JPH0541605U - 旋盤のワーク排出装置 - Google Patents

旋盤のワーク排出装置

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JPH0541605U
JPH0541605U JP10098791U JP10098791U JPH0541605U JP H0541605 U JPH0541605 U JP H0541605U JP 10098791 U JP10098791 U JP 10098791U JP 10098791 U JP10098791 U JP 10098791U JP H0541605 U JPH0541605 U JP H0541605U
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JP
Japan
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work
turret
work discharge
discharge conveyor
spindle
Prior art date
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Pending
Application number
JP10098791U
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English (en)
Inventor
恭司 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0541605U publication Critical patent/JPH0541605U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークに付着している切削油や切粉で機内を
汚すことなく、ワークの排出が行えるようにする。 【構成】 主軸1とタレット2とを横並びに設置した旋
盤において、ワーク排出コンベヤ12を主軸1の先端下
方からタレット2側に延びて設ける。ワーク排出コンベ
ヤ12の上面はカバー14で覆い、このカバー14に、
主軸1の先端下方に位置する開閉蓋15を設ける。開閉
蓋15は、開き状態でワークWをワーク排出コンベヤ1
2へ案内するシュートを兼用するものとする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、タレット旋盤において、加工済みワークを機外に排出する旋盤の ワーク排出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、主軸とタレットとを横並びに設置したタレット旋盤において、主軸に保 持されている加工済みワークを機外へ排出する装置として、機体の後方へ排出す る経路を配置したものや、主軸からタレットと反対側へ排出する経路をとるもの などが一般に採用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、ワーク排出経路を主軸から機体の後方へ延びて設けた場合、主軸やタ レットの駆動装置の配置箇所を通過することになる。そのため、加工済みワーク に付着している切削油や切粉が搬送途中で落ちることにより、前記駆動装置等を 汚すという問題点がある。
【0004】 ワーク排出経路を主軸からタレットと反対側へとるものでは、前記の駆動装置 を汚す問題はないが、主軸のタレットと反対側位置には、ワーク長やワーク径等 を計測する機内計測機が設けられることが多く、これらの機内計測機がワーク排 出に伴って切削油や切粉で汚されることがある。
【0005】 この考案の目的は、切削油や切粉で機内を汚す支障のない旋盤のワーク排出装 置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案のワーク排出装置は、主軸とタレットとを横並びに設置した旋盤にお いて、ワーク排出コンベヤを主軸の先端下方からタレット側に延びて設けたもの である。ワーク排出コンベヤの上面はカバーで覆い、このカバーに、主軸の先端 下方に位置する開閉蓋を設ける。
【0007】
【作用】
この構成によると、主軸に保持されている加工済みワークは、そのまま落下さ せることなどにより、開閉蓋からカバー内に入り、ワーク排出コンベヤで機外に 排出される。加工済みワークには、加工に伴って切削油や切粉が付着しており、 これらが搬送途中で落ちることがあるが、ワーク排出コンベヤは主軸からタレッ ト側に延びていて、切削エリアを通過するため、落下した切削油や切粉で周囲を 汚すことが問題とならない。
【0008】
【実施例】
この考案の一実施例を図1および図2に基づいて説明する。この旋盤は、主軸 1とタレット2とを横並びに設置したタレット旋盤であり、機体カバー3で全体 を覆うと共に、機体カバー3内を内部カバー4で前後に仕切ってある。内部カバ ー4の前方空間は、主軸1の先端およびタレット2の突出した切削エリア5(図 2)となり、後方の空間は機構部エリア6となる。
