JP7063880B2 - 走行輪を有するキャスタ - Google Patents

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Description

本発明は、先ず、走行輪と、フォークと、組立ジャーナルとを有し、フォークが組立ジャーナルに対して旋回可能であり、かつさらにトリップカムにより作動されるタペットを介してブレーキ位置に変位可能なブレーキ装置がフォークに配置され、走行輪に対するブレーキ作動無しに方向ロックをセット可能であり、その場合、一方のタペットを介して方向ロックのみをブレーキ作動無しにセット可能であるキャスタに関する。
さらに本発明は、走行輪と、フォークと、組立ジャーナルとを有し、好適にはトリップカムを介してブレーキ位置に変位可能なブレーキ装置がフォークに設けられ、ブレーキ装置が、走行輪に対する摩擦ロック作動のための第1のブレーキ部品を有するキャスタに関する。
この種のキャスタは公知である。これらは、例えば病院ベッド、運搬装置等に用いられている。これらのキャスタは、通常、動作位置において鉛直方向に突出する組立ジャーナルを有し、組立ジャーナルを介してキャスタを病院ベッド等に取り付け可能である。
これに関連して、キャスタにおけるブレーキ装置の構成も公知であり、ブレーキ装置は、走行輪をロックするために、組立ジャーナルに横方向又は縦方向に配置された切換レバーを介して、例えばオペレータによる踏み動作によりキャスタの走行輪の方へ変位可能である。さらにキャスタはフォーク内部に構造要素を有し、それを用いて固定キャスタとしてセット可能であることも知られている。
さらに、このようなキャスタは例えば特許文献1から公知である。これは、タペット下方ストローク位置及びタペット上方ストローク位置の双方において、機能的に用いられるタペットを有する。この公知の解決手段では、タペット下方ストローク位置において完全なロックが得られ、従って旋回ロックと組み合わされたブレーキ位置が得られる。キャスタは、タペット上方ストローク位置を介して、旋回を制限された固定キャスタとしてセット可能である。
トリップカムを介してブレーキ位置に変位可能であり、走行輪に対して、特に走行輪の表面に対して摩擦ロック方式で作用するブレーキ部品も特許文献1から公知である。
2つのタペットを有するキャスタは、特許文献2から公知であり、方向ロックのために用いられるタペットが、通常の動作位置において水平に延在する。第1のタペットが横くさび鍵により作動され、第2のタペットがフットレバーを介してばね力に抗して作動可能である
相互係止ロックブレーキが設けられたキャスタは、特許文献3から公知である。
独国特許出願公開第10 2004 035 220号公報 米国特許出願公開第2015/0210114号公報 独国実用新案登録出願公開第20 2010 015 321号公報
現在の従来技術から進展させて、本発明の目的は、有利に構成されたトリップカムを介して作動可能なタペットを有するキャスタを提供することである。さらに、ブレーキ特性に関して有利であるキャスタを提供することを目的とする。
第1の課題は、請求項1の主題により解決され、その場合、それらのタペットが、キャスタの通常の動作位置において鉛直方向に対して横方向に互いに並んで配置されかつ互いに並んで鉛直方向に延在し、トリップカムが、タペットの各々にそれぞれ割り当てられた2つのカム面を有し、そしてそれらのカム面は互いに異なるように形成されているように改良されている。
この提示された構成により、1つのタペットのみを有する公知の解決手段と比較して、ブレーキ作動を得るために必要な、そしてブレーキ作動無しに方向ロックを得るために必要な切換力がより小さくなる。一方又は他方の作動位置を得るために、これらの作動セグメントを有する、それらのタペットの一方のみを変位させることが好適であり、好適な構成においては、他の作動セグメントを有する他方のタペットは、この変位の過程において、いずれの変位経路も通らないか、又は、少なくとも切換力を増大させる変位経路は通らない。
従って、やはり好適であるが、走行輪に作用する対応するブレーキ作動を適用又は支持する単一のタペットのみを変位させて、走行輪に対するブレーキ作動を得ることができる。逆に、方向ロックを得るために、ここでもまた好適であるが、装置部品に作用又は対応するロックセグメントを支持する単一のタペットのみを変位させることができる。
2つのタペットは、トリップカムを介して作動させられる。 一方向への各タペットの直線変位は、同様に好適であるが、リセットばねの力に抗して得ることができる。
更なる課題に関して、請求項2の主題により解決手段が与えられ、その場合、走行輪の相互係止ロック位置と摩擦ロック位置の組合せのために、ブレーキ装置が、走行輪の相互係止ロック位置のための第2のブレーキ部品を有する。
