JP7015204B2 - 機内進入防止シュート構造 - Google Patents

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本発明は、開口部側から作業者が手を入れた場合であっても一定以上奥に入り込めないようにした機内進入防止シュート構造に関する。
複数の工作機械などを配置した生産ラインは、オートローダによってワークが搬送され、切削などの加工処理が順番に行われる。そうしたなか所定の加工が行われたワークについて検測装置を使用した寸法確認なども行われる。その場合、設計値から外れたNGワークは排除する必要があるため、例えば下記特許文献1に示すように、オートローダによってシュートへと運ばれて機外へと排出されることとなる。そのシュートは、生産ラインの稼働中であってもワークを排出できるように、機内から機外へと設けられ、作業者によってワークの取り出しおよび確認などが可能になっている。
特開2014-184520号公報 特開平8-129674号公報
しかし、シュートは機内と機外とをつなぐものであるが、機外から機内への逆方向の進入は防止する必要がある。そうした機内への進入を防止するものとしては、例えば生産ラインとは異なるが、上記特許文献2には、自動販売機の商品取出口内部に設けられた防盗フラッパ板が開示されている。その自動販売機は、機体前面に商品を取り出すための商品取出口が設けられ、そこに手前側上方へ揺動するフラッパ板が取り付けられている。そして、機内には前傾したシュートが設けられ、商品ラックから転がり落ちた商品が商品取出部に送られるようになっている。
商品取出部の奥に位置するシュートには、その下端部分を塞ぐようにした開閉フラッパ板および、その前方に防盗フラッパ板が配置されている。よって、当該従来例では、防盗フラッパ板が後方に揺動して開閉フラッパ板を閉位置に拘束することにより、シュートから商品ラックへと手を入れことができないようになっている。しかし、前述した生産ラインのシュートの場合には、シュート上のワークを取り出す構成である。そのため、シュート上の狭い範囲に機内への進入防止手段を設けなければならない一方で、ワークには様々なサイズのものがあり、シュートにはそうしたワークを送り出すための空間を確保する必要もある。
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、ワークが通過する途中の位置で機内への進入を防止した機内進入防止シュート構造を提供することを目的とする。
本発明に係る機内進入防止シュート構造は、機体前面部の開口を貫き、機内から機外へと低くなるように傾斜した状態で取り付けられるシュート部材と、前記機体前面部に前記シュートの幅方向を軸線方向とする軸部材を介して揺動可能に吊下げられ、機内側への揺動が前記シュート部材の底面との接触により制限される機内進入防止板と、前記機内進入防止板を挟んで機内と機外とに発光装置と受光装置とが配置されたフォトセンサと、を有し、前記機内進入防止板は、検出光が通過する位置に検出用切欠が形成されたものである
前記構成によれば、対象物がシュートを通って機内から機外へと滑り落ちる場合、機内進入防止板は、機外側へと押されるようにして揺動し、対象物の通過を妨げることはない。その一方で、機外から機内側への進入があった場合には、機内進入防止板が機内側へと揺動することになるが、シュート部材の底面は同方向に高くなっているため、機内進入防止板の下端部が底面に接触してしまい、それ以上の揺動が制限される。こうしてワークが通過するシュートの途中の位置で機内への進入が防止される。
機内進入防止シュート構造の一実施形態を示した図であり、オートローダが保持するワークを排出するためのシュートを示した側面図である。 ワーク投入時の機内進入防止板の動きを示した図である。 ワーク取り出し時の取出しカバーの動きを示した図である。 機内進入防止状態の機内進入防止板の動きを示した図である。 機内進入防止シュート構造の一実施形態を示した平面図である。
次に、本発明に係る機内進入防止シュート構造の一実施形態について、図面を参照しながら以下に説明する。図1は、機内進入防止シュート構造の実施形態を示した図であり、オートローダが保持するワークを排出するためのシュートを示した側面図である。シュート1は、生産ライン上に設けられたものである。複数の工作機械などを配置した生産ラインでは、オートローダ2によってワークWが搬送され、例えば検測によって不適格と判断されたワークWは、シュート1へと投入されてライン外へと排出されることとなる。
オートローダ2は、90度の角度で配置された2つのチャック装置101が回転部102に組み付けられ、水平状態と鉛直状態との位置を交互に入れ替えられるよう構成されている。そして、このチャック装置101が回転部102を介して不図示の搬送装置に搭載され、X軸方向、Y軸方向およびZ軸方向に移動できるよう構成されている。ワークWはオートローダ2によって生産ライン内の各箇所へ搬送が可能であり、チャック装置101で把持されたワークWが図示するシュート1の位置で解放されることにより、そのシュート1を通って機外へと排出されることとなる。
シュート1は、滑り面を構成する傾斜した一定長さの底面部11と、底面部11の幅方向両側に所定の高さ起立した側板部12とからなる滑り台形状の部材である。シュート1は、搭載された装置本体の機体前面部10に形成された開口部10aを貫き、図面左側の機内から図面右側の機外へと配置されている。そして、機内側のワーク投入部13が高く、機外側のワーク取り出し部14が低くなるように角度をつけて組み付けられている。シュート1の機外側端部には止め板15が固定され、シュート1に投入されて滑り落ちたワークWがワーク取り出し部14に留め置かれるようになっている。
このようなシュート1には、機体前面部10の外側に取出しカバー16が設けられ、機内側には機内進入防止板18が設けられている。図2乃至図4は、こうした取出しカバー16および機内進入防止板18の動きを示した図である。機体前面部10には、機外側に突き出すようにしたブラケット21が固定され、そこに取出しカバー16が軸着されている。具体的には、取出しカバー16は、シュート1の幅方向(図面を貫く方向)を軸線方向とする蝶番22によってブラケット21に取り付けられている。取出しカバー16は、シュート1のワーク取り出し部14を覆うように形成され、前部にハンドル161が取り付けられている。また、ブラケット21の上には機体前方に突き出すようにしてストッパ23が設けられ、上方に揺動した取り出しカバー1の開状態が制限されるようになっている。
一方、機体前面部10の裏側には、機内側に突き出すようにしてブラケット25が固定されている。ブラケット25は、機内側においてL字状に折り曲げられた形状をしており、下方に延びた面の端部に機内進入防止板18が吊下げられた状態で軸着されている。具体的には、機内進入防止板18がシュート1の幅方向を軸線方向とする蝶番26によってブラケット25に取り付けられている。その機内進入防止板18は、シュート1よりも小さい幅寸法の板材であり、吊下げられた状態の下側部分が左右の側板部12の間に入り込んでいる。そして、図示するように鉛直に吊下げられた機内進入防止板18の下端部には、シュート1の下降側に向いた折り曲げ部181が形成されている。
ここで、図5は、シュート1を上方から示した平面図である。シュート1は、ワークが投入されたことが確認できるように、発光装置31と受光装置32との組み合わせからなるフォトセンサが設けられている。その発光装置31と受光装置32とは機内進入防止板18を挟んで斜めに配置されている。そのため、機内進入防止板18には、ワーク取り出し部14側から見た丸枠内の図に示すように、検出光30を通すための検出用切欠183が形成されている。
次に、NGワークの排出などでは、図1に示すようにオートローダ2によってワークWがシュート1へと運ばれ、ワーク投入部13上でチャック装置101から離される。ワークWは、シュート1の底面部11上に落ちて傾斜に沿って滑り、機内から機外へと送り出される。そのワークWは、止め板15によって止められてワーク取り出し部14に留め置かれることとなる。そして、図3に示すように、取出しカバー16が開けられることによってワーク取り出し部14が開放され、生産ラインの稼働中であっても作業者によりワークWが取り出し可能となる。
ところで、ワークWがシュート1を滑り落ちるとき、機内進入防止板18は、図2に示すようにワークWによって押され、蝶番26を介して機外側(図面右側)へと揺動することとなる。その機内進入防止板18は、ワークWが通過するまでは図示するようにワークWの上に乗り上げた状態が維持される。しかし、前述したようにワーク取り出し部14にまでワークWが送られると、ワークWを乗り越えた機内進入防止板18は、図3に示すような吊下げ状態へと戻ることとなる。このとき、発光装置31と受光装置32との間を通る検出光30がワークWによって遮断されるため、ワーク取り出し部14のワークWが確認される。そして、作業者は、取出しカバー16を開けることにより、ワークWの取り出しが可能になる。
一方、シュート1内にワークWが無い場合には、ワーク取り出し部14からワーク投入部13側へと手などが入れられることが考えられる。しかし、本実施形態では、機内への進入は機内進入防止板18によって妨げられることとなる。すなわち、機内へと手が入れられた場合には機内進入防止板18が押されることになるが、その機内進入防止板18は蝶番26を介して機内側(図面左側)へと揺動する。その際、シュート1の底面部11が同方向に高くなっているので、図4に示すように下端部分がすぐ底面部11に当たってしまい、それ以上の揺動が制限される。そのため、シュート1は、機内進入防止板18によって塞がれた状態になり、それ以上に機内側への進入が不可能となる。
よって、本実施形態によれば、シュート1に対して揺動可能な状態の機内進入防止板18を吊下げるようにして設けたため、ワーク投入部13からワーク取り出し部14へとワークWを送る通常使用とともに、ワーク取り出し部14から機内側への逆方向の進入防止が可能となっている。特に、機内進入防止板18は、その下端がシュート1の底面部11に当たるようにしているため、検出用切欠183の僅かな隙間を除きシュート1をほぼ塞ぐことができる。その機内進入防止板18は、下端部の折り曲げ部181によって、機外側へ通過するワークWに引っ掛かることなく、また、機内側へ揺動してシュート1を塞ぐ場合にも底面部11に引っ掛かってしまうことが回避できる。
更に、本実施形態では、機内進入防止板18を吊り下げる構成にしたため、大きいワークWの通過を妨げることがない。特に、機内進入防止板18は、ブラケット25によって機体前面部10の開口部10aよりも機内側に吊下げられている。そのため、その取り付け位置ではシュート1の傾斜した底面部11から蝶番26までの距離が短くなり、機内進入防止板18の長さも短くすることができる。このことにより、ワークWが大きいサイズになったとしても、ワーク取り出し部14に位置するワークWに対し、図2に示すように機内進入防止板18が乗り上げるような状態を回避できる。また、シュート1を塞いでしまう機内進入防止板18であっても、検出用切欠163によりフォトセンサによるワークWの検出が可能である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、複数の工作機械などを配置した生産ライン上でワークを排出する場合を例に挙げて説明したが、その他の機器に設置するシュートであってもよい。
1…シュート 10…機体前面部 11…底面部 10a…開口部 13…ワーク投入部 14…ワーク取り出し部 16…取出しカバー 18…機内進入防止板 25…ブラケット 26…蝶番 31…発光装置 32…受光装置 181…折り曲げ部 183…検出用切欠






Claims (3)

  1. 機体前面部の開口を貫き、機内から機外へと低くなるように傾斜した状態で取り付けられるシュート部材と、
    前記機体前面部に前記シュートの幅方向を軸線方向とする軸部材を介して揺動可能に吊下げられ、機内側への揺動が前記シュート部材の底面との接触により制限される機内進入防止板と、
    前記機内進入防止板を挟んで機内と機外とに発光装置と受光装置とが配置されたフォトセンサと、を有し、
    前記機内進入防止板は、検出光が通過する位置に検出用切欠が形成されたものである機内進入防止シュート構造。
  2. 前記機内進入防止板は、その下端部分に機外側へ向いた折り曲げ部が形成された請求項1に記載の機内進入防止シュート構造。
  3. 前記機体前面部から機内側へ離れた位置において前記機内進入防止板を吊下げるための離間ブラケットを有する請求項1又は請求項2に記載の機内進入防止シュート構造。
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