によりコーティングされている。また、凹状部104Bの平板部分には、凸部104Cが2か所に設けられている。これは、食パンを置くときの目印となるものである。使用者が、この凸部104Cに食パンの一辺を合わせておくことで、蓋体200を閉じたとき、上シール部材(後述)が食パンに当たることが防止できる。
下シール部材105は、被調理物から出るカスや油等が本体内部に侵入、落下することを防止するためのものであり、耐熱性の高いシリコーンゴムやフッ素ゴムで形成され、下加熱プレート104の熱膨張による変形を吸収するために、複数の溝が形成されている。
蓋体200には、本体100に対して、使用者が蓋体200を開けたり、閉めたりするために指を掛けるための持ち手201が設けられている。
また、蓋体200の下面を形成する蓋体下枠202の中央部分には、ほぼ正方形状の上加熱プレート203、上加熱プレート203と一体になって形成され、上加熱プレート203に対しほぼ垂直に位置する側壁204が組み込まれており、本体100と蓋体200とをヒンジ部300を回動させて閉じたときに、本体100の下加熱プレート104とともに加熱室を構成するようになっている。また、蓋体200の側壁203を囲うように上シール部材205が配置され、蓋体200を閉じたときに、下シール部材105と接するようになっている。なお、上加熱プレート203、側壁204も、下加熱プレート104と同じように、アルミ等の熱伝導率の高い金属板のプレス成型品からなり、さらに、耐熱性が高く、放射率の高い塗料、例えば、シリコーン系やフッ素系の耐熱塗料やセラミック塗料、によりコーティングされている。
次に、加熱調理器1の内部構成に関し、図2の方向イ縦断面概略図(前面から後面に向けて、中央からずれた位置における断面図)、図3の方向ロ縦断面概略図(前面から後面に向けて、中央における断面図)に基づいて説明する。なお、これら断面図は、本体100に対し、蓋体200を閉じた状態におけるものである。
本体100には、操作部101の後側に、操作部101の操作を検出する操作基板106、操作基板106からの信号により加熱調理器1の動作を制御する制御基板107が設けられている。
また、本体上枠103の下面には、四角枠状の下加熱プレート取付板108が固定され、その下に下加熱ヒーター取付板109が固定されている。下加熱ヒーター取付板109の上面には、下断熱部材110、下加熱ヒーター111、下加熱プレート104が順に配置されている。
また、下加熱ヒーター取付板109は、中央部分に上に突出した凸状部109Aがあり、下断熱部材110の中央部分に設けた穴部110A内に、この凸状部109Aが入り込んでいる。
この凸状部109Aの下面には、温度検知器112が取付けられている。
温度検知器112は、筒状の内ホルダー112Aと、内ホルダー112Aを囲む筒状の外ホルダー112Bと、内ホルダー112Aの先端に設けられた温度センサー112Cで主に構成されている。また、内ホルダー112Aの内側段部の下面に接するように、温度検知器用弾性体113が設けられている。温度検知器用弾性体113の下端は、本体100内に固定されたバネ押え114に固定されている。このような構成では、温度検知器用弾性体113は、内ホルダー112Aに上方へ向かって力を作用させるため、内ホルダー112A先端に設けられた温度センサー112Cは、下加熱ヒーター111の穴部111Aを通って、常に下加熱プレート104の下面に接することになる。
なお、下加熱プレート104は、網やパンチングメタル等のような通気性のある物体ではなく、通気性の無い物で形成されており、1例として、金属製薄板から全体が形成されているので、空気や食パンの細かい破片、屑等を全く通過させない。
下加熱ヒーター111は下加熱プレート104を下面から加熱するので、下加熱ヒーター111の加熱により下加熱プレート104の温度が上がると、その下加熱プレート104からの熱伝導により、下加熱プレート104上におかれた被調理物は下方から加熱される。つまり、下加熱プレート104は、下加熱ヒーター111からの熱を受けて全体が高温になり、上面の全体から輻射熱を放射する。
下加熱ヒーター111は、面状ヒーターであり、面状ヒーターとしては、電気絶縁性を確保するためのマイカ板に、電熱帯を巻いた面状ヒーター、および、電熱帯をセラミックで挟んで形成したセラミックヒーターなどがある。なお、面状ヒーターは、発熱する電熱線を、マイカ板を介在させて格子状に配置した形態や、横にある間隔で多数並べてマイカ板に敷き詰めた形態など色々なものがある。面状ヒーターは厚みの薄い加熱手段であるため、下加熱ヒーター111を面状ヒーターとすることで、本体100を小型化することができる
また、面状ヒーターは発熱する電熱帯が隣り合う電熱帯と近い距離で巻くことができるので、取り付けられた加熱面を均一加熱することができる。そのため、鋼管を折り曲げて製造するシーズヒーターなどに比べ、被調理物の焼きムラを少なくすることができる。