ャスタの通常の動作位置において、それらのタペットが、鉛直方向に対して横方向に互いに並んで配置され、かつ、互いに並んで鉛直方向に延在している。それらのタペットは、1つのみのタペットの配置と同様に、フォークの内部に公知の方式で延在することもでき、好適には動作状態におけるキャスタの鉛直旋回軸に沿って配置される。
それらのタペットは、鉛直方向に対して横方向の平面内で、断面において直線を形成する表面上で互いに接触して位置することもできる。鉛直方向に対して横方向に向いたこの接触線が、キャスタの幾何学的旋回軸と交差してもよい。
可能な一実施形態では、トリップカムが、それらのタペットの各々にそれぞれ割り当てられた2つのカム面を有する。それらのカム面が互いに異なるように形成されることによって、トリップカムの回転が、異なるカム面を通るそれらのタペットに対して異なる変位経路をもたらすことになる。割り当てられたカム面の周縁領域を通るタペット変位経路の範囲は、変位がゼロに等しくてもよい。
やはり好適であるが、トリップカムは、キャスタの鉛直方向に対して横方向に向いた幾何学的軸の周りで回転可能とすることができる。タペットに作用するカム面は、回転軸が点になる場合の輪郭において、周縁上で変化する半径をもつ周縁曲線セグメント形状をもつ制御部分を有する。
トリップカムは、ローラベアリングにより一方又は双方のタペットに作用することができる。ローラベアリングの配置により、切換力をさらに低減することができる。
好適な実施形態では、それらのローラベアリングの一方又は双方が、それらのタペットの一方又は各々に装着されている。従って、このようなローラベアリングは、各タペット上に回転可能に配置することができ、好適にはトリップカムの回転軸に平行に延在する軸の周りで回転可能に装着することができる。
やはり好適な別の実施形態では、トリップカムが2つの部品として形成され、1つの第1の部分カムと、1つの第2の部分カムを有する。各部分カムは、1つのタペットに割り当てられている。2つの部分カムは、互いに異なるように形成されたカム面を有する。
2つの部分カムは、ディスクとして形成することができ、さらに例えば環状ディスクとして形成することができる。
第1の部分カムが、鉛直方向に対して横方向に第2の部分カムを貫通することもできる。従って、第2の部分カムは、第1の部分カムに対して回転可能であるように第1の部分カムに装着することができる。貫通方向は、好適にはトリップカムの回転軸の延在方向を向いている。
トリップカムは、切換レバーにより貫通されることもできる。このような切換レバーは、ユーザによる操作のために露出させることができ、その場合、切換レバーを介したそのような操作は、好適にはトリップカムの回転変位とすることができる
公知の解決手段においては、切換レバーが、例えば対応する相互係止の相互作用の結果として、トリップカムの回転軸の周りの回転方向に関して回転可能に固定されてトリップカムに接続されている。2つの部分カムの実施形態においては、可能な一実施形態にて、切換レバーがそれらの部分カムの一方のみに直接作用する。切換レバーは、別の(第2の)部分カムに対しては、切換レバーが例えば相互係止方式で接続された他方の(第1の)部分カムを介して間接的に作用することができる。
別の実施形態においては、作動中にトリップカムが回転する回転軸の周りで、第1の部分カムが第2の部分カムに対して回転可能とすることができる。一方の部分カムの他方の部分カムに対する回転は、やはり好適であるが、回転変位経路に関して制限されることができる。
それらのタペットの一方は、ブレーキ部品と相互作用することもできる。ブレーキ部品は、好適には第1の摩擦ロック用のブレーキ部品と、第2の相互係止ロック用のブレーキ部品とを有する。1つのブレーキ部品又は2つの個々のブレーキ部品は、割り当てられたタペットに直接固定することができ、従って割り当てられたタペットと共に変位可能である。別の実施形態では、1つのブレーキ部品又は個々のブレーキ部品が、このタペットにより突き当てられるように分離してフォーク内に設けられかつ装着されることができ、そして必要であれば、このタペットによりタペットの変位方向に連行されることができる。
摩擦ロック用のブレーキ部品及び相互係止ロック用のブレーキ部品は、タペットを介して同時に連行されることもでき、そして必要であれば同じ変位経路を通って連行されることもできる。これに関して、タペットにより突き当てられたとき、一方のブレーキ部品が、他方のブレーキ部品よりも大きい変位経路に沿ってブレーキ位置に移動することも可能である。
走行輪の相互係止ロックのために、走行輪が、第2の相互係止ロック用のブレーキ部品と相互作用するために好適に形成されたスプロケットを有することができる。このようなスプロケットは、好適には走行輪の回転軸と同心状に延在し、さらに走行輪のリムの領域に形成することができる。好適には、2つのスプロケットが走行輪のハブの両側に設けられる。
スプロケットが設けられる場合、相互係止ロック用のブレーキ部品は、対応するように適応された対向歯を有する。相互係止ロックのブレーキ位置は、相互係止ロック用のブレーキ部品の歯が、走行輪側のスプロケットの歯の隙間に係合したとき、及びその逆のときに得られる。
