JP7024414B2 - スライド装置 - Google Patents

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    • B60N2/07Slide construction
    • B60N2/0722Constructive details

Description

本開示は、乗物用シートをスライド可能に支持するスライド装置に関する。
例えば、特許文献1に記載のスライド装置は、固定レールの外側面に固定されたラック、及び可動レールと一体的に変位する平歯車状のピニオン等を有して構成されている。
特開2015-116833号公報
ラックのモジュールが大きくなると、ピニオンのピッチ円直径が大きくなって当該ピニオンが大型化するので、スライド装置の大型化を招く。そこで、本願は、大型化を抑制可能なスライド装置の一例を開示する。
スライド装置(10)は、例えば、乗物に対して固定される固定レール(11)であって、長手方向に沿って複数の穴(11A)が直列に設けられた固定レール(11)と、乗物用シートが固定されるとともに、固定レール(11)に対してスライド可能な可動レール(12)と、可動レール(12)と一体化された駆動ユニット(14)であって、当該可動レール(12)を固定レール(11)に対してスライドさせるための駆動ユニット(14)とを備える。
当該駆動ユニット(14)は、例えば、複数の穴(11A)に着脱自在に嵌り込む第1突起部(17A)を少なくとも1つ外周面に有する第1回転体(17)と、第1回転体(17)に対して長手方向にずれた位置に設けられた第2回転体(18)であって、第1突起部(17A)に対してずれたタイミングで複数の穴(11A)に着脱自在に嵌り込む第2突起部(18A)を少なくとも1つ外周面に有する第2回転体(18)と、駆動ユニット(14)の一部を構成するとともに、第1回転体(17)と第2回転体(18)とを同期させて回転させる伝達体(19A)とを備えることが望ましい。
これにより、当該スライド装置では、第1回転体(17)と第2回転体(18)とが同期して回転しながら、第2突起部(18A)が第1突起部(17A)に対してずれたタイミングで複数の穴(11A)に着脱自在に嵌り込むので、駆動ユニット(14)は、ラックに噛み合うピニオンと同様な作動する。なお、上記タイミングは、複数の穴(11A)間寸法に対応した位相差となる。
したがって、ラックに噛み合うピニオンと同様な作動が、1つの回転体のみで実現される場合に比べて、第1回転体(17)及び第2回転体(18)それぞれの直径寸法が、当該1つの回転体の直径に比べて小さくなり得る。延いては、当該スライド装置が大型化してしまうことが抑制され得る。
なお、当該スライド装置は、以下の構成であってもよい。
すなわち、第1回転体(17)と一体的に回転する第1歯車部(17B)と、第2回転体(18)と一体的に回転する第2歯車部(18B)とを備え、伝達体(19A)は、第1歯車部(17B)及び第2歯車部(18B)と噛み合う歯車であることが望ましい。
これにより、伝達体として、例えば歯付きベルトが用いられた駆動ユニット(14)に比べて、当該スライド装置では、第1回転体(17)及び第2回転体(18)に大きなトルクを伝達することが可能となるとともに、第1回転体(17)の回転タイミングと第2回転体(18)の回転タイミングとが大きくずれてしまうことを抑制できる。
さらに、通常、歯付きベルト等の伝達ベルトは、予め決められた最小曲率半径より小さい曲率半径で曲げることができない。したがって、伝達体として伝達ベルトが採用された構成では、第1回転体(17)及び第2回転体(18)の半径は、最小曲率半径以上とならざるを得ない。これに対して、伝達体(19A)が歯車であれば、上記の最小曲率半径より小さくすることが可能となり得るので、スライド装置の大型化が抑制され得る。
そして、当該スライド装置は、長手方向において第1回転体(17)に対して第2回転体(18)と反対側に設けられた第3回転体(19)であって、第1突起部(17A)及び第2突起部(18A)に対してずれたタイミングで複数の穴(11A)に着脱自在に嵌り込む第3突起部(19A)を少なくとも1つ外周面に有する第3回転体(19)と、第3回転体(19)と一体的に回転する第3歯車部(19B)と、第1歯車部(17B)及び第3歯車部(19B)と噛み合う伝達歯車(19B)とを備え、第1回転体(17)又は第1歯車部(17B)に回転力が入力されることが望ましい。
