JPH0110352Y2 - - Google Patents

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JPH0110352Y2
JPH0110352Y2 JP3065785U JP3065785U JPH0110352Y2 JP H0110352 Y2 JPH0110352 Y2 JP H0110352Y2 JP 3065785 U JP3065785 U JP 3065785U JP 3065785 U JP3065785 U JP 3065785U JP H0110352 Y2 JPH0110352 Y2 JP H0110352Y2
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front plate
plate
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perforation
pieces
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JP3065785U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は背面板に連設した蓋板を、その先端の挿
入片を正面板の内面に挿入し、該挿入片を正面板
に穿設した開封用ミシン目内に貼着した仰開式容
器において、故意に刃物の先等を該貼着部に挿入
して剥離することが困難な仰開式剥離開封防止容
器に関するものである。
「従来の技術」 最近、菓子等の容器を開封し、菓子等に毒物を
混入する犯罪が発生し、従来のこの種仰開式容器
には実公昭50−33370号及び同50−40729号等があ
るが、いずれも貼着部に刃物の先等を容易に挿入
することができ、貼着部を剥離してたやすく開封
が可能で、而も巧妙に剥離すれば再度元のように
閉塞することができ、毒物混入後再閉塞すれば、
素人目には故意に開封された痕跡が残らず、知ら
ずに毒物の混入された菓子等を購入して食べると
いつた危険性を存した次第で、そのために開封し
たことが一見して判別でき、而も再度元のように
閉塞が困難なシユリンク包装を菓子等の容器の上
から更に施す方法が採用されているが、シユリン
ク包装のための設備費が高価に付き、而も菓子等
に容器とシユリンク包装との二重包装を施すか
ら、包装費がコスト高に付く大なる欠点を存した
次第である。
「考案が解決しようとする問題点」 前述の仰開式容器の貼着部に容易に刃物の先等
を挿入できないようにし、故意に貼着部を剥離開
封すると素人目にも故意に開封された痕跡が判別
し、而も設備費及び包装費がコスト安に付くよう
にすることがある。
「問題点を解決するための手段」 背面板上下に連設した蓋板と各蓋板に連設した
挿入片との連設折目上に端を終始する切目を各挿
入片に設け、蓋板と連続する突出部を成形し、該
突出部の先端の挿入片に前記切目上に端を終始す
る公知の開封用ミシン目より小さいミシン目を穿
設し、該切目とミシン目間を貼着片とし、該貼着
片を挿入片の正面板内面への挿入時に開封用ミシ
ン目内等に貼着したものである。
「作用」 貼着片を正面板内面に蓋板と連続する突出部の
下方又は上方で貼着することになるため、容器上
方又は下方から貼着部に刃物の先等が挿入でき
ず、側方から刃物の先等を挿入して無理に剥離開
封すると、貼着片の回りのミシン目が開裂し、再
度閉塞する場合には元のように閉塞することがで
きず、故意に開封した痕跡が残るものである。
「実施例」 今、ここに本案実施の一例を示す添付図面につ
いて詳説する。
1は正面板で、その一側に順次右側板2、背面
板3及び左側板4を連設し、他側に糊代片14を
連設したものである。5は角筒体で、糊代片14
を正面板1の内面に折曲添接し、正面板1及び右
側板2を背面板3及び左側板4内面に折曲し、糊
代片14外面を左側板4の先端部内面に貼着し、
右側板2及び左側板4を背面板3より起立させ、
正面板1、右側板2、背面板3及び左側板4より
構成したものである。6,6は背面板3上下に連
設した蓋板で、7,7は該蓋板6,6の先端に折
目8,8を介して連設した挿入片である。9は開
封用ミシン目で、正面板1の上端中央部に端を終
始する円弧状に穿設したものである。以上は従来
より公知の構成を利用したものである。10,1
0は切目で、蓋板6,6と挿入片7,7との連設
折目8,8上の中央部に、前記開封用ミシン目9
の正面板1上端の終始端間より僅かに広く端を終
始し、挿入片7,7側に突出状に穿設したもの
で、挿入片7,7を夫々折目8,8によつて折曲
した際に、蓋板6,6の正面板1側に突出部1
1,11を成形するもので、該突出部11,11
は正面板1の中央部上下端を覆うものである。1
2,12はミシン目で、前記突出部11,11成
形切目10,10の中央部に端を終始し、挿入片
7,7に穿設したもので、開封用ミシン目9より
小さくしたもので、夫々ミシン目12,12と切
目10,10間の挿入片7,7を貼着片13,1
3とするものである。
本案は以上のような構成で、これを組み立てる
に当たつては、角筒体5の上下開放端部に右側板
