JPH08129674A

JPH08129674A - 自動販売機

Info

Publication number: JPH08129674A
Application number: JP26926694A
Authority: JP
Inventors: Yoshikazu Saito; 嘉一斎藤
Original assignee: Fuji Electric Co Ltd
Current assignee: Fuji Electric Co Ltd
Priority date: 1994-11-02
Filing date: 1994-11-02
Publication date: 1996-05-21

Abstract

(57)【要約】【目的】商品取出口，および販売操作部の構成配置を改
良することにより、在来機と同等，ないしそれ以上の商
品セレクション数，収容数を確保しつつ自動販売機全体
の薄型化が図れるよう構成した自動販売機を提供する。【構成】断熱筐体としてなる本体キャビネット１の庫内
に商品ラック４，商品ラックから搬出した商品を商品取
出口に導くシュータ５，庫内の冷却器６，加熱ヒータ７
などを配置してなる自動販売機において、断熱扉を兼ね
た前面扉１６にフラッパ付きの商品取出口１２を開口
し、かつ前面扉よりも内側の庫内底部に商品取出用ステ
ージ１７ａ，フラッパ１７ｂ，防盗フラッパ１７ｃ，補
助シュータ１７ｄからなる商品取出口組立体１７を構築
するとともに、コイン機構，商品選択釦，コントロール
ボックスなどの販売操作部品を、商品ラックの側方に画
成したキャビネット内の空きスペース１ａに対向して前
面扉に一括装備する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、主として道路沿いの店
頭に据付けて缶，瓶，ペーパーパック入り飲料などの商
品を販売する自動販売機の構成に関する。

【０００２】

【従来の技術】まず、本発明の実施対象となる頭記自動
販売機の従来における一般的な組立構造を図６（ａ),
（ｂ）に示す。図において、１は断熱筐体として作られ
た自動販売機の本体キャビネット、２はその前面外扉、
３は断熱内扉であり、キャビネット１の庫内には左右に
並べて複数基の商品ラック（例えばサーペンタイン式商
品ラック）４、商品ラック４から落下搬出した商品を後
記の商品取出口に導くシュータ５、庫内の冷却器（冷凍
機の蒸発器）６，加熱器（電熱ヒータ）７，庫内ファン
８などが組み込まれている。また、前面外扉２は箱体構
造の扉体としてなり、扉内の上部に電照室９を画成して
販売商品の商品見本１０，商品選択釦１１などを配備
し、扉の下部には商品取出口１２を備えているほか、扉
板の裏面側にコイン機構，紙幣識別機の通貨処理機器，
販売制御を行うコントロールボックスなどを装備してい
る。なお、前記の商品取出口１２は、商品ラックから払
出した商品を受け止める商品取出用ステージ１２ａ，外
部から手動で開ける商品取出フラッパ（食品衛生面で設
置が義務付けられている小扉）１２ｂ，および庫内への
手の差し入れを防ぐ防盗フラッパ１２ｃなどを備えて組
立て構成されている。さらに、断熱内扉３は庫内と外気
との間を熱遮へいするよう断熱材で作られた扉板であ
り、その下部の扉面には前記シュータ５と商品取出口１
２との間を連ねるように商品搬出口を開口してここに商
品通路を仕切るフラッパ１３を備えている。なお、１４
はキャビネット１の下部機械室内に設置した冷凍機のコ
ンデンシングユニットである。

【０００３】かかる自動販売機の商品販売動作は周知で
あり、客がコインを投入して所望の商品を選択すると、
商品ラック４の商品搬出機構４ａが動作して選択された
コラムから商品１５が下方に落下搬出し、搬出商品はシ
ュータ５の斜面を前方に転動して断熱内扉３に装備のフ
ラッパ１３を押し開き、前面外扉２に開口する商品取出
口１２のステージ１２ａの中に転がり出る。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところで、昨今では、
自動販売機の普及台数の増加に伴い、店頭などの道路沿
いに設置した自動販売機の道路はみ出しが大きな社会問
題となっており、自動販売機の設置に関しての規制が強
化されている。そのために、今後における自動販売機の
開発には、在来の自動販売機と同等な商品の収容数，セ
レクション数を確保しつつ、できる限り全体の奥行き寸
法を縮減して薄型に構成することがメーカーに課せられ
た大きな課題となっている。

