JPH0320268Y2 - - Google Patents
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- JPH0320268Y2 JPH0320268Y2 JP6898385U JP6898385U JPH0320268Y2 JP H0320268 Y2 JPH0320268 Y2 JP H0320268Y2 JP 6898385 U JP6898385 U JP 6898385U JP 6898385 U JP6898385 U JP 6898385U JP H0320268 Y2 JPH0320268 Y2 JP H0320268Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- side plate
- paper box
- fold
- sealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 11
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 9
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 9
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- 235000009508 confectionery Nutrition 0.000 description 2
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 2
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 1
- 231100000614 poison Toxicity 0.000 description 1
- 230000007096 poisonous effect Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cartons (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、不正開封防止可能な紙箱で、特には
底板から側板が起立したトレー状収納部に蓋板お
よび貼着片が延設された紙箱に関する。
底板から側板が起立したトレー状収納部に蓋板お
よび貼着片が延設された紙箱に関する。
(従来技術)
一般に、この種の紙箱は菓子等の食品包装体と
して使用されているが、近来、この紙箱の封緘部
を不正に開封して毒物等を混入させるという事件
が発生している。このような不正を防止するため
には、紙箱の外側をフイルムで被覆したり、その
封緘部に不正判別シールなどを貼着するという手
段がとられている。
して使用されているが、近来、この紙箱の封緘部
を不正に開封して毒物等を混入させるという事件
が発生している。このような不正を防止するため
には、紙箱の外側をフイルムで被覆したり、その
封緘部に不正判別シールなどを貼着するという手
段がとられている。
(解決しようとする問題点)
しかしながら、前者の外装フイルムを使用する
場合には従来とは異なる別工程が必要であり、ま
たヒートシール強度が150g/15mm%以下と弱く、
シールが不安定な為、シール後、手で簡単に開封
されてしまい、また適度の熱と圧力を加えると再
シール可能であり、さらに後者の不正開封判別シ
ールはコスト高で、しかも、作業工程が煩雑にな
つてしまうという問題点があつた。
場合には従来とは異なる別工程が必要であり、ま
たヒートシール強度が150g/15mm%以下と弱く、
シールが不安定な為、シール後、手で簡単に開封
されてしまい、また適度の熱と圧力を加えると再
シール可能であり、さらに後者の不正開封判別シ
ールはコスト高で、しかも、作業工程が煩雑にな
つてしまうという問題点があつた。
(問題点を解決する手段)
底辺の周辺から側板を起立させ、この側板の一
部に折目を介して蓋板および貼着板が順次連設さ
れている紙箱において、該貼着板が貼着されてい
る側板に隣合う二つの側板から折目を介して、孔
を有する封緘片を延設し、この封緘片を前記蓋板
に貼着し、該孔およびその周辺にワツクス、臘な
どの封緘材を塗布したことを特徴とする不正開封
防止可能な紙箱を提供するものである。
部に折目を介して蓋板および貼着板が順次連設さ
れている紙箱において、該貼着板が貼着されてい
る側板に隣合う二つの側板から折目を介して、孔
を有する封緘片を延設し、この封緘片を前記蓋板
に貼着し、該孔およびその周辺にワツクス、臘な
どの封緘材を塗布したことを特徴とする不正開封
防止可能な紙箱を提供するものである。
(作用)
上記紙箱においては、側板と蓋板の境から開封
することを困難とし、不正に開封したとしても外
観上判別できるものとした。
することを困難とし、不正に開封したとしても外
観上判別できるものとした。
(実施例)
以下、図面に示した好適な実施例を用いて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は本考案の紙箱の一実施例を示すブラン
クスAの展開図で、底板1の四方周囲には側板
2,3,4,5が折目を介して連設され、対向す
る側板2,3には折目を介してそれぞれ補強板
6,7が延設されている。この補強板6,7内に
は前記折目の一部を一辺としてその他は切目で区
画された封緘片8,9が形成され、さらにこの封
緘片8,9は孔10,11が形成されている。こ
こで補強板6,7は、必ずしも必要とせず折目に
封緘片8,9を延設したものでもよい。
クスAの展開図で、底板1の四方周囲には側板
2,3,4,5が折目を介して連設され、対向す
る側板2,3には折目を介してそれぞれ補強板
6,7が延設されている。この補強板6,7内に
は前記折目の一部を一辺としてその他は切目で区
画された封緘片8,9が形成され、さらにこの封
緘片8,9は孔10,11が形成されている。こ
こで補強板6,7は、必ずしも必要とせず折目に
封緘片8,9を延設したものでもよい。
次に残りの側板4の両端には連結片12,13
