JPH0320251Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0320251Y2
JPH0320251Y2 JP7219587U JP7219587U JPH0320251Y2 JP H0320251 Y2 JPH0320251 Y2 JP H0320251Y2 JP 7219587 U JP7219587 U JP 7219587U JP 7219587 U JP7219587 U JP 7219587U JP H0320251 Y2 JPH0320251 Y2 JP H0320251Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
piece
tip
side plates
pieces
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7219587U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63180514U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7219587U priority Critical patent/JPH0320251Y2/ja
Publication of JPS63180514U publication Critical patent/JPS63180514U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0320251Y2 publication Critical patent/JPH0320251Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「(ト)産業上の利用分野」 本案は薬剤等のサツク状容器において、内容物
の擦り替え等を防止する改ざん防止容器に関する
ものである。
「従来の技術」 従来、この種サツク状容器には、内容物の擦り
替え等を防止するために、閉塞した蓋板および底
板と正面板とに亘つてシールを貼着したもの、容
器外面をセロフアン等で包装したもの、蓋板およ
び底板のそれぞれ先端の差し込み片外面にホツト
メルト用接着剤を塗布し、該差し込み片を正面板
内面に差し込み、差し込み片と正面板とをホツト
メルトして貼着したもの等があるが、いずれも改
ざん防止効果が完全でなかつたり、改ざん防止効
果はあるが、二重包装となるため、包装がコスト
高に付く等の欠点があり、該欠点を除去するため
に本件出願人は以前に実願昭61−196260号(実開
昭63−99823号公報)を考案した。
「考案が解決しようとする問題点」 本件出願人の考案に係る実願昭61−196260号で
は、正面板の上下に切欠を設けて区画した舌片
を、蓋板および底板のそれぞれ先端の差し込み片
を正面板内面に差し込むのと同時に、それぞれの
差し込み片に穿設した舌片嵌入用切目に、差し込
み片の該切目より先端外面にホツトメルト用接着
剤を塗布して挿嵌し、上下の差し込み片と正面板
とをホツトメルトしたものであるが、上下の二箇
所に舌片、舌片嵌入用切目を設け、該二箇所の舌
片嵌入用切目より先端外面にホツトメルト用接着
剤を塗布してホツトメルトするため、作業が面倒
でコスト高に付く問題点を有したものである。
「問題点を解決するための手段」 本案は以上の問題点を解決するためになされた
もので、底板の前後および左右に正面板、背面
板、左右側板を連設し、正面板および背面板の両
側に左右側板内面への糊代片と、該糊代片の端部
に左右側板先端に連設したフラツプ内面への糊代
片とを連設し、該両方の糊代片に亘り外面にホツ
トメルト用接着剤を塗布し、両方の糊代片を左右
側板およびそれらの先端のフラツプ内面に貼着
し、底面を密封したサツク状容器としたものであ
る。
「作用」 本案は左右側板およびそれらの先端のフラツプ
を二重構造とし、底面を密封したサツク状容器と
したため、上方のみに舌片、舌片嵌入用切目を設
け、該切目より先端外面の一箇所のみにホツトメ
ルト用接着剤を塗布してホツトメルトするだけで
よく、ナイフ等の先で左右側板と左右側板への糊
代片を剥離しようとしてもフラツプと該糊代片の
端部に連設した糊代片とが貼着されているため、
ナイフ等の先が該部まで届かず、剥離することが
困難で内容物の擦り替えは不可能となる。
「実施例」 今、ここに本実施例の一例を示した添付図面に
ついて詳説する。
1は底板で、その前後に折目2a,3aを介し
てそれぞれ正面板2および背面板3を連設し、そ
の左右に折目4a,4aを介して左右側板4,4
を連設したものである。5は蓋板で、背面板3の
先端に折目5aを介して連設したもので、その先
端に折目6aを介して正面板2内面への差し込み
片6を連設したものである。7,7はフラツプ
で、左右側板4,4の側端に折目7a,7aを介
してそれぞれ連設したものである。8,8,9,
9はそれぞれ正面板2および背面板3の両側に折
目8a,8a,9a,9aを介して連設したもの
で、それぞれ左右側板4,4の両面へ第3図に示
すように貼着する糊代片である。10,10,1
1,11はフラツプ7,7内面へ同様に貼着する
糊代片で、それぞれ糊代片8,8,9,9の正面
板2先端側に折目10a,10aおよび背面板3
の先端側に折目11a,11aを介して連設した
ものである。12,12はV字状切欠で、正面板
2の中央部上端に穿設したもので、切欠12,1
2間に上方向に向いた舌片13を区画するもので
ある。14はミシン目で、該舌片13の基部にV
字状切欠12,12の基端を連設して穿設したも
のである。15は該舌片13の嵌入用切欠で、差
し込み片6の中央部に穿設したもので、該差し込
み片6を正面板2内面に差し込むとき、舌片13
が嵌入し易いように差し込み片6の先端方向が開
いたU字状に成形したものである。16は第5図
に示すように正面板2および背面板3の両側の糊
代片8,8,9,9とそれらの端部の糊代片1
0,10,11,11とに亘つて塗布したホツト
メルト用接着剤である。
次にこれを組み立てるに当たつては、正面板2
および背面板3を折目2a,3aにおいて底板1
より起立し、第5図に示すようにそれぞれ糊代片
8,10,9,11外面にホツトメルト用接着剤
16を塗布し、糊代片8,8,9,9を内方に折
曲し、第6図に示すように両側の左右側板4,4
を折目4a,4aにおいて底板1より起立し、各
糊代片8,10,9,11を左右側板4,4とそ
れらの先端のフラツプ7,7との内面にホツトメ
ルトして底面を密封した上面開放状容器とし、該
フラツプ7,7をそれぞれ内面に貼着した糊代片
10,11と共に該容器内方に折曲し、蓋板5先
端の差し込み片6の嵌入用切目15より先端部外
面にホツトメルト用接着剤16を塗布し、該蓋板