2及び左側板4の上下のフラツプ14,14,1
5,15を折曲し、第4図に示すように貼着片1
3,13にホツトメルトワツクス16を塗布した
挿入片7,7を折目8,8において内方に折曲
し、蓋板6,6を該上下開放端部を閉塞するよう
内方に折曲して該挿入片7,7を正面板1の内面
に差し込み、夫々の貼着片13,13を開封用ミ
シン目9内部及び正面板1の下部にホツトメルト
して貼着し、第1図に示すような密封態様として
完成するものである。また、これを開封するに当
たつては、開封用ミシン目9を開裂すれば、第2
図に示すように開封するもので、毒物を混入する
ために故意に開封しようとしても、貼着片13,
13が突出部11,11で覆われた正面板1内部
に貼着されているから、直接刃物の先等が貼着部
に挿入できず、側方より無理に挿入しようとすれ
ば、貼着片13,13の回りのミシン目12,1
2が開裂し、第5図に示すように貼着片13,1
3は挿入片7,7より分離して正面板1内面に残
り、再度閉塞しようとしても、貼着片13,13
は挿入片7,7内に戻らず、故意に開封したこと
が素人目にも容易に判別可能である。
「考案の効果」 本案は以上詳説したように、容器を裁断し、折
目付けを行う際等に余分に切目10,10及びミ
シン目12,12を穿設しておくのみで、カート
ニングマシンは既設のものが利用可能で、設備費
も安価で済み、故意に開封することが困難なの
で、シユリンク包装等で二重に包装することな
く、包装費がコスト安に付くものである。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本実施例の一例を示すもので、第1
図は密封時斜視図、第2図は開封時斜視図、第3
図は展開図、第4図は組み立て途次の要部斜視
図、第5図は故意に開封した場合の要部斜視図で
ある。 1……正面板、2……右側板、3……背面板、
4……左側板、5……角筒体、6……蓋板、7…
…挿入片、8……折目、9……開封用ミシン目、
10……切目、11……突出部、12……ミシン
目、13……貼着片、14……糊代片、14,1
5……フラツプ、16……ホツトメルトワツク
ス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 正面板1、右側板2、背面板3及び左側板4よ
    りなる角筒体5の背面板3上下に蓋板6,6を連
    設し、蓋板6,6の夫々先端の挿入片7,7を正
    面板1内面に差し込み、双方あるいは片方を開封
    用ミシン目9で囲つた正面板1の内面に挿入片
    7,7を貼着し、角筒体5の上下開放端を閉塞す
    る仰開式容器において、前記蓋板6,6と挿入片
    7,7との連設折目8,8上に端を終始する切目
    10,10を挿入片7,7に穿設して蓋板6,6
    と連続する突出部11,11を成形し、該突出部
    11,11成形切目10,10上に端を終始する
    前記正面板1のミシン目9より小さなミシン目1
    2,12を挿入片7,7に穿設し、ミシン目1
    2,12と切目10,10との間を貼着片13,
    13とし、前記挿入片7,7を正面板1内面に差
    し込む際に、該貼着片13,13を開封用ミシン
    目9内等の正面板1内面に貼着したことを特徴と
    する仰開式剥離開封防止容器。
JP3065785U 1985-03-04 1985-03-04 Expired JPH0110352Y2 (ja)

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JP3065785U JPH0110352Y2 (ja) 1985-03-04 1985-03-04

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JP3065785U JPH0110352Y2 (ja) 1985-03-04 1985-03-04

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JPS61146221U JPS61146221U (ja) 1986-09-09
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ID=30530553

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JP3065785U Expired JPH0110352Y2 (ja) 1985-03-04 1985-03-04

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JP7058108B2 (ja) * 2017-08-17 2022-04-21 レンゴー株式会社 開封時の破止機能付き紙箱

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JPS61146221U (ja) 1986-09-09

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