第2のブレーキ部品の相互係止ロック手段はさらに、第1のブレーキ部品に好適に固定され接続された部品に固定されながらも、その部品に対して弾性的に可動であるようにできる。相互係止ロック手段は、第1のブレーキ部品の摩擦ロック手段と同じ鉛直方向の変位経路を、対応して移動することが好適である。例えば走行輪が走行方向から視て相互係止手段の歯が走行輪側スプロケットの歯に当たる位置を採用しておりかつ相互係止ロック位置を形成するための歯の噛み合い妨げられるような場合に、第1のブレーキ部品に対する弾性的接続は、一方のブレーキ部品の他方のブレーキ部品に対する(限定された)相対的運動の可能性を提供する。このような状況においてブレーキ装置は、そのブレーキ最終位置へユニットとして変位することもできる。相互係止手段を支持する部品は弾性的に撓む。
このような位置の一つにおいて、走行輪には、先ず摩擦ロック用のブレーキ部品のみによるブレーキがかかる。走行方向への走行輪の小さい変位(実際には僅かな振れでも既に十分である)が、第1のブレーキ部品に対して弾性的に可動である第2のブレーキ部品のバネ状に作動するリセット力の結果として、相互係止手段の相互係止ロック位置への自動的な変位をもたらす。
第2のブレーキ部品は、第1のブレーキ部品から走行輪の周方向に突出するアームに形成することができる。このようなアームは、好適には、割り当てられたスプロケットの曲線経路に実質的に沿って、スプロケットの周方向長さの20分の1から5分の1までに対応する、さらには約10分の1に対応する自由に突出する長さで延在する。スプロケットの周方向長さは、ここでは走行輪の回転軸が点となる場合のスプロケットの輪郭におけるスプロケットの歯の頂点を結ぶ円形線の長さで規定される。
本発明は、単に例示的な実施形態を示した添付の図面によりさらに詳細に後述される。
図1は、キャスタの斜視図である。 図2は、キャスタの側面図でる。 図3は、図2のラインIII-IIIにおける断面図である。 図4は、走行輪の相互係止ロックに関する領域の断面図である。 図5は、キャスタの自由走行位置に関する、図1のラインV-Vにおける断面図である。 図6は、図5の自由走行位置に関する、部分展開した詳細斜視図である。 図7は、自由走行位置に関する、ブレーキロック部品及び方向ロック部品を有するトリップカム配置及びタペット配置の位置である。 図7aは、図5の面VIIaにおける断面図である。 図8は、図7の背面の詳細斜視図である。 図9は、図5のラインIX-IXにおける断面図である。 図10は、図5に対応する図であるが、ブレーキ作動無しでの方向ロック(固定キャスタ位置)に関する図である。 図11は、図10のラインXI-XIにおける断面図である。 図12は、キャスタの完全ロックに関する、図5に対応する別の図である。 図13は、図12のラインXIII-XIIIにおける断面図である。
先ず図1に関して、フォーク2を有するキャスタが示されかつ説明される。フォーク2からは円筒形に形成された組立ジャーナル3が、旋回軸aを中心として鉛直方向に突出している。
フォーク2の側面は、好適には互いに合体し向き合って配置されたフォーク脚4を具備し、走行輪6はフォーク空洞5内に装着されている。走行輪6の中心を貫通してフォーク脚4に各端を装着されている中空軸7は、走行輪6を装着するために用いられる。車輪軸cは、旋回軸aに対して横方向に延在する。
図示のキャスタ1は、例えば病院ベッド等に位置させることができる。その後は通常の方式で固定されるので、従ってここでは詳細に説明しない。
トリップカム8は、組立ジャーナル3に設けられ、作動軸bの周りで旋回可能に動くように配置されている。作動軸bは、ここでは例示的な実施形態として、キャスタ1の旋回軸aに垂直に、そして対応する横方向に延在し、従ってキャスタ1の通常の取扱い及び使用の際の水平面に対応して延在する。
組立ジャーナル3内のトリップカム8の固定は、旋回軸aの周りに沿った固定スリーブ9を介して公知の方式で行われる。
トリップカム8の回転連行のために、トリップカム8はその中心に配置された非円形のカプリング開口10を有し、この開口10は切換レバー11のシャフトにより貫通されている。その断面は、カプリング開口10の断面(ここでは好適に六角形断面)と相互係止ロックを形成するように適応されている。
図面を参照すると、2つのタペット12及び13がトリップカム8の下方に設けられる。これらは、旋回軸aの方向に変位可能とするように組立ジャーナル3内で鉛直方向に並べられている。組立ジャーナル3は、旋回軸3の周りに沿った小さい直径をもつタペット通路14を有し、タペット通路14の断面は、タペット12及び13を組み合わせた断面に適応されている。タペット12及び13を組み合わせた断面すなわちタペット通路14の基本的輪郭は、ほぼ長方形である。これにより、タペット12及び13は、組立ジャーナル3内での回転に対して固定されている。