これにより、例えば、第2回転体(18)又は第2歯車部(18B)に回転力が入力された後、当該回転力が第1歯車部(17B)を介して第3回転体(19)に伝達される構成に比べて、回転力の伝達効率が低下してしまうことを抑制でき得る。
当該スライド装置において、固定レール(11)には長手方向に沿って複数の第2の穴(11B)が直列に設けられており、複数の第2の穴(11B)は可動レール(12)がスライドする空間を挟んで複数の穴(11A)と反対側の位置に設けられており、複数の第2の穴(11B)のいずれかに着脱自在に嵌り込むカンヌキ部材(12A)であって、可動レール(12)のスライドを規制するためのカンヌキ部材(12A)を備えている場合には、複数の第2の穴(11B)間寸法は、複数の穴(11A)間寸法と同一であることが望ましい。これにより、例えば、スライド装置の製造者は、他のスライド装置において、当該複数の穴(11A)を可動レール(12)のスライドを規制するために利用でき得る。
複数の穴(11A)の外縁は、樹脂製の緩衝材(21)で覆われていることが望ましい。これにより、第1突起部(17A)及び第2突起部(18A)が複数の穴(11A)に嵌り込むとき、並びに第1突起部(17A)及び第2突起部(18A)が複数の穴(11A)から離脱するときに発生する騒音が低減され得る。
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるものではない。
実施形態に係るスライド装置を示す図である。 実施形態に係るスライド装置の分解図である。 実施形態に係るカンヌキ部材の規制位置を示す図である。 実施形態に係るスライド装置の歯車装置を示す図である。 実施形態に係るスライド装置の歯車装置を示す図である。 実施形態に係るスライド装置の歯車装置を示す図である。 実施形態に係るスライド装置の歯車装置の分解図である。 実施形態に係るスライド装置の歯車装置を示す図である。 A~Eは実施形態に係るスライド装置の歯車装置の作動説明図である。 A~Eは実施形態に係るスライド装置の歯車装置の作動説明図である。
以下の「発明の実施形態」は、本願発明の技術的範囲に属する実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されるものではない。
少なくとも符号が付されて説明された部材又は部位は、「1つの」等の断りがされた場合を除き、少なくとも1つ設けられている。つまり、「1つの」等の断りがない場合には、当該部材は2以上設けられていてもよい。
本実施形態では、図1に示されるように、車両等の乗物に搭載されるシート1(以下、乗物用シート1という。)にスライド装置の一例が適用されている。各図に付された方向を示す矢印等は、各図相互の関係を理解し易くするために記載したものである。
したがって、本願に係る発明は、各図に付された方向に限定されるものではない。各図に示された方向は、本実施形態に係る乗物用シートが車両に組み付けられた状態における方向である。
(第1実施形態)
1.スライド装置の概要
図1に示されるように、スライド装置10は、乗物用シート1をスライド可能に支持する装置である。なお、当該乗物用シート1は、スライド装置10、及び第2のスライド装置10Aによりスライド可能に支持されている。
スライド装置10は、乗物用シート1のシート幅方向一端側(本実施形態では、右端側)を支持する。第2のスライド装置10Aは、乗物用シート1のシート幅方向他端側(本実施形態では、左端側)を支持する。以下の説明は、スライド装置10の詳細説明である。
2.スライド装置の構成
2.1 スライド装置の概要
スライド装置10は、図2に示されるように、固定レール11、可動レール12及び駆動ユニット14等を少なくとも備える。固定レール11は、乗物に対して固定される部材である。
可動レール12は、乗物用シート1が固定されるとともに、固定レール11に対してスライド可能な部材である。本実施形態に係る乗物用シート1は、台座13を介して間接的に可動レール12に固定される。