下断熱部材110は、例えばグラスウールで形成され、下加熱ヒーター取付板109の下にある制御基板107等が配置される空間が高温になることを防止するためのものであり、反射率が高く、耐熱温度の高い、アルミメッキ鋼板で形成されている。
温度センサー112Cは、サーミスタセンサーであり、接触部の保護管にはセラミックが使用されている。
蓋体200は、上加熱プレート203の上面に接触するように配置された上加熱ヒーター206、上加熱ヒーター206の上方に位置する上断熱部材207、上断熱材207の上部に配置され、蓋体200内に固定された上加熱ヒーター取付板208、及び上加熱ヒーター取付板208を固定する四角枠状の上加熱プレート取付板209を備えている。なお、上加熱プレート取付板209は、上加熱ヒーター取付板208の下面に設置されている。
上加熱プレート203及び側壁204は、網やパンチングメタル等のような通気性のある物体ではなく、通気性の無い物で形成されており、1例として、金属製薄板から全体が形成されている。
また、側壁204には温度検知器210が取り付けられている。
温度検知器210は、筒状のホルダー210Aと、ホルダー210Aの先端に設けられた温度センサー210Cと、蓋体200内に固定されたバネ押さえ210Bで主に構成されている。また、温度センサー210Cを側壁204側面に接触させるように、ホルダー210Aに力を作用させる温度検知器用弾性体211が、バネ押さえ210Bによって固定されている。なお、上加熱プレート203と側壁204とは一体で形成されているため、温度はほぼ同じになる。
次に、本体100への下加熱ヒーター111、温度検知器112等の取付けに関し、図4に基づいて説明する。
まず、本体上枠103の下面に、四角枠状の下シール部材105、下加熱プレート取付板108の順に接触させ、ネジ止めして固定する。
次に、下断熱部材110を下加熱ヒーター取付板109上に、穴部110Aに凸状部109Aが入るように置く。
次に、下断熱部材110の上に下加熱ヒーター111を置き、下加熱ヒーター取付板109にネジ等で固定する。
次に、温度検知器112を、温度センサー112Cが穴部111Aから露出するように凸状部109Aに挿入し、外ホルダー112Bの取付部(水平に伸びた板状の部材)をネジ等で下加熱ヒーター取付板109に取り付ける。
次に、下シール部材105と下加熱プレート取付板108を組み付けた本体上枠103に、下面から下加熱プレート104を枠状の空間に挿入するように取り付ける。この際に、下加熱プレート取付板108の下面の右側、左側のそれぞれにある位置決めピン108Aが、下加熱プレート104の脚部104Dにある貫通穴104Daを通るように挿入する。さらに、下加熱プレート取付板108の下面の前、右、後、左のそれぞれの辺の下面に設けられたネジボス108Bが、下加熱プレート104の脚部104DのU字溝104Dbを通るように挿入する。
その後、下断熱部材110、下加熱ヒーター111、温度検知器113を取り付けた下加熱ヒーター取付板109を下面から押し付け、下加熱プレート取付板108のそれぞれのネジボス108Bと下加熱ヒーター取付板109の脚部109Bに設けられたネジ穴109Baとにネジを通し、組み付けることで全体を一体化し、下加熱プレート104を下加熱ヒーター取付板109に保持する。この際に、下加熱プレート取付板108の位置決めピン108Aを下加熱ヒーター取付板109の脚部109Bにある貫通穴109Bbに通るように挿入する。
なお、下加熱プレート取付板108に設けている位置決めピン108Aを、下加熱プレート104の貫通穴104Daと下加熱ヒーター取付板109の貫通穴109Bbに挿入するようにしたのは、下加熱プレート104と下加熱ヒーター取付板109が前後逆に組み立てられないようにするためである。
さらに、図5のように、下加熱プレート104の脚部104DのU字溝104Dbと下加熱プレート取付部108の8箇所あるネジボス108Bとの間に、0.5mmのクリアランスAを設けている。
また、下加熱プレート取付部108に設けている右側の位置決めピン108Aと下加熱プレート104の右側の貫通穴104Daとの間には、前後方向で0.6mmのクリアランスBを、左側の位置決めピン108Aと下加熱プレート104の左側の貫通穴104Daとの間には、左右方向で1.0mmのクリアランスCをそれぞれ設けている。
次に、高さ方向で下加熱プレート取付部108と下加熱プレート104との間には、0.1mmのクリアランスを設けている。
加熱調理器では、加熱プレートの周囲に設けられた脚部が固定されていると、熱膨張による応力が中央部分に作用し変形してしまう。しかし、実施の形態1の加熱調理器では、クリアランスA、B、Cが設けてあるので、加熱中に下加熱プレート104が熱膨張したとしてもこのクリアランスの幅が狭くなるだけ、すなわち、平面方向への膨張が規制されないため、中央部に向かって応力が生じ、盛り上がるような熱変形をすることがない。そのため、下加熱プレート104と下加熱ヒーター111との間に隙間が発生するとはなく、熱伝導効率を維持することができる。