タペット12及び13は、キャスタ1の通常の動作位置において鉛直方向に対して横方向に互いに並んで配置され、組立ジャーナル3の好適な鉛直配置に対応している。タペット12及び13は、互いに向き合う表面により、好適には少なくともほぼそれらの全面において、すなわち50%を超える表面において互いに接触している。タペット12及び13の接触面は、1つの断面(図7a参照)において鉛直方向に対して横方向に、又は旋回軸aに対して横方向に一つの直線を形成する。
例えば、図5~図8から明かなように、各タペット12、13の自由端は、タペット通路14の開口とトリップカム8との間にそれぞれ配置され、ローラベアリング15を設けられている。
ローラベアリング15は、鉛直方向に自由に突出するタペット部分の領域において、割り当てられたタペット12又は13に装着されている。そのタペット部分は、図7aによる断面に関係する双方のタペット12及び13の並置部分とは反対側に向いている。
ローラベアリング15の内輪に回転可能に固定されたジャーナル16が設けられる。ジャーナル16は、上述した突出したタペット部分に装着されている。これにより得られるローラベアリング15の幾何学的回転軸は、旋回軸aに対して横方向に延在し、より好適には作動軸bに平行に並んでいる。
トリップカム8は、ローラベアリング15の外輪を介してタペット12又は13に対して作用する。
タペット通路14の上方の領域において、タペット12及び13は、リセットばね17及び18により囲まれている。これらは、例示的実施形態において、円筒形の圧縮ばねとして形成されている。
タペット12又は13は、各々リセットばね17又は18に割り当てられている。
リセットばね17及び18の双方は、旋回軸aと同心状に延在し、リセットばね17はリセットばね18よりも小さい直径を有し、好適にはリセットばね18内に少なくとも部分的に延在している。
リセットばね17及び18の双方は、それらの鉛直方向の下端領域にて、タペット通路14を囲む面上で支持される(リセットばね17)と共に、これと鉛直方向に離間した固定スリーブ9の径方向に拡張されたステップ面上で支持される(リセットばね18)。
リセットばね17は、その鉛直方向の上端により、タペット12に形成された環状肩部19に対して作用することができる。タペット13を鉛直上方へ弾性的に付勢するために、カラー20をタペット13に形成することができ、カラー20は、径方向外側に延在しかつそれに対してリセットばね18がその上端側で支持される。
リセットばね17及び18は(また)、好適には、初期位置(自由走行位置)においてプリテンションをかけられる。それに対応して、タペット12及び13が常に鉛直上方に突き上げられる傾向を有する。それに対応して、ローラベアリング15又はそれらの外輪がトリップカム8の周面に接触する。
タペット12及び13の双方が、旋回軸aの延長方向すなわち鉛直方向において互いに独立して変位可能である。対応する変位は、ローラベアリング15を用いたトリップカム8の周面を介してタペット12又は13の突き上げを制御する結果として行われる。
トリップカムの周面は、互いに異なるように形成されかつ作動軸bの方向において互いに隣に位置するカム面21及び22を有することができる。これにより、カム面21がタペット12に割り当てられ、カム面22がタペット13に割り当てられる。
トリップカム8が、第1の部分カム23及び第2の部分カム24をもつ2つの部品として構成された実施形態が示されている。実質的にディスクとして形成された部分カム23及び24の双方が、作動軸bの延在方向において互いに隣接して位置し、その場合、部分カム23が周縁にカム面21を有し、そして部分カム24が周縁にカム面22を有する。
第2の部分カム24は、所定の回転角に亘って第1の部分カム23に対して回転可能となるように停止制限方式にて装着されている。このために、第1の部分カム23が、カプリング開口10を同時にもつ中心の心棒25により第2の部分カム24を作動軸bの方向に貫通している(特に図8参照)。
この心棒25は、その周面に関して、輪郭が実質的に円形に形成されている。停止リブ26は、この円形周面から径方向外側に突出している。
心棒25により貫通された第2の部分カム24の開口は、円形に適合する直径で形成されている。径方向に拡張された切欠き27が、中央開口に関して約60°の角度αに亘って設けられている。その切欠き27内に第1の部分カム23の停止リブ26が入り込んでいる。停止リブ26が周上で拡張している結果、周方向から視たとき、第1の部分カム23の自由移動は第2の部分カム24に対して約30°の角度範囲で生じる。
上述した実施形態により、第1の部分カム23をもつ2部品構成の場合、作動軸bの周りの切換レバー11の回転動作中、トリップカム8に相互係止方式で接続された切換レバー11が、第1の部分カム23に直接作用し、第2の部分カム24に対しては第1の部分カム23を介して間接的にのみ作用する。
第1の部分カム23のカム面21は、先ず、作動軸bが点として見える場合の輪郭において、半径凹部28を有し、その輪郭は実質的に、タペット12のローラベアリング15の外輪に向いた周面に適応されている。