5を背面板3先端の折目5aにおいて内方に折曲
し、蓋板5で該容器の上面開放部を閉塞し、差し
込み片6を正面板2内面に差し込み、正面板2の
上向き舌片13を舌片嵌入用切目15に第2図に
示すように嵌入し、差し込み片6の嵌入用切目1
5より先端部と舌片13の基部とをホツトメルト
し、第1図に示すように完成するものである。
また、開封するに当たつては、第1図の舌片1
3基部のミシン目14内を押圧して該ミシン目1
4を開裂することにより、舌片13は容易に正面
板2より分離し、蓋板5は第3図に示すように折
目5aにおいて開蓋し、開封するものである。
「考案の効果」 本案は以上のような構成で、正面板2の上方の
みにV字状切欠12,12を穿設した舌片13を
成形し、蓋板5先端の差し込み片6にのみ舌片嵌
入用切目15を穿設し、該嵌入用切目15より先
端部の差し込み片6外面のみにホツトメルト用接
着剤16を塗布してホツトメルトするだけでよ
く、上下の両方にホツトメルトするものに比べて
作業も簡単で、コスト安となる。
また、左右側板4,4をそれらの内面に正面板2
および背面板3両側の糊代片8,8,9,9をホ
ツトメルトし二重とし、フラツプ7,7内面に糊
代片8,8,9,9側端に連設した糊代片10,
10,11,11を第3図に示すように左右側板
4,4のホツトメルト時に同時にホツトメルトし
たから、該ホツトメルト部は前記舌片13部のホ
ツトメルト部と同様に直接ナイフ等の届かない容
器内部に位置するため、改ざんを目的に容器を開
封することは困難で、顕著な改ざん防止効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本案実施の一例を示したものであ
り、第1図は閉塞時斜視図、第2図は第1図A−
A線断面図、第3図は開封時要部斜視図、第4図
は展開図、第5図および第6図は組み立て途次の
斜視図である。 1……底板、2……正面板、2a……折目、3
……背面図、3a……折目、4……側板、4a…
…折目、5……蓋板、5a……折目、6……差し
込み片、6a……折目、7……フラツプ、7a…
…折目、8,9,10,11……糊代片、8a,
9a,10a,11a……折目、12……切欠、
13……舌片、14……ミシン目、15……嵌入
用切目、16……接着剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底板1の前後端に正面板2および背面板3、同
    左右端に左右側板4,4を連設し、背面板3の先
    端に蓋板5、蓋板5の先端に正面板2内面への差
    し込み片6、左右側板4,4の側端にフラツプ
    7,7をそれぞれ連設し、正面板2および背面板
    3の両側に左右側板4,4内面への糊代片8,
    8,9,9を連設し、糊代片8,8,9,9の
    正、背面板2,3のそれぞれ先端方向の端部にフ
    ラツプ7,7内面への糊代片10,10,11,
    11を連設し、正面板2中央部の上端より切欠1
    2,12を穿設して舌片13を区画し、舌片13
    の基部に該切欠12,12を結ぶミシン目14を
    穿設し、前記差し込み片6に該舌片13の嵌入用
    切目15を穿設し、正面板2および背面板3を底
    板1より起立させ、両側の糊代片8,8,9,9
    を端部の糊代片10,10,11,11と共に内
    方に折曲し、それぞれ糊代片8,10,9,11
    に亘つて接着剤16を塗布し、左右側板4,4を
    底板1より起立し、それぞれ糊代片8,10,
    9,11を左右側板4,4とフラツプ7,7内面
    に貼着し、差し込み片6の嵌入用切目15より先
    端部外面に糊16を塗布し、前記フラツプ7,7
    を上面開放部に折曲し、先端の差し込み片6を正
    面板2内面に差し込み、該切目15を舌片13に
    嵌入させ、蓋板5で上面開放部を閉塞したことを
    特徴とする改ざん防止容器。
JP7219587U 1987-05-14 1987-05-14 Expired JPH0320251Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7219587U JPH0320251Y2 (ja) 1987-05-14 1987-05-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7219587U JPH0320251Y2 (ja) 1987-05-14 1987-05-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63180514U JPS63180514U (ja) 1988-11-22
JPH0320251Y2 true JPH0320251Y2 (ja) 1991-05-01

Family

ID=30915436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7219587U Expired JPH0320251Y2 (ja) 1987-05-14 1987-05-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0320251Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63180514U (ja) 1988-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6164444A (en) Packaging for smoking articles with sealed enclosure
US5307988A (en) Soft pack for paper tissues
JPH0248391Y2 (ja)
JPH0454910Y2 (ja)
JPH0320251Y2 (ja)
JPH0725295Y2 (ja) 改竄防止用ロック付きカートン
JPH0113059Y2 (ja)
JPH0433221Y2 (ja)
JPH0728100Y2 (ja) 連結用包装箱
JPH0441063Y2 (ja)
JPH04109022U (ja) 紙製容器
JPH0130343Y2 (ja)
JPH0120266Y2 (ja)
JPH0113072Y2 (ja)
JPH0130344Y2 (ja)
JPH0110352Y2 (ja)
JPH0320258Y2 (ja)
JPS621075Y2 (ja)
JPH037291Y2 (ja)
JP3025736U (ja) 収容物検査が容易な包装体
JPH052432Y2 (ja)
JPH0245141Y2 (ja)
JPS6311066Y2 (ja)
JPH027769Y2 (ja)
JPH055144Y2 (ja)