JP7226068B2 - 筐体の高さ調整構造、及び画像形成装置の付属装置 - Google Patents

筐体の高さ調整構造、及び画像形成装置の付属装置 Download PDF

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Description

本発明は、筐体の高さ調整構造、及び画像形成装置の付属装置に関する。
従来より、下面にキャスターを備えた筐体の高さ調整構造として、筐体の底壁部に形成された螺子孔と、該螺子孔を貫通するアジャストボルトとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。アジャストボルトの外周面には螺子孔に螺合する螺子部が形成され、アジャストボルトの下端部にキャスターが取付けられている。この高さ調整構造では、アジャストボルトを螺子孔に螺合させた状態で回転させることで、アジャストボルトの筐体底壁部からの突出量を調整して、キャスターによる筐体の支持高さを調整可能になっている。筐体の高さ調整が完了した後は、一対のナットをアジャストボルトに螺合させて筐体底壁部の上下両側から締め込むことでアジャストボルトと筐体底壁部とが固定される。
特開2015-184393号公報
しかしながら 、上記特許文献1に示す高さ調整構造では、キャスターと筐体底壁部とが一箇所(アジャストボルトと螺子孔部との螺合箇所)で連結されている。このため、筐体の運搬時の傾きや機械振動等によりアジャストボルトが簡単に傾いてしまい、筐体の高さが当初調整した位置からずれてしまうという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、一旦調整した筐体の高さ位置が簡単にずれないようにすることにある。
本発明の一局面に係る高さ調整構造は、筐体の底壁部に形成された螺子孔を貫通するアジャストボルトと、該アジャストボルトの下端部を支持するキャスターとを備えている。
そして、上記キャスターを上記筐体に連結するための連結部材を備え、上記連結部材は、上記キャスターが固定される固定部と、該固定部から上側に延びて上記筐体の底壁部を貫通する延出部と、該延出部における該筐体内に位置する部分に形成され、上下方向に所定ピッチで並ぶ複数の係合部を有する噛合部とを備え、上記筐体内には、上記連結部材の延出部が締結部材を介して固定される被固定部が設けられ、上記延出部が上記被固定部に固定された状態で、上記噛合部に噛合することで該延出部を上下方向に移動不能に拘束する拘束部材をさらに備えている。
本発明の他の局面に係る画像形成装置の付属装置は、上記高さ調整構造を備えている。
本発明によれば、一旦調整した筐体の高さ位置が簡単にずれるのを防止することができる。
図1は、実施形態における高さ調整構造を備えた画像形成装置の付属装置500を含む画像形成システムを示す概略構成図である。 図2は、後処理装置の筐体フレームを示す斜視図である。 図3は、筐体フレームの前側且つ左側の隅部に設けられた高さ調整構造を示す拡大斜視図(図2のIII部の拡大図)である。 図4は、高さ調整構造に含まれる調整ユニットを示す斜視図である。 図5は、図3に示す高さ調整構造からキャスターユニットを取外した状態を示す斜視図である。 図6Aは、高さ調整構造に含まれるキャスターユニット及び位置ずれ防止部を示す斜視図である。 図6Bは、高さ調整構造に含まれるキャスターユニット及び位置ずれ防止部を示す斜視図である。 図6Cは、高さ調整構造に含まれる位置ずれ防止部を示す正面図である。 図7は、高さ調整構造が設けられるフレーム部を示す拡大斜視図である。 図8は、フレーム部を構成するベース部材を示す斜視図である。 図9Aは、フレーム部を構成するステーを示す斜視図である。 図9Bは、フレーム部を構成するステーを示す斜視図である。 図10は、フレーム部を構成する支柱を示す斜視図である。 図11は、図3に示す高さ調整構造において、アジャストボルトの軸心を通り且つ前後方向に沿った鉛直平面で切断した断面図である。 図12は、図11のXII-XII線断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
《実施形態》
[全体構成]
図1は、本実施形態における高さ調整構造100を備えた画像形成装置1の付属装置500を含む画像形成システムSの概略図である。以下の説明において、「前側」、「後側」、「左側」、「右側」は、図1の右隅に示す方向定義に従う。
上記画像形成装置1は、原稿画像を読取って印刷する複写機である。画像形成装置1の左側には付属装置500の一例である後処理装置200が配置され、右側には同じく付属装置500の一例である給紙装置300及び中継搬送装置400が配置されている。
画像形成装置1は、画像形成装置本体2と画像形成装置本体2の上部に配置された画像読取装置3とを備えている。
