JP7047235B2 - 情報通信体の製造方法 - Google Patents
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Description
1)後糊方式
印刷後の用紙の疑似接着予定面に疑似接着性のUVニスを塗布して疑似接着性の被膜を形成したもの。前記疑似接着性の被膜同士を対向させて加圧或いは加熱・加圧処理を施すと剥離可能に接着する。エマルジョン型の粘着剤(弱接着性の接着剤等)を塗布するものもある。
2)先糊方式
印刷前の用紙の疑似接着予定面に、合成ゴム或いは天然ゴムを主成分とした疑似接着性の媒体を塗布し含侵させる。乾燥後印刷・印字を行い疑似接着予定面同士を対向させて加圧処理を施すと剥離可能に接着する。
3)フィルム方式
印刷後の用紙の疑似接着予定面に疑似接着性のフィルムシートを被覆し、前記疑似接着性のフィルムシートを対向させて加圧或いは加熱・加圧処理を施すと剥離可能に接着する。なお、フィルム方式には、対向する疑似接着予定面に予め被覆しておいて折り合わせて疑似接着する全面貼り方式と、折り畳んだ用紙の疑似接着予定面間に予め疑似接着しているフィルムを挟み込み用紙とフィルムを接着する挟み込み方式の二種類がある。
図1(A)、(B)、(C)及び図2(A)に示すように、本発明で製造される情報通信体の一形態を示す情報通信体Jは上から第一葉片1、第二葉片2、第四葉片4及び第三葉片3が折り線5(折りミシンが形成されているが必ずしも必要としない)及び折り線7(折りミシンが形成されているが必ずしも必要としない)から折り畳まれ重ねられている。なお各葉片の縦横幅は自由に設計すればよいが、本実施例においてはほぼ同じである。そして第一葉片1と第二葉片2及び第四葉片4と第三葉片3の対向面間は疑似接着フィルムシートGを介して剥離可能に接着されており、また第二葉片2と第四葉片4の対向面間は完全接着フィルムシートKにより剥離不能に接着されている。なお前記完全接着フィルムシートKは折り線5を跨いで第一葉片1及び第三葉片3側へ回り込むように被覆されているが必ずしもその必要はない。即ち折り線5を跨がずとも第二葉片2及び第四葉片4の対向面内を被覆していればよいのである。
図4(A)及び(B)は本実施例の情報通信体Jを長尺シートにより製造する際に使用する長尺シートS1で、第一葉片1及び第二葉片2が縦方向の折り線5(折りミシン等の折り手段が形成されていないが形成されていても構わない)を介して横方向に連接されると共に、その下方に同様の状態で連接されている第三葉片3及び第四葉片4が横方向の折り線7(折りミシンが形成されている)を介して第一葉片1と第三葉片3及び第二葉片2と第四葉片4がそれぞれ対向する配置で連接され、合計4葉片により単位情報通信体用紙tを形成している。なお各葉片の縦横幅はほぼ同じであるが製造される情報通信体Jの使用目的等により自由に変更して構わない。そして前記単位情報通信体用紙tは両外側に切取線8を介して複数のマージナル孔9が設けられたマージナル部分10を連接すると共に、天地で2本並行に並んでいる横方向の切取線6に挟まれたセンサ読取用のマークMの記載部分を介して縦方向に連接されている。
なお切り落とし用のミシン模様11は図面の複雑化を避けるため省略している。
図10(A)及び(B)は本実施例の情報通信体Jを枚葉シートにより製造する際に使用する枚葉シートS2で、第一葉片1及び第二葉片2が縦方向の折り線5を介して横方向に連接されると共に、その下方に同様の状態で連接されている第三葉片3及び第四葉片4が横方向の折り線7を介して第一葉片1と第三葉片3及び第二葉片2と第四葉片4がそれぞれ対向する配置で連接され、合計4葉片で単位情報通信体用紙tを形成している。なお各葉片の縦横幅はほぼ同じであるが製造される情報通信体Jの使用目的等により自由に変更して構わない。そして前記単位情報通信体用紙tは、その周囲が縦方向の余白Xと横方向の余白Yに囲まれており、第二葉片2上方の横方向の余白Yにセンサの読取用マークMが印刷されている。なお切り落とし用のミシン模様11は図面の複雑化を避けるため省略している。
例えば図15(A)、(B)及び(C)に示すように、第一葉片1及び第三葉片3の表出面に艶消しのプリントラミネート用のフィルムシートFを被覆して、表出面のトナー等により印字されている文言が溶融して汚損しないよ保護しても構わない。この場合被覆装置の上方に待機している完全接着フィルムシートKとフィルムシートFを並列に配置しておけばよい。
S1 長尺シート
S2 枚葉シート
t 単位情報通信体用紙
K 完全接着フィルムシート
G 疑似接着フィルムシート
F フィルムシート
X 縦方向の余白
Y 横方向の余白
M マーク
L1、L2 辺
1、2、3、4 葉片
5、7 折り線
6、8 切取線
9 マージナル孔
10 マージナル部分
11 ミシン模様
20、40 用紙載せ台
21、27、28、47、48 サポートローラ
22 ピントラクタ
23a、23b、43a、43b ヒートローラ