一端から視たとき半径凹部28は、周方向において輪郭に影響の無い部分カム23の円形周面へと移行する。他端において半径凹部28は、周方向において約45°に亘って延在する所定の半径寸法を持つカム部分面29へと移行し、その半径寸法は、部分カム23の半径凹部28の最小半径寸法と輪郭に影響の無い円形周面の半径寸法との間のほぼ中央値に対応する。上記で指定した半径寸法は、それぞれ作動軸bに関するものである。
第2の部分カム24も、タペット13のローラベアリング15に適応された半径凹部30を有する。この一端も、第2の部分カム24の円形周面へと直接移行し、そして他端は、反対側の周方向において、約15°の角度範囲に延在する半径ステップ状部分面31へと移行する。この部分面31の作動軸bに関する半径延在寸法は、周面の円形部分領域における第2の部分カム24の周寸法の約9/10に対応する。さらに、部分面31は、タペット13から視たとき凸状になっている。
第1の部分カム23の第2の部分カム24に対する突出部(例えば図5参照)に関しては、(各々の半径凹部28又は30から出発して)同じ周方向において各々の部分面29又は31との接続が得られる。
タペット12及び13は、走行輪6の方にタペット通路14を通して視たとき、さらにフォーク空洞5内に延在している。ここでタペット12は、フォーク空洞5内でその端部領域が停止プレート32に係合して支持されている。この停止プレート32は、旋回軸aに対して横方向を向いた面内に延在している。
停止プレート32は、停止プレート32の輪郭において、互いに交差して配置された突出部33及び34を有する。径方向に対して横方向から視たとき、対向する突出部33の有する幅は、突出部33の輪郭に対して90°だけずれて配置された突出部34の幅寸法の約半分に対応する。
停止プレート32は、フォーク2に固定されたロック部品35と相互作用するために用いられる。ロック部品35は、ロック部品35の外周輪郭に適応した輪郭をもつ相互係止凹部36を有する。
初期位置(自由走行位置)において、停止プレート32は、ロック部品35の相互係止凹部36の下方に延在している(図5参照)。
停止プレート32は、別のタペット13により貫通されており、タペット13は停止プレート32の下側にあるその自由端の領域において、一体のロックプレート37により支持されている。ロックプレート37は、トリップカム8の反対側に向いたその下面に、実質的に(旋回軸aに関する)半径方向に沿った隆起部により形成された歯38を設けられている。
走行輪6の方を向きかつ歯付き面の中央にて旋回軸aの方向に突出するジャーナル39が、第1のブレーキ部品41における対応して適応された孔40内に入り込んでいる。この第1のブレーキ部品41は、実質的にフォーク2内で案内され、フォーク2における旋回軸aに沿って変位可能である。走行輪6に向いた摩擦面42は、図5における鉛直断面において湾曲して延在しており、好適にはその曲率半径が走行輪の周面の半径に適応されている。
第1のブレーキ部品41は、タペット13を囲みかつロック部品35のフォーク側の方に向いた空洞を形成している。ロックプレート37は、その空洞内に延在している。
歯38に適応された対向歯43は、ロックプレート37の方に向いた空洞の底面上に形成されている。
第1のブレーキ部品41も、ロック部品35と同様に、フォーク2に回転可能に固定されて装着されている。
図7及び図8から特に明らかなように、ガイド突起44が第1のブレーキ部品41の外壁上に設けられ、それらは回転を阻止するためにフォーク脚4の領域のスロット状の窓45に入り込むが、なおフォーク2内で第1のブレーキ部品41はスライド可能に変位する。
さらに、第1のブレーキ部品41は、その初期位置において、図示しないが例えばヘアピンばね等のばねにより鉛直上方に付勢されることができ、その初期位置において第1のブレーキ部品41は、ロック部品35のフォーク側で支持されることができる。
さらに図7及び図8から明かなように、別の第2のブレーキ部品46が、第1のブレーキ部品41と一体となっている。図示の例示的実施形態においては、第2のブレーキ部品46は、第1のブレーキ部品41と一体の2つのアーム47からなり、それらは第1のブレーキ部品41を始点として自由に突出している。別の例として、1つのアーム47のみを設けることもできる。
アーム47は、旋回軸aが直線となる側面図に関して、車輪軸cに対する半径線上に延在する。
アーム47における下面すなわち車輪軸cに対する半径方向の内面に、相互係止手段48が歯の形態で設けられている。これらは各々、スプロケット49との相互係止の相互作用のために用いられる。双方のスプロケット49が、走行輪6の車輪リムの両側に形成されている。
アーム47における第1のブレーキ部品41上の接続部分から、その接続部分とは反対側の端部まで自由に突出する長さlは、図示の実施形態では、スプロケット49の歯の頂点を結ぶ外周線の長さの約10分の1に対応する。