画像読取装置3は、例えば自動給紙装置3aより給紙される原稿の画像をCCDセンサー等の撮像素子3bにより光学的に読み取ってその画像データを生成する。
画像形成装置本体2は直方体状の筐体4を有している。筐体4の下面の四隅にはそれぞれキャスター4cが取付けられ、筐体4内には画像形成部5が収容されている。この画像形成部5は、画像読取装置3にて生成された画像データに基づきトナー画像を用紙Pに転写する。画像形成部5の下方には、レーザー光を照射する露光装置6が配置され、画像形成部5の上方には転写ベルト7が配置されている。露光装置6の下方には、用紙Pを貯留する用紙貯留部8が配置されている。転写ベルト7の右側端部の上側には、用紙Pに転写された画像に定着処理を施す定着部9が配置されている。尚、図中の符号10は、現像剤であるトナーが収容されるトナーコンテナである。
画像形成部5は、転写ベルト7に沿って一列に配置された4つの画像形成ユニット11を備えている。これら画像形成ユニット11は、感光体ドラム12とその側方に配置された現像装置13とを有している。感光体ドラム12の周面には、露光装置6より照射されるレーザー光によって静電潜像が形成される。かかる静電潜像に現像装置13から現像剤が供給されて、各感光体ドラム12の周面にイエロー、マゼンタ、シアン、又はブラックのトナー像が形成される。これらトナー像は、転写ベルト7にそれぞれ重ねて転写された後、転写ベルト7の右側端部に隣接する転写ローラー14からの転写バイアスによって用紙Pに転写される。尚、この用紙Pは、筐体4の下端部に設けられた用紙貯留部8又は上記中継搬送装置400から供給される。筐体4の右側面には中継搬送装置400から供給される用紙Pを受入れる用紙受入口4bが形成されている。
上記定着部9は、加熱ローラー91と加圧ローラー92とを備えている。定着部9は、これら加熱ローラー91と加圧ローラー92とにより用紙Pを挟持して加圧しながら加熱する。そうして、定着部9は、上記転写ローラー14にて用紙Pに転写されたトナー像を、加熱及び加圧して当該用紙Pに定着させる。定着処理後の用紙Pは、筐体4内の上部に設けられた水平搬路A1を通って、筐体4の左側壁に形成された排紙口4aから排出される。排紙口4aから排出された用紙Pは後処理装置200に供給される。
[後処理装置200の構成]
後処理装置200は、画像形成装置1の筐体4の左側面に付属装置500として後付けで装着される。後処理装置200は、画像形成後の用紙Pに対してステープル処理等の後処理を施す。具体的には、後処理装置200は、上下方向に長い直方体状の筐体201を備えている。筐体201の下面の四隅にはそれぞれ移動用のキャスター202が取付けられている。筐体201の右側面には、画像形成装置1の筐体4の排紙口4aから排出された用紙Pを受取る用紙受取口201aが形成されている。筐体201の左側面には、後処理が完了した用紙Pを排出する上側排紙口201b及び下側排紙口201cが形成されている。
後処理装置200内には、用紙受取口201aから左側に延びる水平搬送路B1が設けられている。水平搬送路B1の上側には、用紙Pにパンチ孔を穿孔するパンチ孔穿孔部203が設けられている。水平搬送路B1の下流側端部は、上側分岐搬送路B2と下側分岐搬送路B3とに分岐している。上側分岐搬送路B2は、水平搬送路B1を通過後の用紙Pを上側排紙口201bに導く。下側分岐搬送路B3は、水平搬送路B1を通過後の用紙Pをステープル処理部204に導く。ステープル処理部204は、用紙Pを斜めに傾けて束状に積層し、該積層した用紙束の下端部にステープル針を打ち込む。ステープル処理部204は、ステープル処理が完了した用紙束を下側排紙口201cから排出する。
[給紙装置300の構成]
給紙装置300は、業務用印刷等において、必要印刷枚数が画像形成装置1の用紙貯留部8の最大収容枚数を超える場合に使用される。具体的には、給紙装置300は直方体状の筐体301を有している。筐体301の下面の四隅にはそれぞれキャスター302が取付けられている。筐体301内には、三つの給紙カセット303が上下方向に三段に亘って配置されている。各給紙カセット303内の用紙Pは、ピックアップローラー304によって給紙搬送路C1~C3に供給される。各給紙搬送路C1~C3の下流側端部は共通搬送路C4に接続されている。共通搬送路C4の下流側端部は、筐体301の左側面の上部に形成された排紙口301aに接続されている。排紙口301aより排出された用紙Pは中継搬送装置400に供給される。
[中継搬送装置400の構成]