24a、24b、44a、44b スリット刃
24c、44c ミシン刃
25、45 バックアップローラ
26a、26b、29a、29b、42a、42b、46a、46b ニップローラ
35a、35b 搬送ローラ
36a、36b ヒータパネル
37a、37b 加圧ローラ
32a、32b、32c 折りローラ
33 折りトレー
34 ストッパ
38 スタッカ
30 センサ
31a 断裁刃
31b 固定刃
41 吸着パッド
Claims (10)
- 折り線を介して複数の葉片が縦横に連接された単位情報通信体用紙が印刷されたシートを繰り出すシートの繰り出し工程と、繰り出されたシートに印刷された単位情報通信体用紙の疑似接着予定面に疑似接着手段及び/又は完全接着予定面に完全接着手段を形成する接着手段の形成工程と、前記疑似接着手段及び/又は完全接着手段が形成されたシートの流れ方向の余白を切除する切除工程と、流れ方向の余白が切除されたシートを前記縦方向の折り線に沿って連続的に折り畳む第一の折り畳み工程と、前記縦方向の折り線に沿って連続的に折り畳まれたシートを単位情報通信体用紙毎に切り出す単位情報通信体用紙の切り出し工程と、切り出された単位情報通信体用紙を横方向の折り線に沿って折りローラの組み合わせにより一枚ずつ折り畳む第二の折り畳み工程と、一枚ずつ折り畳まれた情報通信体用紙の疑似接着予定面同士及び/又は完全接着予定面同士を同時に接着する接着工程とからなることを特徴とした情報通信体の製造方法。
- 請求項1の情報通信体の製造方法の、シートの流れ方向の余白を切除する切除工程が接着手段の形成工程の上流側及び/又は下流側に配置されていることを特徴とした情報通信体の製造方法。
- 請求項1又は2の何れかの情報通信体の製造方法の、シートの折り線に折り手段を形成する折り手段形成工程が接着手段の形成工程の上流及び/又は下流側に配置されていることを特徴とした情報通信体の製造方法。
- 折り線を介して複数の葉片が縦横に連接された単位情報通信体用紙が印刷されると共に疑似接着予定面に疑似接着手段及び/又は完全接着予定面に完全接着手段が形成されたシートを繰り出すシートの繰り出し工程と、繰り出されたシートの流れ方向の余白を切除する切除工程と、流れ方向の余白が切除されたシートを前記縦方向の折り線に沿って連続的に折り畳む第一の折り畳み工程と、前記縦方向の折り線に沿って連続的に折り畳まれたシートを単位情報通信体用紙毎に切り出す単位情報通信体用紙の切り出し工程と、切り出された単位情報通信体用紙を横方向の折り線に沿って折りローラの組み合わせにより一枚ずつ折り畳む第二の折り畳み工程と、一枚ずつ折り畳まれた情報通信体用紙の疑似接着予定面同士及び/又は完全接着予定面同士を同時に接着する接着工程とからなることを特徴とした情報通信体の製造方法。
- 請求項4の情報通信体の製造方法の、シートの流れ方向の余白を切除する切除工程が第一の折り畳み工程の上流側及び/又は下流側に配置されていることを特徴とした情報通信体の製造方法。
- 請求項4又は5の何れかの情報通信体の製造方法において、シートの折り線に折り手段を形成する折り手段形成工程が折り畳み工程の上流側に配置されていることを特徴とした情報通信体の製造方法。
- 折り線を介して複数の葉片が縦横に連接された単位情報通信体用紙が印刷されたシートを繰り出すシートの繰り出し工程と、繰り出されたシートに印刷された単位情報通信体用紙の疑似接着予定面に疑似接着フィルムシート及び/又は完全接着定面に完全接着フィルムシートを被覆する被覆工程と、前記疑似接着フィルムシート及び/又は完全接着フィルムシートが被覆されたシートの流れ方向の余白を切除すると共に縦方向の折り線に折り手段を形成する切除及び折り手段形成工程と、流れ方向の余白が切除されると共に縦方向の折り線に折り手段が形成されたシートを前記縦方向の折り線に沿って連続的に折り畳む第一の折り畳み工程と、前記縦方向の折り線に沿って連続的に折り畳まれたシートを単位情報通信体用紙毎に切り出す単位情報通信体用紙の切り出し工程と、切り出された単位情報通信体用紙を横方向の折り線に沿って折りローラの組み合わせにより一枚ずつ折り畳む第二の折り畳み工程と、一枚ずつ折り畳まれた情報通信体用紙の疑似接着予定面同士及び/又は完全接着面同士を同時に接着する接着工程とからなることを特徴とした情報通信体の製造方法。
- 請求項7の情報通信体の製造方法の、シートの流れ方向の余白を切除する工程が被覆工程の上流側及び/又は下流側に配置されていることを特徴とした情報通信体の製造方法。
- 請求項7又は8の何れかの情報通信体の製造方法の、シートの折り線に折り手段を形成する折り手段形成工程が被覆工程の上流側及び/又は下流側に配置されていることを特徴とした情報通信体の製造方法。
- 被覆工程において完成後の情報通信体の表出面となる葉片の表面に印字トナー保護用のフィルムシートが被覆されることを特徴とした請求項7乃至9に記載の情報通信体の製造方法。
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