なお、クリアランスは材質や寸法に応じ、適宜最適な数値にしてもよい。
また、本体枠から加熱プレート方向に向いて設けられた部材としては、ネジボス108Bや位置決めピン108Aなどが相当するが、これらに限定されるものではなく、加熱プレートを本体枠に保持するために使用されるものであれば他でもよい。
本発明に係る加熱調理器は、一般住宅の台所だけではなく、公共施設や店舗等の調理場でも広く利用することができる。
1 加熱調理器、100 本体、101 操作部、101A モード設定スイッチ、101B 厚さ設定スイッチ、101C 焼き色設定スイッチ、101D 加熱開始/停止スイッチ、102A モード設定表示部、102B 厚さ設定表示部、102C 焼き色設定表示部、102D 加熱開始/停止表示部、103 本体上枠、104 下加熱プレート、104A 縁部、104B 凹状部、104C 凸部、104D 脚部、104Da 貫通穴、104Db U字溝、105 下シール部材、106 操作基板、207 制御基板、108 下加熱プレート取付板、108A 位置決めピン、108B ネジボス、109 下加熱ヒーター取付板、109A 凸状部、109B 脚部、109Ba ネジ穴、109Bb 貫通穴、110 下断熱部材、110A 穴部、111 下加熱ヒーター、111A 穴部、112 温度検知器、112A 内ホルダー、112B 外ホルダー、112C 温度センサー、113 温度検知器用弾性体、114 バネ押え、200 蓋体、201 持ち手、202 蓋体下枠、203 上加熱プレート、204 側壁、205 上シール部材、206 上加熱ヒーター、207 上断熱部材、208 上加熱ヒーター取付板、209 上加熱プレート取付板、210 温度検知器、210A ホルダー、210B バネ押さえ、210C 温度センサー、211 温度検知器用弾性体、300 ヒンジ部

Claims (7)

  1. 被調理物に熱を放出して加熱する平面状の加熱プレートと、
    前記加熱プレートと接触し、加熱する加熱ヒーターと、
    前記加熱プレートを保持する四角枠状の本体枠と、を有する加熱調理器であって、
    前記本体枠から前記加熱プレート方向に向いて設けられた部材と前記加熱プレートとの間にクリアランスがあることを特徴とする加熱調理器。
  2. 被調理物に熱を放出して加熱する平面状の加熱プレートと、
    前記加熱プレートと接触し、加熱する加熱ヒーターと、
    ネジボスを備え、前記加熱プレートを保持する四角枠状の本体枠と、を有する加熱調理器であって、
    前記加熱プレートは前記ネジボスが挿入されるU字状溝を有し、前記加熱プレートを前記本体枠に保持した際、前記ネジボスと前記U字状溝との間にクリアランスがあることを特徴とする加熱調理器。
  3. 被調理物に熱を放出して加熱する平面状の加熱プレートと、
    前記加熱プレートと接触し、加熱する加熱ヒーターと、
    位置決めピンを備え、前記加熱プレートを保持する四角枠状の本体枠と、を有する加熱調理器であって、
    前記加熱プレートは前記位置決めピンが挿入される貫通穴を有し、前記加熱プレートを前記本体枠に保持した際、前記位置決めピンと前記貫通穴との間にクリアランスがあることを特徴とする加熱調理器。
  4. 加熱プレートの被調理物が置かれる平面部に、少なくとも1つの凸部を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の加熱調理器。
  5. 加熱プレートに接触する温度検知器と、前記温度検知器に前記加熱プレートに向かって力を作用させる弾性部材とが設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載された加熱調理器。
  6. 温度検知器は、筒状の内ホルダーと、前記内ホルダーを囲む筒状の外ホルダーと、前記内ホルダーの先端に設けられた温度センサーを有し、前記外ホルダーが固定されるとともに、前記内ホルダーに加熱プレートに向かって力を作用させる弾性部材が接していることを特徴とする請求項5に記載の加熱調理器。
  7. 本体と、前記本体にヒンジ部を中心に回動自在に配置された蓋体とを有し、
    前記本体に設置された下加熱プレートと、前記蓋体に設置された上加熱プレートとで、被調理物を加熱する加熱調理器であって、
    前記本体は、
    前記下加熱プレートと接触し、加熱する加熱ヒーターと、
    前記下加熱プレートを保持する四角枠状の本体枠とを備え、
    前記本体枠から前記下加熱プレート方向に向いて設けられた部材と前記下加熱プレートとの間にクリアランスがあることを特徴とする加熱調理器。
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