JPH0543280U - 自動販売機の商品取出口 - Google Patents
自動販売機の商品取出口Info
- Publication number
- JPH0543280U JPH0543280U JP9242391U JP9242391U JPH0543280U JP H0543280 U JPH0543280 U JP H0543280U JP 9242391 U JP9242391 U JP 9242391U JP 9242391 U JP9242391 U JP 9242391U JP H0543280 U JPH0543280 U JP H0543280U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flap
- shaft
- holding piece
- frame body
- vending machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は自動販売機の商品取出口において、
枠体とフラップの取付構造に関するもので部品交換時に
工具等を必要とせず、また外した部品を紛失する恐れの
ない、商品取出口構造を提供することを目的としたもの
である。 【構成】 上部両端に中空状保持片23,23′と凹部
22、突出部27を有する枠体8と、軸25,25′と
切り込み26,26′を有するフラップ24で構成す
る。
枠体とフラップの取付構造に関するもので部品交換時に
工具等を必要とせず、また外した部品を紛失する恐れの
ない、商品取出口構造を提供することを目的としたもの
である。 【構成】 上部両端に中空状保持片23,23′と凹部
22、突出部27を有する枠体8と、軸25,25′と
切り込み26,26′を有するフラップ24で構成す
る。
Description
【0001】
本考案は自動販売機の商品が出てくる取出口に取付けるフラップの取付け構造 に関するものである。
【0002】
従来の構造を図5から図8を参考に説明する。
【0003】 図において、1は自動販売機の本体でヒンジ2,2′により前面に取付けてい る。また、本体1と扉3との間には補助扉4がヒンジ5,5′にて取付けられて いる。この補助扉4は金属板7にて囲まれた内部に断熱材6を充填している。そ して、この補助扉4の下部には商品取出口を形成する方形状にした枠体8が取付 けられている。この枠体8の横面には穴9があけてあり、穴9よりピン10を挿 入して合成樹脂からなるフラップ11の上端を貫通して配置し、ピン10の両端 を枠体8の上部左右端に形成した円弧状の保持片12,12′に支持している。 また、穴9の横に設けられた溝9′にはピン10の抜け防止にビス10′が設け られている。
【0004】 また、扉3には補助扉4の枠体8と対向して上面に開口を有した商品受け13 が取付けられ、かつ、商品取出口14をフラップ15の上端を回動自在に軸支し て取付けている。尚、この商品取出口14とフラップ15の取付けは枠体8とフ ラップ11の取付関係を適用している。
【0005】 16は前記フラップ15とフラップ11との間に取付けられ補助扉3のフラッ プ11の開放角度を規制する盗難防止板で回動するよう上端を軸支している。ま た、本体内には販売する商品が収容されており、シュート17により商品取出口 へ商品が導かれるものである。
【0006】
しかしながら上記のような構成では、フラップ11が合成樹脂からなっている ため割れた場合、フラップ11を交換するのにビス10′をドライバーではずし 、ピン10を工具を使って保持片12より外れる位置まで移動させて抜き取らね ばならなかった。従って、工具がなければ交換をスムーズに行なうことができな かった。また、外したビスを紛失することによる機能不良を発生する恐れがあっ た。
【0007】 本考案は上記問題点に鑑み、工具を使用しなくともフラップの交換ができる自 動販売機の商品取出口を提供するものである。
【0008】
本考案は上記問題点を解決するために方形状に形成された枠体フラップを取付 けるにあたり、フラップの上辺に横方向に延びて形成した長さの異なる軸を設け 、枠体の上部両端に前記フラップの軸を支持する中空状保持片を形成して、前記 長い側の軸を保持する保持片の外方に凹部を構成するとともに、この凹部内に前 記フラップの軸の断面積の一部と軸心から見て重なり合うように形成した枠体突 出部を設け、前記フラップの上側に前記軸が位置するようにフラップと軸との間 に切り込みを形成し、かつ、保持片にひれを形成してなるものである。
【0009】
本考案は上記した構成によりフラップを回動させ凹部側へフラップを移動させ ることによりフラップの軸は枠体突出部により強制的に軸心がずれ、こぜり合う 状態でフラップの切り込みが保持片に当たるまで移動でき、この状態において短 い側の軸が保持片から外れる。また、通常の状態においてひれと軸が当接するも のである。
【0010】
以下本考案の一実施例を図1から図4を参考に説明する。尚、従来と同一構成 については同一番号を付してその詳細な説明を省略する。
【0011】 21は合成樹脂より方形状に形成された枠体で上部側面に深さaの凹部22を 有する。また、枠体21の上部に中空状の一対の保持片23,23′を一体に形 成している。また、24は合成樹脂から方形状に形成してなるフラップで、上端 に一対の長さの異なる軸25,25′を一体に形成している。この軸25,25 ′とフラップ24との間には切り込み26,27を形成しており、長い軸25側 においては、保持片23の長さ1よりもb寸法深く形成している。また、反対側 の軸25′は保持片23′の長さ1よりも短いc寸法にしている。そして、フラ ップ24と枠体21との側面の隙間をdとして、b≧a≧c>dといった関係を 満足させるものである。前記凹部22内部の上部には、枠体21の天面より突出 した突出部27が前記フラップ24の軸25の断面積の一部と軸心から見てe寸 法の重なり代を設けている。
【0012】 28は前記保持片23′より他方の保持片23側へ一体に延出形成されたひれ である。
【0013】 以上のような構成により、フラップ24が破損した場合には、フラップ24を 90度開成し図1中左側へフラップ24を移動することによりフラップ24の軸 25は凹部22内部の設けた枠体21の突出部27により強制的に軸心がずれ、 こぜり合う状態で移動し反対側の軸25′が保持片23′より外れる。このこと によりフラップ24を取り外すことができる。