が折目を介して連設され、残りの側板5の両端に
も連結片14,15が連設されている。側板5の
上方には折目を介して蓋板16が連設され、その
蓋板16の左右端には折目を介して差込片17,
18が連設され、さらに蓋板16の上方には折目
を介して開封用ジツパー部19を有する貼着板2
0が連設されている。
が折目を介して連設され、残りの側板5の両端に
も連結片14,15が連設されている。側板5の
上方には折目を介して蓋板16が連設され、その
蓋板16の左右端には折目を介して差込片17,
18が連設され、さらに蓋板16の上方には折目
を介して開封用ジツパー部19を有する貼着板2
0が連設されている。
次に上記ブランクスの組立て方法並びに封緘方
法を説明すると、まず底板1の周辺の側板2,
3,4,5を起立させ、前記連結片12,13,
14,15と側板2,3を貼着し、第2図に示す
ように前記封緘片8,9を起立させた状態で補強
板6,7を内側に折り返して、前記側板2,3あ
るいは連結片12,13,14,15に貼着させ
箱型とする。次に菓子等の内容物を直接あるいは
内袋に包装した状態で収納し、前記蓋板16を折
り、その先端の貼着片20の糊付部aと側板4と
を貼着するとともに、前記封緘片8,9を蓋板1
6上面に貼着し、第3図に示すように前記孔1
0,11とその周辺にワツクス、臘等の封緘材2
1,22を塗布して紙箱Bが完成する。
法を説明すると、まず底板1の周辺の側板2,
3,4,5を起立させ、前記連結片12,13,
14,15と側板2,3を貼着し、第2図に示す
ように前記封緘片8,9を起立させた状態で補強
板6,7を内側に折り返して、前記側板2,3あ
るいは連結片12,13,14,15に貼着させ
箱型とする。次に菓子等の内容物を直接あるいは
内袋に包装した状態で収納し、前記蓋板16を折
り、その先端の貼着片20の糊付部aと側板4と
を貼着するとともに、前記封緘片8,9を蓋板1
6上面に貼着し、第3図に示すように前記孔1
0,11とその周辺にワツクス、臘等の封緘材2
1,22を塗布して紙箱Bが完成する。
上記紙箱においては、側板と蓋板の間にナイフ
等を挿入することができず開封することは困難
で、しかも不正に開封すると封緘部材が破壊され
るので外観上判別できる。
等を挿入することができず開封することは困難
で、しかも不正に開封すると封緘部材が破壊され
るので外観上判別できる。
(作用)
実施例は上記の如き構成であり、側板と蓋板と
の境いから開封することができず、、例え不正に
開封されたとしても外観上不正開封を判別できる
ばかりでなく、外装フイルム、判別シール等を使
用する包装形態に較べて作業工程が簡単である等
実用上優れた不正開封防止可能な紙箱を提供する
ものである。
の境いから開封することができず、、例え不正に
開封されたとしても外観上不正開封を判別できる
ばかりでなく、外装フイルム、判別シール等を使
用する包装形態に較べて作業工程が簡単である等
実用上優れた不正開封防止可能な紙箱を提供する
ものである。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はブランクスの展開図、第2図は組立過程を示す
説明図、第3図は組立後の斜視図である。 A……ブランクス、B……紙箱、1……底板、
2,3,4,5……側板、6,7……補強板、
8,9……封緘片、10,11……孔、12,1
3,14,15……連結片、16……蓋板、1
7,18……差込片、20……貼着板、21……
封緘材。
はブランクスの展開図、第2図は組立過程を示す
説明図、第3図は組立後の斜視図である。 A……ブランクス、B……紙箱、1……底板、
2,3,4,5……側板、6,7……補強板、
8,9……封緘片、10,11……孔、12,1
3,14,15……連結片、16……蓋板、1
7,18……差込片、20……貼着板、21……
封緘材。
Claims (1)
- 底板の周辺から側板を起立させ、この側板の一
部に折目を介して蓋板および貼着板が順次連設さ
れている紙箱において、該貼着板が貼着されてい
る側板に隣合う二つの側板から折目を介して、孔
を有する封緘片を延設し、この封緘片を前記蓋板
上面に貼着し、該孔およびその周辺に封緘材を塗
布したことを特徴とする不正開封防止可能な紙箱
箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6898385U JPH0320268Y2 (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6898385U JPH0320268Y2 (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61183814U JPS61183814U (ja) | 1986-11-17 |
JPH0320268Y2 true JPH0320268Y2 (ja) | 1991-05-01 |
Family
ID=30604230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6898385U Expired JPH0320268Y2 (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0320268Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2542214Y2 (ja) * | 1990-04-03 | 1997-07-23 | ホーユー 株式会社 | 包装容器 |
CN105539979A (zh) * | 2016-01-27 | 2016-05-04 | 北京诸葛智匠文化科技有限公司 | 一种易开启安全环保包装盒 |
-
1985
- 1985-05-10 JP JP6898385U patent/JPH0320268Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61183814U (ja) | 1986-11-17 |
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