中継搬送装置400は、給紙装置300と画像形成装置1との間に配置されていて、給紙装置300から排出された用紙Pを受取って画像形成装置1に供給する。具体的には、中継搬送装置400は矩形箱状の筐体401を有し、筐体401の下面の四隅にはそれぞれ移動用のキャスター402が取付けられている。筐体401の右側面の上部には、給紙装置300の排紙口301aから排出された用紙Pを受け入れる用紙受入口401aが形成されている。一方、筐体401の左側面の下部には排紙口401bが形成されている。筐体401内には、用紙受入口401aから排紙口401bに至る左下がりの中継搬送路Dが設けられ、中継搬送路Dに沿って複数の搬送ローラー対403が配置されている。
[高さ調整構造100の構成]
ところで、後処理装置200、給紙装置300及び中継搬送装置400は、いずれも画像形成装置1の付属装置500として付設されるものであるが、画像形成に際して隣接する装置間で用紙Pの受渡し高さがずれていると用紙ジャムが発生して印刷不能になる。この問題を回避するべく、各付属装置500(後処理装置200、給紙装置300及び中継搬送装置400)のそれぞれに高さ調整構造100を設けるようにしている。各付属装置500に設けられる高さ調整構造100の基本構成は同じであるため、以下では後処理装置200の高さ調整構造100についてのみ説明する。
図2は、後処理装置200の筐体フレーム210を示している。この筐体フレーム210の下端部の四隅にはそれぞれ、キャスター202による筐体201の支持高さを調整する高さ調整構造100が設けられている。
後処理装置200の筐体フレーム210は、底部フレーム220と、底部フレーム220の四隅から上方に延びる四つの支柱230と、四つ支柱230の上端部に設けられた上部フレーム240とを有している。
図3は、筐体フレーム210の前側且つ左側の隅部に設けられた高さ調整構造100の拡大斜視図(図2のIII部の拡大図)である。尚、この高さ調整構造100は、他の三つの隅部の高さ調整構造100と同じである。したがって、以下では、他の三つの高さ調整構造100の説明は省略する。
図3に示すように、高さ調整構造100は、底部フレーム220に取付けられた調整ユニット110と、調整ユニット110に取付けられたキャスターユニット120と、キャスターユニット120の上下方向の位置ずれを防止する位置ずれ防止部130とを有している。
図4は、調整ユニット110を拡大して示す拡大斜視図である。この調整ユニット110は、アジャストボルト111と、アジャストボルト111を支持する支持部材112とを有している。
アジャストボルト111は、周面全体に亘って螺子部が形成されたロッド部111aと、ロッド部111aの上端部に形成された頭部111bとを有している。頭部111bには、例えばプラスドライバー等の工具の先端部に係合する係合溝(図示省略)が形成されている。
支持部材112は、板幅方向から見て断面コ字状をなすコ字板部112aと、コ字板部112aの両端部からそれぞれ外側に突出する一対の取付片112bとを有している。支持部材112は、例えば一枚の金属板を折り曲げて形成されている。各取付片112bには取付孔112cが二つずつ形成されている。コ字板部112aの上壁部(互いに対向する対向壁を連結する平板部)には、厚さ方向に貫通する螺子孔112dが形成されている。螺子孔112dには、アジャストボルト111のロッド部111aが貫通している。ロッド部111aの周面の螺子部は螺子孔112dの内周面に螺合している。アジャストボルト111の下端部はキャスターユニット120に連結される。
図5は、図3に示す高さ調整構造100からキャスターユニット120を取外した状態を示す斜視図である。この図により、底部フレーム220に対する調整ユニット110の取付け構造が容易に理解される。すなわち、調整ユニット110は、底部フレーム220のベース部材221に形成された矩形開口221dに嵌め込まれて該ベース部材221の下面に固定されている。この固定状態においては、調整ユニット110を構成する支持部材112のコ字板部112a(図3参照)が、矩形開口221dを貫通してベース部材221よりも上側に突出する。そして、コ字板部112aに連接された取付片112bがベース部材221の下面に螺子113(図5参照)により固定されている。
図6A及び図6Bに示すように、キャスターユニット120は、キャスター202と、キャスター202を調整ユニット110及び底部フレーム220に連結する連結部材121とを有している。
キャスター202は、車輪202aと、車輪202aの回転軸を支持する支持部材202bと、支持部材202bから上方に突出する円柱座部202cと、円柱座部202cの上端部に接続された略三角板状の取付ブラケット部202dとを有している。取付ブラケット部202dの三角形の頂部にはそれぞれ取付孔202e(図6B参照)が形成されている。キャスター202は、各取付孔202eに挿通される不図示のボルトによって連結部材121に固定されている。