【０００５】かかる観点から図６に示した従来構成の自
動販売機を検討するに、断熱内扉３を含めた本体キャビ
ネット１の奥行き寸法をＡ，前面外扉２の厚さ寸法をＢ
として、自動販売機全体の奥行き寸法ＣはＣ＝Ａ＋Ｂと
なる。ここで、前面扉２には電照室９，商品取出口１２
の他に扉内部にはコイン機構，紙幣識別機の通貨処理機
器，コントロールボックスなどの販売操作部品を装備し
ているために、扉の厚さ寸法Ｂを最小源必要な寸法以下
に縮減することは殆ど不可能である。そこで、自動販売
機全体の奥行き寸法Ｃを道路はみ出しの規制寸法以内に
抑えるには、キャビネット１の奥行き寸法Ａを縮減する
ことになるわけであるが、そのために例えばサーペンタ
イン式商品ラックの場合に前後列に並ぶコラム数を削減
（例えば４重サーペンタインラックを３重サーペンタイ
ンラックに代える）するなどの対応措置が必要となる。
しかしながら、自動販売機の横幅寸法，したがって左右
に並ぶ商品ラックの数をそのままに、商品ラックの前後
に並ぶコラム数を削減すれは、当然のことながら商品の
セレクション数，収納数が減少してしまう。

【０００６】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
であり、商品取出口，および販売操作部の構成配置を改
良することにより、前記課題を解決して在来機と同等，
ないそれ以上の商品セレクション数，収容数を確保しつ
つ、自動販売機全体の薄型化が図れるよう構成した自動
販売機を提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の自動販売機は次記のように構成するものと
する。（１）断熱筐体としてなる前面扉付き本体キャビネット
の庫内に商品ラック，商品ラックから搬出した商品を商
品取出口に導くシュータ，庫内冷却ないし加熱装置を備
えたものにおいて、前記前面扉にフラッパ付きの商品取
出口を設け、かつ前面扉よりも内側の庫内底部に商品取
出用ステージを含む商品取出口組立体を配置するととも
に、コイン機構，商品選択釦，コントロールボックスな
どの販売操作部品を、商品ラックの側方に画成したキャ
ビネット内の空きスペースに対向して前面扉に一括装備
した構成とする。

【０００８】（２）断熱筐体としてなる前面扉付き本体
キャビネットの庫内に商品ラック，商品ラックから搬出
した商品を商品取出口に導くシュータ，庫内冷却ないし
加熱装置を備えたものにおいて、前記前面扉にフラッパ
付きの商品取出口を設け、かつ前面扉よりも内側の庫内
底部に商品取出用ステージを含む商品取出口組立体を配
置するとともに、コイン機構，商品選択釦，コントロー
ルボックスなどの販売操作部品を、前記キャビネットと
分離独立した操作ユニットのキャビネットに組み込んで
構成する。

【０００９】ここで、前記操作ユニットおいては、キャ
ビネット前面に空き缶投入口を開口するとともに、該空
き缶投入口に連ねてキャビネット内に空き缶クラッシ
ャ，空き缶回収箱を装備して構成することができる。（３）断熱筐体としてなる前面扉付き本体キャビネット
の庫内に商品ラック，商品ラックから搬出した商品を商
品取出口に導くシュータ，庫内冷却ないし加熱装置を備
えたものにおいて、前記前面扉にフラッパ付きの商品取
出口を設け、かつ前面扉よりも内側の庫内底部に商品取
出用ステージを含む商品取出口組立体を配置するととも
に、コイン機構，商品選択釦，コントロールボックスな
どの販売操作部品を、独立した操作パネルに組込んで前
記前面扉の前面に装着した構成とする。

【００１０】（４）そして、前項（１）ないし（３）の
構成における商品取出口組立体を、商品搬出シュータに
連繋させた商品取出ステージと、該ステージとシュータ
との間の商品搬出通路を塞ぐ開閉フラッパと、その前面
側に設けた防盗フラッパと、商品ラックの最前列コラム
から搬出した商品をシュータへ導く補助シュータとの組
立体より構成するものとする。

【００１１】

【作用】前記構成において、販売指令に基づいて商品ラ
ックから払出した商品はシュータを経て庫内側の底部に
設けた商品取出口組立体のステージの中に転がり落ちて
受け止められる。そして前面扉に開口する商品取出口の
フラッパを手で開き、商品取出口より手を庫内に差し入
れることで、前記ステージから販売された商品を自由に
取り出すことができる。なお、商品取出口の中に手を入
れると防盗フラッパが後方に揺動して庫内の商品通路を
塞ぐ開閉フラッパを閉位置に拘束するので、それより奥
の庫内に手を入れことができない。

