JP2963061B2 - 軸ピン取付構造 - Google Patents
軸ピン取付構造Info
- Publication number
- JP2963061B2 JP2963061B2 JP27296896A JP27296896A JP2963061B2 JP 2963061 B2 JP2963061 B2 JP 2963061B2 JP 27296896 A JP27296896 A JP 27296896A JP 27296896 A JP27296896 A JP 27296896A JP 2963061 B2 JP2963061 B2 JP 2963061B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- shaft pin
- bearing
- recesses
- plate portions
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】 本発明は各種機器のケース
の内奥部に軸ピンを固定支持する軸ピン取付構造に関す
るものである。
の内奥部に軸ピンを固定支持する軸ピン取付構造に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】 各種機器のケースに所要のレバー部材
を軸ピンで回転可能に取り付けるには、ケースに軸受板
部を立ち上げ、該軸受板部に設けた円形軸受孔に軸ピン
を嵌め入れ、軸ピンの端部に設けた環状溝部にＥ形止め
輪を嵌め入れている。
を軸ピンで回転可能に取り付けるには、ケースに軸受板
部を立ち上げ、該軸受板部に設けた円形軸受孔に軸ピン
を嵌め入れ、軸ピンの端部に設けた環状溝部にＥ形止め
輪を嵌め入れている。
【０００３】このような軸ピン取付構造は、軸受板部の
軸受孔への軸ピンの嵌め入れ作業と、軸ピンの環状溝部
への止め輪の嵌め入れ作業のために必要十分な余裕空間
がケース内部に確保されていれば何ら問題はない。しか
しながら、軸ピンの取付位置がケースの底面壁部に近接
した狭くて奥深い箇所である場合には、作業空間的に適
用が非常に困難か不可能である。
軸受孔への軸ピンの嵌め入れ作業と、軸ピンの環状溝部
への止め輪の嵌め入れ作業のために必要十分な余裕空間
がケース内部に確保されていれば何ら問題はない。しか
しながら、軸ピンの取付位置がケースの底面壁部に近接
した狭くて奥深い箇所である場合には、作業空間的に適
用が非常に困難か不可能である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、ケースの内奥部においても軸ピンの取付が作業
能率良く的確に行える軸ピン取付構造を提供することで
ある。
目的は、ケースの内奥部においても軸ピンの取付が作業
能率良く的確に行える軸ピン取付構造を提供することで
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明の軸ピン取付構造で
は、ケース１の底面壁部２の内面に左右一対の軸受板部
３，４を立ち上げ、軸受板部３，４の先端部に軸ピン５
が嵌め入れられる軸受凹部６，７を正面側に開口させて
設け、底面壁部２の内面に軸受板部３，４の外側に隣接
して制止凹部８，９を設け、断面コ字形の軸押え板１０
の左右翼板部１１，１２の先端部１１ａ，１２ａを前記
制止凹部８，９に嵌め入れ、左右翼板部１１，１２の側
方に張り出したアーム板部１３，１４に軸押え凹部１
５，１６を背面側に開口させて設け、軸ピン５の左右端
部の環状溝部１７，１８に軸押え凹部１５，１６を嵌め
入れ、ケース１に固着した蓋板１９の背面１９ａを左右
翼板部１１，１２の基端部１１ｂ，１２ｂに当接させ
る。
照符号を用いて説明すると、本発明の軸ピン取付構造で
は、ケース１の底面壁部２の内面に左右一対の軸受板部
３，４を立ち上げ、軸受板部３，４の先端部に軸ピン５
が嵌め入れられる軸受凹部６，７を正面側に開口させて
設け、底面壁部２の内面に軸受板部３，４の外側に隣接
して制止凹部８，９を設け、断面コ字形の軸押え板１０
の左右翼板部１１，１２の先端部１１ａ，１２ａを前記
制止凹部８，９に嵌め入れ、左右翼板部１１，１２の側
方に張り出したアーム板部１３，１４に軸押え凹部１
５，１６を背面側に開口させて設け、軸ピン５の左右端
部の環状溝部１７，１８に軸押え凹部１５，１６を嵌め
入れ、ケース１に固着した蓋板１９の背面１９ａを左右
翼板部１１，１２の基端部１１ｂ，１２ｂに当接させ
る。
【０００６】
【発明の実施の形態】 レバー部材２０の基端部が左右
一対の軸受板部３，４の間に嵌め込まれ、レバー部材２
０の軸孔２１にあらかじめ通された軸ピン５が、軸受板
部３，４の軸受凹部６，７に正面側から嵌め入れられ
る。軸押え板１０のアーム板部１３，１４を軸ピン５の
環状溝部１７，１８に正面側から嵌め入ることによっ
て、軸受板部３，４からの軸ピン５の抜脱を阻止する。
一対の軸受板部３，４の間に嵌め込まれ、レバー部材２
０の軸孔２１にあらかじめ通された軸ピン５が、軸受板
部３，４の軸受凹部６，７に正面側から嵌め入れられ
る。軸押え板１０のアーム板部１３，１４を軸ピン５の
環状溝部１７，１８に正面側から嵌め入ることによっ
て、軸受板部３，４からの軸ピン５の抜脱を阻止する。
【０００７】アーム板部１３，１４は軸受板部３，４の
外側に配置される。ケース１に対する蓋板１９の固着
は、２本のビス２２の締め付け固着によってなされる。
この締め付けによって、押え板１０の左右翼板部１１，
１２の線端部１１ａ．１２ａはケース１の底面壁部２の
制止凹部８，９からの脱出を阻止される。
外側に配置される。ケース１に対する蓋板１９の固着
は、２本のビス２２の締め付け固着によってなされる。
この締め付けによって、押え板１０の左右翼板部１１，
１２の線端部１１ａ．１２ａはケース１の底面壁部２の
制止凹部８，９からの脱出を阻止される。
【０００８】
【発明の効果】 以上のように本発明の軸ピン取付構造
では、ケース１の底面壁部２に立ち上げた左右一対の軸
受板部３，４に軸受凹部６，７を正面側に開口させて設