連結部材121は、正方形状の矩形板121aと、矩形板121aの互いに対向する一対の辺部から起立する内側延出板(延出部)121b及び外側延出板121cと、矩形板121aの残りの一対の辺部から起立する一対のコ字状壁121dとを有している。連結部材121は、例えば一枚の板金部材を折り曲げて形成される。
矩形板121aの中心部には貫通孔121eが形成されている。この貫通孔121eの下側はキャスター202の取付ブラケット部202dにより閉塞されている。貫通孔121eと取付ブラケット部202dと構成される差込孔に上述のアジャストボルト111の下端部が差し込まれて支持される。
内側延出板121b及び外側延出板121cは、各コ字状壁121dの両端部の互いに対向する対向壁の外側に重なるように形成されている。
内側延出板121bは、キャスターユニット120を筐体201に取付けた状態で、外側延出板121cよりも筐体内方側に位置するように形成されている。内側延出板121bは上下方向に延びる矩形板状に形成されている。
内側延出板121bの上端部における幅方向の一側端部には上下方向に延びる長孔121fが形成されている。内側延出板121bは、この長孔121fに挿通される不図示のボルトによって筐体201に固定される。
内側延出板121bの幅方向の一側端縁には噛合部121gが形成されている。噛合部121gは、上下方向に並ぶ複数の歯部(係合部)を含むラックギアー部からなる。噛合部121gに後述する拘束部材131の噛合部131cが噛み合うことで連結部材121の上下方向の位置ずれが防止される。
外側延出板121cは矩形板の隅部に切欠部Kを形成してなる。この切欠部Kは、図6A及び図6B中のV方向(外側延出板121cの垂直方向の外側)から見て、内側延出板121bの長孔121fに対応する部分に形成されている。また、外側延出板121cには板幅方向に並ぶ三つの螺子孔121hが形成されている。これら三つの螺子孔121hは、外側延出板121cを筐体201に固定する際に使用される。
[位置ずれ防止部130の構成]
位置ずれ防止部130は、上下方向に長い矩形板状の拘束部材131と、拘束部材131の上端部を回動可能に支持する支持ピン(支持軸)132とを有している。
拘束部材131には、その長手方向に間隔を空けて並ぶ一対の貫通孔131a,131bが形成されている。一方の貫通孔131a(図12にのみ示す)には支持ピン132が挿通され、他方の貫通孔131bには不図示の固定用ボルトが挿通される。拘束部材131における内側延出板121b側の端縁には噛合部131cが形成されている。噛合部131cは、上下方向に並ぶ複数の歯部からなるラックギアー部により構成されていて、内側延出板121bの噛合部121gに噛合可能に形成されている。
図6Cに示すように、拘束部材131は、連結部材121を上下方向に移動不能に拘束する拘束位置(図6C中の実線参照)と、該拘束が解除された退避位置(図6C中の二点鎖線参照)との間で揺動可能に構成されている。
拘束位置では、拘束部材131の噛合部131cが連結部材121(内側延出板121b)の噛合部121gに噛み合う。これにより、連結部材121が拘束部材131によって上下方向に移動不能に拘束される。
一方、退避位置では、拘束部材131が支持ピン132を支点として拘束位置よりも図の時計回り方向に所定角度だけ回転し、拘束部材131の噛合部131cと連結部材121の噛合部121gとの噛み合いが解除される。
拘束部材131の裏面には、該拘束部材131を退避位置に保持するための円孔状の係合凹部131dが形成されている。この係合凹部131dは、後述する支柱230の鉛直板部(固定壁)230bに形成された突部230f(図3参照)に係合可能に形成されている。拘束部材131は、係合凹部131dが突部(保持部)230fに係合することにより上記退避位置に保持される。
[フレーム部Fの構成]
次に、図7~図10を参照して、筐体フレーム210における高さ調整構造100が設けられるフレーム部Fの構成を説明する。
図7は、図3に示す高さ調整構造100から調整ユニット110及びキャスターユニット120の双方を取外してフレーム部Fをのみを示した斜視図である。
このフレーム部Fは、ベース部材221と、ベース部材221の前側端縁に沿って配置されたステー222と、ベース部材221の隅部から上方に延びる支柱230とを組合わせて構成されている。
図8に示すように、ベース部材221は、筐体201の底面全体を構成する矩形板状の水平板部221aと、水平板部221aの各端縁から起立する矩形板状の鉛直取付板221bとを有している。鉛直取付板221bには、筐体201の外側面を構成する板金カバーを固定するための複数の螺子孔221cが形成されている。
水平板部221aの左側且つ前側の端部には矩形開口221dが形成されている。矩形開口221dの左右両側には、上記支持部材112(図5参照)の取付片112bを固定するための螺子孔221eが形成されている。