この構成は、アーム47の相互係止手段48が、走行輪6の動作位置におけるスプロケット40の天頂に割り当てられ設けられるように選択されることがより好適である。
図10及び図11は、いわゆる固定キャスタ位置におけるキャスタ1を示し、この位置では、ステアリング機能のみが無効にされる。
これによりトリップカム8と部分カム23及び24とが、回転した位置に配置され、その位置ではタペット12及び13が、それらのローラベアリング15により、各々の半径凹部28及び30の中にばね付勢されて保持される。この位置では、双方のタペット12及び13が、それらの鉛直方向における最上位置にある。
この固定されたカム位置においてタペット13のロックプレート37は、第1のブレーキ部品41の対向歯43から鉛直方向に離間している。それに対応して、この場合はいかなる係合も生じない。加えて、第1のブレーキ部品41は停止制限された初期位置に保持され、その場合はブレーキ効果は得られない。
例えば、キャスタ1が病院ベッドに取り付けられている場合、キャスタ1の固定キャスタ位置は、容易に直線指向するベッドの押し動作として、又は初期位置として考えられる。この固定キャスタ位置において、タペットの突出部33及び34は、リセットばね17のばねプリテンションの下で回転ロック方式にてロック部品35の相互係止凹部36に挿入される。
走行輪6が停止プレート32とロック部品35との間の係合を可能とする向きに整列していない場合、固定キャスタ位置は、切換レバー11を介したトリップカム8の対応する回転の結果としてユーザによりセットすることもできる。ステアリング機能を確立することを担うタペット12は、その後、リセットばね17のばねプリテンションにより停止プレート32を介してロック部品35の下面に係合するか、又は、キャスタ1のステアリング動作中、突出部33及び34が互いに一致して相互係止凹部36と整列してばねプリテンションによりラッチ方式で相互作用するまで、ばねプリテンションによりロック部品35の下面に沿ってスライドする。これにより、この例示的実施形態では、固定キャスタ位置に到達するまで、走行輪6の旋回軸aの周りの約180°の回転が容易となる。
この固定キャスト位置からのトリップカム8の回転変位により、特に先ず、部分カム24に対する部分カム23のみの回転変位により、図5~図9による自由走行位置を実現することができる(回転方向d)。それに対応して、部分カム24は、その固定キャスト位置のまま留まる。この構成において、タペット13は変位しない。
その替わりに、タペット12のみが固定キャスタ位置から自由走行位置へと変位し、それは自由走行位置から固定キャスト位置へと戻る変位も同様である。
部分カム23の回転変位により、割り当てられたタペット12のローラベアリング15が、力を受けて半径凹部28から支持位置へと変位し、その位置ではタペット12のローラベアリング15は部分面29上で支持される。タペット12及びそれに対して固定された停止プレート32が、カム面21の領域における異なる半径寸法uにより鉛直下方に変位させられることによって、停止プレート32はロック部品35との係合から解放される。
この自由走行位置では、走行輪6は旋回軸aの周りで旋回可能であり、かつ、車輪軸cの周りで回転可能でもある。
図12及び図13に示すように、キャスタ1又は走行輪6の完全ロックを実現するために、切換レバー11と相互係止して接続されたトリップカム8すなわち部分カム23が、回転方向dの方にさらに回転させられる。これにより、停止リブ26と切欠き27の相互作用による第2の部分カム24の回転牽引連行によって、究極の好適な停止制限最終位置へと導かれる。
トリップカム8のこの更なる回転変位の過程に亘って、タペット12のローラベアリング15又はその外輪は部分カム23の部分面29に沿って移動し、その部分面29は好適には、作動軸bに関する円形部分に沿っている。このトリップカム8の更なる回転変位の過程に亘って、タペット12は更なる鉛直変位を全く行わない。
その替わりに、自由走行位置から完全ロック位置への変位中、そして完全ロック位置から自由走行位置への変位中も、タペット13のみが直線変位する。タペット13は、部分カム24の割り当てられた半径凹部30から出て、対応する直線変位に従って凸の部分面31上で支持される。この鉛直変位によって、先ずロックプレート側の歯38と第1のブレーキ部品41の歯43との相互係止係合を生じ、続いて第1のブレーキ部品41の鉛直下方への摩擦ロック作動において、摩擦面42が走行輪6の走行面と接触する位置への牽引変位を生じる。
同時に、第2のブレーキ部品46も、第1のブレーキ部品41と同じ直線距離だけ下方に変位し、それによってブレーキ部品側のアーム47の相互係止手段48が、走行輪側のスプロケット49と相互係止係合にて係合することができる。