【００１２】ここで、断熱扉兼用の前面扉に客が直接ア
クセスする商品取出口を開口し、かつ商品取出口組立体
を前面扉よりも内側の庫内に構築したことにより、従来
の自動販売機に装備した商品取出口付きの前面外扉（図
６参照）の厚さ寸法分だけ自動販売機全体の奥行き寸法
が縮小する。つまり、自動販売機の横幅寸法を一定と
し、かつ奥行き寸法を道路はみ出し防止から定めた規制
寸法に抑えた条件で比較すると、従来機と比べて前面外
扉を省略した分だけ商品ラックを収容した本体キャビネ
ットの奥行き寸法の拡大が可能となり、これに合わせて
商品ラックのコラム数を増やして販売商品のセレクショ
ン数，および商品収容本数の増加が可能となる。

【００１３】そして、前項（１）の構成では、前面扉に
装備した販売操作部品の背後側に生じるキャビネット庫
内の残余スペースを商品ラックに収納し切れない商品の
ストッカなどとして有効に活用することができる。ま
た、前項（２),（３）の構成によれば、本体キャビネッ
トに商品ラック，商品取出口組立体，庫内冷却，加熱装
置などを組み込んでなる販売ユニットを標準化して構成
しておき、自動販売機のロケーション先の規制条件に応
じて販売ユニットに（２）項の操作ユニット，あるいは
（３）項の操作パネルを組合わせて商品の販売制御が行
える。しかも、（２）項の独立した操作ユニットを採用
することで、例えば同じロケーション先に並置して据付
けた複数台の販売ユニットを１台の操作ユニットで統括
して販売制御することが可能となるほか、この操作ユニ
ットのキャビネット内残余スペースを利用してここに空
き缶クラッシャを組み込むことで、空き缶回収機として
の機能を持たせることができる。

【００１４】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、各実施例で図６に対応する同一部材には同
じ符号が付してある。実施例１：図１（ａ）〜（ｃ）は本発明の請求項１，５
に対応した実施例の構成を示すものである。この実施例
においては、断熱筐体として庫内に商品ラック４，冷却
器６，ヒータ７，ファン８などを組み込んだ本体キャビ
ネット１の前面には、断熱扉を兼ねた前面扉１６（図６
における断熱内扉３に対応するもので、断熱扉板と販売
商品の広告などを表示する化粧前面パネルとを合体して
作られたもの）を備えており、この前面扉１６に客が直
接アクセスして販売された商品を取り出すために手動開
放式のフラッパ１２ｂが付属する商品取出口１２が開口
している。そして、この商品取出口１２と対応させて前
面扉１６よりも内側の庫内底部（商品ラック４の下方
で、シュータ５の前方位置）には商品取出口組立体１７
が構築されている。この商品取出口組立体１７の構造
は、商品ラック４から払出した販売商品１６を受け止め
る商品取出用ステージ１７ａと、該ステージ１７ａとシ
ュータ５との間の商品通路を塞ぐ開閉フラッパ１７ｂ
と、その前方に配した防盗フラッパ１７ｃと、および商
品ラック４の最前列に並ぶコラムから落下搬出した商品
を後方のシュータ５へ導く補助シュータ１７ｄとの組立
体としてなる。

【００１５】一方、本体キャビネット１には、図１
（ｃ）で示すように商品ラック４と並べて庫内の右端に
空きスペース１ａが画成されており、この空きスペース
１ａと向かい合わせて前面扉１６の右端には扉板の前面
に配列する商品選択釦１１を含めてコイン機構，紙幣識
別機の通貨処理機器，および販売制御用のコントロール
ボックスなどを含む各種の販売操作部品が扉板の裏面側
に一括して装備されている。そして、商品選択釦１１の
操作パネルには個々の選択釦と販売商品の写真，銘柄カ
ードなどを１対１に対応させて表示している。また、別
な表示方法として、販売商品を前面扉１６の空きスペー
ス（図示実施例の左側面域）を利用して大形のパネルに
写真などで表示し、このパネル上に表記した数字などの
符号で販売商品と商品選択釦１１とを対応させることも
できる。なお、この販売制御部は、キャビネット庫内に
おける商品ラック４の配列を変更して左端，あるいは中
央に配置することも可能である。