図9A及び図9Bに示すように、上記ステー222は、ベース部材221の水平板部221aの上面に重合して左右方向に延びる延設板222aと、延設板222aの幅方向の両側端縁から起立する外側鉛直板部222b及び内側鉛直板部222cとを有している。
内側鉛直板部222cは、ステー222をベース部材221上に組み付けた状態で、外側鉛直板部222bよりも筐体内方側に位置するように形成されている。
延設板222aの左側端部には矩形開口222gが形成されている。矩形開口222gの外縁は、ベース部材221の矩形開口221dの外縁に略一致している。延設板222aの矩形開口222gにおける外側鉛直板部222b側の端縁には起立板222dが連結されている。起立板222dは、延設板222aの一部を切り起こして形成されている。
起立板222dには、上下方向に延びる長孔222eと、五つの取付孔222fとが形成されている。五つの取付孔222fは、起立板222dにおける長孔222eの右側の領域に形成されている。五つ取付孔222fは、三つの取付孔222fと二つの取付孔222fとに分かれて二列に配置されている。換言すると、五つの取付孔222fは、左右二列に分かれてジグザグ状に配置されている。左列の三つの取付孔222fは上下方向に等間隔に配置されている。右列の二つの取付孔222fは、上下方向において左列の三つの取付孔222fの中央に位置するように配置されている。そうして、五つの取付孔222fは、上下方向に所定ピッチY(図9A参照)で等間隔に形成されている。この所定ピッチYは、上述した拘束部材131の噛合部131cを構成する歯部のピッチ間隔(=内側延出板121bの噛合部121gの歯部のピッチ間隔)に一致している。
起立板222dにおける五つの取付孔222fに隣接する端縁部には、目盛り部222hが設けられている。目盛り部222hは上下方向に等間隔に並ぶ複数の目盛り線からなる。この目盛り部222hは、起立板222dに対する連結部材121の固定位置を調整する際に使用される。
図10に示すように、支柱230は、ベース部材221の隅部に配置される断面L字状のL字柱状部230aと、L字柱状部230aの後端縁から筐体201の内方側に突出する鉛直板部230bとを有している。
鉛直板部230bには、上下方向に並ぶ二つの螺子孔230c,230dと、下側の螺子孔230dの右斜め下側に位置する螺子孔230eとが形成されている。
螺子孔230cには、拘束部材131を支持する支持ピン132の先端部が螺合される。螺子孔230dには、拘束部材131を固定するためのボルトが螺合される。螺子孔230eには、キャスターユニット120の連結部材121の内側延出板121bを固定するためのボルトが螺合される。
また、鉛直板部230bにおける一対の螺子孔230c,230dの右側には目盛り部230gが設けられ、螺子孔230eの右斜め上側には目盛り部230hが設けられている。各目盛り部230g,230hは、上下方向に間隔を空けて並ぶ複数の目盛り線からなる。左側の目盛り部230gは、図12に示すように、拘束部材131の噛合部131cと内側延出板121bの噛合部121gとの噛合い位置に設けられ、右側の目盛り部230hは、内側延出板121bの幅方向の中央に位置するように設けられている。
次に、図3、図5、図11及び図12を参照して、上記フレーム部Fに対する調整ユニット110及びキャスターユニット120の組付け手順を説明する。
先ず、図5に示すように、調整ユニット110をフレーム部Fの一部であるベース部材221に下側から組付ける。調整ユニット110の組付けに際しては、支持部材112のコ字板部112aをベース部材221に形成された矩形開口221dに挿入し、その後、一対の取付片112bを螺子113でベース部材221に固定する。
ここで、支持部材112の幅は、矩形開口221dの幅よりも僅かに小さく設定されている。したがって、支持部材112をベース部材221に固定した状態では、ベース部材221の前後両側にそれぞれ、下側から見てスリット状をなす隙間Z(図11にのみ示す)が形成される。
キャスターユニット120の組付けに際しては、この前後一対の隙間Zに連結部材121の内側延出板121b及び外側延出板121cを挿入して行く。このとき、位置ずれ防止部130の拘束部材131は、内側延出板121bと干渉しないように上記退避位置に移動させておく。
そして、連結部材121の内側延出板121b及び外側延出板121cを一対の隙間Zにさらに挿入して行くと、やがて、アジャストボルト111の下端部が、連結部材121の貫通孔121eを貫通して円柱座部202cの上面に当接する。このとき、連結部材121の内側延出板121bは支柱230の鉛直板部230bの内面に当接し、外側延出板121cはステー222の起立板222dの内面に当接し、連結部材121の一対のコ字状壁121dは支持部材112の内面に当接する(図11及び図12参照)。これにより、連結部材121が移動不能に拘束されて、フレーム部Fに対するキャスターユニット120の仮組みが完了する。
筐体201の高さ調整を行う際には、この仮組状態においてアジャストボルト111を回転させる。この調整作業は、図3に示すように、筐体201の前側板金カバー(図示省略)を取外して行う。アジャストボルト111を回転させることにより、ロッド部111aの突出長さL(図12参照)が変化してキャスター202よる筐体201の支持高さが変化する。
筐体201の高さ調整が完了した後は、拘束部材131を支持ピン132回りに反時計回り方向に回転させて退避位置から拘束位置(図6C及び図12参照)に移動させる。そうして、拘束部材131の噛合部131cを内側延出板121bの噛合部121gに噛合させる。このとき、両噛合部121g,131cがうまく噛み合わない場合には、アジャストボルト111を回転させて拘束部材131と連結部材121との上下方向の位置関係を微調整すればよい。
そうして、拘束部材131の噛合部131cと連結部材121の噛合部121gとの噛み合い調整が終了した後は、拘束部材131及び連結部材121をそれぞれ筐体201のフレーム部Fに固定する。具体的には、拘束部材131の下端部の貫通孔131bにボルトを挿通して支柱230の螺子孔230d(図12参照)に締結し、連結部材121の長孔121fにボルト(締結部材)を挿通して支柱(被固定部)230の螺子孔230eに締結し、ステー222の起立板222d(図3参照)に形成された長孔222eにボルトを挿通して連結部材121の螺子孔121hに締結し、さらに起立板222dの五つの取付孔222fのうちの一つにボルトを挿通して連結部材121の螺子孔121hに締結する。これにより、連結部材121及び拘束部材131が筐体201に固定される。これらの作業を筐体201の四隅に設けられた各高さ調整構造100に対して行うことで筐体201の高さ位置を調整することができる。
[作用効果]
以上説明したように、高さ調整構造100は、キャスター202を筐体201に連結するための連結部材121を備えている。連結部材121は、キャスター202が固定される矩形板(固定部)121aと、該矩形板121aから上側に延びて筐体201の底壁部を貫通する内側延出板121b及び外側延出板121cとを備えている。内側延出板121bにおける該筐体201内に位置する部分には、上下方向に所定ピッチで並ぶ複数の歯部を含む噛合部121gが形成されている。そして、筐体201内には、内側延出板121bの噛合部121gに噛合することで該内側延出板121bを上下方向に移動不能に拘束する拘束部材131をさらに備えている(図3及び図12等参照)。
この構成によれば、キャスター202と筐体201とが、アジャストボルト111のみでなく連結部材121によっても連結される。したがって、例えば筐体201が運搬時等に傾いたとしても、筐体201の慣性力をアジャストボルト111のみでなく連結部材121によっても受け止めることができる。よって、アジャストボルト111により一旦調整した筐体201の高さが簡単にずれてしまうことを防止できる。
ところで、従来の高さ調整構造では、例えば筐体201が前後方向に傾いた場合、連結部材121の内側延出板121b及び外側延出板121cに対して筐体201より大きな曲げモーメントが作用する。この結果、各延出板121b,121cを固定するボルトが、筐体201からの荷重に耐え切れずに長孔121f及び長孔222e(図3及び図12参照)に沿って上下方向に位置ずれを起こす。このため、アジャストボルト111により一旦調整した筐体201の高さ位置が簡単に変化してしまうという問題があった。
これに対して本実施形態では、内側延出板121bに噛合部121gを形成して、筐体201に固定した拘束部材131の噛合部131cと噛合させるようにした。これより、内側延出板121bを拘束部材131によって上下方向に移動不能に拘束して上述した位置ずれの問題を回避することができる。
ここで、外側延出板121cには噛合部121gを設けていないが、内側延出板121bが拘束部材131により拘束されることで、外側延出板121cについても上下方向の位置ずれが生じ難くなる。よって、内側延出板121bにのみ噛合部121gを形成したとしても、一旦調整した筐体201の高さ位置を確実に固定することができる。
また、本実施形態では、拘束部材131は支持ピン132に揺動可能に支持されている。そして、拘束部材131は、内側延出板121bの噛合部121gに噛合して内側延出板121bを上下方向に移動不能に拘束する拘束位置と、支持ピン132を支点として該内側延出板121bから離間する向きに回転して上記噛合が解除された退避位置との間で移動可能に構成されている(図6C参照)。
この構成によれば、アジャストボルト111による筐体201の高さ調整を行う際に、拘束部材131を支持ピン132回りに回転させるだけで、拘束部材131を連結部材121と干渉しない位置に退避させることができる。
また、支持ピン132は支柱230の鉛直板部230bから水平方向に突出しており、鉛直板部230bには突部230fが形成され、拘束部材131は、その裏面に形成された係合凹部131dを突部230fに係合させることにより退避位置に保持されるようになっている(図6C参照)。
この構成によれば、作業者が拘束部材131を退避位置に手で保持し続ける必要がない。よって、筐体201の高さ調整を行う際の作業性を向上させることができる。
また、本実施形態では、筐体201の底壁部には、アジャストボルト111の支持部材112の一部を構成して下側に開放するコ字板部112aが設けられている。そして、上記連結部材121の内側延出板121b及び外側延出板121cは、コ字板部112aの幅方向の両側端面に当接するように互いに対向して配置されている。
この構成によれば、連結部材121の内側延出板121b及び外側延出板121cの間にコ字板部112aが位置しているので、両延出板121b,121cが互い内側に倒れるのを防止することができる。延いては、一旦調整した筐体201の高さ位置が、両延出板121b,121cの倒れに起因して変化するのを防止することができる。
本実施形態において、連結部材121の内側延出板121bには、上下方向に延びる長孔121fのみが形成されている。
この構成によれば、作業者の手が届き難い内側延出板121bには長孔121fのみを設けることで、内側延出板121bのボルトによる固定作業を容易化することができる。
しかしこの場合、内側延出板121bは、長孔121fに挿通されるボルトのみで固定されるので、長孔222eと取付孔222fとを有する外側延出板121cに比べて上下方向の位置ずれが生じやすい。本実施形態では、このことを考慮して、内側延出板121bに噛合部121gを形成して拘束部材131の噛合部131cと噛合させるようにした。これにより、上下方向の位置ずれが生じ易い内側延出板121bを拘束部材131により確実に拘束することができる。
また、本実施形態では、拘束部材131の噛合部131cは、直線状のラックギアー部により構成されている。
この構成によれば、噛合部131cを構成する各歯部が上下方向に隙間無く隣接して並ぶため、アジャストボルト111による筐体201の高さ調整ピッチを細かくすることができる。
また、本実施形態では、連結部材121の内側延出板121bに形成される長孔121fは、外側延出板121cの切欠部Kに対応する箇所に形成されている。したがって、この切欠部Kを通じて長孔121fにボルトを挿入することができる。よって、筐体201の高さ調整時の作業性をさらに向上させることができる。
《他の実施形態》
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
上記実施形態では、拘束部材131の裏面に形成された係合凹部131dを筐体201の鉛直板部230bに突設された突部230fに係合させることで、拘束部材131を退避位置に保持するようにしている。しかし、拘束部材131の保持構成はこれに限ったものではなく、拘束部材131に形成されたボルト挿通用の貫通孔131bの内壁面を突部230fに引っ掛けるようにしてもよい。この場合、拘束部材131の裏面に係合凹部131dを設ける必要がないので、拘束部材131の製造工程を簡素化して製品コストを低減することができる。
上記実施形態では、拘束部材131によって内側延出板121bのみを拘束するようにしているが、これに限ったものではない。例えば、内側延出板121bと同様の噛合構成を外側延出板121cにさらに設けるようにしてもよいし、外側延出板121cにのみ噛合構成を設けるようにしてもよい。
上記実施形態では、各噛合部121g,131cはラックギアー部で構成されているが、これに限ったものではない。各噛合部121g,131cは、例えば、複数の矩形状の係合部又は半円状の係合部を上下方向に間隔を空けて配置した形状であってもよい。
上記実施形態では、高さ調整構造100を付属装置500に適用した例を示したが、これに限ったものではなく、画像形成装置1の筐体4に適用するようにしてもよい。
また、上記実施形態において、内側延出板121b及び外側延出板121cの対向方向を、画像形成装置1の筐体4に対する後処理装置200の装着方向(左右方向)に一致させるようにしてもよい。これによれば、画像形成装置1に後処理装置200を装着する際に、後処理装置200の筐体201が左右方向(つまり装着方向)に傾いた場合でも、筐体201の慣性力を内側延出板121b及び外側延出板121cにより確実に受け止めてアジャストボルト111に直接作用させないようにすることができる。
以上説明したように、本発明は、筐体の高さ調整構造、及び画像形成装置の付属装置について有用であり、特に、後処理装置、給紙装置又は中継搬送装置に適用する場合に有用である。
1 :画像形成装置
14 :転写ローラー
100 :高さ調整構造
111 :アジャストボルト
112a :コ字板部
113 :螺子
121 :連結部材
121a :矩形板
121b :内側延出板(延出部)
121c :外側延出板(延出部)
131 :拘束部材
131b :貫通孔
131c :噛合部
132 :支持ピン(支持軸)
200 :後処理装置(付属装置)
201 :筐体
202 :キャスター
220 :底部フレーム(底壁部)
300 :給紙装置(付属装置)
301 :筐体
400 :中継搬送装置(付属装置9
401 :筐体
500 :付属装置

Claims (9)

  1. 筐体の底壁部に形成された螺子孔を貫通するアジャストボルトと、該アジャストボルトの下端部を支持するキャスターとを備えた筐体の高さ調整構造であって、
    上記キャスターを上記筐体に連結するための連結部材を備え、
    上記連結部材は、上記キャスターが固定される固定部と、該固定部から上側に延びて上記筐体の底壁部を貫通する延出部と、該延出部における該筐体内に位置する部分に形成され、上下方向に所定ピッチで並ぶ複数の係合部を有する噛合部とを備え、
    上記筐体内には、上記連結部材の延出部が固定される被固定部が設けられ、
    上記延出部が上記被固定部に固定された状態で、上記噛合部に噛合することで該延出部を上下方向に移動不能に拘束する拘束部材をさらに備えている、筐体の高さ調整構造。
  2. 請求項1記載の筐体の高さ調整構造において、
    上記筐体に固定され、上記拘束部材を揺動可能に支持する支持軸をさらに備え、
    上記拘束部材は、上記延出部の噛合部に噛合して該延出部を上下方向に移動不能に拘束する拘束位置と、上記支持軸を支点として該延出部から離間する向きに回転して該噛合が解除された退避位置との間で移動可能に構成されている、高さ調整構造。
  3. 請求項1又は2記載の筐体の高さ調整構造において、
    上記支持軸は水平方向に延びており、
    上記退避位置は、上記拘束位置にある上記拘束部材を重力に抗して上記支持軸回りに所定角度回転させた位置であり、
    上記拘束部材を重力に抗して上記退避位置に保持する保持部をさらに備えている、高さ調整構造。
  4. 請求項3記載の高さ調整構造において、
    上記保持部は、上記筐体内の固定壁から突出する突部からなり、
    上記拘束部材には、上記突部に係合する係合凹部が形成され、該係合凹部が上記突部に係合することにより上記退避位置に保持されるように構成されている、高さ調整構造。
  5. 請求項3記載の高さ調整構造において、
    上記保持部は、上記筐体内の固定壁から突出する突部からなり、
    上記拘束部材は、該拘束部材を上記拘束位置で固定するためのボルトが貫通する貫通孔を有していて、該貫通孔の内壁面が上記突部に引っ掛かることにより上記退避位置に保持されるように構成されている、高さ調整構造。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の高さ調整構造において、
    上記筐体の底壁部には、下側に開放する断面コ字状のコ字板部が形成され、
    上記螺子孔は上記コ字板部の上壁に形成され、
    上記連結部材の固定部から延出する延出部は、互いに対向して配置されて上記コ字板部の幅方向の両側端面に当接する一対の延出板を含み、
    上記噛合部は、上記一対の延出板の少なくとも一方に形成されている、高さ調整構造。
  7. 請求項6記載の高さ調整構造において、
    上記連結部材の延出部を構成する一対の延出板のうち筐体内方側に位置する延出板には、固定用のボルトを挿通可能な上下方向に延びる長孔が形成され、
    上記筐体外方側に位置する延出板には、固定用のボルトを挿通可能な複数の貫通孔が上下方向に上記所定ピッチで形成されており、
    上記噛合部は上記筐体内方側の延出板に形成されている、高さ調整構造。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の高さ調整構造において、
    上記噛合部は、直線状のラックギアー部からなり
    上記係合部は、上記ラックギアー部を構成する歯部からなる、高さ調整構造。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の高さ調整構造を備えた画像形成装置の付属装置。

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