台座13は、図1に示されるように、シート幅方向に延びる2本の梁部13A、13B、及び梁部13Aと梁部13Bとを連結する連結13C~13E等を有する。当該台座13は、スライド装置10及び第2のスライド装置10A間に橋渡された状態でそれらスライド装置10、10Aに固定される。
固定レール11には、図2に示されるように、複数の第1穴11A及び複数の第2穴11Bが設けられている。各第1穴11Aは、図3に示されるように、固定レール11のうちシート幅方向と略直交する帯状の第1部位11Cに設けられた貫通穴である。
各第2穴11Bは、固定レール11のうちシート幅方向と略直交する帯状の第2部位11Dに設けられた貫通穴である。第2部位11Dは、可動レール12がスライドする空間11Fを挟んで第1部位11Cと反対側に位置する。
複数の第1穴11A及び複数の第2穴11Bは、固定レール11の長手方向に沿って直列に設けられている。本実施形態では、隣り合う第1穴11A間の寸法と隣り合う第2穴11B間の寸法とは同じであり、かつ、第1穴11Aの大きさと第2穴11Bの大きさは同じである。
複数の第1穴11Aは、後述されるように、可動レール12をスライドさせる際に利用される穴である。複数の第1穴11Aの外縁は、樹脂製の緩衝材21(図2参照)で覆われている。緩衝材21は、図2に示されるように、帯板状の部材のうち各第1穴11Aに対応する部位に貫通穴21Aが設けられたものである。緩衝材21は、第1部位11Cに固定されている。
複数の第2穴11Bは、可動レール12のスライドを規制する際に利用される穴である。すなわち、図1に示されるカンヌキ部材12Aは、可動レール12のスライドを規制するための部材である。当該カンヌキ部材12Aには、少なくとも1つ(本実施形態では、3つ)の突起部12Bが設けられている。
当該突起部12Bは、複数の第2穴11Bのうちいずれかの第2穴11Bに着脱自在に嵌り込む爪状の部位である。カンヌキ部材12A、つまり、3つの突起部12Bは、規制位置(図3参照)と当該規制位置から外れた非規制位置との間で変位可能である。
本実施形態に係る規制位置は、3つの突起部12Bが3つの第2穴11Bに嵌り込む位置である。非規制位置は、3つの突起部12Bが3つの第2穴11Bから離脱した位置である。なお、本実施形態に係るカンヌキ部材12Aは、電動モータ等の電動式アクチュエータ(図示せず。)により駆動されて規制位置と非規制位置との間で変位する。
2.2 駆動ユニット
<駆動ユニットの概要>
駆動ユニット14は、可動レール12を固定レール11に対してスライドさせるための駆動装置である。当該駆動ユニット14は、図4に示されるように、ブラケット14Aを介して可動レール12と一体化されている。つまり、駆動ユニット14と可動レール12とは、一体的に固定レール11に対して変位する。
駆動ユニット14は、駆動部15及び歯車装置16等を少なくとも有して構成されている。駆動部15は、アクチュエータ15A及び減速機構15B等を有している。アクチュエータ15Aは、回転力は発生する電動モータ等にて構成されている。減速機構15Bは、アクチュエータ15Aで発生した回転力を増大させて歯車装置16に伝達する。
<歯車装置の構成>
図5及び図6に示される歯車装置16は、減速機構15Bから出力された回転力を利用して可動レール12をスライドさせるための装置である。当該歯車装置16は、図7に示されるように、第1回転体17、第2回転体18、第3回転体19及び伝達体23等を少なくとも備える。なお、本実施形態に係る歯車装置16では第3回転体19も備える。
第1回転体17、第2回転体18及び第3回転体19は、歯車ケーシング20A及び歯車ケーシング20Bに挟まれた状態で、それら歯車ケーシング20A、20Bに対して回転可能に支持されている(図5参照)。
歯車ケーシング20A、20Bに支持された第1回転体17、第2回転体18及び第3回転体19は、固定レール11の長手方向(本実施形態では、シート前後方向)に直列に並んで配置されている。
第2回転体18は、第1回転体17に対して上記長手方向(本実施形態では、シート前方側)にずれた位置に配置されている。第3回転体19は、上記長手方向において第1回転体17に対して第2回転体18と反対側(本実施形態では、シート後方側)にずれた位置に配置されている。
第1回転体17の外周面には、図7に示されるように、少なくとも1つ(本実施形態では、3つ)の第1突起部17Aが設けられている。それらの第1突起部17Aは、複数の第1穴11Aに着脱自在に嵌り込む部位である。