【００１６】図２（ａ),（ｂ）は、自動販売機の実製品
の外形寸法を基準にして図１の構成と図６の従来構成と
を対比して表した商品ラック（３５０ｍｌ缶用のサーペ
ンタインラック）の配列図である。ここで、自動販売機
全体の横幅寸法Ｗ，および奥行き寸法Ｃを規定寸法に抑
えると、（ｂ）図の場合には、商品ラック４として３重
サーペンタインラック（前後に３列のコラムが並んでい
る）が左右６列に並び、そのセレクション数の合計は３
×６＝１８、商品ラック内に収容可能な商品の総数は３
５０ｍｌ缶に換算して試算すると各コラム合計で３３６
本となる。これに対して（ａ）図の構成では、（ｂ）図
の構成と比べて前面外扉３を省略した分だけ本体キャビ
ネット１の奥行き寸法Ａ1 が拡大 (Ａ1 ＞Ａ）するの
で、庫内の右端に空きスペース１ａを確保したとして
も、庫内には４重サーペンタインラックを左右５列に並
べて配備することができ、これによりセレクション数は
４×５＝２０に増加し、かつ３５０ｍｌ缶に換算した商
品の収容数は２０コラム分の合計で３５５本となる。つ
まり、自動販売機全体の外形寸法を道路はみ出し防止か
ら規制される奥行き寸法内に抑えた条件で、従来と比べ
て商品のセレクション数，収容本数を増加することがで
きる。

【００１７】なお、本体キャビネット１の右端に画成し
た空きスペース１ａで、販売制御部分の後方に残る奥行
き方向の残余スペースは、商品ラック４に入り切れない
商品を一時的にストックするスペースなどとして有効活
用が図れる。また、図示実施例では商品取出口組立体１
７を前面扉１６と切り離して本体キャビネット１の庫内
に構築しているが、この商品取出口組立体１７を前面扉
１６の商品取出口１２に連ねて扉板の裏面側に取付けた
構成で実施することも可能である。

【００１８】実施例２：図３，および図４（ａ),（ｂ）
は本発明の請求項２，３に対応する実施例を示すもので
ある。この実施例においては、実施例１と同様に断熱扉
を兼ねた前面扉１６に商品取出口１２を開口し、かつ本
体キャビネット１の庫内には商品ラック４とともにその
庫内底部に商品取出口組立体１７を構築して全体の奥行
き寸法を道路はみ出し規制の寸法以内に抑えた薄型構造
の販売ユニット１８を構成している。一方、商品選択釦
１１，コイン機構，紙幣識別機，コントロールボックス
などの販売制御部品は、前記の販売ユニット１８と分離
独立して構成した操作ユニット１９のキャビネット（キ
ャビネットの高さ，奥行き寸法を販売ユニット１８に揃
えある）に装備し、この操作ユニット１９を販売ユニッ
ト１８に隣接配備した上で、両ユニットの間に信号線を
配線して商品の販売制御を行うようにしている。なお、
自動販売機のロケーション先で同一場所に複数台の販売
ユニット１８を併設する場合には、各販売ユニット１８
の販売制御を１台の操作ユニット１９で統括的に行わせ
ることも可能である。

【００１９】また、この実施例では、図４で示すように
操作ユニット１９のキャビネット内部の残余スペースを
利用して空き缶クラッシャ（空き缶を偏平に押し潰して
減容させるプレス機構）２０，および空き缶回収箱２１
を組み込み、かつキャビネットの前面には空き缶クラッ
シャ２０に通じる空き缶投入口２２が開口している。こ
の構成により、操作ユニット１９は、販売ユニット１８
での商品販売制御とともに、空き缶回収を行うことがで
きる。なお、図４（ａ),（ｂ）において、２３はコイン
投入口、２４は紙幣投入口、２５は釣銭返却口、２６は
コイン機構，２７は紙幣識別機、２８はコントロールボ
ックスである。

【００２０】実施例３：図５は本発明の請求項４に対応
する実施例を示すものである。この実施例は、先記の実
施例２で述べたと同様な構成になる標準仕様の販売ユニ
ット１８をロケーション先に据付ける際に、道路はみ出
しのおそれがない場合に適用するものであり、販売ユニ
ット１８の前面扉１６に対し、その扉面の前面にオプシ
ョン部品として用意された操作パネル２９を装着して販
売ユニット１８の商品販売制御を行う。そして、操作パ
ネル２９には図６に示した従来の前面外扉と同様に電照
室９を画成して商品見本展示台１０，商品選択釦１１を
配備するほか、さらにコイン機構，紙幣選別機，および
コントロールボックスなどを含む販売制御部品を組み込
んで構成する。