け、断面コ字形の軸押え板１０の左右翼板部１１，１２
の先端部１１ａ，１２ａを正面壁部２の制止凹部８，９
に嵌め入れ、左右翼板部１１，１２のアーム板部１３，
１４に軸押え凹部１５，１６を背面側に開口させて設
け、軸ピン５の左右端部の環状溝部１７，１８に軸押え
凹部１５，１６を嵌め入れた後、蓋板１９の背面１９ａ
を左右翼板部１１，１２の基端部１１ｂ，１２ｂに当接
させて蓋板１９をケース１に固着するので、作業空間が
狭く限定されたケースの内奥部においても軸ピンの取付
が作業能率良く的確に行える。
では、ケース１の底面壁部２に立ち上げた左右一対の軸
受板部３，４に軸受凹部６，７を正面側に開口させて設
け、断面コ字形の軸押え板１０の左右翼板部１１，１２
の先端部１１ａ，１２ａを正面壁部２の制止凹部８，９
に嵌め入れ、左右翼板部１１，１２のアーム板部１３，
１４に軸押え凹部１５，１６を背面側に開口させて設
け、軸ピン５の左右端部の環状溝部１７，１８に軸押え
凹部１５，１６を嵌め入れた後、蓋板１９の背面１９ａ
を左右翼板部１１，１２の基端部１１ｂ，１２ｂに当接
させて蓋板１９をケース１に固着するので、作業空間が
狭く限定されたケースの内奥部においても軸ピンの取付
が作業能率良く的確に行える。
【図１】 本発明の実施例に係る軸ピン取付構造を適用
したケースの要部縦断面図である。
したケースの要部縦断面図である。
【図２】 図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】 図１のＢ−Ｂ線断面図である。
【図４】 該軸ピン取付構造に使用される軸押え板の右
側面図である。
側面図である。
【図５】 該軸押え板の平面図である。
【図６】 該軸押え板の正面図である。
【図７】 前記ケースの開蓋状態の要部正面図である。
【図８】 図１のＣ−Ｃ線断面図である。
１ ケース ２ ケースの底面壁部 ３ 軸受板部 ４ 軸受板部 ５ 軸ピン ６ 軸受凹部 ７ 軸受凹部 ８ 制止凹部 ９ 制止凹部 １０ 軸押え板 １１ 軸押え板の翼板部 １２ 軸押え板の翼板部 １３ 軸押え板のアーム板部 １４ 軸押え板のアーム板部 １５ アーム板部の軸押え凹部 １６ アーム板部の軸押え凹部 １７ 軸ピンの環状溝部 １８ 軸ピンの環状溝部 １９ 蓋板 ２０ レバー部材 ２１ レバー部材の軸孔 ２２ 蓋板固着用ビス
Claims (1)
- 【請求項１】 ケース１の底面壁部２の内面に左右一対
の軸受板部３，４を立ち上げ、軸受板部３，４の先端部
に軸ピン５が嵌め入れられる軸受凹部６，７を正面側に
開口させて設け、底面壁部２の内面に軸受板部３，４の
外側に隣接して制止凹部８，９を設け、断面コ字形の軸
押え板１０の左右翼板部１１，１２の先端部１１ａ，１
２ａを前記制止凹部８，９に嵌め入れ、左右翼板部１
１，１２の側方に張り出したアーム板部１３，１４に軸
押え凹部１５，１６を背面側に開口させて設け、軸ピン
５の左右端部の環状溝部１７，１８に軸押え凹部１５，
１６を嵌め入れ、ケース１に固着した蓋板１９の背面１
９ａを左右翼板部１１，１２の基端部１１ｂ，１２ｂに
当接させる軸ピン取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27296896A JP2963061B2 (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 軸ピン取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27296896A JP2963061B2 (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 軸ピン取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1096349A JPH1096349A (ja) | 1998-04-14 |
| JP2963061B2 true JP2963061B2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=17521308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27296896A Expired - Fee Related JP2963061B2 (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 軸ピン取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2963061B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7016673B2 (en) | 2002-10-01 | 2006-03-21 | Interdigital Technology Corporation | Wireless communication method and system with controlled WTRU peer-to-peer communications |
-
1996
- 1996-09-24 JP JP27296896A patent/JP2963061B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7016673B2 (en) | 2002-10-01 | 2006-03-21 | Interdigital Technology Corporation | Wireless communication method and system with controlled WTRU peer-to-peer communications |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1096349A (ja) | 1998-04-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |