JP7058108B2 - 開封時の破止機能付き紙箱 - Google Patents

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Description

この発明は、開封に際し、接着部から用紙の表層の破れが拡大しないように対策を施した紙箱に関するものである。
本出願人は、下記特許文献1において、包装展示兼用の紙箱として、図17に示すようなものを提案している。
この紙箱は、身箱部分51と蓋部分52とから成り、身箱部分51は、底壁61、前受板62、後壁63、各一対の側板64,65を有し、前受板62に切目線を入れて切取部66を設けた構成とされ、蓋部分52は、天壁71、前面板72、一対の側板73,74を有する構成とされている。
身箱部分51の後壁63の上端と、蓋部分52の天壁71の後端とは、包装状態では、ミシン目状の破断線53を介して繋がっており、天壁71の後端側には、後壁63の上部に入れられた切目線により、舌片状の開封開始部76が設けられている。
身箱部分51と蓋部分52とは、前受板62の切取部66の領域内の接着部54で接着されると共に、側板64のニスを塗布した部分(図中の斜線を付した部分)と側板73が接着部55で接着されて、封緘状態とされている。
このような紙箱を開封して展示状態とする際には、蓋部分52を開封開始部76から引っ張って、破断線53の破断に伴い、蓋部分52を身箱部分51に対し回転させ、切取部66を前面板72に貼り付いた状態で前受板62から切り取って、ニスで接着力が弱められた接着部55を剥がすことにより、身箱部分51から蓋部分52を開けて除去する。
ところが、ニスで接着部55の接着力を適度に調整することは難しく、接着力が十分に弱められていない場合には、開封に伴い接着部55から用紙の表層が破れて、蓋部分52の回転時の抵抗が大きくなったり、開封後の美観が損なわれたりすることがあり、接着力が弱すぎる場合には、身箱部分51と蓋部分52の固定が不十分になることがある。
また、本出願人は、下記特許文献2において、図18に示すように、段ボール製の紙箱の開封に伴う表層の破れを防止する技術を提案している。
この紙箱は、周壁80の開口縁の短辺から内フラップ81が、長辺から外フラップ82がそれぞれ延出され、内フラップ81に外フラップ82を折り重ね、接着部83で接着して封緘する形式のものであり、内フラップ81には、接着部83よりも外側に、段ボールを貫通する破止線84が入れられ、外フラップ82には、接着部83よりも根元側に、段ボールの裏面側のライナのみを切断した破止線85が入れられたものとなっている。
この紙箱を開封する際には、外フラップ82の先端縁の中間部に臨む部分を開封開始部86として、その部分を押して撓ませ、生じた隙間に手を掛けて引っ張り、接着部83を剥がして、外フラップ82を内フラップ81から起こすように分離する。
このとき、内フラップ81と外フラップ82の段ボールのライナが接着部83から破れ始めても、この破れの進行は破止線84,85で阻止されるので、破れたライナで内フラップ81と外フラップ82とが繋がって見た目が汚くなることはない。
特開2015-107831号公報 特開2002-302119号公報
上記のことから、図17に示すような紙箱において、開封時に用紙の表層の破れが拡大する現象を阻止するため、図18に示すような破止構造を適用することが考えられる。
しかしながら、図18に示す破止構造は、封緘状態で開封開始部86と接着部83とが同一面上に位置する紙箱に適用されるものであり、図17に示すように、開封開始部76に対し接着部55が直交する側面に位置して、開封時に身箱部分51に対し蓋部分52を回転させる形式の紙箱にそのまま適用することはできない。
そこで、この発明は、開封開始部に直交する側面に接着部が位置する紙箱を、大きな力を要することなく開封でき、開封後の美観が維持され、包装強度も確保されるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、身箱部分と蓋部分とから成り、前記身箱部分は、底壁及びこれに対し起立する側壁を備え、前記蓋部分は、前記側壁に連なり天面側へ折り曲げられる揺動板を備え、
前記身箱部分の側壁及び前記蓋部分の揺動板に対しこれらにそれぞれ連なる側板が側面へ折り曲げられ、
前記蓋部分の揺動板と側板の境界を第1辺とし、前記身箱部分の側壁と前記蓋部分の揺動板との境界を第2辺とし、前記身箱部分の側壁に連なる側板と前記蓋部分の揺動板に連なる側板とが重なり合って接着部で接着され、
前記天面側に位置する開封開始部からの引っ張りに伴い、前記蓋部分を身箱部分に対し前記第2辺を軸に回転させ、前記第1辺を基部稜線とする側板と前記側壁に連なる側板との前記接着部を剥がすことにより、前記身箱部分から蓋部分を開ける紙箱において、
前記身箱部分の側壁に連なる側板と前記蓋部分の揺動板に連なる側板のうち、一方には前記接着部の開封開始部側を部分的に囲む破止線が入れられ、他方には前記接着部の前記開封開始部から離れる反対側を部分的に囲む破止線が入れられており、
前記身箱部分の側板の破止線と前記蓋部分の側板の破止線のうち、内側に位置する一方は、用紙の厚さ方向に貫通するように切り込まれ、外側に位置する他方は、用紙の厚さ方向に貫通することなく、用紙の裏面から厚さ方向の途中まで切り込まれているものとしたのである。
また、身箱部分と蓋部分とから成り、前記身箱部分は、底壁及び側壁を備え、前記蓋部分は、天壁及び揺動板を備え、
前記身箱部分の底壁及び側壁と、前記蓋部分の天壁及び揺動板とが、それぞれ底面、背面、天面及び正面となる角筒状を形成し、前記身箱部分の底壁及び前記蓋部分の揺動板に対しこれらにそれぞれ連なる側板が側面へ折り曲げられ、
前記蓋部分の揺動板と側板の境界を第1辺とし、前記身箱部分の底壁と前記蓋部分の揺動板との境界を第2辺とし、前記身箱部分の底壁に連なる側板と前記蓋部分の揺動板に連なる側板とが重なり合って接着部で接着され、
前記背面側に位置する開封開始部からの引っ張りに伴い、前記蓋部分を身箱部分に対し前記第2辺を軸に回転させ、前記第1辺を基部稜線とする側板と前記底壁に連なる側板との前記接着部を剥がすことにより、前記身箱部分から蓋部分を開ける紙箱において、
前記身箱部分の側壁に連なる側板と前記蓋部分の揺動板に連なる側板のうち、一方には前記接着部の開封開始部側を部分的に囲む破止線が入れられ、他方には前記接着部の前記開封開始部から離れる反対側を部分的に囲む破止線が入れられており、
前記身箱部分の側板の破止線と前記蓋部分の側板の破止線のうち、内側に位置する一方は、用紙の厚さ方向に貫通するように切り込まれ、外側に位置する他方は、用紙の厚さ方向に貫通することなく、用紙の裏面から厚さ方向の途中まで切り込まれているものとしたのである。
また、身箱部分と蓋部分とから成り、前記身箱部分は、底壁及び側壁を備え、前記蓋部分は、揺動板及び側壁を備え、
前記身箱部分の底壁及び側壁と、前記蓋部分の揺動板及び側壁とが、それぞれ底面、背面、天面及び正面となる角筒状を形成し、前記身箱部分の側壁及び前記蓋部分の揺動板に対しこれらにそれぞれ連なる側板が側面へ折り曲げられ、
前記蓋部分の揺動板と側板の境界を第1辺とし、前記身箱部分の側壁と前記蓋部分の揺動板との境界を第2辺とし、前記身箱部分の側壁に連なる側板と前記蓋部分の揺動板に連なる側板とが重なり合って接着部で接着され、
前記正面側に位置する開封開始部からの引っ張りに伴い、前記蓋部分を身箱部分に対し前記第2辺を軸に回転させ、前記第1辺を基部稜線とする側板と前記背面側の側壁に連なる側板との前記接着部を剥がすことにより、前記身箱部分から蓋部分を開ける紙箱において、
前記身箱部分の側壁に連なる側板と前記蓋部分の揺動板に連なる側板のうち、一方には前記接着部の開封開始部側を部分的に囲む破止線が入れられ、他方には前記接着部の前記開封開始部から離れる反対側を部分的に囲む破止線が入れられており、
前記身箱部分の側板の破止線と前記蓋部分の側板の破止線のうち、内側に位置する一方は、用紙の厚さ方向に貫通するように切り込まれ、外側に位置する他方は、用紙の厚さ方向に貫通することなく、用紙の裏面から厚さ方向の途中まで切り込まれているものとしたのである。
また、前記身箱部分及び蓋部分の側板に入れられた破止線のうち、少なくともいずれか一方は、前記接着部の周囲の50%以下を囲み、かつ、前記接着部の周囲の1/3以上を囲むものとし、包装状態での不意の落下等に伴い、接着部の周囲全周にわたって破止線が破断しないようにすると共に、開封に伴う用紙の表層の破止機能が発揮されなくなることを防止するようにしたのである。
この発明に係る紙箱は、開封開始部からの引っ張りに伴い、蓋部分を身箱部分に対し回転させると、身箱部分の側板と蓋部分の側板の接着部に捩じり力が作用して、側板のいずれかの接着部で用紙の表層が剥れるように破れ始めるが、接着部を囲む破止線のいずれかにより、破れの拡大が阻止され、開封に必要な力が低減される。
また、用紙の表層が破れる範囲が制限されるので、開封後の美観に優れたものとなり、身箱部分を展示箱として活用することもできる。
また、破止線が接着部の全周を囲むことなく、破れの進行方向に限定して部分的に入れられているので、包装状態での落下等に伴い、破止線が破断しても、身箱部分と蓋部分の固定状態が保持され、包装強度が確保される。
また、外側の側板の破止線は、用紙の裏面から厚さ方向の途中まで切り込んで入れられているので、包装状態で外面に現れることがなく、包装状態での美観が低下しない。
さらに、内側の側板の破止線は、用紙を厚さ方向に貫通するように切り込んで入れられているので、製造時に身箱部分と蓋部分の破止線を入れる加工を、用紙である段ボールの裏面側からの通常の打抜加工により行うことができる。
この発明の第1実施形態に係る開封時の破止機能付き紙箱の包装状態を示す斜視図 同上の開封状態を示す斜視図 同上のブランクの裏面を示す図 同上の接着部付近の拡大図 同上の破止線の範囲が異なる接着部付近の拡大図 同上の破止線の他形状を示す接着部付近の拡大図 同上の破止線の他形状を示す接着部付近の拡大図 この発明の第2実施形態に係る開封時の破止機能付き紙箱の包装状態を示す斜視図 同上の開封状態を示す斜視図 同上のブランクの裏面を示す図 この発明の第3実施形態に係る開封時の破止機能付き紙箱の包装状態を示す斜視図 同上の開封状態を示す斜視図 同上のブランクの裏面を示す図 この発明の第4実施形態に係る開封時の破止機能付き紙箱の包装状態を示す斜視図 同上の開封状態を示す斜視図 同上のブランクの裏面を示す図 特許文献1に記載の紙箱の開封過程を示す斜視図 特許文献2に記載の紙箱の開封状態を示す斜視図
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
第1実施形態に係る紙箱は、図1に包装状態で示すように、身箱部分1と、その上部を覆う一対の蓋部分2とから成り、図2に示すように、開封する際には、蓋部分2を身箱部分1に対し回転させて開けるものとされている。
この紙箱の段ボールのブランクでは、図3に示すように、底壁11の両側に、それぞれ側壁12及び組立時に突き合わされて天壁21を構成する揺動板22が順次連設され、側壁12の両端には側板13が、底壁11の両端には側板14が、揺動板22の両端には側板23がそれぞれ連設されている。
このブランクにおいて、底壁11、一対の側壁12及び各一対の側板13,14が身箱部分1を構成し、揺動板22及び一対の側板23が蓋部分2を構成する。
揺動板22の幅は、底壁11の幅の約1/2とされ、側板14,23の高さは、組立状態での側壁12の高さの約1/2とされている。
一対の揺動板22の先端縁中央部は、特に加工することなく、開封時に手を掛ける開封開始部24とされている。開封開始部24は、最初から開口した手掛穴としてもよく、切目線間の押込に伴い開口する手掛穴としてもよい。
身箱部分1の側板13の表面と、蓋部分2の側板23の裏面には、組立時に貼り合わされる接着部30が設定されている。
また、側板23の基部稜線は、開封時の破止機構の方向定義上の第1辺31とされ、揺動板22の基部稜線は、開封時の破止機構の方向定義上の第2辺32とされている。
そして、身箱部分1の側板13には、接着部30の開封開始部24から離れる反対側を部分的に囲むように破止線15が入れられ、蓋部分2の側板23には、接着部30の開封開始部24側を部分的に囲むように破止線25が入れられている。
身箱部分1の側板13の破止線15は、段ボールの厚さ方向に貫通するように切り込まれた全切線とされ、蓋部分2の側板23の破止線25は、段ボールの厚さ方向に貫通することなく、裏面から段ボールの厚さ方向の途中まで切り込まれた半切線とされている。
ここで、破止線15,25は、図4に示すように、破止線15,25の両方又はいずれか一方を、接着部30の周囲の50%程度又はそれ以下を囲むものとする。
また、図5に示すように、接着部30の周囲の50%以下を囲む破止線15,25は、接着部30の周囲の1/3以上を囲むものとする。
また、破止線15,25は、上記実施形態においては、直線部分が屈折した折線状としているが、基本的に円弧状とすればよい。さらに、図6に示すように、稜線に対して傾斜した直線部の両端に短い弧状部が連なる形状や、図7に示すように、垂直及び水平方向の直線部が中間の弧状部を介して連なる形状としてもよい。
上記のようなブランクを組み立てて物品を包装するには、図1に示すように、底壁11の両側から一対の側壁12を起立させ、対向する側壁12から側板13を内方向へ折り曲げ、底壁11の両端から側板14を起立させ、側板13の外面に側板14をホットメルト接着剤により接着して、身箱部分1を形成する。
次に、身箱部分1に物品を収納した後、対向する側壁12の上端から一対の揺動板22を突き合わせるように折り曲げて天壁21を形成し、揺動板22から側板23を下方へ折り曲げ、身箱部分1の側板13の外面に蓋部分2の側板23をホットメルト接着剤により接着部30で接着して、封緘状態とする。
一方、このような封緘状態から開封する際には、蓋部分2の天壁21において、揺動板22の開封開始部24を押し下げて、対向する揺動板22の間に隙間を生じさせ、その隙間に手を掛けて揺動板22を上方へ引っ張ることにより、図2に示すように、蓋部分2を身箱部分1に対し回転させ、接着部30を剥がし、身箱部分1に対し蓋部分2を開ける。
上記のような紙箱は、開封に際し、身箱部分1と蓋部分2の側板13,23の接着部30に捩じり力が作用して、側板13,23のいずれかの接着部30で段ボールの表層のライナが剥れるように破れ始めるが、破止線15又は破止線25により、破れの拡大が阻止されるので、開封に必要な力が低減される。
また、段ボールの表層のライナが破れる範囲が制限されるので、開封後の美観に優れたものとなり、蓋部分2を身箱部分1からカッターナイフ等の切断手段で切り離し、身箱部分1を展示箱として活用することもできる。
また、破止線15,25が接着部30の全周を囲むことなく、破れの進行方向に限定して部分的に入れられているので、包装状態での落下等に伴い、破止線25が破断しても、身箱部分1と蓋部分2の固定状態が保持され、包装強度が確保される。
また、蓋部分2の側板23の破止線25は、段ボールの裏面から厚さ方向の途中まで切り込んで入れられているので、包装状態で外面のライナに現れることがなく、包装状態での美観が低下しない。
さらに、身箱部分1の側板13の破止線15は、段ボールを厚さ方向に貫通するように切り込んで入れることとしているので、製造時に身箱部分1と蓋部分2の破止線15,25を入れる加工を、段ボールの裏面側からの通常の打抜加工により行うことができ、別途加工のコストを要することがない。
なお、上記実施形態では、身箱部分1に対向する側壁12から延びる一対の蓋部分2を設けたものを例示したが、一方の側壁12から延びる1つの蓋部分2で身箱部分1の上部全体が覆われるようにしてもよい。
また、身箱部分1と蓋部分2が通常の押罫線を介して連なったものを例示したが、包装展示兼用箱として利用する場合には、身箱部分1と蓋部分2の境界をミシン目状の切目線を入れておき、展示時に切目線を切断することにより、身箱部分1と蓋部分2とを分割できるようにしておくとよい。
具体的には、図8~図10に示す第2実施形態、図11~図13に示す第3実施形態、又は、図14~図16に示す第4実施形態のようなものとしてもよい。
第2実施形態に係る紙箱は、図8に包装状態で示すように、飲料容器等の商品を巻き込むように包装するラップラウンド式の段ボール箱であり、図9に示すように、身箱部分1に対し蓋部分2を背面から回転させて開封するものとされている。
この段ボール箱のブランクでは、図10に示すように、天壁21、側壁12、底壁11及び揺動板22が順次連設され、天壁21の開放端側に継代26が連設されている。天壁21、側壁12、底壁11及び揺動板22は、これらを角筒状とした組立状態において、それぞれ天面、背面、底面及び正面となる。天壁21の中間部には、検品及び冷気導入用の窓21aが設けられている。
天壁21及び底壁11の両側には、それぞれ側板27,13が連設され、側壁12及び揺動板22の両側には、それぞれ側板14,23が連設されている。
底壁11、側壁12及び側板13,14は、組立時に身箱部分1を構成し、天壁21、揺動板22及び側板23,27並びに継代26は、組立時に蓋部分2を構成する。
側板14,23の根元から先端までの長さは、組立状態で側面の中間部に開口部が生じるように、底壁11及び天壁21の幅寸法の1/2よりも短くなっている。
また、側板27の端縁中間部には、組立状態で運搬する際に手を掛けると折り曲げられて、段ボールの端縁に指が当たらないようにするための把持片27aが設けられている。
そのほか、組立時に側板14と重なる側板27の下端縁は、背面側へかけて上方へ斜めに切断された傾斜縁27bとされている。
このブランクにおいて、組立時にホットメルト接着剤で接着するための接着部が複数箇所設定され、側板13の裏面の前側寄り及び側板23の表面の下部には、身箱部分1と蓋部分2の側面を接着するための接着部30が設定されている。
また、側板13の裏面の背側寄り及び側板14の表面の下部には、身箱部分1の側面形成のための接着部33が設定され、側板27の裏面の前側寄り及び側板23の表面の上部寄りには、蓋部分2の側面形成のための接着部34が設定されている。
そして、天壁21と側壁12の境界の中央部付近には、側壁12へかけて切目が入れられ、逆台形状の開封開始部24が設けられている。開封開始部24の両側には、天壁21と側壁12の境界に沿って、側板14,27間の溝底部に達する破断線24aが入れられている。破断線24aは、鉤状の切目が断続するジッパー型とされている。
また、天壁21には、開封開始部24の両側の破断線24aの外端部付近から引張方向へ向かって斜め内側に延びる開封補助線24bが入れられている。開封補助線24bは、段ボールを裏面側から押圧した押罫とされている。
身箱部分1の側板13には、組立時に接着部30の開封開始部24から離れる反対側を部分的に囲むように破止線15が入れられ、蓋部分2の側板23には、組立時に接着部30の開封開始部24側を部分的に囲むように破止線25が入れられている。
身箱部分1の側板13の破止線15は、段ボールの厚さ方向に貫通することなく、裏面から段ボールの厚さ方向の途中まで切り込まれた半切線とされ、蓋部分2の側板23の破止線25は、段ボールの厚さ方向に貫通するように切り込まれた全切線とされている。
ここで、破止線15,25は、その両方又はいずれか一方が接着部30の周囲の50%程度又はそれ以下を囲むものとする。また、接着部30の周囲の50%以下を囲む破止線15,25は、接着部30の周囲の1/3以上を囲むものとする。
そして、揺動板22と側板23の境界の罫線は、開封時の破止機構の方向定義上の第1辺31とされている。また、底壁11と揺動板22の境界の罫線は、開封時の破止機構の方向定義上の第2辺であると同時に、開封時に身箱部分1から蓋部分2を切り離すため、切目が断続するミシン目状の破断線32とされている。
上記のようなブランクを組み立てて商品を包装する際には、図8に示すように、天壁21、側壁12、底壁11及び揺動板22を角筒状に折り曲げて商品を巻き込み、継代26を下方へ折り曲げて揺動板22の上部に接着する。これにより、商品は締め付けられるように保持される。
次に、側板14,23を側面へ折り曲げ、その外側に重なるように側板13,27を側面へ折り曲げて、側板14と側板13とを接着部33で接着すると当時に、側板23と側板13とを接着部30で接着し、側板23と側板27とを接着部34で接着する。
この包装状態では、側板27の下端縁が傾斜縁27bとされているので、側面の背側上部で側板27が側板14に接着されていなくても、側板27の側板14からの浮き上がりや捲れ上がりが防止され、美観が維持される。
一方、店頭で商品を展示するため開封する際には、図9に示すように、開封開始部24を押し込んで指を入れ、天壁21の後部を引き上げるように手前に引っ張って、天壁21と側壁12の境界の破断線24aを破断させ、底壁11と揺動板22の境界の破断線32を軸に、身箱部分1に対して蓋部分2を回転させる。
そして、底壁11と揺動板22の境界の破断線32を破断させて、蓋部分2を身箱部分1から切り離すと、天面及び側面前部が開口すると共に、正面が下端まで開口して商品が露出した展示状態となる。
このとき、側板27と側板14とが接着されていないので、破断線24aを容易に破断させて、破断線32を軸に蓋部分2を回転させることができ、側板27の下端縁を傾斜縁27bとしたことにより、側板27と側板14の摩擦が軽減される。
また、天壁21の後部が開封開始部24からの引き上げに伴い、開封補助線24bに沿って盛り上がるように撓むので、破断線24aを容易に破断させることができる。
そして、この開封に際し、上記第1実施形態の場合と同様、身箱部分1と蓋部分2の側板13,23の接着部30に捩じり力が作用して、側板13,23のいずれかの接着部30で段ボールの表層のライナが剥れるように破れ始めるが、破止線15又は破止線25により、破れの拡大が阻止される。
このため、開封に必要な力が低減されるほか、段ボールの表層のライナが破れる範囲が制限されるので、展示状態で美観に優れたものとなる。
また、破止線15,25が接着部30の全周を囲むことなく、破れの進行方向に限定して部分的に入れられているので、包装状態での落下等に伴い、破止線15が破断しても、身箱部分1と蓋部分2の固定状態が保持され、包装強度が確保される。
また、外側に重なる身箱部分1の側板13の破止線15は、段ボールの裏面から厚さ方向の途中まで切り込んで入れられているので、包装状態で外面のライナに現れることがなく、包装状態での美観が低下しない。
さらに、内側に重なる蓋部分2の側板23の破止線25は、段ボールを厚さ方向に貫通するように切り込んで入れることとしているので、製造時に身箱部分1と蓋部分2の破止線15,25を入れる加工を、段ボールの裏面側からの通常の打抜加工により行うことができ、別途加工のコストを要することがない。
次に、図11~図13に示す第3実施形態に係る紙箱は、上記第2実施形態に係るものと基本構成が共通し、背面側から開封するラップラウンド式の段ボール箱であるため、ここでは、上記第2実施形態との相違点についてのみ言及する。
この段ボール箱では、図11及び図13において、それぞれ包装状態及びブランクで示すように、開封開始部24が背面となる側壁12の中間部に位置しており、開封開始部24から両側へ延びる破断線24aが側壁12を横切り、側面となる側板14へ回り込んで側板14の端縁に達している。
側壁12及び側板14の破断線24aより上方部分は、それぞれ蓋背部28a及び蓋側部28bとされ、蓋側部28bの上部と側板27とが接着部35で接着されている。
そして、図12に示すように、開封すると蓋背部28a及び蓋側部28bが蓋部分2の一部として身箱部分1から分離し、身箱部分1は、天面、正面及び側面前部が開口するだけでなく、後面及び側面後部も破断線24aより下方部分が残存するのみとなり、商品を全周方向からよく見えるように展示することができる。
このような段ボール箱においても、開封に際し、側面前下部の接着部30を囲む破止線15,25により、破れの拡大が阻止され、開封に必要な力が低減されると共に、用紙の表層が破れる範囲が制限されるので、開封後の美観に優れたものとなる。
次に、図14~図16に示す第4実施形態に係る紙箱は、包装状態での形状が上記第2及び第3実施形態のものと類似するラップラウンド式の段ボール箱であるが、正面側から開封するものとされている。
この段ボール箱では、図14及び図16において、それぞれ包装状態及びブランクで示すように、揺動板22、側壁12、底壁11及び側壁29が順次連設され、これらが角筒状に折り曲げられて、それぞれ天面、背面、底面及び正面となり、天壁をなす揺動板22の開放端側に連設された継代26が側壁29の上部に接着されている。
また、揺動板22、側壁12、底壁11及び側壁29の両側に側板23,13,14及び27がそれぞれ連設され、包装状態では、側板13,27の外側に側板23,14が重ねられて、側板13と側板23,14とがそれぞれ接着部30,33で接着され、側板27と側板23,14とがそれぞれ接着部34,36で接着されている。
開封開始部24は、正面となる側壁29の中間部に位置し、開封開始部24から両側へ延びる破断線24aが側壁29を横切り、側面となる側板27へ回り込んで、側板27の端縁に達している。組立状態における側壁29及び側板27の破断線24aより下方部分は、それぞれ身箱前部16a及び身箱側部16bとされ、身箱側部16bの下部に側板27と側板14の接着部36が位置している。
側板13には、組立時に接着部30の開封開始部24側を部分的に囲むように破止線15が入れられ、蓋部分2の側板23には、接着部30の開封開始部24から離れる反対側を部分的に囲むように破止線25が入れられている。
身箱部分1の側板13の破止線15は、段ボールの厚さ方向に貫通するように切り込まれた全切線とされ、蓋部分2の側板23の破止線25は、段ボールの厚さ方向に貫通することなく、裏面から段ボールの厚さ方向の途中まで切り込まれた半切線とされている。接着部30に対する破止線15,25の包囲範囲は、上記各実施形態と同様である。
そして、揺動板22と側板23の境界の罫線は、開封時の破止機構の方向定義上の第1辺31とされている。また、側壁12と揺動板22の境界の罫線は、開封時の破止機構の方向定義上の第2辺であると同時に、開封時に身箱部分1から蓋部分2を切り離すため、切目が断続するミシン目状の破断線32とされている。
また、側板23の端縁中間部には、運搬時に手を掛けると折り曲げられて、段ボールの端縁に指が当たらないようにするための把持片23aが設けられている。
このような段ボール箱を開封して店頭で商品を展示する際には、図15に示すように、開封開始部24を押し込んで指を入れ、正面の側壁29の破断線24aより上方部分を引き上げるように背側上方へ引っ張って、側壁29から側面の側板27の破断線24aを破断させ、天面の揺動板22と背面の側壁12の境界の破断線32を軸に、身箱部分1に対して蓋部分2を回転させる。
そして、破断線32を破断させて、蓋部分2を身箱部分1から切り離すと、身箱部分1は、身箱前部16a及び身箱側部16bが残存した状態で、天面から正面及び側面前部が開口し、商品を露出させて展示することができる。
このような段ボール箱においても、開封に際し、側面後上部の接着部30を囲む破止線15,25により、破れの拡大が阻止され、開封に必要な力が低減されると共に、用紙の表層が破れる範囲が制限されるので、開封後の美観に優れたものとなる。
ところで、上記各実施形態では、身箱部分1と蓋部分2が連なった1ピースのものを例示したが、身箱部分1と蓋部分2が別体となった2ピースの形式としてもよい。
さらに、段ボール製のものを例示したが、板紙を用紙とする紙箱においても、同様の構成を採用することができる。
1 身箱部分
2 蓋部分
11 底壁
12 側壁
13 側板
14 側板
15 破止線
16a 身箱前部
16b 身箱側部
21 天壁
21a 窓
22 揺動板
23 側板
23a 把持片
24 開封開始部
24a 破断線
24b 開封補助線
25 破止線
26 継代
27 側板
27a 把持片
27b 傾斜縁
28a 蓋背部
28b 蓋側部
29 側壁
30 接着部
31 第1辺
32 破断線(第2辺)
33,34,35,36 接着部

Claims (4)

  1. 身箱部分(1)と蓋部分(2)とから成り、前記身箱部分(1)は、底壁(11)及びこれに対し起立する側壁(12)を備え、前記蓋部分(2)は、前記側壁(12)に連なり天面側へ折り曲げられる揺動板(22)を備え、
    前記身箱部分(1)の側壁(12)及び前記蓋部分(2)の揺動板(22)に対しこれらにそれぞれ連なる側板(13,23)が側面へ折り曲げられ、
    前記蓋部分(2)の揺動板(22)と側板(23)の境界を第1辺(31)とし、前記身箱部分(1)の側壁(12)と前記蓋部分(2)の揺動板(22)との境界を第2辺(32)とし、前記身箱部分(1)の側壁(12)に連なる側板(13)と前記蓋部分(2)の揺動板(22)に連なる側板(23)とが重なり合って接着部(30)で接着され、
    前記天面側に位置する開封開始部(24)からの引っ張りに伴い、前記蓋部分(2)を身箱部分(1)に対し前記第2辺(32)を軸に回転させ、前記第1辺(31)を基部稜線とする側板(23)と前記側壁(12)に連なる側板(13)との前記接着部(30)を剥がすことにより、前記身箱部分(1)から蓋部分(2)を開ける紙箱において、
    前記身箱部分(1)の側壁(12)に連なる側板(13)と前記蓋部分(2)の揺動板(22)に連なる側板(23)のうち、一方には前記接着部(30)の開封開始部(24)側を部分的に囲む破止線(15)が入れられ、他方には前記接着部(30)の前記開封開始部(24)から離れる反対側を部分的に囲む破止線(25)が入れられており、
    前記身箱部分(1)の側板(13)の破止線(15)と前記蓋部分(2)の側板(23)の破止線(25)のうち、内側に位置する一方は、用紙の厚さ方向に貫通するように切り込まれ、外側に位置する他方は、用紙の厚さ方向に貫通することなく、用紙の裏面から厚さ方向の途中まで切り込まれていることを特徴とする開封時の破止機能付き紙箱。
  2. 身箱部分(1)と蓋部分(2)とから成り、前記身箱部分(1)は、底壁(11)及び側壁(12)を備え、前記蓋部分(2)は、天壁(21)及び揺動板(22)を備え、
    前記身箱部分(1)の底壁(11)及び側壁(12)と、前記蓋部分(2)の天壁(21)及び揺動板(22)とが、それぞれ底面、背面、天面及び正面となる角筒状を形成し、前記身箱部分(1)の底壁(11)及び前記蓋部分(2)の揺動板(22)に対しこれらにそれぞれ連なる側板(13,23)が側面へ折り曲げられ、
    前記蓋部分(2)の揺動板(22)と側板(23)の境界を第1辺(31)とし、前記身箱部分(1)の底壁(11)と前記蓋部分(2)の揺動板(22)との境界を第2辺(32)とし、前記身箱部分(1)の底壁(11)に連なる側板(13)と前記蓋部分(2)の揺動板(22)に連なる側板(23)とが重なり合って接着部(30)で接着され、
    前記背面側に位置する開封開始部(24)からの引っ張りに伴い、前記蓋部分(2)を身箱部分(1)に対し前記第2辺(32)を軸に回転させ、前記第1辺(31)を基部稜線とする側板(23)と前記底壁(11)に連なる側板(13)との前記接着部(30)を剥がすことにより、前記身箱部分(1)から蓋部分(2)を開ける紙箱において、
    前記身箱部分(1)の底壁(11)に連なる側板(13)と前記蓋部分(2)の揺動板(22)に連なる側板(23)のうち、一方には前記接着部(30)の開封開始部(24)側を部分的に囲む破止線(15)が入れられ、他方には前記接着部(30)の前記開封開始部(24)から離れる反対側を部分的に囲む破止線(25)が入れられており、
    前記身箱部分(1)の側板(13)の破止線(15)と前記蓋部分(2)の側板(23)の破止線(25)のうち、内側に位置する一方は、用紙の厚さ方向に貫通するように切り込まれ、外側に位置する他方は、用紙の厚さ方向に貫通することなく、用紙の裏面から厚さ方向の途中まで切り込まれていることを特徴とする開封時の破止機能付き紙箱。
  3. 身箱部分(1)と蓋部分(2)とから成り、前記身箱部分(1)は、底壁(11)及び側壁(12)を備え、前記蓋部分(2)は、揺動板(22)及び側壁(29)を備え、
    前記身箱部分(1)の底壁(11)及び側壁(12)と、前記蓋部分(2)の揺動板(22)及び側壁(29)とが、それぞれ底面、背面、天面及び正面となる角筒状を形成し、前記身箱部分(1)の側壁(12)及び前記蓋部分(2)の揺動板(22)に対しこれらにそれぞれ連なる側板(13,23)が側面へ折り曲げられ、
    前記蓋部分(2)の揺動板(22)と側板(23)の境界を第1辺(31)とし、前記身箱部分(1)の側壁(12)と前記蓋部分(2)の揺動板(22)との境界を第2辺(32)とし、前記身箱部分(1)の側壁(12)に連なる側板(13)と前記蓋部分(2)の揺動板(22)に連なる側板(23)とが重なり合って接着部(30)で接着され、
    前記正面側に位置する開封開始部(24)からの引っ張りに伴い、前記蓋部分(2)を身箱部分(1)に対し前記第2辺(32)を軸に回転させ、前記第1辺(31)を基部稜線とする側板(23)と前記背面側の側壁(12)に連なる側板(13)との前記接着部(30)を剥がすことにより、前記身箱部分(1)から蓋部分(2)を開ける紙箱において、
    前記身箱部分(1)の側壁(12)に連なる側板(13)と前記蓋部分(2)の揺動板(22)に連なる側板(23)のうち、一方には前記接着部(30)の開封開始部(24)側を部分的に囲む破止線(15)が入れられ、他方には前記接着部(30)の前記開封開始部(24)から離れる反対側を部分的に囲む破止線(25)が入れられており、
    前記身箱部分(1)の側板(13)の破止線(15)と前記蓋部分(2)の側板(23)の破止線(25)のうち、内側に位置する一方は、用紙の厚さ方向に貫通するように切り込まれ、外側に位置する他方は、用紙の厚さ方向に貫通することなく、用紙の裏面から厚さ方向の途中まで切り込まれていることを特徴とする開封時の破止機能付き紙箱。
  4. 前記身箱部分(1)及び蓋部分(2)の側板(13,23)に入れられた破止線(15,25)のうち、少なくともいずれか一方は、前記接着部(30)の周囲の50%以下を囲み、かつ、前記接着部(30)の周囲の1/3以上を囲むものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の開封時の破止機能付き紙箱。
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