【００２１】

【発明の効果】以上述べたように、本発明の構成によれ
ば、電照室を含む販売操作部を装備の前面外扉，および
断熱内扉との内外二重扉を備えた従来のキャビネット構
造と比べて、前面外扉を省略した分だけ自動販売機全体
の奥行き寸法の縮減が可能となり、ロケーション先での
道路はみ出しを防ぐために自動販売機全体の奥行き寸法
を規制した条件では、逆に従来構成と比べて商品ラック
を収容する本体キャビネットの奥行き寸法，つまり庫内
スペースを拡大して商品ラックのセレクション数，商品
収容数を増加することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例１に対応する自動販売機の構成
図であり、（ａ）は機内構造を示す縦断側面図、（ｂ）
は前面扉を閉じた状態での正面斜視図、（ｃ）は前面扉
を開放した状態の正面斜視図

【図２】実施例１と従来機とを対比して表したそれぞれ
のキャビネット内に組み込んだ商品ラックの配列図であ
る

【図３】本発明の実施例２に対応する自動販売機の正面
斜視図

【図４】図３における操作ユニットの構成図で、（ａ）
は正面図、（ｂ）は側面図

【図５】本発明の実施例３に対応する自動販売機の構成
を表す正面斜視図

【図６】従来の自動販売機の構成図であり、（ａ）は機
内構造を示す縦断側面図、（ｂ）は正面斜視図

【符号の説明】

１本体キャビネット４商品ラック５シュータ６冷却器７ヒータ９電照室１０商品見本１１商品選択釦１２商品取出口１２ｂフラッパ１５商品１６前面扉１７商品取出口組立体１７ａ商品取出用ステージ１７ｂ開閉フラッパ１７ｃ防盗フラッパ１７ｄ補助シュータ１８販売ユニット１９操作ユニット２０空き缶クラッシャ２１空き缶回収箱２２空き缶投入口２６コイン機構２７紙幣識別機２８コントロールボックス２９操作パネル

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】断熱筐体としてなる前面扉付き本体キャビ
ネットの庫内に商品ラック，商品ラックから搬出した商
品を商品取出口に導くシュータ，庫内冷却ないし加熱装
置を備えた自動販売機において、前記前面扉にフラッパ
付きの商品取出口を設け、かつ前面扉よりも内側の庫内
底部に商品取出用ステージを含む商品取出口組立体を配
置するとともに、コイン機構，商品選択釦，コントロー
ルボックスなどの販売操作部品を、商品ラックの側方に
画成したキャビネット内の空きスペースに対向して前面
扉に一括装備したことを特徴とする自動販売機。
【請求項２】断熱筐体としてなる前面扉付き本体キャビ
ネットの庫内に商品ラック，商品ラックから搬出した商
品を商品取出口に導くシュータ，庫内冷却ないし加熱装
置を備えた自動販売機において、前記前面扉にフラッパ
付きの商品取出口を設け、かつ前面扉よりも内側の庫内
底部に商品取出用ステージを含む商品取出口組立体を配
置するとともに、コイン機構，商品選択釦，コントロー
ルボックスなどの販売操作部品を、前記キャビネットと
分離独立した操作ユニットのキャビネットに組み込んで
構成したことを特徴とする自動販売機。
【請求項３】請求項２記載の自動販売機において、操作
ユニットのキャビネット前面に空き缶投入口を開口する
とともに、該空き缶投入口に連ねてキャビネット内に空
き缶クラッシャ，空き缶回収箱を装備したことを特徴と
する自動販売機。
【請求項４】断熱筐体としてなる前面扉付き本体キャビ
ネットの庫内に商品ラック，商品ラックから搬出した商
品を商品取出口に導くシュータ，庫内冷却ないし加熱装
置を備えた自動販売機において、前記前面扉にフラッパ
付きの商品取出口を設け、かつ前面扉よりも内側の庫内
底部に商品取出用ステージを含む商品取出口組立体を配
置するとともに、コイン機構，商品選択釦，コントロー
ルボックスなどの販売操作部品を、独立した操作パネル
に組み込んで前記前面扉の前面に装着したことを特徴と
する自動販売機。
【請求項５】請求項１，２，および４いずれかに記載の
自動販売機において、商品取出口組立体が、シュータに
連繋させた商品取出用ステージと、該ステージとシュー
タとの間の商品搬出通路を塞ぐ開閉フラッパと、その前
面側に設けた防盗フラッパと、商品ラックの最前列コラ
ムから搬出した商品をシュータへ導く補助シュータとの
組立体よりなることを特徴とする自動販売機。