【0009】 主軸1はベッド7に設けた主軸台8に設置してあり、タレット2はベット7の レール9上を左右(X軸方向)移動するタレットスライド10に前後(Z軸方向 )移動および割出回転可能に搭載されている。タレット2は、正面形状が多角形 のドラム状のものであり、各周面部分に工具11が装着されている。内部カバー 4の前面には、主軸1のタレット2と反対側に隣接する位置において、主軸1に 保持されているワークWの計測を行う機内計測機17が設けてある。
【0010】 このような概略構成のタレット旋盤において、ワーク排出コンベヤ12が、主 軸1の先端下方からタレット2側に延びて設けられ、その終端は、機外で上昇傾 斜して、バケット13に臨んでいる。ワーク排出コンベヤ12は、全長に沿って カバー14で覆われ、主軸1の先端下方にワーク受入れ口14aが設けられてい る。ワーク受入れ口14aには、シュート兼用の開閉蓋15が水平な支軸15a 回りに開閉回動自在に設けられ、開閉蓋15は同図に実線で示すように開き状態 において、ワーク排出コンベヤ12側へ下降傾斜する。なお、開閉蓋15には、 流体圧シリンダ等の開閉駆動装置(図示せず)が設けてある。
【0011】 ワーク排出コンベヤ12の前下方には、切粉を機外に排出するチップコンベヤ 16が、ワーク排出コンベヤ12と略平行に設置されている。ワーク排出コンベ ヤ12のカバー14は、図2に横断面を示すように、内部カバー4からチップコ ンベヤ16側へ下降傾斜したホッパ状に形成されている。
【0012】 この構成によると、主軸1に保持されてタレット2の工具11で加工されたワ ークWは、開閉蓋15を図1に実線で示すように開いた状態で主軸1から落下さ せることにより、開閉蓋15上に落ちてワーク排出コンベヤ12に載せられる。 この載せられたワークWは、ワーク排出コンベヤ12上を搬送されて、バケット 13に集められる。開閉蓋15は、ワークWの受入れが終わると、同図に鎖線で 示すように閉じられる。
【0013】 ワーク排出コンベヤ12で排出されるワークWは、加工中に切削油や切粉が付 着していて、搬送途中でそれらが落下することがあるが、ワーク排出コンベヤ1 2は切削エリア5を通過しているため、落下した切削油や切粉で機内を汚すとい う問題がない。すなわち、切削エリア5は、切削加工が行われる空間であり、多 量に切削油が使用され、切粉も多量に発生する箇所であるため、これらの処理手 段が施されている。そのため、排出途中のワークWからの切削油等の落下は問題 とならない。
【0014】 また、ワーク排出コンベヤ12はカバー14で覆い、そのワーク受入れ口14 aには開閉蓋15を設けたため、排出途中のワークWが別のワークWの切削に伴 う切削油や切粉で汚れることが防止される。しかも、この実施例では開閉蓋15 が開いた状態でシュートを兼用するため、ワーク排出コンベヤ12への案内用に 別のシュートを設ける必要がなく、構成が簡単である。
【0015】
【考案の効果】
この考案の旋盤のワーク排出装置は、ワーク排出コンベヤを主軸の先端下方か らタレット側に延びて設けたため、排出ワークが切削エリアを通過することにな り、そのため排出途中でワークから切削油や切粉が落ちても機内を汚す支障がな い。また、ワーク排出コンベヤはカバーで覆い、そのワーク受入れ口には開閉蓋 を設けたため、排出途中のワークが別のワークの切削に伴う切削油や切粉で汚れ ることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の破断正面図である。
【図2】その破断側面図である。
【符号の説明】
1…主軸、2…タレット、3…機体カバー、4…内部カ
バー、5…切削エリア、12…ワーク排出コンベヤ、1
4…カバー、14a…ワーク受入れ口、15…開閉蓋、
16…チップコンベヤ、W…ワーク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸とタレットとを横並びに設置した旋
    盤において、ワーク排出コンベヤを、主軸の先端下方か
    らタレット側に延びて設け、前記ワーク排出コンベヤの
    上面を覆うカバーを設け、このカバーに、前記主軸の先
    端下方に位置する開閉蓋を設けた旋盤のワーク排出装
    置。
JP10098791U 1991-11-11 1991-11-11 旋盤のワーク排出装置 Pending JPH0541605U (ja)

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JP10098791U JPH0541605U (ja) 1991-11-11 1991-11-11 旋盤のワーク排出装置

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JPH0541605U true JPH0541605U (ja) 1993-06-08

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ID=14288676

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