第2回転体18の外周面には、図8に示されるように、少なくとも1つ(本実施形態では、3つ)の第2突起部18Aが設けられている。それらの第2突起部18Aは、複数の第1穴11Aに着脱自在に嵌り込む部位である。
第3回転体19の外周面には、少なくとも1つ(本実施形態では、3つ)の第3突起部19Aが設けられている。それらの第3突起部19Aは、複数の第1穴11Aに着脱自在に嵌り込む部位である。
第1回転体17、第2回転体18及び第3回転体19は合同な形状である。そして、第1回転体17、第2回転体18及び第3回転体19それぞれは、隣り合う回転体に対して位相がずれた状態で歯車ケーシング20A、20Bに支持されている。
つまり、第2回転体18は、第1回転体17に対して予め決められた位相だけ遅角した状態で歯車ケーシング20A、20Bに支持されている。第3回転体19は、第1回転体17に対して予め決められた位相だけ進角した状態で歯車ケーシング20A、20Bに支持されている。
これにより、第2突起部18Aは、第1突起部17Aに対してずれたタイミングで複数の第1穴11Aのいずれかに着脱自在に嵌り込む。同様に、第3突起部19Aは、第1突起部17A及び第2突起部18Aに対してずれたタイミングで複数の第1穴11Aのいずれかに着脱自在に嵌り込む
なお、進角とは、図8に示される状態において右向きに回転することをいう。遅角とは、図8に示される状態において左向きに回転することをいう。なお、上記タイミングは、隣り合う第1穴11A間の寸法に対応した位相差となる。
伝達体23は、第1回転体17、第2回転体18及び第3回転体19を同期させて回転させるための部材である。当該伝達体23は、第1伝達歯車23A及び第2伝達歯車23B等を有して構成されている。
第1伝達歯車23Aは、第1回転体17と第2回転体18とを同期させて回転させるための歯車である。第2伝達歯車23Bは、第1回転体17と第2回転体18とを同期させて回転させるための歯車である。
図6に示されるように、第1回転体17には、当該第1回転体17と一体的に回転する第1歯車部17Bが設けられている。第2回転体18には、当該第2回転体18と一体的に回転するが設けられている。第3回転体19には、当該第3回転体19と一体的に回転する第3歯車部19Bが設けられている。
第1歯車部17Bは、第1回転体17と同軸線上に配置された状態で当該第1回転体17と一体化されている。第2回転体18は、第2回転体18と同軸線上に配置された状態で当該第2回転体18と一体化されている。第3歯車部19Bは、第3回転体19と同軸線上に配置された状態で当該第3回転体19と一体化されている。
第1伝達歯車23Aは、第1歯車部17B及び第2歯車部18Bと噛み合う。第2伝達歯車23Bは、第1歯車部17B及び第3歯車部19Bと噛み合う。これより、第1回転体17、第2回転体18及び第3回転体19は、機械的に同期して回転する。
そして、第1回転体17又は第1歯車部17Bには、駆動部15から出力された回転力が入力される。具体的には、第1回転体17には、駆動部15の出力軸15C(図4参照)が嵌合する嵌合穴(図示せず。)が設けられている。
出力軸15C及び当該嵌合穴には、スプラインやセレーション等の回止機能が設けられている。このため、出力軸15Cが回転すると、第1回転体17は、当該出力軸15Cに対して滑ることなく、当該出力軸15Cと一体的に回転する。
<歯車装置の作動>
図9A~図9E及び図10A~図10Eに示されるように、第1歯車部17B、第2回転体18及び第3回転体19は、予め決められた位相差を維持した状態で回転する。第1歯車部17B、第2回転体18及び第3回転体19は、図9A→図9B→図9C→図9D→図9E→図10A→図10B→図10C→図10D→図10Eの順で示されるように回転する。
つまり、第1突起部17A、第2突起部18A及び第3突起部19Aそれぞれは、順次、複数の第1穴11Aのいずれかに嵌り込んだ後、当該嵌り込んだ第1穴11Aから離脱する。
具体的には、第1突起部17A、第2突起部18A及び第3突起部19Aのうちいずれかの1つの突起部が第1穴11Aに嵌り込んだ状態にあるときには、他の突起部のうちいずれか一方の突起部は、第1穴11Aから離脱する過程(以下、離脱過程という。)にあり、かつ、他の突起部のうち他方の突起部は、第1穴11Aに進入する過程(以下、進入過程という。)にある。
例えば、図9Aにおいて、黒丸印が付された第1突起部17Aは、第1穴11Aに嵌り込んでいる。図9Aにおいて、黒丸印が付された第2突起部18Aは進入過程にある。図9Aにおいて、黒丸印が付された第3突起部19Aは離脱過程にある。
例えば、図9Bにおいて、黒丸印が付された第1突起部17Aは離脱過程にある。図9Bにおいて、黒丸印が付された第2突起部18Aは、図9Aに示す状態より進入過程が進行している。図9Bにおいて、黒丸印が付された第3突起部19Aは、図9Aに示す様態より離脱過程が進行している。
そして、図9Dにおいては、黒丸印が付された第2突起部18Aが第1穴11Aに嵌り込んでいるとともに、黒丸印が付された第1突起部17A、及び黒丸印が付された第3突起部19Aは離脱過程にある。
さらに、図10Dにおいては、黒丸印が付された第3突起部19Aの回転方向後退側に隣接する第3突起部19A(黒三角印が付された第3突起部19A)が第1穴11Aに嵌り込んでいる。
なお、図10Dにおいては、黒丸印が付された第1突起部17A、及び黒丸印が付された第2突起部18Aは離脱過程にあり、かつ、黒丸印が付された第1突起部17Aの回転方向後退側に隣接する第1突起部17A(黒三角印が付された第1突起部17A)は、進入過程にある。
3.本実施形態に係るスライド装置の特徴
本実施形態に係るスライド装置10では、図9A~図9E及び図10A~図10Eに示されるように、第1回転体17、第2回転体18及び第3回転体19が同期して回転しながら、第1突起部17A、第2突起部18A及び第3突起部19Aそれぞれが互いずれたタイミングで複数の第1穴11Aのいずれかに着脱自在に嵌り込む。つまり、駆動ユニット14は、ラックに噛み合うピニオンと同様な作動する。
したがって、ラックに噛み合うピニオンと同様な作動が、1つの回転体のみで実現される場合に比べて、第1回転体17、第2回転体18及び第3回転体19それぞれの直径寸法が、当該1つの回転体の直径に比べて小さくなり得る。延いては、当該スライド装置10が大型化してしまうことが抑制され得る。
本実施形態では、伝達体として、第1伝達歯車23A及び第2伝達歯車23Bが用いられている。これにより、本実施形態に係る駆動ユニット14は、伝達体として、例えば歯付きベルトが用いられた駆動ユニットに比べて、第1回転体17、第2回転体18及び第3回転体19に大きなトルクを伝達することが可能となるとともに、第1回転体17、第2回転体18及び第3回転体19間の回転タイミングが大きくずれてしまうことを抑制できる。
つまり、伝達体として、例えば歯付きベルトが用いられた駆動ユニットでは、当該歯付きベルトが第1回転体17、第2回転体18及び第3回転体19のうちいずれかに回転体に対して滑ってしまう可能性がある。当該歯付きベルトが滑ると、トルクの伝達ができなくなるので、回転タイミングが大きくずれてしまう。
さらに、通常、歯付きベルト等の伝達ベルトは、予め決められた最小曲率半径より小さい曲率半径で曲げることができない。したがって、伝達体として伝達ベルトが採用された構成では、第1回転体17、第2回転体18及び第3回転体19の半径は、最小曲率半径以上とならざるを得ない。これに対して、伝達体が歯車であれば、上記の最小曲率半径より小さくすることが可能となり得るので、スライド装置10の大型化が抑制され得る。
本実施形態に係るスライド装置10では、第1伝達歯車23Aを介して第1回転体17から第2回転体18に回転力が伝達され、かつ、第2伝達歯車23Bを介して第1回転体17から第3回転体19に回転力が伝達される。
これにより、例えば、第2回転体18又は第2歯車部18Bに回転力が入力された後、当該回転力が第1歯車部17Bを介して第3回転体19に伝達される構成に比べて、回転力の伝達効率が低下してしまうことを抑制でき得る。
カンヌキ部材12Aが着脱自在に嵌り込む複数の第2穴11B間寸法は、複数の第1穴11A間寸法と同一である。これにより、スライド装置10の製造者は、他のスライド装置において、当該複数の第1穴11Aを可動レール12のスライドを規制するために利用でき得る。つまり、製造者は、例えば、シート幅方向一端側に配置された固定レール11とシート幅方向他端側に配置された固定レール11とを共通化することとができ得る。
複数の第1穴11Aの外縁は、樹脂製の緩衝材21で覆われている。これにより、第1突起部17A、第2突起部18A及び第3突起部19Aが複数の第1穴11Aのいずれかに嵌り込むとき、並びに第1突起部17A、第2突起部18A及び第3突起部19Aが複数の第1穴11Aから離脱するときに発生する騒音が低減され得る。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、第1突起部17A、第2突起部18A及び第3突起部19Aのうちいずれかの1つの突起部が第1穴11Aに嵌り込んだ状態にあるときには、他の突起部のうちいずれか一方の突起部は離脱過程にあり、かつ、他の突起部のうち他方の突起部は進入過程にあった。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。
上述の実施形態では、第1回転体17、第2回転体18及び第3回転体19を備えていた。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、スライド装置10は、例えば、第3回転体19が廃止された構成、又は第4回転体を有する構成等であってもよい。
上述の実施形態では、第2回転体18が第1回転体17に対してシート前方側に配置されていた。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、スライド装置10は、例えば、第2回転体18が第1回転体17に対してシート後方側に配置された構成であってもよい。
上述の実施形態では、カンヌキ部材12Aが着脱自在に嵌り込む複数の第2穴11Bが設けられていた。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、スライド装置10は、例えば、複数の第2穴11Bが廃止され、かつ、カンヌキ部材12Aが複数の第1穴11Aのいずれかに着脱自在に嵌り込む構成であってもよい。
上述の実施形態では、複数の第2穴11B間寸法は、複数の第1穴11A間寸法と同一であった。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、スライド装置10は、例えば、(a)複数の第2穴11B間寸法と複数の第1穴11A間寸法とが異なる寸法である構成、又は(b)第2穴11Bの位置が第1穴11Aの位置に対して固定レール11の長手方向にずれた構成であってもよい。
上述の実施形態では、伝達体として、第1伝達歯車23A及び第2伝達歯車23Bが用いられていた。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、スライド装置10は、例えば、伝達体として、(a)歯付きベルト等の伝達ベルトが用いられた構成、又は(b)チェーン等の剛体を組み合わせた環状体が用いられた構成であってもよい。
上述の実施形態では、複数の第1穴11Aの外縁は、樹脂製の緩衝材21で覆われていた。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、スライド装置10は、例えば、(a)緩衝材21が廃止された構成、(b)第1突起部17A~第3突起部19Aが樹脂で覆われた構成、又は(c)第1突起部17A~第3突起部19Aが樹脂製である構成等であってもよい。
上述の実施形態に係る第1穴11A及び第2穴11Bは貫通穴にて構成されていた。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、第1穴11A及び第2穴11Bのうち少なくとも一方の穴が、例えば、凹部状の窪んだ止め穴、又は内周の一部が開放された穴(例えば、切り欠き状の穴)等にて構成されていてもよい。
上述の実施形態では、車両用シートに適用された例であった。しかし、本願明細書に開示された発明の適用はこれに限定されるものではなく、鉄道車両、船舶及び航空機等の乗物に用いられるシート、並びに劇場や家庭用等に用いられる据え置き型シートにも適用できる。
さらに、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。したがって、上述した複数の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態を組み合わせてもよい。
1… 乗物用シート 10… スライド装置 11… 固定レール
11A… 第1穴 11B… 第2穴 12… 可動レール
12A… カンヌキ部材 12B… 突起部 13… 台座
14… 駆動ユニット 15… 駆動部 15A… アクチュエータ
15B… 減速機構 15C… 出力軸 16… 歯車装置
17… 第1回転体 17A… 第1突起部 17B… 第1歯車部
18… 第2回転体 18A… 第2突起部 18B… 第2歯車部
19… 第3回転体 19A… 第3突起部 19B… 第3歯車部
20A、20B… 歯車ケーシング 21… 緩衝材
23… 伝達体 23A… 第1伝達歯車 23B… 第2伝達歯車

Claims (6)

  1. 乗物用シートをスライド可能に支持するスライド装置において、
    乗物に対して固定される固定レールであって、長手方向に沿って複数の穴が直列に設けられた固定レールと、
    乗物用シートが固定されるとともに、前記固定レールに対してスライド可能な可動レールと、
    前記可動レールと一体化された駆動ユニットであって、当該可動レールを前記固定レールに対してスライドさせるための駆動ユニットと、
    前記駆動ユニットの一部を構成する第1回転体であって、前記複数の穴に着脱自在に嵌り込む第1突起部を少なくとも1つ外周面に有する第1回転体と、
    前記駆動ユニットの一部を構成するとともに、前記第1回転体に対して前記長手方向にずれた位置に設けられた第2回転体であって、前記第1突起部に対してずれたタイミングで前記複数の穴に着脱自在に嵌り込む第2突起部を少なくとも1つ外周面に有する第2回転体と、
    前記駆動ユニットの一部を構成するとともに、前記第1回転体と前記第2回転体とを同期させて回転させる伝達体と
    を備えるスライド装置。
  2. 前記第1回転体と一体的に回転する第1歯車部と、
    前記第2回転体と一体的に回転する第2歯車部とを備え、
    前記伝達体は、前記第1歯車部及び前記第2歯車部と噛み合う歯車である請求項1に記載のスライド装置。
  3. 前記駆動ユニットの一部を構成するとともに、前記長手方向において前記第1回転体に対して前記第2回転体と反対側に設けられた第3回転体であって、前記第1突起部及び前記第2突起部に対してずれたタイミングで前記複数の穴に着脱自在に嵌り込む第3突起部を少なくとも1つ外周面に有する第3回転体と、
    前記第3回転体と一体的に回転する第3歯車部と、
    前記第1歯車部及び前記第3歯車部と噛み合う伝達歯車とを備え、
    前記第1回転体又は前記第1歯車部に回転力が入力される請求項2に記載のスライド装置。
  4. 前記固定レールには、前記長手方向に沿って複数の第2の穴が直列に設けられており、
    前記複数の第2の穴は、前記可動レールがスライドする空間を挟んで前記複数の穴と反対側の位置に設けられており、
    前記複数の第2の穴のいずれかに着脱自在に嵌り込むカンヌキ部材であって、前記可動レールのスライドを規制するためのカンヌキ部材を備えており、
    さらに、前記複数の第2の穴間寸法は、前記複数の穴間寸法と同一である請求項1ないし3のいずれか1項に記載のスライド装置。
  5. 前記複数の穴の外縁は、樹脂製の緩衝材で覆われている請求項1ないし4のいずれか1項に記載のスライド装置。
  6. 乗物に対して固定される固定レールであって、長手方向に沿って複数の穴が直列に設けられた固定レール、及び
    乗物用シートが固定されるとともに、前記固定レールに対してスライド可能な可動レールを備えるスライド装置に適用され、
    前記可動レールと一体化されて当該可動レールを前記固定レールに対してスライドさせるための駆動ユニットにおいて、
    前記複数の穴に着脱自在に嵌り込み可能な第1突起部を少なくとも1つ外周面に有する第1回転体と、
    前記第1回転体に対してずれた位置に設けられた第2回転体であって、前記第1突起部に対してずれたタイミングで前記複数の穴に着脱自在に嵌り込み可能な第2突起部を少なくとも1つ外周面に有する第2回転体と、
    前記第1回転体と前記第2回転体とを同期させて回転させる伝達体と
    を備えるスライド装置用駆動ユニット。
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