JPH0320258Y2 - - Google Patents

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JPH0320258Y2
JPH0320258Y2 JP6851085U JP6851085U JPH0320258Y2 JP H0320258 Y2 JPH0320258 Y2 JP H0320258Y2 JP 6851085 U JP6851085 U JP 6851085U JP 6851085 U JP6851085 U JP 6851085U JP H0320258 Y2 JPH0320258 Y2 JP H0320258Y2
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JP
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closing plate
plate
fold
folded
paper box
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JP6851085U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は不正開封防止可能な紙箱で、特には胴
部が四つの側板からなる開放端を閉鎖板等で折込
んで封緘する紙箱に関するものである。
(従来技術) 一般にこの種の紙箱は菓子等の食品包装体とし
て使用されているが、近来この紙箱の封緘部を不
正に開封して毒物等を混入させるという事件が発
生している。このような不正を防止するために
は、紙箱の外側をフイルムで被覆したり、その封
緘部に不正判別シールなどを貼着するという手段
がとられている。
(解決しようとする問題点) しかしながら、前者の外装フイルムを使用する
場合には従来とは異なる別工程が必要となり、ま
たヒートシール強度が150g/15mm%以下と弱く、
シールが不安定な為、シール後、手で簡単に開封
されてしまい、また適度の熱と圧力を加えると再
シール可能であり、さらには後者の不正開封判別
シールはコスト高で、しかも作業工程が煩雑にな
つてしまうという問題点があつた。
(問題点を解決する手段) 本考案は上記問題点を解消したもので、断面矩
形のの胴部を有し、封緘部を形成された紙箱にお
いて、一つの側壁には折目を介して内閉鎖板、中
貼着板が順に連設され、対向する側壁には折目を
介して外閉鎖板が連設され、残りの二つの側壁に
は舌片が折目を介して連設され、かつ前記内閉鎖
板の両側縁には該舌片が入り込む形状で深さが紙
厚程度の凹部が形成され、前記内閉鎖板を折り込
んだ後、前記舌片を該凹部に入り込むように折り
込み、次に前記中貼着板、外閉鎖板を順に折り込
み、貼着したことを特徴とする不正開封防止可能
な紙箱である。
(作用) 上記封緘部には、ナイフ等で開封しようとして
も容易に開封できず、また舌片が内閉鎖板の凹部
に入り込んでいるので、ナイフ等の進入を防止で
き、無理に開封しようとするとシワ等が発生し、
外観上不正開封を判別できる。
(実施例) 以下、本考案を図面に示した好適な実施例によ
り詳細に説明する。
第1図は本考案の不正開封防止可能な紙箱の一
実施例を示すブランクスの展開図であり、側板
1,2,3,4および糊付片5が縦折目を介して
連設されている。
ここで側板1と糊付片5を貼着して断面矩形の
角筒状とした胴部としたときには側板1と3、側
板2と4がそれぞれ対向するもので対向する側板
同志は同じ幅を持つている。この実施例において
は側板2と4の方が側板1と3よりも広幅となつ
ていて、側板4には正規の開封用にジツパー部6
が形成されている。
上記側板2の上下端には横折目を介して内閉鎖
板7,8が連設され、この閉鎖板7,8に続いて
中貼着板9,10が連設されている。また側板2
に対向する側板4の上下端にも前記内閉鎖板7,
8と略同じ寸法の外閉鎖板11,12が横折目を
介して連設されている。さらに、側板1,3のそ
れぞれ上下端には横折目を介して舌片13,1
4,15,16が連設され、この舌片13〜16
が折り込み、重ねられる前記内閉鎖板7,8には
両側縁より内側に向つて該連結折込片13〜16
と同じ形状の凹部17,18,19,20がエン
ボス加工等により形成されている。
次に上記ブランクスの組立方法を説明すると、
まず側板1と糊付片5を貼着後、引き起して断面
矩形の角筒状して、その開放端を順次折り込み、
貼着して封緘する。ここでは上方開放端だけを説
明し、下部開放端は同じ方法でできるので省略す
る。第一に第2図に示すように内閉鎖板7を折り
曲げ、次に内閉鎖板7の凹部17,18に入り込
むように13,14を折り曲げ、次に中貼着板9
を折り曲げ内閉鎖板7および舌片13,14と貼
着し、さらに中貼着板9の上に外閉鎖板11を折
曲げ、中貼着板9と貼着させて封緘を完了する
(第3図)。
したがつて、第4図に示すように少なくとも封
緘部は三重に折り込まれ、しかも舌片13が内閉
鎖板7の凹部に入り込んでいるため、ナイフ等が
挿入できないので不正開封防止ができ、無理に開
封しようとすると紙自身にシワ等が寄つてしま
い、外観上判別ができる。
(効果) 本考案は上記の如き構成であつて、従来の外装
フイルム等を使用する防止手段に較べて、包装工
程は一般の包装装置が使用でき、しかも封緘部か
らのナイフ等の進入を防止できるので不正開封防
止においても優れた紙容器を提供するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はブランクスの展開図、第2図は第1図のブラン
クスからの組立て順を示す説明図、第3図は組立
て、貼着後の一部省略斜視図、第4図は第3図の
P−P断面図である。 1,2,3,4……側板、5……糊付片、7,
8……内閉鎖板、9,10……中貼着板、11,
12……外閉鎖板、13〜16……舌片、17〜
20……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面矩形の胴部を有し、封緘部を形成された紙
    箱において、一つの側壁には折目を介して内閉鎖
    板、中貼着板が順に連設され、対向する側壁には
    折目を介して外閉鎖板が連設され、残りの二つの
    側壁には舌片が折目を介して連設され、かつ前記
    内閉鎖板の両側縁には該舌片が入り込む形状で深
    さが紙厚程度の凹部が形成され、前記内閉鎖板を
    折り込んだ後、前記舌片を該凹部に入り込むよう
    に折り込み、次に前記中貼着板、外閉鎖板を順に
    折り込み、貼着したことを特徴とする不正開封防
    止可能な紙箱。
JP6851085U 1985-05-09 1985-05-09 Expired JPH0320258Y2 (ja)

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JP6851085U JPH0320258Y2 (ja) 1985-05-09 1985-05-09

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JP6851085U JPH0320258Y2 (ja) 1985-05-09 1985-05-09

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JPS61183813U JPS61183813U (ja) 1986-11-17
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JP6851085U Expired JPH0320258Y2 (ja) 1985-05-09 1985-05-09

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JP2003040248A (ja) * 2001-08-02 2003-02-13 Tsukioka:Kk 包装箱
JP5076540B2 (ja) * 2007-02-17 2012-11-21 大日本印刷株式会社 エンボス加工方法及びそれによって製造されるブランクシート

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JPS61183813U (ja) 1986-11-17

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