自由に突出するアーム47の形態により、第2のブレーキ部品46の第1のブレーキ部品41に対する弾性接続が確立される。アーム47は、ジャミングの場合に弾性的に撓むことができる。このようなジャミングは、望ましくない車輪位置において、相互係止手段48の歯の頂点がスプロケット49の歯の頂点に衝突した場合に生じ得る。このような状況においても、先ず選択的に摩擦ロックブレーキ作動のみが得られるとしても、ブレーキ効果の得られる完全ロック位置の実現も可能である。もっとも、相互係止手段48のスプロケット49への自動的な降下を容易とするには、走行輪6の走行方向への僅かな移動で十分であり、これはアーム47の弾性リセット性によるものである。
示された実施形態においては、固定キャスタ位置における旋回ロック位置は、走行輪6の2つの180°異なる走行方向においてのみ可能であるが、完全ロック位置における走行輪6の旋回軸aの周りのロックは、実際に走行輪6のいずれの旋回方向においても実現可能である。
2つの可能なロック位置(固定キャスタ位置、完全ロック位置)について、2つのタペット12、13は、互いに独立して変位可能であるように設けられ、各々がそれぞれの機能に必要な機能部品のみを支持する。これにより、ブレーキ効果を得るための摩擦ブレーキ装置と相互係止ブレーキ装置の好適な組合せによって、公知の従来技術に比べてより小さい力を印加すればよいように切換力の大幅な低減がもたらされる。
上述した実施形態は、本願により完全に包含される発明を説明するためのものであり、少なくとも以下の特徴の組合せ及び独立しても、従来技術を改良するものである。すなわち:
互いに独立して可動である2つのタペット12、13が設けられ、一方のタペット12を介してブレーキ作動無しに方向ロックのみをセット可能であることを特徴とするキャスタ。
走行輪6の相互係止ロックのために、ブレーキ装置が第2のブレーキ部品46を有することを特徴とするキャスタ。
タペット12、13が、キャスタ1の通常の動作位置において鉛直方向に対して横方向に互いに並んで配置され、互いに並んで鉛直方向に延在していることを特徴とするキャスタ。
トリップカム8が、タペット12、13の各々にそれぞれ割り当てられた2つのカム面21、22を有し、カム面21、22が互いに異なるように形成されていることを特徴とするキャスタ。
トリップカム8が、ローラベアリング15によりタペット12、13の一方又は双方に作用することを特徴とするキャスタ。
ローラベアリング15の一方又は双方が、タペット12、13の一方又は各々に装着されていることを特徴とするキャスタ。
トリップカム8が、2つの部品で形成され、1つの第1の部分カム23と1つの第2の部分カム24とを具備することを特徴とするキャスタ。
第1の部分カム23が、鉛直方向に対して横方向に第2の部分カム24を貫通していることを特徴とするキャスタ。
トリップカム8は、部分カム23、24がある場合に一方の部分カム23のみに直接作用する切換レバー11により貫通されていることを特徴とするキャスタ。
第1の部分カム23が、作動中にトリップカム8が回転する回転軸bの周りで第2の部分カム24に対して回転可能であることを特徴とするキャスタ。
一方のタペット13がブレーキ部品と相互作用し、ブレーキ部品が、好適には第1の摩擦ロック用のブレーキ部品41と、第2の相互係止ロック用のブレーキ部品46とを有することを特徴とするキャスタ。
第1及び第2のブレーキ部品41、46が、互いに固定され接続されて形成されていることを特徴とするキャスタ。
走行輪6が、好適には第2の相互係止ロック用のブレーキ部品46と相互作用するためのスプロケット49を有することを特徴とするキャスタ。
第2のブレーキ部品46の相互係止手段48が、好適には、第1のブレーキ部品41に対して剛性的に接続された部品に真に固定されながらも、その部品に対して弾性的に可動であることを特徴とするキャスタ。
第2のブレーキ部品46が、走行輪6の周方向に第1のブレーキ部品41から突出するアームに形成されていることを特徴とするキャスタ。
全ての開示された特徴は、本発明(それら自体及び互いの組合せにおいても)に本質的なものである。関連する/添付された優先権書類(先願の複写)の開示内容は、本願の特許請求の範囲にこれらの書類の特徴も含める目的のためにも本願の開示に完全に含まれる。従属請求項は、特にこれらの請求項に基づく分割出願を行うために、その特徴を用いて従来技術の発明による独立した改良を特徴付けるものである。
1 キャスタ
2 フォーク
3 組立ジャーナル
4 フォーク脚
5 フォーク空洞
6 走行輪
7 中空軸
8 トリップカム
9 固定スリーブ
10 カプリング開口
11 切換レバー
12 タペット
13 タペット
14 タペット通路
15 ローラベアリング
16 ジャーナル
17 リセットばね
18 リセットばね
19 環状肩部
20 カラー
21 カム面
22 カム面
23 部分カム
24 部分カム
25 心棒
26 停止リブ
27 切欠き
28 半径凹部
29 表面部
30 半径凹部
31 表面部
32 停止プレート
33 突出部
34 突出部
35 ロック部品