【0014】 また、フラップ24を取付ける場合には、長い軸25を保持片23に挿入して 外す時の動作と同じようにフラップ24の軸25と突出部27がこぜり合う状態 で移動させ凹部22に軸25の一部を食い込ませ、この状態で短い側の軸25′ を保持片23′の中空部と一致させたのちに、図1中右側へフラップ24を移動 させることにより両軸25,25′が保持片23,23′に支持されることにな る。したがって工具がなくともフラップ24の交換が行なえるものである。
【0015】 また、軸25′とひれ28とが当接することにより図3中P方向に力が加わっ てもフラップ24の上端と枠体21との当接面積が増すので、フラップ24がソ リ、軸25,25′が保持片23,23′から外れるのを防止できる。
【0016】
上記実施例より明らかなように本考案は、方形状に形成された枠体と、枠体内 に取付けられたフラップと、前記フラップの上辺に横方向に延びて形成した長さ の異なる軸と、枠体の上部両端に形成され前記フラップの軸を支持する中空状保 持片と、前記長い側の軸を保持する保持片の外方に形成した凹部と凹部内上部の 枠体天面より突出した突出部により構成し、前記フラップの上側に前記軸が位置 するようにフラップと軸との間に切り込みを形成し、かつ、保持片にひれを形成 してなるもので、軸の長さが異なることにより保持片を軸が移動することにより 工具等を必要とせず容易に着脱を可能としたものであり、また従来の抜け防止ビ ス等の部品を紛失することもなくなるものである。
【図1】本考案の一実施例における自動販売機の商品取
出口の正面図
出口の正面図
【図2】図1のA−A線における断面図
【図3】図1のB−B線における断面図
【図4】本考案の一実施例における自動販売機の商品取
出口の中央断面図
出口の中央断面図
【図5】従来の自動販売機の斜視図
【図6】図5の商品取出口の正面図
【図7】図6のC−C線における断面図
【図8】図6の断面部分図
21 枠体 22 凹部 23,23′ 保持片 24 フラップ 25,25′ 軸 26,26′ 切り込み 27 突出部
Claims (1)
- 【請求項1】 方形状に形成された枠体と、枠体内に取
付けられたフラップと、前記フラップの上辺に横方向に
延びて形成した長さの異なる軸と、枠体の上部両端に形
成され前記フラップの軸を支持する中空状保持片と、前
記長い側の軸を保持する保持片の外方に形成した凹部
と、前記凹部内に設けた枠体突出部とより構成し、前記
フラップの上側に前記軸が位置するようにフラップと軸
との間に切り込みを形成し、かつ、保持片にひれを形成
してなる自動販売機の商品取出口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9242391U JPH0543280U (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 自動販売機の商品取出口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9242391U JPH0543280U (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 自動販売機の商品取出口 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0543280U true JPH0543280U (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=14054019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9242391U Pending JPH0543280U (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 自動販売機の商品取出口 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0543280U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011141760A (ja) * | 2010-01-07 | 2011-07-21 | Sanden Corp | 自動販売機 |
JP2019181652A (ja) * | 2018-04-17 | 2019-10-24 | 株式会社Fuji | 機内進入防止シュート構造 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61194167A (ja) * | 1985-02-25 | 1986-08-28 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 被覆耐食材料及びその製造方法 |
JPS62121839A (ja) * | 1985-11-22 | 1987-06-03 | Toyota Motor Corp | 車両のスリツプ制御装置 |
-
1991
- 1991-11-12 JP JP9242391U patent/JPH0543280U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61194167A (ja) * | 1985-02-25 | 1986-08-28 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 被覆耐食材料及びその製造方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011141760A (ja) * | 2010-01-07 | 2011-07-21 | Sanden Corp | 自動販売機 |
JP2019181652A (ja) * | 2018-04-17 | 2019-10-24 | 株式会社Fuji | 機内進入防止シュート構造 |
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