36 相互係止凹部
37 ロックプレート
38 歯
39 ジャーナル
40 孔
41 第1のブレーキ部品
42 摩擦面
43 対向歯
44 ガイド突起
45 窓
46 第2のブレーキ部品
47 アーム
48 相互係止手段
49 スプロケット
a 旋回軸
b 作動軸
c 車輪軸
d 回転方向
l 長さ
u 寸法
α 角度

Claims (14)

  1. 走行輪(6)と、フォーク(2)と、組立ジャーナル(3)とを有し、前記フォーク(2)が前記組立ジャーナル(3)に対して旋回可能であり、さらにトリップカム(8)により作動されるタペット(13)を介してブレーキ位置に変位可能なブレーキ装置が前記フォーク(2)に配置され、さらに方向ロックが走行輪(6)に対するブレーキ作動無しでセット可能であり、かつ、互いに独立して可動である2つのタペット(12、13)が設けられ、一方の前記タペット(12)を介してブレーキ作動無しに方向ロックのみをセット可能であるキャスタ(1)において、前記キャスタ(1)の通常の動作位置において、前記タペット(12、13)が鉛直方向に対して横方向に互いに並んで配置されかつ互いに並んで鉛直方向に延在しており、前記トリップカム(8)が、前記タペット(12、13)の各々にそれぞれ割り当てられた2つのカム面(21、22)を有し、かつ、前記カム面(21、22)が互いに異なるように形成されていることを特徴とするキャスタ。
  2. 走行輪(6)と、フォーク(2)と、組立ジャーナル(3)とを有し、トリップカム(8)を介してブレーキ位置に変位可能なブレーキ装置が前記フォーク(2)に設けられ、前記ブレーキ装置が、前記走行輪(6)に対する摩擦ロック作動のための第1のブレーキ部品(41)を有するキャスタ(1)において、前記走行輪の相互係止ロック位置と摩擦ロック位置の組合せのために、前記ブレーキ装置が、前記走行輪(6)の相互係止ロックのための第2のブレーキ部品(46)を有し、
    前記第1のブレーキ部品(41)及び前記第2のブレーキ部品(46)が、互いに固定して接続されるように形成されていることを特徴とするキャスタ。
  3. 方向ロックが走行輪(6)に対するブレーキ作動無しでセット可能であり、かつ、互いに独立して可動である2つのタペット(12、13)が設けられ、一方の前記タペット(12)を介してブレーキ作動無しに方向ロックのみをセット可能であることを特徴とする請求項2に記載のキャスタ。
  4. 前記トリップカム(8)が、前記タペット(12、13)の各々にそれぞれ割り当てられた2つのカム面(21、22)を有し、かつ、前記カム面(21、22)が互いに異なるように形成されていることを特徴とする請求項3に記載のキャスタ。
  5. 前記トリップカム(8)が、2つの部品として形成され、1つの第1の部分カムと1つの第2の部分カム(23、24)とを具備することを特徴とする請求項1又は4に記載のキャスタ。
  6. 前記トリップカム(8)が、ローラベアリング(15)により一方又は双方のタペット(12、13)に対して作用する請求項1、3、4又は5に記載のキャスタ。
  7. ローラベアリング(15)の一方又は双方が、前記タペット(12、13)の一方又は各々に装着されていることを特徴とする請求項6に記載のキャスタ。
  8. 前記第1の部分カム(23)が前記第2の部分カム(24)を、鉛直方向に対して横方向に貫通することを特徴とする請求項5に記載のキャスタ。
  9. 前記トリップカム(8)は、前記部分カム(23、24)がある場合に一方の前記部分カム(23)のみに対して直接作用する切換レバー(11)により貫通されていることを特徴とする請求項5又は8に記載のキャスタ。
  10. 前記第1の部分カム(23)が、作動中に前記トリップカム(8)が回転する回転軸(b)の周りで前記第2の部分カム(24)に対して回転可能であることを特徴とする請求項5、8又は9に記載のキャスタ。
  11. 一方の前記タペット(13)がブレーキ部品と相互作用し、前記ブレーキ部品が、摩擦ロック用の第1のブレーキ部品(41)と、相互係止ロック用の第2のブレーキ部品(46)とを有することを特徴とする請求項1又は3~10のいずれかに記載のキャスタ。
  12. 前記走行輪(6)が、前記第2のブレーキ部品(46)と相互作用するためのスプロケット(49)を有することを特徴とする請求項2又は11に記載のキャスタ。
  13. 前記第2のブレーキ部品(46)の相互係止手段(48)が、前記第1のブレーキ部品(41)に対して剛性的に接続された部品に真に固定されながらも、その部品に対して弾性的に可動あることを特徴とする請求項2、11又は12に記載のキャスタ。
  14. 前記第2のブレーキ部品(46)が、前記走行輪(6)の周方向に前記第1のブレーキ部品(41)から突出するアーム(47)に形成されていることを特徴とする請求項2、11、12又は13に記載